説明

ブラシ付きモータ

【課題】永久磁石を有するステータの内側に回転自在に収容されるロータとからなるブラシ付きモータを提供する。
【解決手段】
磁石挿入孔(4d)は、隣り合う磁極部(4a)に隣接する側に、磁束が一の永久磁石(5)の両極間で短絡することを規制するフラックスバリア部(4e)を有し、フラックスバリア部(4e)の隣り合う磁極部に隣接する側の端部と、磁極部(4a)の隣り合う磁極部に隣接する側の端部との間隔が、ロータ(9)の回転軸中心を基準とした角度θwとしたときに、
θw≦0.7°
であることを特徴とする

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、永久磁石を有するステータと、該ステータの内側に回転自在に収容されるロータとからなるブラシ付きモータに関する。
【背景技術】
【0002】
ブラシ付きモータは、筒状のケースに、永久磁石を有する筒状のステータと、ステータの内側に回転自在に収容される、スロットに巻線を巻回してなるロータとから構成される。
【0003】
このようなブラシ付きモータのステータ構造として、ヨーク内に固定される筒状のステータコアと、ステータコア内に埋設される永久磁石とを備え、ステータコアは内周側が膨出される複数の磁極部を有し、各磁極部内に板状の永久磁石を2つ以上埋設してなるブラシ付きモータのステータ構造が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−109784号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
引用文献1に記載のブラシ付きモータでは、磁極部を内側に膨出させ、磁極部の両端部側でロータコアとの空隙を大きくすることによって、永久磁石を円弧状としなくても、低コストで十分なトルクを発生しかつ小型なモータを実現できる。
【0006】
ところで、ステータコアに永久磁石を埋設するための磁石挿入孔は、永久磁石の寸法公差やステータの寸法公差を考慮して、永久磁石のサイズよりも若干大きく形成される。このため、磁石挿入孔において永久磁石の位置が厳密に固定されず、磁力によって隣の極と引き合うなどして、永久磁石の位置にばらつきが生じる。永久磁石の位置にばらつきが生じると、コギングトルクが大きくなるという問題があった。
【0007】
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、永久磁石の位置にばらつきが生じても、コギングトルクを増大させないブラシ付きモータを提供することを特徴とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、筒状のケースと、ケース内に固定される筒状のステータと、ステータの内側に回転自在に収容されるロータと、を備えたブラシ付きモータにおいて、ステータは、筒状に形成されるとともに内周側に膨出した磁極部を周方向に複数有するステータコアと、ステータコアの各磁極部に形成された磁石挿入孔に二つずつ埋設される永久磁石とを備え、磁石挿入孔は、隣り合う磁極部に隣接する側に、磁束が一の永久磁石の両極間で短絡することを規制するフラックスバリア部を有し、フラックスバリア部の隣り合う磁極部に隣接する側の端部と、磁極部の隣り合う磁極部に隣接する側の端部との間隔が、ロータの回転軸中心を基準とした角度θwとしたときに、
θw≦0.7°
であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ブラシ付きモータ1において、フラックスバリアの端部と磁極部の端部との距離ができるだけ小さくなるように構成することで、永久磁石5の位置がばらつくことによってコギングトルクが増加することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の実施形態のブラシ付きモータの説明図である。
【図2】本発明の実施形態のブラシ付きモータの要部の説明図である。
【図3】本発明の比較例のブラシ付きモータの実験結果の説明図である。
【図4】本発明の実施形態のブラシ付きモータの実験結果の説明図である。
【図5】本発明の実施形態のブラシ付きモータの実験結果の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下に、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態のモータ1の断面図である。
【0012】
ブラシ付きモータ1は、筒状のケース2と、ケース2の内周に固定される筒状のステータ3と、ステータ3の内周側に回転自在に挿通されるロータ9と、を備えて構成されている。
【0013】
ステータ3は、内周側が膨出されて肉厚を厚くして形成される複数の磁極部4aを有するステータコア4と、ステータコア4の各磁極部4a内に二つずつ埋設される希土類の永久磁石5とを備えている。
【0014】
なお、本実施形態のブラシ付きモータ1は、ステータコア4において、磁極部4aが四つ設けられており、ブラシ付きモータ1は4磁極のモータとして構成されている。
【0015】
ステータコア4において、各磁極部4aの肉厚内には、二つの板状の永久磁石5がハの字状に配置されている。具体的には、各磁極部4aには二つの永久磁石5が固定される一組の磁石挿入孔4dが設けられており、この磁石挿入孔4dに永久磁石5がそれぞれ接着等によって固定される。
【0016】
一つの磁極部4aに埋設される二つの永久磁石5は、磁極部4aが一つの磁極として機能するように配置される。例えば、その磁極部4aがN極として機能する場合には、永久磁石5のN極側をロータ9側に向けて配置する。磁極部4aがS極として機能する場合には、永久磁石5のS極側をロータ9側に向けて配置する。
【0017】
このような構造によって、磁極部4aの全体が一つの磁極とし機能することによってロータ9に磁力を作用させ、ロータ9を回転させる。
【0018】
また、ステータコア4の磁極部4aの背面側であって、二つの永久磁石5の間に、スリット4bが設けられている。スリット4bは、二つの永久磁石5の磁束を分断して、隣り合う磁極部4a同士で磁束を形成させることにより、ロータ9に効率よく磁力を作用させる構成となっている。
【0019】
また、磁石挿入孔4dは、永久磁石5が挿入されるのに適した形状、すなわち、略長方形形状の永久磁石5の断面よりも僅かに大きい長方形形状に形成される。また、磁石挿入孔4dは、永久磁石5の長辺方向の端部側であって、隣り合う磁極部4aに近い側に、空隙が延長されたフラックスバリア部4eが形成されている。
【0020】
フラックスバリア部4eは、永久磁石5の両極間にループして流れる磁束がステータコア4内に形成されることを規制するために、永久磁石5の端部とステータコア4との間に空隙を形成する。これにより、一つの永久磁石5の両極間に短絡してループする磁束を規制する。
【0021】
より具体的には、フラックスバリア部4eは、その断面が略半楕円形状であり、先端に向かうに従って断面積が縮小している。そして、フラックスバリア部4eの先端と、当該先端と対峙する磁極部4aの端部、すなわち、磁極部4aの隣り合う磁極部4aに隣接する側の端部と、の間に存在するステータコア4の断面部分の面積を減少させて、この断面部分を流れる磁束が小さくなるように規制する。
【0022】
ロータ9は、シャフト12と、シャフト12の外周に固定されロータコア13とを備える。ロータコア13は、22個のティース13aによって22個のスロット13bが形成される。スロット13bには図示しない巻線が巻回されており、この巻線の端部はシャフト12に備えられる図外の電極に接続される。電極に摺接するブラシによって巻線に電力が供給されることによってロータコア13が磁化し、ステータ3の磁極部4aとの作用によってロータ9が回転する。
【0023】
このように構成される本実施形態のブラシ付きモータ1は、ステータ3の磁極部4aの極数(四個)、ロータ9のスロット13bの個数(22個)ロータ9の外形とステータ3の磁極部4aにおける内径との比、等を選定することによって、無通電状態でロータ9を回転させるときに回転トルクにむらが発生する、いわゆるコギングトルクを最小限に抑えることができる。
【0024】
一方で、前述のように磁石挿入孔4dは、永久磁石5の外形よりも若干大きく形成されている。これに加え、各部の公差によって、磁石挿入孔4dに挿入される永久磁石5の位置に若干のばらつきが生じうる。このように、磁石挿入孔4dの中で永久磁石5の位置にばらつきが生じることによって、磁束が不均衡となり、コギングトルクが増加するという問題がある。
【0025】
そこで、本発明の実施形態では、次のようにステータ3の構造を規定することによって、コギングトルクを低減させるように構成した。
【0026】
図2は、本発明の実施形態のブラシ付きモータ1の磁極部4aを中心とした要部の説明図である。
【0027】
ステータ3において、磁極部4aの磁石挿入孔4dに永久磁石5が挿入されている。磁石挿入孔4dは、永久磁石5の端部側であって、隣り合う磁極部4aに隣接する側に、フラックスバリア部4eが形成されている。
【0028】
フラックスバリア部4eは、前述のように、一の永久磁石5の両極間を短絡してループする磁束を規制する。すなわち、ループする磁束が発生するフラックスバリア部4eの端部41eと磁極部の端部41aとの間は、できるだけ小さいことが望ましい。
【0029】
本実施形態では、フラックスバリア部4eの端部41eと、フラックスバリア部4eの端部41eに対峙する磁極部の端部41aとの間の間隔を、ロータ9の回転軸であるシャフト12の中心からの角度θwとして規定する。
【0030】
また、ブラシ付きモータ1が発生するトルクは、永久磁石5と磁極部4aとの位置に関係して変化する。具体的には、ロータ9の回転軸であるシャフト12の中心からの永久磁石5の距離と、同じく回転軸中心からの磁極部4aの内周面の距離との関係がトルクに関係する。なお、回転軸中心と永久磁石5との距離は、永久磁石5の外周側の面が、回転軸中心と直角で交わる箇所の距離とする。
【0031】
本実施形態では、回転軸中心と磁極部4aの内周面との距離をR1、回転軸中心と永久磁石5との距離をSL2として、R1とSL2との関係を次に示す数式1として定義する。
【0032】
SL2=A×R1 ・・・ 数1
ただし、Aは定数。
【0033】
一般的に、定数Aの値を大きくすると永久磁石5と磁極部4aの内周面との距離が離れ、ロータ9に作用する磁束が減少するので、ブラシ付きモータ1のトルクが低下する。
【0034】
一方、Aの値を大きくすると、永久磁石5と磁極部4aの内周面との距離が近づき、ロータ9に作用する磁束が増加するので、ブラシ付きモータ1のトルクが増加するが、永久磁石5とロータ9との距離が近づくことにより、ロータ9の回転角度によるトルクの変動、すなわち、コギングトルクが増加する。従って、ブラシ付きモータ1のトルクを十分に保ちつつコギングトルクを軽減するために、定数Aの値を適切に設定することが求められる。本実施形態のブラシ付きモータ1は、要求されるトルクを満足するためには、定数Aは、概ね1.11以下とする。
【0035】
そして、図1に示すように構成された本実施形態のブラシ付きモータ1において、前述のθw及びAの値が、θw≦0.7°、1.091≦A≦1.109とすることが最適であることが判明した。以下にその詳細を説明する。
【0036】
図3及び図4は、本実施形態にかかるブラシ付きモータと、比較例のブラシ付きモータとにおいて、それぞれ永久磁石5のずれが生じた場合のコギングトルクの大きさの実験結果を示す説明図である。
【0037】
なお、図3及び図4は、ブラシ付きモータ1のコギングトルクが負荷側に影響を及ぼさない上限値を1として、Aを変化させたとき、コギングトルクが上限値よりも大きいか小さいかを比率として示す。
【0038】
図3は、フラックスバリア部4eの端部41eと磁極部4aの端部41aとの間の角度θwを0.9°に設定した場合において、定数Aを変化させたとき、永久磁石5にずれがない場合、永久磁石5が周方向に0.05mmずれが生じた場合、永久磁石5が周方向に0.1mmずれが生じた場合、のそれぞれのコギングトルクの大きさを示す。
【0039】
図4は、フラックスバリア部4eの端部41eと磁極部4aの端部421aとの間を、図2と比較してより小さくし、回転軸中心からの角度θwを0.7°に設定した場合において、定数Aを変化させたとき、永久磁石5にずれがない場合、永久磁石5が周方向に0.05mmずれが生じた場合、永久磁石5が周方向に0.1mmずれが生じた場合、のそれぞれのコギングトルクの大きさを示す。
【0040】
図3を参照すると、永久磁石5のズレがない場合(実線)では、Aが1.089よりも大きい場合は、コギングトルクが上限値以下となっていることがわかる。
【0041】
一方、永久磁石5のずれが0.05mmである場合(一点鎖線)では、コギングトルク上限以下となる領域は、Aが1.096以上の範囲となっている。さらに、永久磁石5のずれが0.1mmである場合(鎖線)では、コギングトルク上限以下となる領域は、Aが1.104以上である範囲となる。
【0042】
このように、θwを0.9°と設定した場合は、永久磁石5のずれが大きくなるほど、コギングトルク上限値を満足する領域が減少している。
【0043】
これに対して、θwを0.7°とした図4を参照すると、永久磁石5のズレがない場合(実線)では、Aが1.109以下の領域、及び、Aが1.086以上の領域で、コギングトルクが上限値以下となっていることがわかる。
【0044】
また、永久磁石5のずれが0.05mmである場合(一点鎖線)では、Aが、1.109以下の領域で、コギングトルクが上限値以下となっていることがわかる。
【0045】
また、永久磁石5のずれが0.1mmである場合(鎖線)では、Aが1.091以上の領域で、コギングトルクが上限以下となっていることがわかる。
【0046】
このように、θwを0.7°と設定した場合は、永久磁石5のずれが大きくなっても、コギングトルク上限値を満足する領域に幅を持たせることができる。
【0047】
図5は、本実施形態にかかるブラシ付きモータと、比較例のブラシ付きモータとにおいて、それぞれ永久磁石5のずれが生じた場合の、回転角度ごとのコギングトルクの大きさを示した説明図である。
【0048】
図5において、θw=0.9°としたものを四角点で示し、θw=0.7°としたものを丸点で示す。また、実線が永久磁石5にずれがない場合、点線が永久磁石5が周方向に0.05mmずれが生じた場合、一点鎖線が永久磁石5が周方向に0.1mmずれが生じた場合を、それぞれ示す。
【0049】
この図5に示すように、θw=0.9°の場合は、永久磁石5のずれが大きくなればなるほど、回転角度に対応してコギングトルクが増大している。一方で、θwをより小さく設定した場合、すなわちθw=0.7°の場合は、回転角度に応じてコギングトルクは若干変動するが、概ね±0.5の範囲に収まっていることがわかる。
【0050】
従って、本発明の実施形態におけるブラシ付きモータ1においては、θwの値が小さければ小さいほどよく、具体的な値としてθw≦0.7°とすることが望まししい。なお、θw=0としてもよい。すなわち、磁極部4aの隣り合う磁極部4aに隣接する側を、フラックスバリア部4eによって分離するように構成してもよい。
【0051】
また、θw≦0.7°とした場合に、永久磁石5と磁極部4aとの関係は、前述の数式1において、1.091≦A≦1.109とすることが望ましい。このような構成によって、ブラシ付きモータ1のトルクを減少することなく、かつ、永久磁石5のずれによってもコギングトルクが大きく増加することがない。
【0052】
以上のように構成された本発明の実施形態では、筒状のケース2と、ケース2内に固定される筒状のステータ3と、ステータ3の内側に回転自在に収容されるロータ9と、を備えたブラシ付きモータ1において、ステータ3は、筒状に形成されるとともに内周側に膨出した磁極部4aを周方向に複数有するステータコア4と、ステータコア4の各磁極部4aに形成された磁石挿入孔4dに二つずつ埋設される永久磁石5とを備えるものである。なお、本発明の実施形態は、ステータコア4は周方向に4つの磁極部4aを備え、ロータ9は周方向に22個のスロット13bを備える。
【0053】
そして、磁石挿入孔4dは、隣り合う磁極部4aに隣接する側に、磁束が一の前記永久磁石5の両極間で短絡することを規制する空孔状のフラックスバリア部4eを有し、フラックスバリア部4eの端部41eと、磁極部の端部41aとの間隔が、ロータ9の回転軸であるシャフト12の中心を基準とした角度θwとしたときに、θw≦0.7°とする。
【0054】
このような構成によって、ブラシ付きモータ1において、永久磁石5の位置がばらつくことによってコギングトルクが増加することを防止することができる。
【0055】
また、ロータ9の回転軸であるシャフト12の中心と磁極部4aの内周側壁面との距離をR1とし、ロータ9の回転軸であるシャフト12の中心と永久磁石5の外周側の端面との距離をSL2としたときに、SL2=A×R1との関係式において、Aを、1.091≦A≦1.109とした。
【0056】
このような構成によって、ブラシ付きモータ1において、永久磁石5の位置がばらつくことによってコギングトルクが増加することを防止することができる。特に、θw≦0.7°とすることによって、Aの値の幅が大きくなり、ブラシ付きモータ1の設計上の公差やバリ等によって永久磁石5の位置に若干のずれが生じたとしても、コギングトルクを増加させることがない。
【0057】
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内でなしうるさまざまな変更、改良が含まれることは言うまでもない。
【符号の説明】
【0058】
1 ブラシ付きモータ
2 ケース
3 ステータ
4 ステータコア
4a 磁極部
4b スリット
4d 磁石挿入孔
4e フラックスバリア部
5 永久磁石
9 ロータ
12 シャフト
13 ロータコア
13a ティース
13b スロット
41a 端部
41e 端部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
筒状のケースと、前記ケース内に固定される筒状のステータと、前記ステータの内側に回転自在に収容されるロータと、を備えたブラシ付きモータにおいて、
前記ステータは、筒状に形成されるとともに内周側に膨出した磁極部を周方向に複数有するステータコアと、前記ステータコアの各磁極部に形成された一組の磁石挿入孔にそれぞれ埋設される永久磁石とを備え、
前記磁石挿入孔は、前記永久磁石の端部側であって、隣り合う磁極部に隣接する側に、磁束を規制するフラックスバリア部を有し、
前記フラックスバリア部の先端部と、当該先端部に対峙する前記磁極部の端部との間隔が、前記ロータの回転軸中心を基準とした角度θwとしたときに、
θw≦0.7°
であることを特徴とするブラシ付きモータ。
【請求項2】
前記ロータの回転軸中心と前記磁極部の内周側壁面との距離をR1とし、
前記ロータの回転軸中心と前記永久磁石の外周側の端面との距離をSL2としたときに、
SL2=A×R1
ただし1.091≦A≦1.109
であることを特徴とする請求項1に記載のブラシ付きモータ。
【請求項3】
前記ステータコアは周方向に4つの前記磁極部を備え、
前記ロータは、周方向に22個のスロットを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のブラシ付きモータ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−205475(P2012−205475A)
【公開日】平成24年10月22日(2012.10.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−70617(P2011−70617)
【出願日】平成23年3月28日(2011.3.28)
【出願人】(000000929)カヤバ工業株式会社 (2,151)
【Fターム(参考)】