説明

ブラインド用操作コードの下板への取付構造

【課題】周囲の磁性体の影響を受けることなく、ブラインドの遮蔽材を操作するための操作コードを下板に着脱自在としたブラインド用操作コードの下板への取付構造を提供する。
【解決手段】ヘッドボックス12から昇降可能に垂下するスラット16の下端にボトムレール18を設け、ボトムレール18に昇降コード24の一端を連結する。昇降コード24の他端側はヘッドボックス12内を通過してヘッドボックス12から導出されて操作コードとなり、昇降コードの他端にコード止め28が設けられる、ボトムレール18に磁石36を設けるとともに、コード止め28に磁性体32を設け、ボトムレール18の磁石36にコード止め28の磁性体32を吸着させることにより、ボトムレール18にコード止め28を着脱自在に取付け可能とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブラインドの遮蔽材を操作するための操作コードを下板に着脱可能に取付けるためのブラインド用操作コードの下板への取付構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のブラインド用操作コードの下板への取付構造として、特許文献1に記載されたものが知られている。これによれば、操作ひもの先端に取付けられた端部ボタン内に永久磁石を内蔵するとともに、ブラインドの下板を鋼板より形成することにより、永久磁石によって端部ボタンを下板に吸着させることができるようになっている。下板に端部ボタンを吸着させてこの吸着状態を保ったまま操作ひもを操作すると、ブラインドが最上位置にまで引き上げられた状態においても操作ひもを2つ折り状態で垂下させておくことができるため、操作ひもが長く垂れ下がることなく、ブラインドの巻上げ時においても操作ひもが邪魔にならないようにすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実公昭53−38367号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1記載の取付構造においては、端部ボタンを常時下板に吸着することを想定しているために、操作ひもの長さを常に下板に吸着可能な長さとすることが前提となっている。そのため、操作ひもの長さはある程度の長さを持ったものとなっており、端部ボタンを下板から取り外したときには、操作ひもの垂れ下がり量が非常に大きくなってしまう、という問題がある。
【0005】
また、特許文献1記載の取付構造において、端部ボタンを下板から自在に取外すことができるようにするために、操作ひもの長さを短くすることも考えられるが、その場合、下板から取外したときに、端部ボタンが周囲の磁性体の影響によって、意図しないものに吸着されてしまうおそれがあるという問題がある。
【0006】
例えば、ブラインドを内付窓の内側または二重サッシに内蔵した場合、枠体や障子の縦框に端部ボタンが接近するために、縦框の内部に配される金属框といった磁性体部分に端部ボタンが吸着してしまい、障子や窓を開閉するときに端部ボタンが引っ張られてブラインドがバタつき、周囲に接触してしまうという問題がある。
【0007】
本発明はかかる課題に鑑みなされたもので、周囲の磁性体の影響を受けることなく、ブラインドの遮蔽材を操作するための操作コードを下板に着脱自在としたブラインド用操作コードの下板への取付構造を提供することをその目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前述した目的を達成するために、請求項1記載の発明は、ヘッドボックスから遮蔽材が垂下されて、遮蔽材の下端に下板が設けられ、遮蔽材を操作するためにヘッドボックスから操作コードが垂下されたブラインドの操作コードの下板への取付構造であって、
下板に磁石が設けられると共に、操作コードの端部に磁性体が設けられ、下板の磁石に操作コードの端部の磁性体を吸着させることにより、下板に操作コードの端部を着脱自在に取付け可能とすることを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、ヘッドボックスから昇降コードが垂下されて、昇降コードの一端が遮蔽材の下端または下板に連結されるとともに、昇降コードの他端側がヘッドボックス内を通過してヘッドボックスから導出されて前記操作コードとなり、昇降コードの他端にコード止めが設けられることを特徴とする。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、下板には、磁石の位置を外部に表す手段が設けられることを特徴とする。
【0011】
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の発明において、下板には緩衝材が取付けられており、緩衝材に前記磁石が内蔵されることを特徴とする。
【0012】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明において、緩衝材の内部には磁石の前後左右方向への移動を規制する位置決め手段が設けられ、緩衝材が下板に取付けられることにより、緩衝材及び下板から脱落不能に磁石が固定されることを特徴とする。
【0013】
請求項6記載の発明は、請求項4または5記載の発明において、緩衝材が透過性部材を有し、透過性部材を通して磁石を外部から視認可能にしたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、下板に磁石を設けて、操作コードの端部に磁性体を設けることにより、操作コードを下板に着脱自在に吸着できるため、操作コードのヘッドボックスからの垂下量を少なくすることができる。また、操作コードを下板から取外したときに、操作コードは周囲の磁性体の影響を受けないようにすることができる。
【0015】
請求項2記載の発明によれば、遮蔽材の昇降に応じて操作コードの垂下量が変化するが、遮蔽材を上昇させて操作コードのヘッドボックスからの垂下量が少なくなったときでも、操作コードが周囲の磁性体の影響を受けるおそれがないのでブラインドが煽られてしまうことを防止することができる。
【0016】
請求項3記載の発明によれば、磁石の位置を外部に表す手段によって、磁石の位置が外部から認識できるために、操作コードを下板に取付けるときに、磁石と磁性体とを簡単に位置合わせすることができる。
【0017】
請求項4記載の発明によれば、緩衝材によって下板がサッシの枠体や障子に当接したときの衝撃音の発生を緩和することができるとともに、下板に緩衝材を取付けることで同時に磁石を下板に設けることができるので、加工工数を低減させることができる。
【0018】
請求項5記載の発明によれば、緩衝材を下板に取付けることで、磁石を緩衝材及び下板に対して脱落不能に固定することができる。
【0019】
請求項6記載の発明によれば、透過性部材を通して外部から磁石の位置を確認することができ、操作コードを下板に取付けるときに、磁石と磁性体とを簡単に位置合わせすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明を適用したブラインドの遮蔽材が下降した状態を示す正面図である。
【図2】本発明を適用したブラインドの遮蔽材が上昇した状態を示す正面図である。
【図3】(a)は図1のA−A断面図であり、(b)は図1のB−B断面図である。
【図4】(a)はコード止めの斜視図であり、(b)はコード止めの縦断面図である。
【図5】本発明を適用したブラインドの遮蔽材を上昇させ、操作コードを下板に取付けた状態を示す部分断面図である。
【図6】(a)は、緩衝材の上方から見た斜視図であり、(b)は、緩衝材の下方から見た斜視図である。
【図7】緩衝材を下板に取付ける工程を示す斜視図である。
【図8】下板に取付けた緩衝材にコード止めを取付ける工程を示す斜視図である。
【図9】ブラインドを内窓と外窓との間の空間に取付け、遮蔽材を下降させた状態を模式的に示した側面図である。
【図10】ブラインドを内窓と外窓との間の空間に取付け、遮蔽材を上昇させた状態を模式的に示した側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。
【0022】
図1及び図2に示した本発明が適用されるブラインド10は横型ブラインドとなっており、ブラケット11によって窓枠等に固定されるヘッドボックス12からラダーコード14が垂下して、ラダーコード14によって遮蔽材としての多数のスラット16が上下方向に整列状態にヘッドボックス12から垂下される(図3参照)。
【0023】
スラット16列の下端には下板としてのボトムレール18が配設されており、ラダーコード14の下端部がコードホルダ20によってボトムレール18に固定されている。ラダーコード14の上端部は、ヘッドボックス12内に配置される図示しないドラムに取り付けられており、該ドラムを相対回転不能に貫通する回転軸21(図5)に連結されヘッドボックス12の側端部(図1中右側)に配設される回転操作用ダイヤル22を回転操作することにより、ラダーコード14が傾動し、スラット16を回転可能である。
【0024】
また、ヘッドボックス12からはスラット16及びボトムレール18を昇降するための複数の昇降コード24が垂下している。各昇降コード24の一端は多数のスラット16列を挿通してボトムレール18に連結され、各昇降コード24の他端はヘッドボックス12内を通過して側部(図1中右側)へと配回され、ヘッドボックス12の端部に配設されているストッパ26を介してヘッドボックス12外に導出されてまとめてコード止め28に連結される。ヘッドボックス12から導出された昇降コード24の他端側は操作コードとなり、操作コードまたはコード止め28を操作することで、ストッパ26を作動させたりまたは解除させたりして、昇降コード24を移動不可能な状態と移動可能な状態とに切換え可能である。このようなストッパ26の切換え操作によりスラット16及びボトムレール18が昇降及び停止可能となる。
【0025】
図4に示すように、操作コードの端部に設けられるコード止め28は、昇降コード24の他端が係止されるコード止め本体30と、コード止め本体30を覆うカバー31と、を備える。
【0026】
昇降コード24の他端は、コード止め本体30の基端側に形成された挿通孔30aを先端方向に向かって挿通し、コード止め本体30の中央に設けられた空間部30bで結び目24aが形成されて、コード止め本体30に係止される。空間部30bはカバー31によって包囲されるため、結び目24aは外部に露出することはない。コード止め本体30の先端側にはその幅方向に沿って横孔30cが形成されており、横孔30cはその先端側となる側周面において外部に連通している。横孔30c内には円柱形の磁性体32が挿入され、磁性体32は、コード止め28の幅方向に平行にコード止め28の先端に配設される。横孔30cの端部はカバー31によって塞がれるため、磁性体32はコード止め28から脱落不能となっている。
【0027】
ボトムレール18のコードホルダ20が配設されていない任意の位置には、任意の数の緩衝材34が取付けられる。緩衝材34は、ボトムレール18が窓枠等に当接した際の衝撃音の発生を緩和するためのものであり、少なくとも一つの緩衝材34には、前記磁性体32が設けられたコード止め28を吸着するための磁石36を内蔵する。
【0028】
以下詳述すると、図6ないし図8に示すように、緩衝材34は、ボトムレール18の下面及び前後面を包囲することができるように、その内面がボトムレール18の下面及び前後面に合致した形状を有しており、緩衝材34の前後側の内面には、全長に亘って突条34aが形成されている。突条34aはボトムレール18の全長に亘って前後面に形成されるレール状の凹部18aに、図7中矢印で示すように、長手方向にスライド可能に嵌合する。また、緩衝材34の底側の内面には、円柱状に窪んだ位置決め部34b(位置決め手段)が形成されており、位置決め部34bには、円柱状の磁石36を嵌め込み可能である。
【0029】
緩衝材34のボトムレール18への取付は、ボトムレール18の側端部からボトムレール18の凹部18aと緩衝材34の突条34aとを嵌め合わせて、図7中矢印で示すように、緩衝材34をボトムレール18の長手方向へスライドさせることにより行われる。また、操作コードに近い側に設けられる緩衝材34においては、その位置決め部34bに予め磁石36を嵌め込んだ状態で、ボトムレール18に取付けられる。これにより、図3(b)及び図5に示すように、磁石36がボトムレール18の下面と緩衝材34の位置決め部34bとの間に収容され、前後左右及び下方向は位置決め部34bにより、上方向はボトムレール18の下面によりそれぞれ移動が拘束されるため、磁石36が緩衝材34及びボトムレール18から脱落不能に固定される。これによって、緩衝材34をボトムレール18に取付けるのと同時に、磁石36をボトムレール18に設けることができ、加工工数を低減することができる。
【0030】
ボトムレール18に取付けられた磁石36の位置は外部から分かるように、磁石36の位置を外部に表す手段が設けられるとよい。
【0031】
例えば、その手段としての1例は、緩衝材34の少なくとも一部を透明または半透明な透過性部材で構成することである。これによって、緩衝材34に内蔵された磁石36を外部から緩衝材34を介して視認可能とすることができる。または、他の例は、緩衝材34を不透過性部材で構成する代わりに、緩衝材34の位置決め部34bに対応する底部の外面に印を付すことである。さらなる例としては、緩衝材34の位置決め部34bを外部に連通させて、これによって、外部から磁石36を直接視認可能とすることもできる。
【0032】
図8に示すように、外部から認識される磁石36の位置に磁性体32を対向させて、図5に示すように、コード止め28を緩衝材34に接触させることにより、磁性体32が磁石36に吸着し、コード止め28をボトムレール18に着脱可能に取付けることができる。
【0033】
次に、図1及び図2に基づいて、本発明を実施したブラインド10の動作について説明する。
【0034】
図1に示すように、スラット16及びボトムレール18が最下降位置まで下降している状態からスラット16及びボトムレール18を上昇させるには、コード止め28を操作してストッパ26を解除し、昇降コード24を移動可能な状態にして、コード止め28を下降させてヘッドボックス12から垂下する昇降コード24の他端側である操作コードを下降させる。これに引っ張られて、昇降コード24の一端が上昇するため、ボトムレール18が上昇し、スラット16を畳み上げていく。任意の位置まで畳み上げた後、操作を停止すると、ストッパ26が作動して、昇降コード24が拘束されて、ボトムレール18及びスラット16をその位置で停止させることができる。
【0035】
図2に示すように、スラット16及びボトムレール18を最上昇位置まで上昇させると、ヘッドボックス12から垂下する昇降コード24の他端側である操作コードの垂下量は、多くなる。そのため、コード止め28の先端を上方に向けて、緩衝材34の磁石36のある位置に当接させることにより、コード止め28の磁性体32が緩衝材34の磁石36に吸着し、垂下量を約1/2に少なくすることができるようになり、昇降コード24が邪魔にならないようにすることができる。
【0036】
なお、コード止め28の緩衝材34への吸着は、スラット16を完全に上昇させた場合にのみ行うことができるというものではなく、コード止め28の先端を緩衝材34の磁石36のある位置に当接させることができる高さ位置であれば、任意の高さ位置で行うことができる。
【0037】
また、図2に示すように、スラット16及びボトムレール18が最上昇位置まで上昇している状態からスラット16及びボトムレール18を下降させるには、必要に応じてコード止め28を緩衝材34から取外してコード止め28を操作してストッパ26を解除して、昇降コード24を移動可能な状態にし、ボトムレール18及びスラット16を自重で下降させる。このとき、ボトムレール18とともにこれに連結されている昇降コード24の一端も下降するため、これに引っ張られて昇降コード24の他端が上昇し、コード止め28がヘッドボックス12に近い位置まで上昇する。ボトムレール18及びスラット16が任意の位置まで下降した時点でコード止め28を操作してストッパ26を作動させることにより、昇降コード24が拘束されてボトムレール18及びスラット16をその位置で停止させることができる。
【0038】
図1に示す状態において、昇降コード24の他端側である操作コードの垂下量は少なくなるようにしており、従って、コード止め28はボトムレール18から取外されている。コード止め28には磁石ではなく磁性体32が設けられているだけであるため、このようにコード止め28がボトムレール18に拘束されていないときに、操作コードは周囲の磁性体の影響を受けないようにすることができる。
【0039】
図9及び図10は、本発明を適用したブラインドを窓枠に取付けた一例である。
【0040】
内窓40と外窓42との間の空間44にブラインド10が配設され、内窓40の上部窓枠46にブラケット11によりヘッドボックス12が取付けられる。図9に示すように、ボトムレール18が最下降位置まで下降している状態では、コード止め28はボトムレール18から取外されており、ヘッドボックス12に近い位置に位置している。コード止め28は、スラット16よりも内窓40寄りに位置しているが、コード止め28には磁性体32しか設けられていないため、窓枠や内窓40などの縦框の内部に配される金属框といった磁性体部分の影響を受けず、これらに吸着しないため、内窓40を開閉するときにブラインド10が煽られるということがない。寧ろ、ボトムレール18に磁石36が設けられているために、ボトムレール18が最下降位置まで下降している状態では、緩衝材34の磁石36と下部窓枠48とが接近するため、磁石36が下部窓枠48に吸引または吸着され、ブラインド10の振れ止めの効果を奏することができる。磁石36はボトムレール18の前後面側ではなく下面側に位置しているため、ボトムレール18の前後方向からの磁性体の影響は受けず、ボトムレール18が途中高さで停止している状態において、内窓40を開閉してもブラインド10が煽られることがない。
【0041】
また図10に示すようにスラット16を上昇させたときに、コード止め28に設けた磁性体32をボトムレール18に設けた磁石36に吸着させることにより、コード止め28をボトムレール18の下面に着脱自在に取付けることができ、昇降コード24の他端側である操作コードを2つ折り状態で垂下させて、その垂下量を少なくすることができる。
【0042】
尚、以上の例では、ブラインドとして横型ブラインドを対象としたが、任意のブラインド(例えば、ローマンシェード、プリーツスクリーン、その他のブラインド)を対象とすることが可能であり、昇降コードの一端を遮蔽材の下端に連結するようにしてもよい。また、操作コードを昇降コードの一部とする代わりに、操作コードと昇降コードとを別個のコードとすることも可能である。
【符号の説明】
【0043】
12 ヘッドボックス
16 スラット(遮蔽材)
18 ボトムレール(下板)
24 昇降コード(操作コード)
28 コード止め
32 磁性体
34 緩衝材
34b 位置決め部(位置決め手段)
36 磁石

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ヘッドボックス(12)から遮蔽材(16)が垂下されて、遮蔽材の下端に下板(18)が設けられ、遮蔽材を操作するためにヘッドボックスから操作コード(24)が垂下されたブラインドの操作コードの下板への取付構造であって、
下板(18)に磁石(36)が設けられると共に、操作コード(24)の端部に磁性体(32)が設けられ、下板の磁石(36)に操作コードの端部の磁性体(32)を吸着させることにより、下板(18)に操作コード(24)の端部を着脱自在に取付け可能とすることを特徴とするブラインド用操作コードの下板への取付構造。
【請求項2】
ヘッドボックスから昇降コード(24)が垂下されて、昇降コードの一端が遮蔽材(16)の下端または下板(18)に連結されるとともに、昇降コードの他端側がヘッドボックス内を通過してヘッドボックスから導出されて前記操作コードとなり、昇降コードの他端にコード止め(28)が設けられることを特徴とする請求項1記載のブラインド用操作コードの下板への取付構造。
【請求項3】
下板(18)には、磁石(36)の位置を外部に表す手段が設けられることを特徴とする請求項1または2記載のブラインド用操作コードの下板への取付構造。
【請求項4】
下板(18)には緩衝材(34)が取付けられており、緩衝材(34)に前記磁石(36)が内蔵されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のブラインド用操作コードの下板への取付構造。
【請求項5】
緩衝材(34)の内部には磁石の前後左右方向への移動を規制する位置決め手段(34b)が設けられ、緩衝材(34)が下板(18)に取付けられることにより、緩衝材(34)及び下板(18)から脱落不能に磁石(36)が固定されることを特徴とする請求項4記載のブラインド用操作コードの下板への取付構造。
【請求項6】
緩衝材(34)が透過性部材を有し、透過性部材を通して磁石(36)を外部から視認可能にしたことを特徴とする請求項4または5記載のブラインド用操作コードの下板への取付構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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