説明

フレキシブル基板およびフレキシブルフラットケーブル

【課題】 差込み工程と同時にロック工程を行うこと(すなわち、差込み工程とロック工程を一つの作業工程で行うこと)ができ、作業効率が高いフレキシブル基板を提供する。
【解決手段】 フレキシブル基板1は、コネクタ3の差込み口4に差し込まれる差込み部5を備えている。コネクタ3の差込み口4には、ロック片13を備えたロック部材11が設けられており、ロック片13は、ロック位置と非ロック位置との間で移動可能である。また、フレキシブル基板1は、平板状の本体部2と、本体部2と一体に設けられた突片部9を備えている。突片部9は、本体部2から外側に向けて突出している。差込み部5が差込み口4に差し込まれるときに、突片部9がロック片13に当接し、非ロック位置にあるロック片13が突片部9により押し込まれてロック位置へ移動する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタへの差込みをするときの作業効率が高いフレキシブル基板およびフレキシブルフラットケーブルに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、FPCなどのフレキシブル基板をコネクタへ差し込んだ後に、フレキシブル基板とコネクタを固定する(抜け止めをする)ために、ロック機構を備えたコネクタ(例えば、ジフ型コネクタなど)が用いられている(例えば、特許文献1参照)。例えば、ジフ型コネクタでは、コネクタの差込み口に左右一対のロック片が設けられており、フレキシブル基板を差込み口に差し込んだ後に、手や治具を用いてロック片を押し込むことによって、フレキシブル基板とコネクタの固定(抜け止め)が行われていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平7−296941号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のように手や治具を用いてロック片を押し込む方法では、フレキシブル基板をコネクタへ差し込む作業工程(差込み工程)と、ロック片を押し込んで固定を行う作業工程(ロック工程)とを別々に行わなければならず、コネクタへの差込みをするときの作業効率が低いという問題があった。
【0005】
そのうえ、ロック片を手で押し込む場合には、ジフ型コネクタのロック片が比較的小さな部品であるため、手ではロック片を上手く押し込むことができず、その結果、フレキシブル基板の固定不良(ロック不良)が生じてしまうおそれがあった。また、ロック片はそれほど高い強度を有していないため、ロック片を押し込むときに過度な負荷がかかると、ロック片が破損してしまうおそれがあった。
【0006】
また、専用の治具を用いてロック片を押し込む場合には、差込み工程を行う前にフレキシブル基板に治具を取り付ける工程(治具の取付け工程)が必要であり、ロック工程を行った後にフレキシブル基板から治具を取り外す工程(治具の取外し工程)が必要であり、このような追加の工程を行わなければならない分だけ、コネクタへの差込みをするときの作業効率が低くなるという問題があった。
【0007】
本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたもので、コネクタへの差込みをするときの作業効率が高いフレキシブル基板およびフレキシブルフラットケーブルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のフレキシブル基板は、コネクタの差込み口に差し込まれる差込み部を備えたフレキシブル基板であって、前記コネクタの差込み口には、左右一対のロック片を備えたロック機構が設けられており、前記ロック片は、前記ロック片が押し込まれた位置であるロック位置と前記ロック片が引き出された位置である非ロック位置との間で移動可能であり、前記フレキシブル基板は、平板状の本体部と、前記本体部と一体に設けられ前記本体部から外側に向けて突出する左右一対の突片部とを備えており、前記差込み部が前記差込み口に差し込まれるときに、前記突片部が前記ロック片に当接し、前記非ロック位置にある前記ロック片が前記突片部により押し込まれて、前記ロック片が前記ロック位置へ移動する構成を有している。
【0009】
この構成により、フレキシブル基板の差込み部をコネクタの差込み口に差し込む(差込み工程を行う)と、本体部に設けられた突片部とロック片が当接し、その突片部によりロック片が押し込まれて、非ロック位置にあるロック片がロック位置へ移動する(ロック工程が行われる)。このように、本発明によれば、差込み工程と同時にロック工程を行うことができる。すなわち、差込み工程とロック工程を一つの作業工程で行うことができる。したがって、差込み工程とロック工程を別々に行う場合に比べて、作業効率が高くなり、作業の効率化を図ることができる。本発明では、従来のようにロック片を手で押し込む場合と比べて、ロック片を上手く押し込むことができ、フレキシブル基板の固定不良(ロック不良)が生じるのを抑えることができ、ロック片に過度な付加がかかって破損してしまうのを防ぐことができる。また、本発明では、従来のような専用の治具を用いる必要がないので、従来では必要とされていた工程(治具の取付け工程や治具の取外し工程)が不要であり、その分だけ作業効率が高くなる。
【0010】
また、本発明のフレキシブル基板では、前記突片部は、前記本体部に対して折り返し可能であり、前記差込み部が前記差込み口に差し込まれた状態で、前記ロック位置にある前記ロック片に当接している前記突片部が折り返されると、前記突片部が前記ロック片と当接しなくなる構成を有している。
【0011】
この構成により、フレキシブル基板の差込み部をコネクタの差込み口に差し込まれた状態では、ロック位置にあるロック片に突片部が当接しており、ロック位置にあるロック片を非ロック位置へ移動する(ロックを解除する)ことができないようになっているが、本発明では、突片部を折り返すことによって、突片部がロック片と当接しなくなり、ロック位置にあるロック片を非ロック位置へ移動する(ロックを解除する)ことができるようになる。フレキシブル基板の差込み部をコネクタの差込み口に差し込んだ後に、部品の点検や接続の確認などのために、フレキシブル基板の差込み部をコネクタの差込み口から引き抜かなければならない場合ある。本発明によれば、そのような場合に、突片部を折り返すという簡単な作業で、ロックを解除して差込み部を引き抜けるようにすることができる。
【0012】
本発明のフレキシブルフラットケーブルは、コネクタの差込み口に差し込まれる差込み部を備えたフレキシブルフラットケーブルであって、前記コネクタの差込み口には、左右一対のロック片を備えたロック機構が設けられており、前記ロック片は、前記ロック片が押し込まれた位置であるロック位置と前記ロック片が引き出された位置である非ロック位置との間で移動可能であり、前記フレキシブルフラットケーブルは、平板状の本体部と、前記本体部と一体に設けられ前記本体部から外側に向けて突出する左右一対の突片部とを備えており、前記差込み部が前記差込み口に差し込まれるときに、前記突片部が前記ロック片に当接し、前記非ロック位置にある前記ロック片が前記突片部により押し込まれて、前記ロック片が前記ロック位置へ移動する構成を有している。
【0013】
このフレキシブルフラットケーブルによっても、上記のフレキシブル基板と同様に、差込み工程と同時にロック工程を行うこと、すなわち、差込み工程とロック工程を一つの作業工程で行うことができる。したがって、差込み工程とロック工程を別々に行う場合に比べて、作業効率が高くなり、作業の効率化を図ることができる。また、従来のような専用の治具を用いる必要がないので、従来では必要とされていた工程(治具の取付け工程や治具の取外し工程)が不要であり、その分だけ作業効率が高くなる。
【発明の効果】
【0014】
本発明は、差込み工程と同時にロック工程を行うこと(すなわち、差込み工程とロック工程を一つの作業工程で行うこと)ができ、作業効率が高いという効果を有するフレキシブル基板を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の実施の形態におけるフレキシブル基板の構成を説明するための斜視図
【図2】本発明の実施の形態におけるフレキシブル基板の構成を説明するための平面図
【図3】本発明の実施の形態におけるフレキシブル基板の構成を説明するための側面図
【図4】差込み準備状態におけるフレキシブル基板の平面図
【図5】差込み準備状態におけるフレキシブル基板の側面図
【図6】差込み完了状態(ロック完了状態)におけるフレキシブル基板の平面図
【図7】差込み完了状態(ロック完了状態)におけるフレキシブル基板の側面図
【図8】ロック解除状態におけるフレキシブル基板の平面図
【図9】ロック解除状態におけるフレキシブル基板の側面図
【図10】他の実施の形態におけるフレキシブル基板を示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態のフレキシブル基板について、図面を用いて説明する。本実施の形態では、各種の機器や装置などで用いられるフレキシブル基板の場合を例示する。なお、以下では、本発明について、フレキシブルプリント基板(FPC)を一例として説明するが、フレキシブルフラットケーブル(FFC)についても同様に実施可能であることは勿論である。
【0017】
まず、本実施の形態のフレキシブルプリント基板(単に、フレキシブル基板ともいう)の構成を、図1〜図3を参照して説明する。図1〜図3に示すように、フレキシブル基板1は、平板状の本体部2と、FPC用のコネクタ3の差込み口4に差し込まれる差込み部5を備えている。本体部2は、フィルム状の絶縁体(ベースフィルム)などで構成されており、高い柔軟性を有している。差込み部5は、ポリエチレンテレフタレート(PET)などを材料とする硬質板で構成されており、この差込み部5には、銅箔などを用いて金属パターン6が形成されている。この金属パターン6が、コネクタ3のケーシング7の内部に設けられたコンタクト8と接触する(図7など参照)。このコンタクト8は、金属バネとしての機能も備えている。
【0018】
本体部2の裏面には、本体部2から外側に向けて突出する左右一対の突片部9が設けられている。なお、ここでは特に図示されていないが、左右一対の突片部9は、本体部2の裏面でつながっており、一枚の板状の部材を形成している。この場合、突片部9は、ポリエチレンテレフタレート(PET)などを材料とする硬質板で構成されている。本実施の形態では、突片部9は、本体部2と一体に設けられており、本体部2の裏面側で折り返すことができるように構成されている(図7および図9参照)。この場合、突片部9は、接着剤によって本体部2に接着されることにより一体とされている。なお、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、突片部9は、一体成形されることによって本体部2と一体とされてもよい。
【0019】
コネクタ3は、プリント基板10などに実装される。コネクタ3の差込み口4には、スライド式のロック部材11が取り付けられている。ロック部材11の中央部には、差込み部5をガイドするガイド面12が設けられている。また、ロック部材11の両側(ガイド面12の両側)には、左右一対のロック片13が設けられている。このロック片13(ロック部材11)は、差込み口4に向けて押し込まれた位置(ロック位置)と、差込み口4から引き出された位置(非ロック位置)との間でスライド移動させることが可能である。なお、このロック部材11が、本発明のロック機構に相当する。
【0020】
以上のように構成されたフレキシブル基板1について、図面を参照してその動作を説明する。ここでは、まず、図4〜図7を参照して、フレキシブル基板1を差し込んでロックする作業工程について説明し、つぎに、図8および図9を参照して、ロックを解除する作業工程について説明する。
【0021】
フレキシブル基板1の差込みを行うときには、図4および図5に示すように、まず、フレキシブル基板1の突片部9をコネクタ3のロック片13に当接させた状態(差込み準備状態)にする。この状態で、ロック片13(ロック部材11)は、非ロック位置にある。そして、フレキシブル基板1を差込み口4に向けて押し込む。そうすると、図6および図7に示すように、ロック片13(ロック部材11)が突片部9によって押し込まれて、ロック片13(ロック部材11)が非ロック位置からロック位置へ移動する。このようにして、差込みの完了と同時にロックが完了する。
【0022】
フレキシブル基板1の差込みが完了した状態(差込み完了状態)では、ロック片13がロック位置にある状態(ロック完了状態)となる。この状態では、コネクタ3のケーシング7の内部で、フレキシブル基板1の差込み部5が、金属バネとしての機能を有するコンタクト8によりロック部材11のガイド面12に押し付けられ、差込み口4から抜け出すことが防止されている。なお、この状態では、ロック位置にあるロック片13に突片部9が当接して、ロック片13がロック位置から非ロック位置へ移動するのが防止されている。
【0023】
フレキシブル基板1を引き抜くときには、ロック片13をロック位置から非ロック位置へ移動させて、ロックを解除する必要がある。その場合には、図8および図9に示すように、ロック片13に当接している突片部9を、本体部2の裏側で折り返す。そうすると、突片部9がロック片13と当接しなくなるので、ロック片13をロック位置から非ロック位置へ移動させることができるようになる。
【0024】
このような本実施の形態のフレキシブル基板1によれば、差込み工程と同時にロック工程を行うこと(すなわち、差込み工程とロック工程を一つの作業工程で行うこと)ができるので、作業効率が高くなる。
【0025】
すなわち、本実施の形態では、フレキシブル基板1の差込み部5をコネクタ3の差込み口4に差し込む(差込み工程を行う)と、本体部2に設けられた突片部9とロック片13が当接し、その突片部9によりロック片13が押し込まれて、非ロック位置にあるロック片13がロック位置へ移動する(ロック工程が行われる)。このように、本実施の形態によれば、差込み工程と同時にロック工程を行うことができる。すなわち、差込み工程とロック工程を一つの作業工程で行うことができる。したがって、差込み工程とロック工程を別々に行う場合に比べて、作業効率が高くなり、作業の効率化を図ることができる。
【0026】
このような本実施の形態では、従来のようにロック片13を手で押し込む場合と比べて、ロック片13を上手く押し込むことができ、フレキシブル基板1の固定不良(ロック不良)が生じるのを抑えることができ、ロック片13に過度な付加がかかって破損してしまうのを防ぐことができる。また、本実施の形態では、従来のような専用の治具を用いる必要がないので、従来では必要とされていた工程(治具の取付け工程や治具の取外し工程)が不要であり、その分だけ作業効率が高くなる。
【0027】
そのうえ、本実施の形態では、差込み工程とロック工程を一つの作業工程で行うことが可能であるため、差込み工程とロック工程が別々に行われる場合に生じやすい各種のトラブルの発生を防止することができる。すなわち、差込み工程とロック工程が別々に行われる場合には、差込み工程を行った後にロック工程が行われるまでの間に、差込み部が動いてしまう(ずれてしまう)ことがあり、不完全な差込み状態でロック工程が行われると、ロックが不十分となり差込み部が抜けてしまったり、導通に不具合が生じるおそれがある。これに対して、本実施の形態では、差込み工程とロック工程を一つの作業工程で行うことができ、差込み工程が行われるのと同時にロック工程が行われるので、不完全な差込み状態でロック工程が行われるのを防ぐことができる(その結果、ロックが不十分で差込み部5が抜けてしまうことを防ぐことができ、導通に不具合が生じることを防ぐことができる)。
【0028】
また、本実施の形態では、フレキシブル基板1の差込み部5をコネクタ3の差込み口4に差し込まれた状態では、ロック位置にあるロック片13に突片部9が当接しており、ロック位置にあるロック片13を非ロック位置へ移動する(ロックを解除する)ことができないようになっているが、本実施の形態では、突片部9を折り返すことによって、突片部9がロック片13と当接しなくなり、ロック位置にあるロック片13を非ロック位置へ移動する(ロックを解除する)ことができるようになる。フレキシブル基板1の差込み部5をコネクタ3の差込み口4に差し込んだ後に、部品の点検や接続の確認などのために、フレキシブル基板1の差込み部5をコネクタ3の差込み口4から引き抜かなければならない場合ある。本発明によれば、そのような場合に、突片部9を折り返すという簡単な作業で、ロックを解除して差込み部5を引き抜けるようにすることができる。
【0029】
以上、本発明の実施の形態を例示により説明したが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではなく、請求項に記載された範囲内において目的に応じて変更・変形することが可能である。
【0030】
以上の説明では、差込み部5の突片部9が折り返し可能である場合について説明したが、差込み部5の突片部9は、必ずしも折り返し可能でなくてもよい。例えば、図10に示すように、差込み部5の突片部9が本体部2と一体成形されていてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0031】
以上のように、本発明にかかるフレキシブル基板およびフレキシブルフラットケーブルは、差込み工程と同時にロック工程を行うこと(すなわち、差込み工程とロック工程を一つの作業工程で行うこと)ができ、作業効率が高いという効果を有し、各種の機器や装置などで用いられ、有用である。
【符号の説明】
【0032】
1 フレキシブル基板
2 本体部
3 コネクタ
4 差込み口
5 差込み部
6 金属パターン
7 ケーシング
8 コンタクト
9 突片部
10 プリント基板
11 ロック部材(ロック機構)
12 ガイド面
13 ロック片

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コネクタの差込み口に差し込まれる差込み部を備えたフレキシブル基板であって、
前記コネクタの差込み口には、左右一対のロック片を備えたロック機構が設けられており、前記ロック片は、前記ロック片が押し込まれた位置であるロック位置と前記ロック片が引き出された位置である非ロック位置との間で移動可能であり、
前記フレキシブル基板は、平板状の本体部と、前記本体部と一体に設けられ前記本体部から外側に向けて突出する左右一対の突片部とを備えており、
前記差込み部が前記差込み口に差し込まれるときに、前記突片部が前記ロック片に当接し、前記非ロック位置にある前記ロック片が前記突片部により押し込まれて、前記ロック片が前記ロック位置へ移動することを特徴とするフレキシブル基板。
【請求項2】
前記突片部は、前記本体部に対して折り返し可能であり、
前記差込み部が前記差込み口に差し込まれた状態で、前記ロック位置にある前記ロック片に当接している前記突片部が折り返されると、前記突片部が前記ロック片と当接しなくなることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル基板。
【請求項3】
コネクタの差込み口に差し込まれる差込み部を備えたフレキシブルフラットケーブルであって、
前記コネクタの差込み口には、左右一対のロック片を備えたロック機構が設けられており、前記ロック片は、前記ロック片が押し込まれた位置であるロック位置と前記ロック片が引き出された位置である非ロック位置との間で移動可能であり、
前記フレキシブルフラットケーブルは、平板状の本体部と、前記本体部と一体に設けられ前記本体部から外側に向けて突出する左右一対の突片部とを備えており、
前記差込み部が前記差込み口に差し込まれるときに、前記突片部が前記ロック片に当接し、前記非ロック位置にある前記ロック片が前記突片部により押し込まれて、前記ロック片が前記ロック位置へ移動することを特徴とするフレキシブルフラットケーブル。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2012−164430(P2012−164430A)
【公開日】平成24年8月30日(2012.8.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−21637(P2011−21637)
【出願日】平成23年2月3日(2011.2.3)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】