説明

フィルタ体及びそれを有する換気装置

【課題】フィルタ及びフィルタカバーを換気装置の本体に容易に取付可能で、被着体がフィルタカバーのスリット領域に設けられることで意匠性を損なうと共に換気量が小さくなることを防止することのできるフィルタ体及びそれを有する換気装置を提供する。
【解決手段】通風路20の長手方向略全長に渡るフィルタ30と、フィルタを室外側面に取付可能なフィルタカバー31とからなり、フィルタカバー31は通風路20の長手方向略全長に渡る長尺状に形成され、換気装置10の室内側面に対して固定される固定部31cを上下端部の長手方向に沿って有し、固定部間の領域には上下方向に長いスリット31bが長手方向に多数形成されたスリット部31aを有し、スリット部31aの室外側面には、スリット31b以外の領域に被着体32が設けられ、被着体32にフィルタ30が固着されてなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、サッシの障子を構成する框に通風路を設ける際に用いられるフィルタ体及びそれを有する換気装置に関し、特にフィルタを室内側から押圧保持するフィルタカバーを備えたフィルタ体及びそれを有する換気装置に関する。
【背景技術】
【0002】
サッシに設けられる障子において、室内外の換気をなすことができるようにしたものが知られている。このために、障子を構成する框の一つを、室内外に渡る通風路を形成すると共に、框内部に揺動自在な作動板を設け、この作動板を揺動させることで通風路を開閉させる換気装置として構成する。
【0003】
換気装置の作動板と対向する室内側面には、通風路を閉塞するフィルタが設けられる。フィルタは、不織布などによって形成され、作動板を開いて通風路を開放状態とした際に、室外側からのゴミや虫等の室内側への侵入を防止するためのものである。このフィルタは、面ファスナ等の被着部材を介して換気装置の本体に対して固定され、さらにフィルタを覆うようにスリットを有するフィルタカバーを、換気装置の室内側面を構成するように取付ける。このような換気装置としては、例えば特許文献1に挙げるようなものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2005−264425号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の換気装置において、フィルタは予め小片状の被着体が長手方向に複数設けられた換気装置の本体にまず取付けられ、その状態でフィルタを覆うように、フィルタカバーを換気装置の本体に対して取付けるようにしていた。しかし、フィルタが換気装置の本体に取付けられた状態では、フィルタは換気装置の本体に対して固定はされているものの、外周部分はフリーの状態となっているため、それを覆うようにフィルタカバーを固定しようとしても、固定しにくいという問題があった。
【0006】
特に、フィルタカバーは、換気装置の本体に対してけんどん式に取付固定されるのが一般的であり、この場合にはフィルタカバーの上下端部をそれぞれ挿入可能な溝部が、装置本体の室内面側に形成される。フィルタカバーを取付ける際に、フィルタがずれた状態であると、フィルタカバーが最初に挿入される溝部を塞いでしまっていることも考えられ、フィルタカバーを装置本体に取付けにくくする原因となっていた。
【0007】
また、換気装置は仕様によってはフィルタを設けない場合もあるが、この場合にも被着体は換気装置の本体に取付けられており、フィルタカバーを介して換気装置の本体内部に被着体が見えてしまい、意匠性を損なうという問題があった。また、フィルタカバーのスリットと換気装置の本体のスリットの大きさが異なっていたため、室内側から見たときにフィルタカバーを介して本体内部のスリットがちぐはぐに見えてしまうという問題もあった。さらに、被着体が設けられる部分は、通気ができないため、換気量がその分だけ小さくなってしまうという問題もあった。
【0008】
本発明は前記課題を鑑みてなされたものであり、フィルタ及びフィルタカバーを換気装置の本体に容易に取付可能で、被着体がフィルタカバーのスリット領域に設けられることで意匠性を損なうと共に換気量が小さくなることを防止することのできるフィルタ体及びそれを有する換気装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するため、本発明に係るフィルタ体は、サッシの障子を構成する框に室内外に渡る通風路を形成してなる換気装置の、室内側面に取付けられるフィルタ体であって、
前記通風路の長手方向略全長に渡るフィルタと、該フィルタを室外側面に取付可能なフィルタカバーとからなり、
前記フィルタカバーは前記通風路の長手方向略全長に渡る長尺状に形成され、前記換気装置の室内側面に対して固定される固定部を上下端部の長手方向に沿って有し、該固定部間の領域には上下方向に長いスリットが長手方向に多数形成されたスリット部を有し、
前記スリット部の室外側面には、前記スリット以外の領域に被着体が設けられ、該被着体に前記フィルタが固着されてなることを特徴として構成されている。
【0010】
また、本発明に係るフィルタ体は、前記被着体は面ファスナからなることを特徴として構成されている。
【0011】
さらに、本発明に係るフィルタ体は、前記被着体は前記スリットよりも上下方向幅が大きく、かつ前記スリットに対応して略同じ大きさの開口部を備えることを特徴として構成されている。
【0012】
さらにまた、本発明に係るフィルタ体は、前記スリット部は段差を介して前記固定部より室内側に配置されることを特徴として構成されている。
【0013】
そして、本発明に係る換気装置は、サッシの障子を構成する框に室内外に渡る通風路を形成してなる換気装置であって、
前記通風路内には開閉自在な作動板が配置され、該作動板と対向する室内側面に請求項1〜4のいずれか1項に記載のフィルタ体を設けてなることを特徴として構成されている。
【発明の効果】
【0014】
本発明に係るフィルタ体によれば、通風路の長手方向略全長に渡るフィルタと、フィルタを室外側面に取付可能なフィルタカバーとからなり、スリット部の室外側面には、スリット以外の領域に被着体が設けられ、被着体にフィルタが固着されてなることにより、予めフィルタカバーにフィルタが固着されたフィルタ体を装置本体に取付けるだけでよいので、装置本体に対するフィルタ及びフィルタカバーの取付作業を容易にすることができ、また被着体がスリットを塞ぐことがないので、開口面積を大きくして換気量を増大させることができる。また、仕様によりフィルタを設けない場合であっても、フィルタカバーの内側に被着体が見えないようにすることができ、意匠性も良好にすることができる。
【0015】
また、本発明に係るフィルタ体によれば、被着体は面ファスナからなることにより、フィルタカバーに対しフィルタを容易に着脱することができる。
【0016】
さらに、本発明に係るフィルタ体によれば、被着体はスリットよりも上下方向幅が大きく、かつスリットに対応して略同じ大きさの開口部を備えることにより、被着体がスリットと重ならないようにしつつ、フィルタの固定のための面積を十分に確保することができる。
【0017】
さらにまた、本発明に係るフィルタ体によれば、スリット部は段差を介して固定部より室内側に配置されることにより、スリット部の領域にフィルタを容易に位置決めし固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本実施形態におけるサッシの室内側から見た正面図である。
【図2】換気装置の縦断面図である。
【図3】装置本体とフィルタ体の分解斜視図である。
【図4】フィルタカバーの背面図である。
【図5】フィルタカバーにスリットを形成するプレス装置の概念的な斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
本発明の実施形態について図面に沿って詳細に説明する。本実施形態では、フィルタ体が取付けられた換気装置を有するサッシについて説明する。図1には、本実施形態におけるサッシの室内側から見た正面図を示している。この図に示すように、本実施形態のサッシは、方形状に枠組みされてなる枠体1内に2枚の障子2を引き違い状に納めて構成されている。
【0020】
障子2は、方形状に框組みされてなる框体3内にガラス板からなるパネル体4を納めて構成されている。框体3の上辺を構成する框には、室内外を連通させることのできる通風路20を備えた換気装置10が用いられる。また、框体3の下辺には下框11が、縦辺には縦框12が、それぞれ設けられる。
【0021】
換気装置10は、室内側面には通風路20を構成する多数のスリット31bを備えたフィルタ体24と、通風路20の開閉状態を切替える操作部26が露出している。以下、換気装置10の構成についてより詳細に説明する。図2には、換気装置10の縦断面図を示している。
【0022】
図2に示すように、換気装置10は概ね框の形状に形成された装置本体21を有し、装置本体21には室内外に連通する前述の通風路20が形成されると共に、通風路20の室内側端部となる装置本体21の室内側面には、フィルタ30を有したフィルタ体24が設けられる。
【0023】
装置本体21は、室内側に配置される室内部材22と、室内部材22とスライド係合して室外側に配置される室外部材23の二部材で構成されている。これら二部材が組み立てられた状態で、装置本体21の中央部に通風路20が構成される。
【0024】
装置本体21のうち室内部材22は、室外部材23とスライド係合する金属部22aと、金属部22aの室内側に配設される樹脂部22bによって構成されている。これによって、換気装置10の断熱性及び意匠性の向上を図っている。
【0025】
中空部27の室内側面を構成する室内部材22には、フィルタ体24のスリット31bと連通する略同形の室内側スリット27aが形成されている。室内側スリット27aは、室内部材22の金属部22aと樹脂部22bについて、これらを貫通するように見付方向同位置に形成されている。また、中空部27の室外側面を構成する室外部材23にも、室外側スリット27bが形成されている。
【0026】
このように、室内側から順に、フィルタ体24のスリット31bと、室内部材22の室内側スリット27a、中空部27、及び室外部材23の室外側スリット27bによって、換気装置10の室内外に渡る通風路20が構成されている。
【0027】
中空部27の室内側端部には、上端部を中心に室内外方向に揺動自在な作動板28が設けられている。作動板28は、装置本体21の長手方向に沿う長尺状に形成されてなり、操作部26と連係して装置本体21の長手方向にスライド自在であると共に、該スライドに伴って室内外方向に揺動する。
【0028】
図2において実線で示す状態において、作動板28は通風路20の室内側スリット27aを閉塞している。一方、図2において破線で示す状態において、作動板28は通風路20を開放している。このように作動板28が室内外に揺動することにより、通風路20の開放状態と閉塞状態を切替えることができる。
【0029】
中空部27の室内側上端部を構成する室内部材22の金属部22aには、作動板28を揺動自在に保持する支軸部27cが形成されている。作動板28の揺動中心となる上端部は、断面略円形状の軸部28aとされており、これに対応して支軸部27cは軸部28aを保持する断面略逆U字型をなすように形成されている。
【0030】
この支軸部27cは、下方開放状であると共に、その開放方向が鉛直下方よりも室外側寄りを向くように傾斜状に形成されている。これによって、支軸部27cに保持された作動板28が、室外側により大きく開放するように揺動範囲を設定することができる。
【0031】
室内部材22の室内側面に取付けられるフィルタ体24は、不織布からなるフィルタ30と、フィルタ30を保持すると共に前述のスリット31bを有するフィルタカバー31によって構成されている。図3には、装置本体21とフィルタ体24の分解斜視図を示している。
【0032】
図3に示すように、フィルタ体24は、装置本体21の長手方向に沿う長尺状に形成されており、フィルタカバー31は多数のスリット31bを有したスリット部31aと、スリット部31aの上下に段差を有して形成された固定部31cとからなっている。
【0033】
装置本体21の室内部材22には、室内側面にフィルタ体24を納めることのできるフィルタ収納部22cが、長手方向に沿って凹状に形成されており、その上下には、それぞれ溝状の係合溝部22dが形成されている。図2に示すように、フィルタカバー31の上下の固定部31cは、それぞれ室内部材22に形成された係合溝部22dに対して挿入され、係合固定される。
【0034】
また、スリット部31aは、固定部31cに対して段差を介して室内側寄りとなるように配置されると共に、段差の固定部31c側部分に室外側に向かって突出する突片31dを有しており、スリット部31aが室外側に向かう凹状となるように形成されている。この凹状部分にフィルタ30が配置固定されることで、フィルタ30を容易に位置決め固定することができる。
【0035】
このように、フィルタカバー31の室外面側にフィルタ30を取付けてフィルタ体24を構成し、このフィルタ体24を装置本体21に対して固定部31cにより固定するようにしたことで、装置本体21に対するフィルタ30及びフィルタカバー31の取付作業を容易にすることができる。
【0036】
また、図3に示すように、装置本体21において、室内部材22の金属部22aと樹脂部22bにそれぞれ形成された室内側スリット27aと、フィルタカバー31のスリット31bは、略同じ形状及びピッチを有するように形成されている。これによって、換気装置10を室内側から見たときに、各スリットが室内外方向一直線状に並ぶこととなり、意匠性を良好にすることができる。
【0037】
図4には、フィルタカバー31の背面図を示している。この図に示すように、フィルタカバー31のスリット部31aには、長手方向の複数箇所に、小片状の被着体32が設けられる。被着体32は、表面に弾性を有する多数の係止片(図示しない)が起毛状に形成されてなる面ファスナであり、不織布からなるフィルタ30を表面に当接させることで、これを固定することのできるものである。
【0038】
被着体32は、スリット部31aにおいてスリット31bを塞がないように、それ以外の領域を占めるようにされている。被着体32の上下方向幅はスリット31bの上下方向幅よりも大きく、被着体32の左右方向幅は複数のスリット31bに渡る幅を有すると共に、各スリット31bに対応して略同じ大きさの開口部32aを備えている。
【0039】
被着体32をこのように形成することで、被着体32がフィルタカバー31のスリット31bを塞ぐことがなく、フィルタカバー31における開口面積を大きくして換気量を大きくすることができる。また、換気装置10の仕様によりフィルタ30を設けない場合において、被着体32がスリット31bを介して室内側から見えることがないため、意匠性を良好にすることができる。
【0040】
また、フィルタカバー31は、フィルタ30が固定されるスリット部31aの形状を室外側に向かう凹状となるように形成しているので、フィルタ30をスリット部31aの凹状領域に納めて、フィルタ30の上下端面を確実に保持した状態とすることができるので、フィルタ体24を容易に装置本体21に対して取付けることができる。
【0041】
このような被着体32を有したフィルタカバー31は、スリット31bと開口部32aを一括的にプレス加工により形成することができる。図5には、フィルタカバー31にスリット31bを形成するプレス装置の概念的な斜視図を示している。プレス装置は、フィルタカバー31を載置する台座40と、フィルタカバー31に対してスリット31bを形成するプレス部材41とを有している。
【0042】
台座40には、フィルタカバー31を貫通したプレス部材41が進入する複数の穴部42が、スリット31bの形成位置に対応して形成されている。また、穴部42が形成された領域の周囲は、台座40の上面よりも凹んだ凹状部43として形成されている。凹状部43において穴部42は、縁部分が台座40の上面と略同じ高さとなるように突出状に形成されている。
【0043】
プレス部材41は、スリット31bの大きさ及びピッチに対応したスリット形成部44が、複数並設されており、台座40の上面に載置されたフィルタカバー31をプレスし、貫通してスリット31bを形成する。
【0044】
この際、台座40に載置するフィルタカバー31には、予め開口部32aを有しない平面状の被着体32を貼着しておく。また、被着体32を取付けた面を、台座40側に向けて載置する。前述のように、台座40の上面には穴部42の周囲に凹状部43が形成されており、プレスされる位置の被着体32は、台座40の上面に当接しない。
【0045】
この状態でプレス部材41によりプレス加工を行うことにより、フィルタカバー31にスリット31bを形成すると共に、被着体32にもスリット31bと略同形状の開口部32aを同時に形成することができる。また、台座40に凹状部43が形成されていることにより、プレスされる部分において被着体32が台座40の上面に当接しないので、被着体32の表面に起毛状に形成された係止片について、プレス時に強い力で押圧されることによる劣化を防止することができる。
【0046】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用は本実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。例えば、本実施形態においては、被着体32として面ファスナを用いたが、フィルタ30を面状に接着できるものであればよく、両面テープなどの手段を用いてもよい。また、被着体32としては接着材を用いてもよい。
【0047】
また、本実施形態では、框体3を構成する上框をそのまま換気装置10として構成しているが、上框の下側に並設するように換気装置10を設けてもよい。この場合には、上框と換気装置10により、框体3の上辺を構成することとなる。
【符号の説明】
【0048】
1 枠体
2 障子
3 框体
4 パネル体
10 換気装置
20 通風路
21 装置本体
22 室内部材
22a 金属部
22b 樹脂部
22c フィルタ収納部
22d 係合溝部
23 室外部材
24 フィルタ体
26 操作部
27 中空部
27a 室内側スリット
27b 室外側スリット
27c 支軸部
28 作動板
28a 軸部
30 フィルタ
31 フィルタカバー
31a スリット部
31b スリット
31c 固定部
31d 突片
32 被着体
32a 開口部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
サッシの障子を構成する框に室内外に渡る通風路を形成してなる換気装置の、室内側面に取付けられるフィルタ体であって、
前記通風路の長手方向略全長に渡るフィルタと、該フィルタを室外側面に取付可能なフィルタカバーとからなり、
前記フィルタカバーは前記通風路の長手方向略全長に渡る長尺状に形成され、前記換気装置の室内側面に対して固定される固定部を上下端部の長手方向に沿って有し、該固定部間の領域には上下方向に長いスリットが長手方向に多数形成されたスリット部を有し、
前記スリット部の室外側面には、前記スリット以外の領域に被着体が設けられ、該被着体に前記フィルタが固着されてなることを特徴とするフィルタ体。
【請求項2】
前記被着体は面ファスナからなることを特徴とする請求項1記載のフィルタ体。
【請求項3】
前記被着体は前記スリットよりも上下方向幅が大きく、かつ前記スリットに対応して略同じ大きさの開口部を備えることを特徴とする請求項1または2記載のフィルタ体。
【請求項4】
前記スリット部は段差を介して前記固定部より室内側に配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のフィルタ体。
【請求項5】
サッシの障子を構成する框に室内外に渡る通風路を形成してなる換気装置であって、
前記通風路内には開閉自在な作動板が配置され、該作動板と対向する室内側面に請求項1〜4のいずれか1項に記載のフィルタ体を設けてなることを特徴とする換気装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−255290(P2010−255290A)
【公開日】平成22年11月11日(2010.11.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−106556(P2009−106556)
【出願日】平成21年4月24日(2009.4.24)
【出願人】(000191065)新日軽株式会社 (545)
【Fターム(参考)】