説明

バッテリーターミナル

【課題】 締め付けトルクのロスを少なくする。
【解決手段】 バッテリーポスト60を取り囲むように回曲して形成された取付本体20には箱部22が備わる。箱部22内にはバッテリーポスト60に対して接近または離間する方向に移動可能なスライダ70が収容される。スライダ70は、移動の際常に箱部22で覆われる部分にカム面71を有する。箱部22の天井壁22Eにはねじ孔22Hが形成され、このねじ孔22Hに対して上方からボルト40が螺合される。ボルト40がその締め付け動作に基づいてカム面71と摺接し合うことにより、スライダ70がバッテリーポスト60側に水平移動して受け部21との間でバッテリーポスト60を締め付ける。よって、バッテリーポスト60を締め付ける際、取付本体20の縮径変形を伴うことがない。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車等に搭載されるバッテリーのバッテリーポストに電線を接続するのに用いられるバッテリーターミナルに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種のバッテリーターミナルとしては、以下の特許文献1に記載のものが知られている。このものは、金属帯材を環形に回曲して取付本体が形成されるとともに、その両端から一対の係合片が対向状に延出して形成され、この係合片にボルト孔が貫通して形成されている。そして、取付本体をバッテリーポストに嵌合した後、ボルト孔に通されたボルトにナットを螺合すると、両係合片が互いに引き寄せられて取付本体が縮径変形され、これにより、取付本体がバッテリーポストの外周面に押し付けられてバッテリポストとの接続がとられるようになっている。
【0003】
ところで、近年はバッテリーポストの周囲に多くの部品が設置される傾向にあり、かかる場合に、上記のようにボルトを横締めするタイプのものでは、ボルトを締め付ける操作を行うための作業空間を確保し難いという事情がある。
そこで、バッテリーポスト周辺部品との干渉を回避するために、バッテリーポストの突出方向と平行にボルトの締め付け方向を設定した縦締めタイプのバッテリーターミナルが開発されている。例えば、以下の特許文献2に記載のものは、バッテリーポストを取り囲むように環形に回曲して形成された取付本体と、取付本体の両端から対向状に延出する一対の係合片と、両係合片に組み付けられて取付本体を縮径方向に変形させる締付部材と、締付部材に締め付け力を付与するボルトとナットとを備えて構成される。
【特許文献1】特開平8−315889号公報
【特許文献2】実開平6−54205号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の場合、ボルトとナットとの螺合に基づいて締付部材が締め付けられ、この締付部材の締め付けに基づいて取付本体が縮径変形され、さらにこの取付本体の縮径変形に基づいてバッテリーポストにバッテリーターミナルが締め付け固定される。そうすると、締め付けに際して比較的厚肉に形成された取付本体を縮径変形させる必要があるから、ボルトとナットとの螺合力がバッテリーポストに対する締め付け力としてダイレクトに伝わり難く、締め付けトルクのロスが大きいという問題がある。
【0005】
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、締め付けトルクのロスを少なくすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、バッテリーポストを取り囲むように回曲して形成された取付本体と、前記取付本体の内面の一部を前記バッテリーポストの外周面に沿うように湾曲して形成された受け部と、前記バッテリーポストを挟んで前記受け部と対向する位置に配置されるとともに前記バッテリーポストに対して接近または離間する方向に移動可能なスライダと、前記取付本体に設けられ、前記バッテリーポストと対向する面がスライダ通過口として開口し、前記スライダを移動可能に包囲する箱部と、前記箱部のうち前記スライダの上方を覆う部分に形成されたねじ孔に対して螺合可能なボルトとを備えてなり、前記スライダは、前記移動の際常に前記箱部で覆われる部分に、カム面が形成され、前記ボルトがその締め付け動作に基づいて前記カム面と摺接し合うことにより、前記スライダが前記バッテリーポスト側に移動して前記受け部との間で前記バッテリーポストを締め付ける構成とされたところに特徴を有する。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記スライダは金属製とされ、前記カム面は鏡面仕上げされているところに特徴を有する。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記スライダにはガイド突部が側方に突出して設けられ、前記箱部のうち前記スライダの側方を覆う部分にはガイド突部が進入するとともに前記スライダの移動方向に延出するガイド孔が形成され、前記ガイド突部が前記ガイド孔の孔縁に当て止めされることで、前記バッテリーポストに対する過度の締め付けが規制される構成としたところに特徴を有する。
【0009】
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記スライダは、前記バッテリーポストと対面する部分に、前記バッテリーポストの周面形状に対応した凹面状をなす締付面を有しているところに特徴を有する。
【発明の効果】
【0010】
<請求項1の発明>
箱部のうちスライダの上方を覆う部分に形成されたねじ孔に対してボルトを螺合させ、このボルトの締め付け動作に基づいてスライダに形成されたカム面とボルトとが摺接し合うことにより、スライダがバッテリーポスト側に移動して受け部との間でバッテリーポストを締め付けるから、従来と違って取付本体の縮径変形を伴うことがなく、締め付けトルクのロスを少なくできる。
また、スライダが箱部によって移動可能に包囲され、移動の際常に箱部で覆われる部分にカム面を有しているから、カム面が外部異物から保護されることとなり、カム面とボルトとの摺接動作の円滑性が保障され、ひいては締め付けトルクのロスの減少につながる。
【0011】
<請求項2の発明>
スライダが金属製とされ、カム面が鏡面仕上げされているから、カム面とボルトとの摺接動作がより一層円滑となる。
<請求項3の発明>
スライダのガイド突部が箱部のガイド孔の孔縁に当て止めされることで、バッテリーポストに対する過度の締め付けが規制されるから、締め付けによりバッテリーターミナルが弾性限度を超えて亀裂を生じるようなことがなく、バッテリーターミナルに対して適正な保持力を得ることができる。
【0012】
<請求項4の発明>
スライダがバッテリーポストと対面する部分にバッテリーポストの周面形状に対応した凹面状をなす締付面を有しているから、バッテリーポストの保持が安定する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図6によって説明する。本実施形態に係るバッテリーターミナル10は、導電性の金属板材によって形成され、バッテリーポスト60に取り付け可能な取付本体20とボルト40とスライダ70とを備える。
【0014】
バッテリーポスト60は、自動車等に搭載されるバッテリー65に突設された電極であって、主に鉛を素材として上端側に向けて次第に径の小さくなったテーパ状の円柱形に形成されている。
【0015】
取付本体20は、図1に示すように、内面がバッテリーポスト60の外周面に沿うように湾曲して形成された略半円状の受け部21と、受け部21の両端に連なるとともに幅方向に折り曲げられてボックス状をなす箱部22と、受け部21の下端に連なるとともに箱部22の配設位置とは反対側に延出して形成された電線接続部23とからなり、これらが一枚の金属板材から一体に形成されている。
【0016】
電線接続部23は、その先端側でいったん下方に屈曲され、その先に電線(図示せず)の端末を接続するための一対の圧着バレル23Aを有して構成される。
受け部21は、バッテリーポスト60の外形形状に対応して、上端側に向けて次第に径の小さくなったテーパ状に形成されている。
【0017】
箱部22は、前後両面が開口する略角筒状をなし、受け部21に連なる左右一対の側壁22Aと、両側壁22Aのうちの一方(図1に示す右側)の下端から他方に向けて折り曲げられた底壁22Bと、両側壁22Aのうちの他方の上端から一方に向けて折り曲げられた天井壁22Eとからなる。箱部22内にはスライダ70が密接可能で、かつ移動可能に収容される。そして、箱部22の前面は、スライダ70の移動を許容するスライダ通過口(図示せず)として構成される。
【0018】
ここで、底壁22Bの先端部22Fは他方の側壁22Aの直下方を通過したあと略直角に折れて他方の側壁22Aの外面下部に沿って少し立ち上がる形態とされ、また、天井壁22Eの先端部22Gは一方の側壁22Aの直上方を通過したあと略直角に折れて一方の側壁22Aの外面上部に沿って少しだけ垂れ下がる形態とされる。この底壁22Bの先端部22Fと天井壁22Eの先端部22Gとは、いずれも箱部22が幅方向に開き変形するのを防止する開き防止部としての役割を有する。
【0019】
天井壁22Eは、その略中央部に、上方からボルト40を螺合可能なねじ孔22Hを有する。ねじ孔22Hの孔壁には、その深さ方向の全長に亘って雌ねじ22Kが切られている。ねじ孔22Hに螺合されたボルト40はその先端部が箱部22内に突入しており、そのねじ締め操作に基づいて箱部22内に配置されたスライダ70をバッテリーポスト60側に押し付けるようになっている。
また、両側壁22Aには、前後方向に延出する一対のガイド孔22Mが貫通して形成されている。両ガイド孔22Mは、互いに同じ高さ位置で左右対称形状をなし、横長のスリット孔として構成される。
【0020】
続いてスライダ70について説明すると、スライダ70は、ステンレス等の比較的硬質な金属材によって略角ブロック状に形成されている。そして、スライダ70は、略水平に配置された上面及び下面と、略垂直に切り立つ左右の両側面と、後方に向かうに従って昇り勾配となるテーパ状の前面と、後方に向かう従って昇り勾配となる後面とを有し、前面が本発明のカム面71を構成するとともに、後面が本発明の締付面72を構成する。かかるスライダ70は、バッテリーポスト60から離れて配される待機位置と、ボルト40の締め付けに伴いバッテリーポスト60側に近づいてバッテリーポスト60を受け部21との間で挟持する締付位置との間で変位可能とされる。
【0021】
スライダ70の締付面72は、バッテリーポスト60の外周面に沿った凹面状をなし、スライダ70が締付位置に至ったときには、バッテリーポスト60の外周面に密着状態で押し当てられる。
スライダ70のカム面71は、締付面72よりも少し緩い勾配とされ、ボルト40の先端とボルト40の締め付け方向となる上下方向に沿って摺接し合うことにより、スライダ70をバッテリーポスト60側となる後方に移動させて締付位置に至らしめる役割を有する。また、カム面71は、スライダ70が待機位置と締付位置との間を変位する間、常に箱部22で覆われた保護状態にある。さらに、このカム面71は、鏡面仕上げによって平滑に仕上げられている。
【0022】
スライダ70の上面の幅方向略中央には、前後両面に開口する受け溝73が延出して形成されている。受け溝73には、締め付け開始前におけるボルト40の先端先細り部分が進入して逃がされ、これにより、ボルト40がねじ孔22Hに対してある程度螺進された状態で保持されるようになっている。
【0023】
スライダ70の両側面には、箱部22のガイド孔22Mに内側から進入可能なガイド突部74が突出して形成されている。ガイド突部74は、スライダ70の移動方向に延出する平板状に形成され、スライダ70が待機位置にあるときには、その後端がガイド孔22Mの長さ方向略中央よりも後方寄りに位置し(図4参照)、スライダ70が締付位置にあるときには、その後端がガイド孔22Mの孔縁後端とほぼ対面位置するようになっている(図5参照)。したがって、ボルト40をこれ以上に締め付けても、ガイド突部74がガイド孔22Mの孔縁に当て止めされることでスライダ70がバッテリーポスト60側に移動することはなく、バッテリーポスト60に対する過度の締め付けが防止される。
【0024】
次に、本実施形態の作用効果を説明する。まず、スライダ70を内側に包むようにして箱部22をボックス状に組み立てて、スライダ70を箱部22に包囲させるとともにスライダ70のガイド突部74をガイド孔22Mに進入させる。また、図2及び図3に示すように、ボルト40を箱部22のねじ孔22Hに緩くねじ込み、ボルト40の先端と箱部22の底壁22Bとの間でスライダ70を待機位置にて軽く挟み込む。
次いで、図4から図5にかけて示すように、取付本体20の受け部21の内面をバッテリーポスト60の外周面に沿わせて適合させる。続いて、トルクレンチ等を用いてボルト40を締め付ける。すると、ボルト40の先端がスライダ70のカム面71を摺動しつつ下降し、それに伴いスライダ70がバッテリーポスト60側へとガイド孔22Mに沿って水平移動する。このとき、ボルト40の回転力がスライダ70に伝わっても、スライダ70が箱部22によって密接状態で収容されるとともにガイド突部74がガイド孔22Mに進入しているから、スライダ70がボルト40の回転方向にがたつくことはない。
【0025】
その後、さらにボルト40を締め付けると、スライダ70の締付面72がバッテリーポスト60の外周面に当接してそこを押圧し、対向する受け部21との間にバッテリーポスト60を締め付け固定する(図6参照)。このとき、受け部21の内面とスライダ70の締付面72の両曲率は、バッテリーポスト60の曲率に対応させてあるから、バッテリーポスト60との接触面積が確実に確保されて高い信頼性をもった電気接続がとられる。
【0026】
こうしてスライダ70が締付位置に達した後、さらにボルト40を締め付けようとしても、ガイド突部74がガイド孔22Mの孔縁と干渉してそれ以上変位することはないから、バッテリーポスト60に対する過度の締め付けが阻止される。したがって、締め付けに伴いバッテリーターミナル10が弾性限度を超えて亀裂を生じるようなことがなく、バッテリーターミナル10に対する適正な保持力を得ることができる。
【0027】
以上のように、本実施形態のバッテリーターミナル10によれば、ねじ孔22Hに対して上方からボルト40を螺合させ、このボルト40の締め付け動作によってカム面71とボルト40とが摺接し合うことにより、スライダ70がバッテリーポスト60側に水平移動して受け部21との間でバッテリーポスト60を締め付け固定するから、従来と違って締め付け時に取付本体20の縮径変形を伴うことがなく、締め付けトルクのロスを少なくできる。また、ナットを必要としないから、その分だけ部品点数を削減できる。
【0028】
そして、スライダ70が箱部22内を移動可能とされ、移動の際常に箱部22で覆われる部分にカム面71を有しているから、カム面71が外部異物から保護されることとなり、カム面71とボルト40との摺接動作の円滑性が保障される。しかも、スライダ70が金属製とされ、カム面71が鏡面仕上げされているから、カム面71とボルト40との摺接動作がより一層円滑となる。
【0029】
<実施形態2>
図7は、本発明の実施形態2を示す。実施形態2では、ガイド孔22Mの形態が実施形態1と異なるが、その他は実施形態1と同様であるから、構造上の同一部位には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0030】
すなわち、実施形態2に係るバッテリーターミナル10には、箱部22の両側壁22Aに、前後方向に延出するとともに両側壁22Aの後端面に開口する一対のガイド孔22Mが切り欠き形成されている。
実施形態2によれば、箱部22を組み付けた後、ガイド突部74をガイド孔22Mに進入させつつ、スライダ70を箱部22内にその後面から挿入させることで待機位置に至らしめることが可能とされる。また、ガイド突部74とガイド孔22Mの孔縁とが干渉することにより、バッテリーポスト60に対する過度の締め付けが阻止されるのは、実施形態1と同様である。
【0031】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、天井壁にねじ孔を形成していたが、本発明においては、天井壁には単なる貫通孔を形成しておき、この貫通孔に通じるナットを天井壁の上面にろう付け等して固着してもよい。
(2)本発明においては、ガイド孔の孔周りにガイド突部の移動位置の目印となる目盛り等のマーク部を形成し、このマーク部によってバッテリーポストに対する締め付け量が視認できるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明の実施形態1に係るバッテリーターミナルの分解斜視図
【図2】組み付けられたバッテリーターミナルの斜視図
【図3】その側面図
【図4】バッテリーターミナルをバッテリーポストに取り付ける前の状態を示す側断面図
【図5】スライダが待機位置に置かれてバッテリーポストを締め付ける前の状態を示す側断面図
【図6】スライダが締付位置に至ってバッテリーポストを締め付けた状態を示す側断面図
【図7】実施形態2に係るバッテリーターミナルの分解斜視図
【符号の説明】
【0033】
10…バッテリーターミナル
20…取付本体
21…受け部
22…箱部
22E…天井壁
22H…ねじ孔
40…ボルト
70…スライダ
71…カム面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
バッテリーポストを取り囲むように回曲して形成された取付本体と、
前記取付本体の内面の一部を前記バッテリーポストの外周面に沿うように湾曲して形成された受け部と、
前記バッテリーポストを挟んで前記受け部と対向する位置に配置されるとともに前記バッテリーポストに対して接近または離間する方向に移動可能なスライダと、
前記取付本体に設けられ、前記バッテリーポストと対向する面がスライダ通過口として開口し、前記スライダを移動可能に包囲する箱部と、
前記箱部のうち前記スライダの上方を覆う部分に形成されたねじ孔に対して螺合可能なボルトとを備えてなり、
前記スライダは、前記移動の際常に前記箱部で覆われる部分に、カム面を有し、
前記ボルトがその締め付け動作に基づいて前記カム面と摺接し合うことにより、前記スライダが前記バッテリーポスト側に移動して前記受け部との間で前記バッテリーポストを締め付ける構成とされたことを特徴とするバッテリーターミナル。
【請求項2】
前記スライダは金属製とされ、前記カム面は鏡面仕上げされていることを特徴とする請求項1に記載のバッテリーターミナル。
【請求項3】
前記スライダにはガイド突部が側方に突出して設けられ、前記箱部のうち前記スライダの側方を覆う部分にはガイド突部が進入するとともに前記スライダの移動方向に延出するガイド孔が形成され、前記ガイド突部が前記ガイド孔の孔縁に当て止めされることで、前記バッテリーポストに対する過度の締め付けが規制される構成としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のバッテリーターミナル。
【請求項4】
前記スライダは、前記バッテリーポストと対面する部分に、前記バッテリーポストの周面形状に対応した凹面状をなす締付面を有していることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のバッテリーターミナル。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2006−190547(P2006−190547A)
【公開日】平成18年7月20日(2006.7.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−940(P2005−940)
【出願日】平成17年1月5日(2005.1.5)
【出願人】(000183406)住友電装株式会社 (6,135)
【Fターム(参考)】