説明

バッテリーパック

【課題】高効率充電および高出力放電のためのバッテリーパックに関する。
【解決手段】複数のバッテリーユニットと連結される複数の正極バッテリー端子および複数の陰極バッテリー端子;前記正極バッテリー端子とそれぞれ連結される複数の正極充電端子;前記正極バッテリー端子とそれぞれ連結される複数の正極放電端子;前記陰極バッテリー端子とそれぞれ連結される複数の陰極充電端子;前記陰極バッテリー端子とそれぞれ連結される複数の陰極放電端子;前記正極放電端子および前記陰極放電端子に連結される複数の放電制御スイッチ;および前記バッテリーユニットを選択的に直列連結するために前記複数の放電制御スイッチの状態を制御する制御部を含むバッテリーパックを提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はバッテリーパックに関する。
【背景技術】
【0002】
2次電池は携帯電話、ノートパソコン、カムコーダー、PDA(Personal digital assistants)等携帯用電子機器だけでなく家庭用真空掃除機などの携帯電源としても使用されている。一般的な家庭用真空掃除機の場合、家庭内のAC電源を利用して掃除機のモータを駆動させる。しかし、AC電源を連結できない空間内で家庭用真空掃除機を携帯するためには別途電源が必ず必要になる。このような携帯電源としての2次電池は仕様により異なるが、約100V以上の高出力が必要となる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は高効率充電および高出力放電のためのバッテリーパックを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の一実施例によるバッテリーパックは、複数のバッテリーユニットと連結された複数の正極バッテリー端子および複数の陰極バッテリー端子;前記正極バッテリー端子とそれぞれ連結された複数の正極充電端子;前記正極バッテリー端子とそれぞれ連結された複数の正極放電端子;前記陰極バッテリー端子とそれぞれ連結された複数の陰極充電端子;前記陰極バッテリー端子とそれぞれ連結された複数の陰極放電端子;前記正極放電端子および前記陰極放電端子に連結された複数の放電制御スイッチ;および前記バッテリーユニットを選択的に直列連結するために前記複数の放電制御スイッチの状態を制御する制御部を含む。
【0005】
また、前記バッテリーパックは、前記複数の正極放電端子と前記複数の陰極放電端子を通して負荷に電力を提供し、前記複数の正極充電端子と前記複数の陰極充電端子を通して前記複数のバッテリーユニットを充電することができる。
【0006】
また、前記充電端子は互いに離れて位置し、前記放電端子は互いに離れて位置し、前記充電端子は前記充電端子間の間隔及び前記放電端子間の間隔より遠い距離に、前記放電端子と離れて位置することができる。
【0007】
また、前記充電端子は充電端子ユニット内に形成され、前記放電端子は放電端子ユニット内に形成され、前記充電端子ユニットは前記放電端子ユニットと離れて位置することができる。
【0008】
また、前記放電端子のうちのいずれか一つの放電端子と前記放電制御スイッチのうちのいずれか一つの放電制御スイッチとの間に位置するダイオードをさらに含むことができる。
【0009】
また、前記放電端子のうちのいずれか一つの放電端子と前記放電制御スイッチのうちのいずれか一つの放電制御スイッチとの間にそれぞれ位置する複数のダイオードをさらに含むことができる。
【0010】
また、前記複数の放電制御スイッチは、前記複数のバッテリーユニットのうちのいずれか一つのバッテリーユニットの正極放電端子と次のバッテリーユニットの陰極放電端子を選択的に直列連結するようにそれぞれ設置されることができる。
【0011】
また、前記複数の正極充電端子と前記複数の陰極充電端子は外部の充電器とそれぞれ連結されるように設置されることができる。
【0012】
また、前記制御部は、前記バッテリーパックが充電されない場合、前記複数のバッテリーユニットが互いに直列に連結されるように前記複数の放電制御スイッチの状態を制御することができる。
【0013】
また、前記制御部は、前記バッテリーパックが充電中であるかどうかを判別するために外部の充電器と通信することができる。
【0014】
本発明の他の実施例によるバッテリーパックは、外部の充電器によって個別に充電され、外部の負荷に電力を提供することによって放電されるように設けられた複数のバッテリーユニット;前記複数のバッテリーユニットと連結された複数のスイッチ;および前記複数のバッテリーユニットが充電されていない場合、前記複数のバッテリーユニットが互いに直列に連結されるように前記複数のスイッチを制御する制御部を含む。
【0015】
また、前記バッテリーパックは、複数の正極放電端子と複数の陰極放電端子を通して前記負荷に電力を提供し、複数の正極充電端子と複数の陰極充電端子を通して前記複数のバッテリーユニットを充電することができる。
【0016】
また、前記充電端子は互いに離れて位置し、前記放電端子は互いに離れて位置し、前記充電端子は前記充電端子間の間隔及び前記放電端子間の間隔より遠い距離に、前記放電端子と離れて位置することができる。
【0017】
また、前記充電端子は充電端子ユニット内に形成され、前記放電端子は放電端子ユニット内に形成され、前記充電端子ユニットは前記放電端子ユニットと離れて位置することができる。
【0018】
また、前記複数のスイッチのうちのいずれか一つのスイッチと前記複数のバッテリーユニットのうちのいずれか一つのバッテリーユニットとの間に位置するダイオードをさらに含むことができる。
【0019】
また、前記複数のスイッチのうちのいずれか一つのスイッチと前記複数のバッテリーユニットのうちのいずれか一つのバッテリーユニットとの間に位置する複数のダイオードをさらに含むことができる。
【0020】
また、前記複数のスイッチは、前記複数のバッテリーユニットのうちのいずれか一つのバッテリーユニットの正極放電端子と次のバッテリーユニットの陰極放電端子を選択的に直列連結するようにそれぞれ設置することができる。
【0021】
また、前記制御部は、前記バッテリーパックが充電されるかどうかを判別するために前記充電器と通信することができる。
【0022】
本発明のまた他の実施例によるバッテリーパックは、正極端子と陰極端子をそれぞれ有する複数のバッテリーユニット;および前記複数のバッテリーユニットを放電させるために第1設定を提供し、前記複数のバッテリーユニットを充電させるために第2設定を提供する制御部を含み、前記制御部は前記第1設定を提供する場合、前記複数のバッテリーユニットは連結され、前記第2設定を提供する場合、前記複数のバッテリーユニットは連結されない。
【0023】
また、前記第1設定で前記複数のバッテリーユニットは互いに直列に連結できる。
【0024】
また、前記バッテリーパックは、正極放電端子と陰極放電端子を通して負荷に電力を提供し、前記正極充電端子と前記陰極充電端子を通して前記複数のバッテリーユニットを充電することができる。
【0025】
また、前記充電端子は互いに離れて位置し、前記放電端子は互いに離れて位置し、前記充電端子は前記充電端子間の間隔及び前記放電端子間の間隔より遠い距離に、前記放電端子と離れて位置することができる。
【0026】
また、前記充電端子は充電端子ユニット内に形成され、前記放電端子は放電端子ユニット内に形成され、前記充電端子ユニットは前記放電端子ユニットと離れて位置することができる。
【0027】
本発明のまた他の実施例によるバッテリーパックは、前記複数のバッテリーユニットと連結される複数のスイッチ;および前記複数のバッテリーユニットのうちのいずれか一つのバッテリーユニットと前記複数のスイッチのうちのいずれか一つのスイッチとの間に位置するダイオードをさらに含む。
【0028】
また、前記複数のスイッチは、前記複数のバッテリーユニットのうちのいずれか一つのバッテリーユニットの正極放電端子と次のバッテリーユニットの陰極放電端子を選択的に直列連結するようにそれぞれ設置することができる。
【0029】
また、前記制御部は、前記バッテリーパックが充電中であるかどうかを判別するために外部の充電器と通信することができる。
【0030】
また、前記正極充電端子と前記陰極充電端子は外部の充電器と連結されるようにそれぞれ設置することができる。
【発明の効果】
【0031】
本発明によれば、高効率充電および高出力放電のためのバッテリーパックを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1A】本発明の実施例による放電待機モードにおけるバッテリーパックおよび充電器のブロック図である。
【図1B】図1Aに対する回路図である。
【図1C】図1Aの放電待機モードに対するバッテリーパックの等価回路図である。
【図2A】本発明の実施例による充電モードにおけるバッテリーパックおよび充電器の回路図である。
【図2B】図2Aの充電モードに対するバッテリーパックの等価回路図である。
【図3A】本発明の実施例による放電モードにおけるバッテリーパックおよび充電器の回路図である。
【図3B】図3Aの放電モードに対するバッテリーパックの等価回路図である。
【図4】本発明の実施例によるバッテリーパックの充/放電動作アルゴリズムを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0033】
本発明の属する技術分野において通常の知識を有する者が容易に実施できるように、本発明の望ましい実施例を図面を参照して詳細に説明する。
【0034】
図1Aは、本発明の実施例による放電待機モードにおけるバッテリーパック100および充電器200のブロック図である。図1Bは、図1Aに対する回路図である。
【0035】
図1Aおよび図1Bを参照すれば、本発明の実施例によるバッテリーパック100はバッテリーモジュール110、バッテリー管理ユニット120およびマイクロコントローラーのような制御部130を含む。
【0036】
バッテリーモジュール110は複数のバッテリーユニットを含む。例えば、図1Aに示されているように、第1ないし第3バッテリーユニット111、112、113を含むことができる。この実施例ではバッテリーモジュール110が三つのバッテリーユニットを含む場合について説明しているが、これに限定されることなく、異なる個数のバッテリーユニットを含んで実施しても構わない。
【0037】
それぞれのバッテリーユニット111、112、113は複数のバッテリーセルを含む。バッテリーユニット111、112、113にそれぞれ含まれている複数のバッテリーセルは互いに直列および/または並列に連結できる。
【0038】
また、バッテリーユニット111、112、113は複数の端子をそれぞれ含む。例えば、図1Aに示されているように、第1バッテリーユニット111は第1陽極端子B1+と第1陰極端子B1−を含むことができる。また、第2バッテリーユニット112は第2陽極端子B2+と第2陰極端子B2−を含むことができる。また、第3バッテリーユニット113は第3陽極端子B3+と第3陰極端子B3−を含むことができる。
【0039】
バッテリー管理ユニット120は第1ないし第3シングルバッテリー管理ユニット121、122、123、充電端子ユニット124、および放電端子ユニット125を含む。
【0040】
第1シングルバッテリー管理ユニット121は第1充/放電スイッチ121a、第1ヒューズユニット121b、第1スイッチ制御ユニット121c、および第1充/放電端子ユニット121dを含むことができる。
【0041】
第1充/放電スイッチ121aは充電スイッチと放電スイッチで構成される。このような充電スイッチと放電スイッチは第1バッテリーユニット111の第1陽極端子B1+と第1シングルバッテリー管理ユニット121の第1陽極端子B1+の間に電気的に連結される。このような第1充/放電スイッチ121aは第1バッテリーユニット111を充電および/または放電するだけでなく、過充電または過放電が発生した時の1次保護回路素子としての役割をする。
【0042】
第1ヒューズユニット121bは第1ヒューズ、第1加熱抵抗、および第1ヒューズスイッチで構成される。このように構成される場合、第1ヒューズユニット121bは第1充/放電スイッチ121aの破損または誤動作の際、2次保護回路素子としての役割をする。ここで、第1ヒューズスイッチは第1スイッチ制御ユニット121cの制御を受けられる。
【0043】
第1スイッチ制御ユニット121cは充/放電モードにより第1充/放電スイッチ121aのスイッチング動作を制御することによって、第1バッテリーユニット111の充/放電を制御する。
【0044】
また、第1スイッチ制御ユニット121cは第1バッテリーユニット111の電圧を検出し、検出された電圧に基づいて第1バッテリーユニット111の過充電/過放電保護機能および電圧バランシングを行う。
【0045】
第1充/放電端子ユニット121dは第1ヒューズユニット121bと連結された第1正極充電端子CP1+と第1正極放電端子DP1+、および第1バッテリーユニット111の第1陰極端子B1−に連結された第1陰極充電端子CP1−と第1陰極放電端子DP1−を含む。
【0046】
本実施例で、第1バッテリーユニット111の第1陽極端子B1+は第1充/放電スイッチ121aおよび第1ヒューズユニット121bを通じて、第1正極充電端子CP1+および第1正極放電端子DP1+とそれぞれ連結される。また、第1バッテリーユニット111の第1陰極端子B1−は第1陰極充電端子CP1−および第1陰極放電端子DP1−に直接連結される。第1陰極端子B1−と二つの第1陰極充電端子CP1−および第1陰極放電端子DP1−との間にある第1スイッチ制御ユニット121cは、第1バッテリーユニット111の電流を感知するための電流センサー121eに連結されることもできる。
【0047】
他の実施例として、第1バッテリーユニット111の第1陰極端子B1−は、第1陰極充電端子CP1−と第1陰極放電端子DP1−とに直接的に連結することができる。
【0048】
第2シングルバッテリー管理ユニット122は第2充/放電スイッチ122a、ヒューズ122b、第2スイッチ制御ユニット122c、および第2充/放電端子ユニット122dを含む。
【0049】
第2充/放電スイッチ122aは充電スイッチと放電スイッチで構成される。このような充電スイッチと放電スイッチは第2バッテリーユニット112の第2陽極端子B2+と第2ヒューズユニット122bとの間で電気的に連結される。このような第2充/放電スイッチ122aは第2バッテリーユニット112を充電および/または放電するだけでなく、過充電または過放電が発生した時の1次保護回路素子としての役割をする。
【0050】
第2ヒューズユニット122bは第2ヒューズ、第2加熱抵抗、第2ヒューズスイッチで構成される。このように構成される場合、第2ヒューズユニット122bは第2充/放電スイッチ122aの破損または誤動作の際、2次保護回路素子としての役割をする。ここで、第2ヒューズスイッチは第2スイッチ制御ユニット122cの制御を受けることができる。
【0051】
第2スイッチ制御ユニット122cは充/放電モードにより第2充/放電スイッチ122aのスイッチング動作を制御することによって、第2バッテリーユニット112の充/放電を制御する。
【0052】
また、第2スイッチ制御ユニット122cは第2バッテリーユニット112の電圧を検出し、検出された電圧に基づいて第2バッテリーユニット112の過充電/過放電保護機能および電圧バランシングを行う。
【0053】
第2充/放電端子ユニット122dは第2ヒューズユニット122bと連結された第2正極充電端子CP2+、第2正極放電端子DP2+、そして第2バッテリーユニット112の第2陰極端子B2−に連結された第2陰極充電端子CP2−および第2陰極放電端子DP2−を含む。
【0054】
第2バッテリーユニット112の第2陽極端子B2+は第2充/放電スイッチ122aおよび第2ヒューズユニット122bを通じて、第2正極充電端子CP2+および第2正極放電端子DP2+にそれぞれ連結される。
【0055】
また、第2バッテリーユニット112の第2陰極端子B2−は第2陰極充電端子CP2−および第2陰極放電端子DP2−に直接連結される。もちろん、第2陰極端子B2−と二つの第2陰極充電端子CP2−および第2陰極放電端子DP2−との間にある第2スイッチ制御ユニット122cは、第2バッテリーユニット112の電流を感知するための電流センサー122eに連結されることもできる。
【0056】
一方、第2バッテリーユニット112の第2陰極端子B2−は、第2陰極充電端子CP2−と第2陰極放電端子DP2−とに直接的に連結することもできる。
【0057】
第3シングルバッテリー管理ユニット123は第3充/放電スイッチ123a、ヒューズ123b、第3スイッチ制御ユニット123c、および第3充/放電端子ユニット123dを含む。
【0058】
第3充/放電スイッチ123aは充電スイッチと放電スイッチで構成される。このような充電スイッチと放電スイッチは第3バッテリーユニット113の第3陽極端子B3+と第3ヒューズユニット123bとの間で電気的に連結される。このような第3充/放電スイッチ123aは第3バッテリーユニット113の充/放電だけでなく、過充電または過放電が発生した時の1次保護回路素子としての役割をする。
【0059】
第3ヒューズユニット123bは第3ヒューズ、第3加熱抵抗、第3ヒューズスイッチで構成される。このように構成される場合、第3ヒューズユニット123bは第3充/放電スイッチ123aの破損または誤動作の際、2次保護回路素子としての役割をする。ここで、第3ヒューズスイッチは第3スイッチ制御ユニット123cの制御を受けることができる。
【0060】
第3スイッチ制御ユニット123cは充/放電モードにより第3充/放電スイッチ123aのスイッチング動作を制御することによって、第3バッテリーユニット113の充/放電を制御する。
【0061】
また、第3スイッチ制御ユニット123cは第3バッテリーユニット113の電圧を検出し、検出された電圧に基づいて第3バッテリーユニット113の過充電/過放電保護機能および電圧バランシングを行う。
【0062】
第3充/放電端子ユニット123dは第3ヒューズユニット123bと連結された第3正極充電端子CP3+、第3正極放電端子DP3+、そして第3バッテリーユニット113の第3陰極端子B3−に連結された第3陰極充電端子CP3−および第3陰極放電端子DP3−を含む。
【0063】
第3バッテリーユニット113の第3陽極端子B3+は第3充/放電スイッチ123aおよび第3ヒューズユニット123bを通じて、第3正極充電端子CP3+および第3正極放電端子DP3+にそれぞれ連結される。
【0064】
また、第3バッテリーユニット113の第3陰極端子B3−は第3陰極充電端子CP3−および第3陰極放電端子DP3−に直接連結される。もちろん、第3陰極端子B3−と二つの第3陰極充電端子CP3−および第3陰極放電端子DP3−との間にある第3スイッチ制御ユニット123cは、第3バッテリーユニット113の電流を感知するための電流センサー123eに連結されることができる。
【0065】
一方、第3バッテリーユニット113の第3陰極端子B3−は、第3陰極充電端子CP3−と第3陰極放電端子DP3−とに直接的に連結することができる。
【0066】
充電端子ユニット124は第1ないし第3正極充電端子CP1+、CP2+、CP3+と第1ないし第3陰極充電端子CP1−、CP2−、CP3−を含む。充電端子ユニット124は第1ないし第3充/放電端子ユニット121d、122d、123dにそれぞれ分散している充電端子を一つの物理的構成で集結させるためである。
【0067】
そのために、充電端子ユニット124の第1正極充電端子CP1+、第2正極充電端子CP2+および第3正極充電端子CP3+は、第1ないし第3充/放電端子ユニット121d、122d、123dにそれぞれ含まれている第1正極充電端子CP1+、第2正極充電端子CP2+および第3正極充電端子CP3+と一対一に対応して電気的に連結される。
【0068】
また、充電端子ユニット124の第1陰極充電端子CP1−、第2陰極充電端子CP2−および第3陰極充電端子CP3−は、第1ないし第3充/放電端子ユニット121d、122d、123dにそれぞれ含まれている第1陰極充電端子CP1−、第2陰極充電端子CP2−および第3陰極充電端子CP3−と一対一に対応して電気的に連結される。
【0069】
放電端子ユニット125は第1ないし第3正極放電端子DP1+、DP2+、DP3+と第1ないし第3陰極放電端子DP1−、DP2−、DP3−を含む。放電端子ユニット125は第1ないし第3充/放電端子ユニット121d、122d、123dにそれぞれ分散している放電端子を一つの物理的構成で集結させるためである。
【0070】
一方、充電端子ユニットは放電端子ユニットから離れて位置することができる。充電端子ユニット124の正極および陰極充電端子は互いに離れて位置し、正極および陰極放電端子も互いに離れて位置する。また、正極および陰極充電端子は、正極および陰極充電端子間の間隔と正極および陰極放電端子間の間隔より遠い距離に、正極および陰極放電端子と離れて位置することができる。
【0071】
放電端子ユニット125の第1正極放電端子DP1+、第2正極放電端子DP2+、および第3正極放電端子DP3+は、第1ないし第3充/放電端子ユニット121d、122d、123dにそれぞれ含まれている第1正極放電端子DP1+、第2正極充電端子DP2+、および第3正極充電端子DP3+と一対一に対応して電気的に連結される。また、放電端子ユニット125の第1陰極放電端子DP1−、第2陰極放電端子DP2−、および第3陰極放電端子DP3−は、第1ないし第3充/放電端子ユニット121d、122d、123dにそれぞれ含まれている第1陰極放電端子DP1−、第2陰極放電端子DP2−、および第3陰極放電端子DP3−と一対一に対応して電気的に連結される。
【0072】
制御部130はコントローラー135を含むことができる。コントローラー135は、バッテリーパック100と充電器200が連結されるとき、充電器200および外部電源間の連結の有無を判別し、判別結果により第1ないし第3バッテリーユニット111、112、113の直列連結の解除の要否を決定する。
【0073】
制御部130は充電認識端子TB1、TB2、複数の放電制御端子、第1および第2放電制御スイッチSW1、SW2を含む。
【0074】
制御部130の充電認識端子TB1、TB2は、バッテリーパック100と充電器200が連結される場合、充電器200の充電認識端子TB1、TB2と連結される。ここで、制御部130の充電認識端子TB1、TB2は正極充電認識端子TB1と陰極充電認識端子TB2で構成され、これと同様に、充電器200の充電認識端子TB1、TB2は正極充電認識端子TB1と陰極充電認識端子TB2で構成される。したがって、バッテリーパック100と充電器200を連結する場合、制御部130の正極充電認識端子TB1は充電器200の正極充電認識端子TB1と連結され、制御部130の陰極充電認識端子TB2は充電器200の陰極充電認識端子TB2と連結される。
【0075】
制御部130は制御部130の充電認識端子TB1、TB2を通じて充電器200から電圧を検出し、検出された電圧のレベルが、例えば、ハイからローに変わったのかまたはローからハイに変わったのか、またはローレベルをそのまま維持しているかにより第1および第2放電制御スイッチSW1、SW2のスイッチング動作を制御する。
【0076】
放電制御端子は第1ないし第3正極放電制御端子および第1ないし第3陰極放電制御端子で構成される。例えば、第1ないし第3正極放電制御端子および第1ないし第3陰極放電制御端子は放電端子ユニット125の第1ないし第3正極放電端子DP1+、DP2+、DP3+および第1ないし第3陰極放電端子DP1−、DP2−、DP3とそれぞれ一対一に対応して電気的に連結される。ここで、第1正極放電制御端子はパック陽極端子P1+と電気的に連結され、第3陰極放電制御端子はパック陰極端子P3−と電気的に連結される。パック陽極端子P1+とパック陰極端子P3−はバッテリーパック100の放電時に外部負荷と連結される。
【0077】
第1および第2放電制御スイッチSW1、SW2は放電制御端子間に電気的に連結される。例えば、図1Aおよび図1Bに示されているように、第1放電制御スイッチSW1は第1陰極放電制御端子DP1−と第2正極放電制御端子DP2+の間に連結される。また、第2放電制御スイッチSW2は第2陰極放電制御端子DP2−と第3正極放電制御端子DP3+の間に連結される。これとともに、第1陰極放電制御端子DP1−と第1放電制御スイッチSW1の間と、第2陰極放電制御端子DP2−と第2放電制御スイッチSW2の間にそれぞれダイオードD1、D2が連結される。
【0078】
ここで、ダイオードD1、D2はバッテリーパックの放電時に第1ないし第3バッテリーユニットが直列に連結されて放電電流を流せるようにし、また、バッテリーパックの充電時に第1ないし第3バッテリーユニットの直列連結状態が確実に解除されるようにする役割を果たす。制御部130は図1Aに示されているように、バッテリーパック100の放電待機モード、つまり自然放電状態で第1および第2放電制御スイッチSW1、SW2をオンさせ、第1陰極放電制御端子DP1−と第2正極放電制御端子DP2+の間、そして、第2陰極放電制御端子DP2−と第3正極放電制御端子DP3+の間を電気的に連結する。ここで、第1陰極放電制御端子DP1−と第2正極放電制御端子DP2+の間が連結されると、第1バッテリーユニット111の第1陰極端子B1−と第2バッテリーユニット112の第2陽極端子B2+が連結され、第2陰極放電制御端子DP2−と第3正極放電制御端子DP3+の間が連結されると、第2バッテリーユニット112の第2陰極端子B2−と第3バッテリーユニット113の第3陽極端子B3+が連結されるので、第1ないし第3バッテリーユニット111、112、113は直列連結状態となる。
【0079】
一方、制御部130は放電待機モードだけでなく、放電モードでも第1および第2放電制御スイッチSW1、SW2をターンオンさせて、第1ないし第3バッテリーユニット111、112、113が直列連結されるようにする。
【0080】
充電器200は複数の出力端子および充電認識端子TB1、TB2を含む。
【0081】
充電器200の出力端子は充電端子ユニット124の第1ないし第3正極充電端子CP1+、CP2+、CP3+と第1ないし第3陰極充電端子CP1−、CP2−、CP3−にそれぞれ一対一に対応するように構成される。例えば、複数の出力端子は第1ないし第3正極出力端子と第1ないし第3陰極出力端子で構成される。バッテリーパック100と充電器200を連結する場合、第1ないし第3正極出力端子は充電器200の正極充電認識端子TB1と連結され、第1ないし第3陰極出力端子は充電器200の陰極充電認識端子TB2と連結される。したがって、例えば、バッテリーパック100と充電器200が連結される場合、正極充電認識端子TB1と陰極充電認識端子TB2にはハイレベルの電位が形成されることができる。
【0082】
以下、添付図面を参照して本発明の実施例によるバッテリーパック100の動作について説明する。
【0083】
図1Cは、図1Aの放電待機モードに対するバッテリーパック100の等価回路図である。図2Aは、本発明の実施例による充電モードにおけるバッテリーパック100と充電器200の回路図である。図2Bは、図2Aの充電モードに対するバッテリーパック100の等価回路図である。図3Aは、本発明の実施例による放電モードにおけるバッテリーパック100と充電器200の回路図である。図3Bは、図3Aの放電モードに対するバッテリーパック100の等価回路図である。図4は、本発明の実施例によるバッテリーパック100の充/放電動作アルゴリズムを示すフローチャートである。
【0084】
1.放電待機モード
バッテリーパック100のモードを認識するために制御部130は充電認識端子TB1、TB2を通じて、電圧を持続的に検出する(S410)。
【0085】
制御部130は検出された電圧のレベルがハイレベルであるか(S420A)、ローレベルであるか(S420B)を判別する。判別の結果、検出された電圧のレベルがローレベルである場合(S420B)、制御部130はバッテリーパック100が放電待機モードであることを認識する(S460)。
【0086】
このような場合、制御部130は第1および第2放電制御スイッチSW1、SW2をオンの状態にして、第1ないし第3バッテリーユニット111、112、113を直列連結する(S470)。ここで、制御部130は、バッテリーパック100が充電器200を通じて充電したり外部の負荷に連結されて放電したりしない状態、つまり、自然放電状態では第1および第2放電制御スイッチSW1、SW2をオンにして、第1ないし第3バッテリーユニット111、112、113を直列連結された状態に維持させることができる。このような状態を図1Cに示すように、等価回路で表すことができる。
【0087】
2.充電モード
外部電源が連結された充電器200の出力端子とバッテリーパック100の充電端子ユニット124が物理的および電気的に連結されると、制御部130の充電認識端子TB1、TB2を通じて検出された電圧のレベルはローレベルからハイレベルになる(S420A)。このとき、制御部130は充電モードであることを認識する(S430)。これによって、制御部130は第1および第2放電制御スイッチSW1、SW2をターンオフさせる(S440)。
【0088】
このような場合、放電端子ユニット125の放電端子間の電気的連結が切れることによって、第1ないし第3バッテリーユニット111、112、113の直列連結が解除される。
【0089】
これと同時に、充電器200の出力端子とバッテリーパック100の充電端子ユニット124が連結される(S450)。このとき、充電端子ユニット124の各充電端子は第1ないし第3バッテリーユニット111、112、113の端子とそれぞれ連結されているので、第1ないし第3バッテリーユニット111、112、113は充電器200に対して並列連結される(S450)。したがって、第1ないし第3バッテリーユニット111、112、113は並列連結された状態で充電できる(S450)。
【0090】
但し、充電器200の出力端子がバッテリーパック100の充電端子ユニット124と連結されても、充電器200が外部電源と連結されていない場合、制御部130の充電認識端子TB1、TB2を通じて検出された電圧のレベルはローレベルであるので、制御部130は第1ないし第3バッテリーユニット111、112、113の直列連結状態を維持させることになる。
【0091】
3.放電モード
バッテリーパック100の放電モードの認識および動作アルゴリズムは放電待機モードと類似している。制御部130の電圧レベルの判別結果、電圧レベルがローレベルである場合(S420B)、制御部130は放電モードを認識することになる(S460)。
【0092】
このような場合、制御部130は第1および第2放電制御スイッチSW1、SW2をターンオンさせて、第1ないし第3バッテリーユニット111、112、113を直列連結させる(S470)。このとき、パック放電端子P1+、P3−と外部負荷が連結されている場合、パック放電端子P1+、P3−を通じて第1ないし第3バッテリーユニット111、112、113が直列連結された状態で放電が行われることになる(S480)。
【0093】
制御部130は、放電待機モードを認識するかまたは放電モードを認識するかに応じたスイッチ制御動作が類似している。つまり、制御部130は放電待機モードおよび放電モードのいずれにおいても第1および第2放電制御スイッチSW1、SW2をオンの状態にするので、二つの場合はいずれも第1ないし第3バッテリーユニット111、112、113を直列連結させる。
【0094】
以上、実施例によるバッテリーパック100のスイッチング動作制御が自動である場合について説明したが、これだけでなく、別途機械的な手段を追加して手動式のスイッチング動作制御も可能である。
【0095】
本発明によれば、充電時にバッテリーユニットを並列に連結して充電することによってバッテリーパックの総充電時間を減らすことができ、放電時にバッテリーユニットを互いに直列に連結して放電させることによって、より高い出力が可能になる。
【0096】
また、本発明によれば、低容量の充電器を利用して高容量のバッテリーパックを充電することができる。例えば、300Vの直流出力電圧を有するバッテリーパックを100Vの直流出力電圧を有する充電器で充電することができる。つまり、放電時には第1ないし第3バッテリーユニットが直列に連結されて300Vの直流出力電圧を有するが、充電時には第1ないし第3バッテリーユニットが充電器に対して並列に連結されることによって、100Vの直流出力電圧を有する充電器で第1ないし第3バッテリーユニットを充電することができる。
【0097】
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的要旨を逸脱しない範囲内において多様に修正または変形して実施できることは、本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者には自明なことである。
【符号の説明】
【0098】
100 バッテリーパック
110 バッテリーモジュール
111 第1バッテリーユニット
112 第2バッテリーユニット
113 第3バッテリーユニット
120 バッテリー管理ユニット
121 第1シングルバッテリー管理ユニット
122 第2シングルバッテリー管理ユニット
123 第3シングルバッテリー管理ユニット
124 充電端子ユニット
125 放電端子ユニット
130 制御部
TB1、TB2 充電認識端子
SW1、SW2 放電制御スイッチ
200 充電器

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のバッテリーユニットと連結される複数の正極バッテリー端子および複数の陰極バッテリー端子;
前記正極バッテリー端子とそれぞれ連結される複数の正極充電端子;
前記正極バッテリー端子とそれぞれ連結される複数の正極放電端子;
前記陰極バッテリー端子とそれぞれ連結される複数の陰極充電端子;
前記陰極バッテリー端子とそれぞれ連結される複数の陰極放電端子;
前記正極放電端子および前記陰極放電端子に連結される複数の放電制御スイッチ;および
前記バッテリーユニットを選択的に直列連結するために前記複数の放電制御スイッチの状態を制御する制御部を含むことを特徴とするバッテリーパック。
【請求項2】
前記バッテリーパックは、
前記複数の正極放電端子と前記複数の陰極放電端子を通して負荷に電力を提供し、
前記複数の正極充電端子と前記複数の陰極充電端子を通して前記複数のバッテリーユニットを充電することを特徴とする請求項1に記載のバッテリーパック。
【請求項3】
前記充電端子は互いに離れて位置し、
前記放電端子は互いに離れて位置し、
前記充電端子は、前記充電端子間の間隔及び前記放電端子間の間隔より遠い距離に、前記放電端子と離れて位置することを特徴とする請求項1に記載のバッテリーパック。
【請求項4】
前記充電端子は充電端子ユニット内に形成され、
前記放電端子は放電端子ユニット内に形成され、
前記充電端子ユニットは前記放電端子ユニットと離れて位置することを特徴とする請求項1に記載のバッテリーパック。
【請求項5】
前記放電端子のうちのいずれか一つの放電端子と前記放電制御スイッチのうちのいずれか一つの放電制御スイッチとの間に位置するダイオードをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のバッテリーパック。
【請求項6】
前記放電端子のうちのいずれか一つの放電端子と前記放電制御スイッチのうちのいずれか一つの放電制御スイッチとの間にそれぞれ位置する複数のダイオードをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のバッテリーパック。
【請求項7】
前記複数の放電制御スイッチは、前記複数のバッテリーユニットのうちのいずれか一つのバッテリーユニットの正極放電端子と次のバッテリーユニットの陰極放電端子を選択的に直列連結するようにそれぞれ設置されていることを特徴とする請求項1に記載のバッテリーパック。
【請求項8】
前記複数の正極充電端子と前記複数の陰極充電端子は外部の充電器とそれぞれ連結されるように設置されていることを特徴とする請求項1に記載のバッテリーパック。
【請求項9】
前記制御部は、前記バッテリーパックが充電されない場合、前記複数のバッテリーユニットが互いに直列に連結されるように前記複数の放電制御スイッチの状態が制御されることを特徴とする請求項1に記載のバッテリーパック。
【請求項10】
前記制御部は、前記バッテリーパックが充電中であるかどうかを判別するために外部の充電器と通信することを特徴とする請求項9に記載のバッテリーパック。
【請求項11】
外部の充電器によって個別に充電され、外部の負荷に電力を提供することによって放電されるように設けられた複数のバッテリーユニット;
前記複数のバッテリーユニットに連結される複数のスイッチ;および
前記複数のバッテリーユニットが充電されていない場合、前記複数のバッテリーユニットが互いに直列に連結されるように前記複数のスイッチを制御する制御部を含むことを特徴とするバッテリーパック。
【請求項12】
前記バッテリーパックは、
複数の正極放電端子と複数の陰極放電端子を通して前記負荷に電力を提供し、
複数の正極充電端子と複数の陰極充電端子を通して前記複数のバッテリーユニットを充電することを特徴とする請求項11に記載のバッテリーパック。
【請求項13】
前記充電端子は互いに離れて位置し、
前記放電端子は互いに離れて位置し、
前記充電端子は、前記充電端子間の間隔及び前記放電端子間の間隔より遠い距離に、前記放電端子と離れて位置することを特徴とする請求項12に記載のバッテリーパック。
【請求項14】
前記充電端子は充電端子ユニット内に形成され、
前記放電端子は放電端子ユニット内に形成され、
前記充電端子ユニットは前記放電端子ユニットと離れて位置することを特徴とする請求項12に記載のバッテリーパック。
【請求項15】
前記複数のスイッチのうちのいずれか一つのスイッチと前記複数のバッテリーユニットのうちのいずれか一つのバッテリーユニットとの間に位置するダイオードをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載のバッテリーパック。
【請求項16】
前記複数のスイッチのうちのいずれか一つのスイッチと前記複数のバッテリーユニットのうちのいずれか一つのバッテリーユニットとの間に位置する複数のダイオードをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載のバッテリーパック。
【請求項17】
前記複数のスイッチは、前記複数のバッテリーユニットのうちのいずれか一つのバッテリーユニットの正極放電端子と次のバッテリーユニットの陰極放電端子を選択的に直列連結するようにそれぞれ設置することを特徴とする請求項11に記載のバッテリーパック。
【請求項18】
前記制御部は、前記バッテリーパックが充電されているかどうかを判別するために前記充電器と通信することを特徴とする請求項11に記載のバッテリーパック。
【請求項19】
正極端子と陰極端子をそれぞれ有する複数のバッテリーユニット;および
前記複数のバッテリーユニットを放電させるために第1設定を提供し、前記複数のバッテリーユニットを充電させるために第2設定を提供する制御部を含み、
前記制御部は、
前記第1設定を提供する場合、前記複数のバッテリーユニットは連結され、
前記第2設定を提供する場合、前記複数のバッテリーユニットは連結されないことを特徴とするバッテリーパック。
【請求項20】
前記第1設定で前記複数のバッテリーユニットは互いに直列に連結されることを特徴とする請求項19に記載のバッテリーパック。
【請求項21】
前記バッテリーパックは、正極放電端子と陰極放電端子を通して負荷に電力を提供し、前記正極充電端子と前記陰極充電端子を通して前記複数のバッテリーユニットを充電することを特徴とする請求項19に記載のバッテリーパック。
【請求項22】
前記充電端子は互いに離れて位置し、
前記放電端子は互いに離れて位置し、
前記充電端子は、前記充電端子間の間隔及び前記放電端子間の間隔より遠い距離に、前記放電端子と離れて位置することを特徴とする請求項20に記載のバッテリーパック。
【請求項23】
前記充電端子は充電端子ユニット内に形成され、
前記放電端子は放電端子ユニット内に形成され、
前記充電端子ユニットは前記放電端子ユニットと離れて位置することを特徴とする請求項20に記載のバッテリーパック。
【請求項24】
前記複数のバッテリーユニットと連結される複数のスイッチ;および
前記複数のバッテリーユニットのうちのいずれか一つのバッテリーユニットと前記複数のスイッチのうちのいずれか一つのスイッチとの間に位置するダイオードをさらに含むことを特徴とする請求項19に記載のバッテリーパック。
【請求項25】
前記複数のスイッチは、前記複数のバッテリーユニットのうちのいずれか一つのバッテリーユニットの正極放電端子と次のバッテリーユニットの陰極放電端子を選択的に直列連結するようにそれぞれ設置することを特徴とする請求項24に記載のバッテリーパック。
【請求項26】
前記制御部は、前記バッテリーパックが充電中であるかどうかを判別するために外部の充電器と通信することを特徴とする請求項19に記載のバッテリーパック。
【請求項27】
前記正極充電端子と前記陰極充電端子は外部の充電器と連結されるようにそれぞれ設置されることを特徴とする請求項21に記載のバッテリーパック。

【図1A】
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【図1B】
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【図1C】
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【図2A】
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【図2B】
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【図3A】
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【図3B】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−249516(P2012−249516A)
【公開日】平成24年12月13日(2012.12.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−119458(P2012−119458)
【出願日】平成24年5月25日(2012.5.25)
【出願人】(590002817)三星エスディアイ株式会社 (2,784)
【Fターム(参考)】