説明

モグラ捕獲装置

【課題】本発明は、立坑のあるモグラ本坑を探すことにより、本坑にモグラ捕獲器を仕掛けることで、モグラの捕獲も容易になり、捕獲後の後処理もボールトを取り外すことで簡単になり、かつ安価なものを提供できるのである。
【解決手段】本発明は、安価な市販材料の水道用パイプ、銅番線、銅板、ボールトを使用し、捕獲管の進入口に回転式の銅板扉を設けることで容易にモグラが進入でき、モグラ本体が完全に管内に入ると扉が自重で閉まり後進できず、出口付近には捕獲管にボールトを差し込んで逃避防止装置を設けている。これらのことですべてを満たしている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、立坑のあるモグラ本坑に捕獲器を仕掛けて、モグラを捕獲するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のモグラ捕獲器は落下式、スプリング式や餌箱式などが発明や実用新案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許公開2006−141339
【非特許文献】
【0004】
【非特許文献1】「現代農業2000.8トンネルに薬剤を注入ヤケドをさせてモグラを退治」や「現代農業2003.9鳥獣害対策特集」
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、捕獲器にモグラ本体が進入した後、速やかに自重で閉まり後進できない構造の回転式板状扉を設け、モグラを捕獲することで、農作物被害を少なくする目的を有している。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、モグラ捕獲管上部に2か所横穴を空けて銅番線を通す。また銅板を管内径より大きく切断して扉を作り、回転するように取り付ける。モグラが後進しないように扉を縦方向に2か所折り込む。そのことで扉が管内壁に接してストッパーをなる。また出口付近には捕獲管にボールトを差し込んで逃避防止装置としている。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、市販材料の水道用パイプ、銅番線、銅板やボールトを使用しているので安価に制作でき、モグラ本体が容易に進入できるように自重で閉まる回転式扉を作りモグラが後進できなくし、出口付近にはボールトで逃避防止を設けていて捕獲効果も期待されている。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】モグラ捕獲管進入口の正面図
【図2】モグラ捕獲管銅板扉回転部A−A断面図
【図3】モグラ捕獲管出口付近の正面図
【発明を実施するための形態】
【0009】
いか、本発明の実施の形態について、図1から図3に基づいて説明する。
【0010】
1の捕獲管の上部に2か所横穴を空ける。
【0011】
2の銅板を管内径より大きく切断し、縦に2か所折り曲げて銅番線に回転するように吊り下げて図2のように管内に取り付ける。
【0012】
3のボールトを捕獲管に差し込む。
【実施例】
【0013】
市販材料の水道用パイプ、銅番線、銅板、ボールトを使うことで安価になり、しかも軽量で強度にも優れている。
【0014】
モグラ捕獲管が安価にできるので、同時に数か所仕掛けることができるので、より効果が期待されている。
【0015】
モグラを捕獲した後、ボールトを取り外すことで簡単に処理できる。
【産業上の利用可能性】
【0016】
本発明は、捕獲管進入口の上部に銅番線を通し、銅板扉を回転させて容易にモグラ本体が進入し、進入後は扉の自重で閉まり、出口付近にはボールトを捕獲管に通して逃避防止を図ることで今後の捕獲効果は非常に大である。
【符号の説明】
【0017】
1モグラ捕獲管
【0018】
2銅番扉回転部
【0019】
3ボールト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
モグラが捕獲管に進入するときに、自重で閉まる回転銅板扉を進入口に設けて、出口には逃避防止措置用のボールトを捕獲管に差し込んでモグラを捕獲する装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−228185(P2012−228185A)
【公開日】平成24年11月22日(2012.11.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−96661(P2011−96661)
【出願日】平成23年4月25日(2011.4.25)
【出願人】(303037024)
【Fターム(参考)】