プラント監視装置
【課題】状況に応じて他の監視画面において表示されていた必要な監視項目を容易に監視画面に追加表示できるようにすることにより監視効率を向上させるとともに、画面改造作業にともなうコストを削減することができるプラント監視装置を提供する。
【解決手段】各プラントから収集した計測信号を複数の監視画面1A、1Bに切り替えて表示するようにしたプラント監視装置において、監視画面1Aにおいて表示されている計測信号4Aの転送先とする監視画面1Bを設定し、記録エリア2は監視画面1Aにおいて表示されている計測信号4Aに関する情報を保存し、更に監視画面1Bの表示時に、記録エリア2に保存された情報に基づいて計測信号4Aを監視画面1Bに表示させるようにする。
【解決手段】各プラントから収集した計測信号を複数の監視画面1A、1Bに切り替えて表示するようにしたプラント監視装置において、監視画面1Aにおいて表示されている計測信号4Aの転送先とする監視画面1Bを設定し、記録エリア2は監視画面1Aにおいて表示されている計測信号4Aに関する情報を保存し、更に監視画面1Bの表示時に、記録エリア2に保存された情報に基づいて計測信号4Aを監視画面1Bに表示させるようにする。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、プラント監視装置に関するものであり、特に上下水道設備等のプラントの機器の運転状態を表す信号及び計測信号を図形によって表示する監視画面を有するプラント監視装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のプラント監視装置においては、機器の運転状態並びに計測値等を示す信号に関する情報、及び画面のレイアウトを予め登録しておき、故障発生時等にその画面を表示させることにより監視を行なうものがあった(特許文献1参照)。
【0003】
更にはグラフィック画面上のシンボルから、直接シンボルに関する信号をドラッグアンドドロップすることにより制御画面へ追加することにより、新たな制御画面を作成するCRT監視制御装置があった(特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】特開平9−6430号公報
【特許文献2】特開2000−339023号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に示されたプラント監視装置においては、ある監視画面に表示している計測信号を別の監視画面においても表示したい場合、画面作成ツール等で画面を改造する必要があり、他の監視画面を表示する装置がない場合には画面改造作業中はプラントの監視が行なえず、また改造作業時間並びにコストがかかるという問題点があった。
【0006】
又上記特許文献2に示されたCRT監視制御装置においては、あくまで同一監視画面上における作業であり、即ち同一の監視画面上のシンボルから直接シンボルに関する信号をトレンドグラフに追加しており、異なる監視画面上のシンボルからシンボルに関する信号を追加表示する際には、上記特許文献1の場合と同様、画面作成ツール等で画面を改造する必要があり、他の監視画面を表示する装置がない場合には画面改造作業中はプラントの監視が行なえず、また改造作業時間並びにコストがかかるという問題点があった。
【0007】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、状況に応じて他の監視画面において表示されていた必要な監視項目を容易に監視画面に追加表示できるようにすることにより監視効率を向上させるとともに、画面改造作業にともなうコストを削減することができるプラント監視装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明に係るプラント監視装置は、プラントから収集した計測信号を表示装置で複数の監視画面により表示するようにしたものであって、一の監視画面に表示されている計測信号を選択し、選択した計測信号を表示する他の監視画面を設定する手段と、この手段により選択された計測信号に関する情報と他の監視画面の情報を保存するための記録エリアと、他の監視画面を表示する時に記録エリアに保存された計測信号を他の監視画面に表示させる手段とを設けたものである。
【発明の効果】
【0009】
この発明に係るプラント監視装置によれば、プラントから収集した計測信号を表示装置で複数の監視画面により表示するようにしたものであって、一の監視画面に表示されている計測信号を選択し、選択した計測信号を表示する他の監視画面を設定する手段と、この手段により選択された計測信号に関する情報と他の監視画面の情報を保存するための記録エリアと、他の監視画面を表示する時に記録エリアに保存された計測信号を他の監視画面に表示させる手段とを設けたので、監視動作を中断させることなく、一の監視画面において表示していた計測信号を他の監視画面においても表示することができ、監視効率を向上させるとともに、画面改造作業にともなうコストを削減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
実施の形態1.
以下、この発明の一実施形態を図に基づいて説明する。図1はこの発明の実施の形態1によるプラント監視装置を示すブロック構成図、図2は動作を示すためのフローチャートである。
【0011】
図において、本発明によるプラント監視装置は、各プラントから収集した機器の運転状態及び水位を示す計測値等からなる信号を表示するための監視画面1A、1B(尚監視画面1Aにおいては計測値としてA水位が、監視画面1Bにおいては計測値としてB水位がそれぞれ示されている)、監視画面1Bに表示しようとする計測信号の情報(アドレス情報等)を登録するための記録エリア2、マウスカーソル3から構成されている。尚監視画面1Aは請求項における一の監視画面に該当するとともに、監視画面1Bは請求項における他の監視画面に該当する。
【0012】
又図1において、A水位の計測値として4Aが示されており、更に記録エリア2はプラント監視装置内におけるハードディスク(HDD)に設置されているものである。ここでアドレスとはプラントより収集された計測信号データが格納されているシステムデータエリアにおける場所をいう。又図1においては、同一の表示装置において、画面が画面1Aから画面1Bに切り替わる状態を示している。
【0013】
次に動作について図2に基づいて説明する。マウスを操作して設定ウィンドウを表示させ、その設定ウィンドウから転送先となる監視画面1Bを設定するとともに、更に監視画面1Bに表示したい信号である計測信号4Aをマウスカーソル3により選択する(STEP201)。
【0014】
監視画面1Aにおいて選択された計測信号4Aに関する情報(アドレス等)をプラント監視装置内におけるHDDに設置された監視画面1B用の記録エリア2に保存する(STEP202)。ここで記録エリア2に保存される情報は計測信号4Aに関するアドレスを含めた全ての情報であり、上限値及び下限値などを含む情報である。監視画面1B用の記録エリア2に保存された計測信号4Aを監視画面1Bに表示する際には、監視画面1B内に設けられた小型ウィンドウによって監視画面1B内の任意の位置に計測信号4Aを表示する(STEP203)。
【0015】
ここで任意の位置とは、画面上に表示する小型ウィンドウの場所を特定しないという意味である。例えばあるシステムでは、画面左上に表示させるとした場合、操作員が位置を新たに設定しない限り画面左上に表示されることとなる。又上記一連の動作は画面の作成及び制御を行うためのプログラムを有する制御部が行うものであり、小型ウィンドウに計測信号を表示させる際には、制御部が記録エリア2に保存されている計測信号の情報を基に、表示させるために必要な様々な情報を抽出して表示させるものである。
【0016】
以上のように構成することにより、監視動作を中断させることなく、監視画面1Aにおいて表示していた計測信号を監視画面1Bにおいても表示することができ、監視効率を向上させるとともに、画面改造作業にともなうコストを削減することができる。
【0017】
尚図1においては、監視画面1Aにおいて表示していた計測信号を監視画面1Bにおいて表示するようにしたが、逆に監視画面1Bにおいて表示していた計測信号を監視画面1Aにおいて表示するようにしてもよい。更に図1においては、2つの監視画面1A、1Bを切り換える場合について説明したが、3つ以上の複数の監視画面を切り換えるようにしても良い。
【0018】
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2によるプラント監視装置を示すブロック構成図、図4は動作を示すためのフローチャートである。上記実施の形態1においては、監視画面1Bの記録エリア2に保存した計測信号4Aを監視画面1Bに表示する際、小型ウィンドウにて任意の位置に表示する場合について述べたが、本実施形態においては、図3に示すように、小型ウィンドウの表示位置を適切な箇所に移動し、その更新位置情報(監視画面1B上の表示位置)を記録エリア2において更新登録するようにしたものである。
【0019】
次に動作について図4に基づいて説明する。図4において、STEP401においては、図2のSTEP200〜204で示したものと同様の動作である計測信号の選択、記録エリア2への保存及び監視画面1Bにおける小型ウィンドウによる計測信号の表示を行なう。
【0020】
次に監視画面1Bに表示された小型ウィンドウの表示位置を、監視画面1Bの適切な箇所にマウスカーソル3を操作することによってドラッグアンドドロップし、計測信号4Aの表示位置を移動させる(STEP402)。
【0021】
適切な表示位置に変更した計測信号4Aの最終表示位置情報を定義して、記録エリア2に小型ウィンドウの更新された表示位置情報を保存する(STEP403)。次回小型ウィンドウを表示する際には更新された位置に小型ウィンドウが表示される。これにより機器運転の状態の表示位置及び計測値の表示位置を自由に変更することが可能となり、より見やすい画面を設定することができる。
【0022】
実施の形態3.
図5はこの発明の実施の形態3によるプラント監視装置を示すブロック構成図、図6は動作を示すためのフローチャートである。上記実施の形態1においては、監視画面1Bに表示したい計測信号を監視画面1Aにおいてマウスカーソル3により一つ選択する場合について述べたが、本実施形態においては、図5に示すように、監視画面1Bに表示したい複数の計測信号4A(A水位)、4B(A流量)をマウスカーソル3により範囲指定することにより選択し、或いはマウスカーソル3により個別に計測信号を複数選択するようにするものである。
【0023】
次に動作について図6に基づいて説明する。図6において、監視画面1Aにて転送先である監視画面1Bを設定するとともに、監視画面1Bに表示したい複数の計測信号4A、4Bをマウスカーソル3により範囲指定して選択し、或いは範囲指定する代わりにマウスカーソル3によって個別に複数の計測信号4A、4Bを選択し設定する(STEP601)。
【0024】
そして制御部は監視画面1Aにおいて選択された複数の計測信号4A、4Bに対応する情報(アドレス等)を求め、監視装置内におけるHDDに設置された監視画面1B用の記録エリア2に保存する(STEP602)。
【0025】
監視画面1B用の記録エリア2に保存された複数の計測信号4A、4Bを監視画面1Bに表示する際には、監視画面1B内に設けられた小型ウィンドウによって監視画面1B内の任意の位置に計測信号4A、4Bを表示する(STEP603)。
【0026】
以上のように構成することにより、監視動作を中断させることなく、監視画面1Aにおいて表示していた複数の計測信号4A、4Bを監視画面1Bにおいても表示することが可能となり、監視効率を向上させるとともに、画面改造作業にともなうコストを削減することができる。
【0027】
実施の形態4.
図7はこの発明の実施の形態4によるプラント監視装置を示すブロック構成図、図8は動作を示すためのフローチャートである。上記実施の形態3においては、監視画面1B用の記録エリア2に保存した複数の計測信号4A、4Bを監視画面1Bに表示する際に小型ウィンドウによって任意の位置に表示する場合について述べたが、本実施形態においては、図7に示すように、複数の計測信号4A、4Bを表示する小型ウィンドウのコピー表示を行ない、また小型ウィンドウの表示位置を適切な箇所に移動し、その更新位置情報を記録エリア2に更新登録するようにしたものである。
【0028】
次に動作について図8に基づいて説明する。図8において、STEP801においては、図6のSTEP600〜604で示したものと同様の動作である複数計測信号の指定、記録エリア2への保存、及び監視画面1Bにおける小型ウィンドウによる複数計測信号の表示を行なう。
【0029】
次に監視画面1Bに表示された小型ウィンドウに表示されている計測信号4A、4Bの全部又は一部を選択し、別の小型ウィンドウでも表示する(コピー表示)ための操作を行い、また小型ウィンドウの表示位置を、監視画面1Bの適切な箇所にマウスカーソル3を操作することによって、ドラッグアンドドロップし、計測信号4A、4Bの表示位置を異なる位置に移動させる(STEP802)。図7においては、計測信号4A、4Bを同時に表示した小型ウィンドウを移動させるとともに、計測信号4Bのみを抽出して別の位置にコピー表示した例を示している。
【0030】
適切な表示位置に変更した複数の計測信号4A、4Bの最終表示位置情報を定義して記録エリア2において小型ウィンドウの更新された位置情報を保存する(STEP803)。これにより機器の運転状態、計測値の表示位置を自由に変更することが可能となり、より見やすい画面を設定することができるようになる。
【0031】
実施の形態5.
図9はこの発明の実施の形態5によるプラント監視装置を示すブロック構成図、図10は動作を示すためのフローチャートである。上記実施の形態1においては、監視画面1Bに表示したい計測信号を監視画面1Aにおいてマウスカーソル3により選択する場合について述べたが、本実施形態においては、図9に示すように、監視画面1Aに記録エリア登録要求ボタン11を設け、この記録エリア登録要求ボタン11をマウスカーソル3により操作することによりタグ設定用ウィンドウ12を設けるようにしたものである。
【0032】
次に動作について図10に基づいて説明する。図10において、マウスカーソル3により記録エリア登録要求ボタン11を押下し、タグ設定用ウィンドウ12を表示する。各計測信号にはそれぞれタグ番号が設定されており、タグ設定用ウィンドウ12により、監視画面1Bに表示したい計測信号に係るタグ番号を付与する(STEP1001)。ここでタグ番号とは、プラントのデータを収集、保存或いは編集するために各計測信号に割り付けられた番号をいう。
【0033】
タグ設定用ウィンドウ12において設定したタグ番号より、制御部は対応する計測信号に関する全ての情報(計測信号の名称、上下限値、データが保存されているアドレス等)を検索し、監視装置内におけるHDDに設置された監視画面1B用の記録エリア2に保存する(STEP1002)。
【0034】
監視画面1B用の記録エリア2に保存された計測信号を監視画面1Bに表示する際には、監視画面1B内に設けられた小型ウィンドウによって任意の位置に計測信号を表示する(STEP1003)。
【0035】
以上のように構成することにより、監視画面1Aに表示していた計測信号4Aと同様、監視画面1Aに表示していた計測信号4A以外の、特にタグ番号が判明している他の監視画面に表示されていた計測信号についても監視画面1Bに表示することができ、監視項目を容易に追加することができるとともに、監視効率を向上させることができる。
【0036】
実施の形態6.
図11はこの発明の実施の形態6によるプラント監視装置を示すブロック構成図、図12は動作を示すためのフローチャートである。上記実施の形態1においては、監視画面1Bに表示したい計測信号を監視画面1Aにおいてマウスカーソル3により選択する場合について述べたが、本実施形態においては、図11に示すように、監視画面1Aに記録エリア登録要求ボタン11を設け、この記録エリア登録要求ボタン11をマウスカーソル3により操作することによりタグ選択ウィンドウ21を設けるようにしたものである。
【0037】
次に動作について図に基づいて説明する。図11において、先ずマウスカーソル3により記録エリア登録要求ボタン11を押下し、タグ選択ウィンドウ21を表示させる。タグ選択ウィンドウ21は予め作成されているものであり、タグ番号とタグ名称の一覧が表示されている。そしてマウスカーソル3によってスクロール操作を行ない、表示することを要求されている計測信号の検索を行ない、監視画面1Bに表示したい計測信号のタグ番号を抽出する(STEP1201)。
【0038】
制御部はタグ選択ウィンドウ21にて選択したタグ番号より、対応する計測信号の情報(アドレス等)を求め、監視装置内におけるHDDに設置された監視画面1B用の記録エリア2にこれらの情報を保存する(STEP1202)。タグ番号と計測信号の情報(アドレス等)の対応関係は予め設定されており、タグ番号が判明すれば、対象となる計測信号の上限値、下限値並びにアドレスなどの全ての情報が判明するので、これらの情報を抽出し、記録エリア2に保存する。
【0039】
監視画面1B用の記録エリア2に保存された計測信号を監視画面1Bに表示する際には、制御部は監視画面1B内に設けられた小型ウィンドウによって任意の位置に計測信号を表示する(STEP1203)。
【0040】
以上のように構成することにより監視画面1Aに表示していた計測信号4Aと同様、監視画面1Aに表示していた計測信号4A以外の計測信号についても、タグ番号と計測信号名称を確認しながら確実に監視画面1Bに表示することができ、監視効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】この発明の実施の形態1を示す監視装置の画面構成図である。
【図2】この発明の実施の形態1を示す監視装置のフローチャート図である。
【図3】この発明の実施の形態2を示す監視装置の画面構成図である。
【図4】この発明の実施の形態2を示す監視装置のフローチャート図である。
【図5】この発明の実施の形態3を示す監視装置の画面構成図である。
【図6】この発明の実施の形態3を示す監視装置のフローチャート図である。
【図7】この発明の実施の形態4を示す監視装置の画面構成図である。
【図8】この発明の実施の形態4を示す監視装置のフローチャート図である。
【図9】この発明の実施の形態5を示す監視装置の画面構成図である。
【図10】この発明の実施の形態5を示す監視装置のフローチャート図である。
【図11】この発明の実施の形態6を示す監視装置の画面構成図である。
【図12】この発明の実施の形態6を示す監視装置のフローチャート図である。
【符号の説明】
【0042】
1A,1B 監視画面、2 記録エリア、3 マウスカーソル、
4A,4B 計測信号、12 タグ設定用ウィンドウ、21 タグ選択ウィンドウ。
【技術分野】
【0001】
この発明は、プラント監視装置に関するものであり、特に上下水道設備等のプラントの機器の運転状態を表す信号及び計測信号を図形によって表示する監視画面を有するプラント監視装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のプラント監視装置においては、機器の運転状態並びに計測値等を示す信号に関する情報、及び画面のレイアウトを予め登録しておき、故障発生時等にその画面を表示させることにより監視を行なうものがあった(特許文献1参照)。
【0003】
更にはグラフィック画面上のシンボルから、直接シンボルに関する信号をドラッグアンドドロップすることにより制御画面へ追加することにより、新たな制御画面を作成するCRT監視制御装置があった(特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】特開平9−6430号公報
【特許文献2】特開2000−339023号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に示されたプラント監視装置においては、ある監視画面に表示している計測信号を別の監視画面においても表示したい場合、画面作成ツール等で画面を改造する必要があり、他の監視画面を表示する装置がない場合には画面改造作業中はプラントの監視が行なえず、また改造作業時間並びにコストがかかるという問題点があった。
【0006】
又上記特許文献2に示されたCRT監視制御装置においては、あくまで同一監視画面上における作業であり、即ち同一の監視画面上のシンボルから直接シンボルに関する信号をトレンドグラフに追加しており、異なる監視画面上のシンボルからシンボルに関する信号を追加表示する際には、上記特許文献1の場合と同様、画面作成ツール等で画面を改造する必要があり、他の監視画面を表示する装置がない場合には画面改造作業中はプラントの監視が行なえず、また改造作業時間並びにコストがかかるという問題点があった。
【0007】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、状況に応じて他の監視画面において表示されていた必要な監視項目を容易に監視画面に追加表示できるようにすることにより監視効率を向上させるとともに、画面改造作業にともなうコストを削減することができるプラント監視装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明に係るプラント監視装置は、プラントから収集した計測信号を表示装置で複数の監視画面により表示するようにしたものであって、一の監視画面に表示されている計測信号を選択し、選択した計測信号を表示する他の監視画面を設定する手段と、この手段により選択された計測信号に関する情報と他の監視画面の情報を保存するための記録エリアと、他の監視画面を表示する時に記録エリアに保存された計測信号を他の監視画面に表示させる手段とを設けたものである。
【発明の効果】
【0009】
この発明に係るプラント監視装置によれば、プラントから収集した計測信号を表示装置で複数の監視画面により表示するようにしたものであって、一の監視画面に表示されている計測信号を選択し、選択した計測信号を表示する他の監視画面を設定する手段と、この手段により選択された計測信号に関する情報と他の監視画面の情報を保存するための記録エリアと、他の監視画面を表示する時に記録エリアに保存された計測信号を他の監視画面に表示させる手段とを設けたので、監視動作を中断させることなく、一の監視画面において表示していた計測信号を他の監視画面においても表示することができ、監視効率を向上させるとともに、画面改造作業にともなうコストを削減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
実施の形態1.
以下、この発明の一実施形態を図に基づいて説明する。図1はこの発明の実施の形態1によるプラント監視装置を示すブロック構成図、図2は動作を示すためのフローチャートである。
【0011】
図において、本発明によるプラント監視装置は、各プラントから収集した機器の運転状態及び水位を示す計測値等からなる信号を表示するための監視画面1A、1B(尚監視画面1Aにおいては計測値としてA水位が、監視画面1Bにおいては計測値としてB水位がそれぞれ示されている)、監視画面1Bに表示しようとする計測信号の情報(アドレス情報等)を登録するための記録エリア2、マウスカーソル3から構成されている。尚監視画面1Aは請求項における一の監視画面に該当するとともに、監視画面1Bは請求項における他の監視画面に該当する。
【0012】
又図1において、A水位の計測値として4Aが示されており、更に記録エリア2はプラント監視装置内におけるハードディスク(HDD)に設置されているものである。ここでアドレスとはプラントより収集された計測信号データが格納されているシステムデータエリアにおける場所をいう。又図1においては、同一の表示装置において、画面が画面1Aから画面1Bに切り替わる状態を示している。
【0013】
次に動作について図2に基づいて説明する。マウスを操作して設定ウィンドウを表示させ、その設定ウィンドウから転送先となる監視画面1Bを設定するとともに、更に監視画面1Bに表示したい信号である計測信号4Aをマウスカーソル3により選択する(STEP201)。
【0014】
監視画面1Aにおいて選択された計測信号4Aに関する情報(アドレス等)をプラント監視装置内におけるHDDに設置された監視画面1B用の記録エリア2に保存する(STEP202)。ここで記録エリア2に保存される情報は計測信号4Aに関するアドレスを含めた全ての情報であり、上限値及び下限値などを含む情報である。監視画面1B用の記録エリア2に保存された計測信号4Aを監視画面1Bに表示する際には、監視画面1B内に設けられた小型ウィンドウによって監視画面1B内の任意の位置に計測信号4Aを表示する(STEP203)。
【0015】
ここで任意の位置とは、画面上に表示する小型ウィンドウの場所を特定しないという意味である。例えばあるシステムでは、画面左上に表示させるとした場合、操作員が位置を新たに設定しない限り画面左上に表示されることとなる。又上記一連の動作は画面の作成及び制御を行うためのプログラムを有する制御部が行うものであり、小型ウィンドウに計測信号を表示させる際には、制御部が記録エリア2に保存されている計測信号の情報を基に、表示させるために必要な様々な情報を抽出して表示させるものである。
【0016】
以上のように構成することにより、監視動作を中断させることなく、監視画面1Aにおいて表示していた計測信号を監視画面1Bにおいても表示することができ、監視効率を向上させるとともに、画面改造作業にともなうコストを削減することができる。
【0017】
尚図1においては、監視画面1Aにおいて表示していた計測信号を監視画面1Bにおいて表示するようにしたが、逆に監視画面1Bにおいて表示していた計測信号を監視画面1Aにおいて表示するようにしてもよい。更に図1においては、2つの監視画面1A、1Bを切り換える場合について説明したが、3つ以上の複数の監視画面を切り換えるようにしても良い。
【0018】
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2によるプラント監視装置を示すブロック構成図、図4は動作を示すためのフローチャートである。上記実施の形態1においては、監視画面1Bの記録エリア2に保存した計測信号4Aを監視画面1Bに表示する際、小型ウィンドウにて任意の位置に表示する場合について述べたが、本実施形態においては、図3に示すように、小型ウィンドウの表示位置を適切な箇所に移動し、その更新位置情報(監視画面1B上の表示位置)を記録エリア2において更新登録するようにしたものである。
【0019】
次に動作について図4に基づいて説明する。図4において、STEP401においては、図2のSTEP200〜204で示したものと同様の動作である計測信号の選択、記録エリア2への保存及び監視画面1Bにおける小型ウィンドウによる計測信号の表示を行なう。
【0020】
次に監視画面1Bに表示された小型ウィンドウの表示位置を、監視画面1Bの適切な箇所にマウスカーソル3を操作することによってドラッグアンドドロップし、計測信号4Aの表示位置を移動させる(STEP402)。
【0021】
適切な表示位置に変更した計測信号4Aの最終表示位置情報を定義して、記録エリア2に小型ウィンドウの更新された表示位置情報を保存する(STEP403)。次回小型ウィンドウを表示する際には更新された位置に小型ウィンドウが表示される。これにより機器運転の状態の表示位置及び計測値の表示位置を自由に変更することが可能となり、より見やすい画面を設定することができる。
【0022】
実施の形態3.
図5はこの発明の実施の形態3によるプラント監視装置を示すブロック構成図、図6は動作を示すためのフローチャートである。上記実施の形態1においては、監視画面1Bに表示したい計測信号を監視画面1Aにおいてマウスカーソル3により一つ選択する場合について述べたが、本実施形態においては、図5に示すように、監視画面1Bに表示したい複数の計測信号4A(A水位)、4B(A流量)をマウスカーソル3により範囲指定することにより選択し、或いはマウスカーソル3により個別に計測信号を複数選択するようにするものである。
【0023】
次に動作について図6に基づいて説明する。図6において、監視画面1Aにて転送先である監視画面1Bを設定するとともに、監視画面1Bに表示したい複数の計測信号4A、4Bをマウスカーソル3により範囲指定して選択し、或いは範囲指定する代わりにマウスカーソル3によって個別に複数の計測信号4A、4Bを選択し設定する(STEP601)。
【0024】
そして制御部は監視画面1Aにおいて選択された複数の計測信号4A、4Bに対応する情報(アドレス等)を求め、監視装置内におけるHDDに設置された監視画面1B用の記録エリア2に保存する(STEP602)。
【0025】
監視画面1B用の記録エリア2に保存された複数の計測信号4A、4Bを監視画面1Bに表示する際には、監視画面1B内に設けられた小型ウィンドウによって監視画面1B内の任意の位置に計測信号4A、4Bを表示する(STEP603)。
【0026】
以上のように構成することにより、監視動作を中断させることなく、監視画面1Aにおいて表示していた複数の計測信号4A、4Bを監視画面1Bにおいても表示することが可能となり、監視効率を向上させるとともに、画面改造作業にともなうコストを削減することができる。
【0027】
実施の形態4.
図7はこの発明の実施の形態4によるプラント監視装置を示すブロック構成図、図8は動作を示すためのフローチャートである。上記実施の形態3においては、監視画面1B用の記録エリア2に保存した複数の計測信号4A、4Bを監視画面1Bに表示する際に小型ウィンドウによって任意の位置に表示する場合について述べたが、本実施形態においては、図7に示すように、複数の計測信号4A、4Bを表示する小型ウィンドウのコピー表示を行ない、また小型ウィンドウの表示位置を適切な箇所に移動し、その更新位置情報を記録エリア2に更新登録するようにしたものである。
【0028】
次に動作について図8に基づいて説明する。図8において、STEP801においては、図6のSTEP600〜604で示したものと同様の動作である複数計測信号の指定、記録エリア2への保存、及び監視画面1Bにおける小型ウィンドウによる複数計測信号の表示を行なう。
【0029】
次に監視画面1Bに表示された小型ウィンドウに表示されている計測信号4A、4Bの全部又は一部を選択し、別の小型ウィンドウでも表示する(コピー表示)ための操作を行い、また小型ウィンドウの表示位置を、監視画面1Bの適切な箇所にマウスカーソル3を操作することによって、ドラッグアンドドロップし、計測信号4A、4Bの表示位置を異なる位置に移動させる(STEP802)。図7においては、計測信号4A、4Bを同時に表示した小型ウィンドウを移動させるとともに、計測信号4Bのみを抽出して別の位置にコピー表示した例を示している。
【0030】
適切な表示位置に変更した複数の計測信号4A、4Bの最終表示位置情報を定義して記録エリア2において小型ウィンドウの更新された位置情報を保存する(STEP803)。これにより機器の運転状態、計測値の表示位置を自由に変更することが可能となり、より見やすい画面を設定することができるようになる。
【0031】
実施の形態5.
図9はこの発明の実施の形態5によるプラント監視装置を示すブロック構成図、図10は動作を示すためのフローチャートである。上記実施の形態1においては、監視画面1Bに表示したい計測信号を監視画面1Aにおいてマウスカーソル3により選択する場合について述べたが、本実施形態においては、図9に示すように、監視画面1Aに記録エリア登録要求ボタン11を設け、この記録エリア登録要求ボタン11をマウスカーソル3により操作することによりタグ設定用ウィンドウ12を設けるようにしたものである。
【0032】
次に動作について図10に基づいて説明する。図10において、マウスカーソル3により記録エリア登録要求ボタン11を押下し、タグ設定用ウィンドウ12を表示する。各計測信号にはそれぞれタグ番号が設定されており、タグ設定用ウィンドウ12により、監視画面1Bに表示したい計測信号に係るタグ番号を付与する(STEP1001)。ここでタグ番号とは、プラントのデータを収集、保存或いは編集するために各計測信号に割り付けられた番号をいう。
【0033】
タグ設定用ウィンドウ12において設定したタグ番号より、制御部は対応する計測信号に関する全ての情報(計測信号の名称、上下限値、データが保存されているアドレス等)を検索し、監視装置内におけるHDDに設置された監視画面1B用の記録エリア2に保存する(STEP1002)。
【0034】
監視画面1B用の記録エリア2に保存された計測信号を監視画面1Bに表示する際には、監視画面1B内に設けられた小型ウィンドウによって任意の位置に計測信号を表示する(STEP1003)。
【0035】
以上のように構成することにより、監視画面1Aに表示していた計測信号4Aと同様、監視画面1Aに表示していた計測信号4A以外の、特にタグ番号が判明している他の監視画面に表示されていた計測信号についても監視画面1Bに表示することができ、監視項目を容易に追加することができるとともに、監視効率を向上させることができる。
【0036】
実施の形態6.
図11はこの発明の実施の形態6によるプラント監視装置を示すブロック構成図、図12は動作を示すためのフローチャートである。上記実施の形態1においては、監視画面1Bに表示したい計測信号を監視画面1Aにおいてマウスカーソル3により選択する場合について述べたが、本実施形態においては、図11に示すように、監視画面1Aに記録エリア登録要求ボタン11を設け、この記録エリア登録要求ボタン11をマウスカーソル3により操作することによりタグ選択ウィンドウ21を設けるようにしたものである。
【0037】
次に動作について図に基づいて説明する。図11において、先ずマウスカーソル3により記録エリア登録要求ボタン11を押下し、タグ選択ウィンドウ21を表示させる。タグ選択ウィンドウ21は予め作成されているものであり、タグ番号とタグ名称の一覧が表示されている。そしてマウスカーソル3によってスクロール操作を行ない、表示することを要求されている計測信号の検索を行ない、監視画面1Bに表示したい計測信号のタグ番号を抽出する(STEP1201)。
【0038】
制御部はタグ選択ウィンドウ21にて選択したタグ番号より、対応する計測信号の情報(アドレス等)を求め、監視装置内におけるHDDに設置された監視画面1B用の記録エリア2にこれらの情報を保存する(STEP1202)。タグ番号と計測信号の情報(アドレス等)の対応関係は予め設定されており、タグ番号が判明すれば、対象となる計測信号の上限値、下限値並びにアドレスなどの全ての情報が判明するので、これらの情報を抽出し、記録エリア2に保存する。
【0039】
監視画面1B用の記録エリア2に保存された計測信号を監視画面1Bに表示する際には、制御部は監視画面1B内に設けられた小型ウィンドウによって任意の位置に計測信号を表示する(STEP1203)。
【0040】
以上のように構成することにより監視画面1Aに表示していた計測信号4Aと同様、監視画面1Aに表示していた計測信号4A以外の計測信号についても、タグ番号と計測信号名称を確認しながら確実に監視画面1Bに表示することができ、監視効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】この発明の実施の形態1を示す監視装置の画面構成図である。
【図2】この発明の実施の形態1を示す監視装置のフローチャート図である。
【図3】この発明の実施の形態2を示す監視装置の画面構成図である。
【図4】この発明の実施の形態2を示す監視装置のフローチャート図である。
【図5】この発明の実施の形態3を示す監視装置の画面構成図である。
【図6】この発明の実施の形態3を示す監視装置のフローチャート図である。
【図7】この発明の実施の形態4を示す監視装置の画面構成図である。
【図8】この発明の実施の形態4を示す監視装置のフローチャート図である。
【図9】この発明の実施の形態5を示す監視装置の画面構成図である。
【図10】この発明の実施の形態5を示す監視装置のフローチャート図である。
【図11】この発明の実施の形態6を示す監視装置の画面構成図である。
【図12】この発明の実施の形態6を示す監視装置のフローチャート図である。
【符号の説明】
【0042】
1A,1B 監視画面、2 記録エリア、3 マウスカーソル、
4A,4B 計測信号、12 タグ設定用ウィンドウ、21 タグ選択ウィンドウ。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
プラントから収集した計測信号を表示装置で複数の監視画面により表示するようにしたプラント監視装置において、一の監視画面に表示されている計測信号を選択し、選択した計測信号を表示する他の監視画面を設定する手段と、この手段により選択された計測信号に関する情報と上記他の監視画面の情報を保存するための記録エリアと、上記他の監視画面を表示する時に上記記録エリアに保存された上記計測信号を上記他の監視画面に表示させる手段とを備えることを特徴とするプラント監視装置。
【請求項2】
上記計測信号を選択し、選択した計測信号を表示する他の監視画面を設定することをマウスを操作することにより行うことを特徴とする請求項1記載のプラント監視装置。
【請求項3】
上記計測信号にはそれぞれタグ番号が設定されており、タグ設定用ウィンドウから上記タグ番号を入力し、入力された上記タグ番号により上記計測信号に関する情報を検索して上記記録エリアに保存することを特徴とする請求項1記載のプラント監視装置。
【請求項4】
上記計測信号にはそれぞれタグ番号が設定されており、上記一の上記監視画面に表示されている計測信号の上記タグ番号の一覧が表示されているタグ選択ウィンドウから上記タグ番号を選択し、選択した上記タグ番号により上記計測信号に関する情報を検索して上記記録エリアに保存することを特徴とする請求項1記載のプラント監視装置。
【請求項5】
上記記録エリアに保存されているために上記他の監視画面に表示される上記計測信号の表示位置を変更し、この変更した表示位置の情報を上記記録エリアに保存する手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のプラント監視装置。
【請求項6】
上記記録エリアに保存されているために上記他の監視画面に表示される上記計測信号の全部又は一部を抽出して、上記他の監視画面の異なる位置にも表示させ、異なる表示位置の情報を上記記録エリアに保存する手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のプラント監視装置。
【請求項1】
プラントから収集した計測信号を表示装置で複数の監視画面により表示するようにしたプラント監視装置において、一の監視画面に表示されている計測信号を選択し、選択した計測信号を表示する他の監視画面を設定する手段と、この手段により選択された計測信号に関する情報と上記他の監視画面の情報を保存するための記録エリアと、上記他の監視画面を表示する時に上記記録エリアに保存された上記計測信号を上記他の監視画面に表示させる手段とを備えることを特徴とするプラント監視装置。
【請求項2】
上記計測信号を選択し、選択した計測信号を表示する他の監視画面を設定することをマウスを操作することにより行うことを特徴とする請求項1記載のプラント監視装置。
【請求項3】
上記計測信号にはそれぞれタグ番号が設定されており、タグ設定用ウィンドウから上記タグ番号を入力し、入力された上記タグ番号により上記計測信号に関する情報を検索して上記記録エリアに保存することを特徴とする請求項1記載のプラント監視装置。
【請求項4】
上記計測信号にはそれぞれタグ番号が設定されており、上記一の上記監視画面に表示されている計測信号の上記タグ番号の一覧が表示されているタグ選択ウィンドウから上記タグ番号を選択し、選択した上記タグ番号により上記計測信号に関する情報を検索して上記記録エリアに保存することを特徴とする請求項1記載のプラント監視装置。
【請求項5】
上記記録エリアに保存されているために上記他の監視画面に表示される上記計測信号の表示位置を変更し、この変更した表示位置の情報を上記記録エリアに保存する手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のプラント監視装置。
【請求項6】
上記記録エリアに保存されているために上記他の監視画面に表示される上記計測信号の全部又は一部を抽出して、上記他の監視画面の異なる位置にも表示させ、異なる表示位置の情報を上記記録エリアに保存する手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のプラント監視装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【公開番号】特開2009−211596(P2009−211596A)
【公開日】平成21年9月17日(2009.9.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−55970(P2008−55970)
【出願日】平成20年3月6日(2008.3.6)
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成21年9月17日(2009.9.17)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年3月6日(2008.3.6)
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)
【Fターム(参考)】
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