説明

ヘッドランプレンズクリーナー

【課題】広範囲な噴射領域を確保しながら、ウォッシャー液の飛散を防止するヘッドランプクリーナーを提供する。
【解決手段】バンパー内部に設けられたクリーナー本体と、ウォッシャーノズルを有してクリーナー本体から伸縮自在に上下動可能なクリーナー可動体と、クリーナー可動体の上端にクリーナー可動体に対して回動軸6を回動中心として回動可能に設けられたクリーナーキャップ5とからなり、クリーナーキャップ5は、両端に開口部7を有し、開口部7の一端をランプレンズ側に向けて設けた外殻中空体8と、空気導入口15及び空気排出口16を有し、外殻中空体8の内部を移動しランプレンズ側開口部から伸縮自在に突出可能な飛散防止中空状プレート14とから構成され、かつ、クリーナー可動体とクリーナーキャップとが、伸縮体10を介して連結している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のヘッドランプレンズのクリーナーに関し、さらに詳しくは、ウォッシャー式のヘッドランプレンズクリーナーに関する。
【背景技術】
【0002】
車両のヘッドランプ、リアランプ、フォグランプ等の外装ランプのレンズ表面には、走行中に泥水による汚れや埃が付着しやすい。特に、ヘッドランプのレンズ表面に泥や埃が付着した場合、汚れによる光量が低下するばかりでなく、汚れにより乱反射した光が対向車への幻惑光となる危険性が増えるため、ヘッドランプレンズクリーナーが備えられている。
【0003】
ヘッドランプレンズクリーナーの方式には、ウォッシャー式とワイパー式の2つの方式があり、ウォッシャー式は、ユーザーが車室内からスイッチを操作することにより、バンパー内に格納されていたウォッシャーノズルがクリーナー可動体の上方への可動によってヘッドランプレンズに対向する位置に移動し、ウォッシャーノズルからヘッドランプレンズに向かってウォッシャー液が噴射される方式である。
【0004】
ウォッシャー式のヘッドクリーナーにおいては、ウォッシャー液の噴射領域を広範囲にすることが重要である。広範な噴射領域を確保するために、例えば特許文献1には、ノズルヘッド流路の終端に回転自在に収容されるピロボールを備え、洗浄液の噴射位置を回転させるヘッドランプレンズクリーナーが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2009−214635号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところが、噴射領域を広範囲にすることにより、ウォッシャー液がヘッドランプレンズ表面以外の車両フードにまで飛散すること、又、走行時の走行風によりさらにウォッシャー液が飛散してしまうという問題がある。
【0007】
本発明は、広範囲な噴射領域を確保しながら、ウォッシャー液の飛散を防止するヘッドランプレンズクリーナーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のヘッドランプレンズクリーナーは、バンパー内部に設けられたクリーナー本体と、ウォッシャーノズルを有してクリーナー本体から伸縮自在に上下動可能なクリーナー可動体と、クリーナー可動体の上端にクリーナー可動体に対して回動軸を回動中心として回動可能に設けられたクリーナーキャップとからなり、このクリーナーキャップは、一端に開口部を有し、開口部をランプレンズ側に向けて設けた外殻中空体と、外殻中空体の内部を移動しランプレンズ側開口部から伸縮自在に突出する飛散防止プレートとから構成され、かつ、クリーナー可動体とクリーナーキャップとが、伸縮体を介して連結している。
【0009】
また、本発明のヘッドランプレンズクリーナーは、バンパー内部に設けられたクリーナー本体と、ウォッシャーノズルを有してクリーナー本体から伸縮自在に上下動可能なクリーナー可動体と、クリーナー可動体の上端にクリーナー可動体に対して回動軸を回動中心として回動可能に設けられたクリーナーキャップとからなり、このクリーナーキャップは、両端に開口部を有し、開口部の一端をランプレンズ側に向けて設けた外殻中空体と、空気導入口及び空気排出口を有し、外殻中空体の内部を移動しランプレンズ側開口部から伸縮自在に突出可能な飛散防止中空状プレートとから構成され、かつ、クリーナー可動体とクリーナーキャップとが、伸縮体を介して連結している。
【0010】
さらに、本発明のヘッドランプレンズクリーナーは、バンパー内部に設けられたクリーナー本体と、ウォッシャーノズルを有して上記クリーナー本体から伸縮自在に上下動可能なクリーナー可動体と、クリーナー可動体の上端にこのクリーナー可動体に対して回動軸を回動中心として回動可能に設けられたクリーナーキャップとからなり、このクリーナーキャップは、両端に開口部を有し、開口部の一端をランプレンズ側に向けて設けた外殻中空体と、外殻中空体の内部を移動しランプレンズ側開口部から伸縮自在に突出する飛散防止プレートとから構成され、かつ、クリーナー可動体とクリーナーキャップとが、伸縮体を介して連結している。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、飛散防止プレートを外殻中空体の内部に移動自在に設けたことにより、ウォッシャー液を噴射する際にクリーナーキャップから飛散防止プレート又は中空状飛散防止プレートが伸出してランプレンズ以外の領域に飛散するウォッシャー液を遮ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の実施形態1に係るヘッドランプレンズクリーナーの概略を示す概略断面図である。
【図2】本発明の実施形態1に係るヘッドランプレンズクリーナーであり、クリーナーキャップの概略斜視図である。
【図3】本発明の実施形態1に係るヘッドランプレンズクリーナーであり、飛散防止プレートが突出した状態を示す概略斜視図である。
【図4】図2に示すA−Aの断面図である。
【図5】本発明の実施形態1に係るクリーナーキャップの作動を示す概略図であり、(A)はウォッシャーノズルがバンパーへ格納された状態を、(B)はクリーナー可動体が伸張した状態を、(C)は飛散防止プレートが突出する状態を、(D)はウォッシャー液が噴射されている状態を、(E)はクリーナー可動体が収縮する状態を、(F)はヘッドランプレンズクリーナーと飛散防止プレートが格納される状態を示す。
【図6】本発明の実施形態2に係るヘッドランプレンズクリーナーのクリーナーキャップの概略斜視図である。
【図7】本発明の実施形態2に係るヘッドランプレンズクリーナーであり、飛散防止プレートが突出した状態を示す概略斜視図である。
【図8】図6に示すA−Aの断面図である。
【図9】実施形態2に係るヘッドランプレンズクリーナー内の空気の流れを示す概略図である。
【図10】実施形態2に係るヘッドランプレンズクリーナーからウォッシャー液が噴射されている状態を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図1〜図8を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0014】
[実施形態1]
本発明の実施形態を示すヘッドランプレンズクリーナー1は、図1に示すように、バンパーBの内部に設けられたクリーナー本体2と、ウォッシャーノズル4を有してクリーナー本体2から伸縮自在に上下動可能なクリーナー可動体3と、クリーナー可動体3の上端にクリーナー可動体3に対して回動軸6を回動中心として回動可能に設けられるクリーナーキャップ5とから構成される。
【0015】
クリーナー本体2はバンパーB内に固定されたシリンダーである。クリーナー可動体3はクリーナー本体2に嵌合されて、伸縮自在に上下移動することができる。ウォッシャーノズル4は、クリーナー可動体3が伸張した状態でランプレンズLに向けてウォッシャー液が噴射可能なようにクリーナー可動体3に設けられている。また、クリーナー可動体3の上端には回動軸6とクリーナーキャップ5とが設けられ、クリーナーキャップ5が回動軸6を回動中心として回動可能に設けられている。
【0016】
図2及び4に示すように、クリーナーキャップ5は、ランプレンズ側開口部7を有する外殻中空体8と、外殻中空体の内部を移動可能に設けられた飛散防止プレート9とから構成される。飛散防止プレート9はクリーナーキャップ5に嵌合されて、伸縮自在に移動することができ、短縮した状態で、ほぼ全体がクリーナーキャップ5内に格納され、伸張した状態で図3に示すようにほぼ全体がランプレンズ側開口部7から飛び出している。
【0017】
外殻中空体8の形状は、図中では蒲鉾状の形状を示すが、特に限定されるものではない。しかし、クリーナー可動体3をバンパーB内に格納した際に、バンパーBの開口を塞ぐ役割もあるため、底辺はバンパーBの上面の形態に合わせて形成することが望ましい。
【0018】
外殻中空体8の内部には、ランプレンズ側開口部7付近で、内側に向けて突出する開口突起11と、開口突起11からランプレンズ側開口部7と反対側の端に向けて延びるガイド12とが設けられている。なお、ガイド12の高さは開口突起11より低くなっている。
【0019】
飛散防止プレート9は、ランプレンズ側開口部7とは反対側に位置する一端に停止突起13を有する板状のプレートである。停止突起13はガイド12に沿ってスライド移動する。停止突起13がガイド12に沿って開口突起11までスライド移動することにより、飛散防止プレート9がクリーナーキャップ5のランプレンズ側開口部7から突出する。また、本実施例において図示する飛散防止プレート9は、停止突起13と反対側の端部を下方に向けて湾曲され、外殻中空体8のランプレンズ側開口部7に接し、外殻中空体8の形状と一体化して蒲鉾形状を形成している。しかし、飛散防止プレート9の形状を直線状とし、全体が外殻中空体8内に格納されるようにしてもよい。
【0020】
さらに、クリーナーキャップ5のランプレンズ側の下端部は伸縮体10を介して、クリーナー可動体3と連結している。伸縮体10は、例えばコイルスプリングであり、クリーナー可動体3が伸びて上方へ移動した時に、クリーナーキャップ5のランプレンズ側開口部は伸縮体10の縮む方向へ付勢されて下向きに傾くことになる。
【0021】
次に、本実施形態のヘッドランプレンズクリーナーの作動について、図5を参照して説明する。
【0022】
図5の(A)はウォッシャーノズル4がバンパーBへ格納された状態を示している。クリーナー可動体3は短縮されており、クリーナーキャップ5がバンパーBの開口部に対し、蓋の機能を果たしている。この状態では、飛散防止プレート9は、クリーナーキャップ5の内部に格納されている。クリーナー本体2は、クリーナーキャップ5の後部、すなわちランプレンズ側開口部とは反対側の部位、がランプレンズ側開口部より下側に傾いた状態にするように、垂直より後方へ傾斜した状態で設けられている。
【0023】
車室内のスイッチ操作により、クリーナー本体2が稼働し、図5の(B)に示すように、クリーナー可動体3を伸長させる。同時に、図5の(C)に示すように、クリーナーキャップ5は伸縮体10の縮む方向へ付勢される。クリーナーキャップ5は、回動軸6を中心に回動し、ランプレンズ側開口部7を下向きにして傾くことになる。
【0024】
クリーナーキャップ5の傾きによって、格納されていた飛散防止プレート9は、自重でスライド移動してランプレンズ側開口部7から飛び出し、停止突起13が開口突起11に当接することによりスライド移動が停止される。
【0025】
図5の(D)に示すように、ウォッシャーノズル4から噴射され、走行風等の影響によりヘッドランプレンズ方向から外れて上方に向かうウォッシャー液は飛散防止プレート9によって遮蔽されるため、ヘッドランプレンズより上方に位置する車体フードまで飛散することはない。
【0026】
図5の(E)及び(F)に示すように、クリーナー可動体3が短縮されて、クリーナーキャップ5がバンパーBの上面に到達すると、伸縮体10の縮む方向への付勢に抗して、クリーナーキャップ5は回動軸6を中心に回動し、ランプレンズ側開口部7を上向きにして傾く。
【0027】
クリーナーキャップ5の傾きによって、格納されていた飛散防止プレート9は、自重でスライド移動してクリーナーキャップ5内に格納される。
【0028】
[実施形態2]
本実施形態のヘッドランプレンズクリーナー1’を図6〜図10を参照して説明する。本実施形態は、実施形態1のクリーナーキャップと形態が異なる。
【0029】
図6〜図8に示すように、本実施形態のクリーナーキャップ5’は、両端に開口部7を有しており、一つの開口部(以下、ランプ側開口部7aという。)をランプレンズL側に向けて設けた外殻中空体8と、空気導入口15及び空気排出口16を有し外殻中空体8の内部を移動しランプレンズ側開口部7から伸縮自在に突出可能な飛散防止中空状プレート14とから構成される。
【0030】
クリーナーキャップ5’は、実施形態1と同じく、回動軸6を介してクリーナー可動体3上に回動可能に固定され、かつ、伸縮体10を介してクリーナー可動体3と連結している。
【0031】
外殻中空体8は、ランプレンズ側開口部7aと、他の一端に開口部7(以下、後部開口部7という。)を有し、ランプレンズ側開口部7aから後部開口部7まで空洞が貫通している。
【0032】
外殻中空体8の内部には、ランプレンズ側開口部7a付近で、内側に向けて突出する開口突起11と、開口突起11から後部開口部7に向けて延びるガイド12とが設けられている。なお、ガイド12の高さは開口突起11より低くなっている。
【0033】
外殻中空体8の形状は、実施形態1と同じく蒲鉾状の形状を示すが、特に限定されるものではない。しかし、クリーナー可動体3をバンパーB内に格納した際に、バンパーBの開口を塞ぐ役割もあるため、底辺は、バンパーBの上面の形態に合わせて形成することが望ましい。
【0034】
飛散防止中空状プレート14は、一端に空気導入口15及び他端に空気排出口16を有し、空気導入口15から空気排出口16まで空洞が貫通する中空状のプレートであり、かつ、空気導入口15側に停止突起13を有する。
【0035】
飛散防止中空状プレート14は、クリーナーキャップ5’に嵌合されて、停止突起13はガイド12に沿ってスライド移動する。停止突起13がガイド12に沿って開口突起11までスライド移動することにより、飛散防止中空状プレート14がクリーナーキャップのランプレンズ側開口部7aから突出する。
【0036】
飛散防止中空状プレート14は、外殻中空体8に対して伸縮自在であり、短縮した状態で、ほぼ全体がクリーナーキャップ5’内に格納され、伸張した状態でほぼ全体がランプレンズ側開口部7aから飛び出している。
【0037】
また、飛散防止中空状プレート14の空気排出口16側の端部は、下方に向けて湾曲されており、湾曲部が外殻中空体8のランプレンズ側開口部7aに接することにより、格納時のスライド移動が停止する。
【0038】
図中、空気排出口16は、スリットを整列した形状としているが、形状、配置形態はこれに限定されるものではない。
【0039】
実施形態1と同じく、クリーナー可動体3の伸長に伴い、クリーナーキャップ5は伸縮体10の縮む方向への付勢によってランプレンズ側開口部7aを下向きにして傾く。
【0040】
クリーナーキャップ5’の傾きによって、飛散防止中空状プレート14は、自重でスライド移動してランプレンズ側開口部7aから飛び出し、停止突起13が開口突起11に当接することによりスライド移動が停止し、ウォッシャー液が噴射される。
【0041】
ヘッドランプレンズ方向から外れて上方に向かうウォッシャー液は飛散防止中空状プレート14によって遮蔽される。さらに、車両の走行時には、外殻中空体8及び飛散防止中空状プレート14を通って空気排出口16から流出する走行風がエアーカーテンとなる。エアーカーテンが形成されることによって、飛散防止中空状プレート14の先端部においても、飛散するウォッシャー液を遮ることが可能となる。
【0042】
図9及び図10に空気の流れを破線の矢印を用いて示す。走行風は外殻中空体8の開口部7から中空体内部に導入され、空気導入口15を経て空気排出口16から流出し、エアーカーテンを形成する。エアーカーテンにより、ランプレンズ位置を外れて飛散するウォッシャー液をさらに遮蔽することができる。
【0043】
[実施形態3]
本実施形態3のヘッドランプレンズクリーナー1’’は、バンパーB内部に設けられたクリーナー本体2と、ウォッシャーノズル4を有して上記クリーナー本体2から伸縮自在に上下動可能なクリーナー可動体3と、クリーナー可動体3の上端に上記クリーナー可動体3に対して回動軸6を回動中心として回動可能に設けられたクリーナーキャップ5とからなる。
クリーナーキャップ5は、両端に開口部7を有し、開口部7の一端をランプレンズL側に向けて設けた外殻中空体8と、外殻中空体8の内部を移動しランプレンズ側開口部7aから伸縮自在に突出する飛散防止プレート9とから構成される。また、クリーナー可動体3とクリーナーキャップとは、伸縮体10を介して連結している。
【0044】
すなわち、実施形態2とは、中空状飛散防止プレート14が実施形態1の飛散防止プレート9で構成されている点で異なる。したがって、実施形態2と異なり、走行時にエアーカーテンは形成されない。
【符号の説明】
【0045】
1、1’、1’’:ヘッドランプレンズクリーナー
2:クリーナー本体
3:クリーナー可動体
4:ウォッシャーノズル
5、5’:クリーナーキャップ
6:回動軸
7:開口部
7a:ランプレンズ側開口部
8:外殻中空体
9:飛散防止プレート
10:伸縮体
11:開口突起
12:ガイド
13:停止突起
14:飛散防止中空状プレート
15:空気導入口
16:空気排出口
B:バンパー
L:ランプレンズ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
バンパー内部に設けられたクリーナー本体と、ウォッシャーノズルを有して上記クリーナー本体から伸縮自在に上下動可能なクリーナー可動体と、該クリーナー可動体の上端に上記クリーナー可動体に対して回動軸を回動中心として回動可能に設けられたクリーナーキャップとからなり、
上記クリーナーキャップは、一端に開口部を有し、該開口部をランプレンズ側に向けて設けた外殻中空体と、該外殻中空体の内部を移動しランプレンズ側開口部から伸縮自在に突出する飛散防止プレートとから構成され、
かつ、上記クリーナー可動体と上記クリーナーキャップとが、伸縮体を介して連結している、ヘッドランプレンズクリーナー。
【請求項2】
バンパー内部に設けられたクリーナー本体と、ウォッシャーノズルを有して上記クリーナー本体から伸縮自在に上下動可能なクリーナー可動体と、該クリーナー可動体の上端に上記クリーナー可動体に対して回動軸を回動中心として回動可能に設けられたクリーナーキャップとからなり、
上記クリーナーキャップは、両端に開口部を有し、該開口部の一つをランプレンズ側に向けて設けた外殻中空体と、空気導入口及び空気排出口を有し、上記外殻中空体の内部を移動しランプレンズ側開口部から伸縮自在に突出可能な中空状飛散防止プレートとから構成され、
かつ、上記クリーナー可動体と上記クリーナーキャップとが、伸縮体を介して連結している、ヘッドランプレンズクリーナー。
【請求項3】
前記空気排出口がスリット状に配置されている、請求項2記載のヘッドランプレンズクリーナー。
【請求項4】
バンパー内部に設けられたクリーナー本体と、ウォッシャーノズルを有して上記クリーナー本体から伸縮自在に上下動可能なクリーナー可動体と、該クリーナー可動体の上端に上記クリーナー可動体に対して回動軸を回動中心として回動可能に設けられたクリーナーキャップとからなり、
上記クリーナーキャップは、両端に開口部を有し、該開口部の一つをランプレンズ側に向けて設けた外殻中空体と、該外殻中空体の内部を移動しランプレンズ側開口部から伸縮自在に突出する飛散防止プレートとから構成され、
かつ、上記クリーナー可動体と上記クリーナーキャップとが、伸縮体を介して連結している、ヘッドランプレンズクリーナー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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