説明

プロジェクタ装置およびその制御方法

【課題】音声ガイドの聞き取り易さを向上させる。
【解決手段】プロジェクタ装置は、コンテンツの映像を投射する映像出力部17−20と、コンテンツの音声を出力する音声出力部22,23と、ユーザに対して音声ガイドを出力するために音声出力部22,23を制御するシステム制御部13とを備える。システム制御部13は音声ガイドを出力する場合に音声ガイドの音声信号/雑音比を増大させる環境設定を少なくとも音声出力部22,23に対して実行し、この環境設定の実行後に音声出力部22,23からの音声ガイドの音声出力を開始させるように構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザに対して音声ガイドを出力するプロジェクタ装置およびその制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、プロジェクタ装置では、光源ランプの点灯や光学エンジンの駆動のために多くの電力を必要とされ、これらにおいて大きな発熱を生じている。こうした発熱に対抗して装置内の温度を規定の範囲内に収めるため、通常冷却ファンがプロジェクタ装置に設けられる。
【0003】
このような冷却ファンは、プロジェクタ装置における騒音源である。従来、コンテンツの音声が冷却ファンの騒音によって聞き取り難くなることを防止するために冷却ファンの回転速度を制御する技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
【0004】
また、近年では、ユーザに対して音声ガイドを行うプロジェクタ装置が開発されているが、この音声ガイドはコンテンツの音声と同様に冷却ファンの騒音に影響される。冷却ファンを備えた他の装置で音声ガイドが行われる場合、例えば冷却ファンからの騒音に対して音声ガイドの音量を増大することが提案されている(例えば、特許文献2を参照)。
【特許文献1】特開2003−322909号公報
【特許文献2】特開2007−240057号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1および特許文献2の技術では、コンテンツの音声を含む様々な騒音に対して効果的に音声ガイドを聞き取り易くすることができない。
【0006】
本発明の目的は、音声ガイドの聞き取り易さを向上できるプロジェクタ装置およびその制御方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1観点によれば、コンテンツの映像を投射する映像出力部と、コンテンツの音声を出力する音声出力部と、ユーザに対して音声ガイドを行うために音声出力部を制御する制御部とを備え、制御部は音声ガイドを行う場合に音声ガイドの音声信号/雑音比を増大させる環境設定を少なくとも音声出力部に対して実行し、この環境設定の実行後に音声出力部からの音声ガイドの音声出力を開始させるように構成されるプロジェクタ装置が提供される。
【0008】
本発明の第2観点によれば、コンテンツの映像を投射する映像出力部と、コンテンツの音声を出力する音声出力部とを備えるプロジェクタ装置の制御方法であって、ユーザに対して音声ガイドを行う場合に音声ガイドの音声信号/雑音比を増大させる環境設定を少なくとも音声出力部に対して実行し、この環境設定の実行後に音声出力部からの音声ガイドの音声出力を開始させる制御方法が提供される。
【発明の効果】
【0009】
これらプロジェクタ装置およびその制御方法では、ユーザに対して音声ガイドを出力する場合に、音声ガイドの音声信号/雑音比を増大させる環境設定が少なくとも音声出力部に対して実行され、音声出力部からの音声ガイドの音声出力がこの環境設定後に開始される。この環境設定では、例えばコンテンツの音声について音量をゼロにしたり、低減したりして音声ガイドの音声信号/雑音比を増大させることが可能である。この様な状態になってから、音声ガイドの音声出力が開始されるため、ユーザの注意を喚起することになり、音声ガイドの聞き取り易さが向上する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態に係るプロジェクタ装置について添付図面を参照して説明する。
【0011】
図1はこのプロジェクタ装置の概略的な回路構成を示す。プロジェクタ装置は、映像入力部11、映像信号処理部12、システム制御部13、メモリ14、操作部15、電源ユニット16、ランプ駆動部17、ランプ18、光学エンジン19、光学エンジン駆動部20、音声入力部21、音声処理部22、スピーカ23、ファン駆動部24、冷却ファン25、温度センサ26、および集音マイク27を備える。映像入力部11はコンテンツの映像信号を入力してデジタルの映像信号データに変換する。映像信号処理部12は映像入力部11からの映像信号データに対して調整や加工を行ってシステム制御部13に転送する。システム制御部13は装置全体の動作を制御するために設けられている。メモリ14はこのシステム制御部13の制御プログラムを保持すると共に、映像出力パラメータおよび音声出力パラメータを含む様々なデータを一時的に保持する。操作部15はシステム制御ユニット13に対して様々なキー情報を入力するために操作されるユーザインタフェースである。電源ユニット16はシステム制御部13の制御により各コンポーネントの動作用に様々な内部電源電圧を生成する。ランプ駆動部17はシステム制御部13の制御によりランプ18を駆動する。ランプ18は光学エンジン19に対する光源として設けられている。光学エンジン駆動部20はランプ18からの光源光を利用し、システム制御部13からの映像信号データに対応した映像を投射する。また、システム制御部13は電源ユニット16からの内部電源電圧をランプ駆動部17に選択的に供給することによりランプ18の点灯を制御する。
【0012】
ランプ18の点灯や光学エンジン19の駆動には多くの電力が必要で発熱量が多いためシステムの温度を規定温度以内に保つために、システム制御部13では温度センサ26から得られる装置の温度状況に応じて冷却ファン25の単位時間当りの回転数、すなわち回転速度を決定し、ファン駆動部24を制御することによりこの回転速度で冷却ファン25を回転させる。集音マイク27は装置周囲の騒音を検出してこの検出結果をシステム制御部13に供給する。
【0013】
システム制御部13では、投射画面において、装置の設定状態や動作モード、警告、エラーなどを画面に表示させることにより使用者に装置の状態を示す。また、ユーザが画面表示を見ながら操作部15で入力したキー情報を判別し、装置の設定や動作モードの切り替えを行う。
【0014】
音声入力部21はコンテンツの音声信号を入力する。音声処理部22は音声入力部21から音声信号に対して音声処理を行い、スピーカ23が音声処理部22の処理結果を音声として出力する。音声処理部22はシステム制御部13から通知されるコンテンツの音声および音声ガイドの出力ボリュームの通知に従う音量でそれぞれコンテンツの音声および音声ガイドを出力する。
【0015】
システム制御部13では、電源オン/オフの状態やランプ18切れ、温度異常などのエラーが発生したときにその内容を画面に表示したり、音声処理部22を制御して操作音やエラー音を発生させたりもする。さらに、メモリ14に保存されている音声ガイドの再生音データを読み出して音声処理部22に供給することにより音声ガイドの音声を出力する。
【0016】
図2は冷却ファン25の動作を制御する音声ガイド出力処理の一例を示す。この音声ガイド出力処理が開始すると、システム制御部13はブロックB11で音声ガイド出力要求があるかチェックする。音声ガイドの出力要求がある場合、ブロックB12で冷却ファン25の動作状況を確認する。冷却ファン25が動作中の場合、この冷却ファン25を止たり、冷却ファン25の回転数を下げるなどのファン動作制御を環境設定としてブロックB14で行う。次のブロックB15では、音声ガイドの出力パラメータを環境設定として設定する。ここで出力パラメータとは、音声ガイドの音量や音声ガイド開始までの時間である。音量については、冷却ファン25の回転速度に対応し、例えば高回転の場合大きめにし、冷却ファン25が停止する場合に小さめにする設定する。また、音声ガイド開始までの時間は、例えば冷却ファン25を止める場合に、この冷却ファン25が止まるまでに要する時間を越える長さだけ待ってから音声ガイドを出力するように決められる。これにより、ブロックB16で遅延音声ガイド出力が決定したパラメータに基づいて行われる。すなわち、音声ガイドは最初から冷却ファン25の騒音に邪魔されることなく再生される。音声ガイドの出力後、ブロックB17で冷却ファン25の回転速度を環境設定前に得られていた元の状態に戻すファン動作の回復が行われる。
【0017】
図3は音声コンテンツ出力を制御する音声ガイド出力処理の一例を示す。この音声ガイド出力処理が開始すると、システム制御部13はブロックB21で音声ガイド出力要求があるかチェックする。音声ガイドの出力要求がある場合、ブロックB22で音声コンテンツの出力状況を検出する。この検出結果が音声出力中であるとブロックB23で確認されると、ブロックB24で音声出力を止めたり、音量を下げたりする音声コンテンツ出力制御が環境設定として行われる。次のブロックB25では、音声ガイドの出力パラメータを環境設定として設定する。ここで、出力パラメータとは、音声ガイドの音量や音声ガイド開始までの時間である。音量については、音声ガイドの音量が音声コンテンツの音量に対して相対的に増大するように設定する。音声ガイド開始までの時間は、音声コンテンツの音量変更後一定時間を越える長さだけ待ってから音声ガイドを出力するように決められる。これにより、ブロックB26で遅延音声ガイド出力が決定したパラメータに基づいて行われる。すなわち、音声ガイドは最初から音声コンテンツの出力に邪魔されることなく再生される。音声ガイドの出力後、ブロックB27で音声コンテンツの音量を環境設定前に得られていた元の状態へ戻す音声コンテンツ出力の回復が行われる。
【0018】
図4は周囲の騒音に対応して音量を制御する音声ガイド出力処理の一例を示す。この音声ガイド出力処理が開始すると、システム制御部13はブロックB31で音声ガイド出力要求があるかチェックする。音声ガイドの出力要求がある場合、ブロックB32で騒音レベルを検出し、ブロックB33で音声ガイドの出力パラメータを環境設定として設定する。ここで、出力パラメータとは、音声コンテンツおよび音声ガイドの音量や音声ガイド開始までの時間である。この音量については、音声ガイドの音量が検出した騒音レベル(音量)に対して相対的に増大するように設定し、音声コンテンツの音量を音声ガイド中だけゼロにするように設定する。音声ガイド開始までの時間は、音声コンテンツの音量変更後一定時間を越える長さだけ待ってから音声ガイドを出力するように決められる。これにより、ブロックB34で遅延音声ガイド出力が決定したパラメータに基づいて行われる。続くブロックB35では、音声ガイドの音声信号/雑音比(S/N比:Signal to Noise ratio)を計算する。S/N比は、周囲の音がない状況で音声ガイドを再生した場合に集音マイク27から収集した音を予め準備しておき、そのデータと実利用時に収集した音との比較から計算することにより得られる。計算したS/N比が予め設定したレベルより高いとブロックB36で検出される場合には、周囲の雑音が十分少なく、ユーザが音声ガイドを聞き取れたとして終了する。S/N比が予め設定したレベルより低い場合には、ユーザが音声ガイドを聞き取れなかった可能性があると考え、ブロックB33に戻って再度音声ガイド出力パラメータの設定から繰り返す。
【0019】
S/N比の判断のタイミングは特に限定するものではなく、音声ガイドが終了した時点でも良いし、音声ガイドの途中で判定し、途中から音量を上げるなどの処理をしても良い。
【0020】
図5は音声ガイド出力処理の変形例を示す。外部スピーカやパソコンへの音声ガイド出力が可能な場合には、図5に示すようにブロックB51が任意の音声ガイド出力処理に挿入される。
【0021】
音声ガイドの出力要求がある場合、ブロックB51で外部スピーカの接続状態を検出する。外部スピーカとはプロジェクタ装置本体にオーディオ(Audio)端子にて接続されたスピーカでも良いし、ネットワーク接続されたパソコンのスピーカを利用可能な場合にはそれでも良い。この場合、音声ガイドの出力パラメータ設定が次のように変更される。出力パラメータとは、音声ガイドの音量や出力先スピーカである。この場合、決定したパラメータに基づき、音声ガイドを再生する。出力先が外部スピーカの場合には、外部スピーカに音声信号を送り、出力先がネットワーク接続されたパソコンの場合にはパソコンに対して音声ガイドのデータを送信する。この場合、前述の冷却ファン25や音声コンテンツに関連した環境設定を省略することになる。
【0022】
図6は音声ガイド出力処理の他の変形例を示す。画面の大きさに応じて音量を変えることが可能な場合には、図6に示すようにブロックB61が任意の音声ガイド出力処理に挿入される。音声ガイドの出力要求がある場合、ブロックB61でプロジェクタ装置の投射画面の大きさを取得する。投射画面の大きさの取得方法としては、例えばプロジェクタ装置にカメラを搭載してこれを利用する方法が考えられる。あるいは、測距センサによりプロジェクタ装置から投射面までの距離を測定し、測定した距離と投射レンズの性能から画面サイズを得る方法も考えられる。この場合、音声ガイドの出力パラメータ設定が次のように変更される。出力パラメータとは、音声ガイドの音量である。取得した投射画面が大きい場合には、比較的広い場所で多人数が集まっている可能性が高いことから音量を大きくし、投射画面が小さくなるにつれ音量を小さくする。決定したパラメータに基づき音声ガイドを出力する。
【0023】
本実施形態では、ランプ駆動部17,ランプ18,光学エンジン19,および光学エンジン駆動部20がコンテンツの映像を投射する映像出力部を構成し、音声処理部22およびスピーカ23がコンテンツの音声を出力する音声出力部を構成する。システム制御部13はユーザに対して音声ガイドを出力する場合に、雑音成分に対する音声ガイドの信号成分の比を増大させる環境設定を少なくとも音声出力部に対して実行し、音声ガイドの音声をこの環境設定の実行タイミングから遅れて音声出力部から出力させる。環境設定では、例えばコンテンツの音声について音量をゼロにしたり、低減したりして雑音成分に対する音声ガイドの信号成分の比を増大させることが可能である。この様な状態になってから、音声ガイドの音声出力が開始されるため、ユーザの注意を喚起することになり、音声ガイドの聞き取り易さが向上する。
【0024】
尚、本発明は上述の実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で様々に変形可能である。
【0025】
図2から図6を参照して説明した音声ガイド出力処理は任意に組み合わせてもよい。すなわち、音声ガイドのS/N比は、冷却ファンの回転速度の減少や停止、コンテンツの音声の音量低下や音量なし、音声ガイドの音量増大、外部出力、投射サイズによる音量調整等を任意に組み合わせて実行される環境設定により増大してよい。
【0026】
また、ここで述べたシステムの様々なモジュールは、ソフトウェアアプリケーション、ハードウェアおよび/またはソフトウェアモジュール、もしくはサーバのような1以上のコンピュータ上のコンポーネンツで実現可能である。これら様々なモジュールは別々に記載されている一方で、基礎となるロジックやコードの全てあるいは一部に配分されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の一実施形態に係るプロジェクタ装置の概略的な回路構成を示す図である。
【図2】図1に示すシステム制御部により冷却ファンの動作を制御する音声ガイド出力処理の一例を示す図である。
【図3】図1に示すシステム制御部により音声コンテンツ出力を制御する音声ガイド出力処理の一例を示す図である。
【図4】図1に示すシステム制御部により周囲の騒音に対応して音量を制御する音声ガイド出力処理の一例を示す図である。
【図5】音声ガイド出力処理の変形例を示す図である。
【図6】音声ガイド出力処理の他の変形例を示す図である。
【符号の説明】
【0028】
13…システム制御部、17…ランプ駆動部、18…ランプ、19…光学エンジン、20…光学エンジン駆動部、22…音声処理部、23…スピーカ、24…ファン駆動部、25…冷却ファン、26…温度センサ、27…集音マイク。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンテンツの映像を投射する映像出力部と、コンテンツの音声を出力する音声出力部と、ユーザに対して音声ガイドを行うために前記音声出力部を制御する制御部とを備え、前記制御部は前記音声ガイドを行う場合に前記音声ガイドの音声信号/雑音比を増大させる環境設定を少なくとも前記音声出力部に対して実行し、この環境設定の実行後に前記音声出力部からの前記音声ガイドの音声出力を開始させるように構成されることを特徴とするプロジェクタ装置。
【請求項2】
前記制御部は前記環境設定として前記音声出力部から出力される前記コンテンツの音声の音量に対する前記音声ガイドの音量を相対的に増大させることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ装置。
【請求項3】
さらに装置内の温度を低下させる冷却ファンを備え、前記制御部は前記環境設定として前記冷却ファンの回転速度を低下させることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ装置。
【請求項4】
前記環境設定から前記音声ガイドの出力までの遅延は前記冷却ファンの回転停止に要する時間を越える長さに設定されることを特徴とする請求項3に記載のプロジェクション装置。
【請求項5】
さらに周囲の騒音を検出する集音マイクを備え、前記制御部は前記環境設定として前記集音マイクで検出される騒音の音量に対して前記音声ガイドの音量を相対的に増大させることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ装置。
【請求項6】
前記制御部は前記映像出力部による前記映像の投射先となる画面のサイズを取得し、前記環境設定として前記画面のサイズの増大に対して前記音声ガイドの音量を相対的に増大させることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記コンテンツの音声の出力先とは別の出力先が存在する場合に、前記環境設定を省略して前記別の出力先から前記音声ガイドの音声を出力させることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ装置。
【請求項8】
前記制御部は前記音声ガイドの出力後に前記環境設定を元の状態に戻すことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクション装置。
【請求項9】
コンテンツの映像を投射する映像出力部と、コンテンツの音声を出力する音声出力部とを備えるプロジェクタ装置の制御方法であって、ユーザに対して音声ガイドを行う場合に前記音声ガイドの音声信号/雑音比を増大させる環境設定を少なくとも前記音声出力部に対して実行し、この環境設定の実行後に前記音声出力部からの前記音声ガイドの音声出力を開始させることを特徴とする制御方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2010−156809(P2010−156809A)
【公開日】平成22年7月15日(2010.7.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−334641(P2008−334641)
【出願日】平成20年12月26日(2008.12.26)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】