説明

ファクシミリ制御装置

【課題】省エネCPUを用いずに、省エネルギーモードおよび省エネルギーモードからの復帰を実現する。
【解決手段】ファクシミリ制御装置は、主制御部(CPU6)と、第1切替部(スイッチ13、14、15)と、検出回路(リンギング信号検出回路12)とを備える。主制御部は、省エネルギーモード時に電力供給が停止される。第1切替部は、主制御部に対する電力供給のオンオフを切り替える。検出回路は、公衆回線から入力される入力信号を検出すると第1切替部をオンにするスイッチ制御信号を出力する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ファクシミリ制御装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ファックスコントロールユニット(FCU)の消費電力低減のため、消費電力の高い中央演算装置(CPU(主制御部))、モデムおよび二次側回路の電力供給をほとんど停止し、その代用として省エネ用CPUを設ける技術が知られている。この技術では、電話回線からリンギングがあった場合は、リンギング信号をまず省エネCPUに入力させ、省エネCPUからモデムに割込み信号を入れることで、モデムや二次側回路を復帰させる。
【0003】
しかし、今までの省エネ方式では、結局省エネCPUが電力を消費するという問題、および、省エネCPUを設けなければならず、コストアップするという問題があった。また、モデム、二次側回路、および主制御部それぞれに対して省エネから復帰させるため、省エネCPUからの割込み信号を検出する部分に対しては、依然として電力を供給し続ける必要があり、やはり電力を消費してしまう問題があった。
【0004】
例えば、特許文献1には、FCUの消費電力を削減する目的で、省エネCPUを別途設けて、モデム、二次側回路、および主制御部の電力を停止する方法が開示されている。しかしながら、省エネCPUが電力を消費する問題や、別途省エネCPUを設けることでコストアップするという問題は解決できていない。また、モデム、二次側回路、および主制御部それぞれに対して省エネから復帰させるため、省エネCPUからの割込み信号を検出する部分に対しては、依然として電力を供給し続ける必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、省エネCPUを用いずに、省エネルギーモードの実現および省エネルギーモードからの復帰が可能なファクシミリ制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、省エネルギーモード時に電力供給が停止される主制御部と、前記主制御部に対する電力供給のオンオフを切り替える第1切替部と、公衆回線から入力される入力信号を検出すると前記第1切替部をオンにするスイッチ制御信号を出力する検出回路と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、省エネCPUを用いずに、省エネルギーモードの実現および省エネルギーモードからの復帰が可能なファクシミリ制御装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本実施形態のFAXコントローラボードのブロック図である。
【図2】リンギング信号検出回路のブロック図である。
【図3】フォトカプラの機能を示す波形図である。
【図4】フリップフロップの入出力関係を表した図である。
【図5】ゲートアレイを用いて実現したリンギング信号検出回路のブロック図である。
【図6】FPGAを用いて実現したリンギング信号検出回路のブロック図である。
【図7】他の実施形態のFAXコントローラボードのブロック図である。
【図8】極性反転検出回路の構成例を示すブロック図である。
【図9】他の実施形態のFAXコントローラボードのブロック図である。
【図10】従来のFAXコントローラボードのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本実施形態は、モデム、二次側回路、および主制御部の電源制御に際して、少なくとも以下の特徴を有する。
【0010】
本実施形態では、省エネCPUを用いてリンギング信号を検出するのではなく、フリップフロップのような簡単な論理回路(CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)ロジックなど)を使ってリンギング信号を検出する。また、本実施形態では、リンギング信号を検出した場合に、モデム、二次側回路、および主制御部などのデバイスに割込みを入力させるのではなく、各デバイスの電源に実装したスイッチを制御することにより各デバイスの電源のオンオフを制御する。本実施形態の特徴について、図面を参照して詳細に解説する。
【0011】
本実施形態との対比のため、最初に図10を参照する。図10は、従来のFAXコントローラボードのブロック図である。
【0012】
従来のFAXコントローラボード100は、一次側回線制御デバイス2、二次側回線制御デバイス4、モデム5、CPU6、および省エネCPU10等を備えている。また、FAXコントローラボード100は、公衆回線3と接続し、FAX送受信を行う。
【0013】
一次側回線制御デバイス2は、公衆回線3に接続されており、公衆回線3からの局給電を使って動作する。また、一次側回線制御デバイス2は、リンギング信号検出回路11を備えている。リンギング信号検出回路11は、公衆回線3に接続されており、公衆回線3上のリンギング信号の有無を検出する。
【0014】
二次側回線制御デバイス4は、モデム5が接続される。モデム5は、スキャナ7で読み取られたデジタル画像情報やCPU6から入力される各種プロトコル信号を、公衆回線3上に送信するために、アナログ信号に変調する。また、モデム5は、相手先から公衆回線3を介して送られるアナログ信号である画像情報や各種プロトコル信号を復調してデジタル信号に変更する。プロッタ8は、このデジタル信号に基づいて、感熱紙や普通紙等に画像を形成する。
【0015】
操作部9は、テンキー、スタートキー、ワンタッチキーおよびファンクションキー等の各種操作キーを備えるとともに、例えば液晶ディスプレイ等のディスプレイ(表示部)を備える。操作キーからは、送信操作等の各種命令が入力される。CPU6は、入力されるキー操作の内容を取得する。
【0016】
FAXコントローラボード100は、ファックスコントロールユニット(FCU)とも呼ぶ。FAXコントローラボード100、スキャナ7、プロッタ8、および操作部9を含めた装置全体が省エネ状態に入るとき、二次側回線制御デバイス4、モデム5、CPU6、スキャナ7、プロッタ8、および操作部9の電力供給(電源供給)を停止ないし低減する。そして、リンギング信号検出回路11は、リンギング信号を検出したとき、検出したリンギング信号を、まず、省エネCPU10に入力する。このとき、省エネCPU10は、割込み信号を二次側回線制御デバイス4、モデム5、およびCPU6に入力し、省エネ状態から復帰させる。したがって、従来のFAXコントローラボード100では、割込み信号を受ける二次側回線制御デバイス4、モデム5、およびCPU6は、通常時よりは少ないながらも依然として電力の供給を受ける必要がある。また、省エネCPU10自体が電力を消費してしまう。また、省エネCPU10を新たに設けることによるコストアップも生じる。
【0017】
図1は、本実施形態のFAXコントローラボード1の構成例を示すブロック図である。図10と同様の機能を備える構成部には同じ符号を付し、説明を省略する。本実施形態のFAXコントローラボード1は、従来のFAXコントローラボード100に備えられたリンギング信号検出回路11とは別に、リンギング信号検出回路12を備えている。また、二次側回線制御デバイス4、モデム5、およびCPU6の電源には、それぞれ各電源を制御するスイッチ(SW)13、14、および15が備えられる。なお、本実施形態では、省エネCPU10を備える必要はない。また、スイッチ13、14、および15のうち、いずれか2つ以上を共通化し、電力の供給先の回路等の個数より少ない個数のスイッチを用いるように構成してもよい。
【0018】
スイッチ13、14、15は、スイッチ制御信号S4によってオン/オフ制御される。例えば、スイッチ13、14、15は、スイッチ制御信号S4がLowのときオンされ、Highのときオフされる。スイッチ制御信号S4は、AND回路であるロジック18(ANDゲート)の出力信号である。
【0019】
スイッチ13、14、15は、省エネ復帰信号S1および電源オンオフ制御信号S5のいずれか一方がLowのときオンされ、省エネ復帰信号S1および電源オンオフ制御信号S5が共にHighのときオフされる。スイッチ13、14、15は、CPU6によって、通常時はオンになっている。すなわち、省エネルギーモード時ではない通常時には、CPU6は、電源オンオフ制御信号S5としてLowを出力する。ある一定時間以上、操作部9上で操作がなく、また、公衆回線3からリンギング信号が検出されなかった場合、CPU6は電源オンオフ制御信号S5としてHighを出力することにより、スイッチ13、14、15をオフにする。これにより、FAXコントローラボード1は、省エネルギーモードに移行する。FAXコントローラボード1が省エネルギーモードになると、CPU6の電源が落ちる。このため、CPU6の出力はハイインピーダンスになるが、電源オンオフ制御信号S5の信号線はプルアップされており(図示せず)、電源オンオフ制御信号S5はHighを維持する。
【0020】
その後、リンギング信号検出回路12は、公衆回線3からリンギング信号を検出した場合、省エネ復帰信号S1をLowにする。これによりスイッチ13、14、15がオンとなる。そして、モデム5、二次側回線制御デバイス4、およびCPU6が立ち上がり、通常通りのFAX受信が開始される。リンギング信号検出回路12は、例えばフリップフロップ等のCMOSロジックで構成される。CMOSロジックの消費電力は数uW程度であり、省エネCPUの消費電力の1/10程度で済ませることができる。
【0021】
図2は、リンギング信号検出回路12の構成例を示すブロック図である。図2に示すように、リンギング信号検出回路12は、フォトカプラ17と、フリップフロップ16とを備えている。フォトカプラ17は、公衆回線3に接続される。フリップフロップ16は、フォトカプラ17の出力とCPU6とによって制御され、省エネ復帰信号S1を出力する。
【0022】
図3は、フォトカプラ17の機能を示す波形図である。公衆回線3から呼出信号(リンギング信号)が検出されると、TIP−RING間では、図3のTIP−RING間電圧として示す波形が、フォトカプラ17の発光部に入力される。フォトカプラ17の受光部は、発光部が発光すればオンされ、発光しなければオフされる。受光部がオンされれば、GNDに接続されるので、フォトカプラ出力信号S2はLowになる。受光部がオフされれば、電源電圧Vccによってプルアップされているので、フォトカプラ出力信号S2はHighになる。そのため、フォトカプラ出力信号S2は、図3のような波形になる。
【0023】
図4は、フリップフロップ16の入出力関係を表した図である。データには、フォトカプラ出力信号S2が接続される。データは、FAXコントローラボード1の通常時はHighであり、省エネルギーモード時もリンギング信号が公衆回線3から入力されなければHighである。データは、リンギング信号が入力されると、HighおよびLowを繰り返す。出力イネーブルには、CPU6から出力されたフリップフロップ制御信号S3が接続される。ラッチイネーブル信号には、フォトカプラ出力信号S2を反転した信号が入力される。出力データは、省エネ復帰信号S1に接続される。省エネ復帰信号S1により、スイッチ13、14、15が制御される。
【0024】
次に、フリップフロップ16の動作について説明する。FAXコントローラボード1がスタンバイのとき(通常時)、CPU6は、フリップフロップ制御信号S3を常にHighにしておく。このため、フリップフロップ16の出力である、省エネ復帰信号S1は無効になる。
【0025】
FAXコントローラボード1が省エネルギーモードになると、CPU6の電源が落ちる。このため、CPU6の出力はハイインピーダンスになるが、フリップフロップ制御信号S3上でプルダウンしているため、フリップフロップ制御信号S3はLowになる。すると、フリップフロップの出力イネーブルがアサートされ、省エネ復帰信号S1の出力が開始される。省エネルギーモード時も、公衆回線3からリンギング信号が入力されなければ、フリップフロップ16のデータはHighが入力され、出力データにもHighが出力される。
【0026】
公衆回線3からリンギング信号が入力されると、データは、図3および図4の通りHighおよびLowを繰り返す信号になる。ラッチイネーブル信号は、データを反転した信号である。このため、データがLowのときは、ラッチイネーブルはHighになり、出力データとしてデータ信号がそのまま出力される。すなわち、出力データとしてLowが出力される。データがHighのときは、ラッチイネーブルはLowになるため、出力データとして、1つ前のデータ、すなわちLowが出力され続ける。
【0027】
そのため、1度リンギング信号が入力されると、出力データはずっとLowになり続ける。そして、モデム5、二次側回線制御デバイス4、およびCPU6に電力供給が開始され、モデム5、二次側回線制御デバイス4、およびCPU6の動作が開始する。動作が開始したら、通常通り、一次側回線制御デバイス2のリンギング信号検出回路11が検出したリンギング信号を二次側回線制御デバイス4が受けて、FAX受信を開始する。またCPU6は、フリップフロップ制御信号S3をHighにしてフリップフロップ16の出力を停止する。
【0028】
このようにして、本実施形態に係るFAXコントローラボード1は、省エネCPUを用いないで、少なくとも主制御部(CPU6)の電源をオフにする省エネルギーモードを実現する。また、公衆回線3からリンギング信号が入力されたとき、省エネルギーモードから復帰することができる。
【0029】
したがって、省エネCPU10を備える図10のような従来の方法に比べて、省エネCPU10に電力を供給する必要がなく、さらなる省電力が可能となる。また、主制御部と電源の間にスイッチを設けて省エネルギーモード時には電力を供給しない構成であるので、さらなる省電力が可能となる。また、主制御部のみならず、モデム5や二次側回線制御デバイス4にも電源との間にスイッチを設けて省エネルギーモード時には電力供給を絶つ構成であるので、さらなる省電力が可能となる。
【0030】
なお、本実施形態では、リンギング検出を行い、検出した場合に、モデム、二次側回路、主制御部の電源のスイッチをオンにする論理回路としてCMOSロジックを用いた。論理回路はこれに限られるものではなく、ゲートアレイやFPGA(Field-Programmable Gate Array)を用いて実現してもよい。図5は、ゲートアレイを用いて実現したリンギング信号検出回路12−2の構成例を示すブロック図である。また、図6は、FPGAを用いて実現したリンギング信号検出回路12−3の構成例を示すブロック図である。リンギング信号検出回路12−3は、フリップフロップ16と同様の機能をFPGA16−3で実現する。
【0031】
また、上記実施形態の構成に加えて、さらに極性反転検出回路19を備えてもよい。図7は、極性反転検出回路19をさらに備えるFAXコントローラボードの構成例を示すブロック図である。図7に示すようにFAXコントローラボード1−2は、極性反転検出回路19をさらに備えている。このような構成により、公衆回線3からのリンギング信号だけでなく、極性反転にも備えることが可能になる。極性反転検出回路19は、公衆回線3からの入力信号として極性反転を表す極性反転信号を検出する。極性反転検出回路19は、公衆回線3から極性反転を検出した場合、出力信号S6としてLowをロジック18に出力する。図8は、極性反転検出回路19の構成例を示すブロック図である。図8に示すように、極性反転検出回路19は、フォトカプラ17−2を備えている。
【0032】
なお、図7でリンギング信号検出回路12を備えず、極性反転検出回路19の出力信号と、CPU6が出力する電源オンオフ制御信号S5のみをロジック18に入力するように構成してもよい。これにより、極性反転の検出に応じて省エネルギーモードからの復帰を制御することが可能になる。また、このような構成であれば、リンギング信号検出回路12と比較して簡単な構成の極性反転検出回路19を用いることができるため、装置全体の構成を簡略化し、コストを低減することが可能となる。
【0033】
図9は、極性反転検出回路19を備えるFAXコントローラボードの他の構成例を示すブロック図である。図9に示すように、FAXコントローラボード1−3は、極性反転検出回路19に加えて、OR回路20を備えている。OR回路20は、省エネ復帰信号S1および出力信号S6が共にLowのときにLowを出力する。OR回路20により、リンギング検出回路12と極性反転検出回路19の両方の出力がLowにならないとスイッチ制御信号S4がLowにならない。通常の状態では、リンギング信号が入力される直前に極性反転が起きる。図9の構成によれば、このような通常の状態にならない限り、スイッチ制御信号S4はLowにはならない。このため、雷ノイズ等のノイズが発生し、例えばリンギング信号および極性反転信号のいずれか一方のみがLowとなった場合であっても、スイッチ制御信号S4がLowにはならない。すなわち、図9の構成によればノイズの影響を低減することが可能となる。
【符号の説明】
【0034】
1 FAXコントローラボード
2 一次側回線制御デバイス
3 公衆回線
4 二次側回線制御デバイス
5 モデム
6 CPU
7 スキャナ
8 プロッタ
9 操作部
10 省エネCPU
11 リンギング信号検出回路
12 リンギング信号検出回路
13、14、15 スイッチ(SW)
16 フリップフロップ
17 フォトカプラ
18 ロジック
19 極性反転検出回路
S1 省エネ復帰信号
S2 フォトカプラ出力信号
S3 フリップフロップ制御信号
S4 スイッチ制御信号
S5 電源オンオフ制御信号
【先行技術文献】
【特許文献】
【0035】
【特許文献1】特許第3850214号公報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
省エネルギーモード時に電力供給が停止される主制御部と、
前記主制御部に対する電力供給のオンオフを切り替える第1切替部と、
公衆回線から入力される入力信号を検出すると前記第1切替部をオンにするスイッチ制御信号を出力する検出回路と、
を備えるファクシミリ制御装置。
【請求項2】
前記検出回路は、前記入力信号としてリンギング信号を検出すると前記第1切替部をオンにするスイッチ制御信号を出力する、
請求項1に記載のファクシミリ制御装置。
【請求項3】
前記検出回路は、前記入力信号として極性反転を表す極性反転信号を検出すると前記第1切替部をオンにするスイッチ制御信号を出力する、
請求項1に記載のファクシミリ制御装置。
【請求項4】
前記検出回路は、前記極性反転信号を検出し、かつ、前記入力信号としてリンギング信号を検出すると前記第1切替部をオンにするスイッチ制御信号を出力する、
請求項3に記載のファクシミリ制御装置。
【請求項5】
前記検出回路は、前記極性反転信号を検出した後に、前記入力信号としてリンギング信号を検出すると前記第1切替部をオンにするスイッチ制御信号を出力する、
請求項4に記載のファクシミリ制御装置。
【請求項6】
前記検出回路は、前記省エネルギーモード時に前記入力信号を検出すると、前記省エネルギーモードからの復帰を表す信号を出力し、
前記主制御部は、前記省エネルギーモードである間、前記省エネルギーモードであることを表す信号を出力し続け、
前記省エネルギーモードからの復帰を表す信号と、前記省エネルギーモードであることを表す信号と、が入力されたときに前記スイッチ制御信号を出力するAND回路をさらに備える、
請求項1に記載のファクシミリ制御装置。
【請求項7】
前記省エネルギーモード時に電力供給が停止されるモデムと、
前記省エネルギーモード時に電力供給が停止される二次側回線制御デバイスと、
前記モデムに対する電力供給のオンオフを切り替える第2切替部と、
前記二次側回線制御デバイスに対する電力供給のオンオフを切り替える第3切替部と、をさらに備え、
前記検出回路は、前記入力信号を検出すると前記第1切替部、前記第2切替部、および前記第3切替部をオンにするスイッチ制御信号を出力する、
請求項1に記載のファクシミリ制御装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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