説明

ホウ素含有小分子

【課題】爪に有効に浸透できる化合物に対する必要性がある。また技術分野において、有効に爪および/または爪周囲感染症を治療できる化合物に対する必要性もある。本発明により、これらのおよびその他の必性に対処する。
【解決手段】本発明は、真菌感染症を治療するのに有用な化合物、より具体的には爪甲真菌症および/または皮膚の真菌感染症の局所治療に関する。本発明は、真菌に対して活性があり、患者と接して配置されると、真菌感染した皮膚、爪、髪、鉤爪または蹄の特定の部分に化合物が到達するのを可能にする特性を有する、化合物に関する。特に本化合物は、爪板への浸透を容易にする生理化学特性を有する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I、
【化1】

(式中、
Bはホウ素であり、
1aは負電荷、塩対イオン、H、置換または非置換アルキル、置換または非置換ヘテロアルキル、置換または非置換シクロアルキル、置換または非置換ヘテロシクロアルキル、置換または非置換アリール、および置換または非置換ヘテロアリールから選択されるメンバーであり、
M1は酸素、イオウおよびNR2aから選択されるメンバーであり、
式中、R2aはH、置換または非置換アルキル、置換または非置換ヘテロアルキル、置換または非置換シクロアルキル、置換または非置換ヘテロシクロアルキル、置換または非置換アリール、および置換または非置換ヘテロアリールから選択されるメンバーであり、
J1は(CR3a4an1およびCR5a選択されるメンバーであり、
式中、R3a、R4a、およびR5aはH、置換または非置換アルキル、置換または非置換ヘテロアルキル、置換または非置換シクロアルキル、置換または非置換ヘテロシクロアルキル、置換または非置換アリール、および置換または非置換ヘテロアリールから独立して選択されるメンバーであり、
n1は0〜2から選択される整数であり、
W1はC=O(カルボニル)、(CR6a7am1、およびCR8aから選択されるメンバーであり、
式中、R6a、R7a、およびR8aはH、置換または非置換アルキル、置換または非置換ヘテロアルキル、置換または非置換シクロアルキル、置換または非置換ヘテロシクロアルキル、置換または非置換アリール、および置換または非置換ヘテロアリールから独立して選択されるメンバーであり、
m1は0および1から選択される整数であり、
A1はCR9aおよびNから選択されるメンバーであり、
D1はCR10aおよびNから選択されるメンバーであり、
E1はCR11aおよびNから選択されるメンバーであり、
G1はCR12aおよびNから選択されるメンバーであり、
式中、R9a、R10a、R11a、およびR12aはH、OH、NH、SH、置換または非置換アルキル、置換または非置換ヘテロアルキル、置換または非置換シクロアルキル、置換または非置換ヘテロシクロアルキル、置換または非置換アリール、および置換または非置換ヘテロアリールから独立して選択されるメンバーであり、
窒素を組み合わせた数(A1+D1+E1+G1)は0〜3から選択される整数であり、
式中、R3a、R4a、およびR5aから選択されるメンバーならびにR6a、R7a、およびR8aから選択されるメンバーはそれらが結合する原子と一緒になって任意に結合して4〜7員環を形成し、
3aおよびR4aはそれらが結合する原子と一緒になって任意に結合して4〜7員環を形成し、
6aおよびR7aはそれらが結合する原子と一緒になって任意に結合して4〜7員環を形成し、
9aおよびR10aはそれらが結合する原子と一緒になって任意に結合して4〜7員環を形成し、
10aおよびR11aはそれらが結合する原子と一緒になって任意に結合して4〜7員環を形成し、
11aおよびR12aはそれらが結合する原子と一緒になって任意に結合して4〜7員環を形成するが、
ただしM1が酸素であり、W1が(CR3a4an1(式中、n1は0である)から選択されるメンバーであり、J1が(CR6a7am1(式中、m1は1である)から選択されるメンバーであり、A1がCR9aであり、D1がCR10aであり、E1がCR11aであり、G1がCR12aである場合、R9aはハロゲン、メチル、エチルまたは任意にR10aと結合して形成するフェニル環でなく、R10aは非置換フェノキシ、C(CH、ハロゲン、CF、メトキシ、エトキシまたは任意にR9aと結合して形成するフェニル環でなく、R11aはハロゲンまたは任意にR10aと結合して形成するフェニル環でなく、R12aはハロゲンでなく、
さらにただしM1が酸素であり、W1が(CR3a4an1(式中、n1は0である)から選択されるメンバーであり、J1が(CR6a7am1(式中、m1は1である)から選択されるメンバーであり、A1がCR9aであり、D1がCR10aであり、E1がCR11aであり、G1がCR12aである場合、R6aまたはR7aのいずれもハロフェニルでなく、
さらにただしM1が酸素であり、W1が(CR3a4an1(式中、n1は0である)から選択されるメンバーであり、J1が(CR6a7am1(式中、m1は1である)から選択されるメンバーであり、A1がCR9aであり、D1がCR10aであり、E1がCR11aであり、G1がCR12aであり、R9a、R10a、およびR11aがHである場合、R6a、R7a、およびR12aはHでなく、
さらにただしM1が酸素であり、n1が1であり、J1が(CR6a7am1(式中、m1は0である)から選択されるメンバーであり、A1がCR9aであり、D1がCR10aであり、E1がCR11aであり、G1がCR12aであり、R9aがHであり、R10aがHであり、R11aがHであり、R6aがHであり、R7aがHであり、R12aがHである場合、W1はC=O(カルボニル)でなく、
さらにただしM1が酸素であり、W1がCR5aであり、n1が1であり、J1がCR8aであり、m1が1であり、A1がCR9aであり、D1がCR10aであり、E1がCR11aであり、G1がCR12aであり、R6a、R7a、R9a、R10a、R11a、およびR12aがHである場合、R5aおよびR8aはそれらが結合する原子と一緒になってフェニル環を形成しない)
で表される構造を有する化合物。
【請求項2】
式(Ia)、
【化2】

(式中、
9a、R10a、RI1a、およびR12aはH、置換または非置換アルキル、置換または非置換ヘテロアルキル、置換または非置換シクロアルキル、置換または非置換ヘテロシクロアルキル、置換または非置換アリール、および置換または非置換ヘテロアリールから独立して選択されるメンバーであり、
式中、R9aおよびR10aはそれらが結合する原子と一緒になって任意に結合して4〜7員環を形成し、
10aおよびR11aはそれらが結合する原子と一緒になって任意に結合して4〜7員環を形成し、
11aおよびR12aはそれらが結合する原子と一緒になって任意に結合して4〜7員環を形成するが、
ただしR9aはハロゲン、メチル、エチルまたは任意にR10aと結合して形成する4〜7員環でなく、
ただしR10aは非置換フェノキシ、C(CH、ハロゲン、CF、メトキシ、エトキシ、任意にRと結合して形成する4〜7員環または任意にR11と結合して形成する4〜7員環でなく、
ただしR11aはハロゲンまたは任意にR10と結合して形成する4〜7員環でなく、
ただしR12aはハロゲンでない)
で表される構造を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
式(Ib)、
【化3】

(式中、
Bはホウ素であり、
xlは置換または非置換C〜Cアルキル、置換または非置換C〜Cヘテロアルキルから選択されるメンバーであり、
ylおよびRzlはH、置換または非置換アルキル、置換または非置換ヘテロアルキル、置換または非置換シクロアルキル、置換または非置換ヘテロシクロアルキル、置換または非置換アリール、および置換または非置換ヘテロアリールから独立して選択されるメンバーであり、
6aはH、置換または非置換アルキル、置換または非置換ヘテロアルキル、置換または非置換シクロアルキル、置換または非置換ヘテロシクロアルキル、置換または非置換アリール、および置換または非置換ヘテロアリールから独立して選択されるメンバーであり、
9a、R10a、R11a、およびR12aはH、置換または非置換アルキル、置換または非置換ヘテロアルキル、置換または非置換シクロアルキル、置換または非置換ヘテロシクロアルキル、置換または非置換アリール、および置換または非置換ヘテロアリールから独立して選択されるメンバーであり、
式中、R11aおよびR12aはそれらが結合する原子と一緒になって任意に結合して4〜7員環を形成するが、
ただしR9a、R11a、およびR12aがHである場合、R10aはH、ハロゲン、非置換フェノキシまたはt−ブチルでなく、
さらにただしR9aがHである場合、R10aおよびR11aはそれらが結合する原子と一緒になって結合してフェニル環を形成せず、
さらにただしR11aがHである場合、R9aおよびR10aはそれらが結合する原子と一緒になって結合してフェニル環を形成しない)
で表される構造を有する、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
(a)薬学的に許容可能な賦形剤、および
(b)式II、
【化4】

(式中、
Bはホウ素であり、
lbは負電荷、塩対イオン、H、置換または非置換アルキル、置換または非置換ヘテロアルキル、置換または非置換シクロアルキル、置換または非置換ヘテロシクロアルキル、置換または非置換アリール、および置換または非置換ヘテロアリールから選択されるメンバーであり、
M2は酸素、イオウ、およびNR2bから選択されるメンバーであり、
式中、R2bはH、置換または非置換アルキル、置換または非置換ヘテロアルキル、置換または非置換シクロアルキル、置換または非置換ヘテロシクロアルキル、置換または非置換アリール、および置換または非置換ヘテロアリールから選択されるメンバーであり、
J2は(CR3b4bn2およびCR5bから選択されるメンバーであり、
式中、R3b、R4b、およびR5bはH、OH、NH、SH、置換または非置換アルキル、置換または非置換ヘテロアルキル、置換または非置換シクロアルキル、置換または非置換ヘテロシクロアルキル、置換または非置換アリール、および置換または非置換ヘテロアリールから独立して選択されるメンバーであり、
n2は0〜2から選択される整数であり、
W2はC=O(カルボニル)、(CR6b7bm2、およびCR8bから選択されるメンバーであり、
式中、R6b、R7b、およびR8bはH、OH、NH、SH、置換または非置換アルキル、置換または非置換ヘテロアルキル、置換または非置換シクロアルキル、置換または非置換ヘテロシクロアルキル、置換または非置換アリール、および置換または非置換ヘテロアリールから独立して選択されるメンバーであり、
m2は0および1から選択される整数であり、
A2はCR9bおよびNから選択されるメンバーであり、
D2はCR10bおよびNから選択されるメンバーであり、
E2はCR1lbおよびNから選択されるメンバーであり、
G2はCR12bおよびNから選択されるメンバーであり、
式中、R9b、R10b、R11b、およびR12bはH、OH、NH、SH、置換または非置換アルキル、置換または非置換ヘテロアルキル、置換または非置換シクロアルキル、置換または非置換ヘテロシクロアルキル、置換または非置換アリール、および置換または非置換ヘテロアリールから独立して選択されるメンバーであり、
窒素を組み合わせた数(A2+D2+E2+G2)は0〜3から選択される整数であり、
3b、R4b、およびR5bから選択されるメンバーならびにR6b、R7b、およびR8bから選択されるメンバーはそれらが結合する原子と一緒になって任意に結合して4〜7員環を形成し、
3bおよびR4bはそれらが結合する原子と一緒になって任意に結合して4〜7員環を形成し、
6bおよびR7bはそれらが結合する原子と一緒になって任意に結合して4〜7員環を形成し、
9bおよびR10bはそれらが結合する原子と一緒になって任意に結合して4〜7員環を形成し、
10bおよびR11bはそれらが結合する原子と一緒になって任意に結合して4〜7員環を形成し、
11bおよびR12bはそれらが結合する原子と一緒になって任意に結合して4〜7員環を形成する)
で表される構造を有する化合物
を含む医薬製剤。
【請求項5】
前記化合物が式(IIa)、
【化5】

で表される構造を有する、請求項4に記載の医薬製剤。
【請求項6】
前記化合物が、式(IIb)、
【化6】

(式中、
7bはH、メチル、エチルおよびフェニルから選択されるメンバーであり、
10bはH、ハロゲン、置換または非置換フェノキシ、置換または非置換フェニルアルキルオキシ、置換または非置換フェニルチオおよび置換または非置換フェニルアルキルチオから選択されるメンバーであり、
11bはH、OH、メチル、置換または非置換フェノキシ、置換または非置換フェニルアルキルオキシ、置換または非置換フェニルチオおよび置換または非置換フェニルアルキルチオから選択されるメンバーである)
で表される構造を有する、請求項4に記載の医薬製剤。
【請求項7】
前記化合物が、式(IIc)、
【化7】

(式中、
10bはH、ハロゲン、CNおよび置換または非置換C1〜4アルキルから選択されるメンバーである)
で表される構造を有する、請求項4に記載の医薬製剤。
【請求項8】
前記化合物が、
【化8】

から選択されるメンバーである構造を有する、請求項4に記載の医薬製剤。
【請求項9】
1bが負電荷、Hおよび、塩対イオンから選択されるメンバーである、請求項6に記載の医薬製剤。
【請求項10】
10bおよびR11bがHである、請求項9に記載の医薬製剤。
【請求項11】
10bおよびR11bから選択される1つのメンバーがHであり、R10bおよびR11bから選択される別のメンバーが、ハロ、メチル、シアノ、メトキシ、ヒドロキシメチルおよびp−シアノフェニルオキシから選択されるメンバーである、請求項6に記載の医薬製剤。
【請求項12】
10bおよびR11bがフルオロ、クロロ、メチル、シアノ、メトキシ、ヒドロキシメチル、およびp−シアノフェニルから独立して選択されるメンバーである、請求項6に記載の医薬製剤。
【請求項13】
lbが負電荷、H、および塩対イオンから選択されるメンバーであり、R7bがHであり、R10bがFであり、R11bがHである、請求項6に記載の医薬製剤。
【請求項14】
lbが負電荷、H、および塩対イオンから選択されるメンバーであり、R7bがHであり、R10bが4−シアノフェノキシであり、R11bがHである、請求項6に記載の医薬製剤。
【請求項15】
11bおよびR12bが、それらが結合する原子と共に結合してフェニル基を形成する、請求項4に記載の医薬製剤。
【請求項16】
前記化合物が、式(IId)、
【化9】

(式中、
Bはホウ素であり、
x2は置換または非置換C〜Cアルキルおよび置換または非置換C〜Cヘテロアルキルから選択されるメンバーであり、
y2およびRz2はH、置換または非置換アルキル、置換または非置換ヘテロアルキル、置換または非置換シクロアルキル、置換または非置換ヘテロシクロアルキル、置換または非置換アリール、および置換または非置換ヘテロアリールから独立して選択されるメンバーである)
で表される構造を有する、請求項4に記載の医薬製剤。
【請求項17】
前記賦形剤が薬学的に許容可能な局所キャリアである、請求項4に記載の医薬製剤。
【請求項18】
前記化合物が前記医薬製剤中に約1%〜約10%の濃度で存在する、請求項4に記載の医薬製剤。
【請求項19】
微生物を死滅させる、または微生物の生育を阻害する方法であって、前記微生物と治療的に有効量の請求項1に記載の化合物とを接触させるステップを含む方法。
【請求項20】
前記微生物が真菌である、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記真菌が、カンジダ(Candida)種、トリコフィトン(Trichophyton)種、小胞子菌(Mycrosporium)種、アスペルギルス(Aspergillus)種、クリプトコッカス(Cryptococcus)種、ブラストミセス(Blastomyces)種、コクシジオイデス(Cocciodiodes)種、ヒストプラスマ(Histoplasma)種、パラコクシジオイデス(Paracoccidiodes)種、藻菌類(Phycomycetes)種、マラセジア(Malassezia)種、フザリウム(Fusarium)種、エピデルモフィトン(Epidermophyton)種、スキタリジウム(Scytalidium)種、スコプラリオプシス(Scopulariopsis)種、アルテルナリア(Alternaria)種、ペニシリウム(Penicillium)種、フィアロフォラ(Phialophora)種、クモノスカビ(Rhizopus)種、セドスポリウム(Scedosporium)種、および接合菌(Zygomycetes)綱から選択されるメンバーである、請求項19に記載の方法。
【請求項22】
前記真菌が、皮膚糸状菌、トリコフィトン(Trichophyton)、小胞子菌(Mycrosporum)、エピデルモフィトン(Epidermophyton)、および酵母様真菌から選択されるメンバーである、請求項19に記載の方法。
【請求項23】
微生物を死滅させる、または微生物の生育を阻害する方法であって、前記微生物と請求項4に記載の治療的に有効量の医薬製剤とを接触させるステップを含む方法。
【請求項24】
前記微生物が真菌である、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記真菌が、カンジダ(Candida)種、トリコフィトン(Trichophyton)種、小胞子菌(Mycrosporium)種、アスペルギルス(Aspergillus)種、クリプトコッカス(Cryptococcus)種、ブラストミセス(Blastomyces)種、コクシジオイデス(Cocciodiodes)種、ヒストプラスマ(Histoplasma)種、パラコクシジオイデス(Paracoccidiodes)種、藻菌類(Phycomycetes)種、マラセジア(Malassezia)種、フザリウム(Fusarium)種、エピデルモフィトン(Epidermophyton)種、スキタリジウム(Scytalidium)種、スコプラリオプシス(Scopulariopsis)種、アルテルナリア(Alternaria)種、ペニシリウム(Penicillium)種、フィアロフォラ(Phialophora)種、クモノスカビ(Rhizopus)種、セドスポリウム(Scedosporium)種、および接合菌(Zygomycetes)綱から選択されるメンバーである、請求項23に記載の方法。
【請求項26】
前記真菌が、皮膚糸状菌、トリコフィトン(Trichophyton)、小胞子菌(Mycrosporum)、エピデルモフィトン(Epidermophyton)、および酵母様真菌から選択されるメンバーである、請求項23に記載の方法。
【請求項27】
動物における感染症を治療または予防する方法であって、治療的に有効量の請求項1に記載の化合物を前記動物に投与するステップを含む前記方法。
【請求項28】
前記感染症が、全身感染症、皮膚感染症、および爪または爪周囲感染症から選択されるメンバーである、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
前記感染症が、クロロニキア、爪周囲炎、類丹毒、爪甲縦裂症、淋病、プール肉芽腫、幼虫移行症、ハンセン病、オルフ小結節、搾乳者小結節、疱疹性ひょう疽、急性細菌性爪囲炎、慢性爪囲炎、スポロトリクム症、梅毒、皮膚疣状結核、野兎病、スナノミ症、爪周囲および爪下疣贅、帯状疱疹、爪形成異常(爪肥厚症)、皮膚病、乾癬、膿疱性乾癬、円形脱毛症、膿疱性不全角化症、接触性皮膚炎、ライター症候群、乾癬状肢端皮膚炎、扁平苔癬、爪の突発性萎縮症、光沢苔癬、線状苔癬、炎症性線状疣贅状表皮母斑(ILVEN)、脱毛症、天疱瘡、水疱性類天疱瘡、後天性表皮水疱症、ダリエー病、毛孔性紅色粃糠疹、掌蹠角皮症、接触湿疹、多形紅斑、疥癬、バゼックス症候群、全身性強皮症、全身性エリテマトーデス、慢性紅斑性狼瘡、皮膚筋炎、スポロトリクム症、真菌性角膜炎、拡張性眼真菌症、内因性眼真菌症、ロボア症、菌腫、砂毛症、癜風、体部白癬、股部白癬、足部白癬、白癬性毛瘡、頭部白癬、黒癬、耳真菌症、黄癬、黒色真菌感染症、および渦状癬から選択されるメンバーである、請求項27に記載の方法。
【請求項30】
前記感染症が爪甲真菌症である、請求項27に記載の方法。
【請求項31】
前記動物が、ヒト、畜牛、ヤギ、ブタ、ヒツジ、ウマ、雌牛、雄牛、イヌ、モルモット、スナネズミ、ウサギ、ネコ、ニワトリ、およびシチメンチョウから選択されるメンバーである、請求項27に記載の方法。
【請求項32】
動物における感染症を治療または予防する方法であって、治療的に有効量の請求項4に記載の医薬製剤を前記動物に投与するステップを含む前記方法。
【請求項33】
前記感染症が、全身感染症および爪または爪周囲感染症から選択されるメンバーである、請求項32に記載の方法。
【請求項34】
前記感染症が、クロロニキア、爪周囲炎、類丹毒、爪甲縦裂症、淋病、プール肉芽腫、幼虫移行症、ハンセン病、オルフ小結節、搾乳者小結節、疱疹性ひょう疽、急性細菌性爪囲炎、慢性爪囲炎、スポロトリクム症、梅毒、皮膚疣状結核、野兎病、スナノミ症、爪周囲および爪下疣贅、帯状疱疹、爪形成異常(爪肥厚症)、皮膚病、乾癬、膿疱性乾癬、円形脱毛症、膿疱性不全角化症、接触性皮膚炎、ライター症候群、乾癬状肢端皮膚炎、扁平苔癬、爪の突発性萎縮症、光沢苔癬、線状苔癬、炎症性線状疣贅状表皮母斑(ILVEN)、脱毛症、天疱瘡、水疱性類天疱瘡、後天性表皮水疱症、ダリエー病、毛孔性紅色粃糠疹、掌蹠角皮症、接触湿疹、多形紅斑、疥癬、バゼックス症候群、全身性強皮症、全身性エリテマトーデス、慢性紅斑性狼瘡、皮膚筋炎、スポロトリクム症、真菌性角膜炎、拡張性眼真菌症、内因性眼真菌症、ロボア症、菌腫、砂毛症、癜風、体部白癬、股部白癬、足部白癬、白癬性毛瘡、頭部白癬、黒癬、耳真菌症、黄癬、黒色真菌感染症、および渦状癬から選択されるメンバーである、請求項32に記載の方法。
【請求項35】
前記感染症が爪甲真菌症である、請求項32に記載の方法。
【請求項36】
前記動物が、ヒト、畜牛、ヤギ、ブタ、ヒツジ、ウマ、雌牛、雄牛、イヌ、モルモット、スナネズミ、ウサギ、ネコ、ニワトリおよびシチメンチョウから選択されるメンバーである、請求項32に記載の方法。
【請求項37】
請求項1に記載の化合物を合成する方法。
【請求項38】
請求項4に記載の医薬製剤を合成する方法。
【請求項39】
爪板の背面層から爪床に化合物を送達する方法であって、前記爪板に浸透させるのに十分な条件下で、前記爪板に浸透できる化合物と前記細胞とを接触させるステップを含み、
前記化合物が約100〜約200Daの間の分子量を有し、
前記化合物が約1.0〜約2.6のlog P値を有し、
前記化合物が約0.1mg/mLのオクタノール/飽和水を超える水溶性を有し、
それによって前記化合物を送達する前記方法。

【図1A】
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【図1B】
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【図1C】
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【図2A】
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【図2B】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2010−248265(P2010−248265A)
【公開日】平成22年11月4日(2010.11.4)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2010−175989(P2010−175989)
【出願日】平成22年8月5日(2010.8.5)
【分割の表示】特願2007−555382(P2007−555382)の分割
【原出願日】平成18年2月16日(2006.2.16)
【出願人】(505465841)アナコール ファーマシューティカルズ,インコーポレイテッド (19)
【Fターム(参考)】