説明

ビーズミル

【課題】簡便に微粉末を製造することができるビーズミルを提供する。
【解決手段】ビーズ,湿式媒体及び被粉砕物を収容する容器210と、容器210の上部に形成した開口から当該容器内に先端部を入れたシャフト221と、シャフト221を回転する駆動手段10と、シャフト221の先端部に取り付けたアジテータ222と、を備え、容器上部の開口が開放した状態で当該容器内にシャフト221の先端部を挿入し、開口が未閉塞のままで被粉砕物を粉砕する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ナノサイズの炭素系材料や電子機器に使用されるコンデンサー材料などの各種材料として用いられる超微粒子粉末の製造装置、即ちビーズミルに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ビーズミルは粉体の微粉砕化、高分散化が行えることから、容易にnmオーダーの微粉末を得ることができるため、得られた微粉末は顔料、電子材料などの様々な分野で応用されている。
【0003】
従来のビーズミルは、ビーズ,湿式媒体及び被粉砕物を収容する容器と、容器に形成された開口から当該容器内に先端部が入れられたシャフトと、シャフトを回転する駆動手段と、シャフトの先端部に取り付けられたアジテータと、を備えている。この容器には、開口部を閉塞するメカニカルシールとしての軸受けが配設されている。
軸受けにおけるシャフトとの隙間は、ビーズの粒径よりも小さく設定されており、この軸受けがあることで、ビーズが容器内部から外部へ出ることが規制される。
【0004】
ビーズ,湿式媒体及び被粉砕物をメカニカルシールして粉体の微粉砕化を行うビーズミルが特許文献1,2に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2005−111357号公報
【特許文献2】特表2003−500206号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来のビーズミルでは、容器内の内容物が外部へ流出しないように容器内が密閉されて構成されるため、構造が複雑化し、装置を使用する際、装置内に内容物が漏れないようにセットしなければならず、煩雑な手間を要していた。このため、粉末を少量、試料として得たい場合にも、容器の内容物を水密にビーズミルにセットして少量の粉末を製造しなければならなかった。このため、簡便に少量の粉末を製造する装置が望まれていた。
【0007】
本発明はこのような課題を解決するために、簡便に微粉末を製造することができるビーズミルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、本発明のビーズミルは、ビーズ,湿式媒体及び被粉砕物を収容する容器と、容器の上部に形成された開口から当該容器内に先端部が入れられたシャフトと、シャフトを回転する駆動手段と、シャフトの先端部に取り付けられたアジテータと、を備え、容器上部の開口が開放した状態で当該容器内にシャフトの先端部が挿入され、開口が未閉塞のままで被粉砕物を粉砕することを特徴としている。
【0009】
本発明のビーズミルは、好ましくは、前記容器上部の開口から容器内の内容物の飛散を抑制する飛散防止部材を備えている。この飛散防止部材は、例えば、貫通孔を有し容器上部の開口に被さるキャップ部と、キャップ部の貫通孔に取り付けられビーズ,湿式媒体及び被粉砕物が当該貫通孔から容器外へ出ることを規制する規制部と、を有する。規制部は、容器内で貫通孔から下方へ突出し筒状に形成されていて、シャフトの先端部は、規制部内を通って容器内に挿入される。規制部は、例えば、筒状の下部と、この下部の上端から上方へ向けて逆円錐型に拡開した上部と、から成る。
本発明のビーズミルは、好ましくは、容器、飛散防止部材、シャフトが樹脂から成る。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、複雑な操作を行うことなく、少量の微粉砕物を簡便に製造することができる。この場合、特に容器の開口が未閉塞のままで被粉砕物を粉砕することができる。このように本発明のビーズミルによれば、容器内が、外気に対して開放された状態で微粉砕物を製造することができるため、従来のビーズミルに比べて、ビーズのサイズの制約を受けることなく、より微小サイズのビーズを利用することができる。即ち従来、メカニカルシールを備えたビーズミルでは、利用できるビーズのサイズにも制限があり、10μm以下の微小サイズのビーズは利用することができなかったが、本発明によれば、そのような制約を受けることなく微小サイズのビーズを利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の実施形態に係るビーズミルの正面図である。
【図2】本発明の実施形態に係るビーズミルの部分断面図である。
【図3】図1のビーズミルにおける容器を示す図である。
【図4】(A)は本発明の実施形態における第1アームの平面図、(B)は(A)のA−A線に沿った断面図である。
【図5】(A)は本発明の実施形態におけるキャップホルダーの平面図、(B)は(A)のB−B線に沿った断面図である。
【図6】図5のキャップホルダーにキャップ部を取り付けた状態を示す図である。
【図7】図4の第1アームに図5のキャップホルダーを取り付けた状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係るビーズミル1を示す正面図であり、図2は部分断面図である。
ビーズミル1は、モータ部10と、このモータ部10の駆動力によって被粉砕物を微粉砕化するミル部20と、モータ部10を制御するコントローラ部30とを備えている。
以下、各構成部材について説明する。
【0013】
〔1〕ミル部20について
ミル部20は、図2に示すように、容器210と、この容器210の内容物を攪拌する攪拌部220と、この攪拌部220による攪拌に伴う摩擦で生じる熱を冷却する冷却部230と、を備えている。
【0014】
容器210は、ビーズ,湿式媒体(分散媒)及び被粉砕物を収容するものであり、図3に示すように、円形の底部211と円筒状の側部212とから成る。容器210は容量が20ml(ミリリットル、以下同じ)であり、内部が容器外から確認できるように透明な樹脂、例えばポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタラート(PET)、ABS樹脂、ポリカーボネート(PC)、アクリル樹脂(PMMA)等で構成されている。
ビーズにはプラズマ溶融法により球状化して製造した粒径5〜15μm、即ち平均粒径10μmのYを体積換算で15ml用いた。被粉砕粉として、ナノダイヤを0.1g用いた。分散媒(湿式媒体)には純水を用いた。
本実施形態の容器210には、その上部の開口214から容器内の内容物が外部へ飛散することを抑制する飛散防止部材215が取り付けられていることを特徴の一つとしている。
【0015】
飛散防止部材215は、図3に示すように、容器210の開口214に被着するキャップ部216と、このキャップ部216の中央に形成された貫通孔217に取り付けられ内容物が当該貫通孔217から容器外へ出ることを規制する規制部218と、を備えている。
規制部218は、図3に示すように、筒状の下部218Aと、この下部218Aの上端から上方へ向けて逆円錐型に拡開した上部218Bと、から形成されている。
図2に示すように、規制部218は、筒状の下部218Aをキャップ部216の上方から貫通孔217に嵌着させて、キャップ部216に取り付けられる。規制部218をキャップ部216に取り付けた状態において、図2に示すように、当該規制部218の下部218Aはキャップ部216の裏面から下方へ突出する。
これらのキャップ部216及び規制部218は、樹脂、例えばポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、フッ素系樹脂等で構成されている。
【0016】
攪拌部220は、図2に示すように、容器210内に先端部が入れられるシャフト221と、シャフト221の先端部に取り付けられるアジテータ222と、から成る。アジテータ222は樹脂、例えばフッ素系樹脂、ウレタン系樹脂等で直径25mmの撹拌羽根として構成されている。
容器上部の開口214(図3参照)には飛散防止部材215が取り付けられるため、シャフト221の先端部は、当該飛散防止部材215を構成する規制部218の上方から筒状の下部218A内を通って、容器210内に入れられる。
飛散防止部材215を構成する規制部218にシャフト221を貫通させた状態において、シャフト221の表面と規制部218の下部218Aの内表面との間には、図2に示すように所定幅の隙間Cが設定されている。このように、シャフト221と規制部218との間に隙間Cがあるため、内容物は、容器210に密閉されずに、即ち容器内は外気に開放させた未閉塞状態で収納される。
【0017】
冷却部230は、容器210及びその内容物を水冷するものであり、図2に示すように、円形の底板部231と、この底板部231の周縁から立ち上がった円筒形の外壁部232と、この外壁部232の内側で底板部231から立ち上がった円筒形の内壁部233と、から構成されている。外壁部232の外側表面には排出管234が連結されており、この排出管234の内部は外壁部232の内側領域S1と連通している。また、内壁部233の外側表面には給水管235が連結されており、この給水管235の内部は内壁部233の内側領域S2と連通している。本実施形態例では、内壁部233が外壁部232よりも高く設定されており、給水管235を介して内壁部233の内側領域S2に給水された冷却水Wは、内壁部233が満水になると、内壁部233の上端を越えて外壁部232の内側領域S1に溢れ出て、排出管234を介して外部へ排出される。
【0018】
このように形成された冷却部230の内壁部233の内側領域S2で給水管235からの冷却水が容器210に直接当たるように、容器210は領域S2内に収容されている。具体的には、図1及び図2に示すようにミル部20に近接した位置にスタンド40が設けられており、容器210は、スタンド40の支柱41から水平方向に延出した第1アーム42によって、所定の高さの位置に保持される。
【0019】
ここで、図4(A)は第1アーム42の平面図であり、図4(B)は図4(A)のA−A線に沿った第1アーム42の断面図である。これらの図に示すように、第1アーム42は、直線状に水平に延びたバー421と、このバー421の先端部に取り付けたリング状のホルダー422とから構成されている。
ホルダー422は、筒状の環本体部422Aと、この環本体部422Aの内周面で高さ方向の中間位置から環中心側へ突出した凸部422Bと、環本体の半径方向に沿って当該環本体部422A及び凸部422Bを貫いて形成されたネジ穴422Cと、から構成されている。環本体部422Aは、前述の内壁部233(図2参照)に嵌合するよう、当該内壁部233の直径と同程度の直径で構成されている。
凸部422Bは、環本体部422Aの内周面全域に亘って連ねて形成されている。この凸部422Bは、図4(B)に示すように、水平な底面422Dと、この底面422Dの縁から立ち上がった鉛直な側面422Eと、この側面422Eの上端から水平に延びた上面422Fと、を有する。
ネジ穴422Cは、環の中心を頂点として、例えば図4(A)に示すように120°間隔置きに形成されており、図示例では、ホルダー422に3つのネジ穴422Cが形成されている。
【0020】
前述の容器210は、このように形成された第1アーム42に、図5に示すキャップホルダー50を介して取り付けられる。ここで、図5(A)はキャップホルダー50の平面図であり、図5(B)は図5(A)のB−B線に沿った断面図である。
キャップホルダー50は、筒状の本体部51と、本体部51の内周面の下縁から中心側に突出し所定の角度置きに設けられた複数の爪部52と、本体部51の外周面の下縁から外側へ突出したつば部53と、本体部51の外周面に当該外周面全周に亘って溝状に形成された凹部54と、から構成されている。
【0021】
このように構成されたキャップホルダー50の内側に、図6に示すように、前述のキャップ部216を嵌合させて、容器210はキャップホルダー50に取り付けられる。そして、そのキャップホルダー50を前述の第1アーム42のホルダー422に取り付ける。具体的には、図7に示すように、キャップホルダー50を第1アーム42のホルダー422の下側から当該ホルダー422内に差し込み、キャップホルダー50のつば部53がホルダー422の凸部422Bの底面422Dに当たるまで押し込む。つば部53が凸部422Bの底面422Dに当たった状態で、図7に示すようにホルダー422のネジ穴422Cにネジ60を螺着させ、さらに当該ネジ60の先端部をキャップホルダー外周面の凹部54に当接させる。これにより、ネジ60がキャップホルダー50の凹部54と係合することで、キャップホルダー50は第1アーム42のホルダー422に支えられることになる。
【0022】
なお、図6に示すように、キャップ部216をキャップホルダー50に取り付けた状態において、キャップ部216の外周面には爪部52が当接していることで、キャップホルダー50の内周面で当該爪部52がない部分では、キャップ部216の外周面とキャップホルダー50との間に隙間D1が形成され、当該隙間D1はキャップホルダー50の下側から上側へ向けて冷却水が流れ出る流路の役割を果たす。
【0023】
〔2〕モータ部10について
モータ部10は、スタンド40の支柱41から水平方向に延出した第2アーム43によって容器210の上方位置に保持されており、シャフト221の上端部が取り付けられている。なお、シャフト221は、その長手方向を上下方向に沿わせた姿勢で、当該モータ部10によって回転させられる。これによりアジテータ222が動き、容器210の内容物が攪拌される。
このモータ部10として、例えばシャフト221を回転させる速度が通常1分間あたり32,000回転程度の市販のモータに1/4減速器を使用して8,000rpmで使用した。
【0024】
〔3〕コントローラ部30について
コントローラ部30は、モータ部10の回転速度と回転時間等を制御するものであり、これらの回転速度と回転時間はコントローラ部30に設けた調整つまみやボタンにより設定することができるように構成されている。
【0025】
〔4〕ビーズミル1の動作について
コントローラ部30に設定された回転速度と回転時間の下で、モータ部10が駆動してシャフト221及びアジテータ222を回転させる。具体的には、被粉砕物を投入して直径25mmの撹拌羽根を周速10m/s、即ち8000rpmで回転させて、10時間粉砕を行った。これにより試料の微粉砕化を行うことができた。
【0026】
このように本実施形態のビーズミル1によれば、複雑な操作を行うことなく、少量の微粉砕物を簡便に製造することができる。
この場合、容器210内が、外気に対して開放された状態で微粉砕物を製造することができるため、従来のビーズミルに比べて、ビーズのサイズの制約を受けることなく、より微小サイズ(例えば、10μm)のビーズを利用することができる。即ち、従来のビーズミルでは、アジテータを回転させるシャフトの軸受けをメカニカルシールとして有し、この軸受けのシャフト挿通用の穴とシャフトとの隙間を幅狭にし、具体的には当該隙間からビーズが外部へ出ないように、隙間の幅をビーズのサイズより小さく設定していた。このようなメカニカルシールではビーズに応じて隙間幅を設定するため、隙間幅を狭くするにも限界がある。また、従来、メカニカルシールを備えたビーズミルでは、利用できるビーズのサイズにも制限があり、10μm以下の微小サイズのビーズは利用することができなかった。これを本発明では、飛散防止部材を設けて容器内を外気に晒した開放状態で利用できるように構成したことで、従来のメカニカルシールを不要とすることができた。これにより、前述したように、10μm以下の微小サイズのビーズも利用して試料の微粉砕化を行うことができる。
【0027】
このように試料の微粉砕化を行うにあたり、本実施形態のビーズミル1では、モータ部10でシャフト221及びアジテータ222を回転始めた際、またそれらを回転させている途中で、容器210の内容物、即ちビーズ,湿式媒体,被粉砕物が容器開口214に取り付けたキャップ部216の貫通孔217を介して容器外へ出ようするが、本実施形態では、容器210の貫通孔217に、キャップ部216の底面から下方へ突出するように規制部218が配設されているため、ビーズ,湿式媒体,被粉砕物が貫通孔217から容器外へ抜け出ることが防止される。
【0028】
前述のように本実施形態では容器210が密閉されていないため、例えばビーズミル1を稼働させている途中で容器内の分散媒(湿式媒体)が不足する場合には、規制部218の逆円錐型の上部218Bから分散媒(湿式媒体)を足すことができて、便利である。
【0029】
また、本実施形態では、被粉砕物と接触する容器210、特に飛散防止部材215のキャップ部216及び規制部218、アジテータ222が全て樹脂で構成されるため、コンタミネーションの発生を防止できる。
【0030】
本発明は発明の趣旨を逸脱しない範囲において様々な形態で実施をすることができる。
例えば、本発明のビーズミルは、少量の試料を製造する場合に限らず、装置のサイズを大型化して試料を大量に製造した場合にも適用できることは勿論である。
また、容器の容量や各構成部材の寸法等の数値は例示であり、本発明は、それらの値に限定されるものではない。
前記説明では、ビーズミルが飛散防止部材を備えた構成例を例示したが、飛散防止部材の機能を容器に持たせることで、そのような飛散防止部材を省略して構成してもよい。また、飛散防止部材の規制部は、逆円錐型の上部を省略して構成されてもよい。
上記構成例では、容器、飛散防止部材、アジテータが全て樹脂で構成される場合を例示したが、それらの部材は樹脂以外の材料で構成したものを用いても、試料の微粉砕化を行えることは勿論である。
【符号の説明】
【0031】
1 ビーズミル
10 モータ部
20 ミル部
30 コントローラ部
40 スタンド
41 支柱
42 第1アーム
43 第2アーム
50 キャップホルダー
51 キャップホルダーの本体部
52 キャップホルダーの爪部
53 キャップホルダーのつば部
54 キャップホルダーの凹部
60 ネジ
210 容器
211 底部
212 側部
213 容器本体
214 開口
215 飛散防止部材
216 キャップ部
217 貫通孔
218 規制部
218A 規制部の下部
218B 規制部の上部
220 攪拌部
221 シャフト
222 アジテータ
230 冷却部
231 底板部
232 外壁部
233 内壁部
234 排出管
235 給水管
421 バー
422 ホルダー
422A 環本体部
422B 凸部
422C ネジ穴
422D 凸部の底面
422E 凸部の側面
422F 凸部の上面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ビーズ,湿式媒体及び被粉砕物を収容する容器と、
上記容器の上部に形成された開口から当該容器内に先端部を入れたシャフトと、
上記シャフトを回転する駆動手段と、
上記シャフトの先端部に取り付けられたアジテータと、を備え、
容器上部の開口が開放した状態で当該容器内にシャフトの先端部が挿入され、上記開口が未閉塞のままで上記被粉砕物を粉砕することを特徴とする、ビーズミル。
【請求項2】
前記容器上部の開口から前記容器内の内容物の飛散を抑制する飛散防止部材を備えたことを特徴とする、請求項1に記載のビーズミル。
【請求項3】
前記飛散防止部材は、貫通孔を有し前記容器上部の開口に被さるキャップ部と、このキャップ部の貫通孔に取り付けられ前記ビーズ,湿式媒体及び被粉砕物が当該貫通孔から容器外へ出ることを規制する規制部と、を有し、
上記規制部は、前記容器内で上記貫通孔から下方へ突出し、筒状に形成されていて、
前記シャフトの先端部は、上記規制部内を通って前記容器内に挿入されていることを特徴とする、請求項2に記載のビーズミル。
【請求項4】
前記規制部が、筒状の下部と、この下部の上端から上方へ向けて逆円錐型に拡開した上部と、から成ることを特徴とする、請求項3に記載のビーズミル。
【請求項5】
前記容器,前記飛散防止部材及び前記シャフトが樹脂から成ることを特徴とする、請求項2〜4の何れかに記載のビーズミル。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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