説明

ドラフトローラのクリーニング装置

【課題】ドラフトローラの駆動負担が小さく、ドラフトローラ周面の付着物を確実に取り除いて除去する。
【解決手段】
ドラフトローラ10周面に接触してその表面を清掃する無端ベルト1を備えたクリーニング装置において、ドラフトローラ10の回転を駆動源として無端ベルト1を間欠的に回転送りする間欠送り手段4を設けた。更に、間欠送り手段4は、ドラフトローラ10b’に取り付けられたカム40aと、このカム40aによって間欠的に駆動する従動部材4bとからなり、この従動部材4bにより無端ベルト1を間欠的に回転送りする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドラフト装置におけるドラフトローラのクリーニング装置に関する。
【背景技術】
【0002】
紡績機、粗紡機等のドラフト装置におけるドラフトローラで、スライバをドラフトする際、スライバの原料が綿の場合は綿糖、化学繊維の場合は油剤その他の風綿等が、ドラフトローラ周面に付着する。この付着物が多量となると、細糸むらや糸切れ等が生じるので、定期的にこの付着物を取り除いて清掃するためのクリーニング装置が、ドラフト装置に設けられている。
従来のクリーニング装置として、ゴムパットをドラフトローラ周面に押し当てて間欠的に離反させるものや(特許文献1参照)、無端ブラシベルトをドラフトローラに接触させて、スクレーパでベルトの付着物を拭い取るもの(特許文献2参照)などがある。
【特許文献1】実用新案登録第2595881号公報
【特許文献2】実開平5−96077号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、前記特許文献1のクリーニング装置では、ゴムパットが離反した際に、付着物が落下してスライバに影響を及ぼす不都合がある。そして、特許文献2のクリーニング装置では、無端ベルトブラシをドラフトローラ周面に接触して、その摩擦によりベルトブラシを回転駆動させているので、接触しているドラフトローラ表面の速度と、ベルトブラシ表面速度とは略等しくなる。従って、接触しているドラフトローラ表面に対しては、ベルトブラシとドラフトローラ表面との速度差が小さいので、付着物の払い取りの効果が低下する。
【0004】
本発明は、上記の問題点を解決すると共に、ドラフトローラ周面の付着物を確実に取り除いて清掃することが可能なクリーニング装置の提供をするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記した課題を解決するため、本発明に係るドラフトローラのクリーニング装置は、ドラフトローラ周面に接触してその表面を清掃する無端ベルトを備え、この無端ベルトを間欠的に回転送りする間欠送り手段を設けたことを特徴とする。本発明における無端ベルトとしては、ドラフトローラと接触する表面が毛に覆われたブラシベルトを使用することができる。その他、風綿などの付着物を拭い取ることができるものであれば、表面が平坦なものであってもよい。
【0006】
好ましくは、前記間欠送り手段は、ドラフトローラの回転を駆動源としている。又、前記間欠送り手段は、ドラフトローラに取り付けられたカムと、このカムによって間欠駆動する従動部材とからなり、この従動部材の駆動によって無端ベルトを間欠的に回転送りしてもよい。
【0007】
更に好ましくは、前記従動部材は、カムに噛み合わせ可能な突起部を周面に設けた従動軸部材からなる。
【0008】
そして、前記間欠送り手段は、ドラフトローラのうち、繊維束送り方向における位置を固定したローラを駆動源とすることが好ましい。又、前記間欠送り手段は、ドラフトローラのうち、機台稼動中において常時回転するローラを駆動源としてもよい。
【0009】
又、前記無端ベルトが、平行に配された一対の回転軸と、無端ベルトを張設する方向にベルト内側から付勢する付勢手段を有する軸部材とにより架け渡されていてもよい。
【発明の効果】
【0010】
本発明のクリーニング装置は、無端ベルトがドラフトローラ周面に接触しているので、ドラフトローラの付着物をベルトへ付着させて取り除くことができる。この無端ベルトを間欠的に回転送りすることにより、ドラフトローラとベルトとの間で極端に速度差が生じるので、ベルトの回転停止時に、ドラフトローラ外周面の付着物を、あらゆる表面速度のドラフトローラであっても確実に掻き出して除去できる。
【0011】
ドラフトローラの回転は、無端ベルトの回転を駆動源とするので特別な駆動源が不要となる。更にベルトを間欠的に回転送りするだけなのでドラフトローラの駆動負担は少ない。
【0012】
又、ドラフトローラに取り付けたカムと、このカムで間欠的に駆動する従動部材とで間欠送り手段を構成することにより、直接圧接して駆動しないので滑りが発生し難く、大きな接圧が不要である。従って軽く接触しているだけで接圧が小さいので、ドラフトローラの駆動負担が小さく、更にドラフトローラやベルト外周面の傷みも小さい。
【0013】
そして、間欠送り手段を、ドラフトローラのうち、繊維束送り方向における位置を固定したローラを駆動源とすることにより、ローラゲージの変更に拘らず安定して清掃できる。又、前記間欠送り手段を、ドラフトローラのうち、機台稼動中において常時回転するローラを駆動源とすることにより、ドラフトを中断した時でも、ローラの付着物を清掃できる。
【0014】
更に、無端ベルトを、平行に配された一対の回転軸と、この無端ベルトを張設する方向にベルト内側から付勢する付勢手段を有する軸部材とで架け渡すことにより、ベルトの張力を均一に保持することができ、ベルトがドラフトローラに均等に接触するので清掃効率がよい。そして、この付勢手段に、付勢方向とは逆方向へ力を加えることにより、ベルトが弛むので、簡単にベルトを取り外して交換することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、添付図面に基づいて、本発明に係るドラフトローラのクリーニング装置を詳細に説明する。
【0016】
図1は、本発明に係るドラフトローラのクリーニング装置を備えた紡績機を示す正面図である。図2は、第1例のクリーニング装置に備えたドラフト装置を示す斜視図である。図3は、第1例のクリーニング装置に備えたドラフト装置を示す側面図である。
【0017】
図1の如く、本実施例の紡績機は、原動機ボックス16とダストボックス17との間に、多数の紡績ユニット15,15,・・・が並設されている。この紡績ユニット15は、フロントローラ10a、セカンドローラ10b、サードローラ10c及びバックローラ10dを有するドラフト装置10が備えられており、このドラフト装置10によって、スライバケンス(図示せず)から引き出さたスライバSがドラフト(延伸)される。そして、ドラフト装置10の下方には空気紡績部12が備えられており、この空気紡績部12によってドラフト装置10から送り出されるスライバSが紡績される。紡績されたスライバSはヤーンYとなり、ヤーンYは、糸送りローラ13によって引き出されてトラバースされながら巻取りパッケージ14に巻き取られる。
【0018】
そして、図2及び図3の如く、ドラフト装置10の上方にはドラフトローラを清掃するクリーニング装置11が設けられている。前記したように、ドラフト装置10は、フロントローラ対10a、セカンドローラ対10b、サードローラ対10c及びバックローラ対10dからなるドラフトローラを備えており、各ローラ対10a,10b,10c,10dは、トップローラ10a’,10b’,10c’,10d’とボトムローラ10a’’,10b’’,10c’’,10d’’とにより構成されている。各ローラ対10a,10b,10c,10dは、ドラフトクレードル18に回転可能に支持されている。セカンドローラ10bは、各セカンドローラ対10b’,10b’’に懸架されたエプロンベルト10e’,10e’’を備えている。紡績(ドラフト)中断は、サードローラ10c及びバックローラ10dの回転の停止によってなされるので、セカンドローラ10bは、ドラフト停止中等でも紡績機台が稼動中、常時回転駆動している。更にドラフトゲージの変更(各ドラフトローラ間の位置を調整すること)の際にも、このセカンドローラ10bのスライバS送り方向の位置は固定されており変更することがない。
【0019】
そして、ドラフトローラ10a,・・・は、各トップローラ10a’,・・・と各ボトムローラ10a’’,・・・とが圧接した状態で回転駆動しており、これらの間にスライバSを通過させてドラフトする。
従って、スライバSの原料が綿の場合には綿糖が、化学繊維の場合には油剤その他の風綿等が、ドラフトローラ10a,・・・の周面に付着する。この付着物が多量となると、細糸むらや糸切れ等が生じるので、ドラフト装置10の上方に設けたクリーニング装置11で、この付着物を取り除いて清掃する。
【0020】
クリーニング装置11は、無端ベルト1を備えており、このベルト1の幅は、清掃対象のトップローラ10b’,10c’,10d’と略同一幅で構成されている。清掃対象ローラ10b’,10c’,10d’の上方には各ローラの軸方向に平行な一対の回転軸5a,5bが、各回転軸5a,5b間の上方には軸部材6bが配されている。フロント回転軸5aはセカンドトップローラ10b’の、バック回転軸5bはバックトップローラ10d’の附近に回転可能に設けられており、各回転軸5a,5bは、無端ベルト1が清掃対象ローラ10b’,10c’,10d’周面に接触するよう配置されている。
【0021】
そして、軸部材6bは、板バネ等の弾発部材からなる付勢手段6aを有しており、この付勢手段6aのベルト1内側からの力によって、各軸5a,5b,6bに架け渡された無端ベルト1が、張設するよう付勢されている。そして、付勢手段6aに、付勢方向とは逆方向に力を加えることにより、ベルト1が弛むので、この時、図3紙面厚み方向にベルト1を引き出せば、ベルト1を簡単に交換することができる。
無端ベルト1は、外周面が起毛等のブラシによって構成されており、このベルト1を、清掃対象のローラ10b’,10c’,10d’周面に接触させ、ローラが回転するに伴って、ローラの付着物がベルト1へ付着し清掃される。なお、この無端ベルト1は、ローラ10b’,10c’,10d’周面に接触しているだけで、この接触の接圧は、各ローラ10b’,10c’,10d’の回転に伴ってベルト1が回転しない程度である。
【0022】
更に、このクリーニング装置11は、無端ベルト1の外周面の付着物を掻き出すための掻き出し手段2を備えており、この掻き出し手段2は、鋸歯状の先端部2aが設けられている。そして、掻き出し手段2は、自重によって先端部2aを無端ベルト1の外周面に当接させており、後述するように、無端ベルト1が回転送りされるに伴い、掻き出し手段2の先端部2aがベルト1外周面の付着物を掻き出す。掻き出し手段2は、回転アーム20の一端側に取り付けられており、この回転アーム20の他端側は、基板8に設けた支持軸20aによって回転可能に支持されている。
【0023】
基板8はクリーニング装置11のブラケットであって、この基板8に、回転アーム20、各回転軸5a,5b、付勢手段6a、及び軸部材6b等が取り付けられている。そして、この基板8を、ドラフトクレードル18にボルト結合8a,8bすることにより、ドラフト装置10の適切な位置にクリーニング装置11を設置する。
【0024】
次に、無端ベルト1を間欠的に回転送りする間欠送り手段4について説明する。セカンドトップローラ10b’の軸端部には送り駆動部4aが、フロント回転軸5aの軸端部には送り従動軸4bが設けられている。送り駆動軸4a周面には、突起状の送りカム部40aが設けられ、送り従動軸4bは周面に突起部が設けられたギア状に形成されている。
送り駆動軸4aは、セカンドトップローラ10b’の回転に追従して常時回転しており、送りカム部40aと送り従動軸4bのギアとが噛み合わせ可能に配置されているので、送りカム部40aが360度回転する毎に、送り従動軸4bがギアピッチ角度分だけ回転する。この送り従動軸4bの周期的な角回転に伴って、フロント回転軸5aが回転し、無端ベルト1が間欠的に回転送りされる。それによって、ベルト1外周面の付着物を、掻き出し手段2と後述する吸引手段3へ、順次送ることができるので、付着物を確実に掻き出し吸引できる。
このように、ベルト1を間欠的に回転送りすることにより、ドラフトローラ10b’,10c’,10d’とベルト1との間で極端に速度差が生じるので、ベルト1の回転停止時に、ドラフトローラ外周面の付着物を、あらゆる表面速度のドラフトローラであっても確実に除去できる。更に、無端ベルト1の回転送りの駆動源は、セカンドトップローラ10b’の回転であるが、ベルト1を間欠的に回転させるだけなので、ローラ10b’の駆動負担は少ない。
ここで仮に、間欠送り手段4の駆動源をドラフト中断に伴って停止するローラ10c、10dとすれば、ドラフト中断中に完全停止するベルト1の一部にのみ、回転するローラ10bがこすれ続くので、集中して摩擦を受けベルト1の磨耗が激しい。しかし、本例のように、間欠送り手段4の駆動源を、機台稼動中に常時回転するセカンドローラ10bとすることにより、ベルト1は常時回転送りされるので、ベルト1の一部にのみ摩擦接触し続けることがない。従って、ベルト1を均等に磨耗させることができる。
【0025】
更に、クリーニング装置11は吸引手段3を備えており、この吸引手段3は、ドラフトクレードル18に支持されている。吸引手段3は、第1吸引口3aと第2吸引口3bとを備えており、第1吸引口3aは無端ベルト1の外周面の、第2吸引口3bはフロントトップローラ10a’周面の近傍に設けられている。そして、無端ベルト1が間欠的に回転送りされることにより、ベルト1外周面の付着物は、掻き出し手段2で掻き出されながら第1吸引口3aへ送られ、確実に吸引除去される。第2吸引口3bは、フロントトップローラ10a’周面の付着物を吸引除去する。
【0026】
次に、掻き出し手段2を無端ベルト1から間欠的に離反させるための間欠離反手段7について説明する。バック回転軸5bの軸端部には離反駆動軸7aが、回転アーム20には離反従動軸7bが設けられている。離反駆動軸7a周面には、突起状の離反カム部70aが設けられている。離反駆動軸7aはバック回転軸5bの回転に追従して回転するので、フロント回転軸5aが角回転する毎に、離反カム部70aが角回転する。
図4は、掻き出し手段が無端ベルトから離反した状態の要部を示す側面図である。図4の如く、離反駆動軸7aが角回転することによって、離反カム部70aと離反従動軸7bとが当接し、それによって離反従動軸7bが上方へ押され、回転アーム20が支持軸20aを中心として時計方向20bに回転するよう構成されている。それに伴い、掻き出し手段2が上方へ移動し、掻き出し手段2の先端部2aが無端ベルト1の外周面から間欠的・周期的に離反する。
掻き出し手段2の先端部2aは鋸歯状であり、ベルト1表面に付着した付着物を掻き出し、集める役目を担うが、掻き出し手段2が圧接したままだと、先端部2aに引っ掛かった付着物は離れにくい。そこで、掻き出し手段2が、無端ベルト1の外周面に対して間欠的に離反・当接を繰り返すことにより、先端部2aに一旦引っ掛かった付着物は、ベルト1外周面に受け渡され、先端部2aに堆積し続けることはない。
【0027】
図5は、第2例のクリーニング装置を備えたドラフト装置を示す側面図である。第2例のクリーニング装置11は、前記した第1例のクリーニング装置11における間欠送り手段4が異なりその他の構成は同一であるので、間欠送り手段4についてのみ説明しその他は説明を省略する。
図5の如く、セカンドトップローラ10b’の軸端部には送り駆動軸4aが設けられており、この送り駆動軸4a周面の一部(約180度)に、薄厚(1mm)の帯状の送りカム部40a’が設けられている。フロント回転軸5aの軸端部には送り従動軸4bが設けられており、この送り従動軸4bはゴム製である。
そして、送り従動軸4b周面が送り駆動軸4a周面から若干(1mm未満)離れた位置になるよう、基板8がドラフトクレードル18にボルト結合8a,8bされている。送り駆動軸4aは、セカンドトップローラ10b’に設けられて常時回転しているので、送りカム部40a’が送り従動部4b周面に当接している時には送り従動部4b及び無端ベルト1が回転し、送りカム部40a’が送り従動部4bから離れている時には送り従動部4b及び無端ベルト1が停止する。それによって送り従動部4bが周期的に角回転するので、無端ベルト1は間欠的に回転送りされる。
【0028】
本発明に係るクリーニング装置は、紡績機その他のドラフト装置を備える様々な繊維機械に設けることができる。又、本例では空気紡績機について述べたが、リング紡績機、粗紡機等、ドラフト装置を備えるものであればよい。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明に係るドラフトローラのクリーニング装置を備えた紡績機を示す正面図である。
【図2】第1例のクリーニング装置に備えたドラフト装置を示す斜視図である。
【図3】第1例のクリーニング装置に備えたドラフト装置を示す側面図である。
【図4】掻き出し手段が無端ベルトから離反した状態の要部を示す側面図である。
【図5】第2例のクリーニング装置を備えたドラフト装置を示す側面図である。
【符号の説明】
【0030】
無端ベルト1
掻き出し手段2
掻き出し手段の先端部2a
吸引手段3
間欠送り手段4
送り駆動部4a
送り従動軸4b
送りカム部40a
フロント回転軸5a
バック回転軸5b
付勢手段6a
軸部材6b
間欠離反手段7
離反駆動軸7a
離反駆動軸7b
離反カム部70a
基板8
ドラフト装置10
クリーニング装置11
ドラフトクレードル18
フロントローラ対10a
セカンドローラ対10b
サードローラ対10c
バックローラ対10d

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ドラフトローラ周面に接触してその表面を清掃する無端ベルトを備えたクリーニング装置において、この無端ベルトを間欠的に回転送りする間欠送り手段を設けたことを特徴とするドラフトローラのクリーニング装置。
【請求項2】
前記間欠送り手段は、前記ドラフトローラの回転を駆動源としていることを特徴とする請求項1に記載のドラフトローラのクリーニング装置。
【請求項3】
前記間欠送り手段は、前記ドラフトローラに取り付けられたカムと、このカムによって間欠駆動する従動部材とからなり、この従動部材の駆動によって前記無端ベルトを間欠的に回転送りすることを特徴とする請求項2に記載のドラフトローラのクリーニング装置。
【請求項4】
前記従動部材は、前記カムに噛み合わせ可能な突起部を周面に設けた従動軸部材からなることを特徴とする請求項3に記載のドラフトローラのクリーニング装置。
【請求項5】
前記間欠送り手段は、前記ドラフトローラのうち、繊維束送り方向における位置を固定したローラを駆動源とすることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載のドラフトローラのクリーニング装置。
【請求項6】
前記間欠送り手段は、前記ドラフトローラのうち、機台稼動中において常時回転するローラを駆動源とすることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載のドラフトローラのクリーニング装置。
【請求項7】
前記無端ベルトが、平行に配された一対の回転軸と、前記無端ベルトを張設する方向にベルト内側から付勢する付勢手段を有する軸部材とにより架け渡されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のドラフトローラのクリーニング装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−83475(P2006−83475A)
【公開日】平成18年3月30日(2006.3.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−266906(P2004−266906)
【出願日】平成16年9月14日(2004.9.14)
【出願人】(000006297)村田機械株式会社 (4,916)
【Fターム(参考)】