ランプ
【課題】
容易に取り扱いでき、構成を変更され、構造的に簡単に構成されるランプを創作すること。
【解決手段】
この発明は、光源、電池を収容する保持体と閉鎖された回路を創作する手段を備えるランプに関し、保持体が合成材料本体(10、20、30、40、50)から成り、この本体が固定手段、特に孔(204)或いはランプヘッド(16)に接続させるピン要素、更に端側固定手段(13、14)によりアーム(11)を摩擦一体的或いは形状一体的に固定する少なくとも一つの孔(202)と、唯一の電池の接点と分離可能に接続できる二つの露出された接点(16、17;31;41)を有する。
容易に取り扱いでき、構成を変更され、構造的に簡単に構成されるランプを創作すること。
【解決手段】
この発明は、光源、電池を収容する保持体と閉鎖された回路を創作する手段を備えるランプに関し、保持体が合成材料本体(10、20、30、40、50)から成り、この本体が固定手段、特に孔(204)或いはランプヘッド(16)に接続させるピン要素、更に端側固定手段(13、14)によりアーム(11)を摩擦一体的或いは形状一体的に固定する少なくとも一つの孔(202)と、唯一の電池の接点と分離可能に接続できる二つの露出された接点(16、17;31;41)を有する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、光源、電池を収容する保持体と閉鎖された回路を創作する手段を備えるランプ(電灯)に関する。
【背景技術】
【0002】
先行技術よると、携帯用のランプ(電灯)として電池を収容するケーシング並びに外部圧力スイッチ或いは送りスイッチを介してオンオフ切換できる白熱電球をねじ込むランプソケットを有する懐中電灯が知られている。
【0003】
技術的開発によってダイオードの照明力が改良されれば改良されるほど、照明ダイオードの使用範囲が大きくなった。その間に白熱電球からの照明力と同じになる、或いはその上さらに優っている照明力を有する照明ダイオードが知られている。照明ダイオードの利点は一方では格段に僅かで済む電流収容部であり、他方では長い保持性、最終的に衝突打撃抵抗力性である。照明ダイオードが比較的に小さいから、僅かな容積の懐中電灯が創作され得た。けれども、現在のランプでは閉鎖ケーシングが画一的である。
【0004】
住居照明では、純粋な機能照明の他に、玄関における所定最小部屋照明を達成するか、或いは遠隔照明として用いるために、弱い照明力により照射する装飾照明が存在する。これには、スタンド足を備えているか、或いは吸引キャップによって窓ガラスに固定できる光チェーン或いは照明構成が属している。
【0005】
すべての予め記載された照明の欠点は、これら照明が曲がらなく、部分的に構造的に費用がかかることにある。
【特許文献1】特表2003ー502805号公報
【特許文献2】米国特許第5931560号明細書
【特許文献3】ドイツ特許第416525号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
この発明の課題は、容易に取り扱いでき、構成を変更され、構造的に簡単に構成される最初に挙げたランプを創作することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この課題は、請求項1によるランプによって解決され、この発明によると、保持体が、固定手段、特に孔或いはランプヘッドに接続させるピン要素、更に端側固定手段によりアームを摩擦一体的或いは形状一体的に固定する少なくとも一つの孔と、唯一の電池の接点と分離可能に接続できる二つの露出された接点を有する合成材料本体から成ることを特徴とする。
【0008】
先行技術による実施態様とは違って、この発明によるランプは電池ケーシングを有しなく、むしろ光源が現接点を介して電池電流を供給されるように、外面がそこに設けられた固定手段を介して電池を固定され得る保持体を有する。電池本体が外部から視覚でき、それで、容易に接点の取去りによって取り出されるか、或いは再び組立られる。単にランプヘッド用の結合手段が固定すべきアーム或いは脚に用いられるから、合成材料本体自体が小さい寸法とされ得る。簡単な構造的構成によって製造費が最小値に減少される。
【0009】
この発明の更なる発展は従属請求項に記載されている。
【0010】
第一実施態様によると、露出された接点が合成材料本体の外面に配置されたブロック電池を固定する二つの接点クリップから成る。接点自体或いはブロック電池とそのような接点への接続は原理的に先行技術により公知であるけれども、今までブロック電池を収容する閉鎖電池保持体が用いられた。
【0011】
このために選択的に、露出された接点が一方で合成材料本体の外面における接点と他方でフック状要素とから成り、電池が接点とフック状要素の露出された脚の間に分解可能に固定される。ここでは、保持体には伝統的構成の電池が採用され得る。そのような電池の固定を改良するために、露出された脚が電池をばね圧下で固定するばね要素として形成されている。原理的には、フック要素が彎曲された薄板部材から成る。
【0012】
この発明の別の製作によると、ランプヘッドが合成材料ケーシング内で回転可能に配置され、光源がランプヘッドの回転によってオンオフ切換できる。これは例えば現ピン接点を介して接点案内に企図される。
【0013】
光源自体が白熱電灯から成り、けれども、特にLED或いは一組の複数の照明ダイオードが使用され、ランプヘッドに配置されている。
【0014】
この発明による別の実施態様では、少なくとも一つのLEDを装備したランプヘッドが金属性ねじ並びに下端における接点を有し、このねじを一致して形成されたねじにねじ込むことにより保持体には回路が閉鎖されるか、或いは開放され得る。
【0015】
合成材料本体はさらに実質的にL状に形成され得て、ランプヘッドと接点を収容する短い脚と支持面としての長い脚が装入された電池のために用いられる。後者に挙げられた実施態様は特にそのようなランプに使用され、ランプ自体が、次に受け入れられる像を意味する。
【0016】
既に最初に述べられたように、ランプは孔に固定されている少なくとも一つのアームを有する。このアームの端側には、固定手段が配置されていて、特に吸引キャップ或いは磁石から成り得る。これにより電池作動するランプが平らな面に、特にガラス板に任意形式に固定することが可能とされ、磁石が付着する強磁性面にも一致して適用される。
【0017】
少なくとも一つのアームが端側に、そこに小さい紙、メモ用紙、名刺などを固定するために、クロコダイルクリップ或いは二つの対向配置するクリップジョーを有する。
【0018】
特に、ランプ本体がアーム及び脚又はそのいずれか一方とヘッドを備える形像として形成されていて、電池が合成材料部材と一緒に本体を形成する。そのような形像は例えば形像頭としてのランプヘッドと本体胴体としての電池を備える合成材料部材とを有し得て、その本体胴体から二本のアームと二本の脚或いは四本の脚が突き出す。アームと脚は特に柔軟に形成されていて、それにより容易に一定本体曲率に変形できる。例えば端側にアームと脚には吸引キャップ或いは磁石があり、場合によっては交換できる。特別な実施態様によると、脚は磁石或いは吸引キャップを装備していて、それに対してアームはクロコダイルクリップ或いはそのようなクリップジョーを有する。
【0019】
この発明の更なる実施態様は図面において図示されている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
[実施例]
図1から、本体胴体、脚接続部やアーム接続部の形態の合成材料本体10からアーム11と脚12が突き出す形像が見られる。図1に図示された場合では、合成材料本体10が接続部材101と102に、アーム11或いは12の自由端が分離可能に差し込まれるそれぞれの孔を有する。アームの端側にはクロコダイルクリップ13並びにメモ用紙或いは便箋を挿入する固定グリップ14が設けられている。脚の端側には磁石24(靴の形態に)或いは吸引キャップ23が設けられている。合成材料本体10の接続部材103には首部材15が内側に位置する電流接続部により差し込まれる孔が設けられていて、その電流接続部の端には特にLEDが電流節約ランプとして配置されているランプヘッド16が存在する。
【0021】
図1による合成材料本体10に対する代用物が図2a−fに詳細に採用されている。そのような合成材料本体20はアーム11を差し込む孔202を備える肩切断部201をもつ短い本体胴体から成る。合成材料本体20は脚12を差し込む下端に適切な孔203を有する。
【0022】
さらに、ブロック電池(9V)の両極と相違するように異なって形成されている接点16、17が認識出来る。このブロック電池18が図2fに示されるように、合成材料本体20の背面に固定されている。図2eにおける平面図は襟状上隆部には孔204が設けられ。その孔には首部材15が挿入でき、この孔がランプヘッド16へ電流供給する接点を有する。
【0023】
図3は、タイプAAの電池のマイナス極用の下接点として用いられるフック状要素31を有する合成材料本体30の別の態様を示し、電池のプラス極が合成材料本体30の上接点に作用する。アーム切断部32と脚切断部33は適切な孔を備えてアーム11と脚12用の接続手段として用いられる。アーム11と脚12並びに首部材15は特に柔軟に装備されている。
【0024】
図4aとbが合成材料本体40の最小版を示す。この本体が実質的に横断面がL状に形成されて、電池の下極に当接する電気接点として用いられるフック状要素41を有する。このフック状要素41は、装入された電池ではこの電池の上極まで案内する別の電気接点を有する合成材料本体40に固定されている。この後者に挙げられた接点は金属ピン42と電気的に接続されている。金属ピン42は同時に首部材15或いはランプヘッド16用の固定手段として用いられる。
【0025】
図5aとbはブロック電池18を収容する合成材料本体50の形態を示す。この合成材料本体は、図1に記載されるのと一致して適用されて、肩切断部101、首部材103並びに脚切断部102を有する。
【0026】
統一的には、すべての合成材料本体が電池用の保持体として用いられ、この合成材料本体が電気接点の状態を含めて異なった電池形態に適合される。脚、アームや首部を固定するために、それぞれの固定手段が設けられ、この固定手段は孔の形態に形成され得て、その孔は摩擦一体的結合の経路でそこに差し込まれた部材を受ける。その代わりに、ねじ孔が設けられ得て、そのねじ孔にはアーム,脚と首部材の端部材の適切な外部ねじがねじ込まれる。
【0027】
最も簡単な場合には、一個或いは複数個のLEDがランプヘッド16に一体化される電気回路が電池の装入或いは固定によって接続される。けれども、代用版では、ランプヘッド16は、その回転によって電気回路の開閉が可能であるように、形成されている。ランプヘッド16は図示されたように、実質的に球形に或いは何か他の方法でも形成され得る。ランプヘッドは、すべての側面への照射が望まれるときに唯一の穿孔を有し得るか、或いは光透明に形成され得る。
【0028】
このランプの特別な利点は、ランプが像形態として玩具状形態に構成されて、回路網依存せずに駆動され得て、簡単に構成されることにある。特に互いに交換できる磁石足24或いは吸引キャップ23によって、固定手段が金属本体或いはガラス板、棚或いは同様なガラス面にて選択されて任意に変更され得る。特にアーム11の端に設けられたクロコダイルクリップ13或いはそのようなグリップ14が交換でき、即ち分離可能に固定されて取付けられ、それが構成多様性をさらに高める。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】形像態様のランプ本体の斜視図を示す。
【図2】合成材料本体のそれぞれの別の実施態様を示す。
【図3】フック状要素を有する合成材料本体のそれぞれの別の実施態様を示す。
【図4】合成材料本体の最小版のそれぞれの別の実施態様を示す。
【図5】ブロック電池を収容する合成材料本体のそれぞれの別の実施態様を示す。
【符号の説明】
【0030】
10、20、30、40、50....合成材料本体
11....アーム
12....脚
13....クロコダイルクリップ
14....グリップ
15....首部材
16、17...接点
18....ブロック電池
23....吸引キャップ
24....磁石
32....アーム切断部
33....脚切断部
101...肩切断部
102...脚切断部
103...首部材
201...肩切断部
202...孔
203...孔
204...孔
【技術分野】
【0001】
この発明は、光源、電池を収容する保持体と閉鎖された回路を創作する手段を備えるランプ(電灯)に関する。
【背景技術】
【0002】
先行技術よると、携帯用のランプ(電灯)として電池を収容するケーシング並びに外部圧力スイッチ或いは送りスイッチを介してオンオフ切換できる白熱電球をねじ込むランプソケットを有する懐中電灯が知られている。
【0003】
技術的開発によってダイオードの照明力が改良されれば改良されるほど、照明ダイオードの使用範囲が大きくなった。その間に白熱電球からの照明力と同じになる、或いはその上さらに優っている照明力を有する照明ダイオードが知られている。照明ダイオードの利点は一方では格段に僅かで済む電流収容部であり、他方では長い保持性、最終的に衝突打撃抵抗力性である。照明ダイオードが比較的に小さいから、僅かな容積の懐中電灯が創作され得た。けれども、現在のランプでは閉鎖ケーシングが画一的である。
【0004】
住居照明では、純粋な機能照明の他に、玄関における所定最小部屋照明を達成するか、或いは遠隔照明として用いるために、弱い照明力により照射する装飾照明が存在する。これには、スタンド足を備えているか、或いは吸引キャップによって窓ガラスに固定できる光チェーン或いは照明構成が属している。
【0005】
すべての予め記載された照明の欠点は、これら照明が曲がらなく、部分的に構造的に費用がかかることにある。
【特許文献1】特表2003ー502805号公報
【特許文献2】米国特許第5931560号明細書
【特許文献3】ドイツ特許第416525号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
この発明の課題は、容易に取り扱いでき、構成を変更され、構造的に簡単に構成される最初に挙げたランプを創作することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この課題は、請求項1によるランプによって解決され、この発明によると、保持体が、固定手段、特に孔或いはランプヘッドに接続させるピン要素、更に端側固定手段によりアームを摩擦一体的或いは形状一体的に固定する少なくとも一つの孔と、唯一の電池の接点と分離可能に接続できる二つの露出された接点を有する合成材料本体から成ることを特徴とする。
【0008】
先行技術による実施態様とは違って、この発明によるランプは電池ケーシングを有しなく、むしろ光源が現接点を介して電池電流を供給されるように、外面がそこに設けられた固定手段を介して電池を固定され得る保持体を有する。電池本体が外部から視覚でき、それで、容易に接点の取去りによって取り出されるか、或いは再び組立られる。単にランプヘッド用の結合手段が固定すべきアーム或いは脚に用いられるから、合成材料本体自体が小さい寸法とされ得る。簡単な構造的構成によって製造費が最小値に減少される。
【0009】
この発明の更なる発展は従属請求項に記載されている。
【0010】
第一実施態様によると、露出された接点が合成材料本体の外面に配置されたブロック電池を固定する二つの接点クリップから成る。接点自体或いはブロック電池とそのような接点への接続は原理的に先行技術により公知であるけれども、今までブロック電池を収容する閉鎖電池保持体が用いられた。
【0011】
このために選択的に、露出された接点が一方で合成材料本体の外面における接点と他方でフック状要素とから成り、電池が接点とフック状要素の露出された脚の間に分解可能に固定される。ここでは、保持体には伝統的構成の電池が採用され得る。そのような電池の固定を改良するために、露出された脚が電池をばね圧下で固定するばね要素として形成されている。原理的には、フック要素が彎曲された薄板部材から成る。
【0012】
この発明の別の製作によると、ランプヘッドが合成材料ケーシング内で回転可能に配置され、光源がランプヘッドの回転によってオンオフ切換できる。これは例えば現ピン接点を介して接点案内に企図される。
【0013】
光源自体が白熱電灯から成り、けれども、特にLED或いは一組の複数の照明ダイオードが使用され、ランプヘッドに配置されている。
【0014】
この発明による別の実施態様では、少なくとも一つのLEDを装備したランプヘッドが金属性ねじ並びに下端における接点を有し、このねじを一致して形成されたねじにねじ込むことにより保持体には回路が閉鎖されるか、或いは開放され得る。
【0015】
合成材料本体はさらに実質的にL状に形成され得て、ランプヘッドと接点を収容する短い脚と支持面としての長い脚が装入された電池のために用いられる。後者に挙げられた実施態様は特にそのようなランプに使用され、ランプ自体が、次に受け入れられる像を意味する。
【0016】
既に最初に述べられたように、ランプは孔に固定されている少なくとも一つのアームを有する。このアームの端側には、固定手段が配置されていて、特に吸引キャップ或いは磁石から成り得る。これにより電池作動するランプが平らな面に、特にガラス板に任意形式に固定することが可能とされ、磁石が付着する強磁性面にも一致して適用される。
【0017】
少なくとも一つのアームが端側に、そこに小さい紙、メモ用紙、名刺などを固定するために、クロコダイルクリップ或いは二つの対向配置するクリップジョーを有する。
【0018】
特に、ランプ本体がアーム及び脚又はそのいずれか一方とヘッドを備える形像として形成されていて、電池が合成材料部材と一緒に本体を形成する。そのような形像は例えば形像頭としてのランプヘッドと本体胴体としての電池を備える合成材料部材とを有し得て、その本体胴体から二本のアームと二本の脚或いは四本の脚が突き出す。アームと脚は特に柔軟に形成されていて、それにより容易に一定本体曲率に変形できる。例えば端側にアームと脚には吸引キャップ或いは磁石があり、場合によっては交換できる。特別な実施態様によると、脚は磁石或いは吸引キャップを装備していて、それに対してアームはクロコダイルクリップ或いはそのようなクリップジョーを有する。
【0019】
この発明の更なる実施態様は図面において図示されている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
[実施例]
図1から、本体胴体、脚接続部やアーム接続部の形態の合成材料本体10からアーム11と脚12が突き出す形像が見られる。図1に図示された場合では、合成材料本体10が接続部材101と102に、アーム11或いは12の自由端が分離可能に差し込まれるそれぞれの孔を有する。アームの端側にはクロコダイルクリップ13並びにメモ用紙或いは便箋を挿入する固定グリップ14が設けられている。脚の端側には磁石24(靴の形態に)或いは吸引キャップ23が設けられている。合成材料本体10の接続部材103には首部材15が内側に位置する電流接続部により差し込まれる孔が設けられていて、その電流接続部の端には特にLEDが電流節約ランプとして配置されているランプヘッド16が存在する。
【0021】
図1による合成材料本体10に対する代用物が図2a−fに詳細に採用されている。そのような合成材料本体20はアーム11を差し込む孔202を備える肩切断部201をもつ短い本体胴体から成る。合成材料本体20は脚12を差し込む下端に適切な孔203を有する。
【0022】
さらに、ブロック電池(9V)の両極と相違するように異なって形成されている接点16、17が認識出来る。このブロック電池18が図2fに示されるように、合成材料本体20の背面に固定されている。図2eにおける平面図は襟状上隆部には孔204が設けられ。その孔には首部材15が挿入でき、この孔がランプヘッド16へ電流供給する接点を有する。
【0023】
図3は、タイプAAの電池のマイナス極用の下接点として用いられるフック状要素31を有する合成材料本体30の別の態様を示し、電池のプラス極が合成材料本体30の上接点に作用する。アーム切断部32と脚切断部33は適切な孔を備えてアーム11と脚12用の接続手段として用いられる。アーム11と脚12並びに首部材15は特に柔軟に装備されている。
【0024】
図4aとbが合成材料本体40の最小版を示す。この本体が実質的に横断面がL状に形成されて、電池の下極に当接する電気接点として用いられるフック状要素41を有する。このフック状要素41は、装入された電池ではこの電池の上極まで案内する別の電気接点を有する合成材料本体40に固定されている。この後者に挙げられた接点は金属ピン42と電気的に接続されている。金属ピン42は同時に首部材15或いはランプヘッド16用の固定手段として用いられる。
【0025】
図5aとbはブロック電池18を収容する合成材料本体50の形態を示す。この合成材料本体は、図1に記載されるのと一致して適用されて、肩切断部101、首部材103並びに脚切断部102を有する。
【0026】
統一的には、すべての合成材料本体が電池用の保持体として用いられ、この合成材料本体が電気接点の状態を含めて異なった電池形態に適合される。脚、アームや首部を固定するために、それぞれの固定手段が設けられ、この固定手段は孔の形態に形成され得て、その孔は摩擦一体的結合の経路でそこに差し込まれた部材を受ける。その代わりに、ねじ孔が設けられ得て、そのねじ孔にはアーム,脚と首部材の端部材の適切な外部ねじがねじ込まれる。
【0027】
最も簡単な場合には、一個或いは複数個のLEDがランプヘッド16に一体化される電気回路が電池の装入或いは固定によって接続される。けれども、代用版では、ランプヘッド16は、その回転によって電気回路の開閉が可能であるように、形成されている。ランプヘッド16は図示されたように、実質的に球形に或いは何か他の方法でも形成され得る。ランプヘッドは、すべての側面への照射が望まれるときに唯一の穿孔を有し得るか、或いは光透明に形成され得る。
【0028】
このランプの特別な利点は、ランプが像形態として玩具状形態に構成されて、回路網依存せずに駆動され得て、簡単に構成されることにある。特に互いに交換できる磁石足24或いは吸引キャップ23によって、固定手段が金属本体或いはガラス板、棚或いは同様なガラス面にて選択されて任意に変更され得る。特にアーム11の端に設けられたクロコダイルクリップ13或いはそのようなグリップ14が交換でき、即ち分離可能に固定されて取付けられ、それが構成多様性をさらに高める。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】形像態様のランプ本体の斜視図を示す。
【図2】合成材料本体のそれぞれの別の実施態様を示す。
【図3】フック状要素を有する合成材料本体のそれぞれの別の実施態様を示す。
【図4】合成材料本体の最小版のそれぞれの別の実施態様を示す。
【図5】ブロック電池を収容する合成材料本体のそれぞれの別の実施態様を示す。
【符号の説明】
【0030】
10、20、30、40、50....合成材料本体
11....アーム
12....脚
13....クロコダイルクリップ
14....グリップ
15....首部材
16、17...接点
18....ブロック電池
23....吸引キャップ
24....磁石
32....アーム切断部
33....脚切断部
101...肩切断部
102...脚切断部
103...首部材
201...肩切断部
202...孔
203...孔
204...孔
【特許請求の範囲】
【請求項1】
光源、電池を収容する保持体と閉鎖された回路を創作する手段を備えるランプにおいて、保持体が、固定手段、特に孔(204)或いはランプヘッド(16)に接続させるピン要素(42)、更に端側固定手段(13、14)によりアーム(11)を摩擦一体的或いは形状一体的に固定する少なくとも一つの孔(202)と、唯一の電池の接点と分離可能に接続できる二つの露出された接点(16、17;31;41)を有する合成材料本体(10、20、30、40、50)から成ることを特徴とするランプ。
【請求項2】
露出された接点(16、17)がブロック電池(18)を固定する合成材料部材(20)の外面に配置された二つの接点クリップから成ることを特徴とする請求項1に記載のランプ。
【請求項3】
露出された接点が一方で合成材料本体(30、40)の外面における接点と他方でフック状要素(31、41)とから成り、電池が接点とフック状要素(31、41)の露出された脚の間に分解可能に固定されることを特徴とする請求項1に記載のランプ。
【請求項4】
露出された脚が電池をばね圧下で固定されるばね要素として形成されていることを特徴とする請求項3に記載のランプ。
【請求項5】
ランプヘッド(16)が回転でき、光源がランプヘッドの回転によってオンオフ切換できることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかの一項に記載のランプ。
【請求項6】
光源が一つ或いは複数のLEDから成ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかの一項に記載のランプ。
【請求項7】
少なくとも一つのLEDを装備したランプヘッド(16)がねじ並びに下端における接点を有し、保持体(10、20、30、40、50)の一致して形成されたねじにこのねじをねじ込むことにより回路が閉鎖でき、開放するべきであることを特徴とする請求項5或いは6に記載のランプ。
【請求項8】
合成材料本体(20、40)が実質的にL状に形成されていて、ランプヘッドを収容する短い脚と長い脚とが設置された電池用の支持面として用いられることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかの一項に記載のランプ。
【請求項9】
脚(12)における端側固定手段が吸引キャップ(23)或いは磁石(24)から成ることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかの一項に記載のランプ。
【請求項10】
少なくとも一つのアーム(11)が端側にクロコダイルクリップ(13)或いは二つの対向配置するクリップジョー(14)を有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかの一項に記載のランプ。
【請求項11】
全本体がアーム(11)及び脚(12)又はそのいずれか一方とヘッド(16)を備える像として形成されていて、電池が合成材料部材(10)と一緒に本体胴体を形成することを特徴とする請求項1乃至10のいずれかの一項に記載のランプ。
【請求項12】
アーム(11)及び脚(12)又はそのいずれか一方が柔軟に形成されていることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかの一項に記載のランプ。
【請求項1】
光源、電池を収容する保持体と閉鎖された回路を創作する手段を備えるランプにおいて、保持体が、固定手段、特に孔(204)或いはランプヘッド(16)に接続させるピン要素(42)、更に端側固定手段(13、14)によりアーム(11)を摩擦一体的或いは形状一体的に固定する少なくとも一つの孔(202)と、唯一の電池の接点と分離可能に接続できる二つの露出された接点(16、17;31;41)を有する合成材料本体(10、20、30、40、50)から成ることを特徴とするランプ。
【請求項2】
露出された接点(16、17)がブロック電池(18)を固定する合成材料部材(20)の外面に配置された二つの接点クリップから成ることを特徴とする請求項1に記載のランプ。
【請求項3】
露出された接点が一方で合成材料本体(30、40)の外面における接点と他方でフック状要素(31、41)とから成り、電池が接点とフック状要素(31、41)の露出された脚の間に分解可能に固定されることを特徴とする請求項1に記載のランプ。
【請求項4】
露出された脚が電池をばね圧下で固定されるばね要素として形成されていることを特徴とする請求項3に記載のランプ。
【請求項5】
ランプヘッド(16)が回転でき、光源がランプヘッドの回転によってオンオフ切換できることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかの一項に記載のランプ。
【請求項6】
光源が一つ或いは複数のLEDから成ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかの一項に記載のランプ。
【請求項7】
少なくとも一つのLEDを装備したランプヘッド(16)がねじ並びに下端における接点を有し、保持体(10、20、30、40、50)の一致して形成されたねじにこのねじをねじ込むことにより回路が閉鎖でき、開放するべきであることを特徴とする請求項5或いは6に記載のランプ。
【請求項8】
合成材料本体(20、40)が実質的にL状に形成されていて、ランプヘッドを収容する短い脚と長い脚とが設置された電池用の支持面として用いられることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかの一項に記載のランプ。
【請求項9】
脚(12)における端側固定手段が吸引キャップ(23)或いは磁石(24)から成ることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかの一項に記載のランプ。
【請求項10】
少なくとも一つのアーム(11)が端側にクロコダイルクリップ(13)或いは二つの対向配置するクリップジョー(14)を有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかの一項に記載のランプ。
【請求項11】
全本体がアーム(11)及び脚(12)又はそのいずれか一方とヘッド(16)を備える像として形成されていて、電池が合成材料部材(10)と一緒に本体胴体を形成することを特徴とする請求項1乃至10のいずれかの一項に記載のランプ。
【請求項12】
アーム(11)及び脚(12)又はそのいずれか一方が柔軟に形成されていることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかの一項に記載のランプ。
【図1】
【図2a】
【図2b】
【図2c】
【図2d】
【図2e】
【図2f】
【図3a】
【図3b】
【図4a】
【図4b】
【図5a】
【図5b】
【図2a】
【図2b】
【図2c】
【図2d】
【図2e】
【図2f】
【図3a】
【図3b】
【図4a】
【図4b】
【図5a】
【図5b】
【公表番号】特表2009−522735(P2009−522735A)
【公表日】平成21年6月11日(2009.6.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−548923(P2008−548923)
【出願日】平成18年10月31日(2006.10.31)
【国際出願番号】PCT/DE2006/001912
【国際公開番号】WO2007/076736
【国際公開日】平成19年7月12日(2007.7.12)
【出願人】(502415892)ツヴァイブリューダー オプトエレクトロニクス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング (6)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成21年6月11日(2009.6.11)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年10月31日(2006.10.31)
【国際出願番号】PCT/DE2006/001912
【国際公開番号】WO2007/076736
【国際公開日】平成19年7月12日(2007.7.12)
【出願人】(502415892)ツヴァイブリューダー オプトエレクトロニクス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング (6)
【Fターム(参考)】
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