説明

ボルト・ナット締結用工具

【課題】ライナープレートと補強リングで立坑を形成する場合、補強リングを形成する継手板とH形鋼とを締結するための地山側のボルト・ナットを手探り状態で締結しなければならず、ボルト・ナットの締結作業が非常に面倒で危険であった。
【解決手段】回転工具の回転部をガイド軸部と同軸にし、また補強リングを形成しているH形鋼の各フランジに設けられている各ボルト孔が地山側のフランジ及び反地山側のフランジとの間で各々同軸にし、ガイド軸部を補強リングのH形鋼の反地山側のフランジのボルト孔に挿入したときに、回転工具の回転部に入れたボルト又はナットが地山側のフランジのボルト孔と同軸になるようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、ライナープレートと補強リングを用いて土中に立坑を形成する作業において、補強リングを形成するH形鋼と継手板を連結するボルト・ナットを地山側から締結するときに使用するボルト・ナット締結用工具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
土中に形成する立坑の土留めとしては、例えば図10に示すように、円弧状に湾曲した複数のライナープレート10(薄板鋼板を波付加工し、周囲にフランジを形成させた土留め材)をリング状に連結し、これを上下方向に連続的に筒状に連結したものが知られている。
【0003】
ライナープレートをリング状に形成した立坑の径よりやや大きめの穴を掘削し、穴の内側にライナープレートをリング状に組立、掘削とリング状のライナープレートを穴底部方向に連結する作業を繰り返し、所定の深さの立坑を構築する。
【0004】
このような立坑には地山側から土圧がかかっているので、深度によっては土圧が大きくなる為、ライナープレート10だけでは強度が足りず、ライナープレート10のリングの間に補強のために所々補強リング12が入れられている。そして、土圧は立坑の深いところほど大きくなるので、立坑の深いところには補強リング12が多く入れられている。
【0005】
補強リング12は、例えば図13に示すように、湾曲した複数のH形鋼14をリング状に連結したものからなる。複数のH形鋼14は継手板16によってリング状に連結されている。すなわち、リング状に配置されたH形鋼14のうちで、隣り合うH形鋼14,14の端部付近の側方には、立坑内側(図示せず)と地山側それぞれに隣り合うH形鋼14,14にまたがって湾曲した継手板16が添えられ、継手板16とH形鋼14,14はボルト18、ナット20で例えば4箇所ずつ固定され、複数のH形鋼14がリング状に連結されている。
【0006】
ここで、地山側に設ける継手板16をH形鋼14の端部に固定しているボルト18又はナット20は地山側から締結されている。立坑と地山との間は狭く、作業者は入れないし、入れたとしても地山崩落の危険がある。このため、作業者は立坑の中に入り、継手板16をH形鋼14に固定する作業は立坑の内側からすることになる。すなわち、作業者は立坑の内側からボルト18又はナット20を回してH形鋼14と継手板16を連結することになる。
【0007】
しかし、地山側に設ける継手板16でH形鋼14,14を連結する部分、すなわちボルト18、ナット20を締結する部分は立坑の地山側の面にあり、作業者はボルト18、ナット20を締結する部分を立坑の内側からは目視できない。
【0008】
このため、作業者は、図11に示すように、地山側(同図の左側)に手を伸ばし、ボルト18を継手板16及びH形鋼14のボルト孔34に手探り状態で挿入し、これを図12に示すように手探り状態で締結工具(ラチェットレンチ)22で回して締結するか、図13に示すように、継手板16及びH形鋼14のボルト孔34から突き出ているボルト18にナット20を手探り状態でねじ込み、これを手探り状態で締結工具22で回して締結している。
【0009】
しかし、このように、不自然な姿勢で、締結工具22を手探り状態で用い、ボルト18又はナット20を手探り状態で締結する作業は、作業者にとって作業し難く、作業者に対する負担が大きく、しかも作業能率が悪い。また、不自然な姿勢でボルト18、ナット20を締結しているので、ボルト18、ナット20を所望の強度で締結しているか不安がある。
【0010】
また、地山側に作業者の手をさらして行うこのような締結作業は、地山の崩落が有った場合、土砂等が作業者の手に当たって作業者に怪我をさせるおそれがあり、非常に危険である。
【特許文献1】実公平8−3514号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明が解決しようとする問題点は、ライナープレートと補強リングで立坑を形成する場合、補強リングを形成する継手板とH形鋼とを締結するための地山側のボルト・ナットを、地山側に手を伸ばし、手探り状態で締結しなければならず、ボルト・ナットの締結作業が非常に面倒で危険な点である。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明は、回転工具の回転部をガイド軸部と同軸にし、また補強リングを形成しているH形鋼の各フランジに設けられている各ボルト孔が地山側のフランジ及び反地山側のフランジとの間で各々同軸にし、ガイド軸部を補強リングのH形鋼の反地山側のフランジのボルト孔に挿入したときに、回転工具の回転部に入れたボルト又はナットが地山側のフランジのボルト孔と同軸になるようにしたことを最も主要な特徴とする。
【0013】
すなわち、本発明は、ボルト又はナットを所定方向に回転させる回転部を備えた回転工具と、該回転工具の回転部に対して間隔をおいて同軸に対向するガイド軸部と、該回転工具と該ガイド軸部を連結する連結部とを備え、該回転部と該ガイド軸部を同軸上で接近させたり離したりすることが可能なスライド機構を備え、該回転工具及び該連結部の、該回転部から該ガイド軸部に至る部分は略コ字状になっていることを特徴とする。
【0014】
ここで、補強リングを形成しているH形鋼の各フランジに設けられている各ボルト孔は地山側のフランジ及び反地山側のフランジとの間で各々同軸になっている必要がある。
【0015】
また、前記連結部は、前記ガイド軸部に平行な平行部分と、該平行部分から該ガイド軸部に至る立ち上がり部分を備え、該立ち上がり部分はスライド機構を介して該平行部分に摺動可能に保持されていてもよいし、前記ガイド軸部と前記連結部は相互に接している部分においてスライド機構を構成し、該ガイド軸部はこのスライド機構を介して該連結部に摺動可能に保持されていてもよい。
【0016】
前者の場合、前記連結部が、回転工具に一体的に連結されたスライド杆と、スライド杆を摺動可能に保持するガイド筒と、ガイド筒をガイド軸部に連結する分枝杆とからなり、スライド杆は回転部の軸と平行で、スライド杆の側部には突起部が設けられ、ガイド筒の側部にはスリットが軸方向に形成され、スリットにはスライド杆の突起部が摺動可能に係合していてもよい。ここで、スライド杆は前記平行部分に相当し、分枝杆は前記立ち上がり部分に相当する。そして、スライド杆、突起部、ガイド筒及びスリットによって前記スライド機構が構成される。
【0017】
また、連結部の反回転部側にグリップ杆が一体的に設けられていてもよい。また、回転工具の回転部がラチェット機構を備えていてもよいし、回転工具の回転部が電動式になっていてもよい。また、連結部の反回転部側にグリップ杆が同軸に一体的に設けられていてもよい。
【発明の効果】
【0018】
本発明のボルト・ナット締結用工具は、補強リングを形成しているH形鋼のフランジで立坑の内側のフランジのボルト孔にガイド軸部を入れて回転工具を立坑の内側に引っ張るだけで回転工具の回転部に取り付けたボルト・ナットを地山側の継手板のボルト孔の位置に持っていくことが容易にでき、そして、連結部を振り子のように振るだけでボルト・ナットを回することができるので、作業者が立坑内から地山側に手を出さなくても継手板とH形鋼とをボルト・ナットで容易に地山側から締結することができるという利点がある。
【0019】
また、本発明のボルト・ナット締結用工具は、補強リングを形成しているH形鋼のフランジで立坑の内側のフランジのボルト孔にガイド軸部を入れて回転工具を立坑の内側に引っ張るだけで回転工具の回転部に取り付けたボルト・ナットを継手板のボルト孔の位置に持っていくことができ、そして、連結部を振り子のように振るだけでボルト・ナットを回することができるので、作業者が楽な姿勢でボルト・ナットの締結作業をすることができるという利点がある。
【0020】
また、本発明のボルト・ナット締結用工具は、補強リングを形成しているH形鋼のフランジで立坑の内側のフランジのボルト孔にガイド軸部を入れて回転工具を立坑の内側に引っ張るだけで回転工具の回転部に取り付けたボルト・ナットを継手板のボルト孔の位置に持っていくことができ、そして、連結部を振り子のように振るだけでボルト・ナットを回することができるので、作業者が危険を伴って地山側に手を出してボルト・ナットの締結作業をしなくて済み、従って、立坑内部で安全にボルト・ナットの締結作業をすることができるという利点がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
作業者が立坑内にいて、地山側の継手板と補強リングをボルト・ナットで地山側から簡単、安全かつ確実に締結するという目的を、最小の部品点数で、締結用工具の機能を損なわずに実現した。
【実施例1】
【0022】
図1は実施例1に係るボルト・ナット締結用工具の説明図であり、同図中、24は本発明に係るボルト・ナット締結用工具である。ボルト・ナット締結用工具24は、ボルト18又はナット20を所定方向に回転させボルト又はナットを締め付ける回転部26を備えた回転工具28と、回転工具28の回転部26に対して所定間隔をおいて同軸に対向するガイド軸部30と、回転工具28とガイド軸部30を連結する連結部(後述)とを備えている。
【0023】
回転部26にはボルト18の頭又はナット20を嵌入させるためのボルトの頭形状又はナットの形状にそった例えば六角ボルトであれば六角形の凹部が同軸に形成されている。回転部26はラチェット機構を備え、作業者が回転工具28を揺動させるだけでボルト18又はナット20を一方向に回転させることができるようになっている
【0024】
連結部は、回転工具に一体的に連結されたスライド杆36と、スライド杆36を摺動可能に保持するガイド筒38と、ガイド筒38をガイド軸部30に連結する分枝杆40とからなる。
【0025】
連結部は回転部26とガイド軸部30を同軸上で接近させたり離したりすることができるスライド機構32を備えている。回転工具28と連結部は全体として略コ字状の形状を作っている。
【0026】
スライド杆36は回転部26の軸と平行になっている。スライド杆36の側部には突起部42が設けられ、ガイド筒38の側部にはスリット44が軸方向に形成され、スリット44にはスライド杆36の突起部42が摺動可能に係合している。スライド杆36、ガイド筒38、スリット44及び突起部42でスライド機構32が形成されている。
【0027】
ガイド軸部30の反回転部側にグリップ杆46が分枝杆40に一体的に設けられている。回転工具28の回転部26はラチェット機構を備え、ボルト18又はナット20を一方向に締め付けさせるようになっているが、回転工具28の回転部26はボルト18又はナット20を一方向に回転し、締結させる電動式の機構を備えていてもよい。
【0028】
次に、本発明に係るボルト・ナット締結用工具の使用方法について、図2〜図5を参照しながら説明する。
【0029】
まず、補強リング12を形成するH形鋼14の地山側のフランジの裏側の面にナット20をボルト孔34と同軸に固定し、このH形鋼14を、立坑の中を上方から下方に向けて筒状に連結形成したライナープレート10の筒の下端に取り付ける。
【0030】
次に、図2に示すように、本発明に係る工具の回転工具28の回転部26にボルト18を差し込み、この状態で、図3に示すように、本発明に係る工具をかかえ、回転工具28を地山側に位置させ、ガイド軸部30を補強リング12を形成するH形鋼14の反地山側のフランジのボルト孔34に挿入する。
【0031】
本発明に係るボルト・ナット締結用工具の回転工具28の回転部26はガイド軸部30と同軸になっており、また補強リング12を形成しているH形鋼14の各フランジに設けられている各ボルト孔34は地山側のフランジ及び反地山側のフランジとの間で各々同軸になっているので、ガイド軸部30を補強リング12のH形鋼14の反地山側のフランジのボルト孔34に挿入すると、回転工具28の回転部26は地山側のフランジのボルト孔34と同軸に位置することになる。
【0032】
次に、ガイド軸部30を補強リング12のH形鋼14の反地山側のフランジのボルト孔34に挿入したまま、スライド杆36を反地山側に摺動させる。回転工具28は、図4に示すように、スライド杆36とともに反地山側に移動し、回転工具28の回転部26に差し込まれているボルト18はH形鋼14の地山側のフランジのボルト孔34に挿入される。
【0033】
次に、グリップ杆46およびスライド杆36を手で持ち、ガイド軸部30を中心にしてグリップ杆46とスライド杆36を振り子状に動かす。締結工具22は回転部26を中心にして図5に示すように揺動し、地山側のフランジのボルト孔34に挿入されたボルト18は一方向に回転しながらフランジの裏側に固定されているナット20に螺合し、最終的には補強リング(H形鋼)と継手板16がボルト18とナット20によって締結固定される。グリップ杆をガイド軸部と同軸に設けることにより、さらにボルト・ナットの締結作業が容易になる。立坑は円形としたが、矩形・小判形も同様である。
【実施例2】
【0034】
図6は実施例2に係るボルト・ナット締結用工具の説明図(ガイド軸部が後退している状態)、図7は実施例2に係るボルト・ナット締結用工具の説明図(ガイド軸部が前進している状態)であり、この実施例2に係るボルト・ナット締結用工具の基本的な構成は実施例1に係るボルト・ナット締結用工具と同様であるが、スライド杆36に相当する第1連結杆48に対して分枝杆40に相当する第2連結杆50が固定され、第2連結杆50に対してガイド軸部30が摺動可能になっている点で実施例1に係るボルト・ナット締結用工具と相違している。
【0035】
この実施例2に係るボルト・ナット締結用工具を用いてボルト・ナットを締結させる場合は、まず作業者がボルト・ナット締結用工具24を抱え、図8に示すように、ボルト18を保持させた回転工具28を地山側に持って行き、この状態でボルト・ナット締結用工具24のガイド軸部30をH形鋼14のボルト孔34のうちで立坑の内側のボルト孔34に挿入して、ボルト18を継手板16のボルト孔34と同軸の位置に保持させる。
【0036】
次に、作業者が図9に示すように、第2連結杆50に対してガイド軸部30を摺動・前進させながらボルト・ナット締結用工具24を引き寄せ、回転工具28に保持させたボルト18を地山側から継手板16のボルト孔34に挿入する。後は実施例1に係るボルト・ナット締結用工具の場合と同様、ボルト・ナット締結用工具24を揺動させてボルト・ナットを締結させる。
【産業上の利用可能性】
【0037】
本発明は立坑を形成する場合のボルト・ナットの締結に用いることに限定されるものではなく、壁の一方の側に居る作業者が壁の他方の側にボルト又はナットを締結するような他の用途にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】実施例1に係るボルト・ナット締結用工具の説明図である。
【図2】実施例1に係るボルト・ナット締結用工具を用いてボルトを地山側に持っていってボルト孔と同軸の位置に保持している状態を示す説明図である。
【図3】作業者が実施例1に係るボルト・ナット締結用工具を用いてボルトを地山側に持っていった様子を示す概略説明図である。
【図4】実施例1に係るボルト・ナット締結用工具を用いて地山側からボルトを継手板のボルト孔に挿入しようとしている状態を示す説明図である。
【図5】実施例1に係るボルト・ナット締結用工具を用いてボルトを継手板のボルト孔にねじ込むときの地山側から見た回転工具の動きを示す説明図である。
【図6】実施例2に係るボルト・ナット締結用工具の説明図(ガイド軸部が後退している状態)
【図7】実施例2に係るボルト・ナット締結用工具の説明図(ガイド軸部が前進している状態)
【図8】実施例2に係るボルト・ナット締結用工具を用いてボルトを地山側に持っていってボルト孔と同軸の位置に保持している状態を示す説明図である。
【図9】実施例2に係るボルト・ナット締結用工具を用いて地山側からボルトを継手板のボルト孔に挿入しようとしている状態を示す説明図である。
【図10】ライナープレートと補強リングによって形成された立坑の斜視図である。
【図11】作業者が立坑内から地山側に手を伸ばし、地山側からボルトをボルト孔に挿入する様子を示す説明図である。
【図12】作業者が立坑内から地山側に手を伸ばし、地山側からラチェットレンチで継手板のボルト孔に挿入したボルトを締結している様子を示す説明図である。
【図13】作業者が立坑内から地山側に手を伸ばし、地山側において継手板のボルト孔から突き出たボルトにナットをラチェットレンチで螺合させようとしている様子を示す説明図である。
【符号の説明】
【0039】
10 ライナープレート
12 補強リング
14 H形鋼
16 継手板
18 ボルト
20 ナット
22 締結工具
24 ボルト・ナット締結用工具
26 回転部
28 回転工具
30 ガイド軸部
32 スライド機構
34 ボルト孔
36 スライド杆
38 ガイド筒
40 分枝杆
42 突起部
44 スリット
46 グリップ杆
48 第1連結杆
50 第2連結杆

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ボルト又はナットを所定方向に回転させる回転部を備えた回転工具と、該回転工具の回転部に対して間隔をおいて同軸に対向するガイド軸部と、該回転工具と該ガイド軸部を連結する連結部とを備え、該回転部と該ガイド軸部を同軸上で接近させたり離したりすることが可能なスライド機構を備え、該回転工具及び該連結部の、該回転部から該ガイド軸部に至る部分は略コ字状になっていることを特徴とするボルト・ナット締結用工具。
【請求項2】
前記連結部は、前記ガイド軸部に平行な平行部分と、該平行部分から該ガイド軸部に至る立ち上がり部分を備え、該立ち上がり部分はスライド機構を介して該平行部分に摺動可能に保持されていることを特徴とする請求項1に記載のボルト・ナット締結用工具。
【請求項3】
前記ガイド軸部と前記連結部は相互に接している部分においてスライド機構を構成し、該ガイド軸部は該連結部に摺動可能に保持されていることを特徴とする請求項1に記載のボルト・ナット締結用工具。
【請求項4】
前記連結部が、前記回転工具に一体的に連結されたスライド杆と、該スライド杆を摺動可能に保持するガイド筒と、該ガイド筒を前記ガイド軸部に連結する分枝杆とからなり、該スライド杆は該回転工具の回転部の軸と平行で、該スライド杆の側部には突起部が設けられ、該ガイド筒の側部にはスリットが軸方向に形成され、該スリットには該スライド杆の突起部が摺動可能に係合していることを特徴とする請求項2に記載のボルト・ナット締結用工具。
【請求項5】
前記連結部の反回転部側にグリップ杆が一体的に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のボルト・ナット締結用工具。
【請求項6】
前記回転工具の回転部がラチェット機構を備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のボルト・ナット締結用工具。
【請求項7】
前記回転工具の回転部が電動式になっていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のボルト・ナット締結用工具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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