説明

プラットホームへのステップ取付け構造

【課題】 発泡樹脂ブロックを積み上げて構築させるプラットホームに対し、容易にステップを設置することができるプラットホームへのステップ取付け構造を提供すること。
【解決手段】 発泡樹脂ブロック2,3を積み上げて構築するプラットホーム1の前記ブロック3,3間に、ステップ4の基部10を挟持させてステップを取付けるようにしている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プラットホームへのステップ取付け構造に関するもので、詳しくは、発泡樹脂ブロックを積み上げて構築するプラットホームへのステップ取付け構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
軟弱地盤地帯、交通の激しい場所、或いは狭い作業環境下等といった環境の悪いところでの施工、労力の削減、施工時間の短縮等のために、発泡樹脂ブロックからなる構築部材(内装構築ブロック)を積み上げるとともに、それらの外表面を構成する発泡樹脂製構築部材として、発泡樹脂ブロックの少なくとも1つの表面にセメント硬化物層を形成したもの(外装構築ブロック)を、該セメント硬化物層が外表面に位置するように配置することによって、外部からの熱に対する耐力および砂利等の異物に対する強度を高めた構造のプラットホームは知られている(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】実用新案登録第2607192号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、鉄道のプラットホームでは、ホームから転落した場合等に、ホームへ上がるためのステップが設置される。このステップは、プラットホームがコンクリート製の場合には、予め鉄骨等にステップの基端を溶接等によって固定したり、コンクリート表面に直接ビスによってステップの基部を打ち付け固定したりする方法等によって、容易に設置することが可能である。
【0005】
しかし、上記特許文献1に記載されているような、発泡樹脂ブロックを積み上げて構築されたプラットホームにあっては、ステップの基端を溶接固定するような鉄骨は存在せず、また、表面にセメント硬化物層が形成されていたとしても、該セメント硬化物層はビス等の打ち付けに耐え得る程の耐力を有するものではないため、ステップの設置が困難であると言う課題があった。
【0006】
本発明は、上述した背景技術が有する課題に鑑み成されたものであって、その目的は、発泡樹脂ブロックを積み上げて構築させるプラットホームに対し、容易にステップを設置することができるプラットホームへのステップ取付け構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した目的を達成するため、請求項1のプラットホームへのステップ取付け構造では、発泡樹脂ブロックを積み上げて構築するプラットホームの前記ブロック間に、ステップの基部を挟持させてステップを取付けるようにしている。
【0008】
また、請求項2のプラットホームへのステップ取付け構造では、上記請求項1の発明において、上記ステップを挟持する少なくとも下位のブロックに、上下方向に支柱部を延設し、該支柱部の上面で前記ステップを載置させるようにしている。
【0009】
さらに、請求項3のプラットホームへのステップ取付け構造では、上記請求項2の発明において、上記発泡樹脂ブロックの表面にセメント硬化物層を設け、該セメント硬化物層と上記支柱部を一体的に形成している。
【0010】
また、請求項4のプラットホームへのステップ取付け構造では、上記請求項1〜3のいずれかの発明において、上記ステップの基部の一部を覆う被覆部と、発泡樹脂ブロックに刺し込み可能な係止部を有する止め具を用い、上記ステップの基部の一部を被覆すると共に前記係止部を前記発泡樹脂ブロックに刺し込むことにより、前記ステップを前記ブロックに係止させている。
【0011】
また、請求項5のプラットホームへのステップ取付け構造では、上記請求項1〜3のいずれかの発明において、上記ステップの基部の一部を折り曲げて係止部を形成し、該係止部を前記発泡樹脂ブロックに刺し込むことにより、前記ステップを前記ブロックに係止させている。
【0012】
さらに、請求項6のプラットホームへのステップ取付け構造では、上記請求項4または5の発明において、上記係止部の先端に刃を形成している。
【発明の効果】
【0013】
上記した請求項1の本発明によれば、ステップをブロック間に挟持させて支持するため、ステップの取付け作業が容易である。また、ステップを予めブロックに取付けておけば、ステップを現場で取り付ける必要がなく、現場でのプラットホーム構築作業がより迅速に行える。
【0014】
また、上記した請求項2の本発明によれば、ステップは、上下方向に延設された支柱部によっても支持されるので、ステップの支持がより確実になる。
【0015】
さらに、上記した請求項3の本発明によれば、上記した作用効果を果たす支柱部が、セメント硬化物層の強度向上、および発泡樹脂ブロックへの取付け強度を向上させる作用効果をも果たす。
【0016】
また、上記した請求項4の本発明によれば、ステップの基部が止め具によって発泡樹脂ブロックに係止されるので、ステップの支持がより確実になると共に、ステップの基部を平板に形成でき、ステップの保管および取扱いが容易となる。
【0017】
また、上記した請求項5の本発明によれば、ステップの基部の一部に形成した係止部が発泡樹脂ブロックに刺し込まれて係止されるので、やはり、ステップの支持がより確実になると共に、部品点数の削減を図れる。
【0018】
さらに、上記した請求項6の本発明によれば、係止部の先端に刃が形成されているので、ステップの取り付けがより容易になる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、上記した本発明に係るプラットホームへのステップ取付け構造の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
ここで、図1は本発明に係る鉄道用プラットホームを示した断面図、図2はステップの取付け構造の一実施の形態を分解して示した斜視図、図3はそのステップを取付けた状態を示した断面図、図4はステップの取付け構造の他の実施の形態を分解して示した斜視図、図5はそのステップを取付けた状態を示した断面図である。
【0020】
図1に示したプラットホーム1は、内装構築ブロック2を積み上げて内部構造体を形成し、その外側、即ち外側表面を形成する部位に、外装構築ブロック3を配置するとともに、外装構築ブロック3,3間でステップ4を挟持することによって構成されている。
【0021】
上記内装構築ブロック2は、直方体形状に形成された発泡樹脂ブロック5のみによって構成されている。一方、上記外装構築ブロック3は、発泡樹脂ブロック6の少なくとも1つの表面に、セメント硬化物層7が形成されている。上記発泡樹脂ブロック6は、通常は前記内装構築ブロック2と同一又はほぼ同一又は半分又はほぼ半分の大きさに形成されている。
【0022】
上記内装構築ブロック2および外装構築ブロック3を構成する発泡樹脂ブロック5,6は、同一の樹脂によって形成することができ、例えば、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル等の樹脂を発泡させたもので形成することができるが、中でも、安価であり、低密度でも強度が大きいポリスチレンを発泡させたもので形成することが最も好ましい。また、この発泡樹脂ブロック5,6は、通常、密度0.01〜0.05g/cm3の密度を有するものがよい。大きさとしては、特に限定されないが、例えば、縦100〜200cm、横50〜150cm、高さ30〜100cmがよい。発泡樹脂ブロック5,6の発泡体は、耐水性、強度等を考慮して、独立した気泡を有するものであることが好ましい。
【0023】
また、上記外装構築ブロック3の表面に設けられるセメント硬化物層7は、コンクリートやモルタル等の様々な水硬性セメントで形成することができる。水硬性セメントとしては、例えば、普通ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、低硫酸塩ポルトランドセメント、白色ポルトランドセメント等のポルトランドセメントや、水硬性石灰、ローマン・セメント、天然セメント、アルミナセメント、高炉セメント、シリカセメント、膨張セメント、着色セメント等がある。これらの中では、ポルトランドセメントや水硬性石灰、天然セメント、高炉セメント、膨張セメント、着色セメントを用いることが好ましい。
【0024】
また、上記セメントには、種々の骨材、補強材、軽量化材、水ガラス等を加えることもできる。骨材としては、硅砂、シリカフォーム等の通常の骨材や、膨張粘土、パーライト、膨張スラグ等の人工軽量骨材等がある。また、補強材としては、有機、無機の各種繊維、例えば、スラグ繊維、炭素繊維、ナイロン、ポリエステル繊維等がある。また、軽量化材としては、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン等の樹脂の、密度0.008〜0.1g/cm3、粒径2〜15mmの発泡樹脂粒子等がある。
【0025】
特に、セメント硬化物層7に上記発泡樹脂粒子を混入させると、軽量でかつ断熱性にも優れ、また、鉄道用プラットホーム1を構築する際に、表層材としてアスファルトを施工する場合に、該セメント硬化物層7の表面に存在する発泡樹脂粒子が加熱されたアスファルトによって溶融され、その結果、溶融した後の粒子の穴にアスファルトが入り込み、アスファルトとセメント硬化物層7との密着性が優れたものになる。この発泡樹脂粒子の混合割合は、セメント100重量部に対して、0.2〜30重量部が適当である。また、上記セメント硬化物層7の厚さとしては、耐熱性、強度、軽量性等の観点から、10〜30mmが適当である。
【0026】
上記外装構築ブロック3を作製するには、発泡形成した発泡樹脂ブロック6の表面に接着剤を塗布し、それを型枠に入れ、その上から所望の形状となるように未硬化のセメントモルタルを流し込み、養生・硬化させてセメント硬化物層7を形成すればよい。また、逆に、型枠中に所定量入れられたセメントモルタル上に発泡樹脂ブロック5を載置し、養生・硬化させてセメント硬化物層7を形成してもよい。また、発泡樹脂ブロック6とセメント硬化物層7を別々に作製し、それらを接着剤を用いて一体化してもよい。
なお、接着剤としては、接着用樹脂モルタルを使用することができる。接着用樹脂モルタルに使用する水溶性樹脂は、アクリル系樹脂、SBR系、EVA系、EX系、酢ビ系等のエマルジョンを使用することができる。また、接着用樹脂モルタルの配合比率は、セメント100部に対し、樹脂エマルジョン10〜100部が好ましい。
【0027】
また、外装構築ブロック3のうち、少なくともステップ4を取り付ける外装構築ブロック3aでは、セメント硬化物層7に接する発泡樹脂ブロック6の部位に、適宜な間隔をもって支柱部8が上下方向に形成されていることが好ましい。この支柱部8は、発泡樹脂ブロック6の表面に上下方向のあり溝9を形成し、そのあり溝9を含めた発泡樹脂ブロック6の表面に接着剤を塗布し、そこにセメント硬化物層7を形成するセメントモルタルを塗り、養生・硬化させてことによって、セメント硬化物層7と一体的に形成された支柱部8を形成することができる。
【0028】
上記支柱部8の長手方向に対する垂直な断面は、台形の他、4角形、3角形等であってもよい。また、支柱部8の長手方向に対する垂直な断面積は、20〜100cm2が好ましい。あまり大きいと、外装構築ブロック3aの重量が重くなり過ぎ、作業性が悪くなる。また、支柱部8の数量は、1mあたり1〜2本が適当である。
【0029】
一方、ステップ4は、図2及び図4に示したように、鉄板等の金属板をアングル状に折り曲げたものが使用でき、基部を取付け部10となし、先端部を踏板部11としている。
【0030】
図2に示したステップ4では、基部の中央部を切欠き、それによって軽量化を図っている。そして、切欠きによって画成される舌片10a,10aの端部には、各々孔12,12が形成されている。また、このステップ4には、付属部品として止め具13を備えている。この止め具13は、ステップ4の基部の一部を覆う被覆部となる板体14の一面に釘状の係止部15を有し、板体14の他端を折り曲げ、その先端に刃16aを形成した板状の係止部16を有している。
【0031】
そして、図3に示したように、ステップ4を上記外装構築ブロック3aの支柱部8に載置し、ステップ4の孔12に止め具13の釘状の係止部15を挿入し、該釘状の係止部15と板状の係止部16とを外装構築ブロック3aの上面に刺し込み、止め具13の板体14でステップ4の基部の一部を覆う状態で、ステップ4を外装構築ブロック3aに係止する。尚、止め具は、通常は金属製のものが使用されるが、止め具としての機能を果たすものであれば、プラスチック製のものでもその他の材料からなるものであっても良い。
【0032】
また、図4に示したステップ4では、基部である取付け部10の端部を折り曲げ、その先端に鋸状の刃17aを形成した係止部17を有している。
そして、図5に示したように、ステップ4を同じく支柱部8に載置し、ステップ4の係止部17を、外装構築ブロック3aの上面に刺し込み、ステップ4を外装構築ブロック3aに係止する。
【0033】
上記内装構築ブロック2および外装構築ブロック3,3a、更にはステップ4を用いてプラットホーム1を構築するには、土砂を削ったり、土盛りした後、砂や砂利を敷いて、その上から突き固め作業を施して固めた基礎18を形成し、該基礎18上に、上記内装構築ブロック2を積み重ね、その外側表面を形成する部位に、上記外装構築ブロック3,3aを、表面にセメント硬化物層7が位置するように積み重ねて構造体と成す。その際、予め上記ステップ4を取り付けた外装構築ブロック3aを、ステップ4の取り付ける箇所に設置する。そして、構造体の上面部に、アスファルト、コンクリート、タイル等によって床部材19を形成する。尚、ステップ4は、適宜間隔で、プラットホームのほぼ全長に渡って設けられることが好ましい。
【0034】
以上、本発明に係るプラットホームへのステップ取付け構造の実施の形態を説明したが、本発明は、何ら既述の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の技術的思想の範囲内において、種々の変形および変更が可能であることは当然である。
【0035】
例えば、上記実施の形態では、ステップ4を、予め外装構築ブロック3aに取り付けているが、外装構築ブロック3aを積み重ねた後に、ステップ4を取り付けてもよい。また、ステップ4を、外装構築ブロック3aの上面に取り付けているが、外装構築ブロック3の下面に取り付け、その外装構築ブロック3を、外装構築ブロック3aの上に積み重ねてもよい。
【0036】
また、上記実施の形態では、支柱部8をセメント硬化物層7と一体的に形成しているが、支柱部8を別体に形成し、その支柱部8のみを発泡樹脂ブロック6の溝9に接着材等によって固定してもよい。また、上記実施の形態では、ステップ4を金属板で形成した例を示したが、ステップとしての強度を有するものであれば、プラスチックで形成したものでもその他の材料で形成したものでもよい。
【0037】
さらに、上記実施の形態で示した、止め具13を用いてステップ4の基部を発泡樹脂ブロック6に係止させる構造は、一例を示したに過ぎず、例えば、図6(a)〜(d)および図7(a)〜(c)に示したような構造としてもよい。また同様に、ステップ4の基部を折曲して係止部17を形成し、該係止部17によってステップ4を発泡樹脂ブロック6に係止させる構造も、図8(a)〜(c)に示した構造としてもよい。
なお、図6〜図8において、上記実施の形態と同一部材および同一部分には、同一符号を付した。
【実施例】
【0038】
内装構築ブロック2の発泡樹脂ブロック5として、株式会社ジェイエスピー社製のスチロダイアJFN200を、50倍(20kg/m3)に発泡成形したブロックを用いた。ブロック寸法は、200×100×50cmおよび100×100×50cmのブロックとした。
【0039】
また、外装構築ブロック3の発泡樹脂ブロック6としては、上記発泡樹脂ブロック5と同じものを使用し、そのブロックの寸法100×50cmの面に、上下方向に沿って支柱部8(長さ50cm)が形成されるあり溝9を2本カットし、その面全体に接着剤を刷毛で塗布して乾燥させた後、塗工型枠を装着して未硬化のセメントモルタルを20mmの厚みなるように塗り、乾燥させてセメント硬化物層7と支柱部8が一体的に形成されたブロックとした。
なお、支柱部8は、長手方向に対する垂直な断面が92cm2の台形形状とし、2本の間隔を50cmあけて形成した。また、接着剤は、アクリル系エマルジョンとセメントと水を1:2:0.5の比率で混合したものを使用した。セメントモルタル、富士川建材株式会社製のラスモルを使用した。
【0040】
上記内装構築ブロック2および外装構築ブロック3を用い、図1に示したように、基礎18上に、内装構築ブロック2、外装構築ブロック3を順次並べ、EPS土木工法用の締結金具でブロック同士をつなぎあわせた。そして、2段目の外装構築ブロック3上に、厚み6mmの亜鉛メッキ鋼板製ステップ4を係止し、その上に、3段目の外装構築ブロック3を積み上げ、その上に床部材19として、50mmの厚みをもったコンクリート板を載せて、長さ500cm,幅200cmのプラットホーム架設モデルを構築した。
【0041】
このようにして構築されたモデルのステップで、70kgの人によって昇降テストを行ったが、ステップに何ら変形が起こることはなかった。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明に係る鉄道用プラットホームの断面図である。
【図2】ステップの取付け構造の一実施の形態を分解して示した斜視図である。
【図3】図2に示したステップを取付けた状態の断面図である。
【図4】ステップの取付け構造の他の実施の形態を分解して示した斜視図である。
【図5】図4に示したステップを取付けた状態の断面図である。
【図6】図2に示したステップの取付け構造の種々の変形例を示した斜視図である。
【図7】図2に示したステップの取付け構造の更に他の種々の変形例を示した斜視図である。
【図8】図4に示したステップの取付け構造の種々の変形例を示した斜視図である。
【符号の説明】
【0043】
1 プラットホーム
2 内装構築ブロック
3,3a 外装構築ブロック
4 ステップ
5,6 発泡樹脂ブロック
7 セメント硬化物層
8 支柱部
9 あり溝
10 取付け部(基部)
10a 舌片
11 踏板部
12 孔
13 止め具
14 板体(被覆部)
15 釘状の係止部
16 板状の係止部
16a 刃
17 係止部
17a 刃
18 基礎
19 床部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
発泡樹脂ブロックを積み上げて構築するプラットホームの前記ブロック間に、ステップの基部を挟持させてステップを取付けることを特徴とする、プラットホームへのステップ取付け構造。
【請求項2】
前記ステップを挟持する少なくとも下位のブロックに、上下方向に支柱部を延設し、該支柱部の上面で前記ステップを載置させたことを特徴とする、請求項1に記載のプラットホームへのステップ取付け構造。
【請求項3】
前記発泡樹脂ブロックの表面にセメント硬化物層を設け、該セメント硬化物層と前記支柱部を一体的に形成したことを特徴とする、請求項2に記載のプラットホームへのステップ取付け構造。
【請求項4】
前記ステップの基部の一部を覆う被覆部と、発泡樹脂ブロックに刺し込み可能な係止部を有する止め具を用い、前記ステップの基部の一部を被覆すると共に前記係止部を前記発泡樹脂ブロックに刺し込むことにより、前記ステップを前記ブロックに係止させたことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のプラットホームへのステップ取付け構造。
【請求項5】
前記ステップの基部の一部を折り曲げて係止部を形成し、該係止部を前記発泡樹脂ブロックに刺し込むことにより、前記ステップを前記ブロックに係止させたことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のプラットホームへのステップ取付け構造。
【請求項6】
前記係止部の先端に刃を形成したことを特徴とする、請求項4または5に記載のプラットホームへのステップ取付け構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2006−118274(P2006−118274A)
【公開日】平成18年5月11日(2006.5.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−308805(P2004−308805)
【出願日】平成16年10月22日(2004.10.22)
【出願人】(000131810)株式会社ジェイエスピー (245)
【Fターム(参考)】