説明

ハードディスク管理方法及びシステム

【課題】 バージョンの異なるソフトウェアをインストールする場合、インストールソフトウェアを用いて順次行なう必要があり、時間と労力が大きかった。
【解決手段】 互いに異なるバージョンのソフトウェアを格納した複数のハードディスクを用意しておき、これらのハードディスクの一つを選択し、選択されたハードディスクのビット列からなるイメージを単一のハードディスクに転送、格納することによって、所望のバージョンのハードディスクを迅速且つ容易に得ることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、バージョン等の変更等に容易に対応できるハードディスク管理方法及びシステム、及び、コンピュータのインストール方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、コンピュータシステムは、通常OS、ミドルウェア、アプリケーション等、複数のソフトウェアが必要である。このため、コンピュータシステムをインストールする際には、それぞれのソフトウェアを順番にインストールする必要があった。
【0003】
特に、システムの検査を行うにあたって、「バージョンアップ検査」という目的がある場合、現在のシステムを以前のバージョンに落とす必要があり、このためには、一旦、「バージョンダウン」という手順を踏む必要がある。この手順は、通常の場合、一部のソフトウェア構成要素を「アンインストール」を行ったあと、以前のバージョンの「インストール」を行う必要がある。バージョンによってはこの手順は複雑で、間違えると最初からやり直す必要があった。
【0004】
更に、開発されるソフトウェアには、さまざまなバージョンが存在しているため、バージョンアップ元とバージョンアップ先の組み合わせは、多岐に亘る。したがって、バージョンアップを行なう度毎に、バージョンアップ元とバージョンアップ先のバージョンアップ検査を行う必要があるが、システムの構成が複雑になると、バージョンアップ検査の度毎に、インストールの組み合わせを選択する必要である。
【0005】
一方、ソフトウェアのインストール手順は複雑である場合が多く、それを間違いなく行うには大変な作業になる。
【0006】
特許文献1(特開2005−165849号公報)には、ソフトウェア、特に、アプリケーションのバージョン管理を行なう情報処理システムが開示されている。特許文献1に示された情報処理システムは、アプリケーション管理サーバ、及び、バージョン管理サーバ、アプリケーション管理クライアントを備え、ネットワークを介して、認証されたユーザが利用可能なアプリケーションを配布している。
【0007】
特許文献2(特開平11−143690号公報)には、OS及びアプリケーション、並びに、データを一括してインストールするインストールシステムが開示されている。ここでは、インストール済のハードディスク装置の物理イメージをイメージファイルに書き出した後、当該イメージファイルを可搬記録媒体に書き込むことが提案されている。更に、特許文献2は、可搬記録媒体に書き込まれたイメージファイルを、プログラムを用いて読み出し、最終的に、インストールプログラムを用いて、物理イメージのまま他のハードディスクに書き込むことを記載している。
【0008】
【特許文献1】特開2005−165849号公報
【特許文献2】特開平11−143690号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
特許文献1に示された情報処理システムは、ネットワーク上に配置されたアプリケーション管理サーバ、及び、バージョン管理サーバを用いて、アプリケーションのバージョン管理等を行なっているが、ネットワークを利用しない場合のバージョン管理等について全く示唆していない。更に、特許文献1は、OS、ミドルウェア等のソフトウェアのバージョン管理について指摘していない。
【0010】
特許文献2は、物理イメージを格納したインストール用可搬型記録媒体を使用したインストール方法を開示している。しかしながら、特許文献2は、インストール用可搬型記録媒体に格納された物理イメージを読み出し、他のハードディスクに書き込むために、インストールプログラムを使用している。このため、インストール際には、特別なインストール用プログラムが必要である。
【0011】
本発明の課題は、特別なインストール用プログラムを必要とすることなく、各種バージョンのソフトウェアをインストールすることができるインストール方法及びシステムを提供することである。
【0012】
本発明の他の課題は、ソフトウェアのバージョンの変更等に迅速に対応できるハードディスク管理方法及びシステムを提供することである。
【0013】
本発明の更に他の課題は、OS、ミドルウェア、アプリケーション等のバージョン変更等に容易且つ迅速に対応できる方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明によれば、取り外しが可能なコピー元ハードディスクをハードディスクドライブとして複数用意し、それぞれのコピー元ハードディスクに、特定のソフトウェア構成をビット列のイメージとして書き込んでおく第1の段階と、第1の段階で、書き込まれたハードディスクのビット列からなるイメージを、検査を実施するコピー先ハードディスクにイメージで書き込む第2の段階とを有するハードディスクの管理方法が得られる。尚、コピー元ハードディスクの書き換えは行なわない。本発明に係るハードディスクの管理方法によれば、複雑な手順を踏まなくても、イメージのコピーだけで、ソフトウェアのインストールを行うことができる。
【0015】
本発明の具体的な態様について説明すると、本発明の第1の態様によれば、互いに共通の第1のプログラムを格納すると共に、互いに異なる第2のプログラムを格納した複数のハードディスクをコピー元ハードディスクとして用意する第1の段階と、単一のハードディスクをコピー先ハードディスクとして用意する第2の段階と、前記複数のコピー元ハードディスクの内容であるビット列のイメージを選択的に複製して、前記単一のコピー先ハードディスクに格納する第3の段階とを含むことを特徴とするハードディスク管理方法が得られる。
【0016】
本発明の第2の態様によれば、第1の態様において、前記第3の段階は、複数のコピー元ハードディスクと単一のコピー先ハードディスクとを装着できる複製機を使用し、前記複数のコピー元ハードディスクを選択することによって、選択されたコピー元ハードディスクのイメージを前記コピー先ハードディスクに格納することを特徴とするハードディスク管理方法が得られる。
【0017】
本発明の第3の態様によれば、第1又は第2の態様において、前記第1のプログラムは、OSであり、前記第2のプログラムは当該OSによって動作可能なプログラムであることを特徴とするハードディスク管理方法が得られる。
【0018】
本発明の第4の態様によれば、第3の態様において、前記第2のプログラムは、共通な前記OSを使用するミドルウェア、アプリケーションプログラムを含んでいることを特徴とするハードディスク管理方法が得られる。
【0019】
本発明の第5の態様によれば、複数のコピー元ハードディスクと単一のコピー先ハードディスクを装着する装着手段と、前記複数のコピー元ハードディスクを選択する選択手段と、選択されたコピー元ハードディスクの内容であるビット列のイメージを前記単一のコピー先ハードディスクにコピーする複写手段とを有することを特徴とするハードディスク管理システムが得られる。
【0020】
本発明の第6の態様によれば、互いに異なるバージョンのプログラムをコンピュータにインストールする方法において、各バージョンに応じたプログラムを格納した複数のハードディスクを用意しておき、複数のハードディスクから選択されたバージョンのプログラムのイメージを、ハードディスク複製機を用いて単一のハードディスクに複製し、当該複製された単一のハードディスクを用いて、コンピュータのインストールを行なうことを特徴とするインストール方法が得られる。
【0021】
本発明の第7の態様によれば、第6の態様において、前記複製された単一のハードディスクを用いたコンピュータのインストールでは、ドライバを使用しないことを特徴とするインストール方法が得られる。
【0022】
本発明の第8の態様によれば、複数のハードディスクを装着できるハードディスク複製機に使用されるプログラムにおいて、前記ハードディスクの一つをコピー先ハードディスクとし、他のハードディスクをコピー元ハードディスクとして動作させると共に、コピー元ハードディスクの内容であるビット列のイメージを選択的に前記コピー先ハードディスクに格納することによって、複製機能を有することを特徴とするハードディスク複製機用プログラムが得られる。
【0023】
本発明の第9の態様によれば、ハードディスクのビット列をイメージとして複製する複製機と、着脱式ハードディスクドライブと、それぞれ、特定のシステムの代表的なイメージが書かれた複数の着脱式ハードディスクを備え、前記複数の着脱式ハードディスクを前記着脱式ハードディスクドライブに選択的に装着することによって、コンピュータにおいてさまざまなシステムバージョンを利用することができるようにしたことを特徴とするコンピュータシステムが得られる。
【発明の効果】
【0024】
本発明によれば、複数のコピー元ハードディスクのイメージを選択的に、コピー先ハードディスクにコピーするだけで、必要なバージョンのソフトウェア構成を得ることができ、これによって、手順書を読みながら、間違えないようにインストール手順を踏む必要はなくなると言う効果がある。
【0025】
更に、本発明では、複数のコピー元ハードディスクと単一のコピー先ハードディスクを装着できるハードディスク複製機を使用することにより、複数のコピー元ハードディスクのイメージを選択的にコピー先ハードディスクに複製することにより、バージョンに応じたハードディスクを簡単に得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
図1を参照して、本発明の実施形態に係るハードディスク管理システムについて説明する。ここでは、オペレーティングシステム(OS)として、ウィンドウズ(登録商標)を使用したコンピュータに本発明が適用された場合について説明する。まず、プログラムのバージョンとして、OSに対応するバージョン、例えば、ウィンドウズMe(登録商標)、ウィンドウズ2000(登録商標)、ウィンドウズXp(登録商標)によって形成されるソフトウェアのグループ(1)がある。ここでは、グループ(1)に属するソフトウェアの数をK個とする。
【0027】
また、各OSに対応するサービスパックからなるL個のソフトウェアからなるグループ(2)があり、更に、オフィス2000、OfficeXp、Office2003等からなるM個のソフトウェアのグループ(3)、及び、グループ(1)、(3)等の組み合わせに対応したセキュリティパッチからなるN個のソフトウェアのグループ(4)がある。
【0028】
本発明の実施形態では、上記グループ(1)〜(4)からそれぞれ一つずつ選択されたセット(ここでは、バージョンセットと呼ぶ)を格納した複数の着脱式ハードディスクを用意しておく。したがって、本発明においては、全てのバージョンセットに対応するには、K×L×M×Nの着脱式ハードディスクを用意する。
【0029】
従来のインストール方法では、グループ(4)のセキュリティパッチをインストールする場合には、グループ(1)のソフトウェアをインストールした後、グループ(2)のソフトウェアをインストールし、続いて、グループ(3)のソフトウェア及びグループ(4)のソフトウェアを順次インストールする必要がある。このインストール手順は、手順書にしたがって行なわなければならず、複雑である上、間違いなく行なうには、時間と労力が必要であった。
【0030】
図1に示された本発明の実施形態に係るハードディスク管理システム、即ち、ハードディスクのバージョン管理システムでは、グループ(1)、(2)、(3)、及び、(4)から選択された4種類のソフトウェアを記憶した着脱式ハードディスクを個別にコピー元ハードディスク11として用意しておく。この結果、本発明で使用されるコピー元ハードディスク11には、グループ(1)から選択された第1のプログラム(例えば、OS)と、第1のプログラムにしたがって実行されるグループ(2)、(3)、及び(4)から選択され、第1のソフトウェアとは異なる第2のソフトウェアがバージョンセットとして格納されている。
【0031】
この例では、バージョンセットの数だけ着脱式ハードディスクがコピー元ハードディスク11として用意されている。
【0032】
この状態で、グループ(4)に属する特定のセキュリティパッチをインストールする際には、当該特定のセキュリティパッチに対応したグループ(1)、(2)、及び(3)のソフトウェアをも格納したコピー元ハードディスク11が選択され、当該コピー元ハードディスク11がハードディスクイメージ複製機30に装着される。
【0033】
この種のハードディスクイメージ複製機30としては、単一のコピー元ハードディスクのビット例からなるイメージを所定のコピー先ハードディスクに高速で複製する構成を備えた市販のハードディスクイメージ複製機を使用することができる。即ち、ハードディスクイメージ複製機30は、複製動作を行なうコピー部32、複数のハードディスクを着脱可能に装着する装着部34、及び、コピー元ハードディスク11をコピー先ハードディスク21に接続する接続部36を有している。この例では、装着部34は、コピー元ハードディスク11を駆動する着脱式ハードディスクドライブ、及び、コピー先ハードディスク21を駆動する着脱式ハードディスクドライブとして動作するものとする。尚、図1では、単一のコピー元ハードディスク11と、単一のコピー先ハードディスク21を装着するハードディスクイメージ複製機30を示しているが、複数のコピー元ハードディスクを装着できるハードディスクイメージ複製機30が使用されても良い。
【0034】
このように、多数のバージョンのコピー元ハードディスクを用意することによって、ユーザの所望する種々のバージョンに迅速に且つ容易に対応できる。
【0035】
この例では、ハードディスクイメージ複製機30の装着部34に装着された着脱式のコピー元ハードディスク11とコピー先ハードディスク21とが接続部36によって接続され、コピー元ハードディスク11のビット列イメージがコピー部32によって複製され、コピー先ハードディスク21に格納される。
【0036】
ハードディスクイメージ複製機30で複製されたコピー先ハードディスク21のビット列イメージは、コピー元ハードディスク14のイメージと同じである。この例の場合、コピー先ハードディスク21には、コピー元ハードディスク14のソフトウェアがコピーされたことになる。
【0037】
このようにして得られたコピー先ハードウェア21をコンピュータに実装すると、実際上、個々のソフトウェアをインストール作業することなく、自動的に上記したソフトウェアがコンピュータにインストールされる。
【0038】
尚、上記動作を行なうハードディスクイメージ複製機30における装着部34、コピー部32、及び、接続部36の動作は、これら各部を制御するソフトウェアによって実現することができる。
【0039】
実際に、特定のバージョンセットからなるシステムが必要になった場合、本発明では、予め用意されている複数の着脱式ハードディスクのなかから、該当するバージョンのものをハードディスクイメージ複製機30の装着部34にセットし、空、または、消してもよい着脱式ハードディスク21をも装着部34にコピー先ハードディスク21としてセットする。
【0040】
この状態で、選択スイッチ部36によって、コピー元ハードディスク11とコピー先ハードディスク21とを接続部36によって接続状態にし、ハードディスクイメージ複製機30のコピー部32によって、コピー元ハードディスク11のビット列イメージをコピー先ハードディスク21に転送する。
【0041】
図2を参照すると、コピー先ハードディスク21を実装したコンピュータシステム40が概略的に示されている。図示されているように、着脱式のコピー先ハードディスク40をコンピュータシステム40に実装することにより、コピー先ハードディスク21のイメージでコンピュータを起動し、ソフトウェアの検査や運用を行うことができる。このインストールの際、OSの管理フォーマットを意識することなく、モニター程度のソフトウェアで、コピー先ハードウェア21を用いてインストールを行なうことができる。
【0042】
即ち、本発明によれば、単に、バージョンに応じたソフトウェアを格納したハードディスクを簡単に得ることができ、バージョンの管理を容易にできるだけでなく、当該ハードディスクを用いてインストール、或いは、検査等を迅速、簡単に行なうことができるコンピュータシステムを構成できる。
【産業上の利用可能性】
【0043】
上に説明した実施形態では、特定のOSを用いた場合について説明したが、本発明は何等これに限定されることなく、他のOS、当該他のOSによって動作するミドルウェア、アプリケーションプログラムによって構成されるソフトウェアに適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明の実施形態に係るハードディスク複製システムを説明するブロック図である。
【図2】図1で得られたハードディスクを実装したコンピュータシステムの概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
【0045】
11 コピー元ハードディスク
21 コピー先ハードディスク
30 ハードディスクイメージ複製機
32 コピー部
34 装着部
36 接続部
40 コンピュータシステム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
互いに共通の第1のプログラムを格納すると共に、互いに異なる第2のプログラムを格納した複数のハードディスクをコピー元ハードディスクとして用意する第1の段階と、単一のハードディスクをコピー先ハードディスクとして用意する第2の段階と、前記複数のコピー元ハードディスクの内容であるビット列のイメージを選択的に複製して、前記単一のコピー先ハードディスクに格納する第3の段階とを含むことを特徴とするハードディスク管理方法。
【請求項2】
請求項1において、前記第3の段階は、複数のコピー元ハードディスクと単一のコピー先ハードディスクとを装着できる複製機を使用し、前記複数のコピー元ハードディスクを選択することによって、選択されたコピー元ハードディスクのイメージを前記コピー先ハードディスクに格納することを特徴とするハードディスク管理方法。
【請求項3】
請求項1又は2において、前記第1のプログラムは、OSであり、前記第2のプログラムは当該OSによって動作可能なプログラムであることを特徴とするハードディスク管理方法。
【請求項4】
請求項3において、前記第2のプログラムは、共通な前記OSを使用するミドルウェア、アプリケーションプログラムを含んでいることを特徴とするハードディスク管理方法。
【請求項5】
複数のコピー元ハードディスクと単一のコピー先ハードディスクを装着する装着手段と、前記複数のコピー元ハードディスクを選択する選択手段と、選択されたコピー元ハードディスクの内容であるビット列のイメージを前記単一のコピー先ハードディスクにコピーする複写手段とを有することを特徴とするハードディスク管理システム。
【請求項6】
互いに異なるバージョンのプログラムをコンピュータにインストールする方法において、各バージョンに応じたプログラムを格納した複数のハードディスクを用意しておき、複数のハードディスクから選択されたバージョンのプログラムのイメージを、ハードディスク複製機を用いて単一のハードディスクに複製し、当該複製された単一のハードディスクを用いて、コンピュータのインストールを行なうことを特徴とするインストール方法。
【請求項7】
請求項6において、前記複製された単一のハードディスクを用いたコンピュータのインストールでは、ドライバを使用しないことを特徴とするインストール方法。
【請求項8】
複数のハードディスクを装着できるハードディスク複製機に使用されるプログラムにおいて、前記ハードディスクの一つをコピー先ハードディスクとし、他のハードディスクをコピー元ハードディスクとして動作させると共に、コピー元ハードディスクの内容であるビット列のイメージを選択的に前記コピー先ハードディスクに格納することによって、複製機能を有することを特徴とするハードディスク複製機用プログラム。
【請求項9】
ハードディスクのビット列をイメージとして複製する複製機と、着脱式ハードディスクドライブと、それぞれ、特定のシステムの代表的なイメージが書かれた複数の着脱式ハードディスクを備え、前記複数の着脱式ハードディスクを前記着脱式ハードディスクドライブに選択的に装着することによって、コンピュータにおいてさまざまなシステムバージョンを利用することができるようにしたことを特徴とするコンピュータシステム。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2008−210079(P2008−210079A)
【公開日】平成20年9月11日(2008.9.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−45000(P2007−45000)
【出願日】平成19年2月26日(2007.2.26)
【出願人】(000004237)日本電気株式会社 (19,353)
【Fターム(参考)】