説明

データ再生システム

【課題】リモコンを用いてデータ選択をする際ユーザの操作性を向上させること。
【解決手段】楽曲を再生するコンポ2と、楽曲の再生にかかわる操作指示をコンポ2に対して操作部35により操作して通信部37を介して送信するリモコン3とを備えるオーディオシステム1において、コンポ2は、通信部27と、自装置で再生可能な楽曲に関する楽曲情報を管理するための管理データベース情報を作成し、管理データベース情報を通信部27を介してリモコン3に送信するCPU21と、を備え、リモコン3は、表示部34と、通信部37と、管理データベース情報を通信部37を介して受信し、当該受信された管理データベース情報に含まれる楽曲情報(楽曲名)を表示部34に表示させ、当該表示された楽曲名の中から選択された楽曲名に対応する楽曲の再生指示を通信部37を介してコンポ2に送信するCPU31と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、データ再生システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、データ再生システムを適用したオーディオシステムが知られている。当該オーディオシステムは、楽曲の再生を行うオーディオ装置と、楽曲の選択や再生の指示を行うリモコン装置とを備えて構成される。
【0003】
オーディオシステムにおいて、楽曲の選択及び再生を行う形態としては様々な形態がある。例えば、オーディオ装置に外部デバイス(例えば、DAP(Digital audio player))が接続され、当該接続されたDAPに入っている楽曲の選択及び再生をリモコン装置で行う形態が知られている。
【0004】
この形態における動作を具体的に説明する。先ず、オーディオ装置にDAPが接続されると、DAPのファイル構造(ファイルシステム)がオーディオ装置により解析される。そして、解析されたファイルシステム上に存在するフォルダや楽曲ファイルが検出される。そして、検出されたフォルダや楽曲ファイルに関する楽曲情報(例えば、楽曲のアーティスト名やタイトル名等の情報)がオーディオ装置の表示部に表示される。そして、オーディオ装置の表示部に表示された楽曲情報がユーザにより参照される。そして、ユーザが再生したい楽曲の操作指示(選択操作及び再生操作)がリモコン装置を介して行われる。そして、操作指示がオーディオ装置に送信されて楽曲の再生が行われる。
【0005】
また、非圧縮PCM(Pulse Code Modulation)伝送方式トランスミッター(以下、トランスミッター)を装着したDAPがオーディオ装置と接続され、当該接続されたDAPに入っている楽曲の選択及び再生を行う形態も知られている。この場合、トランスミッターを装着したDAPがリモコン装置として機能する。具体的には、楽曲情報がDAPの表示部に表示され、当該表示された楽曲情報がユーザにより参照される。そして、ユーザが再生したい楽曲の操作指示(選択操作及び再生操作)がDAPを介して行われる。そして、選択された楽曲がDAPに装着されたトランスミッターによりデコードされ、デコードされた音声信号がオーディオ装置に送信されて楽曲の再生が行われる。
【0006】
また、ホーム機器に接続されたポータブル機器から楽曲管理データを取得し、取得した楽曲管理データから楽曲データをランダムに選択し、選択した楽曲データをポータブル機器に送信することで容易に多機能化を実現するオーディオシステムも知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2007−172792号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、上述の楽曲の操作指示をリモコン装置で行う形態の場合、ユーザは、オーディオ装置の表示部を参照しながらリモコン装置の操作を行う。このため、オーディオ装置とリモコン装置とを交互に確認しながら操作することとなり、操作に手間を要していた。
また、トランスミッターを装着したDAPに入っている楽曲の選択及び再生を行う形態の場合、トランスミッターをDAPに装着するため、DAPが重くなり、ユーザはDAP(リモコン装置)を持って操作しづらいという問題に加えて、DAPに記憶された楽曲のみの操作しか行うことができないという問題があった。
このため、リモコン装置を用いて楽曲選択(データ選択)をする際、ユーザの操作性を向上させる技術を実現する要請があった。
【0009】
本発明の課題は、リモコンを用いてデータ選択をする際、ユーザの操作性を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明のデータ再生システムは、
データを再生する再生装置と、前記データの再生にかかわる操作指示を前記再生装置に対して遠隔操作部により操作して送信するリモコン装置とを備えるデータ再生システムにおいて、
前記再生装置は、
前記リモコン装置と通信を行う第1の通信部と、
自装置で再生可能なデータに関する再生情報を管理するための管理データベース情報を作成し、当該作成された管理データベース情報を前記第1の通信部を介して前記リモコン装置に送信する第1の制御部と、を備え、
前記リモコン装置は、
表示部と、
前記再生装置と通信を行う第2の通信部と、
前記管理データベース情報を前記第2の通信部を介して受信し、当該受信された管理データベース情報に含まれる前記再生情報を前記表示部に表示させ、当該表示された再生情報の中から選択された再生情報に対応する前記データの再生指示を前記遠隔操作部を介して前記再生装置に送信する第2の制御部と、
を備える。
【0011】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のデータ再生システムにおいて、
前記第1の制御部は、
前記リモコン装置が有する前記管理データベース情報の更新が必要であるか否かを判別し、更新が必要な場合に、前記管理データベース情報を前記第1の通信部を介して前記リモコン装置に送信する。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のデータ再生システムにおいて、
前記第1の制御部は、
前記再生装置に外部デバイスが接続された場合、当該接続された外部デバイスから再生情報を取得し、当該取得された再生情報に基づいて、前記管理データベース情報を再構成し、当該再構成された管理データベース情報を前記第1の通信部を介して前記リモコン装置に送信する。
【0013】
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載のデータ再生システムにおいて、
前記第2の制御部は、
前記管理データベース情報に基づいて、前記再生情報を選択するための選択情報からなる選択リストを作成し、当該作成された選択リストを前記表示部に表示させ、当該表示された選択リストの中から選択された選択情報に含まれる前記再生情報を前記表示部に表示させる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、リモコンを用いてデータ選択をする際、ユーザの操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明に係るオーディオシステムの概略構成を示す図である。
【図2】本発明に係るオーディオシステム概略構成を示す図である。
【図3】コンポの内部構成を示す図である。
【図4】リモコンの内部構成を示す図である。
【図5】楽曲情報の一例を示す図である。
【図6】管理データベース情報の一例を示す図である。
【図7】コンポ側動作処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】リモコン側動作処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】第1の更新処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】選択リストからフォルダが選択されたときに表示される情報の一例を示す図である。
【図11】選択リストからアーティストが選択されたときに表示される情報の一例を示す図である。
【図12】第2の更新処理の流れを示すフローチャートである。
【図13】第3の更新処理の流れを示すフローチャートである。
【図14】第1の新規デバイス追加処理の流れを示すフローチャートである。
【図15】第2の新規デバイス追加処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
【0017】
図1〜図15を参照して本発明に係る実施の形態を説明する。先ず、図1及び図2を参照して、本発明に係るデータ再生システムを適用したオーディオシステムについて説明する。図1及び図2に示すオーディオシステム1は、データ(楽曲)を再生する再生装置としてのコンポ2と、楽曲の再生にかかわる操作をコンポ2に対して遠隔操作するリモコン装置としてのリモコン3と、を備えて構成される。
【0018】
図1に示すオーディオシステム1は、コンポ2とリモコン3とが有線で通信接続され、コンポ2にはDAPが通信接続されていることを示している。また、図2に示すオーディオシステム1は、コンポ2とリモコン3とが無線で通信接続され、コンポ2にはDAPが通信接続されていることを示している。
【0019】
次に、図3を参照して、コンポ2の内部構成について説明する。図3に示すようにコンポ2は、第1の制御部としてのCPU(Central Processing Unit)21と、ROM(Read Only Memory)22と、RAM(Random Access Memory)23と、表示部24と、操作部25と、記憶部26と、第1の通信部としての通信部27と、接続部28と、を備えて構成される。
【0020】
CPU21は、コンポ2の各部を中央制御する。CPU21は、ROM22に記憶されているシステムプログラム及び各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムを当該RAM23に展開し、RAM23に展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。
【0021】
また、CPU21は、コンポ2で再生可能なデータ(楽曲)に関する再生情報(楽曲情報)を管理するための管理データベース情報を作成し、当該作成された管理データベース情報を通信部27を介してリモコン3に送信する。具体的には、CPU21は、リモコン3が有する管理データベース情報の更新が必要であるか否かを判別し、更新が必要な場合に、管理データベース情報を通信部27を介してリモコン3に送信する。
【0022】
また、CPU21は、コンポ2に外部デバイス(新規デバイス)が接続された場合、当該接続された新規デバイスから楽曲情報を取得し、当該取得された楽曲情報に基づいて、管理データベース情報を再構成し、当該再構成された管理データベース情報を通信部27を介してリモコン3に送信する。
【0023】
ROM22は、情報の書き換え可能な記録媒体であって、CPU11により実行されるプログラムを記憶している。具体的には、ROM22は、後述するコンポ側動作プログラム、第1の更新プログラム、第2の更新プログラム、第3の更新プログラム、第1の新規デバイス追加プログラム、第2の新規デバイスプログラムを記憶する。
【0024】
RAM23は、揮発性のメモリである。また、RAM23は、実行される各種プログラムやこれら各種プログラムに係るデータ等を格納するワークエリアを有する。
【0025】
表示部24は、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、CPU21から入力される表示制御信号に従って画面表示を行う。
【0026】
操作部25は、各種入力キー等を備え、ユーザからの各種情報の操作入力を各種入力キーから受け付け、その情報をCPU21に出力する。
【0027】
記憶部26は、磁気記録媒体を有するHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等により構成され、各種プログラム及び各種データを記録媒体から読み出し及び書き込み可能に記憶する。具体的には、記憶部26は、後述する楽曲情報及び管理データベース情報を記憶する。
【0028】
通信部27は、リモコン3と有線又は無線で通信接続され、情報を送受信する。接続部28は、DAPと通線接続され、情報を送受信する。通信部27には、管理データベース情報の授受(送受信)に関する通信機能に加えて、リモコン3からの操作信号を受信する機能も含まれる。これらの機能は、各々異なる通信手段を用いてもよく、共通の通信手段を用いてもよい。
【0029】
次に、図4を参照して、リモコン3の内部構成について説明する。図3に示すように、リモコン3は、第2の制御部としてのCPU31と、ROM32と、RAM33と、表示部34と、遠隔操作部としての操作部35と、記憶部36と、遠隔操作部としての通信部37と、を備えて構成される。CPU31、ROM32、RAM33、表示部34、操作部35、記憶部36、通信部37は、図3に示すCPU21、ROM22、RAM23、表示部24、操作部25、記憶部26、通信部27とそれぞれ同様の構成である。以下、異なる部分を主として説明する。
【0030】
CPU31は、管理データベース情報を通信部37を介して受信し、当該受信された管理データベース情報に含まれる楽曲情報を表示部34に表示させる。そして、CPU31は、表示された楽曲情報の中から選択された楽曲情報に対応する楽曲の再生にかかわる指示(操作信号)を通信部37を介してコンポ2に送信する。
【0031】
ROM33は、後述するリモコン側動作プログラムを記憶する。また、記憶部36は、後述する管理データベース情報を記憶する。
【0032】
操作部35は、楽曲の再生にかかわる操作指示の入力を受け付け、その情報をCPU31に出力する。
【0033】
通信部37は、楽曲の再生にかかわる操作指示(楽曲の「再生」「停止」「一時停止」「早送り」「早戻し」等の指示)をコンポ2に送信する。具体的には、通信部37は、有線通信や無線通信(ブルートゥース、トランスファージェット等)により、遠隔操作された楽曲の再生指示を送信する通信機能を有する。また、通信部37は、楽曲の再生指示以外のリモコン操作指示(例えば、楽曲の「停止」「一時停止」「早送り」「早戻し」等の指示)をコンポ2に送信する通信機能を有する。楽曲の再生指示を送信する機能とリモコン操作指示を送信する機能とは、各々別々の通信手段を用いてもよく、共通の通信手段を用いてもよい。
【0034】
次に、再生情報としての楽曲情報を説明する。楽曲情報は、コンポ2で再生可能な楽曲に関する情報である。図5は、楽曲情報の一例を示した図である。図5に示すように、楽曲情報は、ID(楽曲ID)と、アーティスト名と、アルバム名と、タイトル名(楽曲名)と、トラック番号と、ムードと、キーと、言語と、歌詞と、ジャンルと、再生回数と、画像と、発表した年(発表年)と、録音した日付と、ビットレートと、FolderLink用ID(親ID、子ID)と、を有する。
楽曲IDは、楽曲を識別するための情報である。FolderLink用ID(親ID、子ID)は、後述する親ID、子IDに該当する。
【0035】
次に、管理データベース情報について説明する。管理データベース情報は、楽曲情報を管理するためのデータベースである。なお、管理データベース情報には、楽曲の音データは含まれない。図6は、管理データベース情報の一例を示した図である。図6に示すように、管理データベース情報は、ID(楽曲ID)と、アーティスト名と、アルバム名と、タイトル名(楽曲名)と、FolderLink親ID(以下、親ID)と、FolderLink子ID(以下、子ID)と、その他(etc・・・:例えば、発表年、ジャンル等)と、を有しそれぞれが関連付けられている。
親IDは、楽曲が格納されているフォルダの上位階層のフォルダを識別するための情報である。子IDは、楽曲が格納されているフォルダの下位階層のフォルダを識別するための情報である。
【0036】
次に、図7〜図15を参照して、オーディオシステム1の動作を説明する。先ず、図7を参照して、コンポ側動作処理について説明する。コンポ側動作処理は、リモコン3から操作信号を受信し、当該受信した操作信号に基づいて、コンポ2に各動作を実行させる処理である。
【0037】
例えば、コンポ2において、通信部27を介してリモコン3から操作信号の受信が開始されたことをトリガとして、ROM22から読み出されて適宜RAM23に展開されたコンポ側動作プログラムと、CPU21との協働によりコンポ側動作処理が実行される。
【0038】
先ず、リモコン3からの操作信号を受信したか否かが判別される(ステップS11)。具体的には、後述するリモコン側動作処理のステップS23又はステップS24において送信された操作信号を通信部27を介して受信したか否かに基づいて、本ステップの判別が行われる。
【0039】
ステップS11において、操作信号が受信されていないと判別された場合(ステップS11;NO)、ステップS11に移行される。ステップS11において、操作信号が受信されたと判別された場合(ステップS11;YES)、受信された操作信号に楽曲IDを含むか否かが判別される(ステップS12)。
【0040】
ステップS12において、操作信号に楽曲IDが含まれると判別された場合(ステップS12;YES)、操作信号に基づいて、ID指定された楽曲の動作が行われる(ステップS13)。具体的には、操作信号に含まれる楽曲IDを有する楽曲が選択され、当該選択された楽曲の再生が行われる。
【0041】
ステップS13の実行後、コンポ側動作処理は終了される。ステップS12において、操作信号に楽曲IDが含まれないと判別された場合(ステップS12;NO)、操作信号に基づいた動作が行われる(ステップS14)。具体的には、リモコン3より「再生」「停止」「一時停止」「早送り」「早戻し」等の操作信号を受信したことによる動作が行われる。例えば、コンポ2にCDが挿入された後にCDスタンバイ状態となっているときにリモコン3より「再生」の操作信号を受信すると、CDの1曲目から再生動作が行われる。さらに、何らかの楽曲を再生中にリモコン3より「停止」「一時停止」「早送り」「早戻し」等の操作信号を受信すると、再生中の楽曲に対して、受信された操作信号に基づいた動作が行われる。ステップS14の実行後、コンポ側動作処理は終了される。
【0042】
次に、図8を参照して、リモコン3で実行されるリモコン側動作処理について説明する。リモコン側動作処理は、ユーザから操作部35を介して操作入力された情報に基づく操作信号をコンポ2に送信する処理である。
【0043】
例えば、リモコン3において、リモコン側動作処理の実行指示が操作部35を介して入力されたことをトリガとして、ROM32から読み出されて適宜RAM33に展開されたリモコン側動作プログラムと、CPU31との協働によりリモコン側動作処理が実行される。
【0044】
先ず、ユーザ操作有りか否かが判別される(ステップS21)。具体的には、操作部35を介してユーザから操作入力された情報がCPU31により受信されたか否かにより本ステップの判別が行われる。
【0045】
ステップS21において、ユーザ操作なしと判別された場合(ステップS21;NO)、ステップS21に移行される。ステップS21において、ユーザ操作有りと判別された場合(ステップS21;YES)、楽曲指定に関する操作であるか否かが判別される(ステップS22)。例えば、表示部34に表示された楽曲情報(後述する図10及び図11に示す楽曲ファイルの楽曲名)の中から、ユーザ所望の楽曲情報を選択(指定)する操作入力がされたか否かに基づいて、本ステップの判別が行われる。
【0046】
ステップS22において、楽曲指定に関する操作であると判別された場合(ステップS22;YES)、ステップS22において選択された楽曲情報に対応する楽曲IDが管理データベース情報から読み出される。そして、読み出された楽曲IDを含む操作信号がコンポ2に送信される(ステップS23)。具体的には、楽曲IDを含み、当該楽曲IDを有する楽曲を再生指示する操作信号がコンポ2に送信される。ステップS23の実行後、リモコン動作処理は終了される。
【0047】
ステップS22において、楽曲指定に関する操作でないと判別された場合(ステップS22;NO)、操作信号がコンポ2に送信される(ステップS24)。具体的には、楽曲指定に関する操作ではない操作信号(「再生」「停止」「一時停止」「早送り」「早戻し」等の操作信号)がコンポ2に送信される。ステップS24の実行後、リモコン動作処理は終了される。
【0048】
次に、図9を参照して、コンポ2で実行される第1の更新処理を説明する。第1の更新処理は、コンポ2とリモコン3とが有線接続されており、リモコン3のデータベース情報を更新する必要がある場合に、リモコン3のデータベース情報を更新する処理である。
【0049】
ここでいう有線接続とは、接続コードを用いた有線接続に限らず、コンポ2に設置または接続されたクレードルへのリモコン3の設置による接続であってもよい。
【0050】
例えば、コンポ2において、ユーザにより操作部25を介して第1の更新処理の実行指示が入力されたことをトリガとして、ROM22から読み出されて適宜RAM23に展開された第1の更新プログラムと、CPU21との協働により第1の更新処理が実行される。
【0051】
先ず、リモコン3が有線接続されたか否かが判別される(ステップS31)。具体的には、通信部27を介してリモコン3と有線接続されたことを示す信号がCPU21により受信されたか否かに基づいて、本ステップの判別が行われる。
【0052】
ステップS31において、リモコン3が有線接続されていないと判別された場合(ステップS31;NO)、後述するステップS35に移行される。ステップS31において、リモコン3が有線接続されたと判別された場合(ステップS31;YES)、リモコン3の管理データベース情報の更新要であるか否かが判別される(ステップS32)。具体的には、コンポ2が有する管理データベース情報の時間情報と、リモコン3が有する管理データベース情報の時間情報とが比較され、両時間情報が一致しているか否かに基づいて、本ステップの判別が行われる。時間情報は、管理データベース情報が更新されたときの時間を示す情報である。例えば、両時間情報が同一である場合は、コンポ2で再生可能な楽曲に変化がないため、リモコン3の管理データベース情報の更新は不要と判別される。また、リモコン3が有する管理データベース情報に対してコンポ2が有する管理データベース情報の時間情報が新しい場合は、コンポ2で再生可能な楽曲に変化(再生可能な楽曲が増えた又は減った)があったことにより、リモコン3の管理データベース情報は更新要であると判別される。
【0053】
ステップS32において、リモコン3の管理データベース情報の更新要であると判別された場合(ステップS32;YES)、通信部27を介してリモコン3へ管理データベース情報が送信される(ステップS33)。
【0054】
ステップS32において、リモコン3の管理データベース情報の更新要でないと判別された場合(ステップS32;NO)、又はステップS33の実行後、リモコン3の接続が解除されたか否かが判別される(ステップS34)。具体的には、通信部27を介してリモコンとの接続が解除されたことを示す信号がCPU21により受信されたか否かに基づいて、本ステップの判別が行われる。
【0055】
ステップS34において、リモコン3の接続が解除されていないと判別された場合(ステップS34;NO)、ステップS34に移行される。ステップS34において、リモコン3の接続が解除されたと判別された場合(ステップS34;YES)、コンポ動作処理が実行される(ステップS35)。すなわち、図7で説明したコンポ動作処理が実行される。ステップS35の実行後、第1の更新処理は終了される。第1の更新処理が終了されると、コンポ2とリモコン3との有線接続は解除され(有線が外され)、通常のリモコンと同様に、コンポ2とリモコン3との間では、赤外線等により無線通信が行われる。
【0056】
ここで、第1の更新処理が行われた場合におけるリモコン3側の処理について説明する。第1の更新処理が行われた場合、リモコン3側では、第1の更新処理のステップS33において送信された管理データベース情報が受信され、当該受信された管理データベース情報が記憶部36に記憶される。そして、記憶された管理データベース情報に基づいて、楽曲情報を選択するための選択リストが作成される。具体的には、「フォルダ名」「アーティスト名」「アルバム名」「発表年」「ジャンル」といった選択情報からなる選択リストが表示部34に表示される。そして、表示された選択リストがユーザにより参照され、選択リストの中からユーザ所望の情報が選択される。
【0057】
ここで、図10を参照して、ユーザにより操作部25を介して、選択リストの中から「フォルダ」が選択された場合に、「フォルダ」に含まれる楽曲ファイルの楽曲名を表示する表示画面について説明する。図10は、Root(1)フォルダのツリー構造を表示する表示画面の一例を示した図である。フォルダのツリー構造は、あるフォルダに関連付けられたフォルダの構造を示すものである。
【0058】
図10に示すように、Root(1)フォルダには、「2」「5」「8」フォルダが子フォルダとして関連付けられていることが示す。ここで、「2」「5」「8」は、子IDに該当する。また、各フォルダには、子IDとともにフォルダに付与された名称(フォルダ名)が表示される。
【0059】
また、図10に示すように、「2」フォルダの中には「10」ファイル(楽曲名が「10」である楽曲ファイル)が格納されていることを示す。
【0060】
すなわち、Root(1)フォルダに関連付けられたフォルダと、当該フォルダに格納された楽曲とがツリー構造として表示され、フォルダ名や楽曲名が各々のフォルダや楽曲ファイルに付与された名称で表示される。そして、表示されたツリー構造がユーザにより参照され、ユーザ所望の楽曲名を選択する操作入力が行われる。
【0061】
次に、図11を参照して、ユーザにより操作部35を介して選択リストの中から「アーティスト」が選択された場合に、「アーティスト」に含まれる楽曲ファイルの楽曲名を表示する表示画面について説明する。図11は、アーティスト名の一覧、アーティストの楽曲アルバム名及び楽曲ファイルの楽曲名を表示する表示画面の一例を示した図である。例えば、ユーザにより「A」というアーティストを選択する操作入力がされると、「A」の楽曲アルバム名の一覧が表示される。そして、表示された楽曲アルバム名の中からユーザ所望の楽曲アルバム名を選択する操作入力がされると、選択された楽曲アルバム名に格納されている楽曲名の一覧が表示される。そして、表示された楽曲名の一覧の中からユーザ所望の楽曲名を選択する操作入力がされる。
【0062】
図10及び図11を参照して説明したとおり、表示部34に表示された楽曲ファイルの楽曲名の中からユーザ所望の楽曲名を選択する操作入力が行われることで、ユーザから楽曲指定に関する操作がされたと判別され(すなわち、リモコン動作処理のステップS22;YESと判別され)、以降の処理(リモコン動作処理のステップS23又はS24)が実行される。
【0063】
次に、図12を参照して、コンポ2で実行される第2の更新処理を説明する。第2の更新処理は、コンポ2とリモコン3とが無線接続されており、リモコン3のデータベース情報を更新する必要がある場合に、リモコン3のデータベース情報を更新する処理である。
【0064】
予め、コンポ2とリモコン3とはブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)等により無線接続されているものとする。
【0065】
例えば、コンポ2において、ユーザにより操作部25を介して第2の更新処理の実行指示が入力されたことをトリガとして、ROM22から読み出されて適宜RAM23に展開された第2の更新プログラムと、CPU21との協働により第2の更新処理が実行される。
【0066】
先ず、リモコン3と無線接続が確立されたか否かが判別される(ステップS41)。具体的には、通信部27を介してリモコン3と無線接続が確立されたことを示す信号がCPU21により受信されたか否かに基づいて、本ステップの判別が行われる。
【0067】
ステップS42、S43は、第1の更新処理のステップS32、S33とそれぞれ同様である。また、ステップS44は、第1の更新処理のステップS35と同様である。ステップS44の実行後、第2の更新処理は終了される。
【0068】
なお、第2の更新処理が行われた場合、リモコン3側では、第1の更新処理が行われた場合におけるリモコン3側の処理と同様の処理が行われる。
【0069】
次に、図13を参照して、コンポ2で実行される第3の更新処理を説明する。第3の更新処理は、コンポ2とリモコン3とが近距離無線通信により通信可能であり、リモコン3のデータベース情報を更新する必要がある場合に、リモコン3のデータベース情報を更新する処理である。
【0070】
この場合、コンポ2とリモコン3とは、近距離無線通信接続技術(トランスファージェット)を適用した機器(図示省略)を介して無線通信を行うものとする。
【0071】
例えば、ユーザにより操作部25を介して第3の更新処理の実行指示が入力されたことをトリガとして、ROM22から読み出されて適宜RAM23に展開された第3の更新プログラムと、CPU21との協働により第3の更新処理が実行される。
【0072】
先ず、リモコン3と近距離無線接続されたか否かが判別される(ステップS51)。具体的には、ユーザによりトランスファージェットを適用した機器にリモコン3がかざされることで、リモコン3と近距離無線接続されたことを示す信号がCPU21により受信されたか否かに基づいて、本ステップの判別が行われる。
【0073】
ステップS52、53は、第1の更新処理のステップS32、S33とそれぞれ同様である。また、ステップS54は、第1の更新処理のステップS35と同様である。ステップS54の実行後、第3の更新処理は終了される。
【0074】
なお、第3の更新処理が行われた場合、リモコン3側では、第1の更新処理が行われた場合におけるリモコン3側の処理と同様の処理が行われる。
【0075】
次に、図14を参照して、コンポ2で実行される第1の新規デバイス追加処理を説明する。第1の新規デバイス追加処理は、新規デバイスがコンポに追加(接続)された際、管理データベース情報を再構成する処理である。
【0076】
例えば、コンポ2において、ユーザにより操作部25を介して第1の新規デバイス追加処理の実行指示が入力されたことをトリガとして、ROM22から読み出されて適宜RAM23に展開された第1の新規デバイス追加プログラムと、CPU21との協働により第1の新規デバイス追加処理が実行される。
【0077】
先ず、新規デバイスが追加されたか否かが判別される(ステップS61)。具体的には、新規デバイス(CD、DAP、メモリカード、USBメモリ、外付HDD等)がコンポ2に追加(接続、入れ替え等)されたか否かが判別される。例えば、コンポ2にDAPが接続された場合、コンポ2にDAPが接続されたことを示す信号がCPU21により受信されたか否かに基づいて、本ステップの判別が行われる。
【0078】
ステップS61において、新規デバイスが追加されなかったと判別された場合(ステップS61;NO)、第1の新規デバイス追加処理は終了される。
【0079】
ステップS61において、新規デバイスが追加されたと判別された場合(ステップS61;YES)、新規デバイスを包含した管理データベース情報が再構成される(ステップS62)。具体的には、新規デバイスが保有している楽曲情報が新規デバイスから取得され、当該取得された楽曲情報を管理データベース情報に反映させる処理が行われることで、管理データベース情報の再構成が行われる。
【0080】
ステップS62の実行後、データベース情報の更新表示指示がされる(ステップS63)。具体的には、コンポ2の表示部24に「リモコンを接続してください」「リモコンをタッチしてください」などが表示される。この表示により、ユーザに対して、リモコン3の有線接続による管理データベース情報の更新やトランスファージェットでの管理データベース情報の更新を促すことができる。このとき、赤外線等によりコンポ2とリモコン3との通信が相互に可能である場合は、上述の表示はリモコン3側の表示部34に表示することとしてもよい。
【0081】
ステップS63の実行後、第1の更新処理又は第2の更新処理が実行される(ステップS64)。例えば、コンポ2とリモコン3とが有線接続された場合は、第1の更新処理(図9)が実行される。また、コンポ2とリモコン3とが近距離無線通信された場合は第3の更新処理(図13)が実行される。ステップS64の実行後、第1の新規デバイス追加処理は終了される。
【0082】
次に、図15を参照して、コンポ2で実行される第2の新規デバイス追加処理を説明する。第2の新規デバイス追加処理は、コンポ2とリモコン3とが無線接続されている場合に、新規デバイスがコンポ2に接続された際、管理データベース情報を再構成する処理である。
【0083】
予め、コンポ2とリモコン3とはブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)等により無線接続されているものとする。
【0084】
例えば、コンポ2において、新規デバイスが接続されたことをトリガとして、ROM22から読み出されて適宜RAM23に展開された第2の新規デバイス追加プログラムと、CPU21との協働により第2の新規デバイス追加処理が実行される。
【0085】
ステップS71、72は、第1の新規デバイス追加処理のステップS61、62とそれぞれ同様である。ステップS72の実行後、第2の更新処理(図12)が実行される(ステップS73)。ステップS73の実行後、第2の新規デバイス追加処理は終了される。
【0086】
以上、本実施の形態によれば、リモコン3は、コンポ2から受信した管理データベース情報に含まれる楽曲情報(楽曲ファイルの楽曲名)を表示部34に表示させ、当該表示された楽曲名の中から選択された楽曲名に対応する楽曲の再生指示を通信部37を介してコンポ2に送信する。このため、ユーザは、リモコンの表示部34に表示された楽曲名を参照して所望の楽曲の選択を行い、選択された楽曲をコンポ2で再生させることができるので、リモコン3を用いて楽曲選択をする際にわざわざコンポ2側の表示部24を参照して楽曲選択をする必要がない。すなわち、ユーザの手間を要することなく楽曲選択が可能となり、ユーザの操作性を向上させることができる。
【0087】
また、コンポ2は、リモコン3が有する管理データベース情報の更新が必要な場合に、管理データベース情報をリモコン3に送信することができる。
【0088】
また、コンポ2に外部デバイスが接続された場合(新規デバイスが追加された場合)、管理データベース情報を再構成し、再構成された管理データベース情報をリモコン3に送信することができる。
【0089】
また、ユーザは、リモコン3の表示部34に表示された選択リストの中から所望の選択情報(例えば、フォルダ名)を選択することができる。また、選択されたフォルダ名を有するフォルダに含まれる楽曲名が表示部34に表示されるので、ユーザは、所望の楽曲の選択を行い、選択された楽曲をコンポ2で再生させることができる。
【0090】
また、リモコン3が管理データベース情報を取得することができるので、DAP端末の機種に依存されずにアーティスト一覧や名前順の変更、曲名一覧といったリモコン独自のUI(ユーザーインターフェース)を持つことができる。例えば、DAPではアーティストの名前順がアルファベット、カタカナ、平仮名、漢字の順番というUIを持っていった場合であっても、リモコン3では漢字、平仮名、カタカナ、アルファベットの順というようなUIを持つことができる。また、リモコンは、ジャケット画像の表示や再生回数順のリストといったUIを持つことができる。
【0091】
また、ユーザは管理データベース情報から所望の情報を選択することで、ユーザオリジナルのUIを利用することができる。
【0092】
また、リモコン3は操作信号をコンポ2に送信するので、トランスミッターでデコードし音声信号を送信する非圧縮伝送方式よりも通信データ量を格段に少なくすることができる。
【0093】
また、リモコン3の表示部34に楽曲情報が表示されるので、表示部24を有しないコンポ2であっても、ユーザは楽曲名の選択を行うことができる。
【0094】
なお、上記各実施の形態における記述は、本発明に係るオーディオシステムの一例であり、これに限定されるものではない。
【0095】
例えば、表示部34に表示される情報の例として、図10及び図11を参照して説明したが、これに限定されるものではない。例えば、ユーザにより選択リストの中から「アルバム名」、「発表年」又は「ジャンル」が選択された場合、当該選択された情報が表示部34に表示されることとしてもよい。
【0096】
また、リモコン3の表示部34をタッチパネルと一体的に構成するものとしてもよい。これにより、ユーザは、楽曲名の選択をタッチ操作で行うことができる。
【0097】
また、コンポ2の表示部24を脱着したディスプレイをリモコン3の代わりとして適用することとしてもよい。この場合、脱着したディスプレイをリモコン3の代わりとして適用するので、脱着したディスプレイとコンポ2とでオーディオシステム1を構築することができる。
【0098】
また、リモコン3の表示部34に楽曲情報が表示されるので、コンポ2に必要な操作ボタン(再生ボタン、停止ボタン等)だけを持たせる構成であっても、オーディオシステム1を構築することができる。
【0099】
また、コンポ2の記憶部26に記憶されている楽曲情報から管理データベース情報を作成することとしてもよい。
【0100】
また、複数の新規デバイスをコンポ2に接続する場合、新規デバイス個別のリスト(管理データベース情報)をリモコン3へ送信し、リモコン3が新規デバイス個別のリストを保有(記憶)する構成としてもよい。
【0101】
また、上記実施の形態では、データ再生システムをオーディオシステムに適用して説明したが、これに限定されるものではない。例えば、データ再生システムを動画再生システムに適用することとしてもよい。この場合、動画再生システムは、データとしてDVD等の動画を再生する動画再生装置と、動画再生装置を遠隔操作するリモコン装置とから構成される。また、この場合、管理データベース情報は、動画に関する再生情報(例えば、動画のタイトル名(動画名)等)を管理するためのデータベースとして構成される。
【0102】
また、DVD等の動画を扱う場合、動画の各章(チャプター)の開始画像をリモコン3に送信することとしてもよい。これにより、各チャプターの開始画像をプレビュー画像としてリモコン3で選択することができる。
【0103】
その他、本実施の形態における、オーディオシステム1の細部構造及び詳細動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【符号の説明】
【0104】
1 オーディオシステム
2 コンポ
3 リモコン
11,21 CPU
12,22 ROM
13,23 RAM
24,34 表示部
25,35 操作部
26,36 記憶部
27,37 通信部
28 接続部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
データを再生する再生装置と、前記データの再生にかかわる操作指示を前記再生装置に対して遠隔操作部により操作して送信するリモコン装置とを備えるデータ再生システムにおいて、
前記再生装置は、
前記リモコン装置と通信を行う第1の通信部と、
自装置で再生可能なデータに関する再生情報を管理するための管理データベース情報を作成し、当該作成された管理データベース情報を前記第1の通信部を介して前記リモコン装置に送信する第1の制御部と、を備え、
前記リモコン装置は、
表示部と、
前記再生装置と通信を行う第2の通信部と、
前記管理データベース情報を前記第2の通信部を介して受信し、当該受信された管理データベース情報に含まれる前記再生情報を前記表示部に表示させ、当該表示された再生情報の中から選択された再生情報に対応する前記データの再生指示を前記遠隔操作部を介して前記再生装置に送信する第2の制御部と、
を備えるデータ再生システム。
【請求項2】
前記第1の制御部は、
前記リモコン装置が有する前記管理データベース情報の更新が必要であるか否かを判別し、更新が必要な場合に、前記管理データベース情報を前記第1の通信部を介して前記リモコン装置に送信する請求項1に記載のデータ再生システム。
【請求項3】
前記第1の制御部は、
前記再生装置に外部デバイスが接続された場合、当該接続された外部デバイスから再生情報を取得し、当該取得された再生情報に基づいて、前記管理データベース情報を再構成し、当該再構成された管理データベース情報を前記第1の通信部を介して前記リモコン装置に送信する請求項1又は2に記載のデータ再生システム。
【請求項4】
前記第2の制御部は、
前記管理データベース情報に基づいて、前記再生情報を選択するための選択情報からなる選択リストを作成し、当該作成された選択リストを前記表示部に表示させ、当該表示された選択リストの中から選択された選択情報に含まれる前記再生情報を前記表示部に表示させる請求項1から3のいずれか一項に記載のデータ再生システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2010−257533(P2010−257533A)
【公開日】平成22年11月11日(2010.11.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−107292(P2009−107292)
【出願日】平成21年4月27日(2009.4.27)
【出願人】(508209990)J&Kカーエレクトロニクス株式会社 (98)
【Fターム(参考)】