説明

フィルタユニットおよびその製造方法

【課題】比較的簡易に構成され、且つ、フィルタを容易に交換することが可能なフィルタユニットおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】フィルタユニット100は、ケース20とフィルタ部30と蓋部材10とを備えている。ケース20は、有底状且つ筒状に形成されている。また、ケース20の上端は開口24が形成されている。フィルタ部30は、ケース20に収容される。蓋部材10は、ケース20に着脱自在に取り付けられ、ケース20の開口24を塞ぐ。さらに、フィルタ部30と蓋部材10とは、互いに固着されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、液体浄化装置に備えられるフィルタユニットおよびその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
浄水器等の液体浄化装置に備えられるフィルタユニットのうち、当該フィルタユニットのフィルタを容易に交換することができるものが従来から知られている。
【0003】
例えば、特開2007−125534号公報(以下では特許文献1という)に係るフィルタユニットは、フィルタを収容する有底状の収容筒と、収容筒の上端の開口部を密閉する中蓋と、中蓋の上部に取り付けられる上蓋とを備えている。
【0004】
このように、特許文献1に係るフィルタユニットは、中蓋と上蓋とフィルタとがそれぞれ別体として構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2007−125534号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述のように、特許文献1に係るフィルタユニットは、中蓋と上蓋とフィルタとがそれぞれ別体として構成されていることにより、収容筒に収容されたフィルタを取り出すためには、上蓋と中蓋とを収容筒から取り外さなければならない。そのため、フィルタユニットのフィルタを交換する際に手間が掛かる。また、中蓋と上蓋とフィルタとがそれぞれ別体として構成されていることにより、当該フィルタユニットに係る構成が複雑になる。
【0007】
そこで、この発明の目的は、比較的簡易に構成され、且つ、フィルタを容易に交換することが可能なフィルタユニットおよびその製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明に従ったフィルタユニットは、ケースとフィルタ部と蓋部材とを備えている。ケースは、有底状且つ筒状に形成されている。また、ケースの上端は開放されている。フィルタ部は、ケースに収容される。蓋部材は、ケースに着脱自在に取り付けられ、ケースの上端を塞ぐ。さらに、フィルタ部と蓋部材とは、互いに固着されている。
【0009】
この発明に従ったフィルタユニットの製造方法は、ケースとフィルタ部と蓋部材とを備えたフィルタユニットの製造方法である。また、この発明に従ったフィルタユニットの製造方法は、溶着工程と収容工程とを備えている。ケースは、有底状且つ筒状に形成されている。また、ケースの上端は開放されている。フィルタ部は、ケースに収容される。蓋部材は、ケースに着脱自在に取り付けられ、ケースの上端を塞ぐ。さらに、フィルタ部と蓋部材とは、互いに固着されている。溶着工程は、フィルタ部と蓋部材とが溶着されることによって互いに固着される工程である。収容工程は、蓋部材がケースに取り付けられることによってフィルタ部がケースに収容される工程である。
【0010】
この発明によれば、フィルタ部と蓋部材とが互いに固着されているため、蓋部材をケースから取り外すことにより、ケースに収容されたフィルタ部を蓋部材とともにケースから容易に引き離すことができる。また、フィルタ部と蓋部材とが互いに固着されているため、フィルタ部と蓋部材とが一体である。そのため、当該フィルタユニットに係る構成が比較的簡易になる。
【発明の効果】
【0011】
以上のように、この発明によれば、比較的簡易に構成され、且つ、フィルタを容易に交換することが可能なフィルタユニットおよびその製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】この発明に係るフィルタユニットの全体を示す斜視図である。
【図2】この発明に係るフィルタユニットの断面図である。
【図3】この発明に係るフィルタユニットの全体を分解して示す斜視図である。
【図4】この発明に係るフィルタユニットのフィルタ部と蓋部材とを示す斜視図である。
【図5】この発明に係るフィルタユニットのフィルタ部と蓋部材との正面図であり、(A)はフィルタ部と蓋部材とが熱板によって熱せられている状態を示す図であり、(B)はフィルタ部と蓋部材とを溶着するときの状態を示す図であり、(C)はフィルタ部と蓋部材とが溶着によって接合された状態を示す図である。
【図6】この発明に係るフィルタユニットのフィルタ部と蓋部材とを超音波溶着によって互いに接合させるときの正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0014】
図1に示すように、フィルタユニット100は、ケース20と蓋部材10とを備えている。フィルタユニット100は、図示しない浄水器等の液体浄化装置に備えられるものである。ケース20は、有底状且つ筒状に形成されている。ケース20は筒状部22を有している。筒状部22は、図1に一点鎖線で示される中心軸線Pが延びる方向に延びている。中心軸線Pは仮想線である。筒状部22は、略円筒状の形状を有している。また、ケース20の下端には、底部21が形成されている。底部21には流入部28が形成されている。
【0015】
図2に示すように、水道水または井戸水等の被浄化対象液体は、流入部28に接続されたチューブ7を介してケース20の内部に流入する。ケース20の内部は、空洞であり、収容空間23が形成されている。一方、ケース20には、フィルタ部30が収容されている。すなわち、フィルタユニット100は、フィルタ部30を備えている。
【0016】
フィルタ部30は、濾過部31と接合部32と集束部34とを有している。集束部34と濾過部31とは、収容空間23に配置されている。濾過部31は、円柱状の形状を有している。濾過部31の外径は、収容空間23の内径d2よりも小さければよく、特に限定されない。フィルタユニット100では、濾過部31として、中空糸が利用されている。ただし、濾過部31は、被浄化対象の液体を濾過するものであればよい。濾過部31は、除去する対象物によって精密濾過膜(MF膜)、限外濾過膜(UF膜)、ナノ濾過膜(NF膜)、または逆浸透膜(RO膜)等が利用されたものであってもよい。
【0017】
接合部32は、蓋部材10の接合部12と接合される部分である。接合部32の接合面33は、接合部12の接合面13に面している。接合部32は、樹脂性材料で形成されている。接合部32の材料は、例えば熱可塑性のものである。接合部32は、円環状の形状を有している。
【0018】
集束部34は円環状の形状を有している。集束部34は濾過部31を束ねている。これにより、集束部34のうちの中空の部分と、接合部32のうちの中空の部分とに濾過部31が配置されている。集束部34の外径は、収容空間23の内径d2と略同一である。
【0019】
なお、接合部32と集束部34とは一体であってもよく、それぞれ別の部材であってもよい。図2に示す例では、接合部32と集束部34とが一体である。接合部32は、中心軸線Pを中心とする円の半径方向の外方に、集束部34からフランジ状に延びた部分である。
【0020】
図3に示すように、ケース20の上端には開口24が形成されている。つまり、ケース20の上端は開放されている。また、図2に示すように、ケース20は、第一フランジ25と第二フランジ26と第三フランジ27とを有している。第一フランジ25と第二フランジ26と第三フランジ27とは、フィルタユニット100の下方から上方に向かって第一フランジ25と第二フランジ26と第三フランジ27との順に、ケース20の上端部に配置されている。
【0021】
第一フランジ25は、中心軸線Pを中心とする円の半径方向の外方に、筒状部22からフランジ状に延びた部分である。第二フランジ26は、中心軸線Pを中心とする円の半径方向の外方に、第一フランジ25からフランジ状に延びた部分である。第三フランジ27は、中心軸線Pを中心とする円の半径方向の外方に、第二フランジ26からフランジ状に延びた部分である。第一フランジ25の内面とフィルタ部30の集束部34との間には、シール部材42が配置されている。第二フランジ26の内面とフィルタ部30の接合部32との間には、隙間9が形成されている。第三フランジ27の内面と蓋部材10の接合部12との間には、シール部材41が配置されている。
【0022】
シール部材42は、収容空間23に溜められた液体がケース20の外部に漏れないように、フィルタ部30とケース20との間を密閉する。一方、シール部材41は、後述するように、隙間9に溜められた液体がケース20の外部に漏れないように、蓋部材10とケース20との間を密閉する。
【0023】
蓋部材10は、ケース20の上端を塞ぐ。蓋部材10は、略円柱状に形成されたリブ状の外縁部11と、上面14と、上面14の裏面である底面15とを有している。接合部12は、蓋部材10の底面15から下方に延びている。接合部12は、円環状の形状を有している。蓋部材10のうちの少なくとも接合部12の材料は、例えば熱可塑性のものである。接合部12の径d1は、フィルタ部30の接合部32の径d3と略同一である。蓋部材10はケース20に着脱自在に取り付けられている。このとき、蓋部材10の接合部12とケース20の第三フランジ27との間に配置されたシール部材41を介して、蓋部材10がケース20に着脱自在に取り付けられている。
【0024】
ただし、蓋部材10は、図示しないネジを介してケース20に取り付けられていてもよい。ケース20の上端部の内面に形成されたネジと、蓋部材10の接合部12を含む蓋部材10の下端部の外周面に形成されたネジとが螺合することにより、蓋部材10がケース20に取り付けられる。このときのそれぞれのネジの形態は、特に限定されない。それぞれのネジは、一条ネジであってもよく、多条ネジであってもよい。また、図示は省略するが、ケース20の上端部の内面と、蓋部材10の下端部の外周面とのうち、一方に突起が設けられ、他方に溝が設けられていることであってもよい。この溝は、中心軸線Pが延びる方向に延びる部分と、この部分の上端または下端から中心軸線Pが通る位置を中心とする円の円周方向に延びる部分とを有している。
【0025】
図2と図4とに示すように、蓋部材10の接合部12には、複数の溝19が形成されている。接合部12は、円柱状の形状を有している。複数の溝19は、接合部12の円周方向にそれぞれ間隔を開けて配置されるように、接合面13に形成されている。それぞれの溝19は、接合面13において中心軸線Pが通る位置から中心軸線Pを中心とする円の半径方向の外方に向かって延びている。このようにして、溝19は、接合面13において、中心軸線Pが通る位置から中心軸線Pを中心とする円の半径方向の外方に向かって放射状に延びている。
【0026】
フィルタユニット100では、溝19の数量は4本である。溝19は、接合部12の外縁において、円周方向にそれぞれ90度の間隔を開けて配置されている。ただし、溝19の数量は特に限定されない。また、それぞれの溝19の間隔は同一でなくてもよい。それぞれの溝19は、互いに異なる断面積を有するものであってもよい。さらに、所定の溝19において、その溝19の断面積が断面ごとに異なっていてもよい。所定の溝19の断面積は、接合面13において、中心軸線Pが通る位置から中心軸線Pを中心とする円の半径方向の外方に向かって次第に大きくなっていてもよく、次第に小さくなっていてもよい。
【0027】
チューブ7を介して流入部28から収容空間23に流入した液体は、濾過部31によって濾過される。液体は、下方から上方に向かって収容空間23を含むケース20の内部を流通する。上述のように、集束部34のうちの中空の部分と、接合部32のうちの中空の部分とに濾過部31が配置されている。そのため、ケース20の内部を流通することによって濾過部31に濾過された液体は、濾過部31から接合面33と接合面13との間に流出する。接合面33と接合面13との間に現れた液体は、接合面13に形成された複数の溝19を通って隙間9に流入する。
【0028】
隙間9とケース20の外部とを接続するチューブ8がケース20の第二フランジ26に配置されている。チューブ8は、第二フランジ26に形成された流出部29に接続されている。隙間9に流入した液体は、流出部29を介してチューブ8を流通することにより、ケース20の外部に流出する。
【0029】
フィルタユニット100では、フィルタ部30と蓋部材10とが互いに固着されている。図4に示すように、接合部32の接合面33(図2参照)と接合部12の接合面13(図2参照)とが互いに固着している。接合面33と接合面13との固着には、熱板溶着または超音波溶着のいずれかが利用されている。
【0030】
フィルタユニット100の製造方法は、溶着工程と収容工程とを備えている。溶着工程は、フィルタ部30と蓋部材10とが溶着されることによって互いに固着される工程である。収容工程は、蓋部材10がケース20に取り付けられることによってフィルタ部30がケース20に収容される工程である。
【0031】
フィルタ部30と蓋部材10とが熱板溶着によって溶着される例を図5に示す。図5(A)に示すように、蓋部材10の底面15から下方に延びる接合部12の接合面13(図5(B)参照)に熱板51を接触させることによって接合面13を溶融させる。一方、フィルタ部30の接合面13に熱板52を接触させることによって接合面33を溶融させる。接合面13が溶融し且つ接合面33が溶融した状態から接合面13および接合面33の温度が冷める前に、接合面13と接合面33とが接触されたまま、蓋部材10の外縁部11もしくは上面14(図3参照)が上方から下方に向かって加圧され、且つ、フィルタ部30の接合部32が下方から上方に向かって加圧される。これにより、接合面13と接合面33とが互いに溶着する(図5(B)から図5(C)参照)。その結果、フィルタ部30と蓋部材10とが互いに固着する。
【0032】
なお、熱板51の形状は特に限定されず、略立方体形状のものであってもよく、円柱状のものであってもよい。熱板52は、複数の略立方体形状のものによって構成されていてもよい。また、熱板52は、略円環形状のものであってもよい。この場合の熱板52の数量は一つであってもよい。熱板52は、熱板51から熱を受け取るように、導熱性材料によって形成されたものであってもよい。
【0033】
一方、フィルタ部30と蓋部材10とが超音波板溶着によって溶着される例を図6に示す。図6に示すように、接合部12の接合面13とフィルタ部30の接合面13とでホーン形治具6を互いに挟み込む。このとき、蓋部材10の外縁部11もしくは上面14(図3参照)が上方から下方に向かって加圧され、且つ、フィルタ部30の接合部32が下方から上方に向かって加圧されながら、ホーン形治具6を介して超音波振動エネルギーが接合面13と接合面33とに負荷される。このときに発生する接合面13と接合面33との間の摩擦熱、または、接合面13と接合面33とに負荷される交番正弦応力による熱効果等の作用により、接合面13と接合面33とが加熱され、互いにが瞬時に接合される。これにより、フィルタ部30と蓋部材10とが互いに固着する。なお、図6には、一つのホーン形治具6が示されているが、ホーン形治具6の数量は特に限定されない。
【0034】
互いに固着されたフィルタ部30と蓋部材10とは、蓋部材10がケース20に取り付けられることにより、フィルタ部30がケース20の開口24からケース20に収容される。このようにして、フィルタユニット100が製造される。
【0035】
以上のように、フィルタユニット100は、ケース20とフィルタ部30と蓋部材10とを備えている。ケース20は、有底状且つ筒状に形成されている。また、ケース20の上端は開口24が形成されている。フィルタ部30は、ケース20に収容される。蓋部材10は、ケース20に着脱自在に取り付けられ、ケース20の開口24を塞ぐ。さらに、フィルタ部30と蓋部材10とは、互いに固着されている。
【0036】
フィルタユニット100の製造方法は、溶着工程と収容工程とを備えている。溶着工程は、フィルタ部30と蓋部材10とが溶着されることによって互いに固着される工程である。収容工程は、蓋部材10がケース20に取り付けられることによってフィルタ部30がケース20に収容される工程である。
【0037】
フィルタユニット100によれば、フィルタ部30と蓋部材10とが互いに固着されているため、蓋部材10をケース20から取り外すことにより、ケース20に収容されたフィルタ部30を蓋部材10とともにケース20から引き離すことができる。また、フィルタ部30と蓋部材10とが互いに固着されているため、フィルタ部30と蓋部材10とが一体である。そのため、フィルタユニット100に係る構成が比較的簡易になる。
【0038】
なお、フィルタ部30と蓋部材10とが互いに接合されていない場合は、使用者は、フィルタ部30の接合部32の外周を指先で掴み、ケース20に対してフィルタ部30を回しながら引っ張ることにより、フィルタ部30をケース20から取り外す必要があった。それに対し、フィルタユニット100では、フィルタ部30と蓋部材10とが互いに接合されているため、使用者は、接合部32の径d3よりも大きい外周径を有する蓋部材10を手で掴むことにより、ケース20に対して蓋部材10を回しながら引っ張ることができる。これにより、使用者は、より小さな力でフィルタ部30をケース20から容易に取り外すことができる。さらに、蓋部材10の外縁部11の厚み(図2に示す外縁部11の上下方向の寸法)がフィルタ部30の接合部32の厚み(図2に示す接合部32の上下方向の寸法)よりも厚いため、使用者は蓋部材10を容易に掴むことができる。これにより、使用者は、フィルタ部30をケース20からさらに容易に取り外すことができる。
【0039】
以上のように、フィルタユニット100は、比較的簡易に構成され、且つ、フィルタ部30を容易に交換することが可能である。また、本実施形態によれば、比較的簡易に構成され、且つ、フィルタ部30を容易に交換することが可能なフィルタユニット100の製造方法を提供することができる。
【0040】
以上に開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考慮されるべきである。本発明の範囲は、以上の実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての修正と変形を含むものである。
【符号の説明】
【0041】
10:蓋部材、20:ケース、30:フィルタ部、100:フィルタユニット


【特許請求の範囲】
【請求項1】
上端が開放され、有底状且つ筒状に形成されたケースと、
前記ケースに収容されるフィルタ部と、
前記ケースに着脱自在に取り付けられ、前記ケースの上端を塞ぐ蓋部材と、を備え、
前記フィルタ部と前記蓋部材とは、互いに固着されている、
フィルタユニット。
【請求項2】
上端が開放され、有底状且つ筒状に形成されたケースと、
前記ケースに収容されるフィルタ部と、
前記ケースに着脱自在に取り付けられ、前記ケースの上端を塞ぐ蓋部材と、を備えたフィルタユニットであって、
前記フィルタ部と前記蓋部材とが溶着されることによって互いに固着される溶着工程と、
前記蓋部材が前記ケースに取り付けられることによって前記フィルタ部が前記ケースに収容される収容工程と、
を備えた、フィルタユニットの製造方法。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−96143(P2012−96143A)
【公開日】平成24年5月24日(2012.5.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−244470(P2010−244470)
【出願日】平成22年10月29日(2010.10.29)
【出願人】(000005049)シャープ株式会社 (33,933)
【Fターム(参考)】