説明

ヘルメットおよびその製造方法

【課題】 前側部と帽体部とが接合部において重なるように接合されて一体に形成されているヘルメットにおいて、ヘルメット本体を貫通する取付孔などの孔を形成する位置の自由度が高く、汎用されているハンモック等の内装体を用いることができるヘルメットを提供すること。
【解決手段】 前側部20と帽体部30が接合部40において重なるように接合されて一体に形成されているヘルメット10は、前側部20がひさし部21とひさし部21から立ち上がるように形成されている立ち上がり部22とを備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の部材が接合されて一体に形成されたヘルメットおよびその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
ヘルメットの帽体にひさしを設けることにより、落下物などから顔面を保護したり日差しや雨を避けたりすることができる。ひさしを備えたヘルメットでは、ひさしにより帽体上方側の視界が遮られることを防止するために、ひさしを透明にすることがある。ひさしを透明にすれば帽体上方側の視界を確保することができるから、頭上の物の存在やその動きを認知することができる。このように、ひさしを透明とすることは、ヘルメットを着用した作業の効率や安全性の向上につながる。
【0003】
透明なひさしを備えたヘルメットは、帽体とは別にひさしを形成した後に、ひさしと一体となるように帽体を形成することにより作製される。このように、ひさしと帽体とを接合して一体とする場合、両者の接合強度を十分なものとする必要がある。そこで、接合部の接合強度を向上させる目的で、ひさしと帽体とが重なるように接合されたヘルメットが提案されている(例えば、特許文献1、2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平8−13230号公報
【特許文献2】WO2005/090049号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1には、ひさしに接合片を形成する構成が開示されている。これにより、帽体で接合片を挟んだ状態または接合片の一側面が帽体と重なった状態で、両者を接合することができる。このように、ひさしと帽体とを重ねて接合する構成により、両者を強固に接合することができる。
しかし、接合部に帽体を貫通する孔を形成すると、接合部における帽体とひさしとの接合面が小さくなって接合強度が低下する。したがって、例えば、帽体にハンモック等の内装体を取り付けるための取付孔を形成する場合、接合部を避けて取付孔を形成する必要がある。
ここで、接合部よりも上方に取付孔を形成すれば、接合強度を維持することができる。しかし、接合部よりも上方に取付孔を形成すると、ハンモック等の内装体として汎用品を用いることができなくなる。このため、専用の内装体を用いると生産費(製造コスト)が増加するという問題が生じる。
【0006】
また、特許文献2には、バイザーと帽体との接合部を環状に形成したバイザー付きヘルメットにおいて、バイザーと帽体との接合面を溶融接合したヘルメットが開示されている。しかし、同文献に開示されたヘルメットでは、特許文献1に開示されているヘルメット同様に、帽体に取付孔を形成する場合、帽体とバイザーとの接合部を避けてその上側に取付孔を形成すると、汎用されている内装体を用いることができなくなるという問題がある。
【0007】
本発明は、上記従来の問題を解決することを目的としたものであり、前側部と帽体部とが接合部において重なるように接合されて一体に形成されているヘルメットにおいて、ヘルメット本体を貫通する取付孔などの孔を形成する位置の自由度が高く、汎用されているハンモック等の内装体を用いることができるヘルメットおよびその製造方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1に記載の本発明のヘルメットは、前側部と帽体部が接合部において重なるように接合されて一体に形成されているヘルメットにおいて、前記前側部がひさし部と当該ひさし部から立ち上がるように形成されている立ち上がり部とを備えている。
この前側部がひさし部だけでなく立ち上がり部を備えた構成により、立ち上がり部よりも上側(帽体の頭頂部側)に接合部を形成することができるから、帽体部と前側部との接合強度を維持しつつ、立ち上がり部のひさし部近傍に孔を形成して取付孔とすることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記接合部よりも下側の前記立ち上がり部に孔が形成されている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記立ち上がり部に複数の孔が形成されており、当該複数の孔の間にひび割れ防止部が設けられている。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、前記前側部が光透過性のあるものである。
【0009】
請求項5に記載の本発明のヘルメットの製造方法は、前側部と帽体部とが接合部において重なるように接合されて一体に形成されているヘルメットの製造方法において、前記前側部がひさし部と当該ひさし部から立ち上がるように形成されている立ち上がり部とを備えており、前記前側部と前記帽体とを接合する接合工程を備えている。
請求項6に記載の本発明は、請求項5に記載の発明において、前記立ち上がり部を貫通する孔を形成する孔形成工程を備えている。
請求項7に記載の本発明は、請求項6に記載の発明の前記孔形成工程において前記孔を複数形成すると共に、当該複数の孔の間にひび割れ防止部を形成するものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明のヘルメットおよびヘルメットの製造方法によれば、立ち上がり部に孔を形成することにより、接合部よりも下にヘルメットを貫通する孔を形成することができる。このため、接合部における重なりを十分なものとしつつ、ひさし部の近傍にヘルメットの内側と外側とを貫通する孔を形成することができる。したがって、取付孔を設けた場合であっても、接合強度を十分なものにしつつ、汎用されているハンモック等の内装体を用いることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の実施形態に係るヘルメットを正面やや上側から見た概略を示す斜視図
【図2】本発明の実施形態に係るヘルメットを側面やや上側から見た概略を示す斜視図
【図3】本発明の実施形態に係るヘルメット前側部を正面やや上側から見た概略を示す斜視図
【図4】(a)接合部の構造の一例を示す図3のA−A矢視断面図、(b)接合部の構造の他の一例を示す図3のA−A矢視断面図
【図5】(a)ヘルメット用金型の雄型にひさし部をセットした状態を説明する断面図、(b)ひさし部をセットしたヘルメット用金型の雄型に雌型を組み付けた状態を説明する断面図
【図6】従来のヘルメットに取付孔を形成したものを正面やや上側から見た概略を示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0012】
先ず、従来のヘルメットの問題について、図面を参酌しながら以下に説明する。
図6は、従来のヘルメットに取付孔を形成したものを正面やや上側から見た概略を示す斜視図である。同図に示すように、従来のヘルメット110は、ひさし部21のみからなる前側部120と、ひさし部21以外の部分が一体に形成されてなる帽体部130とが、接合部140において重なるように接合されて一体に形成されている。このように、前側部120がひさし部21のみからなることから、取付孔を設けるために、接合部140よりも上側に帽体部130を貫通する孔123を形成する必要がある。
汎用されているハンモック等の内装体を上記従来のヘルメットに取り付けるためには、図6に破線で示したように、ひさし部21の近傍に取付孔としての孔123を設ける必要がある。ここで、接合部140に孔123を形成すると、前側部120と帽体部130との接合強度が低下する。これに対して、接合部140を避けて孔123を形成すると、汎用の内装体ではなく、孔123の位置に対応した専用の内装体を用いる必要が生じる。内装体として専用品を用いる場合、汎用品を用いた場合よりもヘルメット110の生産費(製造コスト)が増大するという問題が生じる。
また、前側部120と帽体部130との接合強度を強くするために、接合部140を大きくすればするほど、孔123を設ける位置が高くなる。この結果、接合強度を高くするほど、汎用の内装体を用いることが困難になる。
【0013】
(ヘルメット)
本発明に係るヘルメットの実施形態について、図面を参照しながら以下に説明する。
図1および図2は、本発明の実施形態に係るヘルメットの概略を示す、正面やや上側から見た斜視図および側面やや上側から見た斜視図である。これらの図に示すように、本実施形態のヘルメット10は、前側部20と帽体部30とが接合部40において重なるように接合されて一体に形成されたものである。
【0014】
前側部20は、ひさし部21と立ち上がり部22とからなるものである。
ひさし部21は、着用者がヘルメットを着用した状態において、着用者の額の上で前方に差し出ている部分をいう。ひさし部21により帽体上方側の視界が遮られることを防止するために、ひさし部21を光透過性があるものとすることが好ましい。ここで、「光透過性」とは可視光を透過させる性質をいい、太陽光の下でひさし部21を介して物を視認することができる場合、ひさし部21に光透過性があるという。
【0015】
立ち上がり部22は、接合部40において一体に成形される前の状態で、ひさし部21と一体のものとして成形される。このため、前側部20を透明な部材で構成した場合、立ち上がり部22も透明な部材により構成されることとなる。
そして、接合部40において重なるように接合されて一体に形成された状態においては、立ち上がり部22が帽体部30と一体となって、ヘルメット10本体におけるひさし部21以外の部分を構成する。このように、本実施形態のヘルメット10は、一体に成形される前の状態において、従来、ひさし部とは別体として構成されていた帽体の一部を、前側部20の一部としてひさし部21と一体として成形している。
【0016】
前側部20に立ち上がり部22を設けることにより、ヘルメット10を着用した状態において、立ち上がり部22の接合部40よりも下側に孔23を形成することができる。このため、接合部40の大きさ(高さ)に関係無く、ヘルメットを貫通する孔23をひさし部21近傍の低い位置に形成することができる。したがって、前側部20と帽体部30の接合強度を十分なものとしつつ、低い位置に取付孔としての孔23を形成して、汎用されているハンモック等の内装体を取り付けることができる。
【0017】
本実施形態のヘルメット10では、立ち上がり部22をヘルメット10の前側(装着者が装着した状態で前となる側)から見たときに、立ち上がり部22の中心線Cを基準として対称となる位置に2つの孔23が形成されており、この孔23は、取付孔として機能する。また、孔23よりも中心線Cに近い側に、取付孔以外の機能を奏する2つの孔24をも備えている。この孔24は、例えば、多重構造の接合部40近傍の立ち上がり部22の柔軟性を調整する機能を果たすこととなる。
【0018】
また、ヘルメット10のように、立ち上がり部22に複数の孔24を備えた構成とすることにより、孔24の間の部分をひび割れ防止部25として機能させることができる。つまり、前側部20に強い力が加えられて歪みが生じた場合、立ち上がり部22の孔23・24の周辺からひび割れ(クラック)が生じるおそれがある。そして、生じたひびがひさし部21の縁にまで到達すると、装着者が縁のひび割れに触れて怪我をするおそれがある。
【0019】
たとえば、ヘルメット10を装着している際に、障害物にひさし部21を強くぶつけた場合、力の大きさおよび方向によっては、ひさし部21がひび割れてしまうおそれがある。このような場合に、ひび割れがひさし部21の縁にまで到達すると、ひび割れにより生じた断面の角(エッジ)に触れた装着者が怪我をするおそれがある。
そこで、ひさし部21と一体に形成されている立ち上がり部22に孔24を複数形成し、その間を細くしてひび割れ防止部25とすることにより、ひさし部21に強い力が加えられた場合に、先ず、ひび割れ防止部25が破損して力を吸収することができる。これにより、ひび割れがひさし部21の縁にまで到達することを抑制できる。
【0020】
ひび割れ防止部25の形状は、立ち上がり部22の形状や厚みに応じて、十分な強度を維持しつつ、ひび割れ防止機能を発揮することができるものとすればよく、その形状は限定されない。
ここで、ひび割れ防止機能を発揮するとは、前側部20の立ち上がり部22に上下方向(ヘルメット10を着用した状態において、ひさし部21に強い力が加えられた場合に力の加わる方向に対応する方向)から力を加え、その力を徐々に大きくした場合に、最初にひび割れ防止部25に破損が生じることをいう。
【0021】
本実施形態においては、立ち上がり部22に形成される孔23・24の数を各2つとしている。しかし、孔23・24の数はこれに限定されるものではない。孔23を取付孔として用いる場合、帽体部30に取り付ける内装体の汎用品に応じた、位置および数とすればよい。また、孔23・24により、立ち上がり部22の柔軟性を調整する場合、孔の数は1つ、又は5つ以上としてもよい。上述したとおり、立ち上がり部22に複数の孔24を形成することにより、孔24の間の部分をひび割れ防止部25として機能させることができる。なお、孔24は、帽体部30の内部と外部とを連通するものであるから、通風口としても機能しうる。また、機能の異なる孔23および孔24を備えた態様のヘルメット10について説明したが、孔23または孔24の何れか一つの機能のみを備えたヘルメットとして実施してもよい。
【0022】
接合部40は、前側部20と帽体部30とが重なるように接合されている部分である。図3は、本発明の実施形態に係るヘルメットの前側部を正面やや上側から見た概略を示す斜視図である。同図に示すように、前側部20の立ち上がり部22の接合縁部には、ヘルメット10の帽体部側接合部30a(図4参照)に接合される接合片22aが形成されている。立ち上がり部22は接合片22aにおいて帽体部30と重なるように接合して接合部40となる。
【0023】
上述したように、立ち上がり部22はヘルメット10の取付孔として機能する孔23や、他の機能を奏する孔24を形成するために用いられる。このため、立ち上がり部22は、従来の例として図6に示した、ひさし部21のみからなる前側部120を帽体部130に取付けるために生じる部分とは異なり、取付孔としての孔23や他の機能を奏する孔24を形成するのに十分な幅を有している。
【0024】
ここで、立ち上がり部22の幅とは、立ち上がり部22の接合片22aを除いた部分の上端から下端までの距離をいう。立ち上がり部22の幅を図3にHで示した。取付孔として必要かつ十分な大きさの孔23を形成するためには、立ち上がり部22の幅Hを30mm以上とすることが好ましく、40mm以上とすることがより好ましく、50mm以上とすることがさらに好ましい。
幅Hを上記の値以上とするのは、取付孔としての孔23を形成するためであるから、立ち上がり部22の幅Hが全ての部分において、上記の値を充足していることは必要なく、孔23が形成された部分の上下方向の幅が上記の値を充足していればよい。
また、他の機能を奏するために必要かつ十分な大きさの孔23・24を形成するためには、立ち上がり部22の幅Hを8mm以上とすることが好ましく、10mm以上とすることがより好ましく、15mm以上とすることがさらに好ましい。
【0025】
図4は、接合部40の構造を示す図3のA−A矢視断面図である。接合部40の構造としては、同図(a)に示す、その両側面が帽体部30の帽体部側接合部30aに挟まれた状態で接合している構造が挙げられる。また、同図(b)に示すように、立ち上がり部22の接合片22aの一側面を帽体部30の帽体部側接合部30aに重ねた状態で接合してもよい。さらに、接合片22aを打ち抜いて係止穴(図示せず)を形成してもよい。
【0026】
(ヘルメットの製造方法)
次に、帽体部30と前側部20からなるヘルメット10の製造方法について説明する。
図5(a)に示すように、ヘルメット用金型の雄型60に、予め成形しておいた前側部20をセットする。この場合、雄型60に凹部60aを形成しておいて、該凹部60aに吸引用エアーパイプ等を接続して、前側部20を吸着せしめる。なお、前側部20が雄型60に正確に密着してセットされるように、前側部20を予め成形するための金型(図示せず)の寸法を、成形材料の収縮率を勘案してこの収縮分だけ大きく形成しておく。
【0027】
雄型60への前側部20のセットが完了すると、図5(b)に示すように、雌型70を組み付けて、注入孔70aから帽体用の成形材料を注入し、帽体部30を成形すると共に、前側部20を一体的に接合する。このようにして、前側部20と帽体部30とを接合部40において接合することができる(接合工程)。
【0028】
上記接合工程の前または後に立ち上がり部22に孔23・24を形成する(孔形成工程)。接合工程の前に、前側部20を形成する金型により立ち上がり部22に予め孔23・24を形成しておけば、滑らかな縁を備えた孔23・24とすることができる。また、孔23・24の有無に対応して前側部20用の金型を2種類用意すれば、帽体部30用に共通の金型を用いて、孔23・24を備えたヘルメットと孔23・24を備えていないヘルメットとを製造することができる。
また、孔形成工程を接合工程の後に行う場合、孔23・24を備えていない前側部20と帽体部30とを接合した後、いわゆる後加工として立ち上がり部22に孔23・24を形成する。
孔形成工程において前記孔を複数形成する場合、当該複数の孔の間の幅を調整することで、ひび割れ防止部を形成することができる。
【0029】
本実施形態のヘルメットの形成方法によれば、前側部の立ち上がり部に孔を形成することにより、ひさし部付近に取付孔や通気口等を備えたヘルメットを製造することができる。このため、帽体部用の金型として同じ金型を用いて、取付孔や通気口等を備えたヘルメットおよびこれらを備えないヘルメットを製造することが可能となるから、製造コストを削減することもできる。
【産業上の利用可能性】
【0030】
本発明は、種々の建築作業や土木作業、重機の運転、建物内外における警備、作業において、衝撃などから頭部を保護して安全を確保するヘルメットおよびその製造方法として用いることができる。
【符号の説明】
【0031】
10、110 ヘルメット
20、120 前側部
21 ひさし部
22 立ち上がり部
22a 接合片
23、24、123 孔
25 ひび割れ防止部
30、130 帽体部
30a 帽体部側接合部
40、140 接合部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
前側部と帽体部が接合部において重なるように接合されて一体に形成されているヘルメットにおいて、
前記前側部がひさし部と当該ひさし部から立ち上がるように形成されている立ち上がり部とを備えていることを特徴とするヘルメット。
【請求項2】
前記接合部よりも下側の前記立ち上がり部に孔が形成されていることを特徴とする請求項1記載のヘルメット。
【請求項3】
前記立ち上がり部に複数の孔が形成されており、当該複数の孔の間にひび割れ防止部が設けられていることを特徴とする請求項2記載のヘルメット。
【請求項4】
前記前側部が光透過性のあるものであることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のヘルメット。
【請求項5】
前側部と帽体部とが接合部において重なるように接合されて一体に形成されているヘルメットの製造方法において、
前記前側部がひさし部と当該ひさし部から立ち上がるように形成されている立ち上がり部とを備えており、前記前側部と前記帽体とを接合する接合工程を備えていることを特徴とするヘルメットの製造方法。
【請求項6】
前記立ち上がり部を貫通する孔を形成する孔形成工程を備えていることを特徴とする請求項5記載のヘルメットの製造方法。
【請求項7】
前記孔形成工程において前記孔を複数形成すると共に、当該複数の孔の間にひび割れ防止部を形成するものであることを特徴とする請求項6記載のヘルメットの製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2013−91884(P2013−91884A)
【公開日】平成25年5月16日(2013.5.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−197779(P2012−197779)
【出願日】平成24年9月7日(2012.9.7)
【出願人】(000149930)株式会社谷沢製作所 (48)
【Fターム(参考)】