説明

ネットセントリックの応用システム及びその方法、並びにその構成エンジンとその構成装置

【課題】コンテンツを断続せずにコンテキスト・アウエアネスとしていつでも、どこでも、使用可能なネットセントリックを構築し、そのシステム応用として、在宅者と医療健康管理者間の遠隔情報ネットワークを提供する。
【解決手段】図1で破線内に示す情報の変換手段であるカバードサーベランス・エンジン(6001)と、コンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)と、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)と、セキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)と、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)とを技術コア部(1000)にすることで、コンテンツを断続せずコンテキスト・アウエアネスとして、使用者が個別に活用できるデジタルコンテンツが提供できる。そして、患者への医療行為やヘルスケアーサービスを受ける対象者の健康維持は、予兆の発見と行動変容の遠隔管理を可能とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、分散型トポロジー形態のネットワークであるネットセントリックシステム(Network Centric Solution System)を介した遠隔通信に関する。特に、複数の関係者の合意による意思決定や合議による活動指示を、異種プラットホーム間であっても時間途切れなく継続的にコンテンツの通信を遂行するシステム形態と、その応用として医療及び健康促進等のヘルスケアサービスに寄与するシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、生活習慣病者やその傾向を持つ人の増加に対して、病気予防や健康管理の重要性が叫ばれ人々の健康意識も高まりつつある。そして、医療技術の高度化に伴い専門分野毎に医師が特化されつつあるので、医療行為にしても医療情報の取得にしても多くの医師や医療専門家が、患者本人あるいは医療スタッフと遠隔地間であっても関連する個人情報のやりとりが頻繁になり更に複雑な情報授受になっている。また、生活習慣病の改善や予防の点から健康管理技術は細密化され、より多くに生活環境も含めた情報が当事者である患者と、医師、健康管理ケア者、看護婦、栄養士、衛生士、薬剤師の間で綿密にやりとりすることが社会的ニーズとして高まりつつある。さらに近年では、心臓等の人工内臓や薬剤供給源埋め込み医療デバイスが患者体内に内蔵されて、その経過データを継続的に収集し医者や医療専門家にチェックを受けることが恒常化されている。この場合患者は定期的に専門家を訪ねる必要があるが、インターネットを利用して管理されることが患者への負担を軽減する上で望ましい。
【0003】
そのような観点から、従来より医療あるいは健康管理情報をコンピュータを利用して行う手段が提案されている。例えば、特許文献1(特開2004−526466号公報、医療装置システムにより実施される遠隔患者管理ネットワークシステム)と、特許文献2(特開2004−529446号公報、遠隔医療的なヘルスケアサービスの監視方法)と、特許文献3(特表2002−511965号公報、遠隔医療)と特許文献4(特表2001−516930号公報、中央監視局と遠隔患者監視局間で情報通信を行うパケットベース遠隔医療システム)が上げられる。
【0004】
特許文献1の技術は、遠隔医療装置を用いた患者のデータベースネットワークから、読みとった生理的情報をデータベースネットワークサイトでほぼ継続的に受信するステップと、データベースネットワークサイトが、ウェブに対応した少なくとも1つのウェブサイトと通信することを可能にし、且つデータベースからの第1のデータ入力の表現へのアクセスを要求する、ウェブサイトが発信した信号を受信することを可能にするステップと、サービスの収益を算出するためにデータパッケージを監視するステップとで構成した遠隔患者管理ネットワークシステムである。
【0005】
特許文献2の技術は、2つの医療関連サービス施設に配置した医学的データを取得及び評価する複数の人の働きを自動的に監視するために一つのデータ処理中央装置を設けてあり、医学的なデータを取得する人が取得した医学的データの数とそのデータを評価する人より評価された医学的データの数を求め、そのデータの内容を求めるステップと、それぞれのデータの設定値と比較するステップと、データを評価する人が評価するステップとをその一つのデータ処理中央装置で行うよう遠隔医療ヘルスケアサービスを行う方法である。
【0006】
特許文献3の技術は、非侵襲性検査の患者データをCPUで集め、医師と薬局と医学アドバイザーと医療品販売業者と医療研究所と公衆衛生機関の間を、世界通信ネットワークを利用したコンピューターシステムによって自動検査して報告を行い、その検査結果および患者プロフィール病歴を、このネットワークを介して、疾患と治療法とケアプランと栄養サプリメントと薬剤のデータベースを提供するシステムの概念を提示している。
【0007】
特許文献4の技術は、特許文献3の技術をより拡張して、中央監視局と遠隔地の患者監視局間において、映像、音声、および医療データを伝送するパケットに編成した情報ベースにした遠隔医療システムを提供するものであって、ネットワークとしてCATVネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)、総合デジタル通信網(ISDN)、インターネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)、広域通信網(WAN)、無線通信網、非同期転送モード(ATM)ネットワークを利用して、受信側でそのパケットから情報を取り出す概念が開示されている。
【0008】
上記特許文献1〜4では患者から得たデータに基づいた処置を、ネットワークを介して遠隔地の医療関係者が情報を得る、あるいは指導する目的に有効である。ところで近年、生活習慣病の予防意識を人々が持つが増えており、このような人々に対して積極的な指導をすることが望まれている。この点で開示された技術を見ると、特許文献5(特開2004−139441号公報、健康支援装置)と、特許文献6(特開2004−145507号公報、インフォームドコンセントをベースにした患者教育プログラムの実行支援方法、コンピュータプログラム、コンピュータプログラム用記録媒体)が挙げられる。
【0009】
特許文献5の技術は、質問設定手段、質問設定手段が出力した質問を表示する第一の表示手段、この表示手段に表示された質問に対してユーザが回答を入力する入力手段、この入力された回答を記憶する回答記憶手段、質問設定手段に記憶されている質問と回答記憶手段に記憶されている回答を蓄積した上で、一定の周期毎に結果分析する分析手段、この分析結果を表示する第二の表示手段から構成されたネットワークであって、特に、健康管理支援を行う上で、データの集計結果からユーザの行動変容をカテゴリ別に分析とアドバイスを行う概念が開示されている。
【0010】
特許文献6の技術は、インフォームドコンセントをベースにして患者の行動変容 を促すための患者教育プログラムに基く治療の実行を支援する方法であって、患者療養プログラムで実行可能な複数の実施項目についての患者教育資料を記録したCD−ROMを各病院に提供し、病院の医療チームは自己の医学的見地及び資源配分の方針に従ってこれらの実施項目を取捨選択することにより医療従事者カスタム化患者教育プログラムを作成し、また患者の疾患症状に合わせてこの医療従事者カスタム化患者教育プログラムの実施項目から取捨選択することにより、患者カスタム化患者教育プログラムの概念が開示されている。
【0011】
前記特許文献5と特許文献6の技術は、いずれもユーザの行動変容に着目した点で前記特許文献1〜4の技術を近年の社会的ニーズにより近づけるものである。しかしながら、近年のネットワークシステムは多種多様なプラットホームであって、前記特許文献1〜6の技術を包含するとしても、より効果的なシステム運用を具体的な構成として提供できていない。より述べれば各地のユーザすなわち医療関係者は、さらに患者あるいは健康維持を望むユーザもそれぞれ異なるプラットホームを使用しており、そしてヘルスケアデータ情報のやりとりはリアルタイムで且つ連続的に継続することが必要である。グローバルシステムで多種通信システムの時間的連続性を持つ情報変換手段としては、特許文献7(特表2003−526833号公報、グローバル時間同期システム、装置および方法)が挙げられるが、株取引に好適な方法であって医療分野に適するものでない。
【0012】
遠隔地の医療関係者と患者の間にある多種のネットワークを適切に選択することは、時間的連続性を実現する上で最も重要なことであり、ユーザが時間的空間的な共通次元でコンテキストアウエアネス(Context Awareness, CA)を利用する必要がある。このネットワークのコンテキストアウエアネスを用いる技術としては、特許文献8(特表2005−532759号公報、複数のネットワークからのインタフェースの選択)が挙げられるが、ネットワーク選択のインタフェース部分にのみ限る技術であり、医療情報内容、情報の種類まで含めたコンテキストアウエアネスまでの深化を与えていない。このアウエアネスレベルへの技術深化には、ニューラルネットが必要となる。
【0013】
ニューラルネットの例としては、特許文献9(特開2005−199403号公報、情動認識装置及び方法)が挙げられる。この技術はコンテキストを考慮して学習した予想情動変化データベースを参照して、行動実行後に変化するとされる予想情動変化を求め、行動前における推定結果から予測情動を出力する情動予測装置と、推定情動と予測情動を、予測情動の時間的な減衰を考慮したパラメータにより融合して最終的な推定情動を出力する情動統合部とを有す構成にして、コンテキスト を考慮することで認識対象の情動の状態を安定的に推定するニューラルネットを応用した予兆の発見を狙ったものであるが、対象物としてロボット装置の学習装置であり医療分野にそぐわない。
【0014】
なお、予兆の発見にニューラルネットを利用した技術も見られる。例えば特許文献10(特開2005−92681号公報、確率モデル生成装置及び確率モデル生成プログラム)である。この技術は、予め蓄積された学習データを用いて最大エントロピー法による確率モデルの生成を行う確率モデル生成装置で、学習データを2つの出力値を持つデータに変換する変換手段と、2つの出力値を持つデータに変換された学習データを用いてサポートベクターマシンにより学習し、学習結果として得られるサポートベクターと、各サポートベクターに対応する重みとを取得してモデルを生成するモデル生成手段と、サポートベクターの属性の組み合わせを生成して、同一属性の組み合わせの重みを加算し、加算された重みに基づいて属性の組合わせを抽出する属性抽出手段と、属性抽出手段により得られる属性の組合わせに基づいた素性関数生成手段とを構成することで確率モデルを生成する方法であるが、医療分野の行動変容への適用が可能なようにより深化させる必要がある。
【0015】
この行動変容を促す手法としてアフォーダンス技術が有用である。アフォーダンス技術を開示した従来技術としては特許文献11(特表2002−520695、適応性及び信頼性のあるオペレーション・マネージメントのためのシステム及び方法)と、特許文献12(特開2004−188533、対象物の取扱い推定方法および取扱い推定装置)と、特許文献13(特開2005−1052、人間の意図の認識による人工物の自律的な移動制御方法及びその通信システム並びにプログラム)と、特許文献14(特開2005−209022、コミュニケーション方法および装置、システムデザイン方法及び装置、ならびにこれらの方法を実行するためのプログラムおよび記録媒体)がある。
【0016】
特許文献11の技術は、工場内のオペレーションマネージメントのために、テクノロジーグラフ、ランドスケープ表示の構成でジョブショップのスケジューリング、サプライチェーンのマネージメントデザインを動的に行うようにして、環境変化に対応してその適応性を向上させるシステムである。
【0017】
特許文献12の技術は、物体の形状から対象物体の把持態様と軸方向とに基づいて、対象物体の操作方向の優先順位を定めてアフォーダンス知識モデル記憶手段に記憶しておき、対象物体を撮影して得られた画像を操作生成手段で予め定めた優先順位に参照して、対象物体の把持態様および操作方向といった対象物の取扱いを推定する方法である。
【0018】
特許文献13の技術は、対象者のアフォーダンスに基づいた推論・検索を自律移動制御システムによって、人工物体の選択と位置制御を行い、その対象者の位置に人工物体を自律的に移動させる方法である。
【0019】
特許文献14の技術は、送信側に、入力された知覚情報中での発信者のアフォーダンスの有無とそれが正しいものかどうかを判定するアフォーダンス定性分析部と、効果判定するアフォーダンス定量分析部と、アフォーダンス生成のアフォーダンス生成部と、アフォーダンス強調のアフォーダンス強調部と、そのアフォーダンスを知覚情報に変換する知覚情報化部を構成してあり、一方、受信側に、興味対象の知覚情報選択をする知覚情報選択部と、アフォーダンス分析部と、アフォーダンス推定部を構成することで、アフォーダンスの利用によって、効率的なコミュニケーションを行なう方法である。
【0020】
特許文献11〜特許文献13は、いずれも物体の移動や工場内のオペレーションを目的としたものであり、医療分野で必須であるコミュニケーションのアフォーダンスとしてそぐわない。そして特許文献14はコミュニケーションのアフォーダンスであるが、遠隔医療分野に適用可能なように、コンテキスト・アウエアネスとの連携まで深めていない。このように従来のアフォーダンスやアウエアネスは、事実としてのリアルコンテンツを定量化したデジタルコンテンツとして扱い、さらに予兆の発見や行動変容まで考慮したシステムを提供していない。
【0021】
【特許文献1】特開2004−526466号公報
【特許文献2】特開2004−529446号公報
【特許文献3】特表2002−511965公報
【特許文献4】特表2001−516930号公報
【特許文献5】特開2004−139441号公報
【特許文献6】特開2004−145507号公報
【特許文献7】特表2003−526833号公報
【特許文献8】特表2005−532759号公報、
【特許文献9】特開2005−199403号公報
【特許文献10】特開2005−92681号公報、
【特許文献11】特表2002−520695号公報、
【特許文献12】特開2004−188533号公報、
【特許文献13】特開2005−1052号公報、
【特許文献14】特開2005−209022号公報、
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0022】
在宅医療及び在宅での健康促進ヘルスケアサービスにおいて、本来であれば医者、看護士、栄養士等が患者等の対象者に自ら接して適切な処置やアドバイスを行うべきであるが、遠隔地の対象者では、その実施が難しい。この問題の解決手段としてネットセントリックが望まれる。本発明の第1の課題は、リアルコンテンツをいつでも、どこでも継続性のあるデジタルコンテンツとして扱い得るネットワークシステムを提供して、医療分野へ適用することが可能なネットセントリックを構築する必要がある。本発明の第2の課題は、第1の課題で提供したネットセントリックシステムが遠隔医療分野でも好適に機能することを明らかにして、そのシステムを提供する必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0023】
請求項1のシステムは、分散型トポロジー形態のネットワークであるネットセントリックシステムにおいて、グローバル・インフォメーション・グリッドを介した遠隔通信と、シェアード・シュチエーション・アウエアネスに基づいて、複数の携帯端末の使用者間で、時間途切れなく継続的に情報共有を成すネットセントリックを提供するシステムである。
【0024】
請求項2のシステムは、本発明のネットセントリックシステムである請求項1に加えるに、グローバル・インフォメーション・グリッド(1101)と連携するカバードサーベランス・エンジン(6001)であって、前記カバードサーベランス・エンジン(6001)がコンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)とコネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)並びにプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)と連携して、更にセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)を含むネットセントリックシステムである。この請求項2のシステムによって、請求項1のシステムをより具体的なネットセントリックシステムにして提供できる。
【0025】
請求項3のシステムは、本発明のネットセントリックシステムである請求項1に加えるに、実質的に情報の記録手段として球体垂直磁化膜外部記憶部(70)を有する構成である。この請求項3のシステムによって、請求項2のシステムをより高度なネットセントリックシステムにして提供できる。
【0026】
請求項4のシステムは、本発明のネットセントリックシステムに情報の記録手段を含めた請求項3を加えるに、更に、360度ウエブカメラ付ロボット(8000)と6分割折り紙フルカラープリンタ(8600)と6分割ディスプレイ式携帯端末装置(8300)のうち、少なくともいずれか一つを情報の入力部あるいは出力部を有する構成である。この請求項4のシステムによって、請求項2のシステムをより実用的なネットセントリックシステムにして提供できる。
【0027】
請求項5のシステムは、在宅の対象者自身の医療情報あるいは健康管理情報と、前記対象者に医療情報あるいは健康管理情報を提供する医療健康管理者との遠隔情報ネットワークにおいて、カバードサーベランス・エンジン(6001)と、コンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)と、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)並びにプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)と連携して、更にセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジンを介して前記医療情報あるいは前記健康管理情報を変換して、前記在宅の対象者と前記医療健康管理者との間で在宅医療情報あるいは健康予防管理情報を送達する在宅医療と健康管理システムに適用したことを特徴とするネットセントリックシステムである。この請求項5のシステムによって、より明確に遠隔医療分野で好適に機能するネットセントリックシステムを提供できる。在宅医療においてもっとも大切な医療行為は、患者と医師との生の対話といわれるナラティブメディシンである。ナラティブメディシンでおこなう医療行為は病院医療においては実践がされているが、医師が患者宅を訪問する必要のある在宅医療では困難を極めているのが実態であるが、本発明によって、このきわめて困難な課題をすみやかに解決できる。
【0028】
請求項6のシステムは、本発明の在宅医療と健康管理システムに適用したネットセントリックシステムである請求項5に加えるに、前記在宅医療情報あるいは前記健康予防管理情報の実質的な記録手段として球体垂直磁化膜外部記憶部(70)を有する構成である。この請求項6のシステムによって、請求項4のシステムをより高度なネットセントリックシステムにして提供できる。
【0029】
請求項7のシステムは、本発明の在宅医療と健康管理システムに適用したネットセントリックシステムに、在宅医療情報あるいは健康予防管理情報の記録手段を含めた請求項6に加えるに、在宅医療情報あるいは健康予防管理情報の表示手段として、360度ウエブカメラ付ロボット(8000)と6分割折り紙フルカラープリンタ(8600)と6分割ディスプレイ式携帯端末装置(8300)のうち、少なくともいずれか一つを情報の入力部あるいは出力部を有する構成である。この請求項7のシステムによって、請求項6のシステムをより実用的なネットセントリックシステムにして提供できる。
【0030】
請求項8のエンジンは、グローバル・インフォメーション・グリッド(1101)との通信プロトコルのエリアである第1記憶部(602)と、他のカバードサーベランス・エンジン(6001)との通信プロトコルのエリアである第2記憶部(603)と、コンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)との通信プロトコルのエリアである第3記憶部(604)と、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)との通信プロトコルのエリアである第4記憶部(605)と、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)との通信プロトコルのエリアである第5記憶部(606)と、入出力端末との通信プロトコルのエリアである第6記憶部(607)とを備え、グローバル・インフォメーション・グリッド(1101)との通信フラグを付与する第1フラグポイント(608)と、他のカバードサーベランス・エンジン(6001)との通信フラグを付与する第2フラグポイント(609)と、コンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)との通信フラグを付与する第3フラグポイント(610)と、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)との通信フラグを付与する第4フラグポイント(611)と、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)との通信フラグを付与する第5フラグポイント(612)と、入出力端末との通信フラグを付与する第6フラグポイント(613)と、第1フラグポイント(608)乃至第6フラグポイント(613)間にまたがって処理する情報に通信フラグを付与する第0フラグポイント(614)とを有して構成するカバードサーベランス・エンジンであって、カバードサーベランス・エンジンが、グローバル・インフォメーション・グリッドとコンテキスト・アウエアネス・エンジンとコネクショニスト・アフォーダンス・エンジンとプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンとの何れとも連携してネットセントリックシステムを構成することを特徴とするカバードサーベランス・エンジンである。この請求項8の構成によって、ネットセントリックシステムで使用する具体的なカバードサーベランス・エンジンを提供できる。
【0031】
請求項9のエンジンは、セキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)との通信プロトコルのエリアである第1記憶部(402)と、カバードサーベランス・エンジン(6001)との通信プロトコルのエリアである第2記憶部(403)と、他のコンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)との通信プロトコルのエリアである第3記憶部(404)と、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)との通信プロトコルのエリアである第4記憶部(405)と、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)との通信プロトコルのエリアである第5記憶部(406)と、入出力端末との通信プロトコルのエリアである第6記憶部とを備え、セキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)との通信フラグを付与する第1フラグポイント(408)と、カバードサーベランス・エンジン(6001)との通信フラグを付与する第2フラグポイント(409)と、他のコンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)との通信フラグを付与する第3フラグポイント(410)と、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)との通信フラグを付与する第4フラグポイント(411)と、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)との通信フラグを付与する第5フラグポイント(412)と、入出力端末との通信フラグを付与する第6フラグポイント(413)と、第1フラグポイント(408)乃至第6フラグポイント(413)間にまたがって処理する情報に通信フラグを付与する第0フラグポイント(414)とを有して構成するコンテキスト・アウエアネス・エンジンであって、コンテキスト・アウエアネス・エンジンが、グローバル・インフォメーション・グリッドと連携するカバードサーベランス・エンジンにコネクショニスト・アフォーダンス・エンジンとプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンと共に連携して、更にセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジンを含み、ネットセントリックシステムを構成することを特徴とするコンテキスト・アウエアネス・エンジンである。この請求項9の構成によって、ネットセントリックシステムで使用する具体的なコンテキスト・アウエアネス・エンジンを提供できる。
【0032】
請求項10のエンジンは、セキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)との通信プロトコルのエリアである第1記憶部(502)と、カバードサーベランス・エンジン(6001)との通信プロトコルのエリアである第3記憶部(504)と、コンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)との通信プロトコルのエリアである第2記憶部(503)と、他のコネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)との通信プロトコルのエリアである第4記憶部(505)と、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)との通信プロトコルのエリアである第5記憶部(506)と、入出力端末との通信プロトコルのエリアである第6記憶部とを備え、セキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)との通信フラグを付与する第1フラグポイント(508)と、カバードサーベランス・エンジン(6001)との通信フラグを付与する第2フラグポイント(509)と、コンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)との通信フラグを付与する第3フラグポイント(510)と、他のコネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)との通信フラグを付与する第4フラグポイント(511)と、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)との通信フラグを付与する第5フラグポイント(512)と、入出力端末との通信フラグを付与する第6フラグポイント(513)と、第1フラグポイント(508)乃至第6フラグポイント(513)間にまたがって処理する情報に通信フラグを付与する第0フラグポイント(514)とを有して構成するコネクショニスト・アフォーダンス・エンジンであって、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジンが、グローバル・インフォメーション・グリッドと連携するカバードサーベランス・エンジンに、コンテキスト・アウエアネス・エンジンとプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンと共に連携して、更にセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジンと連携することを含み、ネットセントリックシステムを構成することを特徴とするコネクショニスト・アフォーダンス・エンジンである。この請求項10の構成によって、ネットセントリックシステムで使用する具体的なコネクショニスト・アフォーダンス・エンジンを提供できる。
【0033】
請求項11のエンジンは、他のセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)の通信プロトコルのエリアである第1記憶部(202)と、従来からある既存データベース(3001)と現実世界コンテンツ入力操作部(0010)との通信プロトコルのエリアである第2記憶部(203)と、コンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)との通信プロトコルのエリアである第3記憶部(204)と、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)との通信プロトコルのエリアである第4記憶部(205)と、強いセキュリティー処理を行うエリアである第5記憶部(206)と、弱いセキュリティー処理を行うエリアである第6記憶部(207)とを備え、他のセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)との通信フラグを付与する第1フラグポイント(208)と、現実世界コンテンツ入力操作部(0010)既存データベース(3001)との通信フラグを付与する第2フラグポイント(209)と、コンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)との通信フラグを付与する第3フラグポイント(210)と、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)との通信フラグを付与する第4フラグポイント(211)と、強いセキュリティー処理フラグを付与する第5フラグポイント(212)と、弱いセキュリティー処理フラグを付与する第6フラグポイント(213)と、第1フラグポイント(208)乃至第6フラグポイント(213)間にまたがって処理する情報に通信フラグを付与する第0フラグポイント(214)と、を有して構成するセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)であって、 前記セキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジンが、グローバル・インフォメーション・グリッドとの送受信部であるカバードサーベランス・エンジンに通信するコンテキスト・アウエアネス・エンジンとコネクショニスト・アフォーダンス・エンジンとに連携してネットセントリックシステムを構成することを特徴とするセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジンである。この請求項11の構成によって、ネットセントリックシステムで使用する具体的なセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジンを提供できる。
【0034】
請求項12のエンジンは、 他のプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)の通信プロトコルのエリアである第1記憶部(902)と、カバードサーベランス・エンジン(6001)との通信プロトコルのエリアである第2記憶部(903)と、コンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)との通信プロトコルのエリアである第3記憶部(904)と、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)との通信プロトコルのエリアである第4記憶部(905)と、予兆の発見処理を行うエリアである第5記憶部(906)と、行動変容処理を行うエリアである第6記憶部(907)を備え、他のプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)との通信フラグを付与する第1フラグポイント(908)と、カバードサーベランス・エンジン(6001)との通信フラグを付与する第2フラグポイント(909)と、コンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)との通信フラグを付与する第3フラグポイント(910)と、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)との通信フラグを付与する第4フラグポイント(911)と、予兆の発見処理フラグを付与する第5フラグポイント(912)と、行動変容処理フラグを付与する第6フラグポイント(913)と、第1フラグポイント(908)乃至第6フラグポイント(913)間にまたがって処理する情報に通信フラグを付与する第0フラグポイント(914)とを有して構成するプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンであって、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンが、グローバル・インフォメーション・グリッドと連携するカバードサーベランス・エンジンにコンテキスト・アウエアネス・エンジンとコネクショニスト・アフォーダンス・エンジンと共に連携してネットセントリックシステムを構成することを特徴とするプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンである。この請求項12の構成によって、ネットセントリックシステムで使用する具体的なプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンを提供できる。
【0035】
請求項13の装置は、6面立方体の筐体内において、垂直磁化膜を球体状に積層してあり、前記積層した垂直磁化膜の最外周膜部(3001)にセキュリティー・デジタル・ジック・エンジン(2001)で定めた強いセキュリティー処理をされたデータを記録して、積層した垂直磁化膜の最内周膜部(3006)に前記セキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジンで定めた弱いセキュリティー処理をされたデータを記録する球体垂直磁化膜記憶装置(3000)であって、球体垂直磁化膜記憶装置が、グローバル・インフォメーション・グリッドとカバードサーベランス・エンジンとコンテキスト・アウエアネス・エンジンとコネクショニスト・アフォーダンス・エンジン並びにプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンとの連携で構成されるネットセントリックシステムに組み込むことを特徴とする球体垂直磁化膜記憶装置である。この請求項13の構成によって、ネットセントリックシステムで使用する記憶装置を提供できる。
【0036】
請求項14の装置は、カバードサーベランスエンジンとの交信部(1850)と、360度視覚が可能なカメラ(1855)と、聴覚機能(1856)を有し、前記カメラ(1855)と前記聴覚機能(1856)で検出したリアルコンテンツをカバードサーベランス・エンジン(6001)を経由して、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(9001)と常に交信する360度ウエブカメラ付ロボットであって、前記360度ウエブカメラ付ロボットが、グローバル・インフォメーション・グリッドとカバードサーベランス・エンジンとコンテキスト・アウエアネス・エンジンとコネクショニスト・アフォーダンス・エンジンとプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンと球体垂直磁化膜記憶装置との連携で構成されるネットセントリックシステムに組み込むことを特徴とする360度ウエブカメラ付ロボットである。この請求項14の構成によって、ネットセントリックシステムで使用する実用的なウエブカメラ付ロボットを提供できる。
【0037】
請求項15の装置は、印刷部(1874)と、プリンタの紙の挿入口(1872)と、アウトプット部(1875)と、制御コントロール部(1873)とを有し、6分割に折りたたんである紙を挿入口(1872)から挿入され、印刷部(1874)で折り畳んだ状態の紙から元の開いた状態の紙に戻して印刷する6分割折り紙プリンタであって、6分割折り紙プリンタが、グローバル・インフォメーション・グリッドとカバードサーベランス・エンジンとコンテキスト・アウエアネス・エンジンとコネクショニスト・アフォーダンス・エンジンとプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンと球体垂直磁化膜記憶装置との連携で構成されるネットセントリックシステムに組み込むことを特徴とする6分割折り紙フルカラープリンタである。この請求項15の構成によって、ネットセントリックシステムで使用する実用的な6分割折り紙プリンタを提供できる。
【0038】
請求項16の装置は、カバードサーベランス・エンジン(6001)との交信に必要な内蔵するプロトコルと、操作部(1832)と、簡易表示部(1833)と、360度ウエブカメラロボット(8000)との交信をする送受信部及びカメラ(1834)と、6分割ディスプレイ本体(1842)を折り畳む状態で収納する収納部(1835)と、メモリーユニット(790)を内臓する送受信部本体(1831)と、前記6分割ディスプレイ本体(1842)を送受信部本体(1831)から引出して6分割ディスプレイを表示する携帯端末装置であって、この携帯端末装置が、グローバル・インフォメーション・グリッドとカバードサーベランス・エンジンとコンテキスト・アウエアネス・エンジンとコネクショニスト・アフォーダンス・エンジンとセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジンと、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンと球体垂直磁化膜記憶装置との連携で構成されるネットセントリックシステムに組み込むことを特徴とする6分割ディスプレイ式携帯端末装置である。この請求項16の構成によって、ネットセントリックシステムで使用する実用的な携帯端末装置を提供できる。
【0039】
請求項17のエンジンは、前記在宅の対象者と前記医療健康管理者との間で在宅医療情報あるいは健康予防管理情報を送達する在宅医療と健康管理システムに適用した前記ネットセントリックシステムを構成することを特徴とする請求項8記載のカバードサーベランス・エンジンである。この請求項17の構成によって、在宅者であってもネットセントリックシステムを利用可能なカバードサーベランス・エンジンを提供できる。
【0040】
請求項18のエンジンは、前記在宅の対象者と前記医療健康管理者との間で在宅医療情報あるいは健康予防管理情報を送達する在宅医療と健康管理システムに適用した前記ネットセントリックシステムを構成することを特徴とする請求項9記載のコンテキスト・アウエアネス・エンジンである。この請求項18の構成によって、在宅者であってもネットセントリックシステムを利用可能なコンテキスト・アウエアネス・エンジンを提供できる。
【0041】
請求項19のエンジンは、 前記在宅の対象者と前記医療健康管理者との間で在宅医療情報あるいは健康予防管理情報を送達する在宅医療と健康管理システムに適用した前記ネットセントリックシステムを構成することを特徴とする請求項10記載のコネクショニスト・アフォーダンス・エンジンである。この請求項19の構成によって、在宅者であってもネットセントリックシステムを利用可能なコネクショニスト・アフォーダンス・エンジンを提供できる。
【0042】
請求項20のエンジンは、前記在宅の対象者と前記医療健康管理者との間で在宅医療情報あるいは健康予防管理情報を送達する在宅医療と健康管理システムに適用した前記ネットセントリックシステムを構成することを特徴とする請求項11記載のセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジンである。この請求項20の構成によって、在宅者であってもネットセントリックシステムを利用可能なセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジンを提供できる。
【0043】
請求項21のエンジンは、前記在宅の対象者と前記医療健康管理者との間で在宅医療情報あるいは健康予防管理情報を送達する在宅医療と健康管理システムに適用した前記ネットセントリックシステムを構成することを特徴とする請求項12記載のプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンである。この請求項21の構成によって、在宅者であってもネットセントリックシステムを利用可能なプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンを提供できる。
【0044】
請求項22の装置は、前記在宅の対象者と前記医療健康管理者との間で在宅医療情報あるいは健康予防管理情報を送達する在宅医療と健康管理システムに適用した前記ネットセントリックシステムを構成することを特徴とする請求項13記載の球体垂直磁化膜記憶装置である。この請求項22の構成によって、在宅者であってもネットセントリックシステムを利用可能な球体垂直磁化膜記憶装置を提供できる。
【0045】
請求項23の装置は、前記在宅の対象者と前記医療健康管理者との間で在宅医療情報あるいは健康予防管理情報を送達する在宅医療と健康管理システムに適用した前記ネットセントリックシステムを構成することを特徴とする請求項14記載の360度ウエブカメラ付ロボットである。この請求項23の構成によって、在宅者であってもネットセントリックシステムを利用可能な360度ウエブカメラ付ロボットを提供できる。
【0046】
請求項24の装置は、前記在宅の対象者と前記医療健康管理者との間で在宅医療情報あるいは健康予防管理情報を送達する在宅医療と健康管理システムに適用した前記ネットセントリックシステムを構成することを特徴とする請求項15記載の6分割折り紙フルカラープリンタである。この請求項24の構成によって、在宅者であってもネットセントリックシステムを利用可能な6分割折り紙フルカラープリンタを提供できる。
【0047】
請求項25の装置は、前記在宅の対象者と前記医療健康管理者との間で在宅医療情報あるいは健康予防管理情報を送達する在宅医療と健康管理システムに適用した前記ネットセントリックシステムを構成することを特徴とする請求項16記載の6分割ディスプレイ式携帯端末装置である。この請求項25の構成によって、在宅者であってもネットセントリックシステムを利用可能な6分割ディスプレイ式携帯端末装置を提供できる。
【0048】
請求項26の方法は、カバードサーベランスのステップと、コンテキスト・アウエアネスのステップと、コネクショニスト・アフォーダンスのステップと、セキュリティー・デジタル・フォレンジックのステップと、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーションのステップとを有しており、前記カバードサーベランスのステップが前記コンテキスト・アウエアネスのステップと前記コネクショニスト・アフォーダンスのステップと前記プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーションのステップと連携すると共に、前記コンテキスト・アウエアネスのステップと前記コネクショニスト・アフォーダンスのステップに前記セキュリティー・デジタル・フォレンジックのステップを更に連携することを特徴とするネットセントリックの方法である。
【0049】
請求項27の方法は、前記カバードサーベランスのステップと、前記コンテキスト・アウエアネスのステップと、前記コネクショニスト・アフォーダンスのステップと、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーションのステップとを球体垂直磁化膜記憶部に記録するステップを更に有する前記請求項26記載のネットセントリックの方法である。
【0050】
請求項28の方法は、360度ウエブカメラと6分割折り紙フルカラープリンタと6分割ディスプレイ式携帯端末装置のうち、少なくともいずれか一つを情報の入力ステップあるいは出力ステップとする前記請求項27記載のネットセントリックの方法である。
【0051】
請求項29の方法は、在宅の対象者に対する医療情報あるいは健康管理情報と、前記対象者に医療情報あるいは健康管理情報を提供する医療健康管理者との間の情報処理において、カバードサーベランスのステップと、 コンテキスト・アウエアネスのステップと、 コネクショニスト・アフォーダンスのステップと、セキュリティー・デジタル・フォレンジックのステップと、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーションのステップとを有しており、前記カバードサーベランスのステップが前記コンテキスト・アウエアネスのステップと前記コネクショニスト・アフォーダンスのステップと前記プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーションのステップと連携すると共に、前記コンテキスト・アウエアネスのステップと前記コネクショニスト・アフォーダンスのステップに前記セキュリティー・デジタル・フォレンジックのステップを更に連携することを特徴とするネットセントリックの方法である。
【0052】
請求項30の方法は、前記カバードサーベランスのステップと、前記コンテキスト・アウエアネスのステップと、前記コネクショニスト・アフォーダンスのステップとプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーションのステップとを球体垂直磁化膜記憶部に記録するステップを更に有する前記請求項29記載のネットセントリックの方法である。
【0053】
請求項31の方法は、360度ウエブカメラと6分割折り紙フルカラープリンタと6分割ディスプレイ式携帯端末装置のうち、少なくともいずれか一つを情報の入力ステップあるいは出力ステップとする前記請求項30記載のネットセントリックの方法である。
【発明の効果】
【0054】
請求項1の発明は、シェアード・シュチエーション・アウエアネスを実施することで、ユーザは時間途切れなく継続的に情報共有ができるという特有の効果を奏する。
【0055】
請求項2の発明は、請求項1の効果に加えて、シェアード・シュチエーション・アウエアネスを具体的に実行するシステムを提供できるという特有の効果を奏する。
【0056】
請求項3の発明は、請求項2の効果に加えて、セキュリティーに強い信頼性のあり、且つ大容量の記録ができるネットセントリックシステムを提供できるという特有の効果を奏する。
【0057】
請求項4の発明は、請求項3の効果に加えて、この6分割ディスプレイ式携帯端末装置をネットセントリックシステムに組み込むことで、誰(WHO)が,いつ(WHEN)に,何処(WHERE)で,何(WHAT)の行為を何故(WHY)行ったのかをいつでも、どこでも閲覧が可能になるネットセントリックシステムを提供できるという特有の効果を奏する。
【0058】
請求項5の発明は、在宅の対象者自身あるいは対象者に医療情報あるいは健康管理情報を提供する医療健康管理者に予兆の発見と行動変容を知覚させることができるネットセントリックシステムを提供できるという特有の効果を奏する。
【0059】
請求項6の発明は、請求項5の効果に加えて、セキュリティーに強い信頼性のあり、且つ大容量の記録ができるネットセントリックシステムを提供できるという特有の効果を奏する。
【0060】
請求項7の発明は、請求項6の効果に加えて、誰(WHO)が,いつ(WHEN)に,何処(WHERE)で,何(WHAT)の行為を何故(WHY)行ったのかをいつでも、どこでも閲覧が可能になるネットセントリックシステムを提供できるという特有の効果を奏する。
【0061】
請求項8の発明は、あらかじめ起こると推測されるイベントを一定の範囲の部屋等に感知能力を設置し、その中で起こるであろう予測事項と大幅に異なった事実との違いを好適に見つけ出す前兆発見予知監視機能を有する特有の効果を奏する。
【0062】
請求項9の発明は、現実世界のコンテンツ(Real-Contents)をデータとしてのウエブコンテンツ(Digital Web-Contents)へ変換させる機能を有する機能を有するという特有の効果を奏する。
【0063】
請求項10の発明は、自律的学習機能を高めたり、自らのモチベーションを維持することを外部環境からみる方法を実行する機能を有するという特有の効果を奏する。
【0064】
請求項11の発明は、証拠を収集・保存する証拠情報で訴訟にても有効となる所見であるデジタル・フォレンジックを暗号化する機能を有するという特有の効果を奏する。
【0065】
請求項12の発明は、予兆の発見(Chance Discovery)から行動変容(Behaviour Modification)のチャンスを発見支援する機能により、ユーザはその意思決定に重要な機会に予兆情報(Predictive Information)として利用できるという特有の効果を奏する。
【0066】
請求項13の発明は、ネットセントリックシステムで使用するセキュリティーに強い信頼性のある大容量の記録ができるという特有の効果を奏する。
【0067】
請求項14の発明は、シェアードシチュエーションアウエアネスに効率化を促し、一方のユーザが置かれた密室性の壁は乗り越えられ、他方のユーザが状況判断の支援できるという特有の効果を奏する。
【0068】
請求項15の発明は、この6分割折り紙フルカラープリンタをネットセントリックシステムに組み込むことで、誰(WHO)が,いつ(WHEN)に,何処(WHERE)で,何(WHAT)の行為を何故(WHY)行ったのかをいつでも、どこでも閲覧が可能になるという特有の効果を奏する。
【0069】
請求項16の発明は、この6分割ディスプレイ式携帯端末装置をネットセントリックシステムに組み込むことで、誰(WHO)が,いつ(WHEN)に,何処(WHERE)で,何(WHAT)の行為を何故(WHY)行ったのかをいつでも、どこでも閲覧が可能になるという特有の効果を奏する。
【0070】
請求項17の発明は、請求項8の効果に加えて、在宅の対象者自身と対象者への医療情報あるいは健康管理情報を提供する医療健康管理者に、予兆の発見と行動変容を知覚させることができる前兆発見予知監視機能を有する特有の効果を奏する。
【0071】
請求項18の発明は、請求項9の効果に加えて、在宅の対象者自身と対象者への医療情報あるいは健康管理情報を提供する医療健康管理者の現実世界のコンテンツ(Real-Contents)をデータとしてのウエブコンテンツ(Digital Web-Contents)へ変換して、在宅の対象者自身あるいは対象者と医療情報あるいは健康管理情報を提供する医療健康管理者がネットセントリックシステムを利用できるという特有の効果を奏する。
【0072】
請求項19の発明は、請求項10の効果に加えて、在宅の対象者自身と対象者への医療情報あるいは健康管理情報を提供する医療健康管理者間に、自律的学習機能を高めることができるという特有の効果を奏する。
【0073】
請求項20の発明は、請求項11の効果に加えて、在宅の対象者自身と対象者への医療情報あるいは健康管理情報を提供する医療健康管理者間に、暗号化したデジタル・フォレンジックを提供することができるという特有の効果を奏する。
【0074】
請求項21の発明は、請求項12の効果に加えて、在宅の対象者自身と対象者への医療情報あるいは健康管理情報を提供する医療健康管理者間に、行動変容の発見支援を提供することができるという特有の効果を奏する。
【0075】
請求項22の発明は、請求項13の効果に加えて、在宅の対象者自身と対象者への医療情報あるいは健康管理情報を提供する医療健康管理者間に、セキュリティーに強い信頼性のある大容量の記録を提供できるという特有の効果を奏する。
【0076】
請求項23の発明は、請求項14の効果に加えて、在宅の対象者自身と対象者への医療情報あるいは健康管理情報を提供する医療健康管理者間で、一方のユーザが置かれた密室性を排除して、他方のユーザが状況判断の支援ができるという特有の効果を奏する。
【0077】
請求項24の発明は、請求項15の効果に加えて、在宅の対象者自身と対象者への医療情報あるいは健康管理情報を提供する医療健康管理者間で、紙で閲覧が可能になるという特有の効果を奏する。
【0078】
請求項25の発明は、請求項16の効果に加えて、在宅の対象者自身と対象者への医療情報あるいは健康管理情報を提供する医療健康管理者間で、ディスプレイで閲覧が可能になるという特段の効果を奏する。
【0079】
請求項26の発明は、ユーザの予兆の発見と行動変容を得ることができるという特段の効果を奏する。
【0080】
請求項27の発明は、請求項26の効果に加えて、大容量の情報を扱うことができるという特有の効果を奏する。
【0081】
請求項28の発明は、請求項27の効果に加えて、誰(WHO)が,いつ(WHEN)に,何処(WHERE)で,何(WHAT)の行為を何故(WHY)行ったのかをいつでも、どこでも閲覧が可能になる方法を提供できるという特有の効果を奏する。
【0082】
請求項29の発明は、在宅の対象者に対する医療情報あるいは健康管理情報と、前記対象者に医療情報あるいは健康管理情報を提供する医療健康管理者との間の情報処理において、在宅の対象者と医療健康管理者が予兆の発見と行動変容を得ることができるという特段の効果を奏する。
【0083】
請求項30の発明は、請求項29の効果に加えて、大容量の情報を扱うことができるという特有の効果を奏する。
【0084】
請求項31の発明は、請求項29の効果に加えて、誰(WHO)が,いつ(WHEN)に,何処(WHERE)で,何(WHAT)の行為を何故(WHY)行ったのかをいつでも、どこでも閲覧が可能になる方法を提供できるという特有の効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0085】
本発明の最良の形態を以下の実施例で詳細に説明する。
【実施例1】
【0086】
図1は本発明システムのネットセントリックシステム(Network Centric Solution System)(1)の概略図である。ここでネットセントリックシステムとは、意思決定や活動指示の中枢部分を特定せずに一定の権限を現場にて移譲し意思決定の正確さ、迅速性を促す組織体であり、それらを分散するトポロジー形態で行うネットワークを利用した解決方法の機能を有する構成体である。図1に示す基本構成要素は情報の伝達手段であるグローバル・インフォメーション・グリッド(1101)と、情報の変換手段であるカバードサーベランス・エンジン(6001)と、コンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)と、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)と、セキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)と、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)と、情報の記録補助手段としての球体垂直磁化膜外部記憶部(70)と、入出力部となる360度ウエブカメラ付ロボット(8000)と、6分割ディスプレイ式携帯端末装置(8300)と、6分割折り紙フルカラープリンタ(8600)と、既存のデータベース(12)とから成る。
【0087】
特に、図1で破線内は本発明の中核となる技術コア部(1000)である。すなわち、技術コア部(1000)は、情報の変換手段であるカバードサーベランス・エンジン(6001)と、コンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)と、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)と、セキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)と、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)で構成する。そして、これらカバードサーベランス・エンジン(6001)と、コンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)と、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)と、セキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)と、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)を連携させることで、ネットセントリックシステムとして機能し、ユーザに予兆の発見から行動変容のチャンスの発見を与えるソルージョンになる。
【0088】
まず、グローバル・インフォメーション・グリッド(1101)について概略説明する。グローバル・インフォメーション・グリッド(Global Information Grid)とは、ネットセントリックを地球規模にて運用をおこなう人工衛星活用型個別データベースである。図2はグローバル・インフォメーション・グリッド(1101)の構成を示す。
【0089】
第1層(21)は情報ドメイン(Information Domain)である。この第1層は既存システムとのリンクを可能にするプロトコルである。第2層(22)は物理ドメインである。この第2層(22)はカバードサーベランス・エンジン(6001)と、コンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)と、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)と、セキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)と、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)の各種エンジンを要素とするコア部(1000)と遠隔地の各種端末をつなぐための各種プロトコルを与える。第3層(23)はシェアード・シュチエーション・アウエアネス(Shared Situational Awareness, SSA)のプロトコルレイヤーである。この第3層はユーザ間のコミュニケーションで必要なプロトコルを与える。第4層(24)はセルフ・シンクロナイゼーション(Self Synchronization, SS)のプロトコルレイヤーである。この第4層(24)は、端末のユーザが自ら自発的にプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)の条件判断より推察できるようにプロトコルを与える。第5層(25)はソシアル・インフォストラクチャー(Social Infrastructure)のプロトコルレイヤーである。この第5層(25)は、本発明システムを使用する地域社会において、ユーザ間コミュニケーションをいつでも使用可能にするプロトコルを与える。そして、この第5層(25)はセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)を有効にする。
【0090】
第1層(21)は主にインターオペラビリティー・プロトコルを活用することで運用が可能である。これは本発明で記述してゆくようにPHP(Hypertext Pre-Processor)の言語を使用しており、アプリケーション的にも広範囲にシステム運用ができる。ここでPHPは、オープンソースのソフトウエアであり、HTMLファイル内に記述するタイプのスクリプト言語である。このPHPはこれまでの既存のシステムとしても使用可能である。このPHPは通常のCGI(Common Gateway Interface)として使用できるが、されにPHPモジュールをサーバに組み込むことにより、従来のCGIと比較して処理速度の高速化、サーバ負荷の低減が可能となりグローバル・インフォメーション・グリッド(1101)と各エンジンの断続のない通信プロトコルに最適である。更に、このPHPは既存で使用されているSQL等のデータベースとの連携が可能である。そして、またこのPHPはセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)、コンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)、カバードサーベランス・エンジン(6001)、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)および入出力デバイスである360度ウエブカメラ付ロボット(8000)、6分割ディスプレイ式携帯端末装置(8300)、6分割折り紙フルカラープリンタ(8600)の各言語にも対応可能である。そして、この第1層(21)は、グローバル・インフォメーション・グリッド(1101)と本発明の中核となる技術コア部(1000)間をXML等の機能をサポート可能である。そこで図1に示すコア部(1000)は、ネットセントリックシステムで多様なアプリケーションを容易に瞬時に自動作成可能とする。
【0091】
グローバル・インフォメーション・グリッド(1101)とコア部(1000)間は、コア部(1000)に構成するセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)にて発生させるフラッグとXMLとの親和性を与えることも可能である。このセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)はこのシステムのセキュリティーを与える。
【0092】
図3は、図2に示すグローバル・インフォメーション・グリッド(1101)に、カバードサーベランス・エンジン(6001)と、コンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)と、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)と、セキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)と、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)等の各種エンジンを配列する概念を示す。例えば第1層(21)に5つカバードサーベランス・エンジン(6001)を配置した場合、5つのカバードサーベランス・エンジンが互いに通信する複数の通信経路(26、27、28)を配置する。また、第5層(25)に同様に5つのカバードサーベランス・エンジンを配置して、それらが互いに通信する複数の通信経路(30、31)を配置する。そして、第1層(21)のカバードサーベランス・エンジンから、第5層(25)のカバードサーベランス・エンジンが互いに通信する複数の通信経路(29、32、33)を配列することを模式的に表す。この例では第1層(21)と第5層(25)間を接続して示しているが、第1層(21)から第5層(25)までの全ての層(22、23、24)に対して、同様にカバードサーベランス・エンジンを配置する構成である。この図3に示す構成はカバードサーベランス・エンジンに限られるものではなく、コンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)と、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)と、セキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)と、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)においても、同様に構成する。
【0093】
次に、第1の情報の変換手段であるカバードサーベランス・エンジン(6001)について概略説明する。カバードサーベランス・エンジン(Covered Surveillance Engine)とは、前兆発見予知監視機能エンジンとも呼称され、あらかじめ起こると推測されるイベントを一定の範囲の部屋等に感知能力を設置し、その中で起こるであろう予測事項と大幅に異なった事実との違いを好適に見つけ出すシステム機能を有するエンジンである。
【0094】
図4は、カバードサーベランス・エンジン(6001)の構成を示す。このカバードサーベランス・エンジンは、6つの記憶部と7つのフラッグポイントを有す。すなわち、第1記憶部(602)、第2記憶部(603)、第3記憶部(604)、第4記憶部(605)、第5記憶部(606)、第6記憶部(607)と、第1フラッグポイント(608)、第2フラッグポイント(609)、第3フラッグポイント(610)、第4フラッグポイント(611)、第5フラッグポイント(612)、第6フラッグポイント(613)、第0フラッグポイント(614)である。
【0095】
第1記憶部(602)は、グローバル・インフォメーション・グリッド(1101)との通信プロトコルのエリアである。第2記憶部(603)は、他のカバードサーベランス・エンジン(6001)との通信プロトコルのエリアである。第3記憶部(604)は、コンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)との通信プロトコルのエリアである。第4記憶部(605)は、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)との通信プロトコルのエリアである。第5記憶部(606)は、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)との通信プロトコルのエリアである。第6記憶部(607)は、360度ウエブカメラ付ロボット(8000)の制御と、6分割ディスプレイ式携帯端末装置(8300)と6分割折り紙フルカラープリンタ(8600)との通信プロトコルのエリアである。
【0096】
第1フラグポイント(608)は、グローバル・インフォメーション・グリッド(1101)との通信フラグを付与するノードである。第2フラグポイント(609)は、他のカバードサーベランス・エンジン(6001)との通信フラグを付与するノードである。第3フラグポイント(610)は、コンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)との通信フラグを付与するノードである。第4フラグポイント(611)は、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)との通信フラグを付与するノードである。
第5フラグポイント(612)は、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)との通信フラグを付与するノードである。第6フラグポイント(613)は、360度ウエブカメラ付ロボット(8000)と、6分割折り紙フルカラープリンタ(8600)と、6分割ディスプレイ式携帯端末装置(8300)との通信フラグを付与するノードである。第0フラグポイント(614)は、第1フラグポイント(608)〜第6フラグポイント(613)間にまたがって処理する情報に通信フラグを付与するノードである。
【0097】
図5は、このカバードサーベランス・エンジン(6001)をグローバル・インフォメーション・グリッド(1101)に組み込んだ配置を示す。すなわち、複数のカバードサーベランス・エンジン(621、622、623、624、625、626、627、628、629、630)を、図6に示すように立方体状(635)に配置して、グローバル・インフォメーション・グリッド(1101)の各層と接続形態(640)にする。
【0098】
ここで、本発明の基本データ構造について図7と図8で説明する。図7は、データを順次データエリアに格納する配置を示す。図8は、図7に示すデータの配置を入れ替えたデータエリアに格納する配置を示す。この図7に示すデータ配置を正則データと定め、図8に示すデータ配置を逆則データと定める。この正則データと逆則データは、配列が入れ替えてあるので互いにバックアップデータの関係になる。
【0099】
図7は、正則データ(100a)を示す。第1の正則データ指示領域(101)は第1の正則データ(103)から第5の正則データ(111)までの横の列を規定しデータ管理をする指示機構が格納されている位置を示す。第2の正則データ指示領域(102)は第6の正則データ(106)から第10の正則データ(112)までの横の列を規定しデータ管理をする指示機構が格納されている位置を示す。第1の正則データ(103)は誰(WHO)が行為をしたかのデータを入れるデータ格納位置を示す。第2の正則データ(104)は何時(WHEN)に行為をなしたかのデータを入れるデータ格納位置を示す。第3の正則データ(105)は何処(WHERE)で行為をおこなったかのデータをいれるデータ格納位置を示す。第6の正則データ(106)は何(WHAT)の行為をしたのかのデータをいれるデータ格納位置を示す。第7の正則データ(107)は何故(WHY)その行為をしてのかのデータをいれるデータ格納位置を示す。第8の正則データ(108)はいかに(HOW)して第1の正則データ(103)から第7の正則データ(107)の関連する行為をしたのかのデータの格納位置を示している。第4の正則データ(109)は第1の正則データ(103)から第3の正則データ(105)までの一連のデータ格納位置のバックアップデータをフォレンジックデータに変換して自動的に格納する位置を示している。第9の正則データ(110)は第6の正則データ(106)から第8の正則データ(108)までの一連のデータ格納位置のバックアップデータをフォレンジックデータに変換して自動的に格納する位置を示している。第5の正則データ(111)は第1の正則データ(103)から第4の正則データ(109)までの一連の格納データをネットセントリックオペレーションとのリンクを自動的におこなうプロトコル格納の位置である。第10の正則データ(112)は第6の正則データ(106)から第9の正則データ(110)までの一連の格納データをネットセントリックシステムとのリンクを自動的におこなうプロトコル格納の位置である。
【0100】
図8は、逆則データ(100b)を示す。第1の逆則データ指示領域(121)は、第1の逆則データ(123)から第5の逆則データ(131)までの横の列を規定し、データ管理をする指示機構が格納されている位置を示した相対的可逆関係のデータを格納する位置を示す。第2の逆則データ指示領域(122)は第6の逆則データ(126)から第10の逆則データ(132)までの横の列を規定し、データ管理をする指示機構が格納されている位置を示した相対的可逆関係のデータを格納する位置を示す。第1の逆則データ(123)は何(WHAT)の行為をしたかのデータを入れる相対的可逆関係のデータを格納する位置を示す。第2の逆則データ(124)は何故(WHY)その行為をしたかのデータを入れる相対的可逆関係のデータを格納する位置を示す。第3の逆則データ(125)はいかに(HOW)して第1の逆則データ(123)と第2の逆則データ(124)と第6〜第8の逆側データ(126、127、128)の関連する行為をしたかの相対的可逆関係のデータの格納位置を示している。第6の逆則データ(126)は誰(WHO)が行為をしたかの相対的可逆関係のデータをいれるデータ格納位置を示す。第7の逆則データ(127)は何時(WHEN)に行為をなしたかの相対的可逆関係のデータを格納する位置を示す。第8の逆則データ(128)は何処(WHERE)で行為をおこなったかの相対的可逆関係のデータを格納する位置を示す。第4の逆則データ(129)は第1の逆則データ(123)から逆則の第3のデータ(125)までの一連のデータ格納位置のバックアップデータをフォレンジックデータに変換して自動的に格納する位置を示した相対的可逆関係のデータを格納する位置を示す。第9の逆則データ(130)は第6の逆則データ(126)から第8の逆則データ(128)までの一連のデータ格納位置のバックアップデータをフォレンジックデータに変換して自動的に格納する位置を示した相対的可逆関係のデータを格納する位置を示す。第5の逆則データ(131)は第1の逆則データ(123)から第9の逆則データ(129)までの一連の格納データをネットセントリックオペレーションとのリンクを自動的におこなうプロトコル格納の位置でした相対的可逆関係のデータを格納する位置をしめす。第10の逆則データ(132)は第6の逆則データ(126)から第9の逆則データ(130)までの一連の格納データをネットセントリックオペレーションとのリンクを自動的におこなうプロトコル格納の位置である。
【0101】
このデータ構造の意味は、格納された多様なデータの格納先を選定することで、第1の正則データ(103)から第8の正則データ(108)までを正則情報データとして格納し、瞬時の要求に対応可能としている。更に、このアクセスされた情報が逆則としてバックアップされる第1の逆則データ(123)から第8の逆則データ(128)にみるように、いつでもバックアップがされている。そこで、データアクセス時点での一番最後にアクセスをされた記録時間が記憶されるだけでなく、第4の正則データ(109)と第9の正則データ(110)、及び第4の逆則データ(129)と第9の逆則データ(130)で行われたセキュリティ・デジタル・フォレンジックをも堅牢に保持できるデータ構造になっている。これらの堅牢なセキュリティー構造は、あらゆる状況におちいってもこの領域においてはセキュリティーの事故が起こった際にでも裁判上の証拠能力の担保保持を意味する。
【0102】
正則データと逆則データの位置関係は、図7と図8で示したように、数字1と6の関係である。このように一対の正則データと逆則データの組み合わせを、更に別のデータ対として増やす。図9は3対の場合を示す。例えばサイコロダイスの数字1〜6を使用して示す。このダイス数字の組み合わせは正則順と逆側順をペアにすると全部で3グループできる。すなわち、グループ(イ)とグループ(ロ)とグループ(ハ)である。この3通りの意味は、後述の球体垂直磁化膜記憶部において、最も好適な組み合わせを提供できる。
【0103】
グローバル・インフォメーション・グリッド(1101)とカバードサーベランス・エンジン(6001)との連携は、グローバル・インフォメーション・グリッド(1101)のネットセントリックオペレーションで発生してきた乱数コード番号を第5の正則データ(111)と第10正則のデータ(112)、並びに第5の逆則データ(131)と第10の逆則データ(132)に格納することにより、そのデータ処理を行う日だけ有効なコード番号を一致させて唯一無二のデータ格納コードを生成することができる。そして、このデータ付与はカバードサーベランス・エンジン(6001)の第1フラグポイント(608)で行う。
【0104】
次に、第2の情報の変換手段であるコンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)について概略説明する。コンテキスト・アウエアネス・エンジン(Context Awareness Engine,CAE)とは、現実世界のコンテンツ(Real-Contents)をデータとしてのウエブコンテンツ(Digital Web-Contents)へ変換させる機能を有する機能である。
【0105】
図10は、コンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)の構成を示す。このコンテキスト・アウエアネス・エンジンは、6つの記憶部と7つのフラッグポイントを有す。すなわち、第1記憶部(402)、第2記憶部(403)、第3記憶部(404)、第4記憶部(405)、第5記憶部(406)、第6記憶部(407)と、第1フラッグポイント(408)、第2フラッグポイント(409)、第3フラッグポイント(410)、第4フラッグポイント(411)、第5フラッグポイント(412)、第6フラッグポイント(413)、第0フラッグポイント(414)である。
【0106】
第1記憶部(402)は、セキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)との通信プロトコルのエリアである。第2記憶部(403)は、カバードサーベランス・エンジン(6001)との通信プロトコルのエリアである。第3記憶部(404)は、他のコンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)との通信プロトコルのエリアである。第4記憶部(405)は、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)との通信プロトコルのエリアである。第5記憶部(406)は、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)との通信プロトコルのエリアである。第6記憶部(407)は、360度ウエブカメラ付ロボット(8000)の制御と、6分割ディスプレイ式携帯端末装置(8300)と6分割折り紙フルカラープリンタ(8600)との通信プロトコルのエリアである。
【0107】
第1フラグポイント(408)は、セキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)との通信フラグを付与するノードである。第2フラグポイント(409)は、カバードサーベランス・エンジン(6001)との通信フラグを付与するノードである。第3フラグポイント(410)は、他のコンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)との通信フラグを付与するノードである。第4フラグポイント(411)は、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)との通信フラグを付与するノードである。第5フラグポイント(412)は、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)との通信フラグを付与するノードである。第6フラグポイント(413)は、360度ウエブカメラ付ロボット(8000)と、6分割折り紙フルカラープリンタ(8600)と、6分割ディスプレイ式携帯端末装置(8300)との通信フラグを付与するノードである。第0フラグポイント(414)は、第1フラグポイント(408)〜第6フラグポイント(413)間にまたがって処理する情報に通信フラグを付与するノードである。
【0108】
図11は、このコンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)をグローバル・インフォメーション・グリッド(1101)に組み込んだ配置を示す。すなわち、複数のコンテキスト・アウエアネス・エンジン(421、422、423、424、425、426、427、428、429、430)を、図12に示すように立方体状(435)に配置して、グローバル・インフォメーション・グリッド(1101)の各層との配置形態(440)になる。
【0109】
そして更に、コンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)はネットセントリックシステムと既存のシステムをつなぎとめる機能を有する。すなわち、コンテキスト・アウエアネス・エンジンはネットセントリックシステムの既存のシステムとネットセントリックシステムとのつなぎをするシステムエンジンであり、常に最新の情報検索の機能を有する。
そして、第1フラグポイント(408)〜第5フラグポイント(412)で、セキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)と、カバードサーベランス・エンジン(6001)と、他のコンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)と、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)と、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)との連携を可能にする。
【0110】
そして、第3の情報の変換手段であるコネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)について概略説明する。コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(Connectionist Affordance Engine,CAFE)とは、自律的学習機能を高めたり、自らのモチベーションを維持することを外部環境からみる方法を実行する機能である。
【0111】
図13は、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)の構成を示す。このコネクショニスト・アフォーダンス・エンジンは、6つの記憶部と7つのフラッグポイントを有す。すなわち、第1記憶部(502)、第2記憶部(503)、第3記憶部(504)、第4記憶部(505)、第5記憶部(506)、第6記憶部(507)と、第1フラッグポイント(508)、第2フラッグポイント(509)、第3フラッグポイント(510)、第4フラッグポイント(511)、第5フラッグポイント(512)、第6フラッグポイント(513)、第0フラッグポイント(514)である。
【0112】
第1記憶部(502)は、セキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)との通信プロトコルのエリアである。第2記憶部(503)は、カバードサーベランス・エンジン(6001)との通信プロトコルのエリアである。第3記憶部(504)は、コンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)との通信プロトコルのエリアである。第4記憶部(505)は、他のコネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)との通信プロトコルのエリアである。第5記憶部(506)は、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)との通信プロトコルのエリアである。第6記憶部(507)は、360度ウエブカメラ付ロボット(8000)の制御と、6分割ディスプレイ式携帯端末装置(8300)と6分割折り紙フルカラープリンタ(8600)との通信プロトコルのエリアである。
【0113】
第1フラグポイント(508)は、セキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)との通信フラグを付与するノードである。第2フラグポイント(509)は、カバードサーベランス・エンジン(6001)との通信フラグを付与するノードである。第3フラグポイント(510)は、コンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)との通信フラグを付与するノードである。第4フラグポイント(511)は、他のコネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)との通信フラグを付与するノードである。第5フラグポイント(512)は、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)との通信フラグを付与するノードである。第6フラグポイント(513)は、360度ウエブカメラ付ロボット(8000)と、6分割折り紙フルカラープリンタ(8600)と、6分割ディスプレイ式携帯端末装置(8300)との通信フラグを付与するノードである。第0フラグポイント(514)は、第1フラグポイント(508)〜第6フラグポイント(513)間にまたがって処理する情報に通信フラグを付与するノードである。
【0114】
図14は、このコネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)をグローバル・インフォメーション・グリッド(1101)に組み込んだ配置を示す。すなわち、複数のコネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(521、522、523、524、525、526、527、528、529、530)を、図15に示すように立方体状(535)に配置して、グローバル・インフォメーション・グリッド(1101)の各層との配置形態(540)になる。
【0115】
このコネクショニスト・アフォーダンス・エンジンにおいて重要な機能は、人間の知能の当たる記憶装置と判断基準を提示する機能であり、このプロセスは確率統計、確率推論等を用いる。そして、第1フラグポイント(508)〜第5フラグポイント(512)で、セキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)と、カバードサーベランス・エンジン(6001)と、コンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)と、他のコネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)と、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)との連携を可能にする。
【0116】
そして更に、第4の情報の変換手段であるセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)について概略説明する。セキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(Security Digital Forensics Engine,SFE)とは、証拠を収集・保存する証拠情報で訴訟にても有効となる所見であるデジタル・フォレンジックを暗号化する機能である。
【0117】
図16は、セキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)の構成を示す。このセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジンは、6つの記憶部と7つのフラッグポイントを有す。すなわち、第1記憶部(202)、第2記憶部(203)、第3記憶部(204)、第4記憶部(205)、第5記憶部(206)、第6記憶部(207)と、第1フラッグポイント(208)、第2フラッグポイント(209)、第3フラッグポイント(210)、第4フラッグポイント(211)、第5フラッグポイント(212)、第6フラッグポイント(213)、第0フラッグポイント(214)である。
【0118】
第1記憶部(202)は、他のセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)の通信プロトコルのエリアである。第2記憶部(203)は、現実世界コンテンツ入力操作部(0010)と従来からある既存データベース(3001)との通信プロトコルのエリアである。第3記憶部(204)は、コンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)との通信プロトコルのエリアである。第4記憶部(205)は、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)との通信プロトコルのエリアである。第5記憶部(206)は、強いセキュリティー処理を行うエリアである。第6記憶部(207)は、弱いセキュリティー処理を行うエリアである。
【0119】
第1フラグポイント(208)は、他のセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)との通信フラグを付与するノードである。第2フラグポイント(209)は、現実世界コンテンツ入力操作部(0010)既存データベース(3001)との通信フラグを付与するノードである。第3フラグポイント(210)は、コンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)との通信フラグを付与するノードである。第4フラグポイント(211)は、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)との通信フラグを付与するノードである。第5フラグポイント(212)は、強いセキュリティー処理フラグを付与するノードである。第6フラグポイント(213)は、弱いセキュリティー処理フラグを付与するノードである。第0フラグポイント(214)は、第1フラグポイント(208)〜第6フラグポイント(213)間にまたがって処理する情報に通信フラグを付与するノードである。
【0120】
図17は、このセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)をグローバル・インフォメーション・グリッド(1101)に組み込んだ配置を示す。すなわち、複数のセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(221、222、223、224、225、226、227、228、229、230)を、図18に示すように立方体状(235)に配置して、グローバル・インフォメーション・グリッド(1101)の各層での配置形態(240)になる。
【0121】
図7では正則データ構造を定義し、図8では逆則データ構造を定義し、それらの組み合わせを図9で示した。図9で示した3つのグループ(イ)(ロ)(ハ)において、重要な要素は、そのデータ個々の重要性の程度を管理する必要がある。図19は各データの重要性を加味したプロトコルの組み合わせ図である。この図19で示す4つの四角形のそれぞれは、図8に示すフォレンジックデータに変換した第4の正則データ(109)と第9の正則データ(110)と、ネットセントリックシステムとのプロトコル格納の位置である第5の正則データ(111)と第10の正則データ(112)の4つに相当する。あるいは、4つの四角形はそれぞれは、フォレンジックデータである第4の逆則データ(209)と第9の逆則データ(210)ネットセントリックシステムとのプロトコル格納の位置である第5の逆則データ(211)と第10の逆則データ(212)に相当する。図19では更に4つの四角形の中に×記号を付けた表示があるが、これは個々のデータの強弱性を表示するものである。4つの四角形の中で、×記号のない四角形はデータ管理を弱くしてよいものを意味し、×マークの四角形は強い管理を要求する。この4つの四角形は一つのボックスで表示するが図7と図8に示すデータを意味する。
【0122】
図19の中で第1群データ列(701)は、弱いデータのみのストリームを意味し、第2群データ列(702)はそれより強いデータがある場合を意味し、第3群データ列(703)は更にそれより強いデータがある場合を意味し、第4群データ列(704)はもっと更に強いデータがある場合を意味し、第5群データ列(705)は強いデータのみのストリームを意味する。データストリームで考えると、この第1群データ列(701)〜第5群データ列(705)のいずれかになる。
【0123】
ここで重要性の区分け、すなわち強弱の状態Λは、数1で与える。数1(1)は弱い場合であり、数1(2)は強い場合である。
【0124】
【数1】

【0125】
このセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)のセキュリティー処理は第5記憶部(206)と第6記憶部(207)で行う。このエリアは図20に示す。このエリアはメモリーアドレスを意味し、横(N番地)と縦(M番地)をとる。4つの四角形からなるボックスが図20に示す720番地から770番地まで与えられる。そこで、図23に示すように、強いセキュリティーエリアは、図23に示す中央部のボックス群(780)である。また、弱いセキュリティーエリアは図22に示すようにこのアドレス周辺部のボックス群(782)である。すなわち、第5記憶部(206)は中央部のボックス群に集められ、第6記憶部(207)は周辺部に集められる。そこで、強いセキュリティー処理と弱いセキュリティー処理を効率よく仕分けられる。なお、中央部のボックス群(780)と周辺部のボックス群(782)の間には、重要性を判断しかねるデータ群を集める中間部(784)を配してある。したがって、図19に示す第1群データ列(701)では、セキュリティーの弱い状態でかけ、第5群データ列(705)は、セキュリティーの強い状態でかける識別を可能である。
【0126】
図20のボックス群マトリックスは、データの重要性に応じて必要なセキュリティー・フォレンジックを付加し、さらにネットセントリックシステムからの乱数により唯一無二の情報を処理する場所を決定することができる。これによりいつでも、どこからでも、必要な情報を断続しないで継続してコンテンツ処理を行い、コンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)での処理に繋げる。
【0127】
図24は、ボックス群マトリックスを更に次元を高めて示す。図24(b)はセキュリティー強度の3次元表示を示し、図24(a)はその立体模式的に表示したものである。ここで、ある要素データのセキュリティー強さの確率λと別の要素データのセキュリティーの強さの確率λと更に別の要素データのセキュリティーの強さの確率λでセキュリティー強度のベクトル表示Λを図示している。すなわち、このセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)を備えることで、従来のシステム(12)に比べて、データのセキュリティー強度を多次元で管理するネットセントリック形式になる。
【0128】
図25は、更に大規模化したセキュリティーフォレンジックのメモリーノードを示している。一つのメモリユニット(790)は立方体として49個(側面)x7列で合計343個のノードがふくまれている立方体である。その他縦7個x横7個で49個のメモリノードがあり、それが7列に並んでいる。図25のメモリユニット(790)は、セキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)のメモリーノードを持つ6面体の立方形であり、その形ですべての情報、管理、運用、蓄積、保守メンテナンスを行う機能である。
【0129】
そしてなお更に、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)について概略説明する。プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(Predictive Behavior Modification Engine, PBME)とは、予兆の発見(Chance Discovery)から行動変容(Behaviour Modification)のチャンスを発見支援するためのサブシステムのエンジンである。この機能によりこのシステムのユーザはその意思決定に重要な機会に予兆情報(Predictive Information)として利用できる。例えば、在宅の対象者自身あるいは対象者に医療情報あるいは健康管理情報を提供する医療健康管理者に予兆の発見と行動変容を知覚させる。
【0130】
図26は、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)の構成を示す。このプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンは、6つの記憶部と7つのフラッグポイントを有す。すなわち、第1記憶部(902)、第2記憶部(903)、第3記憶部(904)、第4記憶部(905)、第5記憶部(906)、第6記憶部(907)と、第1フラッグポイント(908)、第2フラッグポイント(909)、第3フラッグポイント(910)、第4フラッグポイント(911)、第5フラッグポイント(912)、第6フラッグポイント(913)、第0フラッグポイント(914)である。
【0131】
第1記憶部(902)は、他のプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)の通信プロトコルのエリアである。第2記憶部(903)は、カバードサーベランス・エンジン(6001)との通信プロトコルのエリアである。第3記憶部(904)は、コンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)との通信プロトコルのエリアである。第4記憶部(905)は、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)との通信プロトコルのエリアである。第5記憶部(906)は、予兆の発見処理を行うエリアである。第6記憶部(907)は、行動変容処理を行うエリアである。
【0132】
第1フラグポイント(908)は、他のプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)との通信フラグを付与するノードである。第2フラグポイント(909)は、カバードサーベランス・エンジン(6001)との通信フラグを付与するノードである。第3フラグポイント(910)は、コンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)との通信フラグを付与するノードである。第4フラグポイント(911)は、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)との通信フラグを付与するノードである。第5フラグポイント(912)は、予兆の発見処理フラグを付与するノードである。第6フラグポイント(913)は、行動変容処理フラグを付与するノードである。第0フラグポイント(914)は、第1フラグポイント(908)〜第6フラグポイント(913)間にまたがって処理する情報に通信フラグを付与するノードである。
【0133】
図27は、このプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)をグローバル・インフォメーション・グリッド(1101)に組み込んだ配置を示す。すなわち、複数のプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(921、922、923、924、925、926、927、928、929、930)を、図28に示すように立方体状(935)に配置して、グローバル・インフォメーション・グリッド(1101)の各層での配置形態(940)になる。
【0134】
本発明の基本データ構造は、図7で説明したように1から6までのデータ指示領域を定めている。この1から6までのデータ記憶部に好適な手段は、サイコロダイス形状のような6面体の立方形にして、6面のいずれでもデータの書き込み読み出しが可能な記憶部がよい。そこで先に述べた343個のメモリーノードを構成することが容易になる。
【0135】
図29は6面体の立方形の球体垂直磁化膜記憶部(3000)である。6面体の壁部(3011、3012、3013、3014)で球体垂直磁化膜体を包んでいる。球体垂直磁化膜体は最外部の第1層(3001)から順次第2層(3002)、第3層(3003)、第4層(3004)、第5層(3005)、第6層(3006)で記録膜を構成し、中心に核(3007)を設ける。各層(3001、3002、3003、3004、3005、3006)はコバルトクロム系材料の垂直磁化膜である。図30はこの球体の駆動方法を示す。6面体の壁部(3012)には空気流放出用の穴があり、空気流を注入する。又、直交する壁部(3012)にはエアーテーブルの穴がある。注入された空気流(3040)は各壁面に衝突し第2の反射空気流(3041)、第3の反射空気流(3042)、第4の反射空気流(3034)となって、球体を回転させる。回転体は球体であり、高圧空気流の作用で回転体が高速回転する。
【0136】
図31はこの6面体の壁部(3011、3012、3013、3014)に6つの磁気ヘッド(3030、3031、3032、3033、3034、3035)の配置を示す。各磁気ヘッドは各層毎の書き込み読み出し用である。各垂直磁化膜には変調方式の異なる信号を用いた各磁気ヘッドで書き込まれるので、各垂直磁化膜の信号は分離して読み出しが可能である。そして、その回転は無限回の軌道を通る。各磁気ヘッドは数〜数十ミクロンのトラッキング幅に応じた幅で構成し、この磁気ヘッドが一本の帯状記録トラック(3050)を無限回追随する仕組みである。そして、最外部の第1層(3001)及び最外周に近い層には、セキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジンで定めた強いセキュリティー処理をされたデータを記録して、最内周部の第6層(3006)及び最内周部近い層には、セキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジンで定めた弱いセキュリティー処理をされたデータを記録する。これは、球体の外周側ほど記録容量が大きいので、強いセキュリティー処理をされたデータほど信頼性を上げる効果が得られることによる。
【0137】
各層毎の記録容量を大きくするためには、図32に示すような記憶容量に応じて1セントコイン径からゴルフボール大、野球ボール大程度に大きくする。図33は更に容量を大きくして、この6面体球体垂直磁化膜記憶部を積上げた構成であり、図34は更に積層させて、マトリックス状に343個のメモリーノードを構成して、一つのメモリユニットにする。
【0138】
図35は本発明の図7に示した基本データ構造でこのメモリーに記録する関係とメモリーユニット(790)の関係を示す。帯状記録トラック(3050)はメモリーユニット(790)にあり、その帯状記録トラック(3050)の中に図7と図8で示した基本データ構造(100a、100b)を記録する。
【0139】
以上、本発明の球体垂直磁化膜記憶部を説明したが、記憶部としては円盤状ディスクであっても同じ機能を有する。また、球体垂直磁化膜記憶部は、各エンジンの要素として説明したが、各エンジンに組み込む装置としてもよい。
【0140】
本発明の球体垂直磁化膜外部記憶部(70)は、図34に示すメモリーユニット(790)を更に積層させた大規模メモリーである。この球体垂直磁化膜外部記憶部(70)は、ネットセントリックシステム(1)を援用する装置である。
【0141】
また更に、入出力部となる6分割ディスプレイ式携帯端末装置(8300)について概略説明する。図36は本システムに好適な6分割ディスプレイ式携帯端末装置である。送受信部本体(1831)には、カバードサーベランス・エンジン(6001)との交信に必要な内蔵するプロトコルと、操作部(1832)と、簡易表示部(1833)と、360度ウエブカメラロボット(8000)との交信をする送受信部及びカメラ(1834)と、6分割ディスプレイ本体(1842)を折り畳む状態で収納する収納部(1835)と、図32に示す100テラのメモリーユニット(790)を内臓する。6分割ディスプレイ本体(1842)は6つの表示に分割するディスプレイである。その構成は第一分割表示部(1836)と、第ニ分割表示部(1837)と、第三分割表示部(1838)と、第四分割表示部(1839)と、第五分割表示部(1840)と、第六分割表示部(1841)から成る。なお、この分割表示は6分割に限定されるものではなく、2分割や3分割も可能である。また更にこの表示部は、この6分割ディスプレイ本体(1842)の裏面側(1843)でも表示する。なおこの送受信部本体(1831)の100テラのメモリーユニット(790)は、360度ウエブカメラロボット(8000)と、イメージデータ、テキストデータや音声データの相互交換を可能とする。そして、6分割ディスプレイ式携帯端末装置(8300)は、セキュリティー・フォレンジック・エンジン(2001)で生成するフォレンジクデータ、既存の基幹データーベース(12)のコンテンツ、コンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)のコンテキストデータ、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)で生成される最新のコンテキストデータ、カバードサーベランス・エンジン(6001)で生成されるコンテキストデータ、360度ウエブカメラロボット(8000)で生成される最新状況コンテンツを上記でのべた2分割、3分割、4分割あるいは6分割の表示でフルカラーハイビジョンクラスのイメージ画像品質でいつでも、どこでも閲覧が可能になる。そして、この6分割ディスプレイ式携帯端末装置をネットセントリックシステムに組み込むことで、誰(WHO)が,いつ(WHEN)に,何処(WHERE)で,何(WHAT)の行為を何故(WHY)行ったのかをいつでも、どこでも閲覧が可能になる。
【0142】
入力部となる360度ウエブカメラ付ロボット(8000)について概略説明する。図37はその構成を示し、360度ウエブカメラ付ロボットの制御及びカバードサーベランスエンジンとの交信部(1850)と、360度視覚が可能なカメラ本体(1855)と、内蔵した垂直磁化膜記憶メモリー(1851)と、7つの広角レンズ部(1853)と、耐破壊プラスチックのカバー(1854)と、解像度1000ピクセルの聴覚機能(1856)から成る。制御及び交信部(1850)は、6分割ディスプレイ式携帯端末装置(8300)と折りたたみ紙プリンタ(8600)とも連動させる。ユーザはカメラ(1855)と聴覚機能(856)で検出したリアルコンテンツをカバードサーベランス・エンジン(6001)を経由して、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(9001)と常に交信することにより、一方のユーザが他方のユーザの状況を判断するに必要な情報収集とその状況判断により、ユーザがおかれている環境や状況に対応できる。そして、制御及び交信部(1850)を介して、視覚情報をすぐにプリンタ(8600)で印字して、シェアードシチュエーションアウエアネスに効率化を促す。そこで、この360度ウエブカメラ付ロボット(8000)は、他方のユーザが置かれた密室性の壁は乗り越えられ、一方のユーザが状況判断の支援できる。
【0143】
そして次ぎに、出力部となる6分割折り紙プリンタ(8600)について概略説明する。図38に示す6分割折り紙プリンタ(8600)は、印刷部(1874)とプリンタの紙の挿入口(1872)とアウトプット部(1875)と制御コントロール部(1873)で構成されている。制御コントロール部(1873)であり、垂直磁化記憶装置が内蔵されている。この制御部にてYMCKのRIP(Raster Image Processing)処理とCMS(カラーマネージメントシステム)及び印刷組版と面付けを同時並行として行う機構である。このプリンタの特徴は、6分割に折りたたんであるのを開いた状態で示すオフィスの普通紙(1870)を、6分割に折りたたんだオフィスの普通紙(1871)の状態で、プリンタの紙の挿入口(1872)からプリンタに入り、印刷部(1874)は折り畳んだ状態をこの紙通過プロセスで一枚の元の状態に戻し、両面をフルカラーYMCKオフセットカラー印刷の印字品質で印刷をする。アウトプット部(1875)は紙を通常のままでアウトプットするかまた再度2分割をするかを制御する部分である。更に、画像データと音声データを印刷する。
このプリンタのスピードは100ppm(1分間に100枚)印字でよい。大きさは従来技術のレザープリンタのデスクトップタイプとほぼ同じ大きさでよい。そして、30ppmクラスと同じ大きさ:縦横高さそれぞれ20センチx30センチx40センチと同等であるプリンタ方式であるが、液体トナーを使って通常の印刷物と同じ印字品質で3000DPI(dot per inch)の印字品質が可能であればよい。そして、6分割にする紙は普通紙あるいはティッシュペーパーのように薄い紙であっても、意図的には破くことができない紙にフルカラー印刷をする。更に360度ウエブカメラ付ロボット(8000)と同時使用することで本発明システムはより実用的になる。特に、6分割表示は、6分割ディスプレイ式携帯端末装置(8300)と同じように、この6分割ディスプレイ式携帯端末装置をネットセントリックシステムに組み込むことで、誰(WHO)が,いつ(WHEN)に,何処(WHERE)で,何(WHAT)の行為を何故(WHY)行ったのかをいつでも、どこでも閲覧が可能になる。また、セキュリティー・フォレンジック・エンジン(2001)との連動で誰が、どこで、何の目的で、いつ、どのように印刷をしたのかが、すべて記録がのこっており、そのままフォレンジックプリンタとしての証拠物件としての効力がある。
【0144】
図39は、本発明のネットセントリックシステムにおける、シェアード・シュチエーション・アウエアネスのアルゴリズムである。
(1)発生したイベントに対し異変の認識(1111)は、この現実世界コンテンツ入力操作部(0010)あるいは360度ウエブカメラ付ロボット(8000)で入力を行う。主にアナログ情報としてのシステムの利用者が発生したイベントに対して人為的に異変を認識することを意味している。
(2)ユーザの定常的コンテンツ(1112)は、スチュエーションA (Situation-A)とする。スチュエーションAは固定的情報であり流動的ではない。
(3)流動性コンテンツ(1113)は、スチュエーションB(Situation-b)とする。スチュエーションBは、本発明のネットセントリックシステムから生成されたコンテキストを中心にした流動性のある新鮮な情報提供であり、生成した本人とその周りの状況の人との関係性に重きをおいた状況から生まれる情報である。
(4)定常的コンテンツ(1112)のコンテンツの情報共有(1104)を示す。
(5)カーネル部分(1115)はコンテキスト・アウエアネスであり、ネットセントリックとして発生したコンテキストの情報郡を図1に示す既存のデータベース(12)と本発明のネットセントリックシステムのコア部(1000)にあるように、ネットセントリックとしての情報処理をして生成する。
(6)セルフ・シンクロナイゼーション(1116)は、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)で実行される。
(8)発生したイベントに対しす異変の認識(1111)から流動性コンテンツ(1113)への配信は、配信経路(1117)を介して、直接アウエアネス情報としてウエブカメラロボット(8000)経由して供されるものである。そこでユーザは最新情報をコンテキストの状態で認識ができる。
(9)発生したイベントに対しす異変の認識(1111)から定常的コンテンツ(1112)への配信は、配信経路(1118)を介して、直接にアウエアネスのアナログ情報として提供さるものである。具体的なアナログ情報とは、本発明のユーザが日々接する、在宅医療やヘルスケアサービスの対象者の現状などを指す。
【0145】
図40は、シェアード・シュチエーション・アウエアネスのアルゴリズムを示す。
(1)情報生成のドメイン領域を生成する。そのドメインは図3に示すグローバルインフォメーショングリッド(1101)の第1層(21)〜第5層(25)と、複数の通信経路(29、30、31、32、33)認識のドメイン領域を定める。
(2)図40にある207,208,209は図3にある206から215までのネットセントリックソルージョンのユニットの範囲をしている。
(3)図40のドメイン領域(1210)は、360度ウエブカメラ付ロボット(8000)、6分割折り紙プリンタ(8600)、6分割ディスプレイ式携帯端末装置(8300)が稼動する範囲まで含めて定める。
(4)コラボレーションのドメイン領域(1211,1212)は、本発明の技術コア部(1000)の各エンジンであるセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン(2001)、コンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)、カバードサーベランス・エンジン(6001),プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)間と、図2の第5層(25)で定める。
(5)コラボレーションのドメイン領域(1211、1212)は、図5にある複数のカバードサーベランス・エンジン(621、622、623、624、625、626、627、628、629、630)にて構成する立方体状(635)の領域で定める。
(6)情報ドメイン(1213)は、図6の立方体状(635)の領域で定める。
(7)情報共有の範囲(1214)は、シェアード・シュチエーション・アウエアネスの領域になる。
(8)セルフ・シンクロナイゼーションのドメイン領域(1215)は、図2にある第4層(24)の情報ドメインで定める。
(9)各エンジン通信プロトコールの位置(1216,1217,1218,1219,1220,1221,1222)と上記ドメインの位置関係を定める。
(10)グローバル・インフォメーション・グリッドをつなぐための通信フラグを付与するノード(1223,1224,1225,1226,1227,1228,1229)と上記ドメインの位置関係を定める。
以上のアルゴリズムでシェアード・シュチエーション・アウエアネスを行う。
【0146】
図41は情報提供からアウエアネスをへて行動変容にいたるまでの経過プロセスである。
(1)情報範囲設定(1301)のステップ。
(2)シェアード・アウエアネス(1302)のステップ。
(3)プレディクティブ・ビヘービア・モディフィケーション(1303)のステップ。
(4)セルフ・シンクロナイゼーション(1304)のステップ。
(5)セキュリティー・フォレンジックエンジン(2001)のセキュリティー・フォレンジックのステップ(1306)と、コンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)のコンテキスト・アウエアネスのステップ(1307)と、既存基幹系データベースのステップ(1308)と、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)のコネクショニスト・アフォーダンスのステップ(1309)と、カバードサーベランス・エンジン(6001)のカバードサーベランスのステップ(1310)と、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(9001)のプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーションのステップ(1308)とで定める本発明の処理を行う領域を定めるステップ(1311)。
(6)プレディクティブ・ビヘイビアー機能である予兆の発見とそれに伴う、行動変容のチャンスの発見のステップ(1312)。そこで従来のプラットフォームセントリックとは異なる本発明のネットセントリックが得られる。本発明においては、情報を単なるデーターベース上に情報資産として蓄積をすることではなく、流動性情報としての新しい情報価値の創生を促すことが本発明の意義である。
【0147】
図42は本発明のネットセントリックシステムのトポロジーを示す。現実世界のコンテンツを集める360度ウエブカメラロボット(820,821,822,823,824,825,826)は、から各種エンジンのバックアップの層(827,828,829,830,831)で受けて、これで加工されたデータはさらにインタオペラビリティーのプロトコール(832,833)と、アジリティのプロトコール(834)と、シェアードシュチエーションアウエアネスのプロトコール(835,836)と、セルフ・シンクロナイゼーションのプロトコール(837、838)で受ける。それらのプロトコールはフラグポイント(839,840,841,842,843,844,845)と結びつくことで、初めてネットセントリックとしてのグローバル・インフォメーション・グリッドとの交信が可能となる。これらがグローバル・インフォメーション・グリッドでいうコグニティブのレイヤーであり、ネットセントリックソルージョンが従前のようにあるイベント異体して、入力データを処理してアウトプットを出すいうフローとはことなる。ネットセントリックソルージョンは、この図42が示すように、情報処理された意味のあるコンテンツとしてのコンテキスト情報を必要な人が最適な仲間を携えて、情報の共有から、その共有を相互に体感することで新しい解決策を見出すことが大きな特徴となる。この図42はあくまでもネットワークソルージョンとそれを必要とする利用者間が総合に信頼関係を樹立し、あらたなる行動変容を促すたまの簡便はマトリックスを示している。
【0148】
図43は図42と本発明の分散型トポロジーの関係を示す図である。図43(a)は本発明の分散型トポロジーであり、図43(b)は図42と同じである。図43(b)に示す。図43(a)に示す各エンジンのバックアップ層(1898、1899、1900、1901、1902、1903、1904、1905、1906、1907、1908、1909、1910、1911)はループ(1916)を描くが、図43(b)の横串経路(1912、1913、1914、1915)は分散型トポロジーではループ(1916)から離れた短絡経路となる。
【0149】
この意味は、本発明のネットセントリックシステムで最適な位置に情報を格納することができることを表す。本発明の垂直磁化膜記録部は7層の構造に分かれている。本発明の球体に対する垂直磁化磁気記録記録の状態の正常やセキュリティの強度を量る方法として、MTS(Maharanobis Taguchi System)法のマハラノビスの距離の数2とスモールワールド理論式3(数3)から本システムの垂直磁化磁気記録記録の位置状態のデータ構造とアルゴリズムを以下詳述する。
【0150】
【数2】

【0151】
【数3】

【0152】
数3では、k ネットセントリック群の母集団の平均を μj = ( μ1j, μ2j, ... , μpj )'( j = 1,2, ... ,k ),既存データの観測値を X= ( X1, X2, ... , Xp )' とする。
ネットセントリック群の分散共分散行列を Σj,その逆行列を Σj - 1 した場合,数3にてマハラノビス距離を計算することにより、ネットセントリック上での最適な群に入ることを判定ができる。そして、数2から、Eはネットセントリック上で最適な位置に情報を格納することを連結性の最大化Wとすると、それに相対する情報を格納するための時間的リソースのコストは最小化する。ただし、λは0以上1以下のセキュリティー強度のパラメーターである。
【0153】
この情報格納位置決めは、ネットセントリックシステム的に行う。そこで、必要とする情報を必要とする時間と場所は、正確に且つデジタルフォレンジックシステムの特性を付加した安全性を伴って、情報発信と記録とアクセスおよびバックアップがネットセントリックとして機能する。MTSをこの垂直磁化磁気記録の状態や正常やセキュリティの強度を正確に調べることを自動的に行う。本発明においては、従来のデータベース管理から得られるエベント、本人性別確認、場所情報等からなる組合せ正則値を、複数の既存のデータベースの情報郡より予め取得して正常値データ群を構築するのである。これらの正常値組データ群に基づいて多次元空間を構築してゆくことでネットセントリックの手法を屈指する。さらに、本発明のネットセントリック上各エンジン(2001,4001,5001,6001)で生成された新規のデータと1001での既存のデータとの関係は、スモールワールド理論式2(数2)を用いる。そこで、取得可能となる新規の情報の組み合わせは、マハラノビスの距離を求めることで位置が決まる。以上のようにMTS法とスモールワールド理論を用いることで、インタオペラビリティ(832,833)と、アジリティー(834,835)と、シェアードシチュエーションアウエアネス(836,837)と、セルフシンクロナイゼーション(838)に存在する各プロトコルは、一つのネットセントリック上での稼動をグローバル・インフォメーション・グリッドで可能とする。
【実施例2】
【0154】
図44は生活習慣病のヘルスケアへの応用例である。この図44においては、本発明のネットセントリックソルージョンの応用技術として虚血性心疾患病患者への治療とその家族も含めた患者教育にたいしての応用の実施例を説明する。
【0155】
虚血性心疾患病は生活習慣病としての重要な循環器病であり、医学的な見地よりの治療を患者が自らのも滞りなく行う必要がある。虚血心疾患は人間の冠動脈への血流が障害隣、心筋が必要とするエネルギー基質や酸素が十分に供給されない状態を心筋虚血ともいう。心筋障害を起こす原因が冠動脈疾患であり、虚血性心疾患という。これらの病を治療したりすることは、通院をしてすぐによい結果でるのではなく、かなりの長期間2年から3年の間にゆっくりと回復するのである。医者と患者とその家族の間にての緊密な現状より悪くならない治療法が要である。たがって、医療サイドからみると患者の在宅で医師の支持したないようを実行しているかが大切な医療行為である。本発明にて詳述したように「医療行為における密室性」の解決に本発明のネットセントリックソルージョンが適している。
以下添付図面にしたがい、各ステップの虚血性心疾患病患者と在宅医療と虚血性心疾患病治療として、その患者教育での応用システムとしての本発明を特異性を説明する。
【0156】
(そのステップ1)図44において3501のステップは、初期問診の位置は医者をはじめとした医療従事者と患者とその家族およびその家族が所属する地域社会上での生活の場を意味している。虚血性心疾患は、その患者の医者との親身な問診とその患者が住む地域社会でにおいても、活躍ができることがもっとも大切である。すなわち、医者よりだされる医学的診断の治療行為は虚血性心疾患病患者にとってみるとその治療は在宅でおこなわれることが大半である。先述したように、その医者にとってみると、在宅でおこなわれる患者自身の治療は密室性があるといえる。
【0157】
(そのステップ2)図44の3502の安心感ステップは、図1にて述べたセキュリティー・フォレンジック・エンジン(2001)にての処理をする方向性を意味している。このセキュリティー・フォレンジク・エンジンに入力することは、特に医者と患者の個人情報、家族病歴情報、遺伝に関する情報等がありすべてを厳格に守る必要がある。従来の方法は個人情報を守ることをモットーとしているにすぎなかった。そこには、何らかの医療過誤が発生しても、医者側も患者側も科学的に証明が可能な証拠能力をもった証拠となりうるコンテンツは存在することがなかった。本発明におけるセキュリティー・フォレンジク・エンジン(2001)は、従前のあいまいな機密保持の関係をさらにしっかりとまもることができるようになる。
【0158】
(そのステップ3)3503のステップは、医療従事者と患者との現実リアルの会話による医療診断行為である。その際は、360度のウエブカメラロボット(8000)を利用し医療側の診察室にそなえておき、医療行為の一環としての患者の顔、態度、質問の回答への患者の反応などを必要な範囲でデジタル処理をしておく。その処理データーは次に述べるコンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)にて、現実世界のリアルコンテンツをデジタル処理して、デジタル処理加工ができるようにしておく。問診回帰ステップ(3506)は、3502のステップで効果の上がらなかった場合は再度入り口からの再スタートする経路を示している。
【0159】
(そのステップ4)ステップ(3511)は、ステップ(3504)のコンテキスト・アウエアネス・エンジンにいたる工程である。このコンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)は糖尿病の早期発見をめざして、医療従事者側と患者とその家族関係性の統括を作用するためにつかわれる。このエンジンにおいては虚血性心疾患の患者とその家族関係およびその患者への医療従事者とが総合間の責任範囲でのその患者にとっての新しい医療上の問題点を指摘することができるようにしている。
【0160】
(そのステップ5)ステップ(3504)の認識形態は、本発明におけるコネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)を明示しており、虚血性心疾患病患者にとっての大切な栄養療法情報、運動療法情報、ストレスリリース療法などの虚血性心疾患患者教育の基本3要素のデータ処理おこなう。このステップ(3504)の認識形態上でのデータ処理により、患者のこれまでの生活習慣の中での患者教育にとってはあまり好ましくない生活態度(喫煙、ストレスによる飽食、運動不足等々)を少しずつできる範囲から改変をしていけるように支援するシステムとなる。
【0161】
(そのステップ6) ステップ(3513)は、ステップ(3505)の自律監視のカバードサーベランスエンジン(6001)への工程を示している。虚血性病患者の場合は、特に医療機関でのトレッドミルや自転車エルゴメーター等の運動負荷心電図は病院で行うが、大方は通常の日常生活での運動療法を主力におこなうことになる。そこで本発明は上記で述べたセキュリティー・フォレンジック・エンジン(2001)やコンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)との連動において虚血性心疾患病患者への患者教育を断続させることなく、患者の在宅の場所と医療従事者の場所は遠くはなれていても必要な状況判断ができるようにした。これにはこの発明を具体的につかうためには医療者側と患者側との合議にもとづいた合意事項をとることが前提である。カバード・サーベランス・エンジンはあくまでも構造的にあらかじめおこりうることを想定してシナリオをしっかりつくりあがることが前提となる。それには、本発明の実施にはかなりの具体的な要件がシナリオを作成時に入手可能となる。
【0162】
図44の工程(3509)は、これらに医者と患者の合議事項が不成立の場合は再度ステップ(3502)のなら問診による診断を再度開始することになる。
【0163】
図44のステップ(3513)は、ステップ(3506)のプレディクティブビヘイビアモディフィケーション・エンジンに通じる回路である。ステップ(3506)のプレディクティブビヘイビアモディフィケーション・エンジンは図9001のことをさしている。虚血性心疾患病患者の大方は行動変容教育が必要であり、従来からあるシステムはこの内容でのサポートシステムは存在していない。虚血性心疾患の患者がいかにしてみずからが進んで毎日の生活のなかから、自らの予兆を発見することが可能となるように、いかにして行動変容へのチャンス発見につなげるのがよいのかを生み出す仕組みである。
【0164】
図44にある工程(3515)は、グローバルインフォメーショングリッド(1101)をさしており、虚血性心疾患の患者はグローバルインフォメーショングリッドを介することで、世界中の虚血性心疾患の患者の現状を把握できる。また、360度ウエブカメラロボット(8000)、垂直磁化膜式外部メモリー(70)、6分割ディスプレイ式携帯端末装置(8300)、6分割折り紙プリンタ(8600)との連携のシステムにより、現状の悪化を先延ばしにしてゆくことが可能となる。
【実施例3】
【0165】
この図45においては、本発明のネットセントリックソルージョンの応用技術としてII型糖尿病患者への治療とその家族も含めた患者教育にたいしての応用の実施例を説明する。糖尿病は大きくI型とII型に分けて医学的な見地よりの治療を行っている。I型糖尿病患者の糖尿病発生が生得的または遺伝的に発生するのとは異なり、II型糖尿病患者はその患者の生活習慣やその患者が所属する企業や地域社会での人間関係の間での軋轢から生まれる社会的ストレス等が主なる原因とされている。糖尿病の患者の治療はその90%以上が在宅医療としての治療になっている。したがって、本発明にて詳述したように「医療行為における密室性」の解決に本発明のネットセントリックソルージョンが適している。
【0166】
以下添付図面にしたがい、II型糖尿病患者と在宅医療と糖尿病治療として、その患者教育での応用システムとしての本発明の特異性を説明する。
【0167】
(その01)図45においてステップ(3550)の位置は、医者をはじめとした医療従事者と患者とその家族およびその家族が所属する地域社会上での生活の場を意味している。II型糖尿病患者はその患者の医者との親身な問診とその患者が住む地域社会においても活躍ができることがもっとも大切である。すなわち、医者よりだされる医学的診断の治療行為はII型糖尿病患者にとってみるとその治療は在宅でおこなわれることが大半である。先述したように、その医者にとってみると、在宅で行われる患者自身の治療は密室性があるといえる。
【0168】
(その02)図45の3551は図1にて述べたセキュリティー・フォレンジック・エンジン(2001)にての処理をする方向性を意味している。このセキュリティー・フォレンジク・エンジンに入力することは特に医者と患者の個人情報、家族病歴情報、遺伝に関する情報等がありすべてを厳格に守る必要がある。従来の方法は個人情報を守ることをモットーとしているに過ぎなかった。そこには、何らかの医療過誤が発生しても、医者側も患者側も科学的に証明が可能な証拠能力をもった証拠となりうるコンテンツは存在することがなかった。本発明におおける2001のセキュリティー・フォレンジク・エンジンは従前のあいまいな機密保持の関係をさらにしっかりと守ることができるようになる。
【0169】
(その03)図45のステップ(3554)は、ステップ(3555)である医療従事者と患者との現実リアルの会話による医療診断行為である。その際は360度のウエブカメラロボット(8000)を医療側の診察室にそなえておき、医療行為の一環としての患者の顔、態度、質問の回答への患者の反応などを必要な範囲でデジタル処理をしておく。その処理データは次に述べるコンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)にて現実世界のリアルコンテンツをデジタル処理して、デジタル処理加工ができるようにしておく。図45のステップ(3556)は、ステップ(3555)で効果の上がらなかった場合は再度入り口からの再スタートする工程にしている。
【0170】
(その04)図45のステップ(3553)は、ステップ(3554)のコンテキスト・アウエアネス・エンジンにいたる工程である。このコンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)は糖尿病の早期発見をめざして、医療従事者側と患者とその家族関係性を統括を作用するためにつかわれる。このエンジンにおいてはII型糖尿病患者とその家族関係およびその患者への医療従事者とが総合間の責任範囲でのその患者にとっての新しい医療上の問題点を指摘することができるようにしている。
【0171】
図45のステップ(3557)は本発明におけるコネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(5001)を明示しており、II型糖尿病患者にとっての大切な栄養療法情報、運動療法情報、ストレスリリース療法などの患者教育の基本3要素のデータ処理おこなう。このステップ(3557)でのデータ処理により、患者のこれまでの生活習慣の中での患者教育にとってはあまり好ましくない生活態度(喫煙、ストレスによる飽食、運動不足等々)を少しずつできる範囲から改変をしていけるように支援するシステムとなる。
【0172】
図45のステップ(3558)は、ステップ(3559)のカバードサーベランス・エンジン(6001)への工程をしめす。いる。カバードサーベランス・エンジン(6001)である。II型糖尿病患者の場合はとくに医療機関の治療は年間にすると合計でも1ヶ月のなく、大方は通常の日常生活での習慣を治療プログラムにしたがって変えることが目的となっている。大方の医療従事者も糖尿病の治療のための患者教育はすべての医療側の支持行為は患者およびその家族にまかせきりになっている。そこでは、医療側からの患者の今の状態を掌握するための手段は現状ではほとんどないのが現状である。
【0173】
そこで本発明は上記でのべたセキュリティー・フォレンジック・エンジン(2001)やコンテキスト・アウエアネス・エンジン(4001)との連動において、II型糖尿病患者への患者今日教育を断続させることなく、患者の在宅の場所と医療従事者の場所は遠くはなれていても必要な状況判断ができるようにした。これにはこの発明を具体的につかうためには医療者側と患者側との合議にもとづいた合意事項をとることが前提である。カバード・サーベランス・エンジンはあくまでも構造的にあらかじめおこりうることを想定してシナリオをしっかりつくりあがることが前提となる。それには、本発明の実施にはかなりの愚弟的な要件がシナリオを作成時に入手可能となる。
【0174】
図45のステップ(3561)はこれらに医者と患者の合議事項が不成立の場合は再度ステップ(3550)なら問診による診断を再度開始することになる。ステップ(3561)はその戻りのルートである。
【0175】
図45のステップ(3550)は、ステップ(3562)のプレディクティブビヘイビアモディフィケーション・エンジンに通じる工程である。ステップ(3562)のプレディクティブビヘイビアモディフィケーション・エンジン(9001)のことを示している。II型糖尿病患者の大方は過去の習慣をいきなり、すてることは不可能であるとされている。ステップ(3562)では、II型糖尿病患者への行動変容教育は実際としてはかなり困難をともなうのが現状であり、従来からあるシステムはこの内容でのサポートシステムは存在していない。特にII型糖尿病患者は医療サイドの支援がなくなると、たちまちうちに、合併症を引き起こしてしまう可能性が極めて高い。その合併症とは(イ)糖尿病性神経障害、(ロ)糖尿病性網膜症、(ハ)糖尿病性白内障、(ハ)糖尿病性腎症、(ニ)動脈硬化性血管障害、(ホ)高脂血症、(ト)湿疹、皮膚炎、(チ)しびれ、神経痛、(り)歯槽膿漏、(ヌ)虚血性心疾患、(ル)下肢の壊疽、(ヲ)膀胱炎などである。これまでの病院内の情報システムはいわゆる基幹系のシステムにつなげることだけを目的にしている。これらの合併症にいたることをできるだけ先に延期することが今の時期に大切であるとみられている。この図45のステップ(3562)は、以上述べた合併症をいたらないようにいかにしてその予兆を本システムの利用者自らが使い、さらにいかにして行動変容へのチャンス発見につなげるのがよいのかを生み出す仕組みでもある。
【0176】
図45にあるステップ(3564)は、グローバル・インフォメーション・グリッド(1101)を示しており、II型糖尿病患者はグローバル・インフォメーション・グリッドを介して国際糖尿病機構(International Diabetes Federation)とのリンクもできるようにしてある。2020年には全世界の糖尿病患者は約3億人にも増加すると予測されており、その中心が日本はじめUSA,EUの増加傾向より多くなりはじめている。ステップ(3563)は、ステップ(3564)へいたるまでの回路である。
【0177】
図45のステップ(3565)は、360度ウエブカメラロボット(8000)、垂直磁化膜式外部メモリ(70)、6分割ディスプレイ式携帯端末装置(8300)、6分割折り紙プリンタ(8600)との連携のシステムである。
【0178】
在宅医療においてもっとも大切な医療行為は患者と医師との生の対話といわれるナラティブメディシンである。ナラティブメディシンでおこなう医療行為は病院医療においては実践がされているが、医師が患者宅を訪問する必要のある在宅医療では困難を極めているのが実態である。本発明はこのきわめて困難な課題をすみやかに解決するためにネットセントリックソルージョンシステムをもって解決できる。
【0179】
以下、本発明で使用する用語を説明する。
ネットセントリック(Network Centric Solution) とは、意思決定や活動指示の中枢部分を特定せずに一定の権限を現場にて移譲し意思決定の正確さ、迅速性を促す組織体であり、それらを分散するトポロジー形態で行うネットワークを利用した解決方法である。
【0180】
ネットセントリック・システム(Network Centric Solution System) とは、ネットセントリックを手段とする機能を有する構成体である。
【0181】
個人間情報表示ネットセントリック(Mobile NetCentric Personalization and Publishing, MNP)とは、特定個人間の情報コンテンツを断続せずにコンテキスト・アウエアネスとしていつでも、どこでも、使用可能な個人間情報表示を可能とするネットセントリックである。
【0182】
デジタル・フォレンジック(Digital Forensics)とは、証拠を収集・保存する証拠情報で訴訟にても有効となる所見等である。
【0183】
グローバル・インフォメーション・グリッド(Global Information Grid)とは、ネットセントリックシステムを地球規模にて運用をおこなう人工衛星活用型個別データベースである。
【0184】
コンテキスト・アウエアネス(Context Awareness,CA)とは、Real-ContentsをDigital Web-Contentsへの変質である。
【0185】
コンテキスト・アウエアネス・エンジン(Context Awareness Engine,CAE)とは、コンテキスト・アウエアネスを実行する機能である。
【0186】
コネクショニスト・アフォーダンス(Connectionist Affordance)とは、自律的学習機能を高めたり、自らのモチベーションを維持することを外部環境からみる方法である。
【0187】
コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(Connectionist Affordance engine,CAFE)とは、コネクショニスト・アフォーダンスを実行する機能である。
【0188】
カバードサーベランス(Covered Surveillance, CS)とは、あらかじめ起こると推測されるイベントを一定の範囲の部屋等に感知能力を設置し、その中で起こるであろう予測事項と大幅に異なった事実との違いを好適に見つけ出す前兆発見予知監視機能である。
【0189】
カバードサーベランス・エンジン(Covered Surveillance Engine, CSE)とは、カバードサーベランスを実行する機能である。
【0190】
プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション(Predictive Behavior Modification , PBM)とは、予兆の発見(Chance Discovery)から行動変容(Behaviour Modification)のチャンスを発見支援するためのサブシステムである。
【0191】
プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン(Predictive Behavior Modification Engine, PBME)とは、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーションを実行する機能である。
【0192】
情報ドメイン(Information Domain)とは、ITを生態情報までの領域まで拡張した概念規定である。
【0193】
物理ドメイン(Physical Domain)とは、通信手段をグローバル・インフォメーション・グリッドまで拡張した技術概念である。
【0194】
認知ドメイン(Cognitive Domain)とは、情報システムに人間が認識できる範囲を規定した概念とその記録とその情報を活用する分野である。
【0195】
社会ドメイン(Social Domain)とは、情報システム運用の範囲をそのシステムを活用する地域のヒトまでを包含した社会心理的概念である。
【0196】
データ・ウェアハウス(Data warehouse)とは、各分野毎のデータベースを一元化して、プロセス毎に統合データを蓄積するセントラルウエアハウスとエンドユーザコンピューティング(End User Computing, EUC)の観点で利用可能なデータベースである。
【0197】
データマイニング(Data Mining)とは、データ・ウェアハウスで蓄積したデータ間の相関関係の検出である。
【0198】
予兆の発見(Chance Discovery)とは、インターネットなどを通して提供される膨大な情報の中から,利用者の意思決定に重要な機会に予兆情報(predictive information)として検知する知覚である。
【0199】
行動変容(Behaviour Modification)とは、他者に対して,情報手段を介して伝達される特定個人に関する情報,およびその伝達行為による不適応行動の修正、例えば食生活の行動変容の場合、食事・運動・メンタル等の活動実績を月毎に記録して、その変化を抽出して適正化の動機付けを行うことである。
【0200】
サポートベクターマシン(Support Vector Machine,SVM):自律的学習システムをサポートツール開発の手法である。
【0201】
コンプライアンスとは、命令事項を間違いなく実践をすることである。
【0202】
インターオペラブル・アジリティ(Interoperable Agility, IA)とは、コンピュータシステムのプログラムが各ノードで相互に俊敏迅速に利用可能を有する相互俊敏情報交換性である。
【0203】
シェアード・シュチエーション・アウエアネス(Shared Situational Awareness, SSA)とは、必要とする情報をコンテキストに変換し、さらに特定の相手にそのコンテキストを配布し、やる気を促し、注意を喚起する状況共有啓発性開発ツールである。
【0204】
セルフ・シンクロナイゼーション(Self Synchronization, SS)とは、自らが積極的に自律的な学習を促し、そこから得たとこを必要とする相手にも情報共有をし、予兆の発見をするための自己同調達成性開発ツールである。
【0205】
異種のシステム(Heterogeneous System)とは、ウインドウズ(Windows)(登録商標)、リナックス(Linux)(登録商標)、ユニックス(UNIX)(登録商標)等異なるプラットフォームである。
【0206】
マルチプラットフォームとは、異種間のOS、DB、ソフトを横串に同調させるツールである。
【0207】
在宅医療(Home & Community Care, HACC)とは、各個人の生活拠点を医療あるいは生活習慣病予防策の実践場所とする行為である。
【0208】
端末間システム(Edge to Edge System)とは、端末間同士をつなぐシステムであって、更に医療分野に置き換えた場合、末端の医療現場と病院の治療室とデジタル情報で統合したシステムである。
【0209】
在宅医療と地域志向健康予防管理システム(Home & Community Care EBO(Effect based Operation)とは、ネットセントリックシステムに組み込まれたコンテキスト・アウエアネス・エンジン(CAE)機能とコネクショニスト・アフォーダンス・エンジン(CAFE)機能とを連携させて、特定個人毎に時間的に連続した医療行為あるいは生活習慣病予防策または健康管理を実施するシステムである。
【図面の簡単な説明】
【0210】
【図1】本発明システムのネットセントリックシステムの概略図である。
【図2】グローバル・インフォメーション・グリッドの構成である。
【図3】グローバル・インフォメーション・グリッドと各エンジンの関係を示す。
【図4】本発明のカバードサーベランス・エンジンである。
【図5】本発明のカバードサーベランス・エンジンである。
【図6】本発明のカバードサーベランス・エンジンである。
【図7】本発明の正則データを示す。
【図8】本発明の逆則データを示す。
【図9】本発明の正則データと逆則データの組み合わせである。
【図10】本発明のコンテキスト・アウエアネス・エンジンである。
【図11】本発明のコンテキスト・アウエアネス・エンジンである。
【図12】本発明のコンテキスト・アウエアネス・エンジンである。
【図13】本発明のコネクショニスト・アフォーダンス・エンジンである。
【図14】本発明のコネクショニスト・アフォーダンス・エンジンである。
【図15】本発明のコネクショニスト・アフォーダンス・エンジンである。
【図16】本発明のセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジンである。
【図17】本発明のセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジンである。
【図18】本発明のセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジンである。
【図19】各データの重要性を加味したプロトコルの組み合わせ図である。
【図20】セキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジンの説明図である。
【図21】強いセキュリティーエリアを示す図である。
【図22】弱いセキュリティーエリアを示す図である。
【図23】セキュリティーエリアの強弱を示す図である。
【図24】セキュリティーの説明図である。
【図25】本発明のセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジンである。
【図26】本発明のプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンである。
【図27】本発明のプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンである。
【図28】本発明のプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンである。
【図29】本発明の球体垂直磁化膜記憶部である。
【図30】本発明の球体垂直磁化膜記憶部の駆動方法である。
【図31】本発明の球体垂直磁化膜記憶部である。
【図32】本発明の球体垂直磁化膜記憶部である。
【図33】本発明の球体垂直磁化膜記憶部である。
【図34】本発明のメモリーノードである。
【図35】本発明のメモリーに記録する関係とメモリーユニットの関係を示す。
【図36】6分割ディスプレイ式携帯端末装置の構造図である。
【図37】6分割ディスプレイ式携帯端末装置の構造図である。
【図38】6分割折り紙プリンタ(8600)の構造図である。
【図39】シェアード・シュチエーション・アウエアネスのアルゴリズムである。
【図40】シェアード・シュチエーション・アウエアネスのアルゴリズムである。
【図41】行動変容にいたるまでの経過プロセスである。
【図42】本発明のネットセントリックシステムのトポロジーである。
【図43】図42と本発明の分散型トポロジーの関係を示す図である。
【図44】本発明を応用した実施例である。
【図45】本発明を応用した他の実施例である。
【符号の説明】
【0211】
1 ネットセントリックシステム
10 現実世界コンテンツ入力操作部
11 従来のネットワークシステム
12 既存のデータベース、
70 球体垂直磁化膜外部記憶部、
1000 本発明の中核となる技術コア部
1101 グローバル・インフォメーション・グリッド、
6001 カバードサーベランス・エンジン、
4001 コンテキスト・アウエアネス・エンジン、
5001 コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン、
2001 セキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン、
9001 プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン
8000 360度ウエブカメラ付ロボット、
8300 6分割ディスプレイ式携帯端末装置、
8600 6分割折り紙プリンタ、
3001 通常業務管理用D/B


【特許請求の範囲】
【請求項1】
分散型トポロジー形態のネットワークであるネットセントリックシステムにおいて、
グローバル・インフォメーション・グリッドを介した遠隔通信と、
シェアード・シュチエーション・アウエアネスに基づいて、複数の携帯端末の使用者間で、時間途切れなく継続的に情報共有を成すことを特徴とするネットセントリックシステム。
【請求項2】
グローバル・インフォメーション・グリッドと連携するカバードサーベランス・エンジンであって、前記カバードサーベランス・エンジンがコンテキスト・アウエアネス・エンジンとコネクショニスト・アフォーダンス・エンジン並びにプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンと連携して、更にセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジンを含む請求項1記載のネットセントリックシステム。
【請求項3】
情報の記録手段として球体垂直磁化膜記憶部を有する請求項2記載のネットセントリックシステム。
【請求項4】
360度ウエブカメラと6分割折り紙フルカラープリンタと6分割ディスプレイ式携帯端末装置のうち、少なくともいずれか一つを情報の入力部あるいは出力部とする請求項3記載のネットセントリックシステム。
【請求項5】
在宅の対象者自身の医療情報あるいは健康管理情報と、前記対象者に医療情報あるいは健康管理情報を提供する医療健康管理者との遠隔情報ネットワークにおいて、
カバードサーベランス・エンジンが、コンテキスト・アウエアネス・エンジンと、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジン並びにプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンと連携して、更にセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジンを介して前記医療情報あるいは前記健康管理情報を変換して、
前記在宅の対象者と前記医療健康管理者との間で在宅医療情報あるいは健康予防管理情報を送達する在宅医療と健康管理システムに適用したことを特徴とするネットセントリックシステム。
【請求項6】
前記在宅医療情報あるいは前記健康予防管理情報の記録手段として、球体垂直磁化膜記憶部を有する請求項5記載のネットセントリックシステム。
【請求項7】
前記在宅医療情報あるいは前記健康予防管理情報の表示手段として、360度ウエブカメラと6分割折り紙フルカラープリンタと6分割ディスプレイ式携帯端末装置のうち、少なくともいずれか一つを情報の入力部あるいは出力部とする請求項6記載のネットセントリックシステム。
【請求項8】
グローバル・インフォメーション・グリッドとの通信プロトコルのエリアである第1記憶部と、他のカバードサーベランス・エンジンとの通信プロトコルのエリアである第2記憶部と、コンテキスト・アウエアネス・エンジンとの通信プロトコルのエリアである第3記憶部と、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジンとの通信プロトコルのエリアである第4記憶部と、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンとの通信プロトコルのエリアである第5記憶部と、入出力端末との通信プロトコルのエリアである第6記憶部とを備え、
前記グローバル・インフォメーション・グリッドとの通信フラグを付与する第1フラグポイントと、前記他のカバードサーベランス・エンジンとの通信フラグを付与する第2フラグポイントと、前記コンテキスト・アウエアネス・エンジンとの通信フラグを付与する第3フラグポイントと、前記コネクショニスト・アフォーダンス・エンジンとの通信フラグを付与する第4フラグポイントと、前記プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンとの通信フラグを付与する第5フラグポイントと、前記入出力端末との通信フラグを付与する第6フラグポイントと、前記第1フラグポイント乃至前記第6フラグポイント間にまたがって処理する情報に通信フラグを付与する第0フラグポイントと、
を有して構成するカバードサーベランス・エンジンであって、
前記カバードサーベランス・エンジンが、前記グローバル・インフォメーション・グリッドとコンテキスト・アウエアネス・エンジンと前記コネクショニスト・アフォーダンス・エンジンと前記プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンとの何れとも連携してネットセントリックシステムを構成することを特徴とするカバードサーベランス・エンジン。
【請求項9】
セキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジンとの通信プロトコルのエリアである第1記憶部と、カバードサーベランス・エンジンとの通信プロトコルのエリアである第2記憶部と、他のコンテキスト・アウエアネス・エンジンとの通信プロトコルのエリアである第3記憶部と、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジンとの通信プロトコルのエリアである第4記憶部と、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンとの通信プロトコルのエリアである第5記憶部と、入出力端末との通信プロトコルのエリアである第6記憶部とを備え、
前記セキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジンとの通信フラグを付与する第1フラグポイントと、前記カバードサーベランス・エンジンとの通信フラグを付与する第2フラグポイントと、前記他のコンテキスト・アウエアネス・エンジンとの通信フラグを付与する第3フラグポイントと、前記コネクショニスト・アフォーダンス・エンジンとの通信フラグを付与する第4フラグポイントと、前記プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンとの通信フラグを付与する第5フラグポイントと、前記入出力端末との通信フラグを付与する第6フラグポイントと、前記第1フラグポイント乃至前記第6フラグポイント間にまたがって処理する情報に通信フラグを付与する第0フラグポイントと、
を有して構成するコンテキスト・アウエアネス・エンジンであって、
前記コンテキスト・アウエアネス・エンジンが、グローバル・インフォメーション・グリッドと連携するカバードサーベランス・エンジンにコネクショニスト・アフォーダンス・エンジンとプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンと共に連携して、更にセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジンを含み、ネットセントリックシステムを構成することを特徴とするコンテキスト・アウエアネス・エンジン。
【請求項10】
セキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジンとの通信プロトコルのエリアである第1記憶部と、カバードサーベランス・エンジンとの通信プロトコルのエリアである第3記憶部と、コンテキスト・アウエアネス・エンジンとの通信プロトコルのエリアである第2記憶部と、他のコネクショニスト・アフォーダンス・エンジンとの通信プロトコルのエリアである第4記憶部と、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンとの通信プロトコルのエリアである第5記憶部と、入出力端末との通信プロトコルのエリアである第6記憶部とを備え、
前記セキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジンとの通信フラグを付与する第1フラグポイントと、前記カバードサーベランス・エンジンとの通信フラグを付与する第2フラグポイントと、前記コンテキスト・アウエアネス・エンジンとの通信フラグを付与する第3フラグポイントと、前記他のコネクショニスト・アフォーダンス・エンジンとの通信フラグを付与する第4フラグポイントと、前記プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンとの通信フラグを付与する第5フラグポイントと、前記入出力端末との通信フラグを付与する第6フラグポイントと、前記第1フラグポイント乃至前記第6フラグポイント間にまたがって処理する情報に通信フラグを付与する第0フラグポイントと、
を有して構成するコネクショニスト・アフォーダンス・エンジンであって、
前記コネクショニスト・アフォーダンス・エンジンが、グローバル・インフォメーション・グリッドと連携するカバードサーベランス・エンジンに、コンテキスト・アウエアネス・エンジンとプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンと共に連携して、更にセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジンと連携することを含み、ネットセントリックシステムを構成することを特徴とするコネクショニスト・アフォーダンス・エンジン。
【請求項11】
他のセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジンの通信プロトコルのエリアである第1記憶部と、従来からある既存データベースと現実世界コンテンツ入力操作部との通信プロトコルのエリアである第2記憶部と、コンテキスト・アウエアネス・エンジンとの通信プロトコルのエリアである第3記憶部と、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジンとの通信プロトコルのエリアである第4記憶部と、強いセキュリティー処理を行うエリアである第5記憶部と、弱いセキュリティー処理を行うエリアである第6記憶部とを備え、
前記他のセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジンとの通信フラグを付与する第1フラグポイントと、前記現実世界コンテンツ入力操作部並びに既存データベースとの通信フラグを付与する第2フラグポイントと、前記コンテキスト・アウエアネス・エンジンとの通信フラグを付与する第3フラグポイントと、前記コネクショニスト・アフォーダンス・エンジンとの通信フラグを付与する第4フラグポイントと、前記強いセキュリティー処理フラグを付与する第5フラグポイントと、前記弱いセキュリティー処理フラグを付与する第6フラグポイントと、前記第1フラグポイント乃至前記第6フラグポイント間にまたがって処理する情報に通信フラグを付与する第0フラグポイントと、を有して構成するセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジンであって、
前記セキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジンが、グローバル・インフォメーション・グリッドとの送受信部であるカバードサーベランス・エンジンに通信するコンテキスト・アウエアネス・エンジンとコネクショニスト・アフォーダンス・エンジンとに連携してネットセントリックシステムを構成することを特徴とするセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン。
【請求項12】
他のプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンの通信プロトコルのエリアである第1記憶部と、カバードサーベランス・エンジンとの通信プロトコルのエリアである第2記憶部と、コンテキスト・アウエアネス・エンジンとの通信プロトコルのエリアである第3記憶部と、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジンとの通信プロトコルのエリアである第4記憶部と、予兆の発見処理を行うエリアである第5記憶部と、行動変容処理を行うエリアである第6記憶部を備え、
前記他のプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンとの通信フラグを付与する第1フラグポイントと、前記カバードサーベランス・エンジンとの通信フラグを付与する第2フラグポイントと、前記コンテキスト・アウエアネス・エンジンとの通信フラグを付与する第3フラグポイントと、前記コネクショニスト・アフォーダンス・エンジンとの通信フラグを付与する第4フラグポイントと、予兆の発見処理フラグを付与する第5フラグポイントと、行動変容処理フラグを付与する第6フラグポイントと、前記第1フラグポイント乃至前記第6フラグポイント間にまたがって処理する情報に通信フラグを付与する第0フラグポイントとを有して構成するプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンであって、
プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンが、グローバル・インフォメーション・グリッドと連携するカバードサーベランス・エンジンにコンテキスト・アウエアネス・エンジンとコネクショニスト・アフォーダンス・エンジンと共に連携してネットセントリックシステムを構成することを特徴とするプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン。
【請求項13】
6面立方体の筐体内において、垂直磁化膜を球体状に積層してあり、前記積層した垂直磁化膜の最外周膜部にセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジンで定めた強いセキュリティー処理をされたデータを記録して、前記積層した垂直磁化膜の最内周膜部に前記セキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジンで定めた弱いセキュリティー処理をされたデータを記録する球体垂直磁化膜記憶装置であって、
前記球体垂直磁化膜記憶装置が、グローバル・インフォメーション・グリッドとカバードサーベランス・エンジンとコンテキスト・アウエアネス・エンジンとコネクショニスト・アフォーダンス・エンジン並びにプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンとの連携で構成されるネットセントリックシステムに組み込むことを特徴とする球体垂直磁化膜記憶装置。
【請求項14】
カバードサーベランスエンジンとの交信部と、360度視覚が可能なカメラと、聴覚機能を有し、前記カメラと前記聴覚機能で検出したリアルコンテンツをカバードサーベランス・エンジンを経由して、コネクショニスト・アフォーダンス・エンジンと常に交信する360度ウエブカメラ付ロボットであって、
前記360度ウエブカメラ付ロボットが、グローバル・インフォメーション・グリッドとカバードサーベランス・エンジンとコンテキスト・アウエアネス・エンジンとコネクショニスト・アフォーダンス・エンジンとプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンと球体垂直磁化膜記憶装置との連携で構成されるネットセントリックシステムに組み込むことを特徴とする360度ウエブカメラ付ロボット。
【請求項15】
印刷部と、プリンタの紙の挿入口と、アウトプット部と、制御コントロール部とを有し、
6分割に折りたたんである紙を前記挿入口から挿入され、前記印刷部で折り畳んだ状態の紙から元の開いた状態の紙に戻して印刷する6分割折り紙プリンタであって、
前記6分割折り紙プリンタが、グローバル・インフォメーション・グリッドとカバードサーベランス・エンジンとコンテキスト・アウエアネス・エンジンとコネクショニスト・アフォーダンス・エンジンとプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンと球体垂直磁化膜記憶装置との連携で構成されるネットセントリックシステムに組み込むことを特徴とする6分割折り紙フルカラープリンタ。
【請求項16】
カバードサーベランス・エンジンとの交信に必要な内蔵するプロトコルと、操作部と、簡易表示部と、360度ウエブカメラロボットとの交信をする送受信部及びカメラと、6分割ディスプレイ本体を折り畳む状態で収納する収納部と、メモリーユニットを内蔵する送受信部本体と、前記6分割ディスプレイ本体を送受信部本体から引出して6分割ディスプレイを表示する携帯端末装置であって、
前記携帯端末装置が、グローバル・インフォメーション・グリッドとカバードサーベランス・エンジンとコンテキスト・アウエアネス・エンジンとコネクショニスト・アフォーダンス・エンジンとセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジンと、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジンと球体垂直磁化膜記憶装置との連携で構成されるネットセントリックシステムに組み込むことを特徴とする6分割ディスプレイ式携帯端末装置。
【請求項17】
前記在宅の対象者と前記医療健康管理者との間で在宅医療情報あるいは健康予防管理情報を送達する在宅医療と健康管理システムに適用した前記ネットセントリックシステムを構成する請求項8記載のカバードサーベランス・エンジン。
【請求項18】
前記在宅の対象者と前記医療健康管理者との間で在宅医療情報あるいは健康予防管理情報を送達する在宅医療と健康管理システムに適用した前記ネットセントリックシステムを構成する請求項9記載のコンテキスト・アウエアネス・エンジン。
【請求項19】
前記在宅の対象者と前記医療健康管理者との間で在宅医療情報あるいは健康予防管理情報を送達する在宅医療と健康管理システムに適用した前記ネットセントリックシステムを構成する請求項10記載のコネクショニスト・アフォーダンス・エンジン。
【請求項20】
前記在宅の対象者と前記医療健康管理者との間で在宅医療情報あるいは健康予防管理情報を送達する在宅医療と健康管理システムに適用した前記ネットセントリックシステムを構成する請求項11記載のセキュリティー・デジタル・フォレンジック・エンジン。
【請求項21】
前記在宅の対象者と前記医療健康管理者との間で在宅医療情報あるいは健康予防管理情報を送達する在宅医療と健康管理システムに適用した前記ネットセントリックシステムを構成する請求項12記載のプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーション・エンジン。
【請求項22】
前記在宅の対象者と前記医療健康管理者との間で在宅医療情報あるいは健康予防管理情報を送達する在宅医療と健康管理システムに適用した前記ネットセントリックシステムを構成する請求項13記載の球体垂直磁化膜記憶装置。
【請求項23】
前記在宅の対象者と前記医療健康管理者との間で在宅医療情報あるいは健康予防管理情報を送達する在宅医療と健康管理システムに適用した前記ネットセントリックシステムを構成する請求項14記載の360度ウエブカメラ付ロボット。
【請求項24】
前記在宅の対象者と前記医療健康管理者との間で在宅医療情報あるいは健康予防管理情報を送達する在宅医療と健康管理システムに適用した前記ネットセントリックシステムを構成する請求項15記載の6分割折り紙フルカラープリンタ。
【請求項25】
前記在宅の対象者と前記医療健康管理者との間で在宅医療情報あるいは健康予防管理情報を送達する在宅医療と健康管理システムに適用した前記ネットセントリックシステムを構成する請求項16記載の6分割ディスプレイ式携帯端末装置。
【請求項26】
カバードサーベランスのステップと、
コンテキスト・アウエアネスのステップと、
コネクショニスト・アフォーダンスのステップと、
セキュリティー・デジタル・フォレンジックのステップと、
プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーションのステップと、
を有しており、
前記カバードサーベランスのステップが前記コンテキスト・アウエアネスのステップと前記コネクショニスト・アフォーダンスのステップと前記プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーションのステップと連携すると共に、前記コンテキスト・アウエアネスのステップと前記コネクショニスト・アフォーダンスのステップに前記セキュリティー・デジタル・フォレンジックのステップを更に連携することを特徴とするネットセントリックの方法。
【請求項27】
前記カバードサーベランスのステップと、前記コンテキスト・アウエアネスのステップと、前記コネクショニスト・アフォーダンスのステップと、プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーションのステップとを球体垂直磁化膜記憶部に記録するステップを更に有する請求項26記載のネットセントリックの方法。
【請求項28】
360度ウエブカメラと6分割折り紙フルカラープリンタと6分割ディスプレイ式携帯端末装置のうち、少なくともいずれか一つを情報の入力ステップあるいは出力ステップとする請求項27記載のネットセントリックの方法。
【請求項29】
在宅の対象者に対する医療情報あるいは健康管理情報と、前記対象者に医療情報あるいは健康管理情報を提供する医療健康管理者との間の情報処理において、
カバードサーベランスのステップと、
コンテキスト・アウエアネスのステップと、
コネクショニスト・アフォーダンスのステップと、
セキュリティー・デジタル・フォレンジックのステップと、
プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーションのステップと、
を有しており、
前記カバードサーベランスのステップが前記コンテキスト・アウエアネスのステップと前記コネクショニスト・アフォーダンスのステップと前記プレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーションのステップと連携すると共に、前記コンテキスト・アウエアネスのステップと前記コネクショニスト・アフォーダンスのステップに前記セキュリティー・デジタル・フォレンジックのステップを更に連携することを特徴とするネットセントリックの方法。
【請求項30】
前記カバードサーベランスのステップと、前記コンテキスト・アウエアネスのステップと、前記コネクショニスト・アフォーダンスのステップとプレディクテブ・ビヘイビアー・モディフィケーションのステップとを球体垂直磁化膜記憶部に記録するステップを更に有する請求項29記載のネットセントリックの方法。
【請求項31】
360度ウエブカメラと6分割折り紙フルカラープリンタと6分割ディスプレイ式携帯端末装置のうち、少なくともいずれか一つを情報の入力ステップあるいは出力ステップとする請求項30記載のネットセントリックの方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【公開番号】特開2007−136010(P2007−136010A)
【公開日】平成19年6月7日(2007.6.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−336382(P2005−336382)
【出願日】平成17年11月21日(2005.11.21)
【出願人】(505033499)関西ビジネスインフォメーション株式会社 (1)
【出願人】(501439611)
【Fターム(参考)】