説明

プッシュオンスイッチ

【課題】カーエアコンなどの電装品やAV機器等の入力操作部に用いられるプッシュオンスイッチに関し、所定のプリロードが加わった状態でセットノブなどとの組み込みができるものを提供する。
【解決手段】弾性体14が節度なく撓んでそれにより上下動する押圧部14Cとドーム状の可動接点13の上面とが所定の間隔を空けて対峙する構成としたため、操作ストロークが短い上記可動接点13を用いて構成した短ストローク仕様のプッシュオンスイッチであっても、上記押圧部14Cが可動接点13上に当接するまでの距離をプリロード用として活用することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カーエアコンなどの電装品やAV機器等の入力操作部に操作用スイッチとして用いられるプッシュオンスイッチに関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、カーエアコンやAV機器等の入力操作部を構成する操作用スイッチとしてプッシュオンスイッチが多く使用されている。
【0003】
このような従来のプッシュオンスイッチについて、図7を用いて説明する。
【0004】
図7は従来のプッシュオンスイッチの断面図であり、同図において、1は絶縁樹脂からなる上方開放の箱形のケースで、その内底面1Aの中央部には一対の金属板からなる固定接点2(2A,2B)がインサート成形されて固定されている。
【0005】
その外側位置に配された固定接点2B上には、弾性金属薄板製で下方開口のドーム状に形成された可動接点3の下端が載置されている。このとき、可動接点3の中央頂点部の下方位置にあたる中央位置の固定接点2Aに対し、可動接点3の下面は、そのドーム高さでの間隔が維持されている。
【0006】
そして、上記可動接点3の中央頂点部上には、剛体材料製の駆動体4が上下動作可能に載せられている。この駆動体4は、中間高さ位置に円形状に形成されたフランジ部4Aと、その下面に突出形成された小径の下方押圧部4B、またその上面に突出形成された操作突起部4Cとからなり、上記下方押圧部4Bの下面が、上記可動接点3の中央頂点部上に当接している。
【0007】
一方、駆動体4の操作突起部4Cは、カバー5に配設された貫通孔から上方に突出している。そのカバー5は、ケース1の開口部分を覆うようにケース1に結合され、非操作状態では、駆動体4のフランジ部4Aの上面とカバー5の下面は当接状態になっている。
【0008】
以上のように構成された従来のプッシュオンスイッチは、図7にも示したように、筐体などに対して上下動可能に配されたセット側の操作ボタンであるセットノブ7で押圧操作が可能なように取り付けられる。
【0009】
そして、その動作としては、上記セットノブ7を介して、駆動体4の操作突起部4Cが押圧されると、駆動体4の下部に設けられた下方押圧部4Bで可動接点3の中央頂点部がすぐに押圧されていき、所定の力が加わると可動接点3は中央部分が節度を伴って反転動作する。これにより、中央位置に配された固定接点2Aに可動接点3の下面が当接し、可動接点3を介して外側位置の固定接点2Bと中央位置の固定接点2Aとが短絡したスイッチON状態となる。
【0010】
そして、駆動体4への押圧を止めると、可動接点3は自身の復元力により節度を伴って元の上方凸型のドーム形状に戻って可動接点3が中央位置の固定接点2Aから離れると共に、その復元動作に伴い駆動体4が上方に押し戻されて、図7に示す元のスイッチOFF状態に戻るものであった。
【0011】
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
【特許文献1】特開2002−343178号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
しかしながら上記従来のプッシュオンスイッチにおいては、セットへの組み込み時に、駆動体4を押し下げるセットノブ7をガタツキがないように取り付けるためには、セットの部品の寸法公差を小さくしなければならないという課題があった。
【0013】
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、所定のプリロードが加わった状態でセットノブとの組み合わせができてそのセットノブのガタツキなどが抑制できるプッシュオンスイッチを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0014】
上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を有するものである。
【0015】
本発明の請求項1に記載の発明は、上方開口の凹部底面に電気的に独立した複数の固定接点を備えた絶縁樹脂製のケースと、節度を伴って反転動作して上記固定接点どうしを接離させるドーム状に形成された金属板製の可動接点と、上記ケースの凹部内に収納され、上記可動接点の上方位置に一定の距離を空けて位置する押圧部を備え、押圧操作により、節度なく撓んで上記押圧部が上下動作する弾性体と、上記ケースの凹部上面を覆うように上記ケースに取り付けられたカバーとを有するプッシュオンスイッチとしたものである。
【0016】
上記構成であれば、操作ストロークが短いドーム状の可動接点を用いて構成してあっても、弾性体が節度なく撓んで押圧部が可動接点の上面に接触するまでの初期押し込み距離の間で、弾性体に所定のプリロードが加わった状態でセットノブと組み合わせできて、セットノブのガタツキ等が抑制できると共に、セット側としても部品設計時の寸法公差範囲などが広がり設計自由度の向上が図れるという作用を有する。
【0017】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、弾性体は、円柱部の下端部分に突出形成された押圧部を有すると共に、その円柱部の外周部から薄肉で延出形成された円錐状部、およびその円錐状部の下端から水平方向に延出された水平部を介して周囲部に連結されているものであり、当該弾性体の構成であれば、動作時に、水平部の円錐状部との連結部側が下がっていく変移を伴って弾性体として節度なく弾性的に撓むものが簡素な形状で実現できるという作用を有する。
【0018】
請求項3に記載の発明は、請求項1記載の発明において、筒状に構成された弾性体の周囲部の下端が可動接点の周縁部上に配置され、上記弾性体と上記可動接点とで閉じられた上記可動接点上の空間位置にあたる上記弾性体の周囲部の位置に、内外の空気を流通させるための溝または貫通孔を設けたものであり、弾性体と可動接点とで閉じられた空間となる可動接点上の空間における空気の流通が可能となるため、弾性体の押圧動作時および復帰動作時における動作安定性に優れたものにできるという作用を有する。
【発明の効果】
【0019】
以上のように本発明によれば、操作ストロークが短いドーム状の可動接点を用いて構成してあっても、所定のプリロードが加わった状態でセットノブ等と組み合わせてセットへの組み込みができ、セットノブ等のガタツキが抑制できるプッシュオンスイッチを提供することができるという有利な効果が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図6を用いて説明する。
【0021】
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態によるプッシュスイッチの断面図、図2は同要部である駆動体の部分断面の斜視図である。
【0022】
同図において、11は、上方開口の凹部を有する絶縁樹脂からなる箱形のケースで、その凹部の内底面は、中央部が円形状でさらに窪んだ接点配置部として形成されており、その接点配置部の底部外周位置に外側固定接点12A、またその中央位置に中央固定接点12Bが互いに電気的に独立状態で配されている。
【0023】
そして、13は、上方凸形のドーム状に形成された良導電性金属薄板からなる可動接点で、ドーム状の外周部下端が、接点配置部内の外側固定接点12A上に載せられている。可動接点13の中央頂点部の下面は、上記中央固定接点12Bに対して所定の間隔を空けて対峙している。また、詳細な図示などは省略するが、可動接点13は、接点配置部となる円形の窪みを構成する段差部で側方への移動規制がなされている。
【0024】
そして、可動接点13の上方には、エラストマーからなる弾性体14が配されている。
【0025】
その弾性体14は、図2からも判るように、可動接点13の径とほぼ同一径の筒状の周囲部14Aを備えると共に、その周囲部14Aの中央孔内に、上部が操作部分としてなる円柱部14Bが上下動可能なように薄肉部15で連結構成されており、上記周囲部14Aの下端が、可動接点13の周縁部上に載せられている。その円柱部14Bの下端面には、小径で下方に突出する押圧部14Cを備えている。なお、弾性体14の各部位は一体形成されている。
【0026】
そして、上記薄肉部15は、円柱部14B外周部の下方部分から延出形成された下面開放の円錐状部15Aと、その下端部に繋がる水平部15Bからなり、この薄肉部15で支えられて円柱部14B下端の押圧部14Cは、その下端位置が、可動接点13の中央頂点部上面に対し所定間隔を空けて対峙する位置に保たれている。なお、円錐状部15Aは、反転動作時に節度感触がでない角度設定および肉厚設定になされている。また、水平部15Bは、ケース11底面に対して平行で、円柱部14Bの中心軸線を中心として、上面視で同心リング状に構成されている。
【0027】
また、周囲部14Aの下端には、周囲部14Aを横断する溝14D(図2参照)が数ヵ所設けられており、可動接点13の上方空間における内外の空気が流通可能な構成となっている。なお、溝14Dの代わりに、可動接点13の上方空間における内外の空気が流通可能となる周囲部14Aの位置に貫通孔等を設けてもよい。
【0028】
そして、弾性体14の周囲部14Aの外周部分には、断面視鉤型の掛け止め部14Eが一体形成されており、ケース11の凹部を構成する外周壁の上端部に掛け止めされている。なお、上記掛け止め状態で、掛け止め部14Eの外周位置が、ケース11の外形内に収まるように構成している。
【0029】
16は、上記ケース11の開口部を覆うようにケース11に結合された金属板製のカバーであり、その中央部には、中央円形孔周囲が上方に向けてバーリング加工されて構成された筒状部16Aを備え、その筒状部16Aの中央円形孔から上記弾性体14の円柱部14Bが上方に突出している。
【0030】
この構成であれば、非操作状態で薄肉部15のみで支えられた円柱部14Bが、筒状部16Aの内周面に沿って上下動するので、こじり操作などの低減が図れる。なお、金属板そのもので筒状部16Aを形成する代わりに、金属板に設けた中央孔の端部にインサート成形を施して筒状成形部を一体形成したもの等であってもよい。
【0031】
そして、カバー16は、ケース11に結合された状態では、その下面で弾性体14の周囲部14Aの上端面を若干押さえ込む状態で組み付けられ、周囲部14Aは若干の圧縮状態となっている。その周囲部14Aの圧縮状態で得られる力によって、可動接点13は外側固定接点12Aに圧接されて電気的に安定した接触状態が維持されている。
【0032】
そして、17は、上記ケース11内に配された外側固定接点12A、中央固定接点12Bからそれぞれケース11外に延出された端子である。
【0033】
本発明によるプッシュオンスイッチは、以上のように構成され、次にその動作および、図3に示す同プッシュオンスイッチのフィーリングカーブについて説明する。
【0034】
まず、カバー16から突出した弾性体14の円柱部14Bの上端を押圧すると、弾性体14の円錐状部15Aの水平部15Bからの立ち上がり角度が若干緩やかになると共に、リング状の水平部15Bの中央側が下がっていくように撓んでいき、図4の断面図に示すように、押圧部14Cの下端面と可動接点13の上面間の距離がなくなって両者が当接する状態に移行する。
【0035】
このとき、当該薄肉部15の形状であれば、簡素で容易に構成できると共に、特に上記動作時において、水平部15Bの円錐状部15Aとの連結部側となる中央側が下がっていく変移を伴い、弾性体14の薄肉部15として節度なく弾性的に撓んでいくものにできる。
【0036】
また、円柱部14Bの外周面は、カバー16の筒状部16Aに沿いつつ下方に移動していくため、こじり動作なども少なく、可動接点13の中央頂点部位置に合わせて、押圧部14Cは可動接点13上に当接する。
【0037】
上記動作時においては、可動接点13の上面と、弾性体14の筒状の周囲部14Aとそれに連結された薄肉部15の下面で閉鎖状態になされる可動接点13上の空間を押し縮めて、その空間内に存する空気を圧縮していくこととなるが、周囲部14Aの下端部に配された溝14Dを介して空気の流通が可能な構成としてあるので、その空気の圧縮による操作力などへの影響は殆どなく上記動作状態は安定したものとなる。
【0038】
ここまでの動作においては、円柱部14Bの移動に際し所謂片持ち状の薄肉部15が節度なしで撓んでいくのみであるため、操作ストロークと操作力との関係は、図3のA領域間での略比例関係の挙動となる。
【0039】
なお、その操作力の大きさは、薄肉部15の形状設定等によって適宜設定できる。例えば、円錐状部15Aの形状を、水平部15Bからの立ち上がり角度が急なものとすると大きい力を必要とするものにでき、また水平部15Bとしても中央側と外周側が上下にずれた位置となる傾斜する状態のものとしたり、上記両者を複合させてその設定を行うようにしてもよい。
【0040】
なお、当該A領域内、つまり弾性体14の押圧部14Cが可動接点13の上面に接触するまでの初期押し込み距離の間では、節度感触が発生せず0.3〜1N程度の弱い力で変移し、かつその操作ストロークとしても0.5〜0.6mm程度で設定すると、当該A領域をプリロード領域として活用することができる。
【0041】
そして、図4に示した弾性体14の押圧部14Cが可動接点13上に当接した状態からさらに円柱部14Bに押圧力を加えると、押圧部14Cが可動接点13を押し込み反転動作させる。このとき、可動接点13は、節度をもって反転動作する。
【0042】
その反転動作後の状態を図5に示すが、同図に示すように、可動接点13の中央部下面は、図3中に表記したON点での操作ストロークでケース11の接点配置部に配された中央固定接点12Bに接触し、可動接点13を介して外側固定接点12Aと中央固定接点12B間が短絡し、スイッチON状態となる。
【0043】
このとき、薄肉部15は、図5に示すように、円錐状部15Aと水平部15Bとが略一直線的に中央側が下方に向かう形状に変移し、その変移に要する力が、可動接点13の反転動作力に加わるが、可動接点13の反転動作力の最大値を、プリロード領域としてなるA領域における最大変形力の略二倍以上にしておけば、操作する指などに節度感触が確実に感じられるものにできる。
【0044】
なお、上記動作中においても、円柱部14Bは、カバー16の筒状部16Aで傾倒規制等をされつつ下方へ移動するので、こじり等の発生は少なく、かつ周囲部14Aの溝14Dを介して可動接点13上の空間内における空気が流出して安定した動作状態となることなどは上述内容と同じである。
【0045】
そして、弾性体14の円柱部14Bへの押圧力を解除すると、可動接点13が自身の復元力により節度を伴って復元し、その下面が中央固定接点12Bから離れ、元のスイッチOFF状態に戻ると共に、撓んでいた弾性体14の薄肉部15が自身の復元力によって元の水平部15Bと円錐状部15Aの形状に戻り、押圧部14Cが可動接点13上から所定間隔離れて位置する図1の状態に戻る。
【0046】
このとき、弱い作動力で弾性的に撓む薄肉部15は、上記の復元動作時における復元力としても弱いものではあるが、筒状の周囲部14Aに設けた溝14Dを介して、外方の空気が可動接点13上の閉じられた空間内に流入することで、その復元動作の補助がなされ、その復帰動作もスムーズで安定したものとなる。
【0047】
以上のように当該実施の形態によるものは、弾性体14の押圧部14Cと可動接点13との間に一定の距離を設けて対峙させ、押圧部14Cが節度なく可動接点13の上面に接触するまでの初期押し込み距離が確保できる構成であるため、当該領域をプリロード領域として活用することができるものである。
【0048】
セットに組み込む場合は、例えば、図6に示すように、プリロード領域としてなる上記A領域内の範囲内で弾性体14の薄肉部15が若干撓んだ状態になるようにして、上下動可能に配されたセット側の操作ボタンであるセットノブ21の位置を決めて配設すると、可動接点13が作動していない状態を維持しつつ、かつ上記薄肉部15からの反力でセットノブ21のガタツキが抑制された組み込み状態にすることができる。なお、その場合、セットノブ21の筐体との嵌合寸法やそのでき上がり寸法等を考慮すると、上記A領域内のストロークにおける中間位置をねらいとしてセットノブ21で円柱部14Bの初期押し込みをするように組み合わせることが好ましい。
【0049】
このように、当該プッシュオンスイッチであれば、操作ストロークが短いドーム状の可動接点13を用いて構成した短ストローク仕様のものであっても、弾性体14に所定のプリロードが加わった状態でセットノブ21を組み合わせてセットに組み込むことができ、セットノブ21のガタツキ等が抑制できると共に、セット側としても部品設計時の寸法公差範囲などが広がり設計自由度の向上が図れるものである。
【産業上の利用可能性】
【0050】
本発明によるプッシュオンスイッチは、操作ストロークが短いドーム状の可動接点を用いて構成してあっても、弾性体が節度なく撓んでそれにより上下動する押圧部と可動接点との間に非操作状態で一定の距離を空けて対峙させた構成のものであるため、セット取り付け時に所定のプリロードが加わった状態でセットノブ等と組み合わせてセットへの組み込みができるという特徴を有し、カーエアコンなどの電装品やAV機器等の入力操作部を構成する際などに有用である。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1】本発明の一実施の形態によるプッシュオンスイッチの断面図
【図2】同要部である駆動体の部分断面の斜視図
【図3】同プッシュオンスイッチのフィーリングカーブを表す図
【図4】同動作時における断面図
【図5】同動作時における断面図
【図6】同セットへの組み込み状態の断面図
【図7】従来のプッシュオンスイッチの断面図
【符号の説明】
【0052】
11 ケース
12A 外側固定接点
12B 中央固定接点
13 可動接点
14 弾性体
14A 周囲部
14B 円柱部
14C 押圧部
14D 溝
14E 掛け止め部
15 薄肉部
15A 円錐状部
15B 水平部
16 カバー
16A 筒状部
17 端子
21 セットノブ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上方開口の凹部底面に電気的に独立した複数の固定接点を備えた絶縁樹脂製のケースと、節度を伴って反転動作して上記固定接点どうしを接離させるドーム状に形成された金属板製の可動接点と、上記ケースの凹部内に収納され、上記可動接点の上方位置に一定の距離を空けて位置する押圧部を備え、押圧操作により、節度なく撓んで上記押圧部が上下動作する弾性体と、上記ケースの凹部上面を覆うように上記ケースに取り付けられたカバーとを有するプッシュオンスイッチ。
【請求項2】
弾性体は、円柱部の下端部分に突出形成された押圧部を有すると共に、その円柱部の外周部から薄肉で延出形成された円錐状部、およびその円錐状部の下端から水平方向に延出された水平部を介して周囲部に連結されている請求項1記載のプッシュオンスイッチ。
【請求項3】
筒状に構成された弾性体の周囲部の下端が可動接点の周縁部上に配置され、上記弾性体と上記可動接点とで閉じられた上記可動接点上の空間位置にあたる上記弾性体の周囲部の位置に、内外の空気を流通させるための溝または貫通孔を設けた請求項1記載のプッシュオンスイッチ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2006−120397(P2006−120397A)
【公開日】平成18年5月11日(2006.5.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−305476(P2004−305476)
【出願日】平成16年10月20日(2004.10.20)
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】