説明

パウチホルダ

【課題】下向きに保持したパウチ内にヘッドスペースが発生してパウチが変形することを防止し、パウチの内容物の注出開始時から注出終了時迄、毎回一定量の内容物を安定して注出することを可能とするパウチホルダを提供する。
【解決手段】パウチの注出口4を下向きにしてパウチを保持するパウチ収納部21、及び該パウチ収納部21の幅方向を横断し該パウチ収納部21の縦方向に沿って移動可能に配設したパウチ本体を押圧する押圧ロール25を具備するパウチホルダ。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、注出口を下向きにしてパウチを保持し、パウチ内に収容した液体洗剤、液体石鹸、シャンプー、リンス、消毒液、醤油、ソース、トマトケチャップ等の液状乃至ジェル状の内容物を一定量ずつ注出することができるパウチホルダに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、プラスチックフイルムをヒートシールすることによって構成し、開封した下向きの注出口が自己閉鎖し、注出口の上部を手指や治具で押すと自己閉鎖した注出口が開口して、内容物を一定量注出することができるパウチが知られている。(例えば、特許文献1参照)
【特許文献1】特開平11−193039号公報
【0003】
このような自己閉鎖性注出口を有するパウチを注出口を下向きにして吊下げ保持し、手指で押して一定量の内容物を注出するには、毎回パウチの同じ位置を同じ強さで押すことが必要であるため、内容物の注出性に個人差を生じ易く、常に一定量の内容物を注出することは困難であった。
このような問題点を解決するために、自己閉鎖性注出口を有するパウチを下向きに保持し注出口を開口させる押圧手段を備えたパウチ注出用補助治具や、パウチホルダが種々提案されている。(例えば、特許文献2、3参照)
【特許文献2】特開2002−332076号公報
【特許文献3】特開2005−96847号公報
【0004】
しかるに、これらの補助治具やパウチホルダ類を使用した場合にも、パウチ内の内容物の減少にともなってパウチ内上部にヘッドスペースが発生し、パウチの形状が徐々に変化して注出状態が不安定になるために、パウチの内容物の注出開始時から注出終了時迄、毎回一定量の内容物を安定して注出することは困難であった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
したがって、本発明はこれら従来技術の問題点を解消して、下向きに保持したパウチ内にヘッドスペースが発生してパウチが変形することを防止し、パウチの内容物の注出開始時から注出終了時迄、毎回一定量の内容物を安定して注出することを可能とするパウチホルダを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者等は鋭意検討した結果、パウチホルダのパウチ収納部に、パウチ収納部の幅方向を横断し収納部の縦方向に沿って移動可能に、パウチ本体を押圧する押圧ロールを設けることによって上記課題が解決されることを発見し、本発明を完成したものである。
すなわち、本発明では、次の1〜8の構成を採用する。
1.パウチの注出口を下向きにしてパウチを保持するパウチ収納部、及び該パウチ収納部の幅方向を横断し該パウチ収納部の縦方向に沿って移動可能に配設したパウチ本体を押圧する押圧ロールを具備するパウチホルダ。
2.前記押圧ロールの両端部の径(a)と中央部の径(b)を、a<bとなるように構成したことを特徴とする1に記載のパウチホルダ。
3.前記パウチ収納部の両側部に前記押圧ロールの移動を規制するガイド部を設けたことを特徴とする1又は2に記載のパウチホルダ。
4.前記パウチ収納部にカバー部を回動可能に連結したことを特徴とする1〜3のいずれかに記載のパウチホルダ。
5.前記パウチ収納部にパウチの注出部を押圧する注出部押圧手段を設けたことを特徴とする1〜4のいずれかに記載のパウチホルダ。
6.前記パウチ収納部及び/又は前記カバー部にパウチ本体の下方両側部を押圧する側部押圧手段を設けたことを特徴とする1〜5のいずれかに記載のパウチホルダ。
7.前記カバー部にパウチの注出部を押圧する注出手段を設けたことを特徴とする1〜6のいずれかに記載のパウチホルダ。
8.前記注出手段を前記パウチ収納部の前記注出部押圧手段と対応する位置に設けたことを特徴とする7に記載のパウチホルダ。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、パウチの内容物の減少にともなってパウチ内の上部にヘッドスペースが発生し、定量室内へ内容物が流れ込み難くなることによる定量室の膨らみの減少に起因する注出量の不安定状態を防止して、パウチの内容物の注出開始時から注出終了時迄、毎回一定量の内容物を安定して注出することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、図面に基づいて本発明の好ましい実施の形態について説明するが、以下の具体例は本発明を限定するものではない。
本発明のパウチホルダに使用するパウチとしては特に制限はなく、従来公知の注出口を有するパウチはいずれも使用することができる。好ましいパウチとしては、例えば特許文献1に記載された自己閉鎖性注出口を有するパウチが挙げられる。
【0009】
図1〜図3はこのような自己閉鎖性注出口を有するパウチの1例を示す図であり、図1は内容物充填前のパウチの斜視図である。また、図2及び図3は図1のパウチに内容物を充填した状態を示す定量室及び注出口の部分拡大模式図であり、図2は注出口が閉じた状態を示す図、図3は注出口が開いた状態を示す図である。図2及び図3において、(A)は定量室及び注出口の断面模式図、(B)は弁(中央部分)及び注出口における内容物の状態をそれぞれ表す図である。
【0010】
このパウチ1は、2枚の側壁部材11及び12を両側部6、6及び下端部7でヒートシールしたものであり、内容物充填後にパウチの上端部をヒートシールするものである。このパウチ1には、液体収納室2に隣接する定量室3及び定量室3に連通する自己閉鎖性の注出口4が設けられている。液体収納室2と定量室3はフイルム状の弁5により区画されており、弁5の巾方向の上端部8は一方の側壁部材11にヒートシールにより接合され、弁5の巾方向の下端部9は他方の側壁部材12にヒートシールにより接合されている。また、弁5の長さ方向の両端部は側壁部材11及び12に両側部6、6でヒートシールされている。弁5の下端部9にはその中央部に未シール部10を設けることによって、液体収納室2と定量室3が連通するように構成されている。
【0011】
このパウチ1に液状内容物を充填すると、図2にみられるように内容物は液体収納室2から弁5の未シール部10を通って定量室3に流入する。このときの液体収納室2の内圧をPo、定量室の内圧をPとするとP<Poである。また、パウチ2を構成する包材は、注出口4の定量室3との接続部でヒートシール部7に沿って液状内容物の圧力によってV字状に折り曲げられ注出口の対向する側壁を密着させるので、注出口4の長さを調整することにより注出口4の先端部を開封した後にも注出口4は自己閉鎖性を有し、液状内容物が流出することはない。
【0012】
このパウチ1から液状内容物を取り出すには、図3にみられるように注出口4の先端部を開封した後に、手又は治具により定量室3を押圧する。このときP>Poとなり注出口4の折れがなくなるので、注出口4は開放され液状内容物が注出される。
その際に、液状内容物は定量室3から液体収納室2に逆流しようとするが〔図3(B)〕、弁5が閉じられた状態となるので内容物の逆流は防止され、定量室3内の内容物は注出口4から全て注出されるので、注出の安定性と優れた定量性を確保することができる。
【0013】
図4及び図5は、本発明のパウチホルダの1例を示す図であり、図4の(A)はパウチホルダのカバー部を下方に開いた状態を示す正面図であり、(B)はホルダの右側面図である。また、図5の(A)はパウチホルダの内にパウチを収納してホルダを閉じた正面図であり、(B)は(A)のXX線による断面図である。
【0014】
このパウチホルダ20は、長方形の支持板22の周辺に4枚の側板23、23’を立設することによって、プラスチックパウチの注出口を下向きにして保持する箱状のパウチ収納部21を形成し、該パウチ収納部21の下端部に回動可能にカバー部31の一端を連結したものである。
パウチ収納部21の支持板22の上部には、パウチ1を下向きに吊下げ保持するために2本のピンPを設けてある。支持板22の下方中央部には、上部に傾斜面を有しパウチ1の注出部を背面から押圧する注出部押圧手段28が設けられている。また、パウチ収納部21の下端部を構成する側板23’には、パウチの注出口4を露出するための開口29が設けられている。〔図5(B)参照〕
パウチ収納部21の左右の側板23には、側板23を貫通する溝状のガイド部27を設け、このガイド部27にパウチ収納部21の幅と略同じ長さを有する円柱状の押圧ロール25を、両端に設けた円板状のハンドル26、26によって、パウチ収納部21の縦方向に沿って移動可能に係合している。
【0015】
パウチ収納部21の下端部を構成する側板23’には、長方形の板状体32からなるカバー部31を回動可能に連結してある。この板状体32には、カバー部31を閉じた際にパウチ収納部21に設けた注出部押圧手段28と対応する位置に、該注出部押圧手段28と共働してパウチの注出部を押圧することにより、パウチ1の注出口4を開放して内容物を注出する円柱状の注出手段33が、板バネ、弾性プラスチック等の弾性を有する押圧板34により固定されている。
【0016】
注出部押圧手段28の注出手段33が接触する表面は、平面である必要はなく、適度な曲面である方が内容物の注出量を安定させることができる。特に、円弧の半径が70〜100mmの範囲の凸状の表面とすることが適当である。
【0017】
つぎに、このパウチホルダ20を使用して自己閉鎖性注出口を有するパウチから内容物を一定量ずつ注出する手順について説明する。
はじめに、パウチ1の注出口4を下向きにしてパウチ1の周縁シール部に設けた孔(図示せず)にパウチ収納部21の支持板22の上部に設けた2本のピンP、Pを挿通し、支持板22と押圧ロール25の間にパウチを吊下げ保持する。つぎに、図5にみられるようにカバー部31を回動させて、パウチ収納部21を覆い、パウチ収納部21の下端部を構成する側板23’に設けた開口29からパウチ1の注出口4を露出させる。
【0018】
この注出口4の先端部を開封した後に、カバー部31に設けた押圧板34を指で押圧すると、押圧板34に設けた円柱状の注出手段33と、パウチ収納部に設けた注出部押圧手段28の共働作用により、パウチ1の注出口4上部の注出部が前面及び背面から押圧され、図3にみられるように、注出口4が開放されて一定量の内容物が注出される。
そして、パウチ本体が、カバー部31に設けた押圧ロール25で押圧されるため、パウチ内の内容物量の減少に伴う注出口4からの内容物の注出量変化が防止され、内容物が減少しても注出口4からの一定量の注出が可能となる。
【0019】
また、パウチ内の内容物量の減少にともなって、パウチ1内の上部にはヘッドスペースが発生しパウチが変形しようとするが、このヘッドスペースの発生は、押圧ロール25の両端に設けたハンドル26、26を指で押下げることによって防止することができる。或いは、押圧ロール25を重量のある金属等により構成し、その自重により内容物の注出にともなって下方に移動するようにすることもできる。
【0020】
図6は、本発明のパウチホルダの他の例を示す図であり、図6の(A)はパウチホルダの正面図、そして(B)はその右側図面である。
このパウチホルダ30では、図4〜図5のパウチホルダ20において、ホルダにカバー部31を設けずに、ホルダ30をパウチ収納部21だけで構成したものである。このパウチホルダ30の他の構成は、図4〜図5のパウチホルダ30と同様である。
このパウチホルダ30を使用してパウチから内容物を注出するには、図4〜図5のパウチホルダ20と同様にしてホルダ内にパウチ1を収納し、注出口4の先端部を開封した後に、指でパウチの注出口4の上部(注出部押圧手段28と対向する部分)を押圧することによって、注出口4が開放されて一定量の内容物が注出される。
このパウチホルダ30では、パウチ収納部21の下端部にパウチの注出口4を露出させる開口29を有する側板23’を設けることにより、パウチホルダ30を上面が開放された箱状体として構成したが、パウチ収納部21の下端部に側板23’を設けず、パウチホルダを上面及び下辺が開放された箱状体とすることもできる。
【0021】
図7は、本発明のパウチホルダの他の例を示す図であり、図7の(A)はパウチホルダのカバー部を下方に開いた状態を示す正面図であり、(B)はホルダの右側面図である。
このパウチホルダ40は、図4〜図5のパウチホルダ20において、パウチ収納部21の両側板23、23に設けるガイド部27、27の形状を、中央部では支持板22と略平行に、上端部及び下端部では支持板22から遠ざかるように構成している。また、押圧ロールの中央部25−1の径(b)と、その両端部25−2の径(a)が、a<bとなるように構成してある。そして、パウチ収納部21の支持板22の下方の両端部には、パウチ本体の下方側部を押圧する一対の板状体からなる側部押圧手段35、35が設けられ、カバー部31にはこの側部押圧手段35、35に対向する位置に、該側部押圧手段35、35と共働してパウチ本体の下方側部を押圧する矩形状の側部押圧手段35’、35’が設けられている。このパウチホルダ40の他の構成は、図4〜図5のパウチホルダ20と同様である。
【0022】
このパウチホルダ40では、パウチ収納部21に設けた一対の側部押圧手段35、35、及びカバー部31に設けた側部押圧手段35’、35’によって、パウチ1の収納室2と定量室3の境界部、或いはその近傍の側方シール部を適度に押圧し、定量室3の周辺のパウチを構成するフィルムの張力を適度に保つことができる。このため、パウチの内容物の減少にともなうパウチを構成するフイルムの張力の低下に起因するパウチの変形による定量室3の膨らみの低下を防止することができる。したがって、内容物が減少した場合にも、内容物がスムーズに定量室内に流入するのを可能とする。
また、押圧ロール25でパウチ本体を押圧し、定量室3の膨らみを保つことで、注出量を安定させているが、パウチ内の内容物量が半分以下になると、パウチ下方部に設けた定量室3が前方に反り上がり、その結果、内容物の注出時の押圧位置が変化する。これに対し、上記したパウチ収納部21に設けた一対の側部押圧手段35、35、及びカバー部31に設けた側部押圧手段35’、35’の共働作用によって、上記反り上がりが防止される。
この例では、側部押圧手段をパウチ収納部及びカバー部の双方に設けたが、側部押圧手段をパウチ収納部或いはカバー部の一方のみに設けるようにしてもよい。また、その位置は、パウチ1の収納室2と定量室3の境界部、或いはその近傍の側方シール部に対応するように設けたが側方シール部の近傍でもよく、その形状は板状、矩形状等任意であり、そのサイズも適宜選択することができる。
【0023】
上記図4〜図5及び図7のパウチホルダでは、カバー部31をパウチ収納部21の下端部に縦方向に回動可能に連結したが、カバー部31をパウチ収納部21の上端部に縦方向に回動可能に連結したり、カバー部31をパウチ収納部21の左右いずれかの側端部に横方向に回動可能に連結することもできる。また、パウチ収納部21及びカバー部31を別体に構成し、着脱自在に嵌合させるようにしてもよい。
カバー部31をパウチ収納部21に回動可能に連結するには、ピンによる軸支、蝶番、或いはプラスチック部材等を薄肉化したヒンジ等、通常の軸支手段を採用することができる。
【0024】
本発明のパウチホルダのパウチ収納部、カバー部、或いは押圧ロール等の部材を構成する材料としては特に制限はなく、プラスチック、金属、或いはこれらの複合材料等、パウチホルダとして必要な強度、剛性、耐久性等を備えた材料であれば、いずれも使用することができる。好ましい材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂等の、通常容器類に使用される熱可塑性プラスチック類が挙げられる。本発明のパウチホルダの少なくともカバー部を、アクリル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂等の透明性を有するプラスチック材料により構成した場合には、パウチホルダ内に収納したプラスチックパウチの内容物の状態を、容易に確認することが可能となるので好ましい。
パウチ収納部、或いはカバー部等をプラスチック材料により構成する場合には、射出成形、押出し成形、真空圧空成形等、通常の成形方法により容易に目的とする成形物を製造することが可能となる。
【0025】
本発明のパウチホルダのサイズや形状は、ホルダに収納するプラスチックパウチのサイズや形状に合わせて適宜選択することができる。パウチホルダに収納するプラスチックパウチのサイズは任意であるが、通常は内容量が100〜1000mL、好ましくは200〜500mL程度のものを使用する。
また、パウチ収納部21に設ける注出部押圧手段28、カバー部に設ける注出手段33等の他の部材の材質、形状やサイズ等も適宜選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】自己閉鎖性注出口を有するパウチの1例を示す図である。
【図2】図1のパウチに内容物を充填し、注出口が閉じた状態を示す部分拡大模式図である。
【図3】図1のパウチに内容物を充填し、注出口が開いた状態を示す部分拡大模式図である。
【図4】本発明のパウチホルダの1例を示す図で、カバー部を下方に開いた状態を示す図である。
【図5】図4のパウチホルダにパウチを収納してホルダを閉じた状態を示す図である。
【図6】本発明のパウチホルダの他の例を示す図である。
【図7】本発明のパウチホルダの他の例を示すで、カバー部を下方に開いた状態を示す図である。
【符号の説明】
【0027】
1 パウチ
2 液体収納室
3 定量室
4 注出口
5 弁
6,7 ヒートシール部
10 未シール部
11,12 側壁部材
20,30,40 パウチホルダ
21 パウチ収納部
22 支持板
23,23’ 側板
25 押圧ロール
26 ハンドル
27 ガイド部
28 注出部押圧手段
29 開口
31 カバー部
32 板状体
33 注出手段
34 押圧板
35,35’ 側部押圧手段
P ピン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
パウチの注出口を下向きにしてパウチを保持するパウチ収納部、及び該パウチ収納部の幅方向を横断し該パウチ収納部の縦方向に沿って移動可能に配設したパウチ本体を押圧する押圧ロールを具備するパウチホルダ。
【請求項2】
前記押圧ロールの両端部の径(a)と中央部の径(b)を、a<bとなるように構成したことを特徴とする請求項1に記載のパウチホルダ。
【請求項3】
前記パウチ収納部の両側部に前記押圧ロールの移動を規制するガイド部を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のパウチホルダ。
【請求項4】
前記パウチ収納部にカバー部を回動可能に連結したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のパウチホルダ。
【請求項5】
前記パウチ収納部にパウチの注出部を押圧する注出部押圧手段を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のパウチホルダ。
【請求項6】
前記パウチ収納部及び/又は前記カバー部にパウチ本体の下方両側部を押圧する側部押圧手段を設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のパウチホルダ。
【請求項7】
前記カバー部にパウチの注出部を押圧する注出手段を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のパウチホルダ。
【請求項8】
前記注出手段を前記パウチ収納部の前記注出部押圧手段と対応する位置に設けたことを特徴とする請求項7に記載のパウチホルダ。
























【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−168818(P2007−168818A)
【公開日】平成19年7月5日(2007.7.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−366006(P2005−366006)
【出願日】平成17年12月20日(2005.12.20)
【出願人】(000003768)東洋製罐株式会社 (1,150)
【Fターム(参考)】