マラセチア由来の抗原性蛋白質
【課題】マラセチア属の真菌由来の実質的に純粋な、単離された抗原性蛋白質、すなわち精製されたマラセチアアレルゲン、好ましくはマラセチアアレルギー患者に対する主要アレルゲンを提供し、それらの蛋白化学的な性質を明らかにすること。
【解決手段】マラセチアアレルギー疾患患者由来のIgE抗体に対して結合能を有することを特徴とする、マラセチア属の真菌由来の単離された抗原性蛋白質であって、配列表の配列番号:11に記載のアミノ酸配列、又は該アミノ酸配列において、1〜数個のアミノ酸残基の欠失、付加、挿入又は置換の少なくとも1つを生じさせた配列からなる抗原性蛋白質。
【解決手段】マラセチアアレルギー疾患患者由来のIgE抗体に対して結合能を有することを特徴とする、マラセチア属の真菌由来の単離された抗原性蛋白質であって、配列表の配列番号:11に記載のアミノ酸配列、又は該アミノ酸配列において、1〜数個のアミノ酸残基の欠失、付加、挿入又は置換の少なくとも1つを生じさせた配列からなる抗原性蛋白質。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
マラセチアアレルギー疾患患者由来のIgE抗体に対して結合能を有することを特徴とする、マラセチア属の真菌由来の単離された抗原性蛋白質であって、配列表の配列番号:11に記載のアミノ酸配列、又は該アミノ酸配列において、1〜数個のアミノ酸残基の欠失、付加、挿入又は置換の少なくとも1つを生じさせた配列からなる抗原性蛋白質。
【請求項2】
配列表の配列番号:11に記載のアミノ酸配列、又は該アミノ酸配列において、1〜数個のアミノ酸残基の欠失、付加、挿入又は置換の少なくとも1つを生じさせた配列からなる、マラセチアアレルギー疾患患者由来のIgE抗体に対して結合能を有する抗原性蛋白質をコードする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項3】
配列表の配列番号:4に記載の塩基配列からなる請求項2記載のポリヌクレオチド。
【請求項4】
請求項3記載のポリヌクレオチドに0.5%SDS、0.1%ウシ血清アルブミン、0.1%ポリビニルピロリドン、0.1%フィコール400、0.01%変性サケ精子DNAを含む6×SSC中、50℃で12〜20時間インキュベートした後、0.5%SDSを含む0.1×SSC中、50℃で洗浄する条件においてハイブリダイズ可能であり、かつマラセチアアレルギー疾患患者由来のIgE抗体に対して結合能を有する抗原性蛋白質をコードすることを特徴とするポリヌクレオチド。
【請求項5】
請求項2〜4いずれか記載のポリヌクレオチドを含む発現ベクターを導入した細胞で発現された抗原性蛋白質を単離する工程を包含する、マラセチアアレルギー疾患患者由来のIgE抗体に対して結合能を有する抗原性蛋白質の製造方法。
【請求項6】
請求項1記載の抗原性蛋白質に対するモノクローナル抗体。
【請求項7】
請求項1記載の抗原性蛋白質を有効成分とすることを特徴とするマラセチアアレルギー疾患又はマラセチア感染症の診断薬。
【請求項8】
請求項1記載の抗原性蛋白質をマラセチアアレルゲンの標準品とし、該抗原性蛋白質に対する抗体を用いてマラセチアアレルゲンの免疫学的定量を行うことを特徴とする、マラセチアアレルゲンの定量方法。
【請求項1】
マラセチアアレルギー疾患患者由来のIgE抗体に対して結合能を有することを特徴とする、マラセチア属の真菌由来の単離された抗原性蛋白質であって、配列表の配列番号:11に記載のアミノ酸配列、又は該アミノ酸配列において、1〜数個のアミノ酸残基の欠失、付加、挿入又は置換の少なくとも1つを生じさせた配列からなる抗原性蛋白質。
【請求項2】
配列表の配列番号:11に記載のアミノ酸配列、又は該アミノ酸配列において、1〜数個のアミノ酸残基の欠失、付加、挿入又は置換の少なくとも1つを生じさせた配列からなる、マラセチアアレルギー疾患患者由来のIgE抗体に対して結合能を有する抗原性蛋白質をコードする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項3】
配列表の配列番号:4に記載の塩基配列からなる請求項2記載のポリヌクレオチド。
【請求項4】
請求項3記載のポリヌクレオチドに0.5%SDS、0.1%ウシ血清アルブミン、0.1%ポリビニルピロリドン、0.1%フィコール400、0.01%変性サケ精子DNAを含む6×SSC中、50℃で12〜20時間インキュベートした後、0.5%SDSを含む0.1×SSC中、50℃で洗浄する条件においてハイブリダイズ可能であり、かつマラセチアアレルギー疾患患者由来のIgE抗体に対して結合能を有する抗原性蛋白質をコードすることを特徴とするポリヌクレオチド。
【請求項5】
請求項2〜4いずれか記載のポリヌクレオチドを含む発現ベクターを導入した細胞で発現された抗原性蛋白質を単離する工程を包含する、マラセチアアレルギー疾患患者由来のIgE抗体に対して結合能を有する抗原性蛋白質の製造方法。
【請求項6】
請求項1記載の抗原性蛋白質に対するモノクローナル抗体。
【請求項7】
請求項1記載の抗原性蛋白質を有効成分とすることを特徴とするマラセチアアレルギー疾患又はマラセチア感染症の診断薬。
【請求項8】
請求項1記載の抗原性蛋白質をマラセチアアレルゲンの標準品とし、該抗原性蛋白質に対する抗体を用いてマラセチアアレルゲンの免疫学的定量を行うことを特徴とする、マラセチアアレルゲンの定量方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【公開番号】特開2007−252380(P2007−252380A)
【公開日】平成19年10月4日(2007.10.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−118138(P2007−118138)
【出願日】平成19年4月27日(2007.4.27)
【分割の表示】特願2004−368355(P2004−368355)の分割
【原出願日】平成8年12月10日(1996.12.10)
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第1項適用申請有り 平成8年8月31日第40回日本医真菌学会総会事務局発行の「第40回日本医真菌学会総会プログラム・抄録集」に発表
【出願人】(302019245)タカラバイオ株式会社 (115)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成19年10月4日(2007.10.4)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年4月27日(2007.4.27)
【分割の表示】特願2004−368355(P2004−368355)の分割
【原出願日】平成8年12月10日(1996.12.10)
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第1項適用申請有り 平成8年8月31日第40回日本医真菌学会総会事務局発行の「第40回日本医真菌学会総会プログラム・抄録集」に発表
【出願人】(302019245)タカラバイオ株式会社 (115)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]