説明

プロンプターシステム

【課題】 テレビカメラの撮影レンズに対するメンテナンス性を向上させる。
【解決手段】 カメラ本体22と撮影レンズ24とからなるテレビカメラ20と、前記テレビカメラ20の前方に配置され、原稿画像を表示するプロンプター装置30と、前記撮影レンズ24の側面を覆うように箱型に形成され、前記プロンプター装置30を前記テレビカメラ20の前方に配置した状態で、その少なくとも一部が着脱自在に構成された撮影レンズカバー50と、を備えたプロンプターシステム10を提供することにより、前記課題を解決する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、テレビ放送局で使用されるプロンプターシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
テレビ放送局等では、放送用原稿をモニタ画面に表示し、キャスタが恰も原稿を暗記して読み上げているかのように視線をテレビカメラに向けながらそのモニタ画面の原稿を読めるようにしたプロンプターシステムが使用されている。
【0003】
プロンプターシステムは、例えば、テレビカメラの撮影レンズ前方下側にモニタが上方に向けて配置され、モニタの表示面に対して、略45度傾斜したハーフミラーを備えたプロンプター本体がテレビカメラの撮影レンズ前方に配置される。かかる構成によって、モニタに原稿画像を表示すると、テレビカメラでの撮影を妨害することなくハーフミラーでその原稿画像が前方の被撮影者に反射される(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
ところでプロンプターシステムにおいて使用されるテレビカメラには、スタジオ・中継製作用の大型カメラに報道用のポータブルレンズ(ENGレンズ)がマウントされ、さらに撮影レンズカバーが装着される場合がある。通常、スタジオ・中継製作用の大型カメラに装着されるレンズとしては箱型のEFPレンズが使用されているため、ENGレンズのような筒型のレンズだと外観上違和感がある場合がある。よって、このような撮影レンズカバーは、箱型のEFPレンズと同様の外観構成となっており、第3者にあたかもEFPレンズを使用しているかの如く印象を与える効果がある。
【特許文献1】特開平01−147970号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来のプロンプターシステムにおいて、テレビカメラに装着される箱型の撮影レンズカバーはレンズの上下左右側面を覆うように構成されており、テレビカメラの撮影レンズ前方にプロンプター本体を配置した状態で、撮影レンズカバーを取り外すことは不可能であった。
【0006】
そのため、撮影レンズに対するメンテナンスを行う場合には、プロンプター本体をテレビカメラの撮影レンズ前方から取り外してから、撮影レンズカバーを前方に引き抜くようにして取り外さなければならなかった。このようにプロンプター本体を取り外す手間がかかり、撮影レンズに対するメンテナンス性が悪いという欠点があった。
【0007】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、テレビカメラの撮影レンズに対するメンテナンス性を向上させたプロンプターシステムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、カメラ本体と撮影レンズとからなるテレビカメラと、前記テレビカメラの前方に配置され、原稿画像を表示するプロンプター装置と、前記撮影レンズの側面を覆うように箱型に形成され、前記プロンプター装置を前記テレビカメラの前方に配置した状態でその少なくとも一部が着脱自在に構成された撮影レンズカバーと、を備えたことを特徴とするプロンプターシステムを提供する。
【0009】
本発明によれば、テレビカメラの前方にプロンプター装置を配置した状態で、箱型の撮影レンズカバーの少なくとも一部を取り外すことができ、撮影レンズに対するメンテナンスを行うことが可能となる。これにより、プロンプター装置を取り外す手間がなくなり、撮影レンズに対するメンテナンス性が向上する。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のプロンプターシステムであって、前記撮影レンズカバーは、前記撮影レンズを支持する支持手段を備えたことを特徴とする。
【0011】
請求項2の態様によれば、撮影レンズカバーに備えられた支持手段によって撮影レンズは支持されるので、カメラ本体にマウントされた撮影レンズはより安定した状態で支持される。これにより、テレビカメラによる撮影を良好に行うことが可能になる。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のプロンプターシステムであって、前記撮影レンズカバーは、前記撮影レンズカバーの浮き上がりを防止する付勢手段を備えたことを特徴とする。
【0013】
請求項3の態様によれば、付勢手段を撮影レンズカバーに設けたことにより、撮影レンズカバーの浮き上がりが防止される。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、テレビカメラの前方にプロンプター装置を配置した状態で、箱型の撮影レンズカバーの少なくとも一部を取り外すことができ、撮影レンズに対するメンテナンスを行うことが可能となる。これにより、プロンプター装置を取り外す手間がなくなり、撮影レンズに対するメンテナンス性が向上する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、添付図面に従って本発明に係るプロンプターシステムの好ましい実施の形態を詳説する。
【0016】
図1は、本発明の実施形態に係るプロンプターシステム10の側面図である。同図に示すように、プロンプターシステム10は、雲台12に載置されたテレビカメラ20と、テレビカメラ20の前方に配置されるプロンプター装置30とから主に構成される。
【0017】
テレビカメラ20は、カメラ本体22及び撮影レンズ(ENGレンズ)24から構成される。カメラ本体22は、パン機能及びチルト機能を備えた雲台12の取付台14に、アタッチメント16を介して、据え付けられている。撮影レンズ24は、カメラ本体22の前面にマウントされている。
【0018】
カメラ本体22の前面には、本発明の特徴である撮影レンズカバー50が装着されている。撮影レンズカバー50は、上カバー50A及び下カバー50Bとから構成される。上カバー50Aは着脱自在に構成され、図1中上方に取り外すことが可能となっている。撮影レンズカバー50の構成については後で詳説する。
【0019】
プロンプター装置30は、撮影レンズ24の前方下側に表示画面を上に向けて配置されたモニタ32と、モニタ32の上方に略45度の角度に傾斜して配置されたハーフミラー34を有するプロンプター本体36とから構成される。
【0020】
モニタ32は、雲台12の取付台14に対して水平方向にスライド可能に構成されており、モニタレバー33の回動によりモニタ32を所定の位置で固定することができる。すなわち、モニタ32は、雲台12の取付台14に固定されている。
【0021】
一方、プロンプター本体36は、撮影レンズカバー50に固定されている。プロンプター本体36には、図2に示すプロンプター本体36の側面図の如く、背面側(図2中右側)には嵌合棒38が複数形成されている。嵌合棒38は軸方向に貫通穴が形成されたパイプ状であり、プロンプター本体36の不図示のケーブル等を通すことが可能な構造となっている。
【0022】
図3及び図4は、撮影レンズカバー50の上カバー50Aを取り外した状態を表す構成図である。図3は撮影レンズカバー50の側面図であり、図4は撮影レンズカバー50の正面図である。
【0023】
撮影レンズカバー50には、図3に示すように、前面側マウント部52と背面側マウント部54を接続するように構成された梁状部材56が形成されている。また撮影レンズカバー50には、前面側マウント部52から梁状部材56の中を通って背面側マウント部54に貫通する嵌合穴58が形成されている。嵌合穴58には、プロンプター本体36の嵌合棒38(図2参照)が嵌合される。前面側マウント部52には、固定ねじ60が設けられている。プロンプター本体36の嵌合棒38を嵌合穴58に嵌合し、固定ねじ60を締め付けることによって、図1の如く、プロンプター本体36が撮影レンズカバー50の前面に固定される。なお撮影レンズカバー50の下カバー50Bは、ねじ90(90A、90B)により、前面側マウント部52及び背面側マウント部54に固定されている。
【0024】
撮影レンズカバー50の背面側マウント部54の上部には、係合部材78が形成されている。係合部材78は、図3の如く下向き45度の傾斜面を有する楔状に構成されている。一方、カメラ本体22のマウント部にも上向き45度の傾斜面を有する楔状の係合部材(不図示)が形成されている。カメラ本体22側の係合部材は、一般的に箱型のEFPレンズを装着するために設けられているものである。撮影レンズカバー50の係合部材78とカメラ本体22の係合部材を係合させることによって、撮影レンズカバー50をカメラ本体22(図1参照)に装着することができる。
【0025】
また撮影レンズカバー50の背面側マウント部54の下部には、フランジ部80が形成されている。フランジ部80は、図1の如く固定金具82によりカメラ本体22側に押し付けられ、撮影レンズカバー50の背面側マウント部54の下部がカメラ本体22に固定される。
【0026】
また撮影レンズカバー50には、図3及び図4に示すように、カメラ本体22にマウントされた撮影レンズ24を支持するための支持機構62が設けられている。図5は、図3に示す支持機構62を上側から見た平面図である。
【0027】
図3乃至図5に示すように、支持機構62は、先端にねじ溝が形成されたポール64、ポール64を保持する保持部材73(図5参照)、操作レバー66、68、ガイド部材70、ガイド部材70に沿ってスライド可能に構成され、保持部材73を内部に配置する被ガイド部材72、とから主に構成される。
【0028】
被ガイド部材72は、操作レバー66を緩める方向に回動すると、撮影レンズカバー50の背面側マウント部54に固定されるガイド部材70に沿って、X1方向及びX2方向(以下、X1−X2方向という)に移動可能となる。一方、操作レバー66を締める方向に回動すると、被ガイド部材72はX1−X2方向に対して固定状態となる。ポール64を保持する保持部材73は、被ガイド部材72と一体的に移動させられるので、操作レバー66に対する操作により、ポール64をX1−X2方向の所定の位置で固定することができる。
【0029】
また操作レバー68を緩める方向に回動すると、ポール64は保持部材73に対してY1方向及びY2方向(以下、Y1−Y2方向という)、Z1方向及びZ2方向(以下、Z1−Z2方向という)に移動可能となる。一方、操作レバー68を締める方向に回動すると、ポール64はY1−Y2方向及びZ1−Z2方向に対して固定状態となる。このような操作により、ポール64をY1−Y2方向、Z1−Z2方向の所定の位置で固定することができる。
【0030】
このように操作レバー66、68の操作により、ポール64の先端が撮影レンズカバー50に形成される不図示のねじ穴に螺合可能なように位置決めすることができる。そしてポール64の先端を撮影レンズ24のねじ穴26に螺合する。このようにしてカメラ本体22にマウントされた撮影レンズ24を支持機構62によって支持することができ、カメラ本体22だけで撮影レンズ24を支持する場合に比べて、より安定した状態で撮影レンズ24を支持することができる。これにより、テレビカメラ20による撮影を良好に行うことが可能になる。
【0031】
図6乃至図8は、上カバー50Aを取り付けた状態における撮影レンズカバー50の構成図である。図6は撮影レンズカバー50の平面図であり、図7は撮影レンズカバー50の側面図であり、図8は撮影レンズカバー50の下面図である。なお図6乃至図8では、上カバー50A及び下カバー50Bの構成に対する理解を容易にするため、図3に示した前面側マウント部52や背面側マウント部54等は省略している。
【0032】
撮影レンズカバー50の上カバー50Aの上面には、図6及び図7に示すように、固定金具82、82が設けられている。固定金具82は、つまみ84と、つまみ84の操作と連動する係合部86とから主に構成される。つまみ84が倒された状態にあるときは、係合部86は前面側マウント部52、背面側マウント部54に形成される不図示の係合部と係合し、つまみ84が立ち上げられた状態にあるときは、係合部86は前面側マウント部52、背面側マウント部54の係合部との係合が解除されるように構成される。
【0033】
従って、つまみ84を立ち上げると、上カバー50Aは着脱可能状態となる一方、つまみ84を倒すと、上カバー50Aは着脱不可能状態となり、上カバー50Aの脱落やずれが防止される。
【0034】
また撮影レンズカバー50の下カバー50Bには、図8に示すように、開口部88が形成されている。開口部88は、撮影レンズ24に接続されるケーブル類等を通すために設けられている。また開口部88には、図3に示した支持機構62が配置される。
【0035】
さらに撮影レンズカバー50の側面には、図7に示すように、上カバー50Aの浮き上がりを防止するための付勢手段として板ばね74、74が設けられている。
【0036】
図9は、図7中9−9線に沿う断面図であり、図10はその一部の拡大断面図である。図9及び図10に示すように、断面コ字状に形成された上カバー50A及び下カバー50Bは、上カバー50Aと下カバー50Bの両側面端部において重なるように構成されている。すなわち、下カバー50Bの両側面端部は内側に折り曲げられ、上カバー50Aの両側面端部が下カバー50Bの両側面端部の上に重なるようになっている。なお上カバー50Aの端部を内側に折り曲げ、上カバー50Aの両側面端部の上に下カバー50Bの両側面端部を重ねるように構成してもよい。なお下カバー50Bの底面には、前面側マウント部52又は背面側マウント部54(図3参照)に下カバー50Bを固定するためのねじ92が設けられている。
【0037】
板ばね74は、板ばね74の一端は上カバー50Aの下カバー50Bとの重なり部上方内側でリベット76により固定されている。また板ばね74は、クランク状に折り曲げられており、板ばね74と上カバー50Aの端部との間に下カバー50Bの端部が配置されるように構成されている。
【0038】
上カバー50Aに固定された板ばね74の折れ曲がり部74aは下カバー50Bの端部内側に当接しており、上カバー50Aの端部が下カバー50Bの端部から離れようとすると、上カバー50Aには板ばね74を介して上カバー50A内側方向(図10中左方向)の付勢力が作用する。従って、撮影レンズカバー50の上カバー50Aの浮き上がりが防止される。
【0039】
なお上カバー50Aの浮き上がりを防止する付勢手段の一例として、板ばね74を上カバー50Aの内側に設ける構成を示したが、本発明の実施に際しては本構成に特に限定されるものでない。
【0040】
かかる構成において、撮影レンズカバー50は、テレビカメラ20の撮影レンズ24前方にプロンプター本体36を配置した状態で、プロンプター本体36を取り外すことなく、着脱自在に構成された上カバー50Aを上方にスライドさせて取り外すことができ、撮影レンズ24のメンテナンスを行うことができる。従って、プロンプター本体36を取り外す手間を省くことができ、撮影レンズ24に対するメンテナンス性が向上する。
【0041】
特に本実施形態では、撮影レンズカバー50の上カバー50Aを下カバー50Bに比べて大きく構成することが好ましい。上カバー50Aを取り外した際の撮影レンズ24に対するメンテナンス性がさらに向上する。
【0042】
また本実施形態における撮影レンズカバー50には、上カバー50Aに固定金具82が設けられているので、着脱自在に構成された上カバー50Aの脱落やずれを防止することが可能である。
【0043】
また本実施形態における撮影レンズカバー50は、上カバー50Aの下カバー50Bとの重なり部内側上方に板ばね74を設けたことにより、上カバー50Aの浮き上がりを防止することができる。なお本実施形態では、上カバー50Aの浮き上がりを防止する付勢手段の一例として板ばね74を例示したが、本発明の実施に際してはこれに限定されるものでない。
【0044】
また本実施形態における撮影レンズカバー50は、カメラ本体22にマウントされた撮影レンズ24に対する支持機構62を備えているので、撮影レンズ24をより安定した状態で支持することができる。これにより、テレビカメラ20による撮影を良好に行うことが可能になる。
【0045】
なお本実施形態では、プロンプター本体36が撮影レンズカバー50に支持される形態を例示したが、本発明の実施に際してはプロンプター装置30の構成例は本実施形態に限定されるものでない。例えば、モニタ32とプロンプター本体36を一体的に構成し、これらを雲台12の取付台14に固定する形態でもよい。
【0046】
また本実施形態では、上カバー50Aが着脱自在に構成された撮影レンズカバー50を例示したが、本発明の実施に際しては本実施形態に限定されるものでない。例えば、撮影レンズカバー50を右側面カバーと左側面カバーに分割し、それらの少なくとも一方を着脱自在に構成してもよい。また撮影レンズカバー50を3つ以上に分割可能なように構成してもよい。
【0047】
また本実施形態では、ENGレンズに対する撮影レンズカバー50を例示したが、箱型のEFPレンズのカバーに対しても同様にして適用することできるのはもちろんのことである。
【0048】
以上、本発明のプロンプターシステムについて詳細に説明したが、本発明は、以上の例には限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変形を行ってよいのはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】本発明の実施形態に係るプロンプターシステムの側面図。
【図2】プロンプター本体の側面図。
【図3】上カバーを取り外した状態における撮影レンズカバーの側面図。
【図4】上カバーを取り外した状態における撮影レンズカバーの正面図。
【図5】図3に示した支持機構を上側から見た平面図。
【図6】上カバーを取り付けた状態における撮影レンズカバーの平面図。
【図7】上カバーを取り付けた状態における撮影レンズカバーの側面図。
【図8】上カバーを取り付けた状態における撮影レンズカバーの下面図
【図9】図7中9−9線に沿う断面図。
【図10】図9の一部拡大断面図。
【符号の説明】
【0050】
10…プロンプターシステム、12…雲台、20…テレビカメラ、22…カメラ本体、24…撮影レンズ、30…プロンプター装置、32…モニタ、34…ハーフミラー、36…プロンプター本体、50…撮影レンズカバー、50A…上カバー、50B…下カバー、62…支持機構、74…板ばね、82…固定金具

【特許請求の範囲】
【請求項1】
カメラ本体と撮影レンズとからなるテレビカメラと、
前記テレビカメラの前方に配置され、原稿画像を表示するプロンプター装置と、
前記撮影レンズの側面を覆うように箱型に形成され、前記プロンプター装置を前記テレビカメラの前方に配置した状態でその少なくとも一部が着脱自在に構成された撮影レンズカバーと、を備えたことを特徴とするプロンプターシステム。
【請求項2】
前記撮影レンズカバーは、前記撮影レンズを支持する支持手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のプロンプターシステム。
【請求項3】
前記撮影レンズカバーは、前記撮影レンズカバーの浮き上がりを防止する付勢手段を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプロンプターシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2006−165761(P2006−165761A)
【公開日】平成18年6月22日(2006.6.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−351178(P2004−351178)
【出願日】平成16年12月3日(2004.12.3)
【出願人】(000005430)フジノン株式会社 (2,231)
【Fターム(参考)】