説明

プレススルーパッケージ

【課題】 錠剤、カプセル剤などの薬剤を収納したプレススルーパッケージにおいて膨らみ収納部を指圧した際、膨らみ収納部のたわみまたは潰れを容易にし、蓋材の易開封性を向上させる、及び片手で開封可能にする。
【解決手段】 錠剤4を収納する膨らみ収納部20を備えた樹脂シート本体10と,前記膨らみ収納部20を封止する蓋材6とからなり、前記蓋材6を破壊して前記錠剤4を取り出す形式のパッケージであって、前記膨らみ収納部20の天面23のほぼ中央部を横断する凹溝70を形成することにより前記天面23を錠剤4収納側に略くの字状にたわみ易くしたものであって、前記凹溝70は錠剤4収納側に凹んでいるとともに, 小片15内で隣り合う膨らみ収納部20毎に前記凹溝70の横断方向を異ならせ,略ハの字形を形成するようにした構成。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、錠剤、カプセル剤などの収納に利用される薬剤用プレススルーパッケージに関する。詳しくは、薬剤を収納した膨らみ収納部のたわみまたは潰れを容易にし、片手で蓋材の開封を可能にした薬剤用プレススルーパッケージに関する。
【背景技術】
【0002】
錠剤などを収納する膨らみ収納部(ポケットとも呼ばれている。)を供えたプレススルーパッケージは、厚さ300μm程度の塩化ビニルシート等の剛性を有する本体と,厚さ20μm程度のアルミニウム箔からなる蓋材、または厚さ数十μm程度のフィルムを多層にした積層樹脂フィルムの蓋材とからなる構成のものが広く用いられている。錠剤などの収納物の取り出しは、膨らみ収納部の頂部を指圧して該収納部を圧潰またはたわませて錠剤を押圧し、錠剤によって蓋材を押し破って開口させ取り出す方法が採用されている。図5は従来の錠剤を収納するプレススルーパッケージの一例における斜視図、図6は図5を切断線S3〜S3で切断した要部拡大断面図、図7は従来のカプセル用プレススルーパッケージの斜視図を示す。
【0003】
蓋材の易開封性を向上させたプレススルーパッケージとして例えば特開2002−225930号公報により、シート状成形体(本体)に熱成形により形成され表面側に突出する多数の膨らみ部を備え、多数の各膨らみ部の内側の凹部に非収納物を入れた状態でシート状成形体裏面の凹部の開口部を閉じるように合成樹脂材料からなる積層フィルムを使用してこの積層フィルムをシート状成形体に対し小さな接合力で剥離可能に接合し、前記各凹部の開口部を囲む位置で積層フィルムの裏面側より積層フィルムを厚み方向に貫通するがシート状成形体を厚み方向に貫通しないように切り込みを形成してなることを特徴とする包装体が提案されている。
【0004】
さらに特開2003−182781号公報により、収納部を有する本体とこの収納部を封止する蓋材とからなり、蓋材を破壊して収納物を取り出す形式の薬剤用プレススルーパッケージであって、該蓋材が坪量100〜300g/m2 の紙層を主体とするものからなり、この紙層に開口部を形成するためのY字状切り込みを設けたことを特徴とする薬剤用プレススルーパッケージが提案されている。
【特許文献1】特開2002−225930号公報
【特許文献2】特開2003−182781号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし特許文献1、2におけるプレススルーパッケージは蓋材に切り込みを設けることにより蓋材の易開封性を向上させるものである。膨らみ収納部をたわみ易く、または潰し易くするものでない。
【0006】
本発明は膨らみ収納部の天面中央部を指圧または親指の爪で押圧した際、膨らみ収納部のたわみ、または潰れを容易にし、収納物を介して蓋材を押圧し該蓋材の易開封性を向上させることを目的とする。そして力の弱い子ども、お年寄りにもプレススルーパッケージを容易に開封可能にすることを目的とする。さらに、片手で開封可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明にかかる薬剤用プレススルーパッケージは、薬剤を収納する膨らみ収納部を備えた樹脂シート本体と,前記膨らみ収納部を封止する蓋材とからなり、前記蓋材を破壊して前記薬剤を取り出す形式のパッケージであって、切り込みによって区画される小片内に二つの膨らみ収納部を備え、前記膨らみ収納部の天面のほぼ中央部を横断する凹溝を形成することにより前記天面を薬剤収納側に略くの字状にたわみ易くしたものであって、前記凹溝は薬剤収納側に凹んでいるとともに, 前記小片内で隣り合う前記膨らみ収納部毎に前記凹溝の横断方向を異ならせ,略ハの字形を形成するようにしたことを特徴としたもので、膨らみ収納部の天面の中央付近を指圧,または凹溝を親指の爪で押圧した場合、天面が略くの字状にたわみやすくなり、膨らみ収納部内の薬剤を介して蓋材を破壊し易開封性を向上させる。
また、片手でパッケージの一端側を挟持し他端側の角部を机上に押し当て、膨らみ収納部を凹溝70に沿って略くの字状に折れ曲がるよう操作することによって蓋材6を片手で開封できる。
【0008】
さらに、本発明にかかるカプセル用プレススルーパッケージは、薬剤カプセルを収納する膨らみ収納部を備えた樹脂シート本体と,前記膨らみ収納部を封止する蓋材とからなり、前記蓋材を破壊して前記薬剤カプセルを取り出す形式のパッケージであって、前記膨らみ収納部の天面の長手方向ほぼ中央部を横断する凹溝を形成することにより前記天面を薬剤カプセル収納側に略くの字状にたわみ易くしたものであって、前記凹溝は薬剤カプセル収納側に凹んでいることを特徴としたもので、膨らみ収納部の天面の中央付近を指圧または凹溝を親指の爪で押圧した場合、天面が略くの字状にたわみやすくなり、膨らみ収納部内の薬剤を介して蓋材を破壊し易開封性を向上させる。
また、パッケージの一端側角部を片手で挟持し他端側を机上に押し当て、膨らみ収納部を凹溝に沿って略くの字状に折れ曲がるよう操作することによって蓋材を片手で開封できる。
【発明の効果】
【0009】
上記構成により本発明の薬剤用プレススルーパッケージは、膨らみ収納部の天面中央付近を指圧した場合、または親指の爪で天面を横断する凹溝を押圧した場合、天面が略くの字状にたわみやすくなり、膨らみ収納部内の薬剤を介して蓋材を破壊し易開封性を向上させる。
また、片手でパッケージの一端側を挟持し他端側を机上に押し当て、膨らみ収納部を凹溝に沿って略くの字状に折れ曲がるよう操作することによっても蓋材を片手で開封できる。
その結果、力の弱い子ども、お年寄りにも薬剤用プレススルーパッケージを容易に開封でき錠剤等を手軽に取り出せる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明にかかるプレススルーパッケージは上述の通りである。プレススルーパッケージを構成するシート状成形体(本体)は厚さ200〜300μm程度の剛性を有する透明な樹脂シートで構成するのが好ましい。透明樹脂シートとしては例えば、塩化ビニルシート、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン(PE)等、任意の一般的樹脂部材を用いればよい。
薬剤等を収納する膨らみ収納部は前記本体樹脂を真空成型または圧空成型などにより配設するのが好ましい。膨らみ収納部の樹脂厚さは70〜100μm程度とするのが好ましい。
【0011】
蓋材は20μm程度のアルミニウム箔、10μm程度のアルミニウム箔をラミネートした厚さ100μm程度の紙、厚さ40〜70μm程度の合成樹脂フィルム、異なる種類の樹脂フィルム例えば12μm程度のPETフィルムと30μm程度のPEフィルムを積層した樹脂シート、アルミニウムを1000Å程度蒸着した樹脂フィルムたとえば20μm程度のPETフィルム等から選んだ一つとするのが好ましい。
【0012】
膨らみ収納部の頂部(天面)を指圧した場合に、前記膨らみ収納部の天面を略くの字状にたわみ易くするには、前記天面のほぼ中央部に凹溝を横断させる構成とするのが好ましい。さらに、前記凹溝は薬剤収納側に凹んでいることが必要である。
さらに、切り込みにより隣り合う2個の膨らみ収納部を備えた小片に分離可能であって、前記隣り合う膨らみ収納部の天面に設けた凹溝の横断方向を異ならせ略ハの字形を形成するよう配設するのが好ましい。即ち、小片の領域に配置された膨らみ収納部において、膨らみ収納部天面のほぼ中央部に設けたそれぞれの凹溝の横断方向が前記小片の異なるコーナーをそれぞれ向いているよう配設するのが好ましい(図1、図3参照)。
【0013】
これによりパッケージの一端側を片手で挟持し他端側の角部を机上に押し当て、膨らみ収納部を凹溝70に沿って略くの字状に折れ曲がるよう操作することによって蓋材6を片手で開封できる。小片の2個の薬剤取り出しが終われば切り込みを複数回交互に折り曲げして空の小片部分を分離、除去するのが好ましい。
【実施例1】
【0014】
以下、本発明の薬剤用プレススルーパッケージを図面とともに説明する。図1は本発明の一実施例における薬剤用プレススルーパッケージの平面図、図2は図1を切断線S1〜S1で切断した要部拡大断面図を示す。
【0015】
図1、図2に示す薬剤用プレススルーパッケージ100は、錠剤4を収納する膨らみ収納部20を所定間隔に複数備えたシート状成形体(本体)10と,前記膨らみ収納部(ポケット)20を封止する蓋材6とからなり、前記蓋材6を破壊して錠剤4を取り出す形式のパッケージである。そして、前記膨らみ収納部20の天面23のほぼ中央部を横断する凹溝70を略半円形に配設してなる。前記凹溝70は錠剤4の収納側に凹んでいる。天面23を横断する凹溝70の幅を0.8〜1mm程度、深さ0.4〜0.6mm程度、円弧の半径を0.4〜0.5mm程度とした。
【0016】
さらに、シート状成形体(本体)10に切り込み60を設け、該切り込み60を複数回交互に折り曲げることにより隣り合う2個の膨らみ収納部20、20を備えた小片15に分離可能にした。小片15内に位置する隣り合う膨らみ収納部20ごとに凹溝70の横断方向をそれぞれ異ならせ、略ハの字形を形成するよう配設した。例えば、シート状成形体(本体)10の外形を構成する短辺11または長辺12に対して所定の角度(θ=約45度)を成す方向に傾けて斜めに配置した。望ましくは、小片15の領域に配置された2個の膨らみ収納部20、20において、それぞれの凹溝70の横断方向が前記小片15の異なるコーナーをそれぞれ向くよう配設した。
【0017】
シート状成形体(本体)10は透明な合成樹脂材料たとえばポリプロピレンを材料として作られている。真空成形により表面側に厚み90μm程度の膨らみ収納部20が2行5列に10箇所、所定間隔毎に形成されている。膨らみ収納部20以外のフラットな部分は厚み200μm程度のシート状成形体である。該シート状成形体10の各膨らみ収納部20の内側の凹部30に外周が円形の錠剤4を入れた状態で、凹部30の開口部50を閉蓋するようにシート状成形体10裏面全体に亘って合成樹脂の積層フィルムからなる蓋材6がヒートシールにより装着されている。
【0018】
前記積層フィルムからなる蓋材6は厚み12μm程度の透明蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム層6aと、このフィルム層6aにドライラミネートにより剥離強度2.0N/cm以上の大きな接合力で接合された厚み30μm程度の透明なエチレン酢酸ビニル共重合体樹脂とオレフィン樹脂とのブレンド材料からなるフィルム層6bとからなる。
該フィルム層6bが前記シート状成形体10の裏面側に向くよう蓋材6をシート状成形体10に重ねてヒートシール面が界面剥離可能にヒートシールにより装着されている。
【0019】
詳しくは、フィルム層6bとシート状成形体10とはヒートシール強度1.0N/cm〜13.0N/cm程度の小さな接合力で接合されている。なお、蓋材6に透明蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム層6aを備えるのは凹部3の内部への湿気の浸入防止効果やガスバリヤー効果を得るためである。
シート状成形体(本体)10についてはポリプロピレンを材料として作られていて厚みが大きいため、凹部30の内部への湿気の浸入防止効果を発揮する。なお、該シート状成形体10にガスバリヤー性を必要とする場合には、ガスバリヤー効果のある材料からなるフィルム層を設けてよいことは自明である。
【0020】
上記構成の包装体の凹部30より錠剤4を取り出すには、膨らみ収納部20の天面23中央部を上から蓋材6方向に向かって指圧すればよい。または凹溝70を親指の爪で押圧すればよい。これにより天面23が容易に錠剤4側に折れ曲がり易くなる。そして、天面23の略くの字状に折れ曲がった部分で錠剤4を押圧し、蓋材6の易開封性を向上させる。凹部30内の錠剤4は膨らみ収納部20を介して蓋材6側に押し付けられ、その力によってシート状成形体(本体)10の開口部50を覆う蓋材6が開口縁部にほぼ沿って破断し、剥離する。その結果、開口部50が開いて凹部30より錠剤4を取り出すことができる。
【0021】
また、片手でパッケージの一端側を挟持し他端側の角部を机上に押し当て、凹溝70に親指の爪を当て、膨らみ収納部20を凹溝70に沿って略くの字状に折れ曲がるよう操作することによっても蓋材6を開封できる。即ち、力の弱い老人や半身不随の人でもプレススルーパッケージを挟持する指先に体重を掛けるようにすれば容易に錠剤を取り出せる。
なお、小片15の2個の薬剤取り出しが終われば切り込みを複数回交互に折り曲げ、空の小片を分離しておくのが好ましい。空の小片を分離しておくことにより片手での錠剤取り出し操作が容易になる。
【実施例2】
【0022】
図3は本発明のもう一つの実施例におけるカプセル用プレススルーパッケージの平面図、図4は図3を切断線S2〜S2で切断した要部拡大断面図である。
この場合のカプセル用プレススルーパッケージ200も基本的に実施例1の薬剤用プレススルーパッケージ100と同じ構成で、薬剤を封入した細長円筒のカプセル204を膨らみ収納部220に収納する場合を示す。その他の構成は実施例1と同じである。
【0023】
カプセル204を収納する膨らみ収納部220を備えた樹脂シート本体210と,前記膨らみ収納部220を封止する蓋材6とからなり、前記蓋材6を破壊して前記カプセル204を取り出す形式のパッケージであって、前記膨らみ収納部220の天面のほぼ中央部を横断する凹溝270を形成することにより前記天面をカプセル収納側に略くの字状にたわみ易くしたものである。前記凹溝270はカプセル収納側に凹んでいる。小片215内に位置する隣り合う膨らみ収納部220、220で前記凹溝270の横断方向を異ならせ,略ハの字形を形成するようにしたことを特徴とする。
【0024】
略ハの字形は例えば、シート状成形体(本体)210の外形を構成する短辺211または長辺212に対して所定の角度(θ=約45度)を成す方向に傾けて配置している。
望ましくは、小片215の領域に配置された2個の膨らみ収納部220、220において、凹溝270の横断方向が切れ目260によって区画された前記小片215の異なるコーナーをそれぞれ向くよう配設した。
【0025】
実施例2の場合も膨らみ収納部の天面の凹溝270を押圧すると該凹溝270が略くの字状にたわみ、カプセル204側に容易に折れ曲がる効果を有している。例えば、両手の人差し指と親指とでプレススルーパッケージの両端を挟持し、親指の爪で凹溝270を押圧すると膨らみ収納部2220は略くの字状に折れ曲がり蓋材6を開封できる。
さらに、片手でパッケージを開封できる。パッケージの一端側を挟持し他端側の角部を机上に押し当て、凹溝70に親指の爪を当て、膨らみ収納部20を凹溝70に沿って略くの字状に折れ曲がるよう親指の爪等で操作することによっても蓋材6を開封できる。
【0026】
なお上記各実施例において、凹溝の断面形状は略円弧状に限るものでなく角溝、V溝、U溝などとしてもよい。勿論、凹溝の幅や深さの設定も任意である。
【産業上の利用可能性】
【0027】
本発明の薬剤用プレススルーパッケージは錠剤、カプセル剤などの薬剤の包装の他に、小型の医療用品たとえばコンタクトレンズ、磁気円盤や磁気輪、小形の装飾用品たとえば付け爪、電気部品たとえば円盤型電池などの包装にも利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明の一実施例における薬剤用プレススルーパッケージの平面図
【図2】図1を切断線S1〜S1で切断した要部拡大断面図
【図3】本発明のもう一つの実施例におけるカプセル用プレススルーパッケージの平面図
【図4】図4を切断線S2〜S2で切断した要部拡大断面図
【図5】従来の薬剤用プレススルーパッケージの斜視図
【図6】図3を切断線S3〜S3で切断した要部拡大断面図
【図7】従来のカプセル用プレススルーパッケージの斜視図
【符号の説明】
【0029】
4 錠剤
6 蓋材
6a、6b フィルム層
10、210 シート状成形体(シート本体)
11、211 短辺
12、212 長辺
15、215 小片
20、220 膨らみ収納部(ポケット)
21 側壁
23 頂部(天面)
30 凹部
50 開口部
60、260 切り込み(ハーフカット)
70、270 凹溝
100、200 プレススルーパッケージ
204 カプセル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
薬剤を収納する膨らみ収納部を備えた樹脂シート本体と,前記膨らみ収納部を封止する蓋材とからなり、前記蓋材を破壊して前記薬剤を取り出す形式のパッケージであって、切り込みによって区画される小片内に二つの膨らみ収納部を備え、前記膨らみ収納部の天面のほぼ中央部を横断する凹溝を形成することにより前記天面を薬剤収納側に略くの字状にたわみ易くしたものであって、前記凹溝は薬剤収納側に凹んでいるとともに, 前記小片内で隣り合う前記膨らみ収納部毎に前記凹溝の横断方向を異ならせ,略ハの字形を形成するようにしたことを特徴とする薬剤用プレススルーパッケージ。
【請求項2】
薬剤カプセルを収納する膨らみ収納部を備えた樹脂シート本体と,前記膨らみ収納部を封止する蓋材とからなり、前記蓋材を破壊して前記薬剤カプセルを取り出す形式のパッケージであって、前記膨らみ収納部の天面の長手方向ほぼ中央部を横断する凹溝を形成することにより前記天面を薬剤カプセル収納側に略くの字状にたわみ易くしたものであって、前記凹溝は薬剤カプセル収納側に凹んでいることを特徴とするカプセル用プレススルーパッケージ。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2008−308213(P2008−308213A)
【公開日】平成20年12月25日(2008.12.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−159624(P2007−159624)
【出願日】平成19年6月18日(2007.6.18)
【出願人】(595082412)株式会社アスク (31)
【Fターム(参考)】