説明

ヒト化抗CD19抗体製剤

本発明は、B細胞疾患および障害の治療のためにADCC、CDC、および/またはアポトーシスを媒介し得る、抗CD19マウスモノクローナル抗体のキメラおよびヒト化バージョンを含む、安定液体製剤を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
キメラ、ヒト化、またはヒト抗CD19抗体を含む、滅菌された安定な水性製剤。
【請求項2】
前記抗体は、凍結乾燥に供しなかった、請求項1に記載の製剤。
【請求項3】
前記抗体は、IgA、IgE、IgM、IgD、IgY、およびIgGからなる群から選択される免疫グロブリン型からの抗体である、請求項1に記載の製剤。
【請求項4】
前記抗体は、IgG1、IgG2、IgG3、またはIgG4ヒトアイソタイプの抗体である、請求項1に記載の製剤。
【請求項5】
前記抗体は、複合N−グリコシド結合糖鎖を有するFc領域を含み、フコースは、前記糖鎖中の還元末端におけるN−アセチルグルコサミンに結合されない、請求項1に記載の製剤。
【請求項6】
前記抗体は、配列番号104の配列を含む重鎖可変領域を含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項7】
前記抗体は、配列番号111の配列を含む軽鎖可変領域を含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項8】
前記抗体は、配列番号104の配列を含む重鎖可変領域および配列番号111の配列を含む軽鎖可変領域を含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項9】
前記抗体は、配列番号104の配列を含む重鎖可変領域、配列番号111の配列を含む軽鎖可変領域、および複合N−グリコシド結合糖鎖を有するFc領域を含み、フコースは、前記糖鎖中の還元末端のN−アセチルグルコサミンに結合されない、請求項1〜5のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項10】
前記抗体の濃度は、少なくとも約5mg/mL、少なくとも約10mg/mL、少なくとも約15mg/mL、少なくとも約20mg/mL、少なくとも約50mg/mL、少なくとも約100mg/mL、少なくとも約120mg/mL、少なくとも約150mg/mL、少なくとも約160mg/mL、少なくとも約180mg/mL、少なくとも約200mg/mL、少なくとも約250mg/mL、または少なくとも約300mg/mLである、請求項1〜9のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項11】
前記抗体の濃度は、少なくとも約5mg/mLである、請求項1〜9のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項12】
前記抗体の濃度は、少なくとも約10mg/mLである、請求項1〜9のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項13】
前記抗体の濃度は、少なくとも約15mg/mLである、請求項1〜9のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項14】
前記抗体の濃度は、少なくとも約50mg/mLである、請求項1〜9のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項15】
前記抗体の濃度は、少なくとも約100mg/mLである、請求項1〜9のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項16】
前記抗体の濃度は、約5mg/mL〜約100mg/mLである、請求項1〜9のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項17】
前記抗体の濃度は、約5mg/mL〜約25mg/mLの濃度である、請求項1〜9のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項18】
前記製剤は、少なくとも約1つの緩衝構成成分をさらに含む、請求項1〜17のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項19】
前記製剤は、少なくとも約1つの賦形剤をさらに含む、請求項1〜18のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項20】
前記緩衝構成成分は、ヒスチジン、クエン酸塩、リン酸塩、グリシン、および酢酸塩からなる群から選択される、請求項18または19に記載の製剤。
【請求項21】
前記緩衝構成成分は、ヒスチジンである、請求項18または19に記載の製剤。
【請求項22】
前記ヒスチジンは、約1nM〜約200nMの濃度である、請求項21に記載の製剤。
【請求項23】
前記ヒスチジンは、約1nM〜約50nMの濃度である、請求項21に記載の製剤。
【請求項24】
前記ヒスチジンは、約5nM〜約20nMの濃度である、請求項21に記載の製剤。
【請求項25】
前記ヒスチジンは、約10nM、約15nM、または約20nMの濃度である、請求項21に記載の製剤。
【請求項26】
前記賦形剤は、糖類である、請求項19に記載の製剤。
【請求項27】
前記糖類は、二糖類である、請求項26に記載の製剤。
【請求項28】
前記二糖類は、トレハロースまたはスクロースである、請求項27に記載の製剤。
【請求項29】
前記二糖類は、トレハロースである、請求項27に記載の製剤。
【請求項30】
前記トレハロースは、約1%〜約40%の濃度である、請求項29に記載の製剤。
【請求項31】
前記トレハロースは、約2%〜約20%の濃度である、請求項29に記載の製剤。
【請求項32】
前記トレハロースは、約2%〜約10%の濃度である、請求項29に記載の製剤。
【請求項33】
前記トレハロースは、約2%、約4%、または約8%の濃度である、請求項29に記載の製剤。
【請求項34】
前記賦形剤は、塩である、請求項19に記載の製剤。
【請求項35】
前記塩は、塩化ナトリウムである、請求項34に記載の製剤。
【請求項36】
前記塩化ナトリウムは、約50mM〜約200mMの濃度である、請求項35に記載の製剤。
【請求項37】
前記塩化ナトリウムは、約70mM、約75mM、約80mM、約100mM、約120mM、または約150mMの濃度である、請求項35に記載の製剤。
【請求項38】
前記賦形剤は、界面活性剤である、請求項19に記載の製剤。
【請求項39】
前記界面活性剤は、ポリソルベートである、請求項38に記載の製剤。
【請求項40】
前記ポリソルベートは、ポリソルベート20またはポリソルベート80である、請求項39に記載の製剤。
【請求項41】
前記ポリソルベートは、ポリソルベート80である、請求項39に記載の製剤。
【請求項42】
前記ポリソルベート80は、約0.001%〜約2%の濃度である、請求項41に記載の製剤。
【請求項43】
前記ポリソルベート80は、約0.01%、約0.02%、約0.04%、または約0.08%の濃度である、請求項41に記載の製剤。
【請求項44】
前記製剤は、約5.5〜約6.5のpHを有する、請求項1〜43のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項45】
前記製剤は、約6.0のpHを有する、請求項1〜43のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項46】
前記製剤は、等張性である、請求項1〜45のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項47】
前記製剤は、40℃で少なくとも約4週間の保管時に安定である、請求項1〜46のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項48】
前記製剤は、5℃で少なくとも約3ヶ月間の保管時に安定である、請求項1〜46のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項49】
前記製剤は、5℃で少なくとも約12ヶ月間の保管時に安定である、請求項1〜46のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項50】
前記抗体は、前記製剤の40℃で少なくとも約4週間の保管中に、そのCD19結合活性の多くて20%を失う、請求項1〜46のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項51】
前記抗体は、前記製剤の5℃で少なくとも約3ヶ月間の保管中に、そのCD19結合活性の多くて20%を失う、請求項1〜46のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項52】
前記抗体は、前記製剤の5℃で少なくとも約12ヶ月間の保管中に、そのCD19結合活性の多くて20%を失う、請求項1〜46のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項53】
前記抗体は、前記製剤の40℃で少なくとも約4週間の保管中に、そのCD19結合活性の多くて10%を失う、請求項1〜46のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項54】
前記抗体は、前記製剤の5℃で少なくとも約3ヶ月間の保管中に、そのCD19結合活性の多くて10%を失う、請求項1〜46のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項55】
前記抗体は、前記製剤の5℃で少なくとも約12ヶ月間の保管中に、そのCD19結合活性の多くて10%を失う、請求項1〜46のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項56】
前記抗体は、前記製剤の40℃で少なくとも約4週間の保管中に、そのCD19結合活性の多くて5%を失う、請求項1〜46のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項57】
前記抗体は、前記製剤の5℃で少なくとも約3ヶ月間の保管中に、そのCD19結合活性の多くて5%を失う、請求項1〜46のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項58】
前記抗体は、前記製剤の5℃で少なくとも約12ヶ月間の保管中に、そのCD19結合活性の多くて5%を失う、請求項1〜46のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項59】
前記抗体は、凝集または断片化の影響を受けやすい、請求項1〜46のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項60】
HPSECによって決定されたときによって決定されたとき、前記抗体の約2%未満が、40℃で少なくとも約4週間の保管時に凝集体を形成する、請求項1〜46のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項61】
HPSECによって決定されたとき、前記抗体の約2%未満が、5℃で少なくとも約3ヶ月間の保管時に凝集体を形成する、請求項1〜46のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項62】
HPSECによって決定されたとき、前記抗体の約2%未満が、5℃で少なくとも約12ヶ月間の保管時に凝集体を形成する、請求項1〜46のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項63】
SECによって決定されたとき、前記抗体の約5%未満が、40℃で少なくとも約4週間の保管時に断片化される、請求項1〜46のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項64】
SECによって決定されたとき、前記抗体の約5%未満が、5℃で少なくとも約3ヶ月間の保管時に断片化される、請求項1〜46のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項65】
SECによって決定されたとき、前記抗体の約5%未満が、5℃で少なくとも約12ヶ月間の保管時に断片化される、請求項1〜46のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項66】
前記製剤は、注射用製剤である、請求項1〜65のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項67】
前記製剤は、静脈内、皮下、または筋肉内投与に好適である、請求項66に記載の製剤。
【請求項68】
前記製剤は、静脈内投与に好適であり、前記抗体または抗体断片濃度は、約5mg/mL〜約60mg/mLである、請求項67に記載の製剤。
【請求項69】
前記製剤は、皮下投与に好適であり、前記抗体または抗体断片濃度は、約5mg/mL〜約250mg/mLである、請求項67に記載の製剤。
【請求項70】
前記製剤は、エアロゾル投与に好適である、請求項1〜65のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項71】
ヒトへの非経口投与に好適であり、好適な容器中に請求項1〜65のいずれか1項に記載の抗体製剤を含む、薬学的単位剤形。
【請求項72】
抗体製剤は、静脈内に、皮下に、または筋肉内に投与される、請求項71に記載の薬学的単位剤形。
【請求項73】
ヒトへのエアロゾル投与に好適であり、好適な容器中に請求項1〜65のいずれか1項に記載の抗体製剤を含む、薬学的単位剤形。
【請求項74】
抗体製剤は、鼻腔内に投与される、請求項73に記載の薬学的単位投薬。
【請求項75】
請求項1〜74のいずれか1項に記載の製剤を含有する、密封容器。
【請求項76】
請求項1〜74のいずれか1項に記載の製剤を含む、キット。
【請求項77】
ヒトにおけるB細胞疾患または障害を治療する方法であって、それを必要とするヒトに、請求項1〜74のいずれか1項に記載の製剤の治療上有効量を投与することを含む、方法。
【請求項78】
前記B細胞疾患または障害は、B細胞悪性腫瘍、自己免疫疾患、自己免疫障害、ヒト移植患者における体液性拒絶反応、移植片対宿主病(GVHD)、およびヒト移植受容者における移植後リンパ増殖性障害からなる群から選択される、請求項77に記載の方法。
【請求項79】
前記B細胞疾患または障害は、B細胞悪性腫瘍である、請求項77に記載の方法。
【請求項80】
前記B細胞疾患または障害は、強皮症である、請求項77に記載の方法。
【請求項81】
ヒト患者におけるCD19発現B細胞を枯渇させる方法であって、それを必要とするヒトに、請求項1〜74のいずれか1項に記載の製剤の治療上有効量を投与することを含む、方法。
【請求項82】
前記枯渇は、少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも4週間、少なくとも5週間、少なくとも6週間、少なくとも7週間、少なくとも8週間、少なくとも3ヶ月間、少なくとも4ヶ月間、少なくとも5ヶ月間、少なくとも6ヶ月間、少なくとも7ヶ月間、少なくとも8ヶ月間、少なくとも9ヶ月間、少なくとも10ヶ月間、少なくとも11ヶ月間、および少なくとも12ヶ月間からなる群から選択される期間にわたって持続する、請求項81に記載の方法。
【請求項83】
前記枯渇は、B細胞レベルを、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、または約100%減少させる、請求項81に記載の方法。
【請求項84】
前記CD19発現B細胞は、循環B細胞、血液B細胞、脾臓B細胞、辺縁帯B細胞、濾胞性B細胞、腹膜B細胞、骨髄B細胞、または癌幹細胞である、請求項81に記載の方法。
【請求項85】
キメラ、ヒト化、またはヒト抗CD19抗体を含み、ヒスチジン、塩化ナトリウム、およびトレハロースをさらに含む、滅菌された安定な水性製剤であって、前記抗体は、配列番号104の配列を含む重鎖可変領域、配列番号111の配列を含む軽鎖可変領域、および複合N−グリコシド結合糖鎖を有するFc領域を含み、フコースは、前記糖鎖中の還元末端のN−アセチルグルコサミンに結合されない、製剤。
【請求項86】
前記製剤は、約5mg/mL〜約50mg/mLの前記抗CD19抗体、約1mM〜約50mMヒスチジン、および約1%〜約10%トレハロースを含み、前記製剤のpHは、約5〜約7である、請求項85に記載の製剤。
【請求項87】
前記製剤は、約5mg/mL〜約20mg/mLの前記抗CD19抗体、約5mM〜約20mMヒスチジン、および約2%〜約8%トレハロースを含み、前記製剤のpHは、約5.5〜約6.5である、請求項85に記載の製剤。
【請求項88】
前記製剤は、約10mg/mLの前記抗CD19抗体、約10mMヒスチジン、および約4%トレハロースを含み、前記製剤のpHは、約6である、請求項85に記載の製剤。
【請求項89】
前記製剤は、等張性である、請求項85〜88のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項90】
前記製剤は、40℃で少なくとも約4週間の保管時に安定である、請求項85〜88のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項91】
前記製剤は、5℃で少なくとも約3ヶ月間の保管時に安定である、請求項85〜88のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項92】
前記製剤は、5℃で少なくとも約12ヶ月間の保管時に安定である、請求項85〜88のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項93】
前記抗体は、前記製剤の40℃で少なくとも約4週間の保管中に、そのCD19結合活性の多くて20%を失う、請求項85〜88のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項94】
前記抗体は、前記製剤の5℃で少なくとも約3ヶ月間の保管中に、そのCD19結合活性の多くて20%を失う、請求項85〜88のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項95】
前記抗体は、前記製剤の5℃で少なくとも約12ヶ月間の保管中に、そのCD19結合活性の多くて20%を失う、請求項85〜88のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項96】
前記抗体は、前記製剤の40℃で少なくとも約4週間の保管中に、そのCD19結合活性の多くて10%を失う、請求項85〜88のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項97】
前記抗体は、前記製剤の5℃で少なくとも約3ヶ月間の保管中に、そのCD19結合活性の多くて10%を失う、請求項85〜88のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項98】
前記抗体は、前記製剤の5℃で少なくとも約12ヶ月間の保管中に、そのCD19結合活性の多くて10%を失う、請求項85〜88のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項99】
前記抗体は、前記製剤の40℃で少なくとも約4週間の保管中に、そのCD19結合活性の多くて5%を失う、請求項85〜88のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項100】
前記抗体は、前記製剤の5℃で少なくとも約3ヶ月間の保管中に、そのCD19結合活性の多くて5%を失う、請求項85〜88のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項101】
前記抗体は、前記製剤の5℃で少なくとも約12ヶ月間の保管中に、そのCD19結合活性の多くて5%を失う、請求項85〜88のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項102】
前記抗体は、凝集または断片化の影響を受けやすい、請求項85〜88のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項103】
HPSECによって決定されたとき、前記抗体の約2%未満が、40℃で少なくとも約4週間の保管時に凝集体を形成する、請求項85〜88のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項104】
HPSECによって決定されたとき、前記抗体の約2%未満が、5℃で少なくとも約3ヶ月間の保管時に凝集体を形成する、請求項85〜88のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項105】
HPSECによって決定されたとき、前記抗体の約2%未満が、5℃で少なくとも約12ヶ月間の保管時に凝集体を形成する、請求項85〜88のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項106】
SECによって決定されたとき、前記抗体の約5%未満が、40℃で少なくとも約4週間の保管時に断片化される、請求項85〜88のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項107】
SECによって決定されたとき、前記抗体の約5%未満が、5℃で少なくとも約3ヶ月間の保管時に断片化される、請求項85〜88のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項108】
SECによって決定されたとき、前記抗体の約5%未満が、5℃で少なくとも約12ヶ月間の保管時に断片化される、請求項85〜88のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項109】
目視検査によって決定されたとき、前記製剤は、5℃で少なくとも約3ヶ月間の保管時に透明および無色である、請求項85〜88のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項110】
目視検査によって決定されたとき、前記製剤は、5℃で少なくとも約12ヶ月間の保管時に透明および無色である、請求項85〜88のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項111】
前記製剤は、注射用製剤である、請求項85〜110のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項112】
前記製剤は、静脈内、皮下、または筋肉内投与に好適である、請求項111に記載の製剤。
【請求項113】
前記製剤は、静脈内投与に好適である、請求項112に記載の製剤。
【請求項114】
前記製剤は、皮下投与に好適である、請求項112に記載の製剤。
【請求項115】
前記製剤は、エアロゾル投与に好適である、請求項85〜110のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項116】
前記抗ヒトCD19抗体溶液を、約5mg/mL〜約50mg/mLになるまで濃縮することと、
前記濃縮抗体を、ヒスチジンを含む溶液によりダイアフィルターすることと、を含む、請求項85〜110のいずれか1項に記載の製剤の調製のためのプロセス。
【請求項117】
前記濃縮抗体溶液を、少なくとも約1つの賦形剤を含む少なくとも約1つの溶液と混和することをさらに含む、請求項116に記載のプロセス。
【請求項118】
ヒトへの非経口投与に好適であり、好適な容器中に請求項85〜115のいずれか1項に記載の抗体製剤を含む、薬学的単位剤形。
【請求項119】
抗体製剤は、静脈内に、皮下に、または筋肉内に投与される、請求項118に記載の薬学的単位剤形。
【請求項120】
ヒトへのエアロゾル投与に好適であり、好適な容器中に請求項85〜115のいずれか1項に記載の抗体製剤を含む、薬学的単位剤形。
【請求項121】
請求項85〜115のいずれか1項に記載の製剤を含有する密封容器。
【請求項122】
請求項85〜115のいずれか1項に記載の製剤を含むキット。
【請求項123】
ヒトにおけるB細胞疾患または障害を治療する方法であって、それを必要とするヒトに、請求項85〜115のいずれか1項に記載の製剤の治療上有効量を投与することを含む、方法。
【請求項124】
前記B細胞疾患または障害は、B細胞悪性腫瘍、自己免疫疾患、自己免疫障害、ヒト移植患者における体液性拒絶反応、移植片対宿主病(GVHD)、およびヒト移植受容者における移植後リンパ増殖性障害からなる群から選択される、請求項123に記載の方法。
【請求項125】
前記B細胞疾患または障害は、B細胞悪性腫瘍である、請求項123に記載の方法。
【請求項126】
前記B細胞疾患または障害は、強皮症である、請求項123に記載の方法。
【請求項127】
それを必要とするヒトに、請求項85〜115のいずれか1項に記載の製剤の治療上有効量を投与することを含む、ヒト患者におけるCD19発現B細胞を枯渇させる方法。
【請求項128】
前記枯渇は、少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも4週間、少なくとも5週間、少なくとも6週間、少なくとも7週間、少なくとも8週間、少なくとも3ヶ月間、少なくとも4ヶ月間、少なくとも5ヶ月間、少なくとも6ヶ月間、少なくとも7ヶ月間、少なくとも8ヶ月間、少なくとも9ヶ月間、少なくとも10ヶ月間、少なくとも11ヶ月間、および少なくとも12ヶ月間からなる群から選択される期間にわたって持続する、請求項127に記載の方法。
【請求項129】
前記枯渇は、B細胞レベルを、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、または約100%減少させる、請求項127に記載の方法。
【請求項130】
前記CD19発現B細胞は、循環B細胞、血液B細胞、脾臓B細胞、辺縁帯B細胞、濾胞性B細胞、腹膜B細胞、骨髄B細胞、または癌幹細胞である、請求項127に記載の方法。
【請求項131】
10mg/mLヒト化抗CD19抗体、約10mMヒスチジン、および約4%トレハロースを含む、滅菌された安定な水性製剤であって、前記製剤のpHは、約6であり、前記ヒト化抗CD19抗体は、配列番号104の配列を有する重鎖可変領域、配列番号111の配列を有する軽鎖可変領域、および複合N−グリコシド結合糖鎖を有するFc領域を含み、フコースは、前記糖鎖中の還元末端のN−アセチルグルコサミンに結合されない、製剤。
【請求項132】
前記製剤は、等張性である、請求項131に記載の製剤。
【請求項133】
前記製剤は、40℃で少なくとも約4週間の保管時に安定である、請求項131〜132のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項134】
前記製剤は、5℃で少なくとも約3ヶ月間の保管時に安定である、請求項131〜133のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項135】
前記製剤は、5℃で少なくとも約12ヶ月間の保管時に安定である、請求項131〜134のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項136】
前記抗体は、前記製剤の40℃で少なくとも約4週間の保管中に、そのCD19結合活性の多くて20%を失う、請求項131〜135のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項137】
前記抗体は、前記製剤の5℃で少なくとも約3ヶ月間の保管中に、そのCD19結合活性の多くて20%を失う、請求項131〜136のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項138】
前記抗体は、前記製剤の5℃で少なくとも約12ヶ月間の保管中に、そのCD19結合活性の多くて20%を失う、請求項131〜137のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項139】
前記抗体は、前記製剤の40℃で少なくとも約4週間の保管中に、そのCD19結合活性の多くて10%を失う、請求項131〜138のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項140】
前記抗体は、前記製剤の5℃で少なくとも約3ヶ月間の保管中に、そのCD19結合活性の多くて10%を失う、請求項131〜139のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項141】
前記抗体は、前記製剤の5℃で少なくとも約12ヶ月間の保管中に、そのCD19結合活性の多くて10%を失う、請求項131〜140のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項142】
前記抗体は、前記製剤の40℃で少なくとも約4週間の保管中に、そのCD19結合活性の多くて5%を失う、請求項131〜141のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項143】
前記抗体は、前記製剤の5℃で少なくとも約3ヶ月間の保管中に、そのCD19結合活性の多くて5%を失う、請求項131〜142のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項144】
前記抗体は、前記製剤の5℃で少なくとも約12ヶ月間の保管中に、そのCD19結合活性の多くて5%を失う、請求項131〜143のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項145】
前記抗体は、凝集または断片化の影響を受けやすい、請求項131〜144のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項146】
HPSECによって決定されたときによって決定されたとき、前記抗体の約2%未満が、40℃で少なくとも約4週間の保管時に凝集体を形成する、請求項131〜145のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項147】
HPSECによって決定されたとき、前記抗体の約2%未満が、5℃で少なくとも約3ヶ月間の保管時に凝集体を形成する、請求項131〜146のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項148】
HPSECによって決定されたとき、前記抗体の約2%未満が、5℃で少なくとも約12ヶ月間の保管時に凝集体を形成する、請求項131〜147のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項149】
SECによって決定されたとき、前記抗体の約5%未満が、40℃で少なくとも約4週間の保管時に断片化される、請求項131〜148のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項150】
SECによって決定されたとき、前記抗体の約5%未満が、5℃で少なくとも約3ヶ月間の保管時に断片化される、請求項131〜149のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項151】
SECによって決定されたとき、前記抗体の約5%未満が、5℃で少なくとも約12ヶ月間の保管時に断片化される、請求項131〜150のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項152】
目視検査によって決定されたとき、前記製剤は、5℃で少なくとも約3ヶ月間の保管時に透明および無色である、請求項131〜151のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項153】
目視検査によって決定されたとき、前記製剤は、5℃で少なくとも約12ヶ月間の保管時に透明および無色である、請求項131〜152のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項154】
前記製剤は、注射用製剤である、請求項131〜153のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項155】
前記製剤は、静脈内、皮下、または筋肉内投与に好適である、請求項154に記載の製剤。
【請求項156】
前記製剤は、静脈内投与に好適である、請求項154に記載の製剤。
【請求項157】
前記製剤は、皮下投与に好適である、請求項155に記載の製剤。
【請求項158】
前記製剤は、エアロゾル投与に好適である、請求項131に記載の製剤。
【請求項159】
ヒトへの非経口投与に好適であり、好適な容器中に請求項131に記載の抗体製剤を含む、薬学的単位剤形。
【請求項160】
抗体製剤は、静脈内に、皮下に、または筋肉内に投与される、請求項159に記載の薬学的単位剤形。
【請求項161】
ヒトへのエアロゾル投与に好適であり、好適な容器中に請求項131に記載の抗体製剤を含む、薬学的単位剤形。
【請求項162】
請求項131に記載の製剤を含有する密封容器。
【請求項163】
請求項131に記載の製剤を含むキット。
【請求項164】
ヒトにおけるB細胞疾患または障害を治療する方法であって、それを必要とするヒトに、請求項131に記載の製剤の治療上有効量を投与することを含む、方法。
【請求項165】
前記B細胞疾患または障害は、B細胞悪性腫瘍、自己免疫疾患、自己免疫障害、ヒト移植患者における体液性拒絶反応、移植片対宿主病(GVHD)、およびヒト移植受容者における移植後リンパ増殖性障害からなる群から選択される、請求項164に記載の方法。
【請求項166】
前記B細胞疾患または障害は、B細胞悪性腫瘍である、請求項165に記載の方法。
【請求項167】
前記B細胞疾患または障害は、強皮症である、請求項164に記載の方法。
【請求項168】
ヒト患者におけるCD19発現B細胞を枯渇させる方法であって、それを必要とするヒトに、請求項131に記載の製剤の治療上有効量を投与することを含む、方法。
【請求項169】
前記枯渇は、少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも4週間、少なくとも5週間、少なくとも6週間、少なくとも7週間、少なくとも8週間、少なくとも3ヶ月間、少なくとも4ヶ月間、少なくとも5ヶ月間、少なくとも6ヶ月間、少なくとも7ヶ月間、少なくとも8ヶ月間、少なくとも9ヶ月間、少なくとも10ヶ月間、少なくとも11ヶ月間、または少なくとも12ヶ月間からなる群から選択される期間にわたって持続する、請求項168に記載の方法。
【請求項170】
前記枯渇は、B細胞レベルを、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、少なくとも約95%、または約100%減少させる、請求項168に記載の方法。
【請求項171】
前記CD19発現B細胞は、循環B細胞、血液B細胞、脾臓B細胞、辺縁帯B細胞、濾胞性B細胞、腹膜B細胞、骨髄B細胞、または癌幹細胞である、請求項168に記載の方法。
【請求項172】
前記製剤は、薬学的に許容される製剤である、請求項1〜70、85〜115、または131〜158のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項173】
キメラ、ヒト化、またはヒト抗CD19抗体を含む、滅菌された安定な水性製剤であって、前記抗体は、
(a)VH CDR1(配列番号22)、VH CDR2(配列番号115)、およびVH CDR3(配列番号121)、を含む重鎖可変領域と、
(b)VK CDR1(配列番号28)、VK CDR2(配列番号125)、およびVK CDR3(配列番号32)、を含む軽鎖可変領域と、
(c)複合N−グリコシド結合糖鎖を有するFc領域であって、フコースは、前記糖鎖中の還元末端のN−アセチルグルコサミンに結合されない、Fc領域と、
(d)緩衝剤、塩、炭水化物賦形剤、および界面活性剤と、を含む、製剤。
【請求項174】
前記緩衝剤は、ヒスチジンである、請求項173に記載の製剤。
【請求項175】
前記ヒスチジンは、約1mM〜約200mMの濃度で存在する、請求項174に記載の製剤。
【請求項176】
前記ヒスチジンは、約10mM〜約50mMの濃度で存在する、請求項174に記載の製剤。
【請求項177】
前記ヒスチジンは、約10mM〜約30mMの濃度で存在する、請求項174に記載の製剤。
【請求項178】
前記ヒスチジンは、約10mMの濃度で存在する、請求項174に記載の製剤。
【請求項179】
前記ヒスチジンは、約20mMの濃度で存在する、請求項174に記載の製剤。
【請求項180】
前記ヒスチジンは、少なくとも約10mMの濃度で存在する、請求項174に記載の製剤。
【請求項181】
前記塩は、塩化ナトリウムである、請求項173に記載の製剤。
【請求項182】
前記塩化ナトリウムは、約10mM〜約300mMの濃度で存在する、請求項181に記載の製剤。
【請求項183】
前記塩化ナトリウムは、約60mM〜約175mMの濃度で存在する、請求項181に記載の製剤。
【請求項184】
前記塩化ナトリウムは、約50mMの濃度で存在する、請求項181に記載の製剤。
【請求項185】
前記塩化ナトリウムは、約75mMの濃度で存在する、請求項181に記載の製剤。
【請求項186】
前記塩化ナトリウムは、少なくとも50mMの濃度で存在する、請求項181に記載の製剤。
【請求項187】
前記炭水化物賦形剤は、トレハロースである、請求項173に記載の製剤。
【請求項188】
前記トレハロースは、約1%〜約10%の濃度で存在する、請求項187に記載の製剤。
【請求項189】
前記トレハロースは、約2%〜約8%の濃度で存在する、請求項187に記載の製剤。
【請求項190】
前記トレハロースは、約3%mMの濃度で存在する、請求項187に記載の製剤。
【請求項191】
前記トレハロースは、約4%の濃度で存在する、請求項187に記載の製剤。
【請求項192】
前記トレハロースは、少なくとも約3%の濃度で存在する、請求項187に記載の製剤。
【請求項193】
前記界面活性剤は、ポリソルベート80である、請求項173に記載の製剤。
【請求項194】
前記ポリソルベート80は、約0.001%〜約2%の濃度で存在する、請求項193に記載の製剤。
【請求項195】
前記ポリソルベート80は、約0.01%の濃度で存在する、請求項193に記載の製剤。
【請求項196】
前記ポリソルベート80は、約0.02%の濃度で存在する、請求項193に記載の製剤。
【請求項197】
前記ポリソルベート80は、約0.04%の濃度で存在する、請求項193に記載の製剤。
【請求項198】
前記ポリソルベート80は、約0.05%の濃度で存在する、請求項193に記載の製剤。
【請求項199】
前記ポリソルベート80は、約0.08%の濃度で存在する、請求項193に記載の製剤。
【請求項200】
前記ポリソルベート80は、約0.01%〜約0.2%の濃度で存在する、請求項193に記載の製剤。
【請求項201】
約5.5〜約6.5のpHを有する、請求項173に記載の製剤。
【請求項202】
約6.0のpHを有する、請求項173に記載の製剤。
【請求項203】
前記製剤は、タングステン除去シリンジ中に存在する、請求項173に記載の製剤。
【請求項204】
前記製剤は、ろ過される、請求項173に記載の製剤。
【請求項205】
前記製剤は、22μmフィルターによってろ過される、請求項173に記載の製剤。
【請求項206】
前記製剤は、前記界面活性剤の添加前および後にろ過される、請求項205に記載の製剤。
【請求項207】
前記抗体の濃度は、少なくとも約10mg/mLである、請求項173に記載の製剤。
【請求項208】
前記抗体の濃度は、少なくとも約15mg/mLである、請求項173に記載の製剤。
【請求項209】
前記抗体の濃度は、少なくとも約50mg/mLである、請求項173に記載の製剤。
【請求項210】
前記抗体の濃度は、少なくとも約100mg/mLである、請求項173に記載の製剤。
【請求項211】
前記抗体の濃度は、少なくとも約120mg/mLである、請求項173に記載の製剤。
【請求項212】
前記抗体の濃度は、少なくとも約150mg/mLである、請求項173に記載の製剤。
【請求項213】
前記抗体の濃度は、約5mg/mLである、請求項173に記載の製剤。
【請求項214】
前記抗体の濃度は、約10mg/mLである、請求項173に記載の製剤。
【請求項215】
前記抗体の濃度は、約20mg/mLである、請求項173に記載の製剤。
【請求項216】
前記抗体の濃度は、約25mg/mLである、請求項173に記載の製剤。
【請求項217】
前記抗体の濃度は、約30mg/mLである、請求項173に記載の製剤。
【請求項218】
前記抗体の濃度は、約40mg/mLである、請求項173に記載の製剤。
【請求項219】
前記抗体の濃度は、約50mg/mLである、請求項173に記載の製剤。
【請求項220】
前記抗体の濃度は、約60mg/mLである、請求項173に記載の製剤。
【請求項221】
前記抗体の濃度は、約70mg/mLである、請求項173に記載の製剤。
【請求項222】
前記抗体の濃度は、少なくとも約80mg/mLである、請求項173に記載の製剤。
【請求項223】
前記抗体の濃度は、少なくとも約90mg/mLである、請求項173に記載の製剤。
【請求項224】
前記抗体の濃度は、少なくとも約110mg/mLである、請求項173に記載の製剤。
【請求項225】
前記抗体の濃度は、少なくとも約120mg/mLである、請求項173に記載の製剤。
【請求項226】
前記抗体の濃度は、少なくとも約130mg/mLである、請求項173に記載の製剤。
【請求項227】
前記抗体の濃度は、少なくとも約140mg/mLである、請求項173に記載の製剤。
【請求項228】
前記抗体の濃度は、約5mg/mL〜約100mg/mLである、請求項173に記載の製剤。
【請求項229】
前記製剤は、−20℃で保管される、請求項173に記載の製剤。
【請求項230】
前記製剤は、−40℃で保管される、請求項173に記載の製剤。
【請求項231】
前記製剤は、−70℃で保管される、請求項173に記載の製剤。
【請求項232】
前記製剤は、−80℃で保管される、請求項173に記載の製剤。
【請求項233】
水性製剤の保管安定性を強化する方法であって、前記製剤は、
a.配列番号104の配列を含む重鎖可変領域と、
b.配列番号111の配列を含む軽鎖可変領域と、
c.複合N−グリコシド結合糖鎖を有するFc領域であって、フコースは、前記糖鎖中の還元末端のN−アセチルグルコサミンに結合されない、Fc領域と、を含む、キメラ、ヒト化、またはヒト抗CD19抗体を含み、
前記方法は、前記製剤の前記保管安定性を強化するために有効な量の界面活性剤を前記製剤に添加することを含む、方法。
【請求項234】
前記界面活性剤は、ポリソルベート80である、請求項232に記載の方法。
【請求項235】
前記ポリソルベート80は、約0.001%〜約2%の濃度で存在する、請求項233に記載の方法。
【請求項236】
前記ポリソルベート80は、約0.01%の濃度で存在する、請求項233に記載の方法。
【請求項237】
前記ポリソルベート80は、約0.02%の濃度で存在する、請求項233に記載の方法。
【請求項238】
前記ポリソルベート80は、約0.04%の濃度で存在する、請求項233に記載の方法。
【請求項239】
前記ポリソルベート80は、約0.05%の濃度で存在する、請求項233に記載の方法。
【請求項240】
前記ポリソルベート80は、約0.08%の濃度で存在する、請求項233に記載の方法。
【請求項241】
前記ポリソルベート80は、約0.01%〜約0.2%の濃度で存在する、請求項233に記載の方法。
【請求項242】
前記界面活性剤の前記添加の前に、前記組成物をろ過するステップをさらに含む、請求項233に記載の方法。
【請求項243】
前記界面活性剤の前記添加の後に、前記組成物をろ過するステップをさらに含む、請求項233に記載の方法。
【請求項244】
前記界面活性剤の前記添加の前および後に、前記組成物をろ過するステップをさらに含む、請求項233に記載の方法。
【請求項245】
前記抗CD19抗体が、その活性を保持する、請求項233に記載の方法。
【請求項246】
前記抗CD19抗体が、その純度を保持する、請求項233に記載の方法。


【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【公表番号】特表2012−519712(P2012−519712A)
【公表日】平成24年8月30日(2012.8.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−553163(P2011−553163)
【出願日】平成22年3月8日(2010.3.8)
【国際出願番号】PCT/US2010/026492
【国際公開番号】WO2010/102276
【国際公開日】平成22年9月10日(2010.9.10)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.UNIX
2.WINDOWS
【出願人】(504333972)メディミューン,エルエルシー (108)
【Fターム(参考)】