説明

ドライバー

【課題】ヘッドが低重心構造であっても、ゴルフプレーヤーにスイートスポットでゴルフボールを捉えやすくさせるドライバーを提供する。
【解決手段】本発明にかかるドライバー1は、フェース部12を備えるヘッド10を有するドライバー1であって、当該ドライバー1のスイートスポットS2の上下方向における位置が、前記フェース部12の最上端MUと最下端ML間の真ん中に位置する。これにより、ヘッド10が低重心構造であったとしても、ゴルフプレーヤーにスイートスポットS2でゴルフボールを捉えやすくさせるドライバー1を提供することが可能となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドライバーに関する。
【背景技術】
【0002】
フェース部と、クラウン部と、ソール部と、サイド部とを備えたヘッドを有し、当該ヘッドを低重心構造にすることによりゴルフボールの飛距離を伸ばすようにしたドライバーが知られている(たとえば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−283543号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このドライバーのヘッドは低重心構造であるが、ヘッドの大型化の影響により、スイートスポットはフェース部の真ん中から上側へずれた位置にあった。
一方で、ゴルフプレーヤーはフェース部の真ん中にゴルフボールを当てる感覚をもってスイングを行なっている。
このように、双方の間に位置ずれが生じていたため、このドライバーはゴルフプレーヤーにとってスイートスポットでゴルフボールを捉えにくいものとなっていた。その結果、フェース部の真ん中からずれた位置で打撃されたゴルフボールは必要以上に多くスピンすることとなり、ゴルフボールの飛距離が伸びなかった。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ヘッドが低重心構造であったとしても、ゴルフプレーヤーにスイートスポットでゴルフボールを捉えやすくさせるドライバーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための主たる発明は、
フェース部を備えるヘッドを有するドライバーであって、
該ドライバーのスイートスポットの上下方向における位置が、前記フェース部の最上端と最下端間の真ん中に位置することを特徴とするドライバーである。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本実施形態に係るドライバー1を示す斜視図である。
【図2】本実施形態に係るヘッド10の特徴を説明する図である。左図は、ヘッド10の横断面図である。右図は、ヘッド10の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
即ち、フェース部を備えるヘッドを有するドライバーであって、
該ドライバーのスイートスポットの上下方向における位置が、前記フェース部の最上端と最下端間の真ん中に位置することを特徴とするドライバーである。
このようなドライバーによれば、ゴルフプレーヤーにスイートスポットでゴルフボールを捉えやすくさせることができる。
【0009】
また、かかるドライバーであって、
該ドライバーのスイートスポットの左右方向における位置が、前記フェース部の右端と左端との間の真ん中に位置することとしてもよい。
このようなドライバーによれば、ゴルフプレーヤーにスイートスポットでゴルフボールを捉えやすくさせることができる。
【0010】
また、かかるドライバーであって、
前記ヘッドは、クラウン部とソール部を有し、
前記フェース部と前記クラウン部との境界部に第一丸みが、前記フェース部と前記ソール部との境界部に第二丸みが、それぞれ備えられており、
前記第二丸みの曲率半径は、前記第一丸みの曲率半径よりも大きく、かつ、15mm以上の大きさであることとしてもよい。
このようなドライバーによれば、フェース部自体を上側に配置することが可能となるため、スイートスポットをフェース部の最上端と最下端間の真ん中に位置させることができる。また、第二丸みの曲率半径を大きくしたため、フェース部のソール部に近い部位でゴルフボールを打撃した場合でもフェース部の撓みが大きくなり、ゴルフボールの飛距離を伸ばすことができる。
【0011】
また、かかるドライバーであって、
前記クラウン部は、カーボンからなることとしてもよい。
このようなドライバーによれば、クラウン部の軽量化により、重心を低い位置に設定することが可能となる。
【0012】
===実施の形態===
以下、本発明の実施形態に係るドライバー1について説明する。
<<<ドライバー1の構成について>>>
本発明の一実施形態であるドライバー1の構成例について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、ドライバー1を示す斜視図である。図2は、本実施形態に係るヘッド10の特徴を説明する図である。なお、左図は、ヘッド10の横断面図を示し、右図は、ヘッド10の正面図を示している。
【0013】
ドライバー1は、1番ウッドに相当するゴルフクラブであり、図1に示すように、ヘッド10と、筒状のホーゼル11を介して接続されるシャフト30と、を有している。
【0014】
シャフト30には、その一端にヘッド10が接続され、反対側の他端にグリップ(不図示)が接続されている。
【0015】
ヘッド10は、図1及び図2に示すように、前面を形成するフェース部12と、上面を形成するクラウン部13と、下面を形成するソール部14と、クラウン部13とソール部14との間に設けられ側面を形成するサイド部15と、を有している。そして、これらのフェース部12、クラウン部13、ソール部14、及びサイド部15は一体となってヘッド10の外形をなし、ヘッド10の内部は中空に形成されている。なお、本実施形態に係るヘッド10は、その体積が380cc以上となるように形成されている。
【0016】
フェース部12は、スイングの際にゴルフボールが当接する打球面に設けられ、軽量金属(例えば、チタン合金)を用いて鋳造または鍛造等により形成された板状の部材である。本実施形態においては、図2に示すように、ヘッド10のスイートスポットS2の上下方向における位置が、フェース部12の最上端(図2において、符号MUで示す)と最下端(図2において、符号MLで示す)間の真ん中に位置するようになっている。また、ヘッド10のスイートスポットS2の左右方向における位置が、フェース部12の右端(図2において、符号Rで示す)と左端(図2において、符号Lで示す)との間の真ん中に位置するようになっている。なお、本実施形態に係るヘッド10のスイートスポットS2及び重心G2の設定については、追って詳述する。
【0017】
クラウン部13は、ヘッド10の上面全体を覆うように設けられ、面積比率50%以上が比重2.0以下の素材からなるシート、例えば、カーボン繊維を織成して熱硬化性樹脂を含浸させたシート(プレプリグ)を複数層積層して形成される部材である。そして、図2に示すように、クラウン部13とフェース部12が互いに隣接することにより境界部が形成され、当該境界部には第一丸み16が形成されている。
【0018】
ソール部14は、ヘッド10の下面に設けられ、軽量金属(例えば、チタン合金)を用いて鋳造または鍛造等により形成された部材である。そして、図2に示すように、ソール部14とフェース部12が互いに隣接することにより境界部が形成され、当該境界部には第二丸み17が形成されている。この第二丸み17の曲率半径は、第一丸み16の曲率半径よりも大きくなるように形成されている。
【0019】
<<<ヘッド10の特徴について>>>
次に、本実施形態に係るヘッド10の特徴について、図2を用いて説明する。
本実施形態に係るヘッド10の特徴は、主に、低重心構造でありながらも、スイートスポットをフェース部12の真ん中に合致させた構造にしたことにある。
【0020】
なお、スイートスポットとフェース部12の真ん中とが合致するとは、完全に1点で重なる場合に限られない。例えば、上下方向については、フェース部12の上下方向の長さに対して5%の長さ、例えば±2mmの範囲内で重なる場合も含まれるものとする。
【0021】
ここで、スイートスポットとは、重心からフェース部12へ下ろした垂線とフェース部12との交点に設けられた点であり、スイングの際にこのスイートスポットでゴルフボールを捉えることができれば、スイングによる運動エネルギーをロスなくゴルフボールに伝えることができるため、ゴルフボールの飛距離を伸ばすことが可能となる。なお、フェース部12の上下方向における最下端MLから、重心からフェース部12へ下ろした垂線とフェース部12との交点までの距離を、スポット高さという。
【0022】
従来のウッド型ゴルフヘッドにあっては、近年の大型化に伴って、ヘッドの慣性モーメントも大きくなっている。このため、特にミスヒットに対して寛容になっているものの、その弊害として、ヘッドのスイートスポットがフェースの真ん中に対して上側に位置することになってしまう。
【0023】
すなわち、従来のスイートスポットS1は、図2に示すように、従来の重心G1からフェース部12へ下ろした垂線とフェース部12との交点、つまり、フェース部12の真ん中から上側へずれた位置にあった。
【0024】
一方で、ゴルフプレーヤーは、フェース部12の真ん中にゴルフボールを当てる感覚をもってスイングを行なっている。そのため、仮に、ゴルフプレーヤーは、感覚どおりに、フェース部12の真ん中にゴルフボールを当ててスイングすることができたとしても、実際には、スイートスポットS1から外れた位置でゴルフボールを打撃することになる。
【0025】
このように、双方の間に位置ずれが生じていたため、従来のヘッドはゴルフプレーヤーにとってスイートスポットでゴルフボールを捉えにくいものとなっていた。そのため、打球時においてフェースセンターでのミート率が下がり、ゴルフボールのスピン量が必要以上に多くなり、ゴルフボールの飛距離はゴルフプレーヤーが思っていたほど伸びず、飛距離をロスするようになってしまう。
【0026】
そこで、本実施形態に係るヘッド10は、図2に示すように、低重心構造でありながらも、スイートスポットS2をフェース部12の真ん中に位置させることで、ゴルフプレーヤーに違和感なくスイングさせることが可能となる。すなわち、ゴルフプレーヤーは、感覚どおりにスイングすることで、スイートスポットを捉える確率を高くすることができ、ひいては、ゴルフボールの飛距離を伸ばす確率も高めることが可能となる。
【0027】
<スイートスポット及び重心の設定について>
ここで、本実施形態に係るヘッド10は、低重心構造を維持しつつ、スイートスポットS2をフェース部12の真ん中に位置させるために、図2に示すように、従来の重心G1よりも低い位置に重心G2を設定している。すなわち、このヘッド10は、従来の重心G1に対し前後方向の位置をキープしつつ上下方向の下側へ重心を移動させる(重心を下げる)ことにより、従来のヘッドよりもさらに低重心構造になるようにしている。
【0028】
具体的には、本実施形態に係るヘッド10の各部のうち、クラウン部13を高強度のカーボンにより形成し、その他の部位をチタン合金等の軽量金属により形成することで、当該ヘッド10の上面の剛性を維持しつつ全体的に軽量化している。その結果、ヘッド10全体の大きさ(体積が380cc以上となる大きさ)をキープしたまま上面部分のクラウン部13を軽くすることができたため、その軽量化された重さを余剰重量とすることが可能となった。そして、上面部分の余剰重量を下面部分のソール部14に配分し、スイートスポットS2がフェース部12の真ん中に位置するまで重心を下げ、重心G2を設定した。このようにして重心G2を設定することにより、スイートスポットS2は、重心G2からフェース部12へ下ろした垂線とフェース部12との交点、つまり、フェース部12の真ん中に位置することとなる。
【0029】
以上のように、本実施形態に係るヘッド10は、低重心構造を維持しつつ、スイートスポットS2をフェース部12の真ん中に位置させたことにより、ゴルフボールの打ち出し角を高くし、ゴルフボールのスピン量を少なくすることができるとともに、スイートスポットでゴルフボールを捉える確率を高くすることができるため、ゴルフボールの飛距離を伸ばすことが可能となる。また、ゴルフプレーヤーは感覚どおりにスイングすることによりスイートスポットでゴルフボールを捉えやすくなるため、ゴルフプレーヤーに違和感なくスイングさせることが可能となる。
【0030】
なお、他の方法として、低重心構造を維持しつつ、スイートスポットS2をフェース部12の真ん中に位置させるために、図2に示すように、従来の重心G1よりも浅い位置に重心G3を設定することも考えられる。
【0031】
しかし、このように、従来の重心G1に対し上下方向の位置をキープしつつ前後方向の前側へ重心を移動させて重心G3を設定した場合、ヘッド10の慣性モーメントが小さくなるため、フェース部12の真ん中(スイートスポットS2)からトウ側又はヒール側にずれた位置でゴルフボールを打撃したときに、ヘッド10のブレが大きくなる。その結果、ゴルフボールの飛ぶ方向が不安定となり、ボールの飛距離も短くなってしまう。よって、重心をなるべく深い位置に設定することが望ましい。また、このように重心の位置を浅くすることで、重量バランスを考慮してヘッド10の前後方向の長さを短くした形状に設計する必要もあり、380cc以上の体積を維持できなくなるため、1番ウッドのゴルフクラブとして機能しなくなる虞もある。したがって、従来の重心G1よりも浅い位置に重心G3を設定することにより、スイートスポットS2をフェース部12の真ん中に位置させることはできない。
【0032】
<第二丸み17の形成について>
上述したように、本実施形態に係るヘッド10は、フェース部12とクラウン部13との境界部に第一丸み16が形成され、フェース部12とソール部14との境界部に第二丸み17が形成されている。
【0033】
従来のヘッドでは、第一丸み及び第二丸みの曲率半径の大きさは、ほぼ同じ大きさであった(R8前後、つまり半径8mm前後)。
【0034】
これに対し、本実施形態に係るヘッド10は、クラウン部13の軽量化により生じた余剰重量をソール部14に配分する際に、重量バランスを考慮して、第二丸み17の曲率半径が第一丸み16の曲率半径よりも大きくなるように形成されている。具体的には、図2に示すように、第一丸み16の曲率半径は9mm(R9)、第二丸み17の曲率半径は18mm(R18)となっている。
【0035】
このように第二丸み17を形成したことにより、従来のヘッドのように曲率半径が小さい場合に比べて、フェース部12自体を上側に配置することが可能となり、スイートスポットS2をフェース部12の最上端MUと最下端ML間の真ん中に位置させることができる。
【0036】
なお、本実施形態に係るヘッド10にあっては、第二丸み17の曲率半径が15mm以上であることが望ましい。第二丸み17の曲率半径が15mm以上であれば、フェース部12自体をヘッド10の下面から10mmほど上側に配置することが可能となる。
【0037】
また、第二丸み17の曲率半径を大きくしたことにより、従来のヘッドより撓み開始部分を下方にすることができ、この結果フェース部12の撓み量を多くすることができる。これにより、フェース部12の真ん中(スイートスポットS2)から上下方向の下側にずれた位置(フェース部12のソール部14に近い位置)でゴルフボールを打撃したとしても、フェース部12が大きく撓むようになるため、高反発エリアを広げることが可能となる。
【0038】
<<<本実施の形態に係るドライバー1の有効性について>>>
上述したとおり、本実施形態に係るドライバー1は、フェース部12を備えるヘッド10を有するドライバー1であって、該ドライバー1のスイートスポットS2の上下方向における位置が、フェース部12の最上端MUと最下端間MLの真ん中に位置するようにした。そして、このことにより、ゴルフプレーヤーは感覚どおりにスイングすることによりスイートスポットでゴルフボールを捉えやすくなるため、ゴルフプレーヤーに違和感なくスイングさせることが可能となる。
【0039】
また、本実施形態においては、ドライバー1のスイートスポットS2の左右方向における位置が、フェース部12の右端Rと左端Lとの間の真ん中に位置するようにした。そのため、ゴルフプレーヤーは感覚どおりにスイングすることによりスイートスポットでゴルフボールを捉えやすくなるため、ゴルフプレーヤーに違和感なくスイングさせることが可能となる。
【0040】
また、本実施形態においては、ヘッド10は、クラウン部13とソール部14を有し、
フェース部12とクラウン部13との境界部に第一丸み16が、フェース部12とソール部14との境界部に第二丸み17が、それぞれ備えられており、第二丸み17の曲率半径は、第一丸み16の曲率半径よりも大きく、かつ、15mm以上の大きさとなるようにした。そのため、フェース部12自体を上下方向の上側に配置することが可能となるため、フェース部12のソール部14に近い部位(フェース部12の真ん中から上下方向における下側の部位)でゴルフボールを打撃した場合でもフェース部12の撓みが大きくなり、高反発エリアを広げることが可能となる。
【0041】
また、本実施形態においては、クラウン部13は、カーボンから形成されるようにした。
【0042】
そのため、上面のクラウン部13の軽量化により生じた余剰重量を下面のソール部14に配分することができるため、スイートスポットS2をフェース部12の真ん中に位置させるように、従来の重心G1よりも低い位置に重心G2を設定することが可能となる。
【0043】
なお、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
【符号の説明】
【0044】
1 ゴルフクラブ、
10 ヘッド、
11 ホーゼル、
12 フェース部、
13 クラウン部、
14 ソール部、
15 サイド部、
16 第一丸み、
17 第二丸み、
30 シャフト、
G1 従来の重心、
G2 従来の重心に対して低い位置に設定した重心、
G3 従来の重心に対して浅い位置に設定した重心、
S1 従来のスイートスポット、
S2 フェース部12の真ん中に位置するスイートスポット、
MU 最上端、
ML 最下端、
R 右端、
L 左端

【特許請求の範囲】
【請求項1】
フェース部を備えるヘッドを有するドライバーであって、
該ドライバーのスイートスポットの上下方向における位置が、前記フェース部の最上端と最下端間の真ん中に位置することを特徴とするドライバー。
【請求項2】
請求項1に記載のドライバーであって、
該ドライバーのスイートスポットの左右方向における位置が、前記フェース部の右端と左端との間の真ん中に位置することを特徴とするドライバー。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のドライバーであって、
前記ヘッドは、クラウン部とソール部を有し、
前記フェース部と前記クラウン部との境界部に第一丸みが、前記フェース部と前記ソール部との境界部に第二丸みが、それぞれ備えられており、
前記第二丸みの曲率半径は、前記第一丸みの曲率半径よりも大きく、かつ、15mm以上の大きさであることを特徴とするドライバー。
【請求項4】
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のドライバーであって、
前記クラウン部は、カーボンからなることを特徴とするドライバー。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2012−170508(P2012−170508A)
【公開日】平成24年9月10日(2012.9.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−32505(P2011−32505)
【出願日】平成23年2月17日(2011.2.17)
【出願人】(390010917)ヨネックス株式会社 (31)
【Fターム(参考)】