説明

ピリジン化合物及びその有害生物の防除用途

【課題】有害生物の防除に優れた効力を有する化合物等を提供すること。
【解決手段】本発明は、式(I)で表されるピリジン化合物(式中、R1はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基等を表し、mは1〜5の整数を表し、Aは単結合、酸素原子、硫黄原子等を表し、R2はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基等を表わす。);該ピリジン化合物を有効成分として含有することを特徴とする有害生物防除剤;および、該ピリジン化合物を有害生物又は有害生物の生息場所に施用することを特徴とする有害生物の防除方法を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)

〔式中、R1はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキルチオ基、ニトロ基、シアノ基又はハロゲン原子を表し、
mは1〜5の整数を表し、
Aは単結合、酸素原子、硫黄原子、NR10、CH2又はCH2Oを表し、
10はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C7アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C7アルキニル基、C2−C7アルコキシアルキル基、シアノメチル基又は水素原子を表し、
2はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基、シアノメチル基、群αから選ばれる基で置換されていてもよい(C3−C7シクロアルキル)メチル基、群βから選ばれる基で置換されていてもよいベンジル基又は水素原子を表すか、或いは
下記のQ1〜Q5のいずれかの基

(式中、R4は水素原子、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基又は群αから選ばれる基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基を表し、
5及びR6は同一又は相異なっていてもよく、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC3−C7アルケニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルコキシ基、群αから選ばれる基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基を表すか、或いは
5、R6及びこれらが結合している窒素原子とが一緒になって、群αから選ばれる基で置換されていてもよいピロリジン−1−イル基、群αから選ばれる基で置換されていてもよいピペリジノ基、群αから選ばれる基で置換されていてもよいヘキサメチレンイミン−1−イル基、群αから選ばれる基で置換されていてもよいモルホリノ基又は群αから選ばれる基で置換されていてもよいチオモルホリン−4−イル基を表し、
7はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基、群βから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基、群βから選ばれる基で置換されていてもよいベンジル基又は群αから選ばれる基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基を表し、
8はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基、群βから選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基又は群αから選ばれる基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基を表し、
9はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基又は水素原子を表す。)
を表し、
3はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7アルコキシ基、群αから選ばれる基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基、群αから選ばれる基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルコキシ基又はハロゲン原子を表し、
nは0〜3の整数を表す。

群α:ハロゲン原子、C1−C7アルキル基及びC1−C7ハロアルキル基からなる群。
群β:ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1−C7アルキル基、C1−C7ハロアルキル基、C1−7アルコキシ基及びC1−C7ハロアルコキシ基からなる群。〕
で示されるピリジン化合物。
【請求項2】
式(I)において、少なくとも一つのR1がC1−C7ハロアルキル基又はC1−C7ハロアルコキシ基である請求項1記載のピリジン化合物。
【請求項3】
式(I)において、少なくとも一つのR1がC1−C3フルオロアルキル基又はC1−C3フルオロアルコキシ基である請求項1記載のピリジン化合物。
【請求項4】
式(I)において、R1がベンゼン環上の2位又は3位に位置する請求項2又は3記載のピリジン化合物。
【請求項5】
式(I)において、nが0である請求項1〜4のいずれか一項記載のピリジン化合物。
【請求項6】
式(I)において、R2が水素原子である請求項1〜5のいずれか一項記載のピリジン化合物。
【請求項7】
請求項1〜6のいずれか記載のピリジン化合物を有効成分として含有することを特徴とする有害生物防除剤。
【請求項8】
有効量の請求項1〜6のいずれか記載のピリジン化合物を有害生物又は有害生物の生息場所に施用することを特徴とする有害生物の防除方法。

【公開番号】特開2010−100611(P2010−100611A)
【公開日】平成22年5月6日(2010.5.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−216959(P2009−216959)
【出願日】平成21年9月18日(2009.9.18)
【出願人】(000002093)住友化学株式会社 (8,981)
【Fターム(参考)】