説明

ホストコンピュータと端末装置間の接続方法およびそのための記録媒体

【課題】フォーラム名宛の情報到達確認の操作を簡単にし、その確認中ログインせず、フォーラム名宛情報到達のないとき課金しない。
【解決手段】コンピュータネットワーク内でホストと端末間を接続する方法において、端末からホストへホストを利用する利用者の識別番号とフォーラム名とを入力するステップS31と、フォーラム名が、そのフォーラム名宛の情報がホストにおいて格納されているかを問い合わせるためのものかを判定するステップS32と、S32での判定結果が肯定のとき、フォーラム名宛の情報がホストにおいて格納されているかを判定するステップS33と、S33での判定結果が肯定のとき、利用者がホストを利用可能な状態にするステップS34とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はコンピュータネットワークに関し、特に、ホストコンピュータと、そのホストコンピュータに伝送路を介して接続される複数の端末装置とを有するコンピュータネットワークにおけるホストコンピュータと端末装置間の接続方法およびそのための記録媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
ホストコンピュータと、そのホストコンピュータに伝送路を介して接続された複数の端末装置とを有するコンピュータネットワークにおいて、ホストコンピュータを利用する登録をした端末装置のオペレータに、ホストコンピュータからオンラインサービスを受けられるようにしたオンラインシステムが知られている。このようなオンラインシステムには、例えば、端末装置としてパーソナルコンピュータを、伝送路として電話回線を、それぞれ用い、端末装置とホストコンピュータとの間でデータの送受信を行い不特定多数の人とコミュニケーションを行う所謂パソコン通信がある。パソコン通信の利用法の代表的なものには、メッセージを指定された受取人に送る電子メール(以下、単にメールと記す)、利用者が共通の掲示板にメッセージを書き込んだり掲示されているメッセージを読み取ったりする電子掲示板、等がある。電子掲示板はフォーラムと呼ばれる特定のテーマに興味を持つ不特定多数の利用者の集まりに対して種々提供される。
【0003】
メール到達の問い合わせは次のように行われている。先ず、端末装置のオペレータ、すなわちホストコンピュータの利用者が、自分宛てのメールが届いているか否かを問い合わせる際、ホストコンピュータへ電話を掛けて電話回線を接続し、利用者の識別番号を入力し、次いでパスワードを入力すると、ホストコンピュータの利用が開始できるようになり、これと同時にホストコンピュータの利用に対する課金が開始される。このホストコンピュータの利用を開始可能にする処理をログイン処理と呼び、その利用を終了させる処理をログアウト処理と呼んでいる。ログイン処理が終了した後、利用者はホストコンピュータを操作して自分宛のメールが届いているか否かを検索して、メールが届いているときにのみホストコンピュータからオペレータが現在使用中の端末装置へメールのメッセージをダウンロードし、メールが届いていないときはホストコンピュータの利用を終了する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述のようなメールが届いているか否かの問い合わせは、ログイン処理後にメールが届いているかの検索操作が終了するまでその確認ができず、利用者にそのための操作を行わせる必要があり、かつこの間オンラインサービスの課金がなされ、またネットワークトラフィックが増大してしまうという不都合がある。また、複数のホストコンピュータに利用登録をしている端末装置のオペレータ、すなわち利用者が各ホストコンピュータに自分宛のメールが届いているか否かを問い合わせる場合は、複数回、同様な単純操作をその都度繰り返し行う必要が生じ、時間を浪費し非効率的であるという問題がある。
【0005】
したがって、本発明は前記問題を解決し、利用者が簡単な操作で、メールが届いているか否かのメール到達確認を行い、メールが届いているときのみホストコンピュータを利用可能に端末装置に接続するとともにオンラインサービスの課金を開始し、これにより操作効率を向上させネットワークトラフィックを減少させることのできるホストコンピュータと端末装置間の接続方法およびそのための記録媒体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
図1は本発明の接続方法の処理手順を示すフローチャートである。前記目的を達成する本発明によるホストコンピュータと端末装置間の第3の接続方法は、ホストコンピュータと、そのホストコンピュータに伝送路を介して接続される複数の端末装置とを有するコンピュータネットワーク内で、ホストコンピュータと端末装置間を接続する方法において、下記のステップを備えることを特徴とする。
第1ステップ:端末装置からホストコンピュータへ、ホストコンピュータを利用する利用者の識別番号とフォーラム名とを、入力する(S31)。
第2ステップ:フォーラム名が、そのフォーラム名宛の情報がホストコンピュータにおいて格納されているかを問い合わせるためのものであるか否かを判定する(S32)。
第3ステップ:第2ステップでの判定結果が肯定のとき、フォーラム名宛の情報がホストコンピュータにおいて格納されているか否かを判定する(S33)。
第4ステップ:第3ステップでの判定結果が肯定のとき、利用者がホストコンピュータを利用可能な状態にする(S34)。
【0007】
また、第3の接続方法において、第1ステップは、フォーラム名に更新日を付加して入力し、第4ステップは、第3ステップでの判定結果が肯定のとき、そのフォーラム名宛の情報の受信日とその更新日とを比較し、その受信日がその更新日より新しい日付のとき、利用者がホストコンピュータを利用可能な状態にするよう構成してもよい。
【0008】
さらに、第3の接続方法において、第1ステップは、そのフォーラム名に参照版数を付加して入力し、第4ステップは、第3ステップでの判定結果が肯定のとき、そのフォーラム名宛の情報から読み取られた読取版数とその参照版数とを比較し、その読取版数がその参照版数より新しいとき、利用者がホストコンピュータを利用可能な状態にするよう構成してもよい。
【0009】
前記目的を達成する本発明の記録媒体は、ホストコンピュータに上記接続方法を実行するためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを記録したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明のホストコンピュータと端末装置間の接続方法およびそのためのホストコンピュータならびに記録媒体によれば、ホストコンピュータを利用する利用者が単純操作を繰り返すことなく簡単な操作で、利用者の識別番号とパスワードを入力するだけで、メール到達確認、電子掲示板情報の更新確認または気象情報のような所定のサービスをホストコンピュータから受けることができ、操作時間の短縮ができる。また、メール到達確認でメールが届いていないことが確認されたとき、または電子掲示板情報の更新確認で掲示板内容が更新されていないことが確認されたときは、ログインされないのでホストコンピュータの利用者に課金がされず、かつネットワークトラフィックが抑制される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
図2は本発明の実施例の概略構成図である。本図は、主としてホストコンピュータ20を示している。ホストコンピュータ20は、主記憶装置、演算・制御装置等からなる中央処理装置(CPU)21、マウス、キーボード等からなる入力装置22、CRT、プリンタ等からなる出力装置23、磁気ディスクからなる補助記憶装置24およびCD−ROMやフロッピー(登録商標)ディスク等の記録媒体の読取装置27等から構成される。ホストコンピュータ20は、複数n個の端末装置25−1、…、25−nに通信回線26−1、…、26−nを介してそれぞれ接続されている。ホストコンピュータ20は他のホストコンピュータ(図示せず)に接続され、そこからプログラムやデータの提供を受けることもできる。本実施例では、上記通信回線として電話回線網を使用する。
【0012】
補助記憶装置24には、利用者ID、第1パスワードおよび第2パスワードのデータに係る利用者ID管理テーブルが格納されている。ホストコンピュータ20に対し利用登録をした利用者を識別するために、これら利用者ID(識別番号)と2つのパスワード(暗証番号)は与えられる。2つのパスワードのうち、第1パスワードは利用者宛の情報がホストコンピュータにより受信され補助記憶装置24内のエリアに格納されているかを問い合わせるためのものであり、第2パスワードはホストコンピュータ20の利用許可を問い合わせるためのものである。また、補助記憶装置24には各利用者宛の情報のファイルであって利用者IDから始まる番号で識別されるファイルを格納する受信メールボックスと称するエリアが設けられている。さらに、補助記憶装置24にはメール発信、メール送信、メール検索、等の端末装置のオペレータへのサービス用プログラムが格納されている。
【0013】
次に、プログラムのローディングについて説明する。図1を用いて前述したフローチャートおよび図3〜図5を用いて後述するフローチャートの各処理を実行するためのプログラムはその実行前にCPU21内の主記憶装置にローディングされる。これらのプログラムは、先ず、所定の操作によりCPU21がCD−ROMやフロッピー(登録商標)ディスク等の記録媒体に記録された種々のプログラムを読取装置27から読取って、補助記憶装置24にローディングするか、あるいは他のホストコンピュータの記録媒体、例えば磁気ディスクに格納されたプログラムを通信回線を介して補助記憶装置24にローディングする。もちろん、オペレータがCPU21の主記憶装置、例えばRAMに直接プログラムを書き込んだ後、そのプログラムを補助記憶装置24にローディングしてもよい。その後、補助記憶装置24に格納されたプログラムは、CPU21の処理により必要に応じて主記憶装置にローディングされる。
次に本発明によるメールの到達確認処理について以下に説明する。
【0014】
図3は第1実施例のメール到達確認処理のフローチャートである。本実施例は、利用者がホストコンピュータの受信メールボックスに自分宛のメールが到達しているかを問い合わせ、到達しているときにのみホストコンピュータの利用可能にし、すなわちログインし、到達していないときはログインしない例を示すものである。先ず、利用者はホストコンピュータへ電話を掛け、ホストコンピュータと端末装置との間の通信回線を接続する(ステップS70)。次に、オペレータは利用者ID(例えばAAA00123)を入力し(ステップS71)、上記の第1パスワード(例えば960610)または上記の第2パスワード(例えば080610)を入力する(ステップS72)。
【0015】
ステップS73では、ホストコンピュータはステップS72で入力されたパスワードが、利用者宛の情報がホストコンピュータにより受信されその記憶装置に格納されているかを問い合わせるためのものとして登録された第1パスワードであるか否かを判定し、その判定結果がYESのときはステップS75へ、NOのときはステップS74へ進む。ステップS74では、ホストコンピュータはステップS72で入力されたパスワードが、ホストコンピュータの通常の利用許可を問い合わせるための本来の第2パスワードであるか否かを判定し、その判定結果がYESのときは利用者がホストコンピュータを利用可能にログインし(ステップS76)、NOのときはステップS72へ戻る。
【0016】
一方、ステップS75では、利用者宛の情報がホストコンピュータにより受信されているか否かを判定する。すなわち、利用者宛のメールがホストコンピュータの受信メールボックスに格納されているか否かを判定し、本実施例では受信メールボックスにAAAで始まる番号のファイルが格納されているか否かで判定し、その判定結果がYESのときはログインし(ステップS76)、NOのときは通信回線を切断する(ステップS79)。ステップS76でログインした後は、利用者は受信メールボックスに格納されたAAAで始まる番号のファイル、すなわちホストコンピュータからその端末装置にその利用者宛のメールをダウンロードし(ステップS77)、利用者にホストコンピュータの利用を終了させ、すなわちログアウトし(ステップS78)、通信回線を切断する(ステップS79)。
【0017】
上記第1実施例のステップS75における判定結果がNOのときに、通信回線を切断する代わりに、メールが届いていないことを知らせるメッセージをホストコンピュータから端末装置に送信して、そのメッセージを端末装置の表示装置上に表示するようにしてもよい。なお、利用者によるホストコンピュータの使用料金はログインからログアウトまでの時間に対して課金される。したがって、ステップS75で利用者宛のメールがホストコンピュータの受信メールボックスに格納されていないと判定されたときは、従来技術によれば利用者宛のメール到達がない場合でもそのメール到達確認に対し課金されたのに対し、本発明ではこれに対して課金しないようにしている。また、課金しないばかりでなく、ログインもしないのでネットワークトラフィックが抑制される。
【0018】
図4は第2実施例のメール到達確認処理のフローチャートである。本実施例は、第2実施例における第1パスワードを使用する代わりに、利用者IDの直後に接尾語、例えば“MAIL”を付加し、ホストコンピュータがその接尾語“MAIL”を読み取って利用者がホストコンピュータの受信メールボックスに自分宛のメールが到達しているのかを問い合わせているのかを判定し、到達しているときにのみログインし、到達していないときはログインしない例を示すものである。先ず、利用者はホストコンピュータへ電話を掛け、ホストコンピュータと端末装置との間の通信回線を接続する(ステップS80)。次に、利用者は利用者ID(例えばAAA00123)に接尾語(例えば“MAIL”)を付加して入力し(ステップS81)、利用者がホストコンピュータの通常の利用許可を問い合わせるための第2パスワード(例えば080610)を入力する(ステップS82)。
【0019】
ステップS83では、第1実施例のステップS75と同様に利用者宛の情報がホストコンピュータにより受信されているか否かを判定し、その判定結果がYESのときはステップS84へ進み、NOのときは通信回線を切断する(ステップS88)。ステップS84では、ホストコンピュータはステップS82で入力されたパスワードが、利用者がホストコンピュータの利用許可を問い合わせるためのものであるか否かを判定し、その判定結果がYESのときは利用者がホストコンピュータを利用可能にログインし(ステップS85)、NOのときはステップS82へ戻る。ステップS85でログインした後は、第1実施例と同様に、利用者は受信メールボックスに格納されたAAAで始まる番号のファイル、すなわちホストコンピュータからその端末装置に利用者宛のメールをダウンロードし(ステップS86)、利用者によるホストコンピュータの利用を終了させ、すなわちログアウトし(ステップS87)、通信回線を切断する(ステップS88)。
【0020】
以上、図3と図4を用いて本発明による電子メールの到達確認処理を説明したが、本発明は他の実施例として電子掲示板の情報が更新されたときにのみ端末装置に電子掲示板の情報をダウンロードする電子掲示板読取処理にも適用できる。この場合、前述の第1パスワードに代えて、ホストコンピュータに登録されたフォーラム名を入力して行う。この例を図5を用いて以下に説明する。
【0021】
図5は第3実施例の電子掲示板読取処理のフローチャートである。本実施例は、図4で示す第2実施例におけるステップS81、S83およびS86をそれぞれステップS91、S93およびS96に代えた点を除いて第2実施例と同じであるのでこれらのステップについて以下に説明する。先ず、第1実施例における第1パスワードを使用する代わりに、利用者IDの直後に端末装置のオペレータが所属しているフォーラム名、例えばBASEBALLおよび更新日96.06.10を付加して入力し(ステップS91)、ホストコンピュータがそのフォーラム名BASEBALLと更新日96.06.10を読み取って、ホストコンピュータの電子掲示板にその更新日より新しい日付のフォーラムBASEBALL宛の情報が受信されているか否かを判定し(ステップS93)、受信されていると判定されたときにのみログインし(ステップS95)、ホストコンピュータからその端末装置にフォーラムの掲示板の情報をダウンロードし(ステップS96)、次いでログアウトする(ステップS97)。一方、受信されていないと判定されたときはログインせずに通信回線を切断する(ステップS98)。
【0022】
また、他の実施例として、図5のステップS91で更新日を入力する代わりに参照版数、例えばV2.0を入力し、図5のステップS93でホストコンピュータがそのフォーラム名BASEBALLと参照版数V2.0を読み取って、ホストコンピュータの電子掲示板にその参照版数V2.0より新しい版数V3.0のBASEBALL宛の情報が受信されているか否かを判定し、そのフォーラム名BASEBALL宛の情報から読み取られた読取版数V3.0とその参照版数V2.0とを比較し、その読取版数がその参照版数より新しいときにログインし、新しくないときはログアウトするようにしてもよい。
【0023】
以上説明した実施例では通信回線に電話回線網を用いたコンピュータネットワークについて説明したが、本発明は構内配線されたデジタル通信回線を介して接続されるホストコンピュータと複数の端末装置から構成されるLAN(ローカルエリアネットワーク)にも、電話回線の接続や切断操作が不要となることを除いて、同様に適用できる。さらに、本発明は電話回線網を使用したコンピュータネットワークやLANによるコンピュータネットワークの複数を接続するインターネットを介して、インターネットに接続された1つの端末装置と遠方のホストコンピュータとの間でも同様に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明の接続方法の処理手順を示すフローチャートである。
【図2】本発明の実施例の概略構成図である。
【図3】第1実施例のメール到達確認処理のフローチャートである。
【図4】第2実施例のメール到達確認処理のフローチャートである。
【図5】第3実施例の電子掲示板読取処理のフローチャートである。
【符号の説明】
【0025】
20 ホストコンピュータ
21 中央処理装置(CPU)
22 入力装置
23 出力装置
24 補助記憶装置
25−1、25−n 端末装置
26−1、26−n 通信回線
27 読取装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ホストコンピュータと、そのホストコンピュータに伝送路を介して接続される複数の端末装置とを有するコンピュータネットワーク内で、ホストコンピュータと端末装置間を接続する方法において、
前記端末装置から前記ホストコンピュータへ、前記ホストコンピュータを利用する利用者の識別番号とフォーラム名とを、入力する第1ステップと、
前記フォーラム名が、そのフォーラム名宛の情報が前記ホストコンピュータにおいて格納されているかを問い合わせるためのものであるか否かを判定する第2ステップと、
前記第2ステップでの判定結果が肯定のとき、前記フォーラム名宛の情報が前記ホストコンピュータにおいて格納されているか否かを判定する第3ステップと、
前記第3ステップでの判定結果が肯定のとき、前記利用者が前記ホストコンピュータを利用可能な状態にする第4ステップと、
を備えたことを特徴とするホストコンピュータと端末装置間の接続方法。
【請求項2】
前記第1ステップは、前記フォーラム名に更新日を付加して入力され、
前記第4ステップは、前記第3ステップでの判定結果が肯定のとき、前記フォーラム名宛の情報の受信日とその更新日とを比較し、その受信日がその更新日より新しい日付のとき、前記利用者が前記ホストコンピュータを利用可能な状態にする請求項1に記載のホストコンピュータと端末装置間の接続方法。
【請求項3】
前記第1ステップは、前記フォーラム名に参照版数を付加して入力され、
前記第4ステップは、前記第3ステップでの判定結果が肯定のとき、前記フォーラム名宛の情報から読み取られた読取版数とその参照版数とを比較し、その読取版数がその参照版数より新しいとき、前記利用者が前記ホストコンピュータを利用可能な状態にする請求項1に記載のホストコンピュータと端末装置間の接続方法。
【請求項4】
ホストコンピュータと、そのホストコンピュータに伝送路を介して接続される複数の端末装置とを有するコンピュータネットワーク内で、ホストコンピュータと端末装置間を接続するためのプログラムを記録した記録媒体であって、
前記ホストコンピュータに、
前記端末装置から前記ホストコンピュータへ、前記ホストコンピュータを利用する利用者の識別番号とフォーラム名とを、入力する第1ステップと、
前記フォーラム名が、そのフォーラム名宛の情報が前記ホストコンピュータにおいて格納されているかを問い合わせるためのものであるか否かを判定する第2ステップと、
前記第2ステップでの判定結果が肯定のとき、前記フォーラム名宛の情報が前記ホストコンピュータにおいて格納されているか否かを判定する第3ステップと、
前記第3ステップでの判定結果が肯定のとき、前記利用者が前記ホストコンピュータを利用可能な状態にする第4ステップと、
を実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公開番号】特開2006−323874(P2006−323874A)
【公開日】平成18年11月30日(2006.11.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−221315(P2006−221315)
【出願日】平成18年8月14日(2006.8.14)
【分割の表示】特願平9−184036の分割
【原出願日】平成9年7月9日(1997.7.9)
【出願人】(000005223)富士通株式会社 (25,993)
【Fターム(参考)】