説明

ネーミング発想支援装置及び方法、プログラム、記憶媒体、並びにネーミング発想支援システム

【課題】 本発明は、ネーミングの作成コンセプトに沿った名称を作成することができると共に、推敲による時間と手間を減少させることができるネーミング発想支援装置を提供する。
【解決手段】 ネーミング作成条件入力画面70上からネーミングの作成条件及び作成コンセプトの入力を受け付け、入力された作成コンセプトに相当する外国語を辞書DB4から検索し、検索した外国語の類義語を類義語DB5から検索し、検索された類義語等から抽出した所定の頭文字を組み合わせて作成された文字列が、辞書DB4内の単語と一致して且つ作成条件を満たすときは、その文字列を実行結果画面80として端末1に表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、事物のネーミングを効率的に支援するネーミング発想支援装置及び方法、プログラム、記憶媒体、並びにネーミング発想支援システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、事物のネーミングについては、複数の単語で構成される語の頭文字をつなげて頭字語を作成するアクロニム手法を用いたり、一般から名称を公募するなど人間の自然な発想で行われているが、事物に関連する知識を適切に利用して発想することの困難性から、当該事物に関連する概念の列挙等により人間の発想を支援する技術が提案されている。
【0003】
例えば、事物の特徴に関する特徴式を対比して、ネーミングの対象事物に類似した事物の命名例を検索し、その名称の一部を対象事物の特徴に関する概念に置き換えて呈示するネーミング発想支援システムが提案されている(特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平5−282357号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記アクロニム手法を用いたネーミングは一般的であるが、その手法により作成された名称は無意味な文字列になる場合が多く、当該名称の作成コンセプトが一般のユーザに伝わりにくいという問題がある。
【0005】
また、上記特許文献1では、コンセプトとなるキーワードがそのまま用いられているため、作成された名称が長い文字列になってしまい、時として読みにくいものとなる。また、ユーザが設定した一組のキーワードに対して導き出される名称が一つだけである。さらに、実際にキーワードからネーミングの発想を行っているのがユーザ自身であり、システムが発想のヒントをユーザに提示する機能にとどまっている。
【0006】
そこで、本発明の第1の目的は、ネーミングの作成コンセプトに沿った名称を作成することができると共に、推敲による時間と手間を減少させることができるネーミング発想支援装置及び方法、プログラム、記憶媒体、並びにネーミング発想支援システムを提供することにある。
【0007】
また、本発明の第2の目的は、よりユーザのニーズに応じた名称を作成することが可能であって、当該名称の認知度を向上させることができるネーミング発想支援装置及び方法、プログラム、記憶媒体、並びにネーミング発想支援システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、請求項1記載のネーミング発想支援装置は、事物の名称を作成するネーミング発想支援装置において、概念が共通する複数の単語が概念毎に配置されたテーブル情報を記憶する記憶手段と、前記名称の作成条件の入力を受け付ける受付手段と、前記受け付けた作成条件に相当する第1の単語を前記テーブル情報から検索する第1の検索手段と、前記第1の単語に類似する概念を有する第2の単語を前記テーブル情報から検索する第2の検索手段と、前記第1の単語及び前記第2の単語の一部の文字を組み合わせて文字列を作成する作成手段と、前記作成された文字列と一致する第3の単語を前記テーブル情報から検索する第3の検索手段と、前記受け付けた作成条件を満たすものを前記第3の単語から選別する選別手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
上記目的を達成するために、請求項2記載のネーミング発想支援装置は、事物の名称を作成するネーミング発想支援装置において、概念が共通する複数の単語が概念毎に配置されたテーブル情報を記憶する記憶手段と、前記名称の作成条件の入力を受け付ける受付手段と、前記受け付けた作成条件に相当する第1の単語を前記テーブル情報から検索する第1の検索手段と、前記第1の単語に類似する概念を有する第2の単語を前記テーブル情報から検索する第2の検索手段と、前記第1の単語及び前記第2の単語の一部の文字を抽出する抽出手段と、前記受け付けた作成条件に合う第3の単語を前記テーブル情報から検索する第3の検索手段と、前記抽出された文字で構成されているものを前記第3の単語から選別する選別手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
上記目的を達成するために、請求項8記載のネーミング発想支援方法は、事物の名称を作成する情報処理装置のネーミング発想支援方法において、概念が共通する複数の単語が概念毎に配置されたテーブル情報を記憶する記憶工程と、前記名称の作成条件の入力を受け付ける受付工程と、前記受け付けた作成条件に相当する第1の単語を前記テーブル情報から検索する第1の検索工程と、前記第1の単語に類似する概念を有する第2の単語を前記テーブル情報から検索する第2の検索工程と、前記第1の単語及び前記第2の単語の一部の文字を組み合わせて文字列を作成する作成工程と、前記作成された文字列と一致する第3の単語を前記テーブル情報から検索する第3の検索工程と、前記受け付けた作成条件を満たすものを前記第3の単語から選別する選別工程とを備えることを特徴とする。
【0011】
上記目的を達成するために、請求項9記載のネーミング発想支援方法は、事物の名称を作成する情報処理装置のネーミング発想支援方法において、概念が共通する複数の単語が概念毎に配置されたテーブル情報を記憶する記憶工程と、前記名称の作成条件の入力を受け付ける受付工程と、前記受け付けた作成条件に相当する第1の単語を前記テーブル情報から検索する第1の検索工程と、前記第1の単語に類似する概念を有する第2の単語を前記テーブル情報から検索する第2の検索工程と、前記第1の単語及び前記第2の単語の一部の文字を抽出する抽出工程と、前記受け付けた作成条件に合う第3の単語を前記テーブル情報から検索する第3の検索工程と、前記抽出された文字で構成されているものを前記第3の単語から選別する選別工程とを備えることを特徴とする。
【0012】
上記目的を達成するために、請求項10記載のネーミング発想支援システムは、少なくとも1つの情報端末とサーバ装置とが互いにネットワークを介して接続されたネーミング発想支援システムにおいて、前記情報端末は、事物の名称の作成条件の入力を受け付ける受付手段と、前記受け付けた作成条件を前記サーバ装置に送信する送信手段とを備え、前記サーバ装置は、概念が共通する複数の単語が概念毎に配置されたテーブル情報を記憶する記憶手段と、前記情報端末から受信した作成条件に相当する第1の単語を前記テーブル情報から検索する第1の検索手段と、前記第1の単語に類似する概念を有する第2の単語を前記テーブル情報から検索する第2の検索手段と、前記第1の単語及び前記第2の単語の一部の文字を組み合わせて文字列を作成する作成手段と、前記作成された文字列と一致する第3の単語を前記テーブル情報から検索する第3の検索手段と、前記受け付けた作成条件を満たすものを前記第3の単語から選別する選別手段と、前記選別した結果を前記情報端末に返信する返信手段とを備えることを特徴とする。
【0013】
上記目的を達成するために、請求項11記載のネーミング発想支援システムは、少なくとも1つの情報端末とサーバ装置とが互いにネットワークを介して接続されたネーミング発想支援システムにおいて、前記情報端末は、事物の名称の作成条件の入力を受け付ける受付手段と、前記受け付けた作成条件を前記サーバ装置に送信する送信手段とを備え、前記サーバ装置は、概念が共通する複数の単語が概念毎に配置されたテーブル情報を記憶する記憶手段と、前記情報端末から受信した作成条件に相当する第1の単語を前記テーブル情報から検索する第1の検索手段と、前記第1の単語に類似する概念を有する第2の単語を前記テーブル情報から検索する第2の検索手段と、前記第1の単語及び前記第2の単語の一部の文字を抽出する抽出手段と、前記受け付けた作成条件に合う第3の単語を前記テーブル情報から検索する第3の検索手段と、前記抽出された文字で構成されているものを前記第3の単語から選別する選別手段と、前記選別した結果を前記情報端末に返信する返信手段とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、概念が共通する複数の単語が概念毎に配置されたテーブル情報を記憶し、名称の作成条件に相当する第1の単語をテーブル情報から検索し、当該第1の単語に類似する概念を有する第2の単語をテーブル情報から検索し、第1の単語及び第2の単語の一部の文字を組み合わせて文字列を作成し、作成された文字列と一致する第3の単語をテーブル情報から検索し、受け付けた作成条件を満たすものを第3の単語から選別するので、ネーミングの作成コンセプトに沿った名称を作成することができると共に、推敲による時間と手間を減少させることができる。
【0015】
本発明によれば、概念が共通する複数の単語が概念毎に配置されたテーブル情報を記憶し、名称の作成条件に相当する第1の単語をテーブル情報から検索し、当該第1の単語に類似する概念を有する第2の単語をテーブル情報から検索し、第1の単語及び第2の単語の一部の文字を抽出し、受け付けた作成条件に合う第3の単語をテーブル情報から検索し、抽出された文字で構成されているものを第3の単語から選別するので、ネーミングの作成コンセプトに沿った名称を作成することができると共に、推敲による時間と手間を減少させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0017】
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係るネーミング発想支援装置を有するネーミング発想支援システムの全体構成を示すブロック図である。
【0018】
図1において、本ネーミング発想支援システムは、パーソナルコンピュータ等から成る端末1と、サーバコンピュータ等から成るネーミング発想支援装置としてのサーバ装置3と、これらを互いに接続する通信ネットワーク2とで構成されている。
【0019】
端末1は、ユーザからネーミングの作成条件や作成コンセプト等に関する情報の入力を受け付けると共に、当該ユーザにそれらの結果を出力(表示)する入出力手段である。サーバ装置3は、データベースとして辞書DB4、類義語DB5、及び作成条件DB6を備える。
【0020】
辞書DB4は、和英辞典、和仏辞典、及び和露辞典などの辞書のように、日本語とその日本語に相当する複数種の外国語で構成されたデータベース(DB)である。類義語DB5は、日本語以外の複数種の外国語毎に、所定の単語に対して意義の類似する類義語で構成されたDBである。作成条件DB6は、端末1から入力されたネーミングの作成条件を保存するDBである。
【0021】
通信ネットワーク2は、インターネットやLAN(Local Area Network)等から成り、端末1とサーバ装置3との間を接続するデータ通信網である。
【0022】
図2は、図1のサーバ装置3の内部構成を示すブロック図である。
【0023】
図2において、サーバ装置3は、CPU31と、RAM32と、ROM33と、外部メモリ34と、入力装置35と、表示装置36と、印刷装置37と、通信インターフェース38と、システムバス39とを備える。
【0024】
ROM33又は外部メモリ34は、CPU31の制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やオペレーティングシステム(以下、「OS」という。)等を記憶するものである。RAM32は、CPU31の主メモリ、ワークエリア等として機能するものである。
【0025】
CPU31は、システムバス39に接続された各種デバイスとのアクセスを総括的に制御すると共に、後述する処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM32にロードし、当該プログラム等を実行することで各種動作を実現するものである。
【0026】
入力装置35は、キーボードやポインティングデバイス等で構成されるものである。表示装置36は、LCD(Liquid Crystal Display)等で構成されるものである。印刷装置37は、レーザプリンタ等で構成されるものである。通信インターフェース38は、所定のプロトコルにより通信ネットワーク2に接続すると共に、外部装置との通信を制御するものである。
【0027】
外部メモリ34は、ハードディスク等の記憶装置で構成され、上述した辞書DB4、類義語DB5、及び作成条件DB6と共に、汎用HDD341を備える。
【0028】
端末1については、サーバ装置3と同様の構成を有するものであるが、外部メモリには上述した各種データベースが格納されていないものとする。
【0029】
次に、本実施の形態におけるネーミング発想支援方法について、「教育用汎用コンピュータ言語のネーミング」を具体例として図3〜図9を参照して説明する。
【0030】
図3及び図4は、本発明の第1の実施の形態におけるネーミング発想支援処理を示すフローチャートである。図5は、図4の処理により端末1に表示するネーミング作成条件入力画面の例を示す図である。図6はネーミング作成条件入力画面から入力された情報に基づいて作成された作成条件DB6の詳細を示す図であり、図7は辞書DB4の詳細を示す図であり、図8は類義語DBの詳細を示す図である。図9は、図4の処理により端末1上に表示する実行結果表示画面の例を示す図である。
【0031】
図3において、ステップS301では、図5に示すネーミング作成条件入力画面70を端末1に表示し、ユーザによるネーミングの作成条件及び作成コンセプトの入力を受け付ける。
【0032】
ネーミング作成条件入力画面70には、文字列(名称)の作成数を入力するテキストボックス71と、文字列作成時の制約条件を優先度に応じて入力することが可能なテキストボックス72と、作成コンセプトを入力するテキストボックス73と、後述する単語検索の際に使用する言語(日本語以外の外国語)を設定する使用言語設定チェックボックス74と、すべての入力を完了してネーミング発想支援処理を実行させる実行ボタン75と、入力を破棄してネーミング発想支援処理を終了させるキャンセルボタン76とが配置されている。
【0033】
ネーミング作成条件入力画面70上では、ユーザは、作成する文字列の必要数をテキストボックス71に入力する。例えば、作成する文字列の数を1000個必要とする場合は、テキストボックス71に「1000」と入力する。
【0034】
次に、ユーザは、作成する文字列の制約条件をテキストボックス72に入力するために、図6に示すようなプルダウンメニュー78を表示させて所望の制約条件を選択する。プルダウンメニュー78では、キーワード、使用用語、禁止用語、文字数上限、文字数下限などの複数の制約条件の中から所望の条件を選択することが可能となる。
【0035】
プルダウンメニュー78においてキーワードが選択されると、テキストボックス72の入力欄79にキーワードとなる言葉を入力することが可能となる。
【0036】
また、プルダウンメニュー78において使用用語又は禁止用語が選択されると、入力欄79に使用用語又は禁止用語に関する他のプルダウンメニュー(不図示)が表示され、複数の使用用語又は禁止用語の中から所望の用語を選択することが可能となる。他のプルダウンメニューには、図7の備考欄43に登録されている使用用語や禁止用語が表示される。例えば、備考欄43には、禁止用語や使用用語として「反社会的」の他に「病気名」、「登録商標名」、「星座名」、「ギリシア神話の人名」などが登録されている。
【0037】
本実施の形態では、「教育用汎用コンピュータ言語のネーミング」を目的とすることから作成すべき文字列が「基本的」という意味になるように、プルダウンメニュー78から「キーワード」が選択され、当該キーワードに対応する入力欄79に「基本的」が入力されている。
【0038】
また、プルダウンメニュー78から「禁止用語」が選択され、当該禁止用語に対応する入力欄79に表示されたプルダウンメニューから「反社会的な言葉」が選択されている。
【0039】
さらに、反社会的な言葉で作成しないように、プルダウンメニュー78から「禁止用語」が選択され、入力欄79の所定のプルダウンメニューから「反社会的」という言葉が選択されている。これにより、反社会的な言葉が除かれる。
【0040】
また、4文字以上の文字列を作成するように、ブルダウンメニュー78から「文字数下限」が選択され、入力欄79に「4」が入力されている。なお、制約条件として入力可能なものはこれらに限られないことは云うまでもない。
【0041】
テキストボックス72に入力される制約条件には、テキストボックス72の最上位に入力されたものを最優先として、以下順に優先度を設定することができる。例えば、図示では「キーワード」が最上位にあって優先度1、「禁止用語」が優先度2、・・・となる。
【0042】
ユーザは、作成コンセプトとして、ネーミング対象である事物の特徴及びコンセプト等を日本語の単語でテキストボックス73に入力する。例えば、図示では、「初心者」、「教育」、「多目的」、「記号」、「表記法」と入力している。
【0043】
使用言語設定チェックボックス74は、作成する文字列の言語(外国語)を設定するためのものであり、作成する文字列の言語(外国語)、並びに単語検索及び類義語検索の際に使用する言語(外国語)を設定するものである。また、単語検索及び類義語検索も「英語」で実行され、辞書DB5内の類義語辞典(英語)のデータベースを用いて処理が行われる。例えば、「英語」にチェックが入っている場合は、作成する文字列が「英語」で作成され、辞書DB4内の和英辞典のデータベースを用いて処理が行われる。
【0044】
上記入力がすべて完了し、実行ボタン74が押下されると、入力された作成条件及び作成コンセプトがサーバ装置3内のRAM32又は汎用HDD341に保存される。
【0045】
次に、ステップS303では、保存された作成コンセプト(日本語)のうちの1つの単語を取り出し、当該作成コンセプトに相当する所定の外国語の単語を辞書DB4のテーブル情報40から検索する。辞書DB4内のテーブル情報40は、図7に示すように、日本語の単語が格納された日本語欄41と、日本語欄41に格納された単語に共通する概念を有する外国語の単語が格納された外国語欄42と、当該単語に関連する情報が格納された備考欄43とで構成されている。外国語欄42は、英語、フランス語等の各種外国語で構成される。
【0046】
例えば、使用言語設定チェックボックス74により使用言語として「英語」が設定され、テキストボックス73に作成コンセプトとして「初心者」が入力されていた場合は、日本語欄41における「初心者」に相当する所定の外国語の単語として「beginner」が検索される。
【0047】
また、検索する際には、入力された作成条件に基づいて備考欄43を参照する。例えば、作成条件に「禁止用語」として「反社会的な言葉」が設定されていた場合は、備考欄43を参照して「drug」という単語が除外される。
【0048】
次に、ステップS304では、検索した外国語の単語をキーワードとして、その類義語を類義語DB5の類義語テーブル情報50から検索すると共に、類義語に予め設定された使用順の番号を取得する。類義語DB5の類義語テーブル情報50は、図8に示すように、類義語の見出しとなるキーワードが格納されたキーワード欄52と、当該キーワードに対して意義の類似する類似語が1つ又は複数格納された類義語欄53と、各類義語に対して予め設定された使用順の番号が格納されている使用順欄54とで構成され、それらが各種外国語毎に用意されたものである。
【0049】
例えば、英語の類義語テーブル情報51から、キーワード「beginner」55に対応する類義語として、「novice」551、「amateur」552、「apprentice」553、・・・等が検索され、また、使用順の番号「1」,「2」,「3」,・・・が取得される。
【0050】
次に、ステップS305では、ステップS303で検索された外国語の単語及びステップS304で検索された類義語からそれぞれ頭文字1文字及び2文字を抽出し、抽出した文字と共に、キーワードである外国語の単語、その類義語、及びその類義語に対応する使用順の番号を汎用HDD341に保存する。上記「beginner」に基づいて類義語検索が行われた場合に、汎用HDD341に保存される類義語検索結果の一例を図12に示す。
【0051】
図12において、辞書DB4で検索された外国語単語がコンセプトの抽出元である場合は、その外国語単語の使用順欄1204の番号を0としておく。本実施の形態では、キーワード欄1203の「beginner」が抽出元であるため、対応する使用順欄1204に0が設定されている。
【0052】
ステップS306では、ステップS303〜S305の処理を入力された作成コンセプトすべてに対して実行したか否かを判別する。この判別の結果、作成コンセプトすべてに対して実行していないときは、ステップS302に戻る一方、実行したときは、図4のステップS307へ進む。このように、ステップS303〜S305の処理が、作成コンセプトとして入力された日本語の単語数分繰り返し行われ、作成コンセプト毎の外国語の単語、その類義語、それらの頭文字、及びその類義語に対応する使用順の番号が汎用HDD341に保存される。
【0053】
図4において、ステップS307では、汎用HDD341に保存されている頭文字を1文字あるいは2文字ずつ取り出して、それらを組み合わせて文字列を作成する。本実施の形態では、図12に示す頭1文字欄1201もしくは頭2文字欄1202に格納された文字を組み合わせて文字列を作成する。例えば、「beginner」(初心者)の「b」、「all-purpose」(多目的)の「a」、「symbolic」(記号)の「s」、「instruction」(教育)の「i」、「code」(表記法)の「c」というように取り出されて、「basic」と組み合わされる。
【0054】
次に、ステップS308では、ステップS307で作成した文字列が辞書DB4内の単語と一致するものがあるか否かを判別し、一致するものがないときは、ステップS307へ戻って、次の頭文字を組み合わせて文字列を作成する一方、一致するものがあるときは、ステップS309へ進む。
【0055】
ステップS309では、ステップS308で一致した文字列が作成条件DB6に保存されている作成条件を満たすか否かを判別する。この判別の結果、作成条件を満たしていないときは、ステップS307へ戻る一方、満たしているときは、ステップS310へ進む。
【0056】
ステップS310では、作成条件を満たす文字列を汎用HDD341に保存する。ここでは、ステップS307で頭文字を取り出した類義語に対応する使用順の番号の総和を算出して同様に保存する。 次に、ステップS311では、頭文字のすべての組み合わせについてステップS308〜S310の処理を実行したか否かを判別し、すべての頭文字の組み合わせについて処理を実行していないときは、ステップS312へ進む一方、実行したときは、ステップS313へ進む。
【0057】
ステップS312では、ステップS310で保存した文字列の数が作成条件の作成数を満たすか否かを判別し、満たしていないときは、ステップS307へ戻る一方、満たしているときはステップS313へ進む。
【0058】
ステップS313では、汎用HDD341に保存した文字列を使用順の番号の総和の小さいもの順に並べ替え、作成したすべての文字列を図9に示す実行結果画面80として端末1に表示する。
【0059】
実行結果画面80には、作成した文字列の作成数を表すメッセージ801と、作成した文字列及びその意味、並びに使用言語を表す行81と、文字列を構成する文字82と、文字毎の単語83と、当該単語を導き出した作成コンセプト84と、当該単語の使用言語85とが表示される。これらは、一つのウィンドウ内にネーミング作成条件入力画面70上のテキストボックス71に入力された作成数分表示される。実行結果画面80上で終了ボタン86が押下されたときは、本処理を終了する。
【0060】
上記第1の実施の形態によれば、ネーミング作成条件入力画面70上からネーミングの作成条件及び作成コンセプトの入力を受け付け、入力された作成コンセプトに相当する外国語を辞書DB4から検索し、検索した外国語の類義語を類義語DB5から検索し、検索された類義語等から抽出した所定の頭文字を組み合わせて作成された文字列が、辞書DB4内の単語と一致して且つ作成条件を満たすときは、その文字列を実行結果画面80として端末1に表示するので、ネーミングの作成コンセプトに沿った名称(文字列)を作成することができると共に、推敲による時間と手間を減少させることができる。
【0061】
また、よりユーザのニーズに応じた名称を作成することが可能であって、当該名称の認知度を向上させることができる。
【0062】
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施の形態は、その構成(図1、図2、及び図5〜図9)が、上記第1の実施の形態と同じであり、その説明は省略する。以下に、上記第1の実施の形態と同一のものについては同一符号を付して異なる点のみを説明する。
【0063】
図10及び図11は、本発明の第2の実施の形態におけるネーミング発想支援処理を示すフローチャートである。図10において、ステップS801〜S806は、図3のステップS301〜S306に対応するものである。
【0064】
図11において、ステップS901では、作成条件DB6に保存されている作成条件に基づいて、当該作成条件に合うキーワード(文字列)を辞書DB4のテーブル情報40から検索する。例えば、図5に示す作成条件の場合は、「basic」や「fundamental」などのキーワードが検索される。
【0065】
ステップS902では、ステップS901で検索したキーワード全てに対して、ステップS903以降の処理を実行したか否かを判断する。この結果、キーワードがまだ残っている場合は、ステップS903へ進む一方、全てのキーワードに対して処理が終わっている場合はステップS909へ進む。
【0066】
ステップS903では、変数である文字列位置カウントNを0にセットし、ステップS904では、文字列位置カウントNに1を加えて、新たな文字列位置カウントNとする。
【0067】
ステップS905では、検索されたキーワードの頭から(文字列位置カウント)N文字目の文字と一致する文字を、ステップS805で抽出した頭文字から検索する。ここで、ステップS805で抽出した頭文字と一致するものが複数検索された場合は、上述した使用順の番号が小さいものから選んでもよいし、すべてに対してステップS908までの処理を実行してもよい。
【0068】
次に、ステップS906では、ステップS905の処理により、キーワードの頭文字からN文字目の文字と一致する頭文字があるか否かを判断する。本実施の形態では、「basic」の頭文字「b」若しくは「ba」に関して、図12の頭1文字欄1201若しくは頭2文字欄1202から検索する。この結果、一致する頭文字がない場合は、次のキーワードを抽出するためにステップS902へ戻る一方、一致する頭文字が見つかった場合は、ステップS907に進み、キーワードを構成するすべての文字に対して頭文字を割り当てることができたか否か、すなわち文字列位置カウントNがキーワードを構成する文字の文字数となったか否かを判断する。
【0069】
ステップS907の判別の結果、キーワードを構成するすべての文字に対して頭文字を割り当てていない場合、すなわち文字列位置カウントNがキーワードを構成する文字の文字数になっていない場合は、ステップS904に戻り、文字列位置カウントNにさらに1を加えて新たな文字列位置カウントNとしてステップS904以降の処理を行う。
【0070】
一方、ステップS907の判別の結果、キーワードを構成するすべての文字に対して頭文字を割り当てることができた場合、すなわち文字列位置カウントNがキーワードを構成する文字の文字数となった場合は、そのキーワードとステップS906で一致する頭文字を有する外国語の単語及び類義語をRAM32又は汎用HDD341に保存する(ステップS908)。
【0071】
次に、ステップS812では、ステップS908で保存したキーワード(文字列)の数が作成条件の作成数を満たさないときは、ステップS901からステップS908の間の処理を繰り返す。
【0072】
ステップS909では、ステップS908でRAM32又は汎用HDD341に保存したキーワードに基づいて、当該キーワードを構成する各文字に対して割り当てられた類義語や外国語単語の使用順の総和を算出し、使用順の総和が小さいすなわち使用率が高い順にキーワードをソートする。なお、上記第1の実施の形態と同様に、外国語単語が頭文字の抽出元である場合は、その外国語単語の使用順の番号を0として使用順の総和が算出される。
【0073】
次に、ステップS910では、ステップS909でソートされた順にキーワード及びコンセプトとなる各外国語の単語を端末1に表示して本処理を終了する。
【0074】
上記第2の実施の形態によれば、作成条件DB6に保存されている作成条件に合うキーワードを辞書DB4から検索し、検索したキーワードの頭からN(Nは変数)文字目の文字と一致する文字をステップS805で抽出した頭文字から検索し、すべての文字に対して頭文字を割り当てることができたときは、そのキーワード及び頭文字となったコンセプトの外国語を表示するので、ネーミングの作成コンセプトに沿った名称(文字列)を作成することができると共に、推敲による時間と手間を減少させることができる。また、よりユーザのニーズに応じた名称を作成することが可能であって、当該名称の認知度を向上させることができる。
【0075】
上記第1及び第2の実施の形態では、図1のネーミング発想支援システムを一例として説明したが、端末1が有する機能とサーバ装置3が有する機能を備える情報処理装置に本発明を適用してもよいことはいうまでもない。
【0076】
本発明の目的は、上記実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
【0077】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0078】
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、リムーバブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0079】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0080】
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
【図面の簡単な説明】
【0081】
【図1】本発明の実施の形態に係るネーミング発想支援装置を有するネーミング発想支援システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1のサーバ装置3の内部構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施の形態におけるネーミング発想支援処理を示すフローチャートである。
【図4】第1の実施の形態におけるネーミング発想支援処理を示すフローチャートである。
【図5】図4の処理により端末1に表示するネーミング作成条件入力画面の例を示す図である。
【図6】図5のネーミング作成条件入力画面から入力された情報に基づいて作成された作成条件DB6の詳細を示す図である。
【図7】辞書DB4の詳細を示す図である。
【図8】類義語DBの詳細を示す図である。
【図9】図4の処理により端末1上に表示する実行結果表示画面の例を示す図である。
【図10】第2の実施の形態におけるネーミング発想支援処理を示すフローチャートである。
【図11】第2の実施の形態におけるネーミング発想支援処理を示すフローチャートである。
【図12】第1及び第2の実施の形態において汎用HDDに保存される類義語検索結果の一例を示す図である。
【符号の説明】
【0082】
1 端末
2 通信ネットワーク
3 サーバ装置
4 辞書DB
5 類義語DB
6 作成条件DB
31 CPU
32 RAM
33 ROM
34 外部メモリ
341 汎用HDD

【特許請求の範囲】
【請求項1】
事物の名称を作成するネーミング発想支援装置において、
概念が共通する複数の単語が概念毎に配置されたテーブル情報を記憶する記憶手段と、
前記名称の作成条件の入力を受け付ける受付手段と、
前記受け付けた作成条件に相当する第1の単語を前記テーブル情報から検索する第1の検索手段と、
前記第1の単語に類似する概念を有する第2の単語を前記テーブル情報から検索する第2の検索手段と、
前記第1の単語及び前記第2の単語の一部の文字を組み合わせて文字列を作成する作成手段と、
前記作成された文字列と一致する第3の単語を前記テーブル情報から検索する第3の検索手段と、
前記受け付けた作成条件を満たすものを前記第3の単語から選別する選別手段とを備えることを特徴とするネーミング発想支援装置。
【請求項2】
事物の名称を作成するネーミング発想支援装置において、
概念が共通する複数の単語が概念毎に配置されたテーブル情報を記憶する記憶手段と、
前記名称の作成条件の入力を受け付ける受付手段と、
前記受け付けた作成条件に相当する第1の単語を前記テーブル情報から検索する第1の検索手段と、
前記第1の単語に類似する概念を有する第2の単語を前記テーブル情報から検索する第2の検索手段と、
前記第1の単語及び前記第2の単語の一部の文字を抽出する抽出手段と、
前記受け付けた作成条件に合う第3の単語を前記テーブル情報から検索する第3の検索手段と、
前記抽出された文字で構成されているものを前記第3の単語から選別する選別手段とを備えることを特徴とするネーミング発想支援装置。
【請求項3】
前記第3の単語の数が前記受け付けた作成条件を満たすか否かを判別する判別手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は2記載のネーミング発想支援装置。
【請求項4】
前記第3の単語の一部の文字を頭文字として有する前記第1の単語及び前記第2の単語に対して予め設定された所定の値の総和を算出する算出手段と、前記算出された総和の順に前記第3の単語を表示する表示手段とを更に備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のネーミング発想支援装置。
【請求項5】
前記テーブル情報は、所定の国語の単語と当該単語に共通する概念を有する他の国語の単語とで構成された第1のテーブル情報と、前記他の国語毎に、所定の単語に対して意義の類似する少なくとも1つの類義語で構成された第2のテーブル情報と、前記受け付けた作成条件及び当該作成条件に対する優先度で構成された第3のテーブル情報とを備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のネーミング発想支援装置。
【請求項6】
前記第2のテーブル情報には、前記第2の単語に対して予め設定された所定の値が格納されていることを特徴とする請求項5記載のネーミング発想支援装置。
【請求項7】
前記表示手段は、前記第1の単語及び前記第2の単語と前記第3の単語の数をそれぞれ表示することを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載のネーミング発想支援装置。
【請求項8】
事物の名称を作成する情報処理装置のネーミング発想支援方法において、
概念が共通する複数の単語が概念毎に配置されたテーブル情報を記憶する記憶工程と、
前記名称の作成条件の入力を受け付ける受付工程と、
前記受け付けた作成条件に相当する第1の単語を前記テーブル情報から検索する第1の検索工程と、
前記第1の単語に類似する概念を有する第2の単語を前記テーブル情報から検索する第2の検索工程と、
前記第1の単語及び前記第2の単語の一部の文字を組み合わせて文字列を作成する作成工程と、
前記作成された文字列と一致する第3の単語を前記テーブル情報から検索する第3の検索工程と、
前記受け付けた作成条件を満たすものを前記第3の単語から選別する選別工程とを備えることを特徴とするネーミング発想支援方法。
【請求項9】
事物の名称を作成する情報処理装置のネーミング発想支援方法において、
概念が共通する複数の単語が概念毎に配置されたテーブル情報を記憶する記憶工程と、
前記名称の作成条件の入力を受け付ける受付工程と、
前記受け付けた作成条件に相当する第1の単語を前記テーブル情報から検索する第1の検索工程と、
前記第1の単語に類似する概念を有する第2の単語を前記テーブル情報から検索する第2の検索工程と、
前記第1の単語及び前記第2の単語の一部の文字を抽出する抽出工程と、
前記受け付けた作成条件に合う第3の単語を前記テーブル情報から検索する第3の検索工程と、
前記抽出された文字で構成されているものを前記第3の単語から選別する選別工程とを備えることを特徴とするネーミング発想支援方法。
【請求項10】
少なくとも1つの情報端末とサーバ装置とが互いにネットワークを介して接続されたネーミング発想支援システムにおいて、
前記情報端末は、
事物の名称の作成条件の入力を受け付ける受付手段と、
前記受け付けた作成条件を前記サーバ装置に送信する送信手段とを備え、
前記サーバ装置は、
概念が共通する複数の単語が概念毎に配置されたテーブル情報を記憶する記憶手段と、
前記情報端末から受信した作成条件に相当する第1の単語を前記テーブル情報から検索する第1の検索手段と、
前記第1の単語に類似する概念を有する第2の単語を前記テーブル情報から検索する第2の検索手段と、
前記第1の単語及び前記第2の単語の一部の文字を組み合わせて文字列を作成する作成手段と、
前記作成された文字列と一致する第3の単語を前記テーブル情報から検索する第3の検索手段と、
前記受け付けた作成条件を満たすものを前記第3の単語から選別する選別手段と、
前記選別した結果を前記情報端末に返信する返信手段とを備えることを特徴とするネーミング発想支援システム。
【請求項11】
少なくとも1つの情報端末とサーバ装置とが互いにネットワークを介して接続されたネーミング発想支援システムにおいて、
前記情報端末は、
事物の名称の作成条件の入力を受け付ける受付手段と、
前記受け付けた作成条件を前記サーバ装置に送信する送信手段とを備え、
前記サーバ装置は、
概念が共通する複数の単語が概念毎に配置されたテーブル情報を記憶する記憶手段と、
前記情報端末から受信した作成条件に相当する第1の単語を前記テーブル情報から検索する第1の検索手段と、
前記第1の単語に類似する概念を有する第2の単語を前記テーブル情報から検索する第2の検索手段と、
前記第1の単語及び前記第2の単語の一部の文字を抽出する抽出手段と、
前記受け付けた作成条件に合う第3の単語を前記テーブル情報から検索する第3の検索手段と、
前記抽出された文字で構成されているものを前記第3の単語から選別する選別手段と、
前記選別した結果を前記情報端末に返信する返信手段とを備えることを特徴とするネーミング発想支援システム。
【請求項12】
請求項8又は9のいずれか1項に記載のネーミング発想支援方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【請求項13】
請求項8又は9のいずれか1項に記載のネーミング発想支援方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶した記憶媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2006−184951(P2006−184951A)
【公開日】平成18年7月13日(2006.7.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−374709(P2004−374709)
【出願日】平成16年12月24日(2004.12.24)
【出願人】(301015956)キヤノンソフトウェア株式会社 (364)
【Fターム(参考)】