説明

メチルトランスフェラーゼ活性を有する遺伝子配列及びそのための使用

【課題】メチルトランスフェラーゼ活性を有するポリペプチドをコードする遺伝子配列、及び植物の1又は複数の表現型特徴を修飾するためへの前記遺伝子配列及び/又はポリペプチドの使用の提供。
【解決手段】本発明のメチルトランスフェラーゼはフラボノイドに対して作用し、好ましくはここで前記フラボノイドはアントシアニンである。さらに、本発明は、ペチュニア、トレニア、フクシア又はルリマツリ、又は植物学的に関連する植物に由来するメチルトランスフェラーゼ活性を有するポリペプチドをコードする遺伝子配列を提供する。さらに、本発明は、対象の遺伝子配列のすべて又は一部に対応するアンチセンス又はセンス分子、及び遺伝子的に修飾された植物、並びにそのような植物からの切花、一部、抽出物及び生殖組織にも関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
フラボノイドメチルトランスフェラーゼ(FMT)、又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物、相同体、類似体又は誘導体をコードする配列をコードするか又はその配列に対して相補的なヌクレオチド配列を含んで成る単離された核酸。
【請求項2】
前記FMT分子が、アントシアニンのメチル化を調節するか又は他方では、促進する請求項1記載の単離された核酸分子。
【請求項3】
前記FMTが、クラスI S−アデノシル−L−メチオニンO−メチルトランスフェラーゼ(SAM-OMT)である請求項1又は2のいずれか1記載の単離された核酸分子。
【請求項4】
前記FMTが、3’FMT又は3’5’FMTである請求項3記載の単離された核酸分子。
【請求項5】
前記アントシアニン分子が、デルフィニジンの誘導体である請求項2記載の単離された核酸分子。
【請求項6】
前記アントシアニン分子が、ペチュニジン又はシアニジンの誘導体である請求項2記載の単離された核酸分子。
【請求項7】
前記アントシアニン分子が、デルフィニジン3−グルコシド、デルフィニジン3,5−ジグルコシド又はデルフィニジン3−ルチノシドである請求項2記載の単離された核酸分子。
【請求項8】
前記アントシアニン分子のメチル化が、ペチュニジン、マルビジン又はペオニジン誘導体の生成をもたらす請求項2記載の単離された核酸分子。
【請求項9】
前記分子が、ペチュニア、トレニア、フクシア、ルリマツリ(Plumbago)、又は植物学的に関連する植物起源のものである請求項1記載の単離された核酸分子。
【請求項10】
(i)配列番号1で示されるヌクレオチド配列;
(ii)配列番号1に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するヌクレオチド配列;
(iii)配列番号1又はその相補形に対して、低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列;
(iv)配列番号2で示されるアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(v)配列番号2に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(vi)(iv)又は(v)のヌクレオチド配列又はその相補形に対して低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を含んで成るヌクレオチド配列を有し、ここで前記ヌクレオチド配列がFMT分子又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物又は相同体をコードする請求項1〜3のいずれか1項記載の単離された核酸分子。
【請求項11】
(i)配列番号4で示されるヌクレオチド配列;
(ii)配列番号4に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するヌクレオチド配列;
(iii)配列番号4又はその相補形に対して、低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列;
(iv)配列番号5で示されるアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(v)配列番号5に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(vi)(iv)又は(v)のヌクレオチド配列又はその相補形に対して低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を含んで成るヌクレオチド配列を有し、ここで前記ヌクレオチド配列がFMT分子又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物又は相同体をコードする請求項1〜3のいずれか1項記載の単離された核酸分子。
【請求項12】
(i)配列番号6で示されるヌクレオチド配列;
(ii)配列番号6に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するヌクレオチド配列;
(iii)配列番号6又はその相補形に対して、低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を含んで成るヌクレオチド配列を有し、ここで前記ヌクレオチド配列がFMT分子又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物又は相同体をコードする請求項1〜3のいずれか1項記載の単離された核酸分子。
【請求項13】
(i)配列番号26で示されるヌクレオチド配列;
(ii)配列番号26に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するヌクレオチド配列;
(iii)配列番号26又はその相補形に対して、低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列;
(iv)配列番号7で示されるアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(v)配列番号7に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(vi)(iv)又は(v)のヌクレオチド配列又はその相補形に対して低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を含んで成るヌクレオチド配列を有し、ここで前記ヌクレオチド配列がFMT分子又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物又は相同体をコードする請求項1〜3のいずれか1項記載の単離された核酸分子。
【請求項14】
(i)配列番号11で示されるヌクレオチド配列;
(ii)配列番号11に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するヌクレオチド配列;
(iii)配列番号11又はその相補形に対して、低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列;
(iv)配列番号12で示されるアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(v)配列番号12に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(vi)(iv)又は(v)のヌクレオチド配列又はその相補形に対して低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を含んで成るヌクレオチド配列を有し、ここで前記ヌクレオチド配列がFMT分子又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物又は相同体をコードする請求項1〜3のいずれか1項記載の単離された核酸分子。
【請求項15】
(i)配列番号21で示されるヌクレオチド配列;
(ii)配列番号21に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するヌクレオチド配列;
(iii)配列番号21又はその相補形に対して、低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列;
(iv)配列番号22で示されるアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(v)配列番号22に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(vi)(iv)又は(v)のヌクレオチド配列又はその相補形に対して低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を含んで成るヌクレオチド配列を有し、ここで前記ヌクレオチド配列がFMT分子又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物又は相同体をコードする請求項1〜3のいずれか1項記載の単離された核酸分子。
【請求項16】
(i)配列番号41で示されるヌクレオチド配列;
(ii)配列番号41に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するヌクレオチド配列;
(iii)配列番号41又はその相補形に対して、低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列;
(iv)配列番号42で示されるアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(v)配列番号42に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(vi)(iv)又は(v)のヌクレオチド配列又はその相補形に対して低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を含んで成るヌクレオチド配列を有し、ここで前記ヌクレオチド配列がFMT分子又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物又は相同体をコードする請求項1〜3のいずれか1項記載の単離された核酸分子。
【請求項17】
(i)配列番号43で示されるヌクレオチド配列;
(ii)配列番号43に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するヌクレオチド配列;
(iii)配列番号43又はその相補形に対して、低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列;
(iv)配列番号44で示されるアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(v)配列番号44に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(vi)(iv)又は(v)のヌクレオチド配列又はその相補形に対して低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を含んで成るヌクレオチド配列を有し、ここで前記ヌクレオチド配列がFMT分子又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物又は相同体をコードする請求項1〜3のいずれか1項記載の単離された核酸分子。
【請求項18】
請求項1〜3又は9のいずれか1項記載のFMT、又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物をコードする配列をコードするか又はその配列に対して相補的な核酸分子を含んで成る遺伝子構造体。
【請求項19】
(i)配列番号1で示されるヌクレオチド配列;
(ii)配列番号1に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するヌクレオチド配列;
(iii)配列番号1又はその相補形に対して、低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列;
(iv)配列番号2で示されるアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(v)配列番号2に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(vi)(iv)又は(v)のヌクレオチド配列又はその相補形に対して低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を含んで成るヌクレオチド配列を有し、ここで前記ヌクレオチド配列がFMT分子又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物又は相同体をコードする請求項18記載の遺伝子構造体。
【請求項20】
(i)配列番号4で示されるヌクレオチド配列;
(ii)配列番号4に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するヌクレオチド配列;
(iii)配列番号4又はその相補形に対して、低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列;
(iv)配列番号5で示されるアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(v)配列番号5に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(vi)(iv)又は(v)のヌクレオチド配列又はその相補形に対して低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を含んで成るヌクレオチド配列を有し、ここで前記ヌクレオチド配列がFMT分子又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物又は相同体をコードする請求項18記載の遺伝子構造体。
【請求項21】
(i)配列番号6で示されるヌクレオチド配列;
(ii)配列番号6に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するヌクレオチド配列;
(iii)配列番号6又はその相補形に対して、低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を含んで成るヌクレオチド配列を有し、ここで前記ヌクレオチド配列がFMT分子又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物又は相同体をコードする請求項18記載の遺伝子構造体。
【請求項22】
(i)配列番号26で示されるヌクレオチド配列;
(ii)配列番号26に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するヌクレオチド配列;
(iii)配列番号26又はその相補形に対して、低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列;
(iv)配列番号7で示されるアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(v)配列番号7に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(vi)(iv)又は(v)のヌクレオチド配列又はその相補形に対して低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を含んで成るヌクレオチド配列を有し、ここで前記ヌクレオチド配列がFMT分子又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物又は相同体をコードする請求項18記載の遺伝子構造体。
【請求項23】
(i)配列番号11で示されるヌクレオチド配列;
(ii)配列番号11に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するヌクレオチド配列;
(iii)配列番号11又はその相補形に対して、低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列;
(iv)配列番号12で示されるアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(v)配列番号12に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(vi)(iv)又は(v)のヌクレオチド配列又はその相補形に対して低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を含んで成るヌクレオチド配列を有し、ここで前記ヌクレオチド配列がFMT分子又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物又は相同体をコードする請求項18記載の遺伝子構造体。
【請求項24】
(i)配列番号21で示されるヌクレオチド配列;
(ii)配列番号21に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するヌクレオチド配列;
(iii)配列番号21又はその相補形に対して、低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列;
(iv)配列番号22で示されるアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(v)配列番号22に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(vi)(iv)又は(v)のヌクレオチド配列又はその相補形に対して低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を含んで成るヌクレオチド配列を有し、ここで前記ヌクレオチド配列がFMT分子又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物又は相同体をコードする請求項18記載の遺伝子構造体。
【請求項25】
(i)配列番号41で示されるヌクレオチド配列;
(ii)配列番号41に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するヌクレオチド配列;
(iii)配列番号41又はその相補形に対して、低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列;
(iv)配列番号42で示されるアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(v)配列番号42に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(vi)(iv)又は(v)のヌクレオチド配列又はその相補形に対して低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を含んで成るヌクレオチド配列を有し、ここで前記ヌクレオチド配列がFMT分子又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物又は相同体をコードする請求項18記載の遺伝子構造体。
【請求項26】
(i)配列番号43で示されるヌクレオチド配列;
(ii)配列番号43に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するヌクレオチド配列;
(iii)配列番号43又はその相補形に対して、低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列;
(iv)配列番号44で示されるアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(v)配列番号44に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(vi)(iv)又は(v)のヌクレオチド配列又はその相補形に対して低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を含んで成るヌクレオチド配列を有し、ここで前記ヌクレオチド配列がFMT分子又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物又は相同体をコードする請求項18記載の遺伝子構造体。
【請求項27】
請求項1〜3又は9のいずれか1項記載のFMT、又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物をコードする配列をコードするか又はその配列に対して相補的な遺伝子材料を含んで成る、遺伝子的に修飾された植物又はその一部、又はそれからの細胞。
【請求項28】
(i)配列番号1で示されるヌクレオチド配列;
(ii)配列番号1に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するヌクレオチド配列;
(iii)配列番号1又はその相補形に対して、低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列;
(iv)配列番号2で示されるアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(v)配列番号2に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(vi)(iv)又は(v)のヌクレオチド配列又はその相補形に対して低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を含んで成るヌクレオチド配列を有し、ここで前記ヌクレオチド配列がFMT分子又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物又は相同体をコードする請求項27記載の遺伝子的に修飾された植物又はその一部、又はそれからの細胞。
【請求項29】
(i)配列番号4で示されるヌクレオチド配列;
(ii)配列番号4に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するヌクレオチド配列;
(iii)配列番号4又はその相補形に対して、低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列;
(iv)配列番号5で示されるアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(v)配列番号5に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(vi)(iv)又は(v)のヌクレオチド配列又はその相補形に対して低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を含んで成るヌクレオチド配列を有し、ここで前記ヌクレオチド配列がFMT分子又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物又は相同体をコードする請求項27記載の遺伝子的に修飾された植物又はその一部、又はそれからの細胞。
【請求項30】
(i)配列番号6で示されるヌクレオチド配列;
(ii)配列番号6に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するヌクレオチド配列;
(iii)配列番号6又はその相補形に対して、低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を含んで成るヌクレオチド配列を有し、ここで前記ヌクレオチド配列がFMT分子又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物又は相同体をコードする請求項27記載の遺伝子的に修飾された植物又はその一部、又はそれからの細胞。
【請求項31】
(i)配列番号26で示されるヌクレオチド配列;
(ii)配列番号26に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するヌクレオチド配列;
(iii)配列番号26又はその相補形に対して、低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列;
(iv)配列番号7で示されるアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(v)配列番号7に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(vi)(iv)又は(v)のヌクレオチド配列又はその相補形に対して低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を含んで成るヌクレオチド配列を有し、ここで前記ヌクレオチド配列がFMT分子又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物又は相同体をコードする請求項27記載の遺伝子的に修飾された植物又はその一部、又はそれからの細胞。
【請求項32】
(i)配列番号11で示されるヌクレオチド配列;
(ii)配列番号11に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するヌクレオチド配列;
(iii)配列番号11又はその相補形に対して、低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列;
(iv)配列番号12で示されるアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(v)配列番号12に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(vi)(iv)又は(v)のヌクレオチド配列又はその相補形に対して低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を含んで成るヌクレオチド配列を有し、ここで前記ヌクレオチド配列がFMT分子又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物又は相同体をコードする請求項27記載の遺伝子的に修飾された植物又はその一部、又はそれからの細胞。
【請求項33】
(i)配列番号21で示されるヌクレオチド配列;
(ii)配列番号21に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するヌクレオチド配列;
(iii)配列番号21又はその相補形に対して、低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列;
(iv)配列番号22で示されるアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(v)配列番号22に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(vi)(iv)又は(v)のヌクレオチド配列又はその相補形に対して低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を含んで成るヌクレオチド配列を有し、ここで前記ヌクレオチド配列がFMT分子又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物又は相同体をコードする請求項27記載の遺伝子的に修飾された植物又はその一部、又はそれからの細胞。
【請求項34】
(i)配列番号41で示されるヌクレオチド配列;
(ii)配列番号41に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するヌクレオチド配列;
(iii)配列番号41又はその相補形に対して、低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列;
(iv)配列番号42で示されるアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(v)配列番号42に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(vi)(iv)又は(v)のヌクレオチド配列又はその相補形に対して低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を含んで成るヌクレオチド配列を有し、ここで前記ヌクレオチド配列がFMT分子又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物又は相同体をコードする請求項27記載の遺伝子的に修飾された植物又はその一部、又はそれからの細胞。
【請求項35】
(i)配列番号43で示されるヌクレオチド配列;
(ii)配列番号43に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するヌクレオチド配列;
(iii)配列番号43又はその相補形に対して、低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列;
(iv)配列番号44で示されるアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(v)配列番号44に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(vi)(iv)又は(v)のヌクレオチド配列又はその相補形に対して低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を含んで成るヌクレオチド配列を有し、ここで前記ヌクレオチド配列がFMT分子又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物又は相同体をコードする請求項27記載の遺伝子的に修飾された植物又はその一部、又はそれからの細胞。
【請求項36】
前記植物又はその一部、又はそれからの細胞が切花種からである請求項27記載の遺伝子的に修飾された植物又はその一部又はそれらからの細胞。
【請求項37】
前記植物又はその一部、又はそれからの細胞が園芸用植物種からである請求項27記載の遺伝子的に修飾された植物又はその一部又はそれらからの細胞。
【請求項38】
前記植物又はその一部、又はそれからの細胞が農業用植物種からである請求項27記載の遺伝子的に修飾された植物又はその一部又はそれらからの細胞。
【請求項39】
前記植物が変更された花又は花序を示す請求項37又は38記載の遺伝子的に修飾された植物又はその一部又はそれらからの細胞。
【請求項40】
前記変更された部分が、萼片、ほう葉、葉柄、花柄、子房又は葯柄である請求項36又は37又は38又は39記載の遺伝子的に修飾された植物又はその一部又はそれらからの細胞。
【請求項41】
前記変更された部分が、葉、根、花、種子、果物、果実、ベリー又は野菜である請求項36又は37又は38又は39記載の遺伝子的に修飾された植物又はその一部又はそれらからの細胞。
【請求項42】
前記植物が、バラ、カーネーション、リシアンザス(lisianthus)、ペチュニア、ユリ、パンジー、ガーベラ、キク、トレニア、ベゴニア、シクラメン、ニエレンベルギア(Nierembergia)、カサランザス(Catharanthus)、ペラルゴニューム、ラン、ブドウ、ユーホルビア又はフクシアから選択される請求項36記載の遺伝子的に修飾された植物又はその一部又はそれらからの細胞。
【請求項43】
請求項27記載の植物から切断されたか又は分離された花。
【請求項44】
請求項27〜42のいずれか1項記載の遺伝子的に修飾された植物の子孫、その子孫からの子孫、又は植生増殖体系。
【請求項45】
請求項27記載の植物又は植物の一部からの抽出物。
【請求項46】
前記抽出物が、調味又は食品添加剤、又は健康製品又は飲料物又はジュース又は着色剤である請求項45記載の抽出物。
【請求項47】
FMTを合成することができる遺伝子的に修飾された植物の製造方法であって、請求項1〜3又は9のいずれか1項記載のFMT、又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物をコードする配列をコードするか又はその配列に対して相補的なヌクレオチド配列を含んで成る核酸分子により、適切な植物の細胞を、前記核酸配列の結果的な発現を可能にする条件下で、安定して形質転換し、前記細胞からトランスジェニック植物を再生し、そして前記トランスジェニック植物を、前記核酸配列の発現を可能にするのに十分な時間及び条件下で成長せしめることを含んで成る方法。
【請求項48】
低められた生来の又は存在するFMT活性を有する遺伝子的に修飾された植物の製造方法であって、請求項1〜3又は9のいずれか1項記載のFMT、又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物をコードする配列をコードするか又はその配列に対して相補的なヌクレオチド配列を含んで成る核酸分子により、適切な植物の細胞を安定して形質転換し、前記細胞からトランスジェニック植物を再生し、そして必要な場合、前記トランスジェニック植物を、前記核酸の発現を可能にするのに十分な条件下で成長せしめることを含んで成る方法。
【請求項49】
低められた生来の又は存在するFMT活性を有する遺伝子的に修飾された植物の製造方法であって、請求項1〜3又は9のいずれか1項記載のFMT、又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物をコードする配列をコードするか又はその配列に対して相補的なヌクレオチド配列を含んで成る、植物細胞中に導入される適切に変更された核酸からの相同組換えによる生来の配列の修飾を通して、FMTコードの遺伝子を変更し、そして前記細胞から遺伝子的に修飾された植物を再生することを含んで成る方法。
【請求項50】
請求項1〜3又は9のいずれか1項記載される核酸分子にコードされる、変更されたレベルのFMTを有する遺伝子的に修飾された植物の製造方法であって、
(i)FMT mRNAに対するアンチセンス配列;
(ii)FMT DNAに対するアンチセンス配列;
(iii)FMT mRNAに対して特異的なRNA−誘発配列から選択された遺伝子配列を、前記植物の細胞中に導入し;そして
前記細胞から遺伝子的に修飾された植物を再生することを含んで成る方法。
【請求項51】
FMT又はその一部をコードするか、又はFMTの調節をもたらすのに必要とされる場合、任意には転写できるmRNA分子のすべては又は一部に対して実質的に相補的である核酸配列を担持する組換え遺伝子を発現することができるトランスジェニック植物の製造方法であって、請求項1〜3又は9のいずれか1項記載のFMT、又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物をコードする配列をコードするか又はその配列に対して相補的なヌクレオチド配列を含んで成る単離された核酸分子により、適切な植物の細胞を、必要な場合、前記単離された核酸分子の結果的な発現を可能にする条件下で安定して形質転換し、そして前記細胞からトランスジェニック植物を再生することを含んで成る方法。
【請求項52】
(i)配列番号1で示されるヌクレオチド配列;
(ii)配列番号1に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するヌクレオチド配列;
(iii)配列番号1又はその相補形に対して、低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列;
(iv)配列番号2で示されるアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(v)配列番号2に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(vi)(iv)又は(v)のヌクレオチド配列又はその相補形に対して低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を含んで成るヌクレオチド配列を有し、ここで前記ヌクレオチド配列がFMT分子又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物又は相同体をコードする請求項47〜51のいずれか1項記載のトランスジェニック植物製造方法。
【請求項53】
(i)配列番号4で示されるヌクレオチド配列;
(ii)配列番号4に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するヌクレオチド配列;
(iii)配列番号4又はその相補形に対して、低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列;
(iv)配列番号5で示されるアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(v)配列番号5に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(vi)(iv)又は(v)のヌクレオチド配列又はその相補形に対して低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を含んで成るヌクレオチド配列を有し、ここで前記ヌクレオチド配列がFMT分子又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物又は相同体をコードする請求項47〜51のいずれか1項記載のトランスジェニック植物製造方法。
【請求項54】
(i)配列番号6で示されるヌクレオチド配列;
(ii)配列番号6に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するヌクレオチド配列;
(iii)配列番号6又はその相補形に対して、低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を含んで成るヌクレオチド配列を有し、ここで前記ヌクレオチド配列がFMT分子又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物又は相同体をコードする請求項47〜51のいずれか1項記載のトランスジェニック植物製造方法。
【請求項55】
(i)配列番号26で示されるヌクレオチド配列;
(ii)配列番号26に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するヌクレオチド配列;
(iii)配列番号26又はその相補形に対して、低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列;
(iv)配列番号7で示されるアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(v)配列番号7に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(vi)(iv)又は(v)のヌクレオチド配列又はその相補形に対して低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を含んで成るヌクレオチド配列を有し、ここで前記ヌクレオチド配列がFMT分子又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物又は相同体をコードする請求項47〜51のいずれか1項記載のトランスジェニック植物製造方法。
【請求項56】
(i)配列番号11で示されるヌクレオチド配列;
(ii)配列番号11に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するヌクレオチド配列;
(iii)配列番号11又はその相補形に対して、低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列;
(iv)配列番号12で示されるアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(v)配列番号12に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(vi)(iv)又は(v)のヌクレオチド配列又はその相補形に対して低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を含んで成るヌクレオチド配列を有し、ここで前記ヌクレオチド配列がFMT分子又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物又は相同体をコードする請求項47〜51のいずれか1項記載のトランスジェニック植物製造方法。
【請求項57】
(i)配列番号21で示されるヌクレオチド配列;
(ii)配列番号21に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するヌクレオチド配列;
(iii)配列番号21又はその相補形に対して、低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列;
(iv)配列番号22で示されるアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(v)配列番号22に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(vi)(iv)又は(v)のヌクレオチド配列又はその相補形に対して低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を含んで成るヌクレオチド配列を有し、ここで前記ヌクレオチド配列がFMT分子又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物又は相同体をコードする請求項47〜51のいずれか1項記載のトランスジェニック植物製造方法。
【請求項58】
(i)配列番号41で示されるヌクレオチド配列;
(ii)配列番号41に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するヌクレオチド配列;
(iii)配列番号41又はその相補形に対して、低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列;
(iv)配列番号42で示されるアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(v)配列番号42に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(vi)(iv)又は(v)のヌクレオチド配列又はその相補形に対して低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を含んで成るヌクレオチド配列を有し、ここで前記ヌクレオチド配列がFMT分子又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物又は相同体をコードする請求項47〜51のいずれか1項記載のトランスジェニック植物製造方法。
【請求項59】
(i)配列番号43で示されるヌクレオチド配列;
(ii)配列番号43に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するヌクレオチド配列;
(iii)配列番号43又はその相補形に対して、低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列;
(iv)配列番号44で示されるアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(v)配列番号44に対する最適な一列整列の後、少なくとも約50%の類似性を有するアミノ酸配列をコードすることができるヌクレオチド配列;
(vi)(iv)又は(v)のヌクレオチド配列又はその相補形に対して低い緊縮条件下でハイブリダイズすることができるヌクレオチド配列を含んで成るヌクレオチド配列を有し、ここで前記ヌクレオチド配列がFMT分子又はその変異体、一部、フラグメント又は一部分、又はその機能的及び/又は構造的同等物又は相同体をコードする請求項47〜51のいずれか1項記載のトランスジェニック植物製造方法。
【請求項60】
前記植物が変更された花序を示す請求項47〜59のいずれか1項記載の方法。
【請求項61】
配列番号1、配列番号4、配列番号6、配列番号11、配列番号21、配列番号26、配列番号41又は配列番号43で示されるヌクレオチド配列を有する分子の一部又は領域に対して実質的な類似性又は相補性を有するか、又は低い緊縮条件下で配列番号1、配列番号4、配列番号6、配列番号11、配列番号21、配列番号26、配列番号41又は配列番号43で示される配列に対して少なくとも約50%の類似性を有するか又はその配列にハイブリダイズすることができる、FMT活性を有するポリペプチドをコードする少なくとも5個のヌクレオチドの単離されたオリゴヌクレオチド。
【請求項62】
配列番号3 、配列番号8 、配列番号9 、配列番号10 、配列番号13 、配列番号14 、配列番号15 、配列番号16 、配列番号17 、配列番号18 、配列番号19、配列番号20 、配列番号23 、配列番号24、配列番号25 、配列番号27 、配列番号28 、配列番号29 、配列番号30 、配列番号31 、配列番号32 、配列番号33 、配列番号34 、配列番号35、配列番号36 、配列番号37 、配列番号38 、配列番号39 又は配列番号40で示される単離されたオリゴヌクレオチド配列。
【請求項63】
請求項1〜17のいずれか1項記載の核酸分子にコードされる、単離された組換えFMT。
【請求項64】
前記組換えFMTが、複数の異種アミノ配列を含んで成る融合分子である請求項63記載の組換えFMT。
【請求項65】
複数の異種ヌクレオチド配列の融合体を含んで成る請求項1〜17のいずれか1項記載の単離された組換えFMT核酸分子。
【請求項66】
請求項1〜17のいずれか1項記載のFMT分子をコードする遺伝子配列を、プラスミド形で染色体外に担持する原核生物。
【請求項67】
請求項1〜17のいずれか1項記載のFMT分子をコードする遺伝子配列を、プラスミド形で染色体外に担持する真核生物。
【請求項68】
遺伝子的に修飾された植物の製造のためへの請求項1〜17のいずれか1項記載の核酸分子の使用。
【請求項69】
前記遺伝子的に修飾された植物が変更花又は花序を示す請求項68記載の使用。

【図1A】
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【図1B】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【公開番号】特開2009−201512(P2009−201512A)
【公開日】平成21年9月10日(2009.9.10)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2009−132385(P2009−132385)
【出願日】平成21年6月1日(2009.6.1)
【分割の表示】特願2003−562295(P2003−562295)の分割
【原出願日】平成15年1月24日(2003.1.24)
【出願人】(502356137)インターナショナル フラワー ディベロップメンツ プロプライアタリー リミテッド (11)
【Fターム(参考)】