説明

ミスト発生方法及びその装置

【課題】 ミスト発生に関し、空気等の気流を駆動手段に用いたミスト発生方法及びその装置を提供する。
【解決手段】 液体(水2)の液面4に沿って気体(空気6)を流すとともに、前記液面の特定箇所で前記液面上の前記気体の通過域(スリット部12)を狭め、高速化した前記気体を前記液面に接触させて前記通過域を通過させることにより、前記液面からミスト18を発生させる構成である。ミスト化すべき液体(水2)と、前記液体の液面上に気体を流す気流供給手段(空気供給部8)と、前記液面上の特定箇所に前記気体を通過させる狭い通過域を設定し、高速化された前記気体を前記液面に接触させて通過させる通過域設定手段(仕切り板10、スリット部12)とを含み、前記液面の前記特定箇所からミストを発生させる構成である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気等の気体を駆動手段に用いて水等の液体からミストを発生させるミスト発生方法及びその装置に関する。
【背景技術】
【0002】
室内等の住空間の加湿に必要なミストを発生させる形態には、高圧水をノズルから噴霧するもの、モータの回転力を利用してその遠心力により水を霧状にして噴霧するもの、超音波振動により水を霧状にするもの等がある。高圧水をノズルから噴霧するものには、例えば、0.2mm程度の口径を持つノズルから水と圧縮空気とを同時に吹出し噴霧するものがある。モータの回転力を利用するものでは、例えば、高速回転する回転盤に水を供給し、円盤上で薄膜化した水を円盤周囲部から、円盤を包囲するエリミネータに衝突させることにより霧を発生させるとともに、空気中に飛散させるものがある。また、超音波振動により水を霧状にするものでは、超音波発生源としてセラミック系の振動子を数cm程度の水面下に設置し、超音波振動により水面に噴水状の水柱を形成し、その先端部から霧を発生させて飛散させるものがある。
【0003】
また、このようなミスト発生に関し、回転体によって水を微細化するもの(特許文献1)がある。
【特許文献1】特開2000−33216号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ミスト発生に関し、高圧水をノズルから噴霧するものでは、加圧ポンプ、給水管及びノズル等により構成され、圧縮機が必要となり、また、ノズルの目詰まりが発生する場合がある。モータの回転力を利用するものでは、回転する円盤、エリミネータ、給水管等により構成されるが、円盤等の定期的な清掃が必要となる。超音波振動により水を霧状にするものでは、水を溜めたタンク内に超音波を発生する振動子を設置するが、振動子は水垢やカビなどの付着に弱いため、振動子の交換や清掃などの保守管理に留意しなくてはならない。
【0005】
また、特許文献1に開示されたものでは、回転体により発生させたミストを放出するためのファン等が必要となる。
【0006】
そこで、本発明は、ミスト発生に関し、空気等の気体を駆動手段に用いたミスト発生方法及びその装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の第1の側面は、ミスト発生方法であって、液体の液面に沿って気体を流すとともに、前記液面の特定箇所で前記液面上の前記気体の通過域を狭め、高速化した前記気体を前記液面に接触させて前記通過域を通過させることにより、前記液面からミストを発生させる構成である。
【0008】
斯かる構成とすれば、液面の特定箇所が通過域に設定され、その特定箇所で高速化した気体が液面に接触して通過する際に、気体が駆動手段となって液体をミスト化する。
【0009】
上記目的を達成するためには、既述のミスト発生方法において、前記通過域を調整して前記液体の前記ミストへの変換率を調整する構成としてもよい。
【0010】
上記目的を達成するためには、既述のミスト発生方法において、前記液体が水又は温水である構成としてもよい。
【0011】
上記目的を達成するため、本発明の第2の側面は、ミスト発生装置であって、ミスト化すべき液体と、前記液体の液面上に気体を流す気体供給手段と、前記液面上の特定箇所に前記気体を通過させる狭い通過域を設定し、高速化された前記気体を前記液面に接触させて通過させる通過域設定手段とを含み、前記液面の前記特定箇所からミストを発生させる構成である。
【0012】
斯かる構成とすれば、通過域設定手段により設定された液面の通過域で高速化した気体が液面に接触し、通過する気体を駆動手段にして液体がミスト化される。
【0013】
上記目的を達成するため、本発明の第3の側面は、ミスト発生装置であって、ミスト化すべき液体を溜める容器と、気体を供給する気体供給手段と、前記液体の液面上に立設して前記気体の通過を規制する仕切り板と、前記仕切り板と前記液面との間に設定されて前記液面に前記空気の通過域を設定し、高速化された前記気体を前記液面に接触させて通過させるスリット部とを含み、前記液面の前記特定箇所からミストを発生させる構成である。
【0014】
斯かる構成によれば、ミスト化すべき液体の特定箇所に設置された仕切り板と液面との間に空気の通過域となるスリット部が形成されているので、このスリット部を通過する高速化された気体が液面に接触し、この気体を駆動手段として液体からミストが発生する。
【0015】
上記目的を達成するためには、既述のミスト発生装置において、前記仕切り板を備えて前記スリット部を通して外気に開放された遮蔽空間を前記容器に備える構成としてもよい。
【0016】
上記目的を達成するためには、既述のミスト発生装置において、前記仕切り板と前記液面との間隔を所定間隔に維持するスリット調整手段を備えた構成としてもよい。
【0017】
上記目的を達成するためには、既述のミスト発生装置において、前記容器に前記液体を補充し、前記仕切り板と前記液面との間隔を所定間隔に維持させる補液手段を備える構成としてもよい。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、次の効果が得られる。
【0019】
(1) 空気等の気体を駆動手段に用いて水等の液体からミストを発生させる構成であるから、発生させたミストを駆動手段である気体とともに放出させることができる。
【0020】
(2) 簡単な構成でミストを発生させることができるとともに、部品点数が少なく、メンテナンスも容易である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
〔第1の実施の形態〕
【0022】
本発明の第1の実施の形態について、図1を参照して説明する。図1は、第1の実施の形態に係るミスト発生方法及びその原理を示す図である。
【0023】
このミスト発生方法は、図1の(A)に示すように、液体の液面として例えば、水2の水面4に沿って気体として例えば、空気6を流す。気流を生じさせるための気体を供給する気体供給手段として例えば、空気供給部8が設置され、空気6は空気供給部8から供給される。この空気6が供給される水面4の特定箇所には、水面4上に任意の通過域を設定する通過域設定手段として仕切り板10が備えられ、この仕切り板10と水面4との間には、通過域としてスリット部12が設定されている。このスリット部12の間隔dは、供給される空気6を高速化し、スリット部12で水面4に接触させ、閉空間部14から自由空間部16に流すに必要な間隔であればよい。閉空間部14は例えば、一部に仕切り板10を備えて供給される空気6を閉じ込めるとともに、スリット部12から自由空間部16に放出させるための空間部でもある。
【0024】
斯かる構成とすれば、図1の(B)に示すように、空気供給部8から供給される空気6は、閉空間部14からスリット部12を通過し、自由空間部16側に流れる。その際、スリット部12では、閉空間部14に比較して遙に狭い通過域を設定していることから、通過する空気6が高速化され、水面4に高速流が接触することになる。斯かる空気6が通過する際に、風圧に応じて仕切り板10の下側の水面4を押し下げ、その水面4に局所的に接触圧を生じる。この結果、スリット部12の下面側の水面4の水粒子の活発化やキャビテーションを生じさせる。このような高速流を成す空気6と水面4との接触により、また、水面4の表面張力も加わり、通過する空気6に対する抗力等により、水2のミスト化が生じる。発生したミスト18は、通過する空気6で押し流され、自由空間部16側に流れる。このミスト18は、空気6が連続して供給されている限り、止まることなく、生じることになる。
【0025】
このように、水2等の液体をミスト化するための駆動手段に空気8等の気体を用いているので、ミスト化に必要な気流を生じさせるだけでよく、極めて簡単な構成でミスト18を発生させることができる。
【0026】
このミスト発生方法において、空気6の高速化や風圧、水面4との接触圧は、空気供給部8からの空気6の供給量やスリット部12の間隔に依存するので、空気6の供給能力、スリット部12の間隔dを調整して所望のミスト量を達成することができる。
【0027】
また、このミスト発生方法では、ミスト18を生じさせる液体として水2を用いたが、温水であってもよく、また、油、水溶液等であってもよい。
【0028】
〔第2の実施の形態〕
【0029】
本発明の第2の実施の形態について、図2を参照して説明する。図2は、第2の実施の形態に係るミスト発生装置の構成例を示す図である。図2において、図1と同一部分には同一符号を付してある。
【0030】
このミスト発生装置20は、ミスト化させる水2を溜める容器22を備え、この容器22には仕切り板10が設置されて1次室26と2次室28とが形成されている。1次室26は既述の閉空間部14を形成し、2次室28は外気に開放された自由空間部16を形成する。仕切り板10と水面4との間には既述のスリット部12が形成され、このスリット部12が空気6の通過域としての通気路を構成する。容器22には、既述の間隔dを持つスリット部12が形成されるように水2が供給され、水位を維持する。
【0031】
そこで、1次室26には送風口30が形成され、この送風口30には空気供給部8を構成する送風ファン32が設置され、送風ファン32がモータ34により駆動される。この送風ファン32で発生させた空気6は、1次室26の閉空間部14に供給され、スリット部12を通過して2次室28側に流れる。2次室28には、ミスト18を大気中に流出させる流出口36が形成されている。
【0032】
斯かる構成において、送風ファン32を駆動することにより、送風口30から1次室26に送り込まれた空気6は、1次室26から仕切り板10と水面4の間に形成されたスリット部12を通り、2次室28に流れる。その際、空気6はスリット部12の水面4に高速で接触しながら、2次室28に流れるとともに、水面4にキャビテーション等を生じさせ、水2はミスト化される。スリット部12の下部及び2次室28側で発生したミスト18は2次室28に流れる空気6で押し流され、空気6とともに2次室28の流出口36から大気中に放出される。送風ファン32で発生させた空気6の流れは、ミスト18の搬送手段を兼ねる。
【0033】
ミスト18が流出口36に至る通気路を通過する際、粒子の大きなミスト18は、水面4に落下したり、2次室28の壁面に衝突しその壁面を伝って水面4に流れ落ちる。従って、流出口36から放出するミスト18は、小さな粒子のものとなる。
【0034】
このように、このミスト発生装置20によれば、簡単な構造で空気6を駆動手段に用いてミスト18を発生させることができるとともに、空気6を用いてミスト18を空気中に拡散させることができる。
【0035】
〔第3の実施の形態〕
【0036】
次に、本発明の第3の実施の形態について、図3を参照して説明する。図3は、第3の実施の形態に係るミスト発生装置の構成例を示す図である。図3において、図2と同一部分には同一符号を付してある。
【0037】
このミスト発生装置20では、水2がミスト18に変化すると、その分だけ水2が消費され、水位が低下することになる。また、ミスト18の発生は、スリット部12の間隔dと密接な関係がある。即ち、ミスト18の発生により水2が減少し水面4が下降すると、スリット部12の通気路が拡大し、空気6の通過速度が遅くなり、ミスト18の発生率が低下する。そこで、ミスト18の発生率を一定に維持するには、空気供給部8からの供給空気量を調整するか、スリット部12の間隔dを所望の間隔に維持することが必要である。スリット部12の間隔dの調整は、水面4を補水により上昇させる方法と、仕切り板10を下降させる方法とがある。
【0038】
図3に示すミスト発生装置20では、液体補給手段として補水部38が備えられている。この補水部38は、ミスト18の発生による水面4の下降に応じて水2を容器22に供給する構成である。この場合、補水部38には、補給するための水2を蓄える補水タンク40が備えられ、この補水タンク40の補水口42の下端面44を仕切り板10の下端面46より僅かに下降させて水面4に没することにより、下端面44、46のレベル差を以てスリット部12の間隔dが設定されている。この場合、補水口42の下端面44と容器22の底面48との間隔を以て水位hが維持される。
【0039】
斯かる構成とすれば、ミスト18の発生により、水面4が下降するが、その下降により補水口42の下端面44が水面4から離れると、補水タンク40には補水口42から空気が進入し、その空気が進入した分だけ補水タンク40内の水2が押し下げられ、その分だけ容器22に補水される。この補水は、補水口42が水面4によって閉塞されるので維持されるから、水面4の下降は、補水により補完されて一定の水位が維持されるとともに、スリット部12の間隔dが一定に維持される。従って、安定したミスト発生が維持されることになる。
【0040】
〔第4の実施の形態〕
【0041】
本発明の第4の実施の形態について、図4を参照して説明する。図4は、第4の実施の形態に係るミスト発生装置の構成例を示す図である。図4において、図2と同一部分には同一符号を付してある。
【0042】
このミスト発生装置20は、図4の(A)に示すように、ミスト発生に伴う水面4の下降に応じて仕切り板10の高さを調整可能にし(矢印a)、スリット部12の間隔dを一定に維持するように構成したものである。仕切り板10が昇降可能に1次室26又は2次室28に設置されるとともに、水面4の水位を検出する水位センサ50が備えられ、この水位センサ50の検出水位により昇降機構部52で仕切り板10を所定位置に昇降させて維持するものである。水位センサ50は例えば、2本の電極を備え、両電極が水没したタイミングを以て水位を検出することができる。
【0043】
斯かる構成とすれば、図4の(B)に示すように、水面4が下降すると、それに対応して矢印bで示す方向に下降させることにより、スリット部12を一定の間隔dに維持することができる。従って、安定したミスト発生が維持されることになる。
【0044】
この場合、仕切り板10の下面側に浮き等を設け、仕切り板10を水面4上に浮かせる構成にし、スリット部12の間隔dを一定に維持する構成としてもよい。
【0045】
〔第5の実施の形態〕
【0046】
本発明の第5の実施の形態について、図5を参照して説明する。図5は、第5の実施の形態に係るミスト発生装置の構成例を示す図である。図5において、図2と同一部分には同一符号を付してある。
【0047】
このミスト発生装置20は、図5の(A)に示すように、ミスト発生に伴う水面4の下降に応じて仕切り板10の角度θを調整可能にし(矢印c)、スリット部12の間隔dを一定に維持するように構成したものである。仕切り板10が昇降可能に1次室26又は2次室28に設置されるとともに、水面4の水位を検出する水位センサ50が備えられ、この水位センサ50の検出水位により角度調整機構部54で仕切り板10を所定位置に昇降させて維持するものである。水位センサ50は例えば、2本の電極を備え、両電極が水没したタイミングを以て水位を検出することができる。
【0048】
斯かる構成とすれば、図5の(B)に示すように、水面4が下降すると、それに対応して矢印eで示す方向に仕切り板10を下降させ、スリット部12を一定の間隔dに維持することができる。従って、安定したミスト発生が維持されることになる。
【0049】
なお、この場合、仕切り板10の自重と空気6による風圧によりスリット部12の間隔dを決定する構成としてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0050】
本発明は、空気等の気体を駆動手段に用いて水等の液体からミストを発生させることができ、簡単な構成でミストを空気中に拡散でき、加湿等、幅広く利用することができ、有用である。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1】第1の実施の形態に係るミスト発生方法及びその原理を示す図である。
【図2】第2の実施の形態に係るミスト発生装置の構成例を示す図である。
【図3】第3の実施の形態に係るミスト発生装置の構成例を示す図である。
【図4】第4の実施の形態に係るミスト発生装置の構成例を示す図である。
【図5】第5の実施の形態に係るミスト発生装置の構成例を示す図である。
【符号の説明】
【0052】
2 水(液体)
4 水面(液面)
6 空気(気体)
8 空気供給部(気体供給手段) 10 仕切り板(通過域設定手段)
12 スリット部(通過域)
14 閉空間部
16 自由空間部
18 ミスト
20 ミスト発生装置
22 容器
26 1次室
28 2次室
30 送風口
32 送風ファン
36 流出口
38 補水部
42 補水口
50 水位センサ
52 昇降機構部
d 間隔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
液体の液面に沿って気体を流すとともに、前記液面の特定箇所で前記液面上の前記気体の通過域を狭め、高速化した前記気体を前記液面に接触させて前記通過域を通過させることにより、前記液面からミストを発生させることを特徴とするミスト発生方法。
【請求項2】
請求項1に記載のミスト発生方法において、
前記通過域を調整して前記液体の前記ミストへの変換率を調整することを特徴とするミスト発生方法。
【請求項3】
請求項1に記載のミスト発生方法において、
前記液体が水又は温水であることを特徴とするミスト発生方法。
【請求項4】
ミスト化すべき液体と、
前記液体の液面上に気体を流す気体供給手段と、
前記液面上の特定箇所に前記気体を通過させる狭い通過域を設定し、高速化された前記気体を前記液面に接触させて通過させる通過域設定手段と、
を含み、前記液面の前記特定箇所からミストを発生させることを特徴とするミスト発生装置。
【請求項5】
ミスト化すべき液体を溜める容器と、
気体を供給する気体供給手段と、
前記液体の液面上に立設して前記気体の通過を規制する仕切り板と、
前記仕切り板と前記液面との間に設定されて前記液面に前記空気の通過域を設定し、高速化された前記気体を前記液面に接触させて通過させるスリット部と、
を含み、前記液面の前記特定箇所からミストを発生させることを特徴とするミスト発生装置。
【請求項6】
請求項5に記載のミスト発生装置において、
前記仕切り板を備えて前記スリット部を通して外気に開放された遮蔽空間を前記容器に備えることを特徴とするミスト発生装置。
【請求項7】
請求項5に記載のミスト発生装置において、
前記仕切り板と前記液面との間隔を所定間隔に維持するスリット調整手段を備えたことを特徴とするミスト発生装置。
【請求項8】
請求項5に記載のミスト発生装置において、
前記容器に前記液体を補充し、前記仕切り板と前記液面との間隔を所定間隔に維持させる補液手段を備えたことを特徴とするミスト発生装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2007−24421(P2007−24421A)
【公開日】平成19年2月1日(2007.2.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−208753(P2005−208753)
【出願日】平成17年7月19日(2005.7.19)
【出願人】(000170130)高木産業株式会社 (87)
【Fターム(参考)】