説明

ピアノ用大屋根開閉制御付プリペアドシステム

【課題】グランドピアノの大屋根の開閉が楽になるような高圧ガスシリンダー付アームとピアノの内部奏法の音を出すための装置を簡単に着脱できるようにする。
【解決手段】ペタルで制御するミュートブロックとミュートワイヤーとハーモニックブロック、それにピアノ大屋根開閉制御装置を備えたセンターレール2を金具4と5で取り付け、金具4にモーターフラワー56、アーム付譜面台59を備える。着脱を簡単にして本来のピアノの機能を損なわなくするシステムを提供する.

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はピアノ用大屋根開閉制御付プリペアドシステムに関する
(背景技術)
【0002】
従来は、グランドピアノの大屋根は重く、自身の手によって開閉していた、又ピアノの内部の枠や弦を直接操作する内部奏法。またピアノの弦にボルト、ゴム、木片等のいろいろな物を挟み込んでおいて打鍵したときに普通のピアノとは異なる音響を生じるようにしたプリペアド・ピアノがあった
【0003】
(実用新案文献1)
実願昭58−62393 グランドピアノの減音装置
(発明の開示)
(発明が解決しようとする課題)
【0004】
これには次のような欠点があった
(ア)グランドピアノの大屋根は大変重く子供や非力の女性が開閉を行うに当っては大変手間がかかり、また非常に危険がつきまとう作業である。
(イ)ピアノの弦に異物を挟んだり直接内部の弦などを操作するため手の汚れなどがついたりして、本来のピアノの精密な調整に悪影響があるばかりでなく汚れによりサビや虫食いの原因にもなる
(ウ)実願昭58−62393は本発明のシュート部分に似ているが、欠点として、装置をピアノのフレームに直接取り付けている。ピアノのフレームいわゆる鉄骨は、ピアノの音の響きの中でも重要な部分であるため、あらゆる装置は接触しない方が良いのだ。
音を減音させるためのダンパーのワイヤーは横から付いているため、直接指で弦を押さえつけるほどの減音効果は難しく、全体的にダンパーの止音位置に完全な統一性が無かった.鳴っている弦を止音する時は問題ないが、ダンパーの弦に対する圧力を緩めたとき、つまり減音の時、ダンパーの位置によっては、倍音である部分音が強調されるのだ、ピアノの弦42aの端の方はほとんど部分音は発生しないがダンパーを弦42aの中央部分に移動させるとだんだんに部分音の発生が多くなる。
演奏者がこの部分を必要としなければたちまち耐えがたい雑音となってしまうのだ。尚、この装置は着脱可能となっているが、着脱はもっと簡単にすべての装置を外せるような設計にしておかないと本体のピアノの調律及び修理の時大変手間がかかってしまう。
(課題を解決するための手段)
【0005】
グランドピアノの大屋根の開閉が楽になるように高圧ガスシリンダー付アームを取り付けてピアノの内部奏法の音を出すための装置を発明し、これらの装置すべてを簡単に着脱出きるような設計にする
【0006】
ピアノの響板31及びフレーム47、側板1aなど音響に関係すると思われる部分には接触しない設計にする。プリペアドシステムのシュート部分のシュートブロックを支えるワイヤーは弦に対して直角になるような設計にする。そうすると少しの力で弦をシュートしても、直接弦を指で押えつけるほどの止音効果が得られるのだ
【0007】
弦42を少しシュートさせるには弦42aのなるべく端の方が効果があるが完全な行き詰まるような音にするには弦の中央寄りにシュートブロックを移動させると効果がある、しかし、余計な部分音の発生も増えてくる、弦42aの長さに合せた緩衝部材の大きさと止音するための圧着装置を全体に統一性を持たせて、最終的には演奏者の好みにより精密な調整により完成する.
(発明の効果)
【0008】
精密な調整済みのピアノに取り付けても悪影響を最小限に押えられる事により、より大くの人々にプリペアド・ピアノの音の響きを楽しんでもらう事が出来る。又高圧ガスシリンダー付アームも付くことにより大屋根の開閉が楽になるだけでなく、プリペアドシステムに対する安全対策も兼ねる。
(発明を実施するための最良の形態)
(実施列1)
【0009】
以下発明の実施列について説明する
図1は、本発明の全体図である。
【0010】
センターレール2を取り付けるための金具4と5は左右のピアノの譜面台ホルダー7と8の下に取り付ける。その時、譜面台ホルダー7、8を外す、金具4は左側で上の手前に折れ曲りの4dと奥の折れ曲り4aがあり下は手前から奥までの折れ曲り46になっていて46は下に密着するように取り付ける、右側金具5は上の奥が折れ曲り5aになっていて下は手前から奥までの折れ曲り5bになっていて5bは下に密着するように取り付けるそれぞれネジ4cとネジ5cで取り付けする。ピアノの譜面台ホルダーのネジ穴を使用して取り付けても良い。
【0011】
取り付け金具4はセンターレール取り付け部分4aの所にモーターフラワーアーム6差し込みホール4Fを設け、手前上の折り曲りプレート4dの所には譜面台アーム58差し込みホール4Fを設ける。
【0012】
センターレール2を左の取り付け金具4の4a部分とネジ穴2aをネジで止めて、右の取り付け金具5の5a部分とセンターレール2のネジ穴2bをネジで止めて取り付ける。センターレール2は、左から右にだんだん細くなっていて、左側にはアーム取り付けメタル奥2cとアーム取り付けメタル手前2dを設けるアーム固定ネジ穴2Eと高圧ガスシリンダー取り付けメタル2Hを設ける。アーム奥9をセンターレール2のメタル奥2cにメタルピン9aで取り付け、アーム手前10をセンターレール2のメタル手前2dにメタルピン10aで取り付けるそして高圧ガスシリンダー14をセンターレール2のメタル2Hに球形ピン15で取り付ける。
【0013】
アーム奥9の9b部分とアーム手前10の10b部分が、センターレール2と平行になっていて、それぞれ途中から奥の方へ少し曲がっている。アーム右端にはアームヘッド13の回転土台13cがピン12によって取り付けてありそのピンに高圧ガスシリンダー14の先端もいっしょに取付けてある、それぞれアームヘッド取り付けピン12に対して回転する動きが出来るように取り付ける。又高圧ガスシリンダーの足元はセンターレールに高圧ガスシリンダーメタル15で取り付けし、この部分は球形のピンのため、アーム9と10の動きに自由について行ける
【0014】
アーム10中央部分より固定ネジ11を差し込んでセンターレールネジ穴10に取り付ける、使用しない時、高圧ガスリリンダー14の暴走防止のためである。尚、アーム10とセンターレールの間、固定ボルト11に巻き付くスプリング10bを装着する。このアーム9、10の上がる力である高圧ガスシリンダーは少し持ち上がらないと作動しないため。
【0015】
アーム9と10は図7のように高圧ガスシリンダー14により持ち上げるように動き、アーム9bと10bが、平行のため図8のようにピアノの大屋根16を持ち上げる時、途中で外れることが無い、又アームヘッド13にはすべりの良い緩衝部材13aを接着しているため大屋根16を傷つけることが無い。
【0016】
次は、プリペアド・システムのミュート部分である、図10で、センターレール2の2Fの部分にミュートロッド24を軸受18で、ネジ18bにてピアノのフレームの仕切りに合わせて図1のよう取り付ける。図9の18aの場所にフェルトを編み込んだクロスを貼ってあるため、このミュートロッド24は軸受18に対して回転運動が自由に出来る。又、ミュートロッド左端24cの所はアーム24aの左右に軸受18を装着する。この部分の補強と、左右にずれを防ぐため。
【0017】
ミュートロッド24にミュートバー35を動かすためのサポート25を設置する。サポート25は、ミュートロッド24に対してネジ25cで固定する。そして25aに対してアーム25bは、さし込みになっているため、長さを調整した所でネジ25dで固定する。そして、ミュートバー35もサポート25のネジ25Eで固定する、これをミュートバー35 1本に2ヶ所設置し、図1のようにピアノのフレームの仕切りに合わせて全体に設置する又、センターレール2の2Fにサポート25に対するスプリング25Gとサポート25に緩衝部材25Hを装着する、これは、選択的に取り付けても良い。
【0018】
ミュートバー35は、本体のピアノのフレーム47の仕切りに合わせて取り付けるため、仕切りの数でミュートバーを決める、そして仕切りの間にミュートロッド24の軸受18を設置するためピアノによってミュートバーの数と軸受の数が変ってくる。
【0019】
ミュートバー35には、それぞれピアノの弦42に合せて穴35bを開けて、ミュートワイヤー40を差し込み、下の先には、ミュートブロック41を取り付けネジ41aで固定する。ミュートブロック41にはフェルト41bを接着してある。ミュートブロックは図10のようにアグラフ43の奥側の上に位置するように、ミュートバー35のネジ35aでミュートワイヤー40を固定する又ミュートブロック41は図12のピアノの低音用から図13中音用図14の高音用とだんだん小さくなる図20のように場所が狭くなるのと、弦が短かくなるため。
【0020】
ミュートロッド24の左端にはアーム24がありさらにその先端には2本のつめ24bがあり、ここにペダルワイヤー45aの先端の鉛45bをひっかけるように取り付ける。
【0021】
ペダルワイヤー45はワイヤー45aをペダルワイヤーホース45Fに差し込むような構造になっている。ワイヤー45aの鉛45bは、ミュートロッド24のつめ24bにひっかかり、ペダルワイヤーサポート45dのつめ45Eの下にペダルワイヤーホース45Fを止められるように取り付けてある。ミュートロッド24aとワイヤーサポート45dの間にはワイヤー45aに巻きつくようにスプリング45cを装着する。図10でミュートワイヤー40は40aのように弦に合わせるため、ワイヤーを曲げて調整も出来る。
【0022】
ペダルワイヤー45は、45Jから、図21のペダルワイヤー45Iにつづき、ワイヤーペダルと接続する。
【0023】
図21でワイヤーペダル46は取り付けメタル46aに取付けピン46bによって取り付ける。取り付けピン46bによりペダル46は、シーソー運動が出来るようになっている。取り付けメタル46aの、ピン46cにペダルバネ46Lを装着する。ペダル46の後側にペダルの高さ調整ネジ46Fを装着し、スクリューサポート46Iのフェルト等の緩衝部材46Mにネジ46Fの下側先端が、接触する。そして、ペダル46のネジ46Fの後にネジ46Gより少し大きめの穴を開けて、その穴から下のスクリューサポート46Iにネジ46Gを取り付ける。ネジ46Gは大きめのワッシャーを接着してあり、ペダル46にフェルト等の緩衝部材46Hを装着する。ペダルの運動具を調整する仕組みである。ペダル46の下にはゴムのようなすべり取め46Nを装着する。ペダル46は置き場所を自由に変えられる。ネジ46Fの、下部分に円盤状の鉄板を溶接したナット460を取り付けると、フェルト46Mを傷めにくくなる。
【0024】
ペダルワイヤー45の、ペダル46Kの所に、ワイヤーホーススクリュー45Hが付きワイヤーホースナット45Gをその上に取り付ける、これがワイヤーホース45Fの長さの調節となる。鉛45bはスクリューサポート46Iのつめ46Jにひっかけるように取り付ける。
【0025】
このミュート部はワイヤーペダル46により制御される。ペダル46を踏むことによりミュートロッド24が回転運動して、サポート25とミュートバー35を介してミュートワイヤー40を押し下げて、ミュートブロック41のフェルト41bが弦に接触する。又、接触する強さもペタル46で調整出来る。ピアノ演奏者は、延び悩む音から行き詰まるような音まで自由に出せる。又、ミュートバー及びミュートワイヤーはそれぞれ調整出来るため、部分的に作動することも可能である。
【0026】
次はホンキートンク部である。ミュート部のミュートワイヤー40を取り外し、ホンキートンクワイヤー48を差し込む、ホンキートンクワイヤー48の下部には緩衝部材48aを装着してある。図17のようにミュート部の一部をそのまま使用する。
【0027】
ピアノの弦42は最低音は、1本で高音部に行くにしたがい2本になり中・高音部はすべて3本である。ホンキートンクワイヤー48は弦42が2本以上の場所で使用する、弦が2本の場所は片方1本に3本の場所は左右どちらか1本。アグラフ43の弦が振動する方へ少々、その上図17のようにセットする。
【0028】
ワイヤーペダル46の操作により、ミュートバー35が下がりホンキートンクワイヤー48が弦2本の所は1本に、弦が3本の所は1本に接触するとホンキートンクワイヤー48が接触した弦だけが、振動する長さが少し短かくなり、音か狂ったように聞こえる。図19のようにホンキートンクワイヤーが弦に接触する時、フェルト等の緩衝部材48aが、雑音防止になる。尚アグラフ43からどのくらいの所にホンキートンクワイヤー48を接触させるかは音を聞きながら演奏者の好みによって調整する。
【0029】
ピアノの弦は張力が強く途中で弦の振動を分断するためには、弦に対してホンキートンクワイヤー48を直角に接触させる。尚ホンキートンクワイヤー48は差し支え無い程度で、出来るだけ長い方が効果がある。又図19のようにグラムウェート73を取り付けるとより効果がある。
【0030】
次はハーモニック部図24である。センターレール2の2Gの所に、ハーモニックロッド49を取り付けるための軸受49bをピアノ本体のフレーム47の仕切りに合わせて複数取り付ける。この軸受49bには内側にフェルトを編み込んだクロス49cを貼ってあるため、取り付けたハーモニックロッド49は回転運動が自由に出来る。又つめ付アーム49aの左右に軸受49bを装着。この部分の補強と左右にずれるのを防ぐため。
【0031】
ハーモニックバー50を取り付けるための軸受51を、センターレール2の側面2Gに取り付ける。ピアノのフレーム47の仕切の数だけ、図1の場合はバー50を4ヶ所、それぞれ2ヶ所づつ取り付ける。軸受51の51aの51bはフェルトを編み込んだクロスを貼ってあるためハーモニックバー50は回転運動が自由に出来るようになっている、又最高音部はピアノの弦の場所のため図20のようにハーモニックバー50の軸受51はセンターレール2の下にもぐり込むような形になる。尚、バー50の左右のずれ防止のため固定リング68を図24のように、一つのバーの軸受51の左側は左に、右側は右に、ネジ68aで締め付けるように固定する。
【0032】
ハーモニックバー50には、ピアノの弦の並びに合わせて、穴50cにハーモニックワイヤー50aを差し込む、バー50の反対側につき出た方に、おもり70を差し込んでネジ70aは固定用ハーモニックワイヤー50aにフェルト等の緩衝部材52aを備えたハーモニックブロック52を差し込んで、ネジ50bは固定用。これらを弦の数だけ取り付ける。おもり70とブロク52は場所の移動が自由。おもり70は、ハーモニックバー70のバランスを良くして動きを制御しやすくするためのもので、選択的に取り付けても良い。
【0033】
ハーモニックバー50の動きを制御するため、ハーモニックバーサポート54を取り付けてネジ54aで固定する。一方ハーモニックロッド49にもハーモニックロッドサポート53を取り付けしてネジ53aで固定するサポート53の53bの部分とサポート54の54bの部分はどちらかに切り込みが入るように接触する。切り込みの無い方にフェルト等の緩衝部材を貼り運動の伝達に雑音が出ないようにする。このサポートの連結はフレーム47の仕切りに合わせて取り付けたハーモニックバー50にそれぞれ、1ヶ所か2ヶ所づつ取り付ける。
【0034】
ハーモニックロッド49のピアノ本体の鍵盤側から見て左側にはつめ49aがついていて、ハーモニックペダルワイヤー55aの鉛55bを取り付ける。ペダルワイヤーホース55Eはセンターレール2の2Gに取り付けられたハーモニックワイヤーサポート55dに止められるように取り付ける。ペダルワイヤーサポート55dとハーモニックロッドのつめ49aの間には、ペダルワイヤー55aに巻きつくように、スプリング55cを装着する。
【0035】
ハーモニックペダルワイヤー55は図24の55F部分から図21のペダルワイヤー45の45Iへとつづきもう一台のワイヤーペダル46へ接続する。ハーモニックバー50の動きはワイヤーペダル46の運動量にすべて制御される。
【0036】
ピアノ演奏者は、ワイヤーペダル46の2台目を使用してハーモニック部を操作するピアノの弦の2分の1又は4分の1か8分の1の場所の上にハーモニックブロック52をセットする、これは演奏者の好みで決めるため部分的に使用することも可能である。ピアノの弦を鳴らす時に少し弦42に刺激を与えるようにペダルを踏むと弦42の倍音の部分音が強調されて、普通のピアノとは異なった響きが得られる。尚ハーモニックブロック52の他に、好みで鉄板、木片、ゴム、片等取り付けても良い。
【0037】
次はビブラート部である。センターレール取り付け金具4にはモーターフラワー56取り付けメタル4Fがありここに差し込めるようにアーム6の6a部分を直角に折り曲げるか、直角に下方に取り付けメタル4Fより細めのパイプを装着し4Fに差し込む、モーターフラワーアーム6は取り付けメタルを支点として自由に回転運動が出来る。さらに、アーム6d部分を6bに差し込んで、6cのネジで固定するためアーム6の長さが自由に調節出来る。アーム6の先端6Fの部分にモーターフラワー56を装着する。
尚、アーム6dにアーム6bを差し込むようにしても良い。
【0038】
モーターフラワー56はモーター56aの上に回転テーブル56bを装着し、回転テーブル56bには色々な角度で取り付け出来る穴56cをあけて羽根ワイヤー56dを差し込めるようにする、羽根ワイヤー56dの上先端には色々な形の羽根56Eを取り付ける。モーター56aの回転速度は図30のボリュームペダル57にて制御する57aが下の時は電源が切りの状態で57bの方を少し下げると電源が入りさらに踏み込むと電圧が上がりモーターの回転速度が上がるようになっている。
【0039】
ボリュームペダル57は下に、ゴム等のすべり止め60cが付いていて場所を自由に変えられる又、モーターフラワー56の電気の配線6Eはアーム6の中を通って、アーム6aの所から出るようになっている、図27の電気コード6Eの6F部分が図30ボリュームペダル57の57d部分へと続く。
【0040】
ピアノ演奏者は、ボリュームペダル57を操作してモーター56aを回転させるとピアノの音にビブラートがかかる。羽根56Eの数と形、又モーターフラワーの位置は演奏者の好みで自由に変えられる。
【0041】
次はこのシステムのためのピアノの譜面台である。センターレール取り付け金具4の手前プレート4dに譜面台アーム差し込みホール4Eを備える。譜面台アーム58のパイプ58Kをホール4Eに差し込むと、取り付けホール4Eを支点として譜面台アーム58が回転式に自由に動く。
【0042】
図28で譜面台アーム58は、取り付けサポート58aに、ネジピン58H2本により、取り付けアーム上58Eと取り付けアーム下58dが装着。中間サポートに取り付けアーム上58E、下58dが、ネジピン58Hで取り付ける。中間サポートからさらに2本のネジピンHにて譜面台アームの上58F、下58Gを取り付けて、譜面台サポート58cに2本のネジピンHで、譜面台アームの上58F、下58Gを取り付けける。又、アーム58Eのつめ58Lからアーム58dのつめ58Mまでスプリング58Pを装着し、アーム58Fのつめ58Nからアーム58Gのつめ58Dまでスプリング58Pを装着する。
【0043】
この2本のスプリング58Pが全体の重さに対抗する。ネジピン58Hを必要以上に強く締め付けなくても良い。
【0044】
図29で譜面台59の後側に回転メタル60aを装着する、譜面台サポート60に対して譜面台59の角度を調節してネジ60bで固定する。譜面台サポート60は譜面台アーム58のアーム譜面台サポート58cのホルダー58Iに差し込み、左右の傾きと譜面台59と譜面台サポート58cとの距離を調節してネジ58Jで固定する
【0045】
ピアノ演奏者はこの譜面台59を、自由に移動が可能で、譜面台59の角度と傾きは変わらないのが特長である。
【0046】
ピアノの高音部は図20のようにアグラフ43が無く、その変わりにフレーム47のベアリング部分47aになっているミュートブロック41及びホンキートンクワイヤー48の先端部分の弦に接触する位置を中・低音部と同じように統一性をもたせるために、ワイヤーをベアリング47a側に曲げて、尚かつ、図15、図16のワイヤーガイドホルダー69が必要である。
【0047】
ピアノ高音部のミュートバー35はミュートサポート25の固定ネジ25Eを外しブッシングクロス25Fを装着する。ミュートバー35が回転運動が可能になる。そして両方の、ミュートサポート25のアーム256先端の左右ミュートバー35側は固定リング68を装着、ミュートバーが左右にずれるのを防止する。
【0048】
ワイヤーガイドホルダー69はセンターレール2にネジ69bで固定する、ワイヤーガイドホルダー69の取り付けネジ69のネジ穴69Eは、横に細長いため左右の位置を調節出来る。ワイヤーホール69Gにワイヤーブッシング69dが有これはクロスかプラスチークなど、まさつを押えて雑音が出ないものを使用するワイヤーガイドホルダー69の側面69Fにネジ69Cを装着、センターレール2の側面2Fを押し込むように取り付けられていてセンターレールの側面2Fに穴が無いため強くしめつけるとワイヤーガイドホルダーのワイヤーホール部分が手前の方にゆがむ。又ネジ69Cをゆるめれば奥側へと元るため、ワイヤーホールの前後の調節ネジとなる。そのためワイヤーガイドホルダー69の材質は形状記憶合金がふさわしい。
(実施例2)
【0049】
図34、図35はセンターレール2の取り付け金具の外付用である金具61のうら側61aにフェルトを貼り、譜面台ホルダー8の形に合わせたアダプター金具62のうら側62aにもフェルトを貼る。アダプター金具62を付けて、取り付け金具61をその上からかぶせるように取り付けてネジ穴61bと61cにネジでアダプター金具62を押えつけるように締めつける、フェルトがあるためピアノには傷が付かない、右側も同じくアダプター金具64と取り付け金具63のうら側にフェルトを貼りアダプター金具64を付けて取り付け金具63をその上からかぶせるように取り付けてネジ穴63bと63cよりネジでアダプター金具を押えつけるように締めつけて取り付ける。
【0050】
図36のような譜面台ホルダー66のようにポール66aをコの字状に差し込んであるものはアダプター金具65のようにポールの所に穴65bをあけてうらにフェルトを貼る。そのアダプター金具62を譜面台ホルダー8に付けてその上からかぶせるように取り付け金具61を取り付けてネジ穴61bと61cからアダプター金具62を押えつけるように締めつけて取り付ける
【0051】
譜面台ホルダー7と8が取れない場合あるいは、取りたくない場合はこの方法を使う。
【0052】
次はワイヤー固定リング67であるリングの内側にはゴム67cを貼りホール67bがリングの内側に接触するように開いているネジ67aでワイヤーとミュートバーを固定しリングも同時に固定出来る。
【0053】
図39のようにミュートバー35に、穴を開けなくてもワイヤーの取り付けが可能になる個々の調整が可能で実際の取り付けにはこの様な予備部品が必要になる事が多い。
【0054】
図40のように、ミュートロッド24に直接リンク67を取り付けることも可能である。ここでは高音部のため、ワイヤーガイドホルダー69が必要となる。そのためワイヤーホール69Gの変わりに、ローラー69Hを装着する、ミュートロッド24が回転運動によりリング67に固定されたワイヤー40がローラー69Hに接触しながら下方に動くため、少しづつワイヤー40が曲るのである。ピアノの高音部すべて、この様な状態でもローラー69Hが、曲がるワイヤー40の反発抵抗を緩和してくれる。
【0055】
又、ワイヤーホルダー72付固定リング71を使用すればワイヤーガイドホルダー69のホール69Gを使用出来る。ワイヤーホール72bにワイヤー40又は48を入れてネジaで固定、ピン72dを備えたワイヤーホルダー72,ミュートロッド24に差し込みネジ72aで固定、ピンホール71bとピンホールブッシングクロス71cを備えた、固定リング71。ワイヤーホルダー72のピン72dを固定リング71のピンホール71bに差し込んで、止めネジ又はクギ72Fを取り付けて完成である
【0056】
図19でネジ73aと穴73bを備えたグラムウェート73は、グラム数を標示したおもりで、ミュートワイヤー40又はホンキートンクワイヤー48のミュートバー35の上につき出た部分に差し込んでネジ73aで固定する。これは、実際取り付けてみて好みで使用する。数が多くなれば、全体の重さも重くなるので、サポート25に対するスプリング25Gをすべてのサポート25に付ける必要がある。
【0057】
演奏者の好みで単一の、ミュートブロック41及びホンキートンクワイヤー48の作動方法も必要である。図44のように個別に装着出きる。サポートセット74は本体74aの下にテール74bを装着し、そこにスプリング74cを備えその先に緩衝部材74d付スプリングボタン74Eを装着する。ワイヤーを差し込む穴74Fと、ワイヤー固定ねじ74Mを備えた、ワイヤーホルダー74Gを、サポート先端部分74Hの穴74Iに差し込んでネジ74Lはワイヤーの角度を決めた後に固定するものである。サポート74N部分はサポート本体74aに差し込んで長さを調整できるようになっていてネジ74Kで固定するサポートの穴74Oをミュートロッド24に差し込んで必要な場所にネジ74Jで固定する。
【0058】
単一のサポートセット74は1ヶ所から全体にも取り付け可能である。図45のようにスプリング74cにより、グラムウェート73付、ワイヤーにより、重くなっても、全体のバランスを取り、作動を制御しやすくなる。
【0059】
ミュートロッド24のアーム24aの左右と、ハーモニックロッド49のアーム49aの左右に取り付けた、それぞれ2ヶづつの軸受18、及び軸受49bは補強と左右のずれ防止のためである。そのため、それぞれの軸受のネジ穴を左右に細長く開けておくと、実際の取り付けの時、位置の微調整が出来る。
【0060】
そして、軸受18と49bのブッシングクロス18aと49cの変わりにパッキン75を接着する又、固定リング68も内側にパッキン75を接着する。パッキン75の材質は形がくずれにくく、すべりが良く、金属との接触で雑音が出ないプラスチック製が望ましく、図48及び図50のように、少しはみ出すように接着する。横ずれ防止のため、接触した時に雑音が出なく、すべりが良いため。
【0061】
蓄光剤を混合して作ったコピー用紙76、本発明の譜面台59に必要な楽譜をこのコピー用紙76にコピーすれば暗い所でも演奏が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0054】
(図1)
本発明をグランドピアノに装着した全体図である
(図2)
本発明のセンターレール取り付け金具左側の斜視図である
(図3)
本発明のセンターレール取り付け金具右側の斜視図である
(図4)
本発明のセンターレールの斜視図である。
(図5)
本発明のセンターレールに高圧ガマシリンダー付アームを取り付けた斜視図である
(図6)
本発明の高圧ガスシリンダー付アームを取り付けたセンターレールの平面図である
(図7)
本発明の高圧ガスシリンダー付アームの使用状態を示す正面図である
(図8)
本発明の高圧ガスシリンダー付アームの使用状態を示す斜視図である
(図9)
本発明のセンターレールと他の使用状態を示す断面図である。
(図10)
本発明のミュート部分の左側の拡大斜視図である
(図11)
本発明のミュート部分の1ヶ所後方からの斜視図である
(図12)
本発明のミュート部分の低音部のミュートブロックの斜視図である
(図13)
本発明のミュート部分、ピアノ中音部のミュートブロックの斜視図である
(図14)
本発明のミュート部分、ピアノ高音部のミュートブロックの斜視図である
(図15)
本発明のワイヤーガイドホルダー使用状態の断面図である。
(図16)
本発明のワイヤーガイドホルダー使用状態の斜視図である。
(図17)
本発明のホンキートンク部分、ピアノ中音部の拡大斜視図である
(図18)
本発明のホンキートンク部分の1ヶ所後方からの斜視図である
(図19)
本発明のホンキートンク部分の使用状態を示す断面図である
(図20)
本発明の使用状態を示すピアノ高音部の断面図である
(図21)
本発明のワイヤーペダルの使用状態を示す斜視図である
(図22)
本発明のワイヤーペダルの使用状態を示す側面図である
(図23)
本発明のハーモニック部分のピアノ中低音部分の後方からの斜視図である
(図24)
本発明のハーモニック部分ピアノ低音部後方からの拡大斜視図である
(図25)
本発明のハーモニック部分ハーモニックブロックの正面図である
(図26)
本発明のハーモニック部分ハーモニックブロックの側面図である
(図27)
本発明のビブラート部分全体の斜視図である
(図28)
本発明の譜面台部分全体の正面図である
(図29)
本発明の譜面台の後方からの拡大斜視図である
(図30)
本発明を起動させるためのボリュームペダル斜視図である
(図31)
本発明を起動させるためのボリュームペダルの右側面図である
(図32)
本発明のセンターレール取付金具の応用例のアダプター後方からの斜視図
(図33)
本発明のセンターレール取り付金具の応用例左側である
(図34)
本発明のセンターレール取り付金具応用例の取り付けの左側斜視図
(図35)
本発明のセンターレール取り付け金具応用例の取り付けの右側斜視図
(図36)
本発明のセンターレール取り付け金具応用例の取り付け左側斜視図。
(図37)
本発明応用例ワイヤー固定リングの斜視図。
(図38)
本発明応用例ワイヤー固定リングの左側面図。
(図39)
本発明応用例ワイヤー固定リングの使用状態の斜視図。
(図40)
本発明応用例ピアノの高音部ミュートロッド24に直接ワイヤー固定リング67を取り付けた断面図。
(図41)
本発明ワイヤーホルダー付固定リングの組立て斜視図
(図42)
本発明ワイヤーホルダー付固定リングの正面図
(図43)
本発明ワイヤーホルダー付固定リングの使用状態を示す斜視図
(図44)
本発明単一サポートセットの組立て斜視図
(図45)
本発明単一サポートセットの使用状態を示す斜視図
(図46)
本発明パッキンの斜視図
(図47)
本発明パッキンの軸受18に使用状態を示す斜視図
(図48)
本発明パッキンの軸受18に使用状態を示す、正面図
(図49)
本発明パッキンの固定リング68に使用状態を示す斜視図
(図50)
本発明パッキンの固定リング68に使用状態を示す正面図
(図51)
本発明コピー用紙の斜視図
【付号の説明】
1 ピアノ本体
1a ピアノ鍵盤
2 センターレール
2a センターレール取り付け穴左
2b センターレール取り付け穴右
2c アーム取り付けメタル奥
2d アーム取り付けメタル手前
2E アーム固定ネジ穴
2F センターレール手前側面
2G センターレール奥側面
2H 高圧ガスシリンダー取り付けメタル
3 ピアノ側板
4 センターレール取り付け金具左
4a センターレール取り付け部分
4b 下側折り曲げ部分
4c 金具取り付けネジ
4d 手前プレート
4E 譜面台アーム差し込みホール
4F モーターアーム取り付けホール
5 センターレール取り付け金具右
5a センターレール取り付け部分
5b 下側折り曲げ部分
5c 金具取り付けネジ
6 モーターフラワーアーム
6a アーム取り付け部分
6b アームモーター側
6c 固定ネジ
6d アーム取り付け側
6E 電気の配線
6F ボリュームペダル57側の57dに連結
7 ピアノ譜面台ホルダー右
8 ピアノ譜面台ホルダー左
9 センターレールアーム奥
9a 取り付けメタルピン
10 センターレールアーム手前
10a 取り付けメタルピン
10b アーム固定ネジ穴
10c アーム固定ネジスプリング
11 センターレールアーム固定ネジ
12 センターレールアーム奥、手前、高圧ガスシリンダー、アームヘッド、の取り付けピン
13 アームヘッド
13a 緩衝部材
13b アームヘッド本体
13c アームヘッド取り付け回転土台
14 高圧ガスシリンダー
14a 本体
14b シリンダー部分
15 取り付け球形ピン
16 ピアノの大屋根
17 ピアノの大屋根突揚棒
18 ミュートロッドの軸受
18a ブッシングクロス
18b ネジ
19 ピアノのダンパーワイヤーガイドホルダー
20 ピアノのハンマー
21 ピアノのダンパー
22 ピアノのダンパーワイヤー
23 ピアノのダンパーフェルト
24 ミュートロッド
24a アーム
24b アームのつめ
24c ミュートロッド左端
25 ミュートロッドのサポート
25a サポート本体
25b 差し込み長さ調整部分のアーム
25c サポート固定ネジ
25d 長さ固定ネジ
25E ミュートバー固定ネジ
25F ブッシングクロス
25G スプリング
25H 緩衝部材
26 ピアノの鍵盤蓋
27 ピアノのチューニングピン
28 ピアノの大屋根蝶番
29 ピアノの大屋根突揚棒受皿
30 ピアノの大屋根手前
31 ピアノの響板
32 ピアノの拍子木右
33 ピアノの拍子木左
34 ピアノのカギ穴
35 ミュートバー
35a ワイヤー固定ネジ
35b ワイヤー差し込み穴
36 ピアノの低音部の駒
37 ピアノのフレームのボルト
38 ピアノのフレームの穴
39 ピアノの駒ピン
40 ミュートワイヤー
41 ミュートブロック
41a 固定ネジ
41b フェルト又は緩衝部材
42 ピアノの弦
42a アグラフ又はベアリングから駒までの間で実際鳴る所
43 ピアノのアグラフ
44 ピアノの中、高音部の駒
45 ペダルワイヤー
45a ワイヤー
45b ワイヤー端の鉛
45c スプリング
45d ワイヤーサポート
45E ワイヤーサポートのつめ
45F ワイヤーホース
45G ワイヤーホースナット
45H ワイヤーホーススクリュー
45I 45Iから45Jに連結
45J 45Jから45Iに連結
46 ワイヤーペダル
46a 取り付けメタル
46b 取り付けピン
46c バネ取り付けピン
46d ペダル台
46E ペダルカバー
46F ペダル高さ調整ネジ
46G ペダル深さ調整ネジ
46H 緩衝部材
46I スクリューサポート
46J つめ
46K ワイヤーホースホルダー
46L バネ
46M 緩衝部材
46N すべり取め部材
46O 円盤溶接ナット
47 ピアノのフレーム
47a ピアノのフレームのベアリング部分
48 ホンキートンクワイヤー
48a 緩衝部材
49 ハーモニックロッド
49a つめ付アーム
49b 軸受
49c ブッシングクロス
49d ネジ
50 ハーモニックバー
50a ハーモニックワイヤー
50b ワイヤー固定ネジ
50c ワイヤー差し込み穴
51 ハーモニックバー軸受
51a 先端部分
51b ブッシングクロス
51c ネジ
52 ハーモニックブロック
52a 緩衝部材
52b 固定ネジ
53 ハーモニックロッドサポート
53a 固定ネジ
53b 先端部分
54 ハーモニックバーサポート
54a 固定ネジ
54b 先端部分緩衝部材付
55 ハーモニックペダルワイヤー
55a ワイヤー
55b ワイヤー先端の鉛
55c スプリング
55d サポート
55E ワイヤーホース
55F 55Fからペダル46側の45Iに連結
56 フラワーモーター
56a モーター
56b 回転テーブル
56c ワイヤー差し込み穴
56d 羽根ワイヤー
56E 羽根
57 ボリュームペダル
57a ペダル手前部分
57b ペダル奥部分
57c すべり止めボタン
57d モーターアーム6の配線6Fに連結
58 譜面台アーム
58a 取り付けサポート
58b 中間サポート
58c 譜面台サポート
58d 取り付けアーム下
58E 取り付けアーム上
58F 譜面台アーム上
58G 譜面台アーム下
58H アーム取り付けネジピン
58I 譜面台ホルダー
58J ホルダー固定ネジ
58K アーム取り付け、差し込みパイプ
58L 取り付けアーム上のつめ
58M 取り付けアーム下のつめ
58N 譜面台アーム上のつめ
58O 譜面台アーム下のつめ
58P アームスプリング
59 譜面台
60 譜面台サポート
60a 回転メタル
60b 固定ネジ
61 外付用センターレール取り付け金具左
61a 内側緩衝部材
61b 固定ネジ穴奥
61c 固定ネジ穴手前
62 アダプター金具左
62a 内側緩衝部材
63 外付用センターレール取り付け金具右
63a 内側緩衝部材
63b 固定ネジ穴奥
63c 固定ネジ穴手前
64 アダプター金具右
64a 内側緩衝部材
65 アダプター金具応用形
65a 内側緩衝部材
66 ピアノのポール式譜面台ホルダー
66a ポール
67 ワイヤー固定リング
67a ワイヤーとリング同時固定ネジ
67b ワイヤーホール
67c ゴムのようなすべり止め部材
68 固定リング
68a ネジ
69 ワイヤーガイドホルダー
69a ワイヤーガイドホルダー先端部分
69b ワイヤーガイドホルダー固定ネジ
69c ワイヤーガイドホルダー前後調整ネジ
69d ワイヤーブッシング
69E ワイヤーガイドホルダー左右調整穴
69F ワイヤーガイドホルダー側面部分
69G ワイヤーホール
69H ローラー
70 おもり
70a ネジ
71 固定リング
71a ネジ
71b ピンホール
71c ピンホールブッシングクロス
72 ワイヤーホルダー
72a ネジ
72b ホール
72c ワッシャー
72d ピン
72E ピンネジ穴
72F 取めネジ又はクギ
73 グラム.ウェート
73a ネジ
73b 穴
74 単一用サポート
74a 本体
74b テール
74c スプリング
74d 緩衝部材
74E ボタン
74F ワイヤーホール
74G ワイヤーホルダー
74H 先端部分
74I 穴
74J 固定ネジ
74K 長さ調整固定ネジ
74L ワイヤー前後固定ネジ
74M ワイヤー固定ネジ
74N 長さ調整差し込み部分のアーム
74O 本体の穴
75 パッキン
76 コピー用紙
【図1】

【図2】

【図3】

【図4】

【図5】

【図6】

【図7】

【図8】

【図9】

【図10】

【図11】

【図12】

【図13】

【図14】

【図15】

【図16】

【図17】

【図18】

【図19】

【図20】

【図21】

【図22】

【図23】

【図24】

【図25】

【図26】

【図27】

【図28】

【図29】

【図30】

【図31】

【図32】

【図33】

【図34】

【図35】

【図36】

【図37】

【図38】

【図39】

【図40】

【図41】

【図42】

【図43】

【図44】

【図45】

【図46】

【図47】

【図48】

【図49】

【図50】

【図51】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
モーターフラワーアーム6差し込みホール4Fと譜面台アーム58差し込みホール4Eを備えた取り付け金具4をグランドピアノの譜面台ホルダー左7を外しその下左側面に取り付ける右側は同じく譜面台ホルダー右8を外しその下右側面に取り付け金具5を取り付ける。
【請求項2】
アーム取り付けメタル奥2Cと手前2d又、高圧ガスシリンダー取り付けメタル2Hとアーム固定ネジ穴を備えたセンターレール2を取り付け金具4の4a部分にセンターレール2の左ネジ穴2a部分をネジ止めし、右側取り付け金具5の5a部分にセンターレール2のネジ穴2b部分をネジ止めで取り付ける。
【請求項3】
アーム奥9をセンターレール2のメタル2Cにピン9aで取り付ける。アーム固定ネジ穴10と固定ネジスプリング10Cを備えたアーム手前10をセンターレール2のメタル2dにピン10aで取り付ける。高圧ガスシリンダー14をセンターレール2のメタル2Hに球形ピン15で取り付ける緩衝部材13aを接着し回転土台13cを備えたアームヘッド13を、アーム9、10の右端12高圧ガスシリンダー14もまとめてピン12によって取り付ける。
【請求項4】
ブッシングクロス18aを備えた軸受18複数によりセンターレール2の側面2Fに取り付けたシュートロッド24はアーム24aとつめ24bを備え、長さ調整アーム25bと一部12ブッシングクロス25Fを備えたサポート25を複数取り付ける。シュートバー35は穴35bとネジ35aを備え、サポート252本により制御されシュートバー35はピアノのフレームの仕切の数だけ取り付ける。サポート25に緩衝部材25Hセンターレール2の2Fにサポート25に対するスプリング25G.
【請求項5】
シュートワイヤー40の下先端にフェルト41bを接着したシュートブロック41を取り付けてネジ41aで固定する、シュートバー35の穴35bに差し込みネジ35aで取り付けるシュートブロック41は低音用図12中音用図13高音用図14とだんだん小さくなる、
【請求項6】
ホンキーハンクワイヤー48は下先端にフェルトのような緩衝部材48aを備えている。
シュートバー35のシュートワイヤー40と取り替えて使用する。ピアノの弦3本の所は左右どちらか1本に低音部で2本の所は左右どちらか1本に弦が1本のところは無し、ホンキートンクワイヤー48を圧接離間を選択的に又弦に対する押圧力も調整可能である。シュートワイヤー40とホンキートンクワイヤー48はピアノの弦42に対して直角にセットするのが特ちょうである。
【請求項7】
ワイヤー45aの両端に鉛45bを接着し、ホース45Fに差し込んだペダルワイヤー45の鉛をシュートロッド24のアーム24aのつめ24bにひっかけてホース45Fをセンターレール2の2Fに取り付けたサポート45dにホース45Fを止めてつめ24bとサポート45dの間のワイヤー45aに巻きつくようにスプリング45cを装着する.
【請求項8】
すべり止め46Nを接着した台46dに2本の取り付けメタル46aにピン46bにより取り付けたペダル46はピン46cで取り付けたスプリング46Lを設け、ペダルスクリューサポート46Iをペダル46の後下側に取り付ける、ペダル高さ調整ネジ46Fをペダル46の後に取り付けてネジ46の下先端に円盤溶接ナット460を装着スクリューサポート46Iにフェルト46Mにナット460が接触するようになっている、ペダル46の後側のネジ46Fのさらに後側にネジ46Gより大きめの穴を開けてその回りにフェルト46Hを接着する、ネジ46に大きめのワッシャーを接着してペダル46の穴からその下のスクリューサポート46Iに取り付ける。スクリューサポート46Iにつめ46Jを備えるこのペダル46に接続するワイヤーはつめ46J鉛45bをひっかけてホースホルダー461xの所にホーススクリュー45Hを止めてホースナット45Gでワイヤー45aの長さを調整する。このペダル46の動作がシュートロッド24及びハーモニックロッド49の運動を制御する.
【請求項9】
センターレール2の側面2Gにつめ付アーム49aを備えたハーモニックロッド49をブッシングクロス49Cを備えた軸受49b複数で取り付ける、軸受49bの場所はピアノのフレーム4つの仕切部分の上が望ましい。フェルト52aを備えたハーモニックブロック52をネジ52bで取り付けたハーモニックワイヤー50aをハーモニックバー50のホール50cに差し込んでネジ50bで固定する。これをピアノの弦42に沿うように又、ピアノの弦42の数だけ取り付けたハーモニックバー50はピアノのフレームの仕切りに合わせて複数に分けて、ハーモニックバー501本に対してブッシングクロス51bを備えた軸受51を2本か3本づつでセンターレール2の2Gの所に取り付ける.ハーモニックロッドサポート53をハーモニックバー50の数だけハーモニックロッド49にネジ53aで固定し、ハーモニックバーサポート54も、ハーモニックバー50にそれぞれネジ54aで固定する.ハーモニックロッドサポート53の先端53bとハーモニックバーサポート54の先端54bはどちらかに切り込みを入れて、切り込みの無い方に雑音防止の為の緩衝部材を接着し53bと54bが接着するように調整取り付けする、これがハーモニックロッド49からハーモニックバー50への運動の伝達となるさらに、アーム49aのつめに鉛55bをひっかるように取り付ける.ハーモニックペダルワイヤー55a、又ワイヤーホース55Eをワイヤーサポート55dに止めて、アーム49a、ワイヤーサポート55dの間のワイヤー55aに巻きつくようにスプリング55cを取り付ける。ハーモニックバー50のホール50に差し込んだハーモニックワイヤー50aが反対側につき出た部分におもり70を差し込むネジ70aで固定これは、選択的に取り付けても良い。
【請求項10】
モーター56aに回転テーブル56bを装着回転テーブルに複数の穴56Cか有羽根56Eを付けたワイヤー56dを複数差し込む、モーターアーム6の6Fにモーターaを装着、アーム6bにアーム6dを差し込み長さを調整し、ネジ6cで固定アーム6b部分が直角で下に曲けるか、直角で下にパイプを装着しセンターレール取り付け金具4のメタル4Fに差し込む モーター56aの電線はアーム6の中を通り6a部分より出るようにしてボリュームペダル57に接続する、ボリュームペダル57は、踏み込むと電源が入りさらに踏み込むと電圧が上がり、又元にもどすと電源が切れる.モーター56aはボリュームペダル57に制御される.
【請求項11】
譜面台59の後側に回転メタル60aを装着サポート60にネジ60bで角度調整して固定アーム58のサポート58cのホルダー58Iにサポート60を差し込み長さと左右の傾きを調整してネジ58Jで固定、サポート58Cに2本のピン58Hで取り付けたアーム58Fと58Gは中間サポート58bにピン58H2本でそれぞれ取り付け、さらにサポート58bにもう2本のピン58Hによりアーム58Eと58dを取り付けサポート58aにピン58H2本で取り付ける.サポート58aの下にパイプ58Kを装着し、センターレール取り付け金具4の差し込みホール4Eに差し込む。アームEのつめ58Lからアーム58dのつめ58Mまでスプリング58Pを装着し、アーム58Fのつめ58Nからアーム58Gのつめ58oまでスプリング58Pを装着
【請求項12】
ピアノ高音部用ワイヤーガイドホルダー69、取り付けネジ穴69Eは横に細長いワイヤーホール69Gにクロスかプラスチックのブッシング69dを装着側面69上に押さえネジ69Cを備えるワイヤーガイドホルダー69の材質は形状記憶合金。尚ワイヤーホール69Gをローラー69Hに変更可能。
【請求項13】
ブッシングクロス付き軸受により回転運動が自由になったバーの左右ずれ防止のための固定リング68。ネジ68aて締め付けるように固定。
【請求項14】
センターレール2の取り付け金具外付用左61でそのうら側61aにフェルトを貼るアダプター金具62でうら側62aにもフェルトを貼る。右側金具63。そのうら側にフェルト貼り、アダプター金具64、そのうら側にもフェルトを貼る、ピアノの譜面台ホルダー左右にアダプター金具62と64を取り付けて金具61と63をそれぞれかぶせるように取り付けてネジ穴61bと61c又ネジ穴63bと63cからアダプター金具62と64を押さえつけるようにネジで締めて取り付ける.金具61にはホール4Fとホール4Eが付いている。
【請求項15】
ワイヤー固定リング67内側にゴムのようなすべ止め67Cを装着.ホール67bがリングの内側に接触するように開いていてネジ67aワイヤーとシュートバー35とリング67自身を同時に固定
【請求項16】
ワイヤーホルダー72付固定リング71。ネジ72a、ホール72b、ワッシャー72C、ピン72d、ピンネジ穴72E、取めネジ又はクギ72Fを備えた、ワイヤーホルダー72を、ネジ71aと、ピンホール71bと、ピンホールブッシングクロス71Cを備えた固定リング1を図41のように組み立てる。
【請求項17】
ネジ73aと穴73bを備えたグラムウェート73、シュートワイヤー40又はホンキートンクワイヤー48のシュートバー35の上につき出た部分に差し込んでネジ73aで固定する。
【請求項18】
ワイヤー差し込み穴74Fとワイヤー固定ネジ74Mを備えたワイヤーホルダー74Gを、固定ネジ74Lを備えた先端74Hの穴74Iに差し込んで固定ネジ74Kで取り付けたサポート74Nはサポート本体74aに差し込むように取り付けてあるため長さが調整可能。サポート本体74aの下に、緩衝部材74d付ボタン74Eを備えたスプリング74Cを装着したテール74bを装着し穴74Oをシュートロッド24に差し込んで必要な場所にネジ74Jで固定する、単一用サポート74。
【請求項19】
横ずれ防止に使用する軸受18及び49bと固定リング68の内側図48と図50のようにはみ出すように接着するパッキン75。
【請求項20】
畜光剤を混合して作ったコピー用紙。

【公開番号】特開2006−23697(P2006−23697A)
【公開日】平成18年1月26日(2006.1.26)
【国際特許分類】
【公開請求】
【出願番号】特願2004−322922(P2004−322922)
【出願日】平成16年9月27日(2004.9.27)
【出願人】(503264190)