説明

プロテクタ

【課題】周方向への位置ずれを回避して、確実に回り止めを行うこと。
【解決手段】樹脂製燃料タンク12には、ジョイント部16を介して樹脂チューブ18が取り付けられ、ジョイント部16は、軸方向と直交する断面円形状の筒状体と、筒状体の外周方向に設けられる環状鍔部24とを有し、環状鍔部24を前記樹脂製タンク12の外壁12aに溶着させることで樹脂製燃料タンク12に取り付けられ、環状鍔部24の樹脂製燃料タンク12の当接面と反対側には、突部32が設けられ、プロテクタ本体20の樹脂製燃料タンク12側の一端部には、突部32と係合する係合部38が設けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プロテクタに関し、一層詳細には、樹脂製燃料タンクとチューブとの連結部位に取り付けられるプロテクタに関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、自動車のガソリン燃料系配管等に用いられる樹脂チューブを保護するプロテクタが開示されている。このプロテクタは、例えば、路面から飛んでくる石や、自動車部品との接触又は衝突によって前記樹脂チューブが損傷又は破損することを防止するものである。
【0003】
特許文献1では、プロテクタが樹脂チューブに対して位置決めされていないと、車両の振動等によってプロテクタの取付位置がずれてしまい、樹脂チューブの湾曲形状が変わってしまうことを回避することができるとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2005−282836号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示されたプロテクタでは、プロテクタ本体の軸方向に沿った両端部に、位置決めC型クランプをそれぞれ設けて樹脂チューブの湾曲形状を保持するようにしているが、樹脂チューブの周方向に対するプロテクタ本体の回り止めが何らなされていないため、例えば、車両の振動等によってプロテクタ本体が樹脂チューブの周方向に位置ずれするおそれがある。
【0006】
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、周方向への位置ずれを回避して、確実に回り止めを行うことが可能なプロテクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記の目的を達成するために、本発明は、樹脂製燃料タンクのチューブに取り付けられるプロテクタにおいて、前記樹脂製燃料タンクには、ジョイント部を介して前記チューブが取り付けられ、前記ジョイント部は、軸方向と直交する断面円形状の筒状体と、前記筒状体の外周方向に設けられる環状鍔部とを有し、前記環状鍔部を前記樹脂製タンクの外壁に溶着させることで前記樹脂製燃料タンクに取り付けられ、前記環状鍔部の前記樹脂製燃料タンクの当接面と反対側には、突部が設けられ、前記プロテクタの前記樹脂製燃料タンク側の一端部には、前記突部と係合する係合部が設けられていることを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、ジョイント部の環状鍔部に設けられた突部に対して係合部が係合することにより、プロテクタの回り止めを確実に行うことができる。この結果、本発明では、回り止め用の部品をプロテクタに対して別途設けることが不要となり、部品点数を削減して製造コストを低減することができる。
【0009】
また、本発明は、前記突部が、周方向に沿って等角度離間する2つの突部からなり、治具を用いて前記ジョイント部を前記樹脂製燃料タンクに溶着する際、前記2つの突部は、前記治具に形成された凹部と係合した状態で挟持されることを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、例えば、一対のチャック部等の治具を用いてジョイント部を樹脂製燃料タンクに溶着する際、ジョイント部の突部が治具の内径部に形成された凹部内に係合した状態で挟持される。この結果、本発明では、ジョイント部を燃料製樹脂タンクに溶接するときの回り止め用として突部を利用することができる。
【0011】
さらに、本発明は、前記突部に、一対の溝部を周方向に隣接して形成する壁部が設けられ、前記係合部に、略L字状に屈曲する鉤形部が設けられ、前記鉤形部が前記溝部内に嵌め込まれることで、前記突部と前記係合部とが係合することを特徴とする。
【0012】
本発明によれば、鉤形部を溝部内に嵌め込むことにより、突部と係合部とを簡便に係合させることができる。また、この場合、壁部によって形成される溝部の開放方向が周方向で相互に反対方向とすることができる。この結果、突部が挿入される溝部を、プロテクタの取付方向によって適宜選択することができる。さらに、本発明では、係合部を、簡素な形状からなる鉤形部とすることにより、例えば、樹脂成形によって簡便に製造することができる。
【0013】
さらにまた、本発明は、前記プロテクタに、前記チューブを周方向に沿って保持するC型のクランプ部が設けられていることを特徴とする。
【0014】
本発明によれば、C型のクランプ部を設けることにより、チューブに対してプロテクタをワンタッチで簡便に取り付けることができる。
【発明の効果】
【0015】
本発明では、周方向への位置ずれを回避して、確実に回り止めを行うことが可能なプロテクタを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の実施形態に係るプロテクタが適用されたプロテクタ構造の一部省略斜視図である。
【図2】樹脂製燃料タンクに対してジョイント部が接続される状態を示す平面図である。
【図3】(a)は、プロテクタ構造を構成するジョイント部の斜視図、(b)は、環状鍔部に設けられる突部の部分拡大斜視図である。
【図4】ジョイント部の正面図である。
【図5】プロテクタ構造を構成するプロテクタ本体の斜視図である。
【図6】(a)は、プロテクタ本体の正面図、(b)は、プロテクタ本体の平面図、(c)は、プロテクタ本体の左側面図、(d)は、プロテクタ本体の右側面図である。
【図7】突部と係合部との係合状態を示す側面図である。
【図8】ジョイント部に接続された樹脂チューブがプロテクタ本体のクランプ部によってクランプされた状態を示す縦断面図である。
【図9】一対のチャック部によってジョイント部が挟持された状態を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係るプロテクタが適用されたプロテクタ構造の一部省略斜視図、図2は、樹脂製燃料タンクに対してジョイント部が接続される状態を示す平面図である。
【0018】
図1及び図2に示されるように、プロテクタ構造10は、図示しない自動車に搭載される樹脂製燃料タンク12の装着口14(図2参照)に挿入されて溶着される樹脂製のジョイント部16と、前記ジョイント部16に接続される樹脂チューブ(チューブ)18と、前記樹脂チューブ18の外周面を被覆する樹脂製のプロテクタ本体(プロテクタ)20とを備えて構成されている。なお、樹脂製燃料タンク12は、フューエルリターンレスシステム、又は、フューエルリターンシステムのいずれであっても、好適に適用することが可能である。
【0019】
図3(a)は、プロテクタ構造を構成するジョイント部の斜視図、図3(b)は、環状鍔部に設けられる突部の部分拡大斜視図、図4は、ジョイント部の正面図である。
【0020】
図3及び図4に示されるように、ジョイント部16は、軸方向と直交する方向の断面が円形状からなり軸方向に沿って図示しない貫通孔が形成された筒状体22と、前記筒状体22の中間部に設けられ外周方向に向かって拡径する環状鍔部24とを備える。
【0021】
筒状体22は、環状鍔部24を境界として、樹脂製燃料タンク12の装着口14内に挿入される挿入部26と、ジョイント部16を樹脂製燃料タンク12に取り付けた後に樹脂製燃料タンク12から外部に露呈し、樹脂チューブ18の端部が接続される接続部28とを有する。前記接続部28には、樹脂チューブ18の抜脱を阻止するために複数の環状段差部28aが形成されている。
【0022】
また、図3に示されるように、環状鍔部24には、挿入部26を樹脂製燃料タンク12の装着口14に挿入したときに樹脂製燃料タンク12の外壁12a(図1参照)に当接する当接面24aが設けられる。後記するように、治具として機能する一対のチャック部30a、30bでジョイント部16を把持し(図9参照)、当接面24aが樹脂製燃料タンク12の外壁12aに当接した状態で環状鍔部24が溶着される。
【0023】
図3(b)に示されるように、環状鍔部24の当接面24aと反対側の環状面24bには、周方向に沿って等角度離間する位置に配置され、環状面24bからジョイント部16の軸線と略平行に樹脂チューブ18側に向かって所定長だけ突出する1対の突部32が設けられる。この一対の突部32は、それぞれ同一形状からなり、接続部28の周面から半径外方向に所定間隔離間して配置されている。
【0024】
また、各突部32には、側面視して矩形状からなる1対の溝部34を周方向に隣接して形成する壁部が設けられている。壁部は、一対の溝部34の間に形成される隔壁36aと、前記隔壁36aと略直交し環状面24bと対向する内壁との間で溝部34を形成する側壁36bとを有する。
【0025】
図3(b)に示されるように、隣接する2つの溝部34は、環状面24bに沿って周方向に開放されており(開口部を有し)、後記するように、係合部38の鉤形部40が一方側又は他方側のいずれの方向からでも、隣接するいずれかの溝部34に対して嵌め込み可能に設けられている。
【0026】
図5は、プロテクタ本体の斜視図、図6(a)は、プロテクタ本体の正面図、図6(b)は、プロテクタ本体の平面図、図6(c)は、プロテクタ本体の左側面図、図6(d)は、プロテクタ本体の右側面図である。
【0027】
プロテクタ本体20は、図5及び図6に示されるように、樹脂製燃料タンク12側の軸方向に沿った一端部の形状が軸方向からみて略C字状に形成された湾曲部20aを有し、この略C字状の湾曲部20aの両側端部に前記突部32と係合する一対の係合部38が連続して一体的に設けられている。この係合部38は、湾曲部20aの両側に2つ配置されている。係合部38は、プロテクタ本体20の軸方向から見て、略L字状に屈曲する鉤形部40からなり、鉤形部40が突部32の溝部34と係合するように設けられる。
【0028】
前記プロテクタ本体20の内壁には、軸方向からみて略C字状に形成され、ジョイント部16に接続された樹脂チューブ18の外周面をワンタッチで挟持するC型の第1クランプ部42a及び第2クランプ部42bが軸方向に所定間隔離間して配置される。第1クランプ部42a及び第2クランプ部42bには、樹脂チューブ18をクランプするとき、前記樹脂チューブ18を内径側に向かって案内するガイド部44が設けられる。
【0029】
さらに、プロテクタ本体20の軸方向の沿った端部には、側面視して略C字状からなるプロテクタ本体20の一部を切り欠いて形成され、樹脂チューブ18の延在方向を規制する規制部46が設けられる。
【0030】
本実施形態に係るプロテクタ構造10は、基本的に以上のように構成されるものであり、次にその作用効果について説明する。
【0031】
先ず、治具として機能する一対のチャック部30a、30bによってジョイント部16を把持し、前記ジョイント部16を樹脂製燃料タンク12の装着口14に対して装着し溶着する場合について説明する。この場合、図9に示されるように、一対のチャック部30a、30bは、例えば、図示しないロボットのアームによって相互に直交するXYZ軸方向に変位自在に設けられると共に、図示しない駆動機構を介して一対のチャック部30a、30bが相互に接近する方向(矢印A方向)及び離間する方向(矢印B方向)に変位可能に設けられている。
【0032】
一対のチャック部30a、30bの内径部には、筒状体22の接続部28を把持するために前記接続部28の外径面に対応する円弧面50と、前記円弧面50の略中央部に形成され一対の突部32(図9中の二点鎖線参照)が係合可能な矩形状の凹部52(図9中の破線参照)とが設けられる。この場合、ジョイント部16の突部32がチャック部30a、30bの凹部52と係合することにより、ジョイント部16の周方向への回り止めがなされる。
【0033】
この結果、本実施形態では、ジョイント部16が一対のチャック部30a、30bによって挟持された状態において、ジョイント部16の挿入部26を樹脂製燃料タンク12の装着口14内に対して回り止めされた状態で押圧することができる。
【0034】
前記のように押圧されて、ジョイント部16の環状鍔部24の当接面24aが樹脂製燃料タンク12の外壁12aに当接したとき、図示しない溶接手段を用いて環状鍔部24を樹脂製燃料タンク12の装着口14近傍の外壁12aに溶着する。
【0035】
この溶接作業を行うとき、ジョイント部16は、突部32が凹部52に係合して一対のチャック部30a、30bによって回り止めされた状態で挟持されているため、周方向への回動が阻止された状態で溶着することができる。この結果、ジョイント部16の外周部に設けられた一対の突部32を結ぶ直線が所望の方向に沿った状態で前記ジョイント部16を樹脂製燃料タンク12に対して固着することができる。
【0036】
このようにして樹脂製燃料タンク12に連結されたジョイント部16の接続部28に対して樹脂チューブ18を接続する。なお、接続部28に沿って挿入された樹脂チューブ18は、その端部が環状鍔部24に当接することにより樹脂チューブ18の挿入が規制される。
【0037】
次に、プロテクタ本体20を、樹脂製燃料タンク12に固定されたジョイント部16に対して取り付ける場合について説明する。
【0038】
プロテクタ本体20に一体的に設けられた第1クランプ部42a及び第2クランプ部42bの相互に対向するガイド部44を、ジョイント部16の接続部28に接続された樹脂チューブ18の外周面に沿って前記樹脂チューブ18の軸線と略直交する方向から押圧する。
【0039】
この場合、ガイド部44を含む第1クランプ部42a及び第2クランプ部42bが樹脂チューブ18の外径に沿って弾性変形して拡開した後、樹脂チューブ18の外周面を弾性力によってクランプする(図8参照)。このように、プロテクタ本体20に第1クランプ部42a及び第2クランプ部42bを設けることにより、プロテクタ本体20を樹脂チューブ18に対してワンタッチで簡便に取り付けることができると共に、ジョイント部16からの樹脂チューブ18の抜け止めを達成することができる。
【0040】
略同時に、プロテクタ本体20の樹脂製燃料タンク12側の一端部に設けられた一対の係合部38の鉤形部40を、ジョイント部16の一対の突部32の溝部34に沿って嵌め込み、突部32と係合部38とをそれぞれ係合させることにより、プロテクタ本体20の回り止めがなされる。
【0041】
すなわち、ジョイント部16の軸方向と直交する方向からプロテクタ本体20を変位させ、プロテクタ本体20の一対の係合部38にそれぞれ設けられた鉤形部40を、ジョイント部16の一対の突部32にそれぞれ形成された溝部34に沿って嵌め込むことにより突部32が係合部38と係合する(図7参照)。
【0042】
この結果、プロテクタ本体20は、周方向への変位がジョイント部16の一対の突部32によって規制されているため、ジョイント部16の周方向に沿って位置ずれすることが回避され、回り止めが確実になされる。本実施形態では、一対の突部32がジョイント部16の周方向で等角度離間して配置されているため、安定した状態で保持することができる。
【0043】
なお、単一の突部32には、周方向に連続する2つの溝部34が隣接して形成され、しかも溝部34の開放方向(開口部の方向)が周方向で相互に反対方向に形成されている(図3(b)参照)。従って、本実施形態では、突部32の鉤形部40が挿入される溝部34を、プロテクタ本体20の取付方向によって適宜選択することが可能である。この場合、ジョイント部16に対してプロテクタ本体20を180度の離間角度でそれぞれ取り付けることができる。
【0044】
本実施形態では、ジョイント部16の環状鍔部24に設けられた突部32に対してプロテクタ本体20と一体に設けられた係合部38が係合することにより、プロテクタ本体20の回り止めを確実に行うことができる。この結果、本実施形態では、回り止め用の部品をプロテクタ本体20に対して別途設けることが不要となり、部品点数を削減して製造コストを低減することができる。
【0045】
また、本実施形態では、例えば、一対のチャック部30a、30bからなる治具を用いてジョイント部16を樹脂製燃料タンク12に溶着する際、ジョイント部16の突部32がチャック部30a、30bの内径面に形成された凹部52に係合した状態で挟持される(図9参照)。この結果、本実施形態では、ジョイント部16を燃料製樹脂タンク12に溶接するときの回り止め用として突部32を利用することができる。
【0046】
さらに、本実施形態では、プロテクタ本体20にC型の第1クランプ部42a及び第2クランプ部42bを並設することにより、樹脂チューブ18に対してプロテクタ本体20をワンタッチで簡便に取り付けることができる。
【0047】
さらにまた、本実施形態では、壁部(隔壁36a、側壁36b)によって形成される溝部34の開放方向が周方向で相互に反対方向とすることができる(図3(b)参照)。この結果、本実施形態では、係合部38の鉤形部40が嵌め込まれる溝部34を、プロテクタ本体20の取付方向によって適宜選択することができる。プロテクタ本体20の組付作業を効率的に遂行することができる。
【0048】
さらにまた、本実施形態では、係合部38を、簡素な形状からなる鉤形部40とすることにより、例えば、樹脂成形によって簡便に製造することができる。
【符号の説明】
【0049】
10 プロテクタ構造
12 樹脂製燃料タンク
16 ジョイント部
18 樹脂チューブ(チューブ)
20 プロテクタ本体(プロテクタ)
22 筒状体
24 環状鍔部
30a、30b チャック部(治具)
32 突部
34 溝部
36a 隔壁(壁部)
36b 側壁(壁部)
38 係合部
40 鉤形部
42a、42b クランプ部
52 凹部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
樹脂製燃料タンクのチューブに取り付けられるプロテクタにおいて、
前記樹脂製燃料タンクには、ジョイント部を介して前記チューブが取り付けられ、
前記ジョイント部は、軸方向と直交する断面円形状の筒状体と、前記筒状体の外周方向に設けられる環状鍔部とを有し、前記環状鍔部を前記樹脂製タンクの外壁に溶着させることで前記樹脂製燃料タンクに取り付けられ、
前記環状鍔部の前記樹脂製燃料タンクの当接面と反対側には、突部が設けられ、
前記プロテクタの前記樹脂製燃料タンク側の一端部には、前記突部と係合する係合部が設けられていることを特徴とするプロテクタ。
【請求項2】
前記突部は、周方向に沿って等角度離間する2つの突部からなり、治具を用いて前記ジョイント部を前記樹脂製燃料タンクに溶着する際、前記2つの突部は、前記治具に形成された凹部と係合した状態で挟持されることを特徴とする請求項1記載のプロテクタ。
【請求項3】
前記突部には、一対の溝部を周方向に隣接して形成する壁部が設けられ、
前記係合部には、略L字状に屈曲する鉤形部が設けられ、
前記鉤形部が前記溝部内に嵌め込まれることで、前記突部と前記係合部とが係合することを特徴とする請求項1又は2記載のプロテクタ。
【請求項4】
前記プロテクタには、前記チューブを周方向に沿って保持するC型のクランプ部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のプロテクタ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2013−10402(P2013−10402A)
【公開日】平成25年1月17日(2013.1.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−143594(P2011−143594)
【出願日】平成23年6月28日(2011.6.28)
【出願人】(000005326)本田技研工業株式会社 (23,863)
【Fターム(参考)】