説明

トリアゾロ−ピリジン製造のための新規な方法および中間体

本発明は、式(I)のトリアゾロ-ピリジンの新規な製造方法(式(I)では、R1は水
素、(C1-C6)アルキルまたは他の適切な置換基から成る群から選択され;R3は水素、(C1-C6)アルキルまたは他の適切な置換基から成る群から選択され;sは0から5の整数であり;R4は水素または他の適切な置換基である)、およびその製造のための中間体に関する。本
発明の方法によって製造される化合物は、MAPキナーゼ、好ましくはp38キナーゼの強力な阻害剤である。本化合物は炎症、変形性関節症、慢性関節リウマチ、癌、卒中もしくは心臓発作における再灌流または虚血、自己免疫疾患および他の異常に有用である。
【化1】



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記式(I)
【化1】

の化合物または許容できるその塩の製造方法であって:
式中、
1は水素、−C≡N、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C10)シクロアルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリックおよび(R2)2−N−から成る群から選択され;ここで前述の(C1−C6)アルキル、(C3−C10)シクロアルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリールおよび(C1−C10)ヘテロサイクリック置換基は、場合によってそれぞれ別個に1つから4つの基によって置換されてもよく、該基は、それぞれ別個にハロ、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、パーハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C3−C10)シクロアルキル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリック、フォルミル、−CN、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、フェニル−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、[(C1−C6)アルキル)]2−N−(C=O)−、フェニル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、−NO2、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、(C1−C6)アルキル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(フェニル)2N−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−O−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(C1−C6)アルキル−SO2−、フェニル−SO2−、(C1−C6)アルコキシ、パーハロ(C1−C6)アルコキシ、フェノキシ、(C1−C6)アルキル−(C=O)−O−、フェニル−(C=O)−O−、[(C1−C6)アルキル]2N−(C=O)−O−、(フェニル)2N−(C=O)−O−から成る群から選択され;式中、上記R1のフェニルが2つの隣接する置換基を含むとき、場合によってそのような置換基はそれらが結合している炭素原子と一緒になって5〜6員の炭素環またはヘテロサイクリックを形成することができ;式中、フェニル選択肢を含む上記基の各々は、場合によって、(C1−C6)アルキル、ハロ、(C1−C6)アルコキシ、パーハロ(C1−C6)アルキルおよびパーハロ(C1−C6)アルコキシから成る群からそれぞれ別個に選択される1つまたは2つのラジカルによって置換されることができ;
各R2は、それぞれ別個に水素、(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリックおよび(C3−C10)シクロアルキルから選択され;ここで前述のR2の(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリックおよび(C3−C10)シクロアルキル置換基の各々は、場合によって1つから4つの基によって置換されてもよく、該基は、それぞれ別個にハロ、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、パーハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリック、(C3−C10)シクロアルキル、(C1−C6)アルコキシ、パーハロ(C1−C6)アルコキシ、フェノキシ、(C1−C10)ヘテロアリール−O−、(C1−C10)ヘテロサイクリック−O−、(C3−C10)シクロアルキル−O−、(C1−C6)アルキル−S−、(C1−C6)アルキル−SO2−、−NO2、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、(C1−C6)アルキル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、−CN、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、フェニル−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロサイクリック−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−、フェニル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−O−およびフェニル−(C=O)−O−から成る群から選択され;ここで2つのR2の(C1−C6)アルキル基は、それらが結合している窒素原子と一緒になって5〜6員のヘテロサイクリックまたはヘテロアリール環を形成することができ;
各R3は、それぞれ別個にハロ、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、パーハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリック、(C3−C10)シクロアルキル、ヒドロキシ、(C1−C6)アルコキシ、パーハロ(C1−C6)アルコキシ、フェノキシ、(C1−C10)ヘテロアリール−O−、(C1−C10)ヘテロサイクリック−O−、(C3−C10)シクロアルキル−O−、(C1−C6)アルキル−S−、(C1−C6)アルキル−SO2−、(C1−C6)アルキル−NH−SO2−、−NO2、アミノ、(C1−C6)アルキルアミノ、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、(C1−C6)アルキル−SO2−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−(C=O)−NH−、フェニル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、−CN、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、フェニル−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロサイクリック−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−(C=O)−、HO−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、H2N(C=O)−、(C1−C6)アルキル−NH−(C=O)−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−、フェニル−NH−(C=O)−、フェニル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−NH−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロサイクリック−NH−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−NH−(C=O)−および(C1−C6)アルキル−(C=O)−O−から成る群から選択され、ここで場合によって2つの隣接するR3置換基はそれらが結合している炭素原子と一緒になって5〜6員の炭素環またはヘテロサイクリックを形成することができ;
sは0〜5の整数であり;
4は、水素、フルオロ、クロロまたはR5−B−(CH2)n−から成る群から選択され;
nは0〜6の整数であり;
各Bはそれぞれ別個に、結合、−(CHR6)−、−O−、−S−、−(SO2)−、−(C=O)−、−O−(C=O)−、−(C=O)−O−、−(C=O)−NR6−、−(R6
−N)−、−(R6−N)−SO2−、−(R6−N)−(C=O)−、−SO2−(NR6)−、−(R6−N)−(C=O)−(NR7)−、−(O)−(C=O)−(NR6)−または−(R6
N)−(C=O)−O−であり;
5は、水素、−CF3、−C≡N、R9−(R8CH)m−、フェニル、(C1−C10)ヘテロサイクリック、(C1−C10)ヘテロアリールおよび(C3−C10)シクロアルキルから成る群から選択され、ここで前述のR5のフェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリックおよび(C3−C10)シクロアルキル置換基の各々は、場合によって1つから4つの基によって置換することができ、該基は、それぞれ別個にハロ、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、パーハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリック、(C3−C10)シクロアルキル、ヒドロキシ、(C1−C6)アルコキシ、パーハロ(C1−C6)アルコキシ、フェノキシ、(C1−C10)ヘテロアリール−O−、(C1−C10)ヘテロサイクリック−O−、(C3−C10)シクロアルキル−O−、(C1−C6)アルキル−S−、(C1−C6)アルキル−SO2−、(C1−C6)アルキル−NH−SO2−、−NO2、アミノ、(C1−C6)アルキルアミノ、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、(C1−C6)アルキル−SO2−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−(C=O)−NH−、フェニル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、−CN、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、フェニル−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロサイクリック−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−(C=O)−、HO−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、H2N(C=O)−、(C1−C6)アルキル−NH−(C=O)−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−、フェニル−NH−(C=O)−、フェニル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−NH−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロサイクリック−NH−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−NH−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−O−およびフェニル−(C=O)−O−から成る群から選択され;ここで上記フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリックおよび(C3−C10)シクロアルキルのうち隣接する2つのR5置換基は場合によってそれらが結合している炭素またはヘテロ原子と一緒になって5〜6員の炭素環またはヘテロサイクリックを形成することができ;
mは1〜6の整数であり;
6は水素、(C1−C6)アルキル−SO2−または(C1−C6)アルキルであり;
7は水素または(C1−C6)アルキルであり;
各R8はそれぞれ別個に水素、アミノ、(C1−C6)アルコキシおよび(C1−C6)ア
ルキルから成る群から選択され;
9は、水素、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキ
ニル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリック、(C3−C10)シクロアルキル、ヒドロキシ、(C1−C6)アルコキシ、パーハロ(C1−C6)アルコキシ、フェノキシ、(C1−C10)ヘテロアリール−O−、(C1−C10)ヘテ
ロサイクリック−O−、(C3−C10)シクロアルキル−O−、(C1−C6)アルキル−S−、(C1−C6)アルキル−SO2−、(C1−C6)アルキル−NH−SO2−、−NO2、アミノ、(C1−C6)アルキルアミノ、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、(C1−C6)アルキル−SO2−NH−、フェニル−SO2−NH−、(C1−C6)アルキル−SO2−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−SO2−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル)−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−(C=O)−NH−、フェニル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、−CN、(C1−C6)アルキル)−(C=O)−、フェニル−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロサイクリック−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−(C=O)−、HO−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、H2N(C=O)−、(C1−C6)アルキル−NH−(C=O)−、〔(C1−C6)アルキル〕2−N−(C=O)−、フェニル−NH−(C=O)−、フェニル−[((C1−C6)アルキル−N)−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−NH−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロサイクリック−NH−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−NH−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−O−およびフェニル−(C=O)−O−からなる群から選択され;
上記方法が、下記式(II)
【化2】

(式中、Lは脱離基であり、R1およびR4は上記で定義したとおりである)の化合物を、下記式(III)
【化3】

(式中、R3は上記で定義したとおりである)の化合物および遷移金属触媒と反応させる
ことを含む、上記式(I)の化合物の製造方法。
【請求項2】
下記式(II)
【化4】

の化合物の製造方法であって:
式中、Lはハロであり、R1およびR4は請求項1に定義したとおりであり;
1は水素、−C≡N、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C10)シクロアルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリックおよび(R1)2−N−から成る群から選択され;ここで前述の(C1−C6)アルキル、(C3−C10)シクロアルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリールおよび(C1−C10)ヘテロサイクリック置換基の各々は場合によってそれぞれ別個に1つから4つの基によって置換されてもよく、該基は、それぞれ別個にハロ、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、パーハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C3−C10)シクロアルキル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリック、フォルミル、−CN、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、フェニル−(C=O)−、HO−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−NH−(C=O)−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−、フェニル−NH−(C=O)−、フェニル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、−NO2、アミノ、(C1−C6)アルキルアミノ、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、(C1−C6)アルキル−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−(C=O)−NH−、フェニル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、H2N−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−HN−(C=O)−NH−、[(C1−C6)アルキル]2N−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−HN−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、[(C1−C6)アルキル]2N−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−HN−(C=O)−NH−、(フェニル)2N−(C=O)−NH−、フェニル−HN−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(フェニル)2N−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−O−(C=O)−NH−、フェニル−O−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(C1−C6)アルキル−SO2NH−、フェニル−SO2NH−、(C1−C6)アルキル−SO2−、フェニル−SO2−、ヒドロキシ、(C1−C6)アルコキシ、パーハロ(C1−C6)アルコキシ、フェノキシ、(C1−C6)アルキル−(C=O)−O−、フェニル−(C=O)−O−、H2N−(C=O)−O−、(C1−C6)アルキル−HN−(C=O)−O−、[(C1−C6)アルキル−]2N−(C=O)−O−、フェニル−HN−(C=O)−O−、(フェニル)2N−(C=O)−O−から成る群から選択され;ここで、上記R1のフェニルが2つの隣接する置換基を含むとき、そのような置換基は、場合によってそれらが結合している炭素原子と一緒になって5〜6員の炭素環またはヘテロサイクリックを形成することができ;ここで、フェニル選択肢を含む上記基の各々は、場合によって(C1−C6)アルキル、ハロ、(C1−C6)アルコキシ、パーハロ(C1−C6)アルキルおよびパーハロ(C1−C6)アルコキシから成る群からそれぞれ別個に選択される1つまたは2つのラジカルによって置換されてもよく;
各R2は、それぞれ別個に水素、(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリックおよび(C3−C10)シクロアルキルから選択され;ここで前述のR2の(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリックおよび(C3−C10)シクロアルキル置換基の各々は場合によって1つから4つの基によって置換されてもよく、該基は、それぞれ別個にハロ、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、パーハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリック、(C3−C10)シクロアルキル、ヒドロキシ、(C1−C6)アルコキシ、パーハロ(C1−C6)アルコキシ、フェノキシ、(C1−C10)ヘテロアリール−O−、(C1−C10)ヘテロサイクリック−O−、(C3−C10)シクロアルキル−O−、(C1−C6)アルキル−S−、(C1−C6)アルキル−SO2−、(C1−C6)アルキル−NH−SO2−、−NO2、アミノ、(C1−C6)アルキルアミノ、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、(C1−C6)アルキル−SO2−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−(C=O)−NH−、フェニル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、−CN、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、フェニル−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロサイクリック−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−(C=O)−、HO−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、H2N(C=O)−、(C1−C6)アルキル−NH−(C=O)−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−、フェニル−NH−(C=O)−、フェニル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−NH−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロサイクリック−NH−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−NH−(C=O)−、(C1−C6)アルキル(C=O)−O−およびフェニル−(C=O)−O−から成る群から選択され;ここで2つのR2の(C1−C6)アルキル基は、それらが結合している窒素原子と一緒になって5〜6員のヘテロサイクリックまたはヘテロアリール環を形成することができ;
4は、水素、フルオロ、クロロまたはR5−B−(CH2)n−から成る群から選択され;
nは0〜6の整数であり;
各Bは、それぞれ別個に結合、−(CHR6)−、−O−、−S−、−(SO2)−、−(C=O)−、−O−(C=O)−、−(C=O)−O−、−(C=O)−NR6−、−(R6−N)−、−(R6−N)−SO2−、−(R6−N)−(C=O)−、−SO2−(NR6)−、−(R6−N)−(C=O)−(NR7)−、−(O)−(C=O)−(NR6)−または−(R6−N)−(C=O)−O−であり;
5は、水素、−CF3、−C≡N、R9−(R8CH)m−、フェニル、(C1−C10)ヘテロサイクリック、(C1−C10)ヘテロアリールおよび(C3−C10)シクロアルキルから成る群から選択され、ここで前述のR5のフェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリックおよび(C3−C10)シクロアルキル置換基の各々は、場合によって1つから4つの基によって置換されてもよく、該基は、それぞれ別個にハロ、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、パーハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリック、(C3−C10)シクロアルキル、ヒドロキシ、(C1−C6)アルコキシ、パーハロ(C1−C6)アルコキシ、フェノキシ、(C1−C10)ヘテロアリール−O−、(C1−C10)ヘテロサイクリック−O−、(C3−C10)シクロアルキル−O−、(C1−C6)アルキル−S−、(C1−C6)アルキル−SO2−、(C1−C6)アルキル−NH−SO2−、−NO2、アミノ、(C1−C6)アルキルアミノ、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、(C1−C6)アルキル−SO2−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−(C=O)−NH−、フェニル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、−CN、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、フェニル−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロサイクリック−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−(C=O)−、HO−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、H2N(C=O)−、(C1−C6)アルキル−NH−(C=O)−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−、フェニル−NH−(C=O)−、フェニル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−NH−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロサイクリック−NH−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−NH−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−O−およびフェニル−(C=O)−O−から成る群から選択され;ここで上記フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリックおよび(C3−C10)シクロアルキルの隣接する2つのR5置換基は、場合によってそれらが結合している炭素またはヘテロ原子と一緒になって5〜6員の炭素環またはヘテロサイクリックを形成することができ;
mは1〜6の整数であり;
6は水素、(C1−C6)アルキル−SO2−または(C1−C6)アルキルであり;
7は水素または(C1−C6)アルキルであり;
各R8は、それぞれ別個に水素、アミノ、(C1−C6)アルコキシおよび(C1−C6)アルキルから成る群から選択され;
9は、水素、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリック、(C3−C10)シクロアルキル、ヒドロキシ、(C1−C6)アルコキシ、パーハロ(C1−C6)アルコキシ、フェノキシ、(C1−C10)ヘテロアリール−O−、(C1−C10)ヘテロサイクリック−O−、(C3−C10)シクロアルキル−O−、(C1−C6)アルキル−S−、(C1−C6)アルキル−SO2−、(C1−C6)アルキル−NH−SO2−、−NO2、アミノ、(C1−C6)アルキルアミノ、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、(C1−C6)アルキル−SO2−NH−、フェニル−SO2−NH−、(C1−C6)アルキル−SO2−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−SO2−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−(C=O)−NH−、フェニル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、−CN、(C1−C6)アルキル)−(C=O)−、フェニル−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロサイクリック−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−(C=O)−、HO−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、H2N(C=O)−、(C1−C6)アルキル−NH−(C=O)−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−、フェニル−NH−(C=O)−、フェニル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−NH−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロサイクリック−NH−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−NH−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−O−およびフェニル−(C=O)−O−からなる群から選択され;
上記方法が、下記式(IV)
【化5】

(式中R1およびR4は上記で定義したとおりである)の化合物を、ハロゲン化試薬と反応させることによって実施される、上記式(II)の化合物の製造方法。
【請求項3】
下記式(IV)
【化6】

(式中R4は水素であり、R1は請求項1で上記に定義したとおりである)の化合物を製造する方法であって、下記式(V)
【化7】

(式中R1は上記で定義したとおりである)の化合物をイソシアン化トシルメチルおよび
塩基と反応させることを含む、上記式(IV)の化合物の製造方法。
【請求項4】
下記式(V)
【化8】

(式中R1は請求項2で定義したとおりである)の化合物の製造方法であって、下記式(VI)
【化9】

(式中L'はブロモまたはヨードであり、R1は上記で定義したとおりである)の化合物をハロゲン化(C1−C6)アルキルマグネシウムまたは(C1−C6)アルキルリチウムと反応させ、続いて二置換ホルムアミド試薬と反応させることによって実施される、上記式(V)の化合物の製造方法であるが、ただし、R1はイソプロピルではない。
【請求項5】
下記式(VI)
【化10】

(式中L'はハロであり、R1はイソプロピルである)の化合物の製造方法であって、下記式(VII)
【化11】

(式中L'はハロである)の化合物を塩化イソブチルと反応させることを含む、上記式(VI)の化合物の製造方法。
【請求項6】
下記式(VI)
【化12】

の化合物の製造方法であって、
式中、L'はハロであり;
1は水素、−C≡N、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C10)シクロアルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリックおよび(R1)2−N−から成る群から選択され;ここで前述の(C1−C6)アルキル、(C3−C10)シクロアルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリールおよび(C1−C10)ヘテロサイクリック置換基の各々は、場合によってそれぞれ別個に1つから4つの基によって置換されてもよく、該基は、それぞれ別個にハロ、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、パーハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C3−C10)シクロアルキル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリック、フォルミル、−CN、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、フェニル−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−、フェニル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、−NO2、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、(C1−C6)アルキル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(フェニル)2N−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−O−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(C1−C6)アルキル−SO2−、フェニル−SO2−、(C1−C6)アルコキシ、パーハロ−(C1−C6)アルコキシ、フェノキシ、(C1−C6)アルキル−(C=O)−O−、フェニル−(C=O)−O−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−O−、(フェニル)2N−(C=O)−O−から成る群から選択され;
ここで、上記R1のフェニルが2つの隣接する置換基を含むとき、場合によってそのような置換基はそれらが結合している炭素原子と一緒になって5〜6員の炭素環またはヘテロサイクリックを形成することができ;式中、フェニル選択肢を含む上記基の各々は、場合によって(C1−C6)アルキル、ハロ、(C1−C6)アルコキシ、パーハロ(C1−C6)アルキルおよびパーハロ(C1−C6)アルコキシから成る群からそれぞれ別個に選択される1つまたは2つのラジカルによって置換されてもよく;
さらに各R2は、それぞれ別個に水素、(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリックおよび(C3−C10)シクロアルキルから選択され;ここで前述のR2の(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリックおよび(C3−C10)シクロアルキル置換基の各々は場合によって1つから4つの基によって置換されてもよく、該基は、それぞれ別個にハロ、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、パーハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリック、(C3−C10)シクロアルキル、(C1−C6)アルコキシ、パーハロ(C1−C6)アルコキシ、フェノキシ、(C1−C10)ヘテロアリール−O−、(C1−C10)ヘテロサイクリック−O−、(C3−C10)シクロアルキル−O−、(C1−C6)アルキル−S−、(C1−C6)アルキル−SO2−、−NO2、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、(C1−C6)アルキル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、−CN、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、フェニル−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロサイクリック−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−、フェニル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、(C1−C6)アルキル(C=O)−O−およびフェニル−(C=O)−O−から成る群から選択され;ここで2つのR2の(C1−C6)アルキル基は、それらが結合している窒素原子と一緒になって5〜6員のヘテロサイクリックまたはヘテロアリール環を形成することができ;ただしR1はイソプロピルではないことを条件とし;
上記方法が、下記式(VII)
【化13】

(式中L'はハロである)の化合物を、下記式
【化14】

[式中、Xはハロ、トシル、メシルまたは下記式
【化15】

(式中、R'は、R1、t-ブチルまたは(C1−C6)アルキル−O−であり、R1はイソプロピルではない)の基である]の試薬と反応させることを含む、上記式(VI)の化合物の製造方法。
【請求項7】
下記式(VII)
【化16】

(式中L'はハロである)の化合物の製造方法であって、下記式(VIII)
【化17】

(式中L'はハロであり、L”もハロである)の化合物をヒドラジン、PEG-300、水および2−ブタノールと反応させることを含む、上記式(VII)の化合物の製造方法。
【請求項8】
下記式(XVII)
【化18】

の化合物または許容できるその塩の製造方法であって、
式中、各R3は、それぞれ別個にハロ、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、パーハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリック、(C3−C10)シクロアルキル、ヒドロキシ、(C1−C6)アルコキシ、パーハロ(C1−C6)アルコキシ、フェノキシ、(C1−C10)ヘテロアリール−O−、(C1−C10)ヘテロサイクリック−O−、(C3−C10)シクロアルキル−O−、(C1−C6)アルキル−S−、(C1−C6)アルキル−SO2−、(C1−C6)アルキル−NH−SO2−、−NO2、アミノ、(C1−C6)アルキルアミノ、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、(C1−C6)アルキル−SO2−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−(C=O)−NH−、フェニル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、−CN、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、フェニル−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロサイクリック−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−(C=O)−、HO−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、H2N(C=O)−、(C1−C6)アルキル−NH−(C=O)−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−、フェニル−NH−(C=O)−、フェニル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−NH−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロサイクリック−NH−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−NH−(C=O)−および(C1−C6)アルキル−(C=O)−O−から成る群から選択され、ここで場合によって、2つの隣接するR3置換基はそれらが結合している炭素原子と一緒になって5〜6員の炭素環またはヘテロサイクリックを形成することができ;
sは0〜5の整数であり;
上記方法が、下記式(XVIII)
【化19】

(式中R3およびsは上記で定義したとおりである)の化合物を、POCl3、2,6-ルチジンおよび溶媒の存在下で反応させることを含む、上記式(XVII)の化合物および許容できるその塩の製造方法。
【請求項9】
下記式(II)
【化20】

の化合物またはその塩。
式中、Lはブロモまたはクロロであり;
1は水素、−C≡N、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、(C3−C10)シクロアルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリックおよび(R2)2−N−から成る群から選択され;ここで前述の(C1−C6)アルキル、(C3−C10)シクロアルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリールおよび(C1−C10)ヘテロサイクリック置換基の各々は、場合によってそれぞれ別個に1つから4つの基によって置換されてもよく、上記基は、それぞれ別個にハロ、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、パーハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C3−C10)シクロアルキル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリック、フォルミル、−CN、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、フェニル−(C=O)−、HO−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−NH−(C=O)−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−、フェニル−NH−(C=O)−、フェニル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、−NO2、アミノ、(C1−C6)アルキルアミノ、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、(C1−C6)アルキル−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−(C=O)−NH−、フェニル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、H2N−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−HN−(C=O)−NH−、[(C1−C6)アルキル−]2N−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−HN−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−HN−(C=O)−NH−、(フェニル)2N−(C=O)−NH−、フェニル−HN−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(フェニル)2N−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−O−(C=O)−NH−、フェニル−O−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(C1−C6)アルキル−SO2NH−、フェニル−SO2NH−、(C1−C6)アルキル−SO2−、フェニル−SO2−、ヒドロキシ、(C1−C6)アルコキシ、パーハロ(C1−C6)アルコキシ、フェノキシ、(C1−C6)アルキル−(C=O)−O−、フェニル−(C=O)−O−、H2N−(C=O)−O−、(C1−C6)アルキル−HN−(C=O)−O−、[(C1−C6)アルキル−]2N−(C=O)−O−、フェニル−HN−(C=O)−O−、(フェニル−)2N−(C=O)−O−から成る群から選択され;式中、上記R1のフェニルが2つの隣接する置換基を含むとき、場合によってそのような置換基はそれらが結合している炭素原子と一緒になって5〜6員の炭素環またはヘテロサイクリックを形成することができ;式中、フェニル選択肢を含む上記基の各々は、場合によって(C1−C6)アルキル、ハロ、(C1−C6)アルコキシ、パーハロ(C1−C6)アルキルおよびパーハロ(C1−C6)アルコキシから成る群からそれぞれ別個に選択される1つまたは2つのラジカルによって置換されてもよく;
各R2は、それぞれ別個に水素、(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリックおよび(C3−C10)シクロアルキルから選択され;ここで前述のR2の(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリックおよび(C3−C10)シクロアルキル置換基の各々は場合によって1つから4つの基によって置換されてもよく、上記基は、それぞれ別個にハロ、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、パーハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリック、(C3−C10)シクロアルキル、ヒドロキシ、(C1−C6)アルコキシ、パーハロ(C1−C6)アルコキシ、フェノキシ、(C1−C10)ヘテロアリール−O−、(C1−C10)ヘテロサイクリック−O−、(C3−C10)シクロアルキル−O−、(C1−C6)アルキル−S−、(C1−C6)アルキル−SO2−、(C1−C6)アルキル−NH−SO2−、−NO2、アミノ、(C1−C6)アルキルアミノ、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、(C1−C6)アルキル−SO2−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−(C=O)−NH−、フェニル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、−CN、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、フェニル−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロサイクリック−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−(C=O)−、HO−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、H2N−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−NH−(C=O)−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−、フェニル−NH−(C=O)−、フェニル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−NH−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロサイクリック−NH−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−NH−(C=O)−、(C1−C6)アルキル(C=O)−O−およびフェニル−(C=O)−O−から成る群から選択され;ここで2つのR2の(C1−C6)アルキル基は、それらが結合している窒素原子と一緒になって5〜6員のヘテロサイクリックまたはヘテロアリール環を形成することができ;
4は、水素、ハロまたはR5−B−(CH2)n−から成る群から選択され;
nは0〜6の整数であり;
各Bはそれぞれ別個に結合、−(CHR6)−、−O−、−S−、−(SO2)−、−(C=O)−、−O−(C=O)−、−(C=O)−O−、−(C=O)−NR6−、−(R6−N)−、−(R6−N)−SO2−、−(R6−N)−(C=O)−、−SO2−(NR6)−、−(R6−N)−(C=O)−(NR7)−、−(O)−(C=O)−(NR6)−または−(R6−N)−(C=O)−O−であり;
5は、水素、−CF3、−C≡N、R9−(R8CH)m−、フェニル、(C1−C10)ヘテロサイクリック、(C1−C10)ヘテロアリールおよび(C3−C10)シクロアルキルから成る群から選択され、ここで前述のR5のフェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリックおよび(C3−C10)シクロアルキル置換基の各々は、場合によって1つから4つの基によって置換されてもよく、該基は、それぞれ別個にハロ、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、パーハロ(C1−C6)アルキル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリック、(C3−C10)シクロアルキル、ヒドロキシ、(C1−C6)アルコキシ、パーハロ(C1−C6)アルコキシ、フェノキシ、(C1−C10)ヘテロアリール−O−、(C1−C10)ヘテロサイクリック−O−、(C3−C10)シクロアルキル−O−、(C1−C6)アルキル−S−、(C1−C6)アルキル−SO2−、(C1−C6)アルキル−NH−SO2−、−NO2、アミノ、(C1−C6)アルキルアミノ、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、(C1−C6)アルキル−SO2−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−(C=O)−NH−、フェニル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、−CN、(C1−C6)アルキル−(C=O)−、フェニル−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロサイクリック−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−(C=O)−、HO−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、H2N(C=O)−、(C1−C6)アルキル−NH−(C=O)−、[(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−、フェニル−NH−(C=O)−、フェニル−[((C1−C6)アルキル)−N]−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−NH−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロサイクリック−NH−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−NH−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−O−およびフェニル−(C=O)−O−から成る群から選択され;ここで上記フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリックおよび(C3−C10)シクロアルキルの隣接する2つのR5置換基は場合によってそれらが結合している炭素またはヘテロ原子と一緒になって5〜6員の炭素環またはヘテロサイクリックを形成することができ;
mは1〜6の整数であり;
6は水素、(C1−C6)アルキル−SO2−または(C1−C6)アルキルであり;
7は水素または(C1−C6)アルキルであり;
各R8はそれぞれ別個に水素、アミノ、(C1−C6)アルコキシおよび(C1−C6)ア
ルキルから成る群から選択され;
9は、水素、(C1−C6)アルキル、(C2−C6)アルケニル、(C2−C6)アルキニル、フェニル、(C1−C10)ヘテロアリール、(C1−C10)ヘテロサイクリック、(C3−C10)シクロアルキル、ヒドロキシ、(C1−C6)アルコキシ、パーハロ(C1−C6)アルコキシ、フェノキシ、(C1−C10)ヘテロアリール−O−、(C1−C10)ヘテロサイクリック−O−、(C3−C10)シクロアルキル−O−、(C1−C6)アルキル−S−、(C1−C6)アルキル−SO2−、(C1−C6)アルキル−NH−SO2−、−NO2、アミノ、(C1−C6)アルキルアミノ、[(C1−C6)アルキル]2−アミノ、(C1−C6)アルキル−SO2−NH−、フェニル−SO2−NH−、(C1−C6)アルキル−SO2−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−SO2−[((C1−C6)アルキル)−N]−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−NH−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、フェニル−(C=O)−NH−、フェニル−(C=O)−[((C1−C6)アルキル)−N]−、−CN、(C1−C6)アルキル)−(C=O)−、フェニル−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロサイクリック−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−(C=O)−、HO−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−O−(C=O)−、H2N(C=O)−、(C1−C6)アルキル−NH−(C=O)−、 [(C1−C6)アルキル]2−N−(C=O)−、フェニル−NH−(C=O)−、フェニル−[((C1−C6)アルキル−N]−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロアリール−NH−(C=O)−、(C1−C10)ヘテロサイクリック−NH−(C=O)−、(C3−C10)シクロアルキル−NH−(C=O)−、(C1−C6)アルキル−(C=O)−O−およびフェニル−(C=O)−O−からなる群から選択される。
【請求項10】
下記式(IV)
【化21】

(式中、R1およびR4は請求項3で定義したとおりである)の化合物またはその塩。
【請求項11】
下記式(V)
【化22】

(式中、R1は請求項4で定義したとおりである)の化合物またはその塩、ここで、該化
合物は3−イソプロピル−[1,2,4]トリアゾロ(4,3−a)−6−ピリジンカルボキシアルデヒドではない。
【請求項12】
以下:
3−イソプロピル6−[4−ブロモ-オキサゾルー5−イル]ー[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン、および
3−イソプロピル6−[オキサゾル−5−イル]-[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン
から成る群から選択される化合物または許容できるその塩。

【公表番号】特表2006−508914(P2006−508914A)
【公表日】平成18年3月16日(2006.3.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−532401(P2004−532401)
【出願日】平成15年8月18日(2003.8.18)
【国際出願番号】PCT/IB2003/003669
【国際公開番号】WO2004/020438
【国際公開日】平成16年3月11日(2004.3.11)
【出願人】(397067152)ファイザー・プロダクツ・インク (504)
【Fターム(参考)】