トラクタ
【課題】従来構成のものでは、前後進レバーが誤操作によりコラムカバーに当たり、コラムカバーの破損を招く問題があった。
【解決手段】ハンドルコラム11の近傍に配備された機体の前後進を行う前後進レバー13であって、該前後進レバー13とこれを支持するハンドルコラム11との間には、前後進レバーのレバー軸14と一体回動するボス部15から突設する係止片16を設け、該係止片16の必要以上の回動を阻止するコの字型形状のストッパプレート19を設けてあることを特徴とするトラクタの構成とする。また、ストッパプレート19は、ハンドルコラム11から横側方に突設する取付ブラケット17の前面側に位置し、且つ、コラムカバー12の内側に配置する構成とする。また、ストッパプレート19は、ハンドルコラム11への取付ブラケット17に対してコの字幅方向に移動固定自在に締付固定する。
【解決手段】ハンドルコラム11の近傍に配備された機体の前後進を行う前後進レバー13であって、該前後進レバー13とこれを支持するハンドルコラム11との間には、前後進レバーのレバー軸14と一体回動するボス部15から突設する係止片16を設け、該係止片16の必要以上の回動を阻止するコの字型形状のストッパプレート19を設けてあることを特徴とするトラクタの構成とする。また、ストッパプレート19は、ハンドルコラム11から横側方に突設する取付ブラケット17の前面側に位置し、且つ、コラムカバー12の内側に配置する構成とする。また、ストッパプレート19は、ハンドルコラム11への取付ブラケット17に対してコの字幅方向に移動固定自在に締付固定する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、農作業用として利用されるトラクタであって、特に前後進レバーの操作構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、機体の前後進を司る前後進レバーの基部側支持部は、ハンドルコラムの側部で、このコラムを覆うコラムカバー内に設置支持されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−146119号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来構成のものでは、前後進レバーが誤操作によりコラムカバーに当たり、コラムカバーの破損を招く問題があった。本発明は、かかる問題点を解消することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1記載の本発明は、ハンドルコラム(11)の近傍に配備された機体の前後進を行う前後進レバー(13)であって、該前後進レバー(13)とこれを支持するハンドルコラム(11)との間には、前後進レバーのレバー軸(14)と一体回動するボス部(15)から突設する係止片(16)を設け、該係止片(16)の必要以上の回動を阻止するコの字型形状のストッパプレート(19)を設けてあることを特徴とするトラクタとする。
【0006】
これにより、前後進レバー(13)の前進側又は後進側への操作で回動する係止片(16)がストッパプレート(19)のコの字型ストッパ範囲内で回動し、それ以上の回動はストッパプレート(19)によって確実に阻止されることになり、前後進レバーの必要以上の誤操作があっても、前後進レバーがコラムカバーに当たって該コラムカバーを不用意に破損させることがなくなる。
【0007】
請求項2記載の本発明は、前記ストッパプレート(19)は、ハンドルコラム(11)から横側方に突設する取付ブラケット(17)の前面側に位置し、且つ、コラムカバー(12)の内側に配置して設けてあることを特徴とする請求項1記載のトラクタとする。
上記構成によると、コラムカバーが無い状態でストッパ部の組み付けが容易に行える。また、ストッパ部がコラムカバー内に構成できるため、外観上美観性が良くなる。
【0008】
請求項3記載の本発明は、前記ストッパプレート(19)は、ハンドルコラム(11)への取付ブラケット(17)に対してコの字幅方向に移動固定自在に締付固定してあることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のトラクタとする。
【0009】
上記構成によると、ストッパプレート(19)を調整式とすることで、部品の累積公差を吸収でき、調整部が正面部にあるため、調整が容易である。
【発明の効果】
【0010】
以上要するに、請求項1の本発明によれば、前後進レバーが必要以上の誤操作によりコラムカバーに当たって破損を招く問題点を未然に解消することができる。
請求項2の本発明によれば、請求項1の発明効果を奏するものでありながら、コラムカバーが無い状態でストッパ部の組み付けを容易に行うことができる。また、ストッパ部がコラムカバー内に構成できるため、外観上美観性を損なうことがなくなる。
【0011】
請求項3の本発明によれば、ストッパプレートを調整式とすることで、部品の累積公差を吸収でき、調整部が正面部にあるため、調整が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】トラクタの側面図
【図2】トラクタの平面図
【図3】トラクタの正面図
【図4】同上要部の一部破断せる正面図
【図5】同上要部の側面図
【図6】前後進レバー及びストッパ部の平面図
【図7】同上要部の分解斜視図
【図8】同上要部の斜視図
【図9】ストッパ取付部の斜視図
【図10】ストッパプレートの取付状態を示す平面図
【図11】別例のストッパ手段を示す平面図
【図12】(イ)は別例ストッパ手段の斜視図、(ロ)はその平面図
【図13】前後進レバーの別例ストッパ手段を示す正面図
【図14】同上要部の斜視図
【図15】別例のストッパ手段を示す側面図
【図16】同上要部の正面図
【図17】トラクタ前部のバッテリ搭載部を示す側面図
【図18】ボンネットのロック手段を示す要部の側面図
【発明を実施するための形態】
【0013】
この発明の実施例を図面に基づき説明する。
図1は、トラクタを示すものであり、この走行車体1前部のボンネット2内部にエンジンEを搭載し、このエンジンEの回転動力をミッションケース3内の変速装置に伝え、この変速装置で減速された回転動力を前輪4及び後輪5とに伝えるようにしている。エンジンEの後方に前輪4,4を操舵するステアリングハンドル6が装備され、更に、その後方には運転席7が設置され、また、運転席7の後方位置には、走行車体1側から突設する背面視アーチ型のリヤロプス(安全フレーム)8が立設されている。
【0014】
ステアリングハンドル6のハンドル操作軸10を支持するハンドルコラム11の左横側部には、機体の前後進制御を司る前後進レバー13が配備されている。
前後進レバー13は、この基部側のレバー軸14がハンドルコラム11に取付ブラケット17を介して装着支持された支持パイプ18に回動自在に挿通支架されている。レバー軸14と一体回動するボス部15からは係止片16が突設されている。取付ブラケット17には、前記係止片16の必要以上の回動を阻止するストッパ片19a,19bからなるコの字型形状のストッパプレート19が取り付けられている。
【0015】
そして、前記ストッパプレート19は、正面視でハンドルコラム11の横側部の前側位置に配置することで、着脱、調整が容易に行えるようにしてあり、しかも、樹脂製のコラムカバー12の内側に配置することによって美観性を保持している。なお、コラムカバーは簡単に着脱することができる。
【0016】
また、ストッパプレート19は、図8に示すように、取付ブラケット17の一部を折り曲げ加工した取付片17aに対し、長穴20及び締付ボルト21を介して左右方向(ストッパ片19a,19b間の間隔幅方向)に移動調整可能に締付固定した構成としている。
【0017】
なお、図8の構成例とは別の変形例として、図9及び図10に示すように、図8の取付片17aとは別体構成の取付片17bを設けて支持パイプ18に溶着し、この取付片17bにウエルドナット22を溶着する。そして、取付片17bのウエルドナット22側にストッパプレート19を締付ボルト21にて取り付けできるように構成している。
【0018】
図11に示す実施例は、ストッパプレートの変形例として、互いに対向する一対のストッパボルト23,23によって係止片16の必要以上の回動を規制するように構成したものである。これらのストッパボルト23,23は支持プレート24,24によって支持してあり、ネジ式であるため、ストッパ位置を任意に変更調整することができる。
【0019】
なお、図12に示す実施例では、支持プレート24をコの字型とし、コの字型支持プレート24にストッパボルト23を螺着して設けた構成としている。
図13、図14に示す実施例は、前後進レバー13自体の前後進操作範囲圏外への操作を規制するコの字型ストッパプレート19を設けた構成としている。かかるストッパプレート19はハンドルコラム11から突設した取付ステー25に装着するようにしている。この構成によってもコラムカバーの破損を防止することができる。
【0020】
また、図15、図16に示すように、レバー軸14の下端に設けられたリバースアーム26の回動により、ロッド27、前後進切替アーム28を介して前後進切替装置29を切替作動させるが、かかる実施例では、前記リバースアーム26の回動圏内にコの字型ストッパプレート19を設けることによってリバースアームの必要以上の回動範囲を規制するようにしてあり、これによっても前後進レバーの必要以上の誤操作を阻止することができる。なお、この場合のストッパプレートは支持パイプ18から突設された取付ステー25に装着される。
【0021】
図17、図18に示す実施例において、バッテリ30を搭載する受台31上には、開閉可能なボンネット2側のロックピン32が嵌入する凹型係合プレート33が左右2箇所に配置され、該受台31と一体的に固着して設けられている。
【0022】
そして、凹型係合プレート33側には、枢支軸34を支点として反時計回りに回動可能で、引張スプリン35により係合プレートの凹部を閉鎖する方向に付勢されたロックプレート36が設けられている。
【0023】
従来はボンネットの固定場所がセンターに一つだけのため、ボンネットの固定位置が安定せず、サイドカバーとの合致が難しい。上記構成によると、ボンネットのロック部をバッテリ受台の左右2箇所に設けることで、ボンネットの固定位置が安定し、サイドカバーとの合せがし易くなる。
【符号の説明】
【0024】
6 ステアリングハンドル
11 ハンドルコラム
12 コラムカバー
13 前後進レバー
14 レバー軸
15 ボス部
16 係止片
17 取付ブラケット
19 ストッパプレート
【技術分野】
【0001】
この発明は、農作業用として利用されるトラクタであって、特に前後進レバーの操作構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、機体の前後進を司る前後進レバーの基部側支持部は、ハンドルコラムの側部で、このコラムを覆うコラムカバー内に設置支持されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−146119号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来構成のものでは、前後進レバーが誤操作によりコラムカバーに当たり、コラムカバーの破損を招く問題があった。本発明は、かかる問題点を解消することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1記載の本発明は、ハンドルコラム(11)の近傍に配備された機体の前後進を行う前後進レバー(13)であって、該前後進レバー(13)とこれを支持するハンドルコラム(11)との間には、前後進レバーのレバー軸(14)と一体回動するボス部(15)から突設する係止片(16)を設け、該係止片(16)の必要以上の回動を阻止するコの字型形状のストッパプレート(19)を設けてあることを特徴とするトラクタとする。
【0006】
これにより、前後進レバー(13)の前進側又は後進側への操作で回動する係止片(16)がストッパプレート(19)のコの字型ストッパ範囲内で回動し、それ以上の回動はストッパプレート(19)によって確実に阻止されることになり、前後進レバーの必要以上の誤操作があっても、前後進レバーがコラムカバーに当たって該コラムカバーを不用意に破損させることがなくなる。
【0007】
請求項2記載の本発明は、前記ストッパプレート(19)は、ハンドルコラム(11)から横側方に突設する取付ブラケット(17)の前面側に位置し、且つ、コラムカバー(12)の内側に配置して設けてあることを特徴とする請求項1記載のトラクタとする。
上記構成によると、コラムカバーが無い状態でストッパ部の組み付けが容易に行える。また、ストッパ部がコラムカバー内に構成できるため、外観上美観性が良くなる。
【0008】
請求項3記載の本発明は、前記ストッパプレート(19)は、ハンドルコラム(11)への取付ブラケット(17)に対してコの字幅方向に移動固定自在に締付固定してあることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のトラクタとする。
【0009】
上記構成によると、ストッパプレート(19)を調整式とすることで、部品の累積公差を吸収でき、調整部が正面部にあるため、調整が容易である。
【発明の効果】
【0010】
以上要するに、請求項1の本発明によれば、前後進レバーが必要以上の誤操作によりコラムカバーに当たって破損を招く問題点を未然に解消することができる。
請求項2の本発明によれば、請求項1の発明効果を奏するものでありながら、コラムカバーが無い状態でストッパ部の組み付けを容易に行うことができる。また、ストッパ部がコラムカバー内に構成できるため、外観上美観性を損なうことがなくなる。
【0011】
請求項3の本発明によれば、ストッパプレートを調整式とすることで、部品の累積公差を吸収でき、調整部が正面部にあるため、調整が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】トラクタの側面図
【図2】トラクタの平面図
【図3】トラクタの正面図
【図4】同上要部の一部破断せる正面図
【図5】同上要部の側面図
【図6】前後進レバー及びストッパ部の平面図
【図7】同上要部の分解斜視図
【図8】同上要部の斜視図
【図9】ストッパ取付部の斜視図
【図10】ストッパプレートの取付状態を示す平面図
【図11】別例のストッパ手段を示す平面図
【図12】(イ)は別例ストッパ手段の斜視図、(ロ)はその平面図
【図13】前後進レバーの別例ストッパ手段を示す正面図
【図14】同上要部の斜視図
【図15】別例のストッパ手段を示す側面図
【図16】同上要部の正面図
【図17】トラクタ前部のバッテリ搭載部を示す側面図
【図18】ボンネットのロック手段を示す要部の側面図
【発明を実施するための形態】
【0013】
この発明の実施例を図面に基づき説明する。
図1は、トラクタを示すものであり、この走行車体1前部のボンネット2内部にエンジンEを搭載し、このエンジンEの回転動力をミッションケース3内の変速装置に伝え、この変速装置で減速された回転動力を前輪4及び後輪5とに伝えるようにしている。エンジンEの後方に前輪4,4を操舵するステアリングハンドル6が装備され、更に、その後方には運転席7が設置され、また、運転席7の後方位置には、走行車体1側から突設する背面視アーチ型のリヤロプス(安全フレーム)8が立設されている。
【0014】
ステアリングハンドル6のハンドル操作軸10を支持するハンドルコラム11の左横側部には、機体の前後進制御を司る前後進レバー13が配備されている。
前後進レバー13は、この基部側のレバー軸14がハンドルコラム11に取付ブラケット17を介して装着支持された支持パイプ18に回動自在に挿通支架されている。レバー軸14と一体回動するボス部15からは係止片16が突設されている。取付ブラケット17には、前記係止片16の必要以上の回動を阻止するストッパ片19a,19bからなるコの字型形状のストッパプレート19が取り付けられている。
【0015】
そして、前記ストッパプレート19は、正面視でハンドルコラム11の横側部の前側位置に配置することで、着脱、調整が容易に行えるようにしてあり、しかも、樹脂製のコラムカバー12の内側に配置することによって美観性を保持している。なお、コラムカバーは簡単に着脱することができる。
【0016】
また、ストッパプレート19は、図8に示すように、取付ブラケット17の一部を折り曲げ加工した取付片17aに対し、長穴20及び締付ボルト21を介して左右方向(ストッパ片19a,19b間の間隔幅方向)に移動調整可能に締付固定した構成としている。
【0017】
なお、図8の構成例とは別の変形例として、図9及び図10に示すように、図8の取付片17aとは別体構成の取付片17bを設けて支持パイプ18に溶着し、この取付片17bにウエルドナット22を溶着する。そして、取付片17bのウエルドナット22側にストッパプレート19を締付ボルト21にて取り付けできるように構成している。
【0018】
図11に示す実施例は、ストッパプレートの変形例として、互いに対向する一対のストッパボルト23,23によって係止片16の必要以上の回動を規制するように構成したものである。これらのストッパボルト23,23は支持プレート24,24によって支持してあり、ネジ式であるため、ストッパ位置を任意に変更調整することができる。
【0019】
なお、図12に示す実施例では、支持プレート24をコの字型とし、コの字型支持プレート24にストッパボルト23を螺着して設けた構成としている。
図13、図14に示す実施例は、前後進レバー13自体の前後進操作範囲圏外への操作を規制するコの字型ストッパプレート19を設けた構成としている。かかるストッパプレート19はハンドルコラム11から突設した取付ステー25に装着するようにしている。この構成によってもコラムカバーの破損を防止することができる。
【0020】
また、図15、図16に示すように、レバー軸14の下端に設けられたリバースアーム26の回動により、ロッド27、前後進切替アーム28を介して前後進切替装置29を切替作動させるが、かかる実施例では、前記リバースアーム26の回動圏内にコの字型ストッパプレート19を設けることによってリバースアームの必要以上の回動範囲を規制するようにしてあり、これによっても前後進レバーの必要以上の誤操作を阻止することができる。なお、この場合のストッパプレートは支持パイプ18から突設された取付ステー25に装着される。
【0021】
図17、図18に示す実施例において、バッテリ30を搭載する受台31上には、開閉可能なボンネット2側のロックピン32が嵌入する凹型係合プレート33が左右2箇所に配置され、該受台31と一体的に固着して設けられている。
【0022】
そして、凹型係合プレート33側には、枢支軸34を支点として反時計回りに回動可能で、引張スプリン35により係合プレートの凹部を閉鎖する方向に付勢されたロックプレート36が設けられている。
【0023】
従来はボンネットの固定場所がセンターに一つだけのため、ボンネットの固定位置が安定せず、サイドカバーとの合致が難しい。上記構成によると、ボンネットのロック部をバッテリ受台の左右2箇所に設けることで、ボンネットの固定位置が安定し、サイドカバーとの合せがし易くなる。
【符号の説明】
【0024】
6 ステアリングハンドル
11 ハンドルコラム
12 コラムカバー
13 前後進レバー
14 レバー軸
15 ボス部
16 係止片
17 取付ブラケット
19 ストッパプレート
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハンドルコラム(11)の近傍に配備された機体の前後進を行う前後進レバー(13)であって、該前後進レバー(13)とこれを支持するハンドルコラム(11)との間には、前後進レバーのレバー軸(14)と一体回動するボス部(15)から突設する係止片(16)を設け、該係止片(16)の必要以上の回動を阻止するコの字型形状のストッパプレート(19)を設けてあることを特徴とするトラクタ。
【請求項2】
前記ストッパプレート(19)は、ハンドルコラム(11)から横側方に突設する取付ブラケット(17)の前面側に位置し、且つ、コラムカバー(12)の内側に配置して設けてあることを特徴とする請求項1記載のトラクタ。
【請求項3】
前記ストッパプレート(19)は、ハンドルコラム(11)への取付ブラケット(17)に対してコの字幅方向に移動固定自在に締付固定してあることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のトラクタ。
【請求項1】
ハンドルコラム(11)の近傍に配備された機体の前後進を行う前後進レバー(13)であって、該前後進レバー(13)とこれを支持するハンドルコラム(11)との間には、前後進レバーのレバー軸(14)と一体回動するボス部(15)から突設する係止片(16)を設け、該係止片(16)の必要以上の回動を阻止するコの字型形状のストッパプレート(19)を設けてあることを特徴とするトラクタ。
【請求項2】
前記ストッパプレート(19)は、ハンドルコラム(11)から横側方に突設する取付ブラケット(17)の前面側に位置し、且つ、コラムカバー(12)の内側に配置して設けてあることを特徴とする請求項1記載のトラクタ。
【請求項3】
前記ストッパプレート(19)は、ハンドルコラム(11)への取付ブラケット(17)に対してコの字幅方向に移動固定自在に締付固定してあることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のトラクタ。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【公開番号】特開2012−71657(P2012−71657A)
【公開日】平成24年4月12日(2012.4.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−217150(P2010−217150)
【出願日】平成22年9月28日(2010.9.28)
【出願人】(000000125)井関農機株式会社 (3,813)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年4月12日(2012.4.12)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年9月28日(2010.9.28)
【出願人】(000000125)井関農機株式会社 (3,813)
【Fターム(参考)】
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