説明

ヨーヨー

【課題】回転体における左右の重量のバランスが良くなるようにする。
【解決手段】回転体1が円盤2;3と円盤2;3を結合する結合体4と結合体4における円盤2;3間に位置する部分に装着されたベアリング5とを備えたヨーヨーにおいて、円盤2には回路基板11にスイッチ12と電池13と光源14;15とスピーカ16と備えてなる発光音装置7が設けられ、円盤3には回路基板21にスイッチ22と電池23と光源24;25と備えてなる発光装置8が設けられている。円盤3には、発光装置8に代替し、回路基板21にスイッチ22と電池23と光源24;25とスピーカに相当する図外のスピーカを備えてなる発光音装置が設けられて、円盤2;3からも光と音とが出るようにしてもよい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転体における一対の円盤を連ねる結合体に紐を巻き付け、その紐の端部を指に通して回転体を上下させて遊ぶ遊具としてのヨーヨーに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、一方の円盤に発光装置を内蔵したヨーヨーが記載されている。特許文献2には、一方の円盤に発音装置を内蔵したヨーヨーが記載されている。これらの特許文献で開示されたヨーヨーは、一方の円盤に発光装置又は発音装置を設けた構造であるので、一対の円盤を結合体で連ねてなる回転体における左右の重量のバランスが悪いという欠点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−29665号公報
【特許文献2】実用新案登録第3153162号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記背景技術に鑑みてなされたものであり、回転体における左右の重量のバランスが良くなるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、回転体が一対の円盤とこれらの円盤を連ねる結合体と結合体における円盤間に位置する部分に装着されたベアリングとを備えたヨーヨーにおいて、一方の円盤に発光音装置を設け他方の円盤に発音装置又は発光装置を設けるか、又は、一対の円盤のそれぞれに発光音装置を設けたことを特徴とする。本発明は、発光音装置は回路基板にスイッチと電池と光源とスピーカと備え、発音装置は回路基板にスイッチと電池とスピーカと備え、発光装置は回路基板にスイッチと電池と光源とを備えた構成であってもよい。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、一方の円盤に発光音装置を設け他方の円盤に発音装置又は発光装置を設けるか、又は、一対の円盤のそれぞれに発光音装置を設けたことにより、回転体における左右の重量のバランスが良くなるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】実施の形態に係るヨーヨーを縦方向に切断して示す模式図。
【図2】実施の形態に係る回転体を分解して示す斜視図。
【図3】実施の形態に係る一方の円盤を分解して示す斜視図。
【図4】実施の形態に係る他方の円盤を分解して示す斜視。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1を参照し、実施の形態に係るヨーヨーについて説明する。実施の形態に係るヨーヨーは、基本的な構成として、回転体1が一対の円盤2;3とこれらの円盤2;3を連ねるアクセルと呼ばれる結合体4と結合体4の円盤2;3間に位置する部分に装着されたベアリング5とを備える。そして、ヨーヨーは、ベアリング5の外周面にストリングと呼ばれる紐6の一端部に形成された図外の輪を嵌めた状態において、紐6をベアリング5の外周面に巻き付け、その紐6の他端部に形成された輪6aを遊戯者の指に通して回転体1を上下させながら回転させる一方、ベアリング5に巻き付けられた紐6がベアリング5から解かれて紐6の一端部に形成された図外の輪がベアリング5に嵌められた状態となり紐6が最も延びた位置で回転体1をベアリング5の働きにより回転させ、その紐6が最も延びた位置で回転体1が回転している状態において、遊戯者が紐6を上方に素早く引き上げることにより、紐6の一部が摩擦部106;157に接触してベアリング5の外周面に巻き付けられるように遊ぶ遊具である。実施の形態に係るヨーヨーは、特徴的な構成として、一方の円盤2に発光音装置7を設け、他方の円盤3に発光装置8を設けた構成であるので、回転体1における左右の重量のバランスが良好となり、回転体1を上下させながら回転させる遊技が適切に行える。以下の説明では、一方の円盤2を円盤2と称し、他方の円盤3を円盤3と称する。尚、発光音装置7が円盤2の内部に取り付けられる構造は図3で説明する。又、発光装置8が一方の円盤3の内部に取り付けられる構造は図4で説明する。
【0009】
図1に示すように、発光音装置7は回路基板11にスイッチ12と電池13と躯体用光源14と飾り用光源15とスピーカ16と備え、スイッチ12が回転体1の回転に応じてオン動作すると、電池13から供給される電力により躯体用光源14と飾り用光源15とが光を出すと共にスピーカ16が音を出す構成であることにより、発光音装置7が発光装置と発音装置とに分かれて構成された場合よりも簡単な構造になる。躯体用光源14と飾り用光源15とが発光音装置7の光源を構成する。又、発光装置8は回路基板21にスイッチ22と電池23と躯体用光源24と飾り用光源25と備え、スイッチ22が回転体1の回転に応じてオン動作すると、電池23から供給される電力により躯体用光源24と飾り用光源25とが光を出す構成である。躯体用光源24と飾り用光源25とが発光装置8の光源を構成する。よって、発光音装置7の構造と発光装置8の構造とを対比すると、発光音装置7がスピーカ16を備え、発光装置8がスピーカ16を備えていない。しかしながら、スピーカ16は数グラムの重さの短小軽薄な小形のものが市販されているので、当該市販されているものを使用することにより、スピーカ擬似体26を使用しなくても回転体1における左右の重量のバランスを良好に保つことができる。
【0010】
上記円盤2の側では、発光音装置7の躯体用光源14が円盤2の周壁に設けられた光源挿入孔101に挿入されて配置されているので、躯体用光源14から出た光の一部が光源挿入孔101から円盤2の外側に放出され、躯体用光源14から出た光の残部が光源挿入孔101から円盤2の周壁の内部に取り込まれて当該周壁を全体的に照明する。又、円盤2の側では、発光音装置7の飾り用光源15が図3の周縁飾り具55及び中央飾り具54の側に向けて配置されているので、飾り用光源15から出た光が周縁飾り具55の図3のレンズ部85及び傘部74を照明する。又、円盤2の側では、発光音装置7のスピーカ16から出た音が円盤2の貫通孔76から円盤2の外側に放出される。又、上記円盤3の側では、発光装置8の躯体用光源24が円盤3の周壁に設けられた光源挿入孔152に挿入されて配置されているので、躯体用光源24から出た光の一部が光源挿入孔152から円盤3の外側に放出され、躯体用光源24から出た光の残部が光源挿入孔152から円盤3の周壁の内部に取り込まれて当該周壁を全体的に照明する。又、円盤3の側では、発光装置8の飾り用光源25が図4の中央飾り具111及び周縁飾り具112の側に向けて配置されているので、飾り用光源25から出た光が図4の傘部125及びレンズ部136を照明する。よって、回転体1が回転し、スイッチ12;22がオン動作するのに伴い、躯体用光源14から出た光と飾り用光源15から出た光とスピーカ16から出た音と躯体用光源24から出た光と飾り用光源25から出た光とによる演出が行われる。
【0011】
図2を参照し、実施の形態に係る回転体1における一対の円盤2;3と結合体4とベアリング5と一対のベアリング支持具27;28とかなる部分の構造について説明する。円盤2には、結合体4が円盤2の回転の中心となる部分から円盤3の側に直線的に突出する丸棒状に設けられる。結合体4の先端部には、雄ねじ部30が設けられる。又、円盤2における円盤3の側の壁部31には、押さえ収容部32が結合体4を囲みかつ円盤3の側に開口する窪みとして設けられる。円盤3の回転の中心となる部分の内部には、結合体4を着脱可能に連結する結合具34が設けられる。結合具34の中心部には、結合体4の雄ねじ部30を装着する雌ねじ部35が設けられる。円盤3における円盤2の側に位置する壁部36には、押さえ収容部37が雌ねじ部35を囲みかつ円盤2の側に開口する窪みとして設けられる。押さえ収容部37の底部には、雌ねじ部35に連なる貫通孔38が設けられる。
【0012】
ベアリング5は、インナーリング40とアウターリング41との間に図外の多数個のボールと防塵シール42とを備えた造形として、金属により構成される。一対のベアリング支持具27;28は、金属により構成される。
【0013】
一方のベアリング支持具27には、円盤状の中央部に貫通孔44が設けられる。ベアリング支持具27のベアリング5の側の面には、インナー支持部45とベアリング逃げ部46とアウター覆い部47とが設けられる。インナー支持部45は、貫通孔44を囲むような突起として構成される。ベアリング逃げ部46は、インナー支持部45とアウター覆い部47との間に位置してベアリング5の側に開口しかつベアリング5に接触しないような溝として構成される。アウター覆い部47は、ベアリング逃げ部46を囲みかつベアリング5に接触しないようにアウターリング41の外周部を囲むような突起として構成される。
【0014】
他方のベアリング支持具28には、円盤状の中央部に貫通孔48が設けられる。ベアリング支持具28のベアリング5の側の面には、インナー支持部49とベアリング逃げ部50とアウター覆い部51とが設けられる。インナー支持部49は、貫通孔48を囲むような突起として構成される。ベアリング逃げ部50は、インナー支持部49とアウター覆い部51との間に位置してベアリング5の側に開口しかつベアリング5に接触しないような溝として構成される。アウター覆い部51は、ベアリング逃げ部50を囲みかつベアリング5に接触しないようにアウターリング41の外周部を囲むような突起として構成される。
【0015】
次に、回転体1の組み立て方について説明する。結合体4がインナー支持部45とベアリング逃げ部46とアウター覆い部47との設けられていない側を円盤2の側に向けられたベアリング支持具27の貫通孔44に挿入され、ベアリング支持具27が円盤2の押さえ収容部32に収容される。又、ベアリング5が結合体4に装着される。又、インナー支持部49とベアリング逃げ部50とアウター覆い部51との設けられていない側を円盤3の側に向けられたベアリング支持具28が円盤3の押さえ収容部37に収容される。
【0016】
そして、結合体4のベアリング5よりも円盤3の側に突出した雄ねじ部30が貫通孔48;38を経由して結合具34の雌ねじ部35に装着されることに伴い、図1に示すように、インナー支持部45;49がインナーリング40を円盤2と円盤3とが対向する方向の両側から締め付けるように支持し、ベアリング逃げ部46;50とアウター覆い部47;51とがベアリング5に接触することなく、アウター覆い部47;51がアウターリング41の外周部を覆う。これにより、インナーリング40が円盤2;3と一体となり、アウターリング41が円盤2;3と無関係に結合体4の円盤2;3の側に延びる中心線を回転中心して円周方向に回転可能となり、円盤2と円盤3とが結合体4で対向するように連なって一体となり、回転体1が構成される。
【0017】
図3を参照し、円盤2の構造について説明する。円盤2は、結合体4と発光音装置7と中央飾り具54と周縁飾り具55と緩衝具56と部品ホルダー57と蓋固定具58と盤躯体59と電池蓋60と飾り用ビス61と蓋用ビス62とを備える。結合体4は、六角頭付きのボルトのように、丸棒部65の一端部に六角形のような角形の頭部66を備え、丸棒部65の他端部に雄ねじ部30を備えた造形として、金属により構成される。
【0018】
発光音装置7は、円盤状の回路基板11に、スイッチ12と躯体用光源14と飾り用光源15とスピーカ16とスピーカ用逃げ部68と取付用逃げ部69と電池用端子70とが設けられた構成である。スイッチ12は、回路基板11に実装された導電性の有る筒状の固定端子と、固定端子の内部に非接触に配置されて回路基板11に実装された図外の導電性の有るコイル状の可動端子とを備え、回路基板11がスピーカ用逃げ部68の存在する中心部を回転中心として円周方向に回転するのに応じて可動端子が固定端子に接触するというようにオン動作する。
【0019】
躯体用光源14は、盤躯体59の周面側を照明するものであり、LEDにより構成され、回路基板11の周縁部の側に配置され、回路基板11の部品ホルダー57の側の面に実装された構成である。飾り用光源15は、中央飾り具54及び周縁飾り具55を照明するものであり、LEDにより構成され、回路基板11の中央部の側に配置され、回路基板11の周縁飾り具55の側の面に実装された構成である。スピーカ16は、回路基板11の周縁飾り具55の側に配置される。スピーカ16の音源である振動部71は、回路基板11に設けられた図外の回路の端子に図外の配線で接続されていて、周縁飾り具55の側から回路基板11のスピーカ用逃げ部68に配置される。スピーカ16の音を拡声するコーン部は回路基板11に接触しないよう配置される。
【0020】
スピーカ用逃げ部68は、回路基板11の中央部に設けられ、周縁飾り具55の側と部品ホルダー57の側とに貫通した孔として構成される。取付用逃げ部69は、中央飾り具54の取付部78と同数設けられ、スピーカ用逃げ部68の周囲において回路基板11に設けられ、周縁飾り具55の側と部品ホルダー57の側とに貫通した孔として構成される。実施の形態では、電池13として3個のボタン電池を使用する場合を例示したことから、電池用端子70は回路基板11の部品ホルダー57の側の面に個別に設けられた3組として構成される。3組の電池用端子70のそれぞれは、電池13のマイナス電極を接続するマイナス端子と、電池13のプラス電極を接続するプラス端子とから構成される。尚、図3には3個の電池13のうちの1個だけが図示され、残りの2個が図示されていない。又、電池13の個数は、3個に限定されるものではなく、単数でも複数でもよい。
【0021】
中央飾り具54は、傘部74と鍔部75と貫通孔76と誘導部77と取付部78と位置決め部79とを備えた造形として、有色な光透過性を有する合成樹脂により構成される。傘部74は、中央飾り具54の中心部に位置し、内側から外側に突出する円盤状になっている。傘部74の内面は、光を乱反射する凹凸状になっている。鍔部75は、傘部74から直径方向の外側に突出する環状になっている。貫通孔76は、傘部74と鍔部75との境に位置し、直径方向に貫通し、この実施の形態ではスピーカ16から発生した音を円盤2の外に放出する機能を有する。
【0022】
誘導部77は、スピーカ16から発生した音や飾り用光源15から発生した光の一部を傘部74の側に誘導するものであり、貫通孔76を塞がないように傘部74と鍔部75との境から周縁飾り具55の側に筒状に突出する。取付部78は、発光音装置7と中央飾り具54と周縁飾り具55と緩衝具56と部品ホルダー57と盤躯体59とを相互に一体となるように組み立てるものとして複数個設けられており、鍔部75から周縁飾り具55の側に筒状に突出する。位置決め部79は一つの取付部78の近傍に位置して鍔部75から周縁飾り具55の側に突出した突起として構成される。
【0023】
周縁飾り具55は、中央孔81と鍔収容部82と位置決め部83と取付用逃げ部84とレンズ部85と周壁部86とを備えた造形として、有色な光透過性を有する合成樹脂により構成される。中央孔81は、誘導部77を取り込むように中央飾り具54の側と発光音装置7の側とに貫通する孔として構成される。鍔収容部82は、鍔部75を収容するように中央孔81を囲みかつ中央飾り具54の側に開口しかつ発光音装置7の側への窪みとして構成される。位置決め部83及び取付用逃げ部84は、鍔収容部82に設けられ、中央孔81に連なる。取付用逃げ部84は、取付部78と同数である。レンズ部85は、鍔収容部82から直径方向の外側に突出する環状になっている。レンズ部85の発光音装置7の側の面は、光を乱反射する凹凸状になっている。周壁部86は、レンズ部85の外縁から発光音装置7の側に突出する。
【0024】
緩衝具56は、スピーカ16の振動部71と部品ホルダー57との間で双方に接触するように配置されて振動部71の振動が適切に発揮されるように機能する部品である。部品ホルダー57は、緩衝収容部88と位置決め部89と固定具受け部90とを備えると共に取付部78を避ける造形として、合成樹脂により構成される。緩衝収容部88は、緩衝具56を発光音装置7の側から収容するように発光音装置7の側に開口しかつ盤躯体59側への窪みとして構成される。位置決め部89は、複数個設けられ、緩衝収容部88の周囲に設けられた筒状の突起として構成される。固定具受け部90は、蓋固定具58を盤躯体59から落下しないように受け止めるように緩衝収容部88の周囲に設けられる。蓋固定具58は、角形な板状の中央部に雌ねじ部を有するナットのような造形として、金属により構成される。
【0025】
盤躯体59は、周縁飾り具55の周壁部86を収容するように周縁飾り具55の側が開口され、電池蓋60の側及び直径方向の外側が塞がれた円盤状の容器の造形として、透明な合成樹脂により構成される。盤躯体59における電池蓋60の側を塞ぐ内壁92には、中央孔93と頭収容部94と電池着脱用孔95と固定具収容部96と蓋収容部97と取付孔98;99とが設けられる。中央孔93は、盤躯体59の回転中心を構成する部分に位置し、部品ホルダー57の側と電池蓋60の側とに貫通する孔として、内壁92の中心部に設けられる。頭収容部94は、結合体4の頭部66を収容するように中央孔93を囲みかつ部品ホルダー57の側に開口しかつ電池蓋60の側への窪みとして構成される。頭収容部94の底部には、中央孔93が開口する。電池着脱用孔95は、電池13と同数設けられ、部品ホルダー57の側と電池蓋60の側とに電池13が行き来し得る貫通孔として、頭収容部94の周囲に設けられる。
【0026】
固定具収容部96は、蓋固定具58を回転しないように収容するように頭収容部94の周囲に設けられ、部品ホルダー57の側に開口しかつ電池蓋60の側への窪みとして構成される。蓋収容部97は、電池蓋60をベアリング5の側から収容するように中央孔93と電池着脱用孔95と取付孔98と取付孔99とを囲みかつベアリング5の側に開口しかつ部品ホルダー57の側への窪みとして構成される。取付孔98は、取付部78と同数設けられ、飾り用ビス61の雄ねじ部を挿入するように部品ホルダー57の側と電池蓋60の側とに貫通する孔として、頭収容部94の周囲に設けられる。取付孔99は、蓋用ビス62と同数設けられ、蓋用ビス62の雄ねじ部を挿入するように部品ホルダー57の側と電池蓋60の側とに貫通する孔として、頭収容部94の周囲に設けられる。
【0027】
盤躯体59における直径方向の外側を塞ぐ周壁100には、躯体用光源14を挿入する光源挿入孔101が設けられる。周壁100の内面は、光を乱反射する凹凸状になっている。この光を乱反射する凹凸状は、例えば、部品ホルダー57の側と電池蓋60の側とに延びる半円形な凸条が、周壁100の円周方向に連続した造形を構成する。これらの半円形な凸条は、周壁100から盤躯体59の中心部の側に突出した半円形になっている。
【0028】
電池蓋60は、押さえ収容部32と中央孔103と取付孔104と位置決め部105と摩擦部106を備えると共に蓋収容部97に収容可能な板状の造形として、透明な合成樹脂により構成される。飾り用ビス61と蓋用ビス62は、雄ねじ部の一端部に雄ねじ部よりも直径の大きな頭部を備えた造形として、金属により構成される。
【0029】
図3において、円盤2を組み立てる場合について説明する。中央飾り具54の誘導部77と取付部78と位置決め部79とが周縁飾り具55の外側(図3では周縁飾り具55の左側と同義語)から周縁飾り具55の中央孔81と取付逃げ部84と位置決め部83とに個別に挿入され、中央飾り具54の鍔部75が周縁飾り具55の鍔収容部82に収容される。又、取付部78の周縁飾り具55よりも発光音装置7の側に突出した先端部が取付用逃げ部69に挿入される。
【0030】
又、緩衝具56が部品ホルダー57の側からスピーカ16の振動部71に被せられるように部品ホルダー57の緩衝収容部88に収容され、部品ホルダー57が回路基板11に重ね合わされる。このとき、部品ホルダー57の回路基板11の側に凸部として設けられた図外の位置決め部と回路基板11に凹部として設けられた図外の位置決め部とが互いに嵌め合わされ、部品ホルダー57が取付部78と電池用端子70とを避けるように配置される。
【0031】
又、結合体4の雄ねじ部30が盤躯体59の外側(図3では盤躯体59の左側と同義語)から中央孔93に挿入され、結合体4の頭部66が盤躯体59の頭収容部94に収容されることにより、結合体4が丸棒部65の部品ホルダー57の側と電池蓋60の側とに延びる中心線を中心として円周方向に回転しないように盤躯体59に嵌め込みにより装着される。又、蓋固定具58が盤躯体59の外側(図3では盤躯体59の左側と同義語)から固定具収容部96に挿入される。
【0032】
そして、上記中央飾り具54と周縁飾り具55と発光音装置7と緩衝具56と部品ホルダー57とからなる部材と上記結合体4と蓋固定具58と盤躯体59とからなる部材とが互いに組み合わせられる。その場合、発光音装置7の躯体用光源14が光源挿入孔101に挿入される一方、部品ホルダー57の緩衝収容部88が頭収容部94を被覆して盤躯体59の内壁92の部品ホルダー57の側の面に重ね合わされる。その後、飾り用ビス61の雄ねじ部が電池蓋60の側から取付孔98を経由して取付部78に装着され、飾り用ビス61の頭部が取付孔98の周りの内壁92に着座して中央飾り具54を盤躯体59の側に引き付けることにより、飾り用ビス61と取付部78とが発光音装置7と中央飾り具54と周縁飾り具55と緩衝具56と部品ホルダー57と盤躯体59とを相互にがたつきのないように一体となるように組み立てる。
【0033】
更に、3個の電池13が電池着脱用孔95から電池用端子70に接触するように個別に装着される。その場合、電池用端子70の弧状の部分が自身の弾性で電池13の円形の側面を一方向外側から中央部の側に押すことにより、電池13の円形の側面の一部が電池着脱用孔95の内面の位置で受け止められ、電池13のマイナス電極が電池用端子70のマイナス端子と接続すると共に電池13のプラス電極が電池用端子70のプラス端子と接続する状態が適切に保たれる。
【0034】
最後に、電池蓋60の位置決め部105が蓋収容部97から盤躯体59に凹部として設けられた図外の位置決め部に挿入され、電池蓋60が蓋収容部97に収容され、蓋用ビス62の雄ねじ部が取付孔104;99を経由して蓋固定具58の雌ねじ部に装着され、蓋用ビス62の頭部が取付孔104の周りの電池蓋60に着座して電池蓋60を盤躯体59に固定する。これにより、円盤2の組み立てが完成する。この組み立てが完成した図3の円盤2を直径方向に切断した内部の構造は図1に円盤2の内部の構造の模式図として図示されているが、図1では図3の中央飾り具54と周縁飾り具55と盤躯体59と電池蓋60とが一体となった造形として表現されている。又、上記組み立てが完成した図3の円盤2を内壁92の側から見た外観は図2に円盤2の外観の模式図として図示されているが、図3の盤躯体59と電池蓋60との一体となった造形が図2の壁部31として表現されている。上記組み立てが完成した図3の円盤2において、電池13を交換する場合、蓋用ビス62が取り外されて、電池蓋60が開放された状態において、古い電池13を電池着脱用孔95から盤躯体59の外側に取り出した後、新しい電池13を盤躯体59の外側から電池着脱用孔95を経由して回路基板11の電池用端子70に装着することができる。
【0035】
図4を参照し、円盤3の構造について説明する。円盤3は、発光装置8と結合具34と中央飾り具111、周縁飾り具112、部品ホルダー113、蓋固定具114、盤躯体115、電池蓋116、飾り用ビス117、蓋用ビス118を備える。
【0036】
発光装置8は、円盤状の回路基板21に、スイッチ22と躯体用光源24と飾り用光源25とスピーカ擬似体26と中央孔121と取付用逃げ部122と電池用端子123とが設けられた構成である。スイッチ22は、回路基板21に実装された導電性の有る筒状の固定端子と、固定端子の内部に非接触に配置されて回路基板21に実装された図外の導電性の有るコイル状の可動端子とを備え、回路基板21が中央孔121の存在する中心部を回転中心として円周方向に回転するのに応じて可動端子が固定端子に接触するというようにオン動作する。
【0037】
躯体用光源24は、盤躯体115の周面側を照明するものであり、LEDにより構成され、回路基板21の周縁部の側に配置され、回路基板21の部品ホルダー113の側の面に実装された構成である。飾り用光源25は、中央飾り具111及び周縁飾り具112を照明するものであり、LEDにより構成され、回路基板21の中央部の側に配置され、回路基板21の周縁飾り具112の側の面に実装された構成である。スピーカ擬似体26は、図1の回転体1の左右の重量のバランスを取るように、図3のスピーカ16と緩衝具56とを合わせた同じ重さを有する偽者として、回路基板21の周縁飾り具112の側に配置される。尚、図3のスピーカ16としては数グラムの重さのものを使用すれば、スピーカ擬似体26を設けないことも考えられる。
【0038】
図4に戻り、中央孔121は、回路基板21の中央部に設けられ、周縁飾り具112の側と部品ホルダー113の側とに貫通した孔として構成される。取付用逃げ部122は、中央飾り具111の取付部129と同数設けられ、中央孔121の周囲において回路基板21に設けられ、周縁飾り具112の側と部品ホルダー113の側とに貫通した孔として構成される。実施の形態では、電池23として3個のボタン電池を使用する場合を例示したことから、電池用端子123は回路基板21の部品ホルダー113の側の面に個別に設けられた3組として構成される。3組の電池用端子123のそれぞれは、電池23のマイナス電極を接続するマイナス端子と、電池23のプラス電極を接続するプラス端子とから構成される。尚、図4には3個の電池23のうちの1個だけが図示され、残りの2個が図示されていない。又、電池23の個数は、3個に限定されるものではなく、単数でも複数でもよい。
【0039】
結合具34は、角形な板状の中央部に雌ねじ部を有するナットのような造形として、金属により構成される。
【0040】
中央飾り具111は、傘部125と鍔部126と貫通孔127と誘導部128と取付部129と位置決め部130とを備えた造形として、有色な光透過性を有する合成樹脂により構成される。傘部125は、中央飾り具111の中心部に位置し、内側から外側に突出する円盤状になっている。傘部125の内面は、光を乱反射する凹凸状になっている。鍔部126は、傘部125から直径方向の外側に突出する環状になっている。
【0041】
誘導部128は、飾り用光源25から発生した光の一部を傘部125の側に誘導するものであり、貫通孔127を塞がないように傘部125と鍔部126との境から周縁飾り具112の側に筒状に突出する。取付部129は、発光装置8と中央飾り具111と周縁飾り具112と部品ホルダー113と盤躯体115とを相互に一体となるように組み立てるものとして複数個設けられており、鍔部126から周縁飾り具112の側に筒状に突出する。位置決め部130は一つの取付部129の近傍に位置して鍔部126から周縁飾り具112の側に突出した突起として構成される。
【0042】
周縁飾り具112は、中央孔132と鍔収容部133と位置決め部134と取付用逃げ部135とレンズ部136と周壁部137とを備えた造形として、有色な光透過性を有する合成樹脂により構成される。中央孔132は、誘導部128を取り込むように中央飾り具111の側と発光装置8の側とに貫通する孔として構成される。鍔収容部133は、鍔部126を収容するように中央孔132を囲みかつ中央飾り具111の側に開口しかつ発光装置8の側への窪みとして構成される。位置決め部134及び取付用逃げ部135は、鍔収容部133に設けられ、中央孔132に連なる。取付用逃げ部122は、取付部129と同数である。レンズ部136は、鍔収容部133から直径方向の外側に突出する環状になっている。レンズ部136の発光装置8の側の面は、光を乱反射する凹凸状になっている。周壁部137は、レンズ部136の外縁から発光装置8の側に突出する。
【0043】
部品ホルダー113は、中央突部139と位置決め部140と固定具受け部141とを備えると共に取付部129を避ける造形として、合成樹脂により構成される。位置決め部140は、複数個設けられ、中央突部139の周囲に設けられた筒状の突起として構成される。固定具受け部141は、蓋固定具114を盤躯体115から落下しないように受け止めるように中央突部139の周囲に設けられる。蓋固定具114は、角形な板状の中央部に雌ねじ部を有するナットのような造形として、金属により構成される。
【0044】
盤躯体115は、周縁飾り具112の周壁部137を収容するように周縁飾り具112の側が開口され、電池蓋116の側及び直径方向の外側が塞がれた円盤状の容器の造形として、透明な合成樹脂により構成される。盤躯体115における電池蓋116の側を塞ぐ内壁143には、中央孔144と結合具収容部145と電池着脱用孔146と固定具収容部147と蓋収容部148と取付孔149;150とが設けられる。中央孔144は、盤躯体115の回転中心を構成する部分に位置し、部品ホルダー113の側と電池蓋116の側とに貫通する孔として、内壁143の中心部に設けられる。結合具収容部145は、結合具34を収容するように中央孔144を囲みかつ部品ホルダー113の側に開口しかつ電池蓋116の側への窪みとして構成される。結合具収容部145の底部には、中央孔144が開口する。電池着脱用孔146は、電池23と同数設けられ、部品ホルダー113の側と電池蓋116の側とに電池23が行き来し得る貫通孔として、結合具収容部145の周囲に設けられる。
【0045】
固定具収容部147は、蓋固定具114を回転しないように収容するように結合具収容部145の周囲に設けられ、部品ホルダー113の側に開口しかつ電池蓋116の側への窪みとして構成される。蓋収容部148は、電池蓋116をベアリング5の側から収容するように中央孔144と電池着脱用孔146と取付孔149と取付孔150とを囲みかつベアリング5の側に開口しかつ部品ホルダー113の側への窪みとして構成される。取付孔149は、取付部129と同数設けられ、飾り用ビス117の雄ねじ部を挿入するように部品ホルダー113の側と電池蓋116の側とに貫通する孔として、結合具収容部145の周囲に設けられる。取付孔150は、蓋用ビス118と同数設けられ、蓋用ビス118の雄ねじ部を挿入するように部品ホルダー113の側と電池蓋116の側とに貫通する孔として、結合具収容部145の周囲に設けられる。
【0046】
盤躯体115における直径方向の外側を塞ぐ周壁151には、躯体用光源24を挿入する光源挿入孔152が設けられる。周壁151の内面は、光を乱反射する凹凸状になっている。この光を乱反射する凹凸状は、例えば、部品ホルダー113の側と電池蓋116の側とに延びる半円形な凸条が、周壁151の円周方向に連続した造形を構成する。これらの半円形な凸条は、周壁151から盤躯体115の中心部の側に突出した半円形になっている。
【0047】
電池蓋116は、押さえ収容部32と中央孔154と取付孔155と位置決め部156と摩擦部157を備えると共に蓋収容部148に収容可能な板状の造形として、透明な合成樹脂により構成される。飾り用ビス117と蓋用ビス118は、雄ねじ部の一端部に雄ねじ部よりも直径の大きな頭部を備えた造形として、金属により構成される。
【0048】
図4において、円盤3を組み立てる場合について説明する。中央飾り具111の誘導部128と取付部129と位置決め部130とが周縁飾り具112の外側(図4では周縁飾り具112の右側と同義語)から周縁飾り具112の中央孔132と取付逃げ部135と位置決め部134とに個別に挿入され、中央飾り具111の鍔部126が周縁飾り具112の鍔収容部133に収容される。又、取付部129の周縁飾り具112よりも発光装置8の側に突出した先端部が取付用逃げ部122に挿入される。
【0049】
又、部品ホルダー113が回路基板21に重ね合わされる。このとき、部品ホルダー113の回路基板21の側に凸部として設けられた図外の位置決め部と回路基板21に凹部として設けられた図外の位置決め部とが互いに嵌め合わされ、部品ホルダー113が取付部129と電池用端子123とを避けるように配置される。
【0050】
又、結合具34が盤躯体115の外側(図4では盤躯体115の右側と同義語)から結合具収容部145に収容されることにより、結合具34が部品ホルダー113の側と電池蓋116の側とに延びる中心線を中心として円周方向に回転しないように盤躯体115に嵌め込みにより装着される。又、蓋固定具114が盤躯体115の外側(図4では盤躯体115の右側と同義語)から固定具収容部147に挿入される。
【0051】
そして、上記中央飾り具111と周縁飾り具112と発光装置8と部品ホルダー113とからなる部材と上記結合具34と蓋固定具114と盤躯体115とからなる部材とが互いに組み合わせられる。その場合、発光装置8の躯体用光源24が光源挿入孔152に挿入される一方、中央飾り具111の中央突部139が結合具収容部145を被覆して盤躯体115の内壁143の部品ホルダー113の側の面に重ね合わされる。その後、飾り用ビス117の雄ねじ部が電池蓋116の側から取付孔149を経由して取付部129に装着され、飾り用ビス117の頭部が取付孔149の周りの内壁143に着座して中央飾り具111を盤躯体115の側に引き付けることにより、飾り用ビス117と取付部129とが発光装置8と中央飾り具111と周縁飾り具112と緩衝具56と部品ホルダー113と盤躯体115とを相互にがたつきのないように一体となるように組み立てる。
【0052】
更に、3個の電池23が電池着脱用孔146から電池用端子123に接触するように個別に装着される。その場合、電池用端子123の弧状の部分が自身の弾性で電池23の円形の側面を一方向外側から中央部の側に押すことにより、電池23の円形の側面の一部が電池着脱用孔146の内面の位置で受け止められ、電池23のマイナス電極が電池用端子123のマイナス端子と接続すると共に電池23のプラス電極が電池用端子123のプラス端子と接続する状態が適切に保たれる。
【0053】
最後に、電池蓋116の位置決め部156が蓋収容部148から盤躯体115に凹部として設けられた図外の位置決め部に挿入され、電池蓋116が蓋収容部148に収容され、蓋用ビス118の雄ねじ部が取付孔155;150を経由して蓋固定具114の雌ねじ部に装着され、蓋用ビス118の頭部が取付孔155の周りの電池蓋116に着座して電池蓋116を盤躯体115に固定する。これにより、円盤3の組み立てが完成する。この組み立てが完成した図4の円盤3を直径方向に切断した内部の構造は図1に円盤3の内部の構造の模式図として図示されているが、図1では図4の中央飾り具111と周縁飾り具112と盤躯体115と電池蓋116とが一体となった造形として表現されている。又、上記組み立てが完成した図4の円盤3を内壁143の側から見た外観は図2に円盤3の外観の模式図として図示されているが、図4の盤躯体115と電池蓋116との一体となった造形が図2の壁部36として表現されている。上記組み立てが完成した図4の円盤3において、電池23を交換する場合、蓋用ビス118が取り外されて、電池蓋116が開放された状態において、古い電池23を電池着脱用孔146から盤躯体115の外側に取り出した後、新しい電池23を盤躯体115の外側から電池着脱用孔146を経由して回路基板21の電池用端子123に装着することができる。
【0054】
図4において、発光装置8に代替し、図3の発光音装置7を円盤3に組み込んで、円盤3からも光と音とがでるようにしてもよい。又、図4において、回路基板21から躯体用光源24と飾り用光源25とを除去し、回路基板21に図3のスピーカ16に相当するスピーカを設けて発音装置と成し、この発音装置を発光装置8に代替して円盤3に組み込んで円盤3から光は出ないが音が出るようにしもよい。
【符号の説明】
【0055】
1は回転体、2は円盤、3は円盤、4は結合体、5はベアリング、6は紐、7は発光音装置、8は発光装置、9は欠番、10は欠番、11は回路基板、12はスイッチ、13は電池、14は躯体用光源、15は飾り用光源、16はスピーカ、17乃至20は欠番、21は回路基板、22はスイッチ、23は電池、24は躯体用光源、25は飾り用光源、26は欠番、27;28はベアリング支持具、29は欠番、30は雄ねじ部、31は壁部、32は押さえ収容部、34は結合具、35は雌ねじ部、36は壁部、37は押さえ収容部、38は貫通孔、39は欠番、40はインナーリング、41はアウターリング、42は防塵シール、43は欠番、44は貫通孔、45はインナー支持部、46はベアリング逃げ部、47はアウター覆い部、48は貫通孔、49はインナー支持部、50はベアリング逃げ部、51はアウター覆い部、52;53は欠番、54は中央飾り具、55は周縁飾り具、56は緩衝具、57は部品ホルダー、58は蓋固定具、59は盤躯体、60は電池蓋、61は飾り用ビス、62は蓋用ビス、63は欠番、64は欠番、65は丸棒部、66は頭部、
67は欠番、68はスピーカ用逃げ部、69は取付用逃げ部、70は電池用端子、71は振動部、72は欠番、73は欠番、74は傘部、75は鍔部、76は貫通孔、77は誘導部、78は取付部、79は位置決め部、80は欠番、81は中央孔、82は鍔収容部、83は位置決め部、84は取付用逃げ部、85はレンズ部、86は周壁部、87は欠番、88は緩衝収容部、89は位置決め部、90は固定具受け部、91は欠番、92は内壁、93は中央孔、94は頭収容部、95は電池着脱用孔、96は固定具収容部、97は蓋収容部、98は取付孔、99は取付孔、100は周壁、101は光源挿入孔、102は欠番、103は中央孔、104は取付孔、105は位置決め部、106は摩部、107乃至110は欠番、111は中央飾り具、112は周縁飾り具、113は部品ホルダー、114は蓋固定具、115は盤躯体、116は電池蓋、117は飾り用ビス、118は蓋用ビス、119は欠番、120は欠番、121は中央孔、122は取付用逃げ部、123は電池用端子、124は欠番、125は傘部、126は鍔部、127は貫通孔、128は誘導部、129は取付部、130は位置決め部、131は欠番、132は中央孔、133は鍔収容部、134は位置決め部、135は取付用逃げ部、136はレンズ部、137は周壁部、138は欠番、139は中央突部、140は位置決め部、141は固定具受け部、142は欠番、143は内壁、144は中央孔、145は結合具収容部、146は電池着脱用孔、147は固定具収容部、148は蓋収容部、149は取付孔、150は取付孔、151は周壁、152は光源挿入孔、153は欠番、154は中央孔、155は取付孔、156は位置決め部、157は摩擦部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転体が一対の円盤とこれらの円盤を連ねる結合体と結合体の円盤間に位置する部分に装着されたベアリングとを備えたヨーヨーにおいて、一方の円盤に発光装置及び発音装置を設け他方の円盤に発音装置又は発光装置を設けるか、又は、一対の円盤のそれぞれに発光装置及び発音装置を設けたことを特徴とするヨーヨー。
【請求項2】
一方の円盤又は一対の円盤に設けられた発光装置及び発音装置は回路基板にスイッチと電池と光源とスピーカと備え、他方の円盤に設けられた発音装置又は発光装置は回路基板にスイッチと電池と光源又はスピーカと備えことを特徴とする請求項1記載のヨーヨー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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