説明

バッテリ監視装置

【課題】絶縁素子の個数を削減して低コスト化を図ることの可能なバッテリ監視装置を提供する。
【解決手段】上記課題を解決するために、本バッテリ監視装置は、バッテリを複数に分割したブロック毎に設けられ、各ブロックに属する電池セルの電圧を検出する電圧検出回路と、電圧検出回路の電源系統より低電圧の電源系統に属し、電圧検出回路による各電池セルの電圧検出データを管理する管理回路と、電圧検出回路と同じ電源系統に属し、電圧検出回路とクロック同期通信方式によって通信するための第1の通信線で接続され、管理回路とクロック非同期通信方式によって通信するための第2の通信線で接続された通信方式変換器と、第2の通信線に介挿された絶縁素子とを備えており、前記通信方式変換器は、第1の通信線を介して電圧検出回路の各々から受信した電圧検出データを、第2の通信線を介して管理回路へ送信する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリ監視装置に関する。
【背景技術】
【0002】
周知のように、電気自動車やハイブリッド自動車などの車両には、動力源となるモータと、該モータに電力を供給する高電圧・大容量のバッテリが搭載されている。この高圧バッテリは、リチウムイオン電池或いは水素ニッケル電池等からなる電池セルを直列に複数接続して構成されるものである。
【0003】
高圧バッテリは複数のブロックに分割されており、各ブロック毎に電池セルの電圧を検出する電圧検出回路(例えば専用のICチップ)が設けられている。各電圧検出回路は、それぞれ絶縁素子を介して、各電池セルの電圧検出データを管理する低圧系マイコンと通信可能に接続されており、各ブロックに属する電池セルの電圧検出データを上記低圧系マイコンに送信する(下記特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2009−17663号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のように、従来では、電源系統の異なる電圧検出回路(高圧系)と低圧系マイコンとを絶縁素子を介して接続しているため、高速・多数通信線に対応可能な絶縁素子が多数必要となり、部品コストの増加を招くという問題があった。
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、絶縁素子の個数を削減して低コスト化を図ることの可能なバッテリ監視装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明では、バッテリ監視装置に係る第1の解決手段として、バッテリを構成する各電池セルの電圧状態を監視するバッテリ監視装置であって、前記バッテリを複数に分割したブロック毎に設けられ、各ブロックに属する電池セルの電圧を検出する電圧検出回路と、前記電圧検出回路の電源系統より低電圧の電源系統に属し、前記電圧検出回路による各電池セルの電圧検出データを管理する管理回路と、前記電圧検出回路と同じ電源系統に属し、前記電圧検出回路とクロック同期通信方式によって通信するための第1の通信線で接続され、前記管理回路とクロック非同期通信方式によって通信するための第2の通信線で接続された通信方式変換器と、前記第2の通信線に介挿された絶縁素子と、を備え、前記通信方式変換器は、前記第1の通信線を介して前記電圧検出回路の各々から受信した前記電圧検出データを、前記第2の通信線を介して前記管理回路へ送信することを特徴とする。
【0008】
また、本発明では、バッテリ監視装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記電圧検出回路はデイジーチェーン接続されており、前記通信方式変換器は前記第1の通信線を介して前記電圧検出回路の1つと接続されていることを特徴とする。
【0009】
また、本発明では、バッテリ監視装置に係る第3の解決手段として、上記第1または第2の解決手段において、通信方式変換器は、データ保存用のメモリを備えることを特徴とする。
【0010】
また、本発明では、バッテリ監視装置に係る第4の解決手段として、上記第1〜第3のいずれかの解決手段において、前記クロック同期通信方式はSPI(Serial Peripheral Interface)であり、前記クロック非同期通信方式はUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明では、バッテリのブロック毎に設けられた各電圧検出回路にて得られた電圧検出データを、通信方式変換器を経由して管理回路に送信する構成を採用しているので、絶縁素子の個数を削減して低コスト化を図ることが可能となる。また、通信方式変換器は、比較的低速なクロック非同期通信方式によって電圧検出データを管理回路に送信するので、低速対応の安価な絶縁素子を用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本実施形態に係るバッテリ監視装置Aの概略構成図である。
【図2】リプログラミング時の動作を表すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係るバッテリ監視装置Aの概略構成図である。本バッテリ監視装置Aは、高圧バッテリBを構成する各電池セルCの電圧状態を監視するものであり、図1に示すように、4つの電圧検出回路1A、1B、1C、1D、高圧側マイコン2、低圧側マイコン3及び2つの絶縁素子4、5を備えている。なお、電圧検出回路1A、1B、1C、1D及び高圧側マイコン2は高圧側の電源系統に属する回路であり、低圧側マイコン3は低圧側の電源系統に属する回路である。
【0014】
高圧バッテリBは4つのブロックB1〜B4に分割されており、ブロックB1に対応して電圧検出回路1Aが設けられ、ブロックB2に対応して電圧検出回路1Bが設けられ、ブロックB3に対応して電圧検出回路1Cが設けられ、ブロックB4に対応して電圧検出回路1Dが設けられている。
【0015】
これら電圧検出回路1A、1B、1C、1Dは、それぞれの各ブロックに属する電池セルCの電圧を検出し、その検出結果をデジタルデータ(電圧検出データ)に変換するA/D変換機能や高圧側マイコン2との通信機能を有する専用のICチップである。これら電圧検出回路1A、1B、1C、1Dはデイジーチェーン接続されており、最前段の電圧検出回路1DがSPI通信線L1を介して高圧側マイコン2と接続されている。
【0016】
高圧側マイコン2は、CPU(Central Processing Unit)やメモリ、入出力インターフェイス等が一体的に組み込まれたICチップであり、電圧検出回路1A、1B、1C、1Dと同じ高圧側の電源系統に属している。この高圧側マイコン2は、クロック同期通信方式の1つであるSPI(Serial Peripheral Interface)によって通信するためのSPI通信線L1(第1の通信線)を介して電圧検出回路1Dと接続されていると共に、クロック非同期通信方式の1つであるUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)によって通信するためのUART通信線L2(第2の通信線)を介して低圧側マイコン3と接続されている。
【0017】
周知のように、SPIとは、クロックに同期しながらデータを伝送する3線式のシリアル通信方式である。つまり、高圧側マイコン2と電圧検出回路1Dとを結ぶSPI通信線L1は、クロック線、チップセレクタ線及びデータ線(双方向通信なので2本)の計4本の通信線によって構成されている。従って、デイジーチェーン接続された電圧検出回路1A、1B、1C、1Dも、それぞれ4本の通信線によって接続されている。
【0018】
一方、UARTとは、調歩同期通信によってデータを伝送する非同期シリアル通信方式である。つまり、高圧側マイコン2と低圧側マイコン3とを結ぶUART通信線L2は、送信用データ線(TX)及び受信用データ線(RX)の計2本の通信線によって構成されている。
【0019】
このような高圧側マイコン2は、SPI通信線L1を介して電圧検出回路1A、1B、1C、1Dの各々から受信した電圧検出データを、UART通信線L2を介して低圧側マイコン3へ送信する一方、UART通信線L2を介して低圧側マイコン3から受信した制御データ(例えばコマンド等)を、SPI通信線L1を介して電圧検出回路1A、1B、1C、1Dの各々に送信する通信方式変換器としての機能を有している。
【0020】
低圧側マイコン3は、CPUやメモリ、入出力インターフェイス等が一体的に組み込まれたICチップであり、電圧検出回路1A、1B、1C、1D及び高圧側マイコン2の電源系統より低電圧の電源系統に属している。この低圧側マイコン3は、UART通信線L2を介して制御データを高圧側マイコン2に送信する一方、UART通信線L2を介して高圧側マイコン2から受信した電圧検出データを管理する管理回路としての機能を有している。
【0021】
また、この低圧側マイコン3は、外部に配置された上位制御装置Eと通信可能に接続されており、上位制御装置Eからの命令に応じて所定の処理を実行したり、高圧側マイコン2を介して各電圧検出回路1A、1B、1C、1Dから収集した電圧検出データを上位制御装置Eへ送信する機能も有している。
【0022】
絶縁素子4は、例えばフォトカプラであり、UART通信線L2を構成する2本の通信線の一方に介挿されている。同じく、絶縁素子5は、例えばフォトカプラであり、UART通信線L2を構成する2本の通信線の他方に介挿されている。これら絶縁素子4、5を設けることにより、高圧側の電源系統に属する回路と低圧側の電源系統に属する回路とが電気的に絶縁された状態となる。
【0023】
次に、上記のように構成された本バッテリ監視装置Aの動作について説明する。
<電圧検出時の動作>
まず、電圧検出時の動作について説明する。低圧側マイコン3は、電圧検出タイミングが到来すると、電圧検出回路1Aに対して電圧検出を命令するためのコマンドをUART通信線L2を介して高圧側マイコン2へ送信する。高圧側マイコン2は、UART通信線L2を介して低圧側マイコン3から受信したコマンドを、SPI通信線L1を介して電圧検出回路1A、1B、1C、1Dの各々に送信する。
【0024】
電圧検出回路1Aは、チップセレクタ信号を基に上記コマンドが自分宛てのコマンドであることを認識すると、上記コマンドを取り込んで低圧側マイコン3の命令を解析し、その命令に応じてブロックB1に属する電池セルCの電圧を検出し、その検出結果を電圧検出データに変換する。そして、電圧検出回路1Aは、得られた電圧検出データを、電圧検出回路1B、1C、1D及びSPI通信線L1を介して高圧側マイコン2に送信する。
【0025】
高圧側マイコン2は、SPI通信線L1を介して電圧検出回路1Aから受信した電圧検出データを、UART通信線L2を介して低圧側マイコン3へ送信する。低圧側マイコン3は、UART通信線L2を介して高圧側マイコン2から電圧検出データを受信すると、この電圧検出データをブロックB1の電池セルCと対応付けて内部メモリに保存する。
【0026】
続いて、低圧側マイコン3は、電圧検出回路1Bに対して電圧検出を命令するためのコマンドをUART通信線L2を介して高圧側マイコン2へ送信する。高圧側マイコン2は、UART通信線L2を介して低圧側マイコン3から受信したコマンドを、SPI通信線L1を介して電圧検出回路1A、1B、1C、1Dの各々に送信する。
【0027】
電圧検出回路1Bは、チップセレクタ信号を基に上記コマンドが自分宛てのコマンドであることを認識すると、上記コマンドを取り込んで低圧側マイコン3の命令を解析し、その命令に応じてブロックB2に属する電池セルCの電圧を検出し、その検出結果を電圧検出データに変換する。そして、電圧検出回路1Bは、得られた電圧検出データを、電圧検出回路1C、1D及びSPI通信線L1を介して高圧側マイコン2に送信する。
【0028】
高圧側マイコン2は、SPI通信線L1を介して電圧検出回路1Bから受信した電圧検出データを、UART通信線L2を介して低圧側マイコン3へ送信する。低圧側マイコン3は、UART通信線L2を介して高圧側マイコン2から電圧検出データを受信すると、この電圧検出データをブロックB2の電池セルCと対応付けて内部メモリに保存する。
【0029】
続いて、低圧側マイコン3は、電圧検出回路1Cに対して電圧検出を命令するためのコマンドをUART通信線L2を介して高圧側マイコン2へ送信する。高圧側マイコン2は、UART通信線L2を介して低圧側マイコン3から受信したコマンドを、SPI通信線L1を介して電圧検出回路1A、1B、1C、1Dの各々に送信する。
【0030】
電圧検出回路1Cは、チップセレクタ信号を基に上記コマンドが自分宛てのコマンドであることを認識すると、上記コマンドを取り込んで低圧側マイコン3の命令を解析し、その命令に応じてブロックB3に属する電池セルCの電圧を検出し、その検出結果を電圧検出データに変換する。そして、電圧検出回路1Cは、得られた電圧検出データを、電圧検出回路1D及びSPI通信線L1を介して高圧側マイコン2に送信する。
【0031】
高圧側マイコン2は、SPI通信線L1を介して電圧検出回路1Bから受信した電圧検出データを、UART通信線L2を介して低圧側マイコン3へ送信する。低圧側マイコン3は、UART通信線L2を介して高圧側マイコン2から電圧検出データを受信すると、この電圧検出データをブロックB3の電池セルCと対応付けて内部メモリに保存する。
【0032】
続いて、低圧側マイコン3は、電圧検出回路1Dに対して電圧検出を命令するためのコマンドをUART通信線L2を介して高圧側マイコン2へ送信する。高圧側マイコン2は、UART通信線L2を介して低圧側マイコン3から受信したコマンドを、SPI通信線L1を介して電圧検出回路1A、1B、1C、1Dの各々に送信する。
【0033】
電圧検出回路1Dは、チップセレクタ信号を基に上記コマンドが自分宛てのコマンドであることを認識すると、上記コマンドを取り込んで低圧側マイコン3の命令を解析し、その命令に応じてブロックB4に属する電池セルCの電圧を検出し、その検出結果を電圧検出データに変換する。そして、電圧検出回路1Dは、得られた電圧検出データを、SPI通信線L1を介して高圧側マイコン2に送信する。
【0034】
高圧側マイコン2は、SPI通信線L1を介して電圧検出回路1Bから受信した電圧検出データを、UART通信線L2を介して低圧側マイコン3へ送信する。低圧側マイコン3は、UART通信線L2を介して高圧側マイコン2から電圧検出データを受信すると、この電圧検出データをブロックB4の電池セルCと対応付けて内部メモリに保存する。
【0035】
以上のような動作により、電圧検出タイミングが到来する毎に、バッテリBを構成する各電池セルCの電圧検出データを収集することができる。なお、低圧側マイコン3は、上位制御装置Eからの命令に応じて、内部メモリに保存している電圧検出データを上位制御装置Eへ送信する場合もある。
【0036】
<リプログラミング時の動作>
次に、リプログラミング時の動作について説明する。なお、ここでリプログラミング(以下、リプロと略す)とは、上位制御装置E、またはバッテリ監視装置Aの高圧側マイコン2或いは低圧側マイコン3に保存されている既存データ(プログラム等)を書き換えることを指す。
【0037】
図2に示すように、上位制御装置Eは、不図示のリプロ用書換装置からリプロ用データを読み込み(ステップS1)、このリプロ用データ(書換え用データ)が上位制御装置Eのものかバッテリ監視装置Aのものかを判定する(ステップS2)。上位制御装置Eは、上記ステップS2にてリプロ用データが上位制御装置Eのものであると判定した場合、このリプロ用データを用いて書き換え対象データの書き換えを行う(ステップS3)。
【0038】
一方、上位制御装置Eは、上記ステップS2にてリプロ用データがバッテリ監視装置Aのものであると判定した場合、このリプロ用データをバッテリ監視装置Aに送信する(ステップS4)。そして、バッテリ監視装置Aにおいて、低圧側マイコン3或いは高圧側マイコン2が、リプロ用データを内部メモリに一旦保存し(ステップS5)、その後、内部メモリに保存したリプロ用データを用いて書き換え対象データの書き換えを行う(ステップS6)。
【0039】
このように、リプログラミング時には、リプロ用書換装置から読み込んだリプロ用データに応じて、上位制御装置Eとバッテリ監視装置Aとの書き換え処理を分岐させ、上位制御装置Eとバッテリ監視装置Aとのリプロ作業を切り離すことにより、リプロ作業時間を短縮することができる。
【0040】
以上説明したように、本実施形態によれば、高圧バッテリBのブロック毎に設けられた各電圧検出回路1A、1B、1C、1Dにて得られた電圧検出データを、高圧側マイコン2を経由して低圧側マイコン3に送信する構成を採用しているので、絶縁素子4、5の個数を削減して(2個で良い)低コスト化を図ることが可能となる。また、高圧側マイコン2は、比較的低速なクロック非同期通信方式の1つであるUARTによって電圧検出データを低圧側マイコン3に送信するので、低速対応の安価な絶縁素子4、5を用いることができる。
【0041】
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、以下のような変形例が挙げられる。
例えば、上記実施形態では、高圧バッテリBが4つのブロックB1〜B4に分割されている場合を例示したが、本発明はこれに限定されず、高圧バッテリBのブロック数に応じて電圧検出回路の数を適宜変更しても良い。
また、上記実施形態では、クロック同期通信方式としてSPIを、クロック非同期通信方式としてUARTを用いる場合を例示したが、これ以外の通信方式を採用しても良い。
また、上記実施形態では、電圧検出回路1A、1B、1C、1Dをデイジーチェーン接続する場合を例示したが、SPI通信線L1に電圧検出回路1A、1B、1C、1Dを並列的に接続する、バス接続タイプの構成を採用しても良い。
【符号の説明】
【0042】
A…バッテリ監視装置、B…高圧バッテリ、C…電池セル、1A、1B、1C、1D…電圧検出回路、2…高圧側マイコン(通信方式変換回路)、3…低圧側マイコン(管理回路)、4、5…絶縁素子、E…上位制御装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
バッテリを構成する各電池セルの電圧状態を監視するバッテリ監視装置であって、
前記バッテリを複数に分割したブロック毎に設けられ、各ブロックに属する電池セルの電圧を検出する電圧検出回路と、
前記電圧検出回路の電源系統より低電圧の電源系統に属し、前記電圧検出回路による各電池セルの電圧検出データを管理する管理回路と、
前記電圧検出回路と同じ電源系統に属し、前記電圧検出回路とクロック同期通信方式によって通信するための第1の通信線で接続され、前記管理回路とクロック非同期通信方式によって通信するための第2の通信線で接続された通信方式変換器と、
前記第2の通信線に介挿された絶縁素子と、を備え、
前記通信方式変換器は、前記第1の通信線を介して前記電圧検出回路の各々から受信した前記電圧検出データを、前記第2の通信線を介して前記管理回路へ送信することを特徴とするバッテリ監視装置。
【請求項2】
前記電圧検出回路はデイジーチェーン接続されており、
前記通信方式変換器は、前記第1の通信線を介して前記電圧検出回路の1つと接続されていることを特徴とする請求項1に記載のバッテリ監視装置。
【請求項3】
前記通信方式変換器は、データ保存用のメモリを備えることを特徴とする請求項1または2に記載のバッテリ監視装置。
【請求項4】
前記クロック同期通信方式はSPI(Serial Peripheral Interface)であり、前記クロック非同期通信方式はUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のバッテリ監視装置。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2013−83514(P2013−83514A)
【公開日】平成25年5月9日(2013.5.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−222858(P2011−222858)
【出願日】平成23年10月7日(2011.10.7)
【出願人】(000141901)株式会社ケーヒン (1,140)
【Fターム(参考)】