説明

ホームネットワークとユニバーサル・プラグアンドプレイのネットワークブリッジデバイスとその運用方法

【課題】 ホームネットワーク(ECHONET)とユニバーサル・プラグアンドプレイネットワーク(UPnP)のブリッジデバイスとその運用方法を提供する。
【解決手段】 ホームネットワークとユニバーサル・プラグアンドプレイのネットワークブリッジデバイスとその運用方法は、ホームネットワーク(以下ECHONETと言う)10とユニバーサル・プラグアンドプレイ・ネットワーク20(以下UPnPと言う)を接続することができ、ECHONETデバイス11とUPnPコントロールデバイス22をリンクさせることになる。本発明のブリッジデバイスとその運用方法は、ECHONETデバイス11をUPnPネットワーク上で認識されてUPnPコントロールデバイス22の制御を受けられるようになるだけでなく、ECHONETデバイス11が変更されたとき、即座にUPnPコントロールデバイス22に情報をフィードバックし同期を取ることが出来る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ネットワークブリッジデバイスとその運用方法に関して、特にECHONETネットワークとUPnPネットワークを相互に接続させることにより、ECHONETデバイスとUPnPコントロールデバイスをリンクできるようにするブリッジデバイスとその運用方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
AI家電、ハンディ電子機器とネットワーク通信の整理再編成と発展にともない、現在ハンディ機器でネットワークを通じてAI家電を制御することは夢ではなくなろうとしている。
しかしながら、世界中で、ネットワークを通して各種AI家電を繋げるホームネットワーク通信規格だけでも既に数十種を下らない。したがってこれらのホームネットワーク通信規格は効果的な統一をされてこなかった。そのため、現在多くのホームネットワーク通信規格がローカル性ホームネットワーク通信規格に属している。中でも比較的有名なのが、アメリカのSCP LonTalk通信規格、日本のECHONET通信規格とヨーロッパのKNX通信規格である。ハンディ機器を利用し、ネットワークを通じて様々なAI家電をコントロールするために、あらゆるネットワーク上にあるAI家電とハンディ機器とを相互リンクさせる。現在既にいくつかの異なるネットワーク通信プロトコル規格があるが、その中でも比較的有名なのが、マイクロソフトのUPnPネットワーク通信プロトコル規格とサンマイクロシステムのJiniネットワーク通信プロトコル規格である。
【0003】
したがって、もしあらゆるホームネットワーク内のAI家電すべてをひとつのネットワークプロトコル規格を通じて相互リンクしようとするならば、まず地域性の高いホームネットワーク通信プロトコルの統一をしなければならないだけでなく、さらに重要なのは、ホームネットワーク通信プロトコルと上記のハンディ機器のネットワークプロトコル規格の統一をどのようにするかである。
【0004】
現在、ローカルホームネットワーク通信プロトコル規格で最も注目されているのは、日本で通用しているECHONET通信プロトコルであろう。その主なものは電話線、電源線、赤外線あるいは低効率の無線などによる家電の制御をおこなう。もしAI家電がネットのコントロール端末にリンクすれば、コントロール端末を通じてネットワーク上のAI家電に対し集中コントロールをおこなうことができる。ハンディ機器のネットワークプロトコル規格に関しては、現在マイクロソフトのUPnPネットワーク通信プロトコル規格が最も潜在能力があり、その主なものはTCP/IP上で公開・分散されるネットワーク構造に属し、あらゆる形式の家電とハンディ機器の間で充分なリンクを取ることができる。
【0005】
しかしながら、残念なことに、現在ECHONETとUPnPネットワークは相容れることはなく、そのためハンディ機器と家電間の活用がさらに大きく発展をする可能性がない。
そのため、ECHONETネットワークとUPnPネットワーク間に良好なブリッジ構造を築くことが必要であり、ECHONETデバイスをUPnPネットワークでどのように認識させるか、UPnPコントロールデバイスの制御をどのように受けるか、またどのようにECHONETデバイスが変更されたとき、即時にUPnPコントロールデバイスにフィードバックし情報の同期をおこなうかなどを含め、現在重要な研究テーマとなっている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
以上の問題にかんがみて、本発明はホームネットワーク(ECHONET)とユニバーサル・プラグアンドプレイネットワーク(UPnP)のブリッジデバイスとその運用方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため、本発明のブリッジデバイスは、主に次の3つの層からなり、それぞれ次のものを含む。
(1)ECHONETオブジェクト収集ユニットとECHONET/UPnPスイッチ・インターフェイス・ユニットを含むECHONET層。
(2)ブリッジデータベース、UPnP記述ファイル作成ユニット、UPnPイベントパケットスイッチユニットを含むブリッジコア層。
(3)UPnPプロキシーサーバーユニット、UPnPイベント転送ユニット、UPnPコマンド転送ユニットを含むUPnP層。
【0008】
その主な運用方法は、3種類の異なる運用フローからなり、次の通りである。
(1)認識方法、まずECHONETデバイスの接続検知プロセスを実行する。
ECHONETデバイスが新たに接続されたときに、ECHONETデバイスの記述オブジェクトを収集し保存する。記述オブジェクトを変換しUPnPの記述ファイルに対応させ、最後に各記述ファイルに基づいてECHONETデバイスに対応した代行UPnPデバイスを形成し、UPnPコントロールデバイスが代行UPnPデバイスの認識をおこなえるようにする。
【0009】
(2)変更方法、まずECHONETデバイスの変更イベントを受け、変更イベントを収集し保管する。変更イベントを対応するUPnPのイベントパケットに変換し、イベントパケットを対応するUPnPコントロールデバイスに転送して、UPnPコントロールデバイスが同期を取れるようにする。
【0010】
(3)制御方法、まずUPnPコントロールデバイスの制御コマンドを受け、制御コマンドで記述オブジェクトを比較し、対応するECHONETデバイスを探し出し、制御コマンドを対応するECHONETデバイスに転送する。またECHONETデバイスがおこなった制御コマンドは、UPnPコントロールデバイスの制御を受ける。
【発明の効果】
【0011】
本発明のブリッジデバイスは、、ECHONETネットワークとUPnPネットワーク相互リンクを実現させ、ECHONETデバイスをUPnPネットワークで認識させ、さらにUPnPコントロールデバイスの制御を受けられるようにし、ECHONETデバイスが変更されたとき、すぐにUPnPコントロールデバイスにフィードバックし、情報の同期をおこなえるようにすることができる。
【0012】
本発明の特徴とパフォーマンスに関して、図に合わせ、最も良い実施方法について、以下の通り説明する。(本発明の目的、構造、特徴、その効果に対してさらに理解を深めるため、ここに実施例とあわせて詳しい説明をおこなう。)
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本発明は、ECHONET10とUPnP20を結合させるブリッジデバイス100、およびブリッジデバイス100の各種運用方法を提供する。
特にECHONETデバイス11とUPnPコントロールデバイス22をリンクさせ、ECHONETデバイスがUPnPネットワーク上で認識され、且つUPnPコントロールデバイス22の制御を受けることができる。またECHONETデバイス11が変更されたとき、すぐにUPnPデバイスにフィードバックして情報を同期に更新することができる。
【0014】
全ブリッジデバイス100の運用構造は、図1に示す。詳細は以下の通りである。
(1)ECHONET層110はECHONETオブジェクト収集ユニット111とECHONET/UPnPスイッチ・インターフェイス・ユニット112とを含む。
その中で、ECHONETオブジェクト収集ユニット111は主にECHONETデバイス11の接続検知プログラムを実行(定期的に実行)し、ECHONET10上に新しく接続したECHONETデバイス11を探し、検出後ECHONETデバイス11にある記述オブジェクトの収集を開始する。いわゆる記述オブジェクトとは、2進数(バイナリ)形式のデバイスオブジェクト(Device Object)あるいはサービスオブジェクト(Service Object)を指す。このデバイスオブジェクト(Device Object)とサービスオブジェクト(Service Object)は、「ECHONET」によるもので、例えば、冷蔵庫或いはエアコンが「Device Object」とすると、このデバイスオブジェクト(Device Object)に「ServiceObject」があり、そのサービスオブジェクト(Service Object)が温度、運転方式などを提供するものである。
【0015】
また、あるECHONETデバイス11に変更(通常はデバイス属性の変更)が生じた場合、このECHONETオブジェクト収集ユニット111はECHONETデバイス11が作成した変更イベントを収集する。またECHONET/UPnPスイッチ・インターフェイス・ユニット112が発した制御コマンドを受けたとき、対応するECHONETデバイス11に制御コマンドを転送する。
ECHONET/UPnPゲートウェイ・ユニット112については、ECHONETオブジェクト収集ユニット111が転送してきた記述オブジェクト、変更イベントのデータを変換後、ブリッジデータベース121に暫時保存する。
またブリッジデータベース121の制御コマンドを受けたとき、ECHONETオブジェクト収集ユニット111に制御コマンドを変換・転送する。
【0016】
(2)ブリッジ・コア層120は、ブリッジデータベース121と、UPnP記述ファイル作成ユニット122と、UPnPイベントパケットスイッチユニット123とを含む。
そのうち、ブリッジデータベース121は、前述の記述オブジェクトと変更イベントを暫時保存し、あらゆる記述オブジェクトと変更イベントを唯一のECHONETデバイス11に対応させることができる。
UPnPコントロールデバイス22が制御コマンドを発したとき、ブリッジデータベース121は、UPnPコマンド転送ユニット133から制御コマンドを受け取り、該制御コマンドが執行しようとする対応されたECHONETデバイス11の対象を見つかるように、該制御コマンドの内容を基づいて記述オブジェクトの比較を行う。
【0017】
一方、UPnP記述ファイル発生ユニット122は、ブリッジデータベース121に保存された記述オブジェクトを読み取り、そしてUPnP20で使用するのに適した記述ファイルに変換する。通常この種の記述ファイルはマークアップ言語(XML) 形式であるため、デバイスオブジェクトに対応するプロパティファイル、およびサーバーオブジェクトに対応するサーバーのプロパティファイルを作成することができる。
UPnPイベントパケットスイッチユニット123は、ブリッジデータベース121に保存されている、ECHONETデバイス11が作成した変更イベントをUPnP20の使用に適合するイベントパケットに変換する。
【0018】
(3)UPnP層130は、UPnPプロキシーサーバーユニット131と、UPnPイベント転送ユニット132と、UPnPコマンド転送ユニット133とを含む。
その中で、UPnPプロキシーサーバーユニット131は、UPnP記述ファイル作成ユニット122が作成した記述オブジェクトに基づいて、UPnP20上でECHONETデバイス11に対応する代行UPnPデバイス21を生成する。いわゆる代行UPnPデバイス21は、UPnP20上での模擬装置であり、UPnPコントロールデバイス22の認識に用いられる。
代行UPnPデバイス21の生成後、このUPnPプロキシーサーバーユニット131は
定期送信の方式で、UPnP20に対し代行UPnPデバイス21に関する情報を送信し、常に新たにUPnP20に接続したUPnPコントロールデバイス22が代行UPnPデバイス21の状態を把握できるようにする。もしUPnPコントロールデバイス22が代行UPnPデバイス21の記述オブジェクトの保存・取得が必要なときは、このUPnPプロキシーサーバーユニット131を通して、保存・取得することができる。(一般にUPnPプロキシーサーバーユニット131の中にあるHTTP規格に適合した保存・取得インターフェイスが記述オブジェクトファイルの保存・取得をおこなう。)
【0019】
また、UPnPイベント転送ユニット132は、UPnPイベントパケットスイッチユニット123が変換したイベントパケットを、対応したUPnPコントロールデバイス22に送り、ECHONETデバイス11に関する情報同期をおこなう。一般的に言えば、UPnPコントロールデバイス22はこうしたイベントパケットを取得する場合、まず先に、定期取得(subscribe)の方式を通して取得しなくてはならない。このため転送を要するイベントパケットがあるとき、UPnPイベント転送ユニット132は、定期取得の状況により、イベントパケットをどのUPnPコントロールデバイス22に転送するかを決定する。
【0020】
UPnPコマンド転送ユニット133は、UPnPコントロールデバイス22がUPnP20上の特定の代行UPnPデバイス21を制御する必要があるとき(即ちECHONET10での特定ECHONETデバイス11と同様)に使用され、このときUPnPコントロールデバイス22はUPnPコマンド転送ユニット133を通して制御コマンドを送信し、あわせてブリッジデータベース121が対応するECHONETデバイス11の処理プログラムに対し比較・検索をおこない、ECHONET/UPnPゲートウェイ・ユニット112とECHONETオブジェクト収集ユニット111を通じて制御コマンドを対応するECHONETデバイス11に転送し、制御コマンドを元に対応するプログラムを実施する。
【0021】
図2、図3と図4はそれぞれ本発明のブリッジデバイス100が認識、変更および制御をおこなうときのフローチャートである。詳細は以下の通り。
図2はUPnP20上のUPnPコントロールデバイス22に新しく接続したECHONET10のECHONETデバイス11をどのように認識させるかのフローチャートである。
【0022】
まず、ECHONETデバイス11の接続検知プログラムを実行する(ステップ200)。新しいECHONETデバイス11の接続を検知した場合(ステップ210)、ECHONETデバイス11が持つ記述オブジェクトを自発的に収集し保存する(ステップ220)。もし新しく接続する。 ECHONETデバイス11がない場合は(ステップ210)、引き続きステップ200を実行する。記述オブジェクトを保存した後、記述オブジェクトを対応するUPnPの記述ファイルに変換する(ステップ230)。最後に再び各記述ファイルに基づいて、ECHONETデバイス11に対応する代行UPnPデバイス21を生成し(ステップ240)、UPnPコントロールデバイス22が代行UPnPデバイス21に対する認識をおこなえるようにする。
【0023】
図3はECHONETデバイス11の属性が変更されたとき、UPnPコントロールデバイス22にどのように把握させ、データの同期を取らせるかのフローチャートである。まず、ECHONETデバイス11が発した変更イベントを受け取り(ステップ300)、その後同様に変更イベントの収集と保存をおこなう(ステップ310)。続いて変更イベントを対応するUPnP20上で伝達できるイベントパケットに変換する(ステップ320)。最後に、イベントパケットを対応するUPnPコントロールデバイス22に送信し(ステップ330)、UPnPコントロールデバイス22が先に把握していたECHONETデバイス11の情報に同期をかけることができるようにする。
【0024】
図4はUPnP20にあるUPnPコントロールデバイス22が制御コマンドを通してECHONET10のECHONETデバイス11に対しどのように制御をおこなうかのフローチャートである。まず、UPnPコントロールデバイス22から発生した制御コマンドを受け取り(ステップ400)、制御コマンドを用いて既に保存済みの記述オブジェクトを照らし合わせ、制御コマンドを実際におこなう必要のある対応するECHONETデバイス11を検索する(ステップ410)。UPnPコントロールデバイス22が制御を必要としているECHONETデバイス11を検出したら、制御コマンドを対応するECHONETデバイス11に送信し(ステップ420)、最後にECHONETデバイス11が制御コマンドを実行し(ステップ430)、ECHONETデバイス11にUPnPコントロールデバイス22の制御を受けさせる目的を達成する。
【0025】
本発明の適切な実施方法は以上に述べた通りだが、本発明を限定的に用いるものではなく、精通した技術者は誰でも、本発明の精神と範疇内であれば、多少の変更や改良を許可する。つまり、この説明書に添付する申請特許の範囲に限定したものを基準として、本発明の特許保護範囲とする。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明のブリッジデバイスの運用構造の見取図である。
【図2】本発明のブリッジデバイスの認識方法の運用フローチャートである。
【図3】本発明のブリッジデバイスの変更方法の運用フローチャートである。
【図4】本発明のブリッジデバイスの制御方法の運用フローチャートである。
【符号の説明】
【0027】
10 ECHONET
11 ECHONETデバイス
20 UPnP
21 代行UPnPデバイス
22 UPnPコントロールデバイス
100 ブリッジデバイス
110 ECHONET層
111 ECHONETオブジェクト収集ユニット
112 ECHONET/UPnPゲートウェイ・ユニット
120 ブリッジ・コア層
121 ブリッジデータベース
122 UPnP記述ファイル作成ユニット
123 UPnPイベントパケットスイッチユニット
130 UPnP層
131 UPnPプロキシーサーバーユニット
132 UPnPイベント転送ユニット
133 UPnPコマンド転送ユニット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ECHONETデバイスをUpnPコントロールデバイスと相互リンクさせ、特にECHONETデバイスにUPnPコントロールデバイスを認識させ、変更時には即フィードバックしUPnPコントロールデバイスと同期をおこない、UPnPコントロールデバイスの制御を受けるホームネットワーク(ECHONET)とユニバーサル・プラグアンドプレイネットワーク(UPnP)のブリッジデバイスにおいて、
UPnPコントロールデバイスが発した制御コマンドを受け取るUPnPコマンド転送ユニットと、
ECHONETデバイスの接続検知プログラムを実行し、ECHONET上に新規接続のECHONETデバイスを検出し、検出された場合はECHONETデバイスの一個以上の記述オブジェクトを収集し、ECHONETデバイスが変更された場合は発生した変更イベントを収集し、制御コマンドを受けた場合は対応するECHONETデバイスに該制御コマンドを転送するECHONETオブジェクト収集ユニットと、
ECHONETデバイスの各記述オブジェクト、変更イベントを保存し、且つ該制御コマンドに基づいて各記述オブジェクトを比較して対応するECHONETデバイスを検索するブリッジデータベースと、
前記ECHONETオブジェクト収集ユニットが集めた各該記述オブジェクト、該変更イベントを前記ブリッジデータベースに転送し保存し、またECHONETデバイスに対応する制御コマンドを受け取り、前記ECHONETオブジェクト収集ユニットに転送するECHONET/UPnPゲートウェイ・ユニットと
ECHONETデバイスの各該記述オブジェクトをUPnPに対応する記述ファイルに変換するUPnP記述ファイル作成ユニットと、
各該記述ファイルに基づき、UPnP上にECHONETデバイスに対応する代行UPnPデバイスを生成するUPnPプロキシーサーバーユニットと
ECHONETデバイスの変更イベントをUPnPに対応するイベントパケットに変換するUPnPイベントパケット変換ユニットと
該イベントパケットを対応するUPnPコントロールデバイスに転送するUPnPイベント転送ユニットと、
を含むホームネットワーク(ECHONET)とユニバーサル・プラグアンドプレイネットワーク(UPnP)のブリッジデバイス。
【請求項2】
前記の記述オブジェクトは、2進数(バイナリ)形式のデバイスオブジェクト(Device Object)であることを特徴とする請求項1に記載のホームネットワーク(ECHONET)とユニバーサル・プラグアンドプレイネットワーク(UPnP)のブリッジデバイス。
【請求項3】
前記の記述オブジェクトは、2進数(バイナリ)形式のサービスオブジェクト(Service Object)であることを特徴とする請求項1に記載のホームネットワーク(ECHONET)とユニバーサル・プラグアンドプレイネットワーク(UPnP)のブリッジデバイス。
【請求項4】
前記の記述ファイルは、マークアップ言語(XML)形式のデバイスプロパティファイルであることを特徴とする請求項1に記載のホームネットワーク(ECHONET)とユニバーサル・プラグアンドプレイネットワーク(UPnP)のブリッジデバイス。
【請求項5】
前記の記述ファイルは、マークアップ言語(XML)形式のサーバープロパティファイルであることを特徴とする請求項1に記載のホームネットワーク(ECHONET)とユニバーサル・プラグアンドプレイネットワーク(UPnP)のブリッジデバイス。
【請求項6】
前記のUPnPプロキシーサーバーユニットは、さらに定期送信方法によってUPnPに代行デバイスの情報を送信することを含むことを特徴とする請求項1に記載のホームネットワーク(ECHONET)とユニバーサル・プラグアンドプレイネットワーク(UPnP)のブリッジデバイス。
【請求項7】
前記UPnPプロキシーサーバーユニットは、さらに各記述ファイルをUPnPコントロールデバイスに提供するができることを特徴とする請求項1に記載のホームネットワーク(ECHONET)とユニバーサル・プラグアンドプレイネットワーク(UPnP)のブリッジデバイス。
【請求項8】
ECHONETデバイスをUPnPデバイスと相互リンクさせ、特にECHONETデバイスをUPnPコントロールデバイスに認識させることができるホームネットワーク(ECHONET)とユニバーサル・プラグアンドプレイネットワーク(UPnP)のブリッジデバイスの運用方法において、
ECHONETデバイスの接続検知プログラムを実行するステップと、
ECHONETデバイスの新規接続を発見したら、ECHONETデバイスの一個以上の記述オブジェクトの収集と保存をするステップと、
該記述オブジェクトをUPnPに対応する記述ファイルに変換するステップと、
各該記述ファイルに基づいてECHONETデバイスに対応する代行UPnPデバイスを生成するステップとを含むホームネットワーク(ECHONET)とユニバーサル・プラグアンドプレイネットワーク(UPnP)のブリッジデバイスの運用方法。
【請求項9】
前記の記述オブジェクトは、2進数(バイナリ)形式のデバイスオブジェクト(Device Object)であることを特徴とする請求項8記載のホームネットワーク(ECHONET)とユニバーサル・プラグアンドプレイネットワーク(UPnP)のブリッジデバイス運用方法。
【請求項10】
前記の記述オブジェクトは、2進数(バイナリ)形式のサービスオブジェクト(Service Object)であることを特徴とする請求項8記載のホームネットワーク(ECHONET)とユニバーサル・プラグアンドプレイネットワーク(UPnP)のブリッジデバイス運用方法。
【請求項11】
前記の記述ファイルは、マークアップ言語(XML)形式のデバイスプロパティファイルであることを特徴とする請求項8記載のホームネットワーク(ECHONET)とユニバーサル・プラグアンドプレイネットワーク(UPnP)のブリッジデバイス運用方法。
【請求項12】
前記の記述ファイルは、マークアップ言語(XML)形式のサーバープロパティファイルであることを特徴とする請求項8記載のホームネットワーク(ECHONET)とユニバーサル・プラグアンドプレイネットワーク(UPnP)のブリッジデバイス運用方法。
【請求項13】
さらに、定期送信方法を通してUPnPに対し代行UPnPデバイスの情報を送信するステップを含むことを特徴とする請求項8記載のホームネットワーク(ECHONET)とユニバーサル・プラグアンドプレイネットワーク(UPnP)のブリッジデバイス運用方法。
【請求項14】
さらに、各該記述ファイルをUPnPコントロールデバイスに提供するステップを含むことを特徴とする請求項8記載のホームネットワーク(ECHONET)とユニバーサル・プラグアンドプレイネットワーク(UPnP)のブリッジデバイス運用方法。
【請求項15】
ECHONETデバイスとUPnPデバイスを相互にリンクさせ、特にECHONETデバイスが変更したとき、即フィードバックしてUPnPコントロールデバイスと同期をおこなうホームネットワークとユニバーサル・プラグアンドプレイネットワークのブリッジデバイス運用方法であって
ECHONETデバイスの変更イベントを受け取るステップと、
該変更イベントを収集し保存するステップと、
該変更イベントをUPnPに対応するイベントパケットに変換するステップと、
該イベントパケットを対応するUPnPコントロールデバイスに転送するステップと
を含むホームネットワークとユニバーサル・プラグアンドプレイネットワークのブリッジデバイス運用方法。
【請求項16】
ECHONETデバイスとUPnPデバイスを相互にリンクさせ、特にECHONETデバイスがUPnPコントロールデバイスの制御を受けるようにするホームネットワークとユニバーサル・プラグアンドプレイネットワークのブリッジデバイス運用方法において、
該UPnPコントロールデバイスの制御コマンドを受け取るステップと、
該制御コマンドで一個以上の記述オブジェクトを比較し、対応するECHONETデバイスを検出するステップと、
該制御コマンドを対応するECHONETデバイスに転送するステップと、
該制御コマンドを実行するステップと
を含むホームネットワークとユニバーサル・プラグアンドプレイネットワークのブリッジデバイス運用方法。

【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図1】
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【公開番号】特開2006−190236(P2006−190236A)
【公開日】平成18年7月20日(2006.7.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−79087(P2005−79087)
【出願日】平成17年3月18日(2005.3.18)
【出願人】(599141180)財団法人工業技術研究院 (3)
【Fターム(参考)】