説明

リチウム鉄窒化物の製造方法、リチウム二次電池用負極活物質及びリチウム二次電池

【課題】 従来、Li3−xFeNの合成法は、N雰囲気中での900℃以上での焼成や、逆ホタル石構造を介した複雑な手順を用いた方法しか報告されていなかった。
【解決手段】 本発明では焼成時の温度プロファイルと雰囲気制御を連動させ、幅広い組成領域のLi3−xFeNを、固相法により600℃で直接合成する手法を確立した。具体的には、(1)昇温時の速度を速めることによる低温領域での原料の分解の抑制。(2) 昇温時のみ窒素雰囲気として低温領域での原料の分解の抑制し、昇温後不活性雰囲気とすることでLi3−xFeNを安定化。(3)焼成雰囲気の還元性を制御するための不活性ガスの採用。(4)これによる形式電荷の低い鉄を安定化、引いては層状構造を有するLi3−xFeNの安定化。を骨子とする。作製したLi3−xFeNは優れたリチウムイオン2次電池負極特性を示した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、リチウムイオン二次電池の負極活物質である充放電特性に優れた層状のリチウム鉄窒化物の製造方法を提供することを目的とする。
【0002】
また、本発明は、当該製造方法を用いて製造された層状のリチウム鉄窒化物からなる充放電特性に優れたリチウム二次電池用負極活物質を提供することを目的とする。
【0003】
また、本発明は、本発明の製造方法により得られた層状のリチウム鉄窒化物からなる優れたリチウムイオン二次電池用の負極活物質を用いたリチウムイオン二次電池を提供することを目的とする。
【背景技術】
【0004】
一般的にLi−M−N 3元系(M=3d遷移金属)の結晶構造は、M=Ti〜Feでは逆ホタル石型、M=Fe〜CuではLiN型層状構造に分類される。
【0005】
両者の結晶構造の相安定性の境界に位置づけられるM=Feの場合、逆ホタル石構造を有するLiFeNの方が安定であり、LiN型構造のLi3−xFeNを得るには、N中で密閉容器を用いた850℃以上での焼成や、逆ホタル石構造を介した複雑な合成を行う必要があり、組成の制御も困難であった。
【0006】
リチウムイオン電池用負極材料のリチウム鉄窒化物については、J.L.C.RowsellらがLi2.7Fe0.3Nの化合物の電気化学的可逆的容量(550mA・h/g)がLi2.6Co0.4Nと同様に優れていることを報告している(非特許文献1)。化合物の生成反応は、LiNの加圧成型した塊を高純度の鉄容器に300kPaの窒素圧力下で封入し、850−1050℃の温度範囲で12時間加熱後、急冷することによって行う。
【0007】
非特許文献2は、Li[(Li1−xFeI)N](x=0.63)の単結晶が、Li[FeN]とアルカリ金属(Li,Na)の1:1のモル比の混合物を1気圧のAr雰囲気下で熱処理することによって得られることを報告している。熱処理は、前記混合物を最初523K(250℃)まで1.3K/分で12時間掛けて昇温し、続けて3K/分で1173K(900℃)まで加熱して、最高温度に達した後、反応生成物を3K/分で室温まで冷却することによって行う。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0008】
【非特許文献1】Jesse L. C. Rowsell, Vale´rie Pralong, and LindaF. Nazar J. Am. Chem. Soc. 123, 8598-8599(2001).
【非特許文献2】J. Klatyk and R. Kniep, Z. Kristallogr.NCS 214, 447-448(1999).
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
LiN型構造の層状のリチウム鉄窒化物Li3−xFeNを簡便かつ低温で直接合成することは、現在、最も要求されているところであるが、未だ得られていない。
【0010】
即ち、前記非特許文献1に記載の技術は、製造方法が工業的でなく、得られた層状リチウム鉄窒化物はリチウムイオン二次電池用負極活物質として特性的にも未だ十分とは言い難い。
【0011】
前記非特許文献2ではリチウム鉄窒化物を得るために原料として逆ホタル石構造のリチウム鉄窒化物を用いるなど、工業的な応用に適さない製造方法であり、得られた材料のLiとFeの比率の組成も異なる。また、リチウムイオン二次電池用負極活物質として使用できるかどうかも不明である。
【0012】
また、前記非特許文献のいずれの方法も固溶量の制御が困難である。
【0013】
そこで、本発明は、LiN型構造の層状のリチウム鉄窒化物Li3−xFeNを簡便かつ低温で直接固相法合成すること、および組成制御を可能とする製造方法を提供することを目的とする。
【0014】
また、本発明は、本発明の製造方法により得られた層状のリチウム鉄窒化物からなる優れたリチウムイオン二次電池用の負極活物質を提供することを目的とする。
【0015】
また、本発明は、本発明の製造方法により得られた層状のリチウム鉄窒化物からなる優れたリチウムイオン二次電池用の負極活物質を用いたリチウムイオン二次電池を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0016】
前記技術的課題は、次の通りの本発明によって達成できる。
【0017】
本発明は、組成式がLi3−xFeN(0<x<0.4)で表される層状のリチウム鉄窒化物の製造方法であって、窒化リチウムと窒化鉄を混合し、窒素雰囲気下400〜700℃まで昇温後、Ar雰囲気に切り替えて加熱焼成することを特徴とする層状のリチウム鉄窒化物の製造方法である(本発明1)。
【0018】
本発明は、組成式がLi3−xFeN(0<x<0.4)で表される層状のリチウム鉄窒化物の製造方法であって、窒化リチウムと窒化鉄を混合し、窒素又はAr雰囲気下10℃/分以上の昇温速度で400〜700℃まで昇温後、Ar雰囲気に切り替えて加熱焼成することを特徴とする層状のリチウム鉄窒化物の製造方法である(本発明2)。
【0019】
本発明は、窒化リチウムと窒化鉄との混合比がLi/Feのモル比として5以上であることを特徴とする本発明1あるいは本発明2に記載の層状のリチウム鉄窒化物の製造方法である(本発明3)。
【0020】
また、本発明は本発明1乃至3のいずれかに記載の製造方法で製造された層状リチウム鉄窒化物からなるリチウム二次電池用負極活物質である(本発明4)。
【0021】
また、本発明は本発明4に記載のリチウム二次電池用負極活物質を用いたリチウムイオン二次電池である(本発明5)。
【発明の効果】
【0022】
本発明に係るリチウム鉄窒化物の製造方法は、LiN型構造の層状のリチウム鉄窒化物Li3−xFeNを簡便かつ低温で直接合成することができるので、リチウム鉄窒化物の製造方法として好適である。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】実施例2と実施例3とで得られたリチウム鉄窒化物のX線回折パターンである。Fe原料の比較をしたものである。(上から実施例2と実施例3)
【図2】実施例4で得られたリチウム鉄窒化物のX線回折パターンである。Ar雰囲気で昇温および焼成した製造例である(実施例4)。下のX線回折パターンのLi2.7Fe0.3N model simulationはICSD (無機結晶構造データベース)に基づく。
【図3】比較例1で得られたリチウム鉄窒化物のX線回折パターンである。N雰囲気で昇温および焼成した製造例である(比較例1)。下のX線回折パターンはICSD (無機結晶構造データベース)に基づくLi3FeNの逆ホタル石結晶構造のX線回折パターンである。
【図4】実施例1及び5で得られたリチウム鉄窒化物のX線回折パターンである。昇温雰囲気の比較したものである(上から実施例5および1)。
【図5】実施例1、7〜9及び比較例3で得られたリチウム鉄窒化物のX線回折パターンである。焼成温度の比較をしたものである(上から実施例7、1、8、9および比較例3)。
【図6】実施例1、10、11及び比較例4で得られたリチウム鉄窒化物の充放電特性である(上から比較例4、実施例10、11および1)。
【発明を実施するための形態】
【0024】
本発明に係る層状のリチウム鉄窒化物の製造方法について述べる。
【0025】
従来、Li3−xFeNの合成法は、N雰囲気中での850℃以上での焼成や、逆ホタル石構造を介した複雑な手順を用いた方法しか報告されていなかった。本発明では焼成時の昇温条件(昇温速度及び雰囲気)、温度、雰囲気制御を連動させ、幅広い組成領域のLi3−xFeNを、固相法により400〜700℃という低温で直接合成する手法を確立した。
【0026】
本発明では、窒化リチウムと窒化鉄とを混合した後、混合粉を窒素雰囲気下で加熱焼成温度まで昇温し、Ar雰囲気に切り替えて加熱焼成するものである。
【0027】
具体的には、(1)昇温時の速度を速めることによる低温領域での原料の分解の抑制。(2) 昇温時のみ窒素雰囲気として低温領域での原料の分解の抑制し、昇温後不活性雰囲気とすることでLi3−xFeNを安定化。(3)焼成雰囲気の還元性を制御するための不活性ガスの採用。(4)これによる形式電荷の低い鉄を安定化、引いては層状構造を有するLi3−xFeNの安定化すること、を骨子とする。作製したLi3−xFeNは優れたリチウムイオン2次電池負極特性を示した。
【0028】
本発明者らは昇温時の低温領域において、原料が分解することに注目した。そのため昇温速度を10℃/分から35℃/分の範囲となるように速めることにより、不純物の金属鉄の生成をほぼ抑制できるのではないかと本発明者らは考えた。
【0029】
また、鉄はLiN型層状構造中(Li3−xFeIN)では逆ホタル石構造中(LiFeIII)より低い形式電荷をとることから、Nより還元性の強いAr雰囲気中で焼成することで、鉄を低い価数状態に安定化させ、層状構造を有するリチウム鉄窒化物Li3−xFeNが安定に得られるのではないかと本発明者らは考えた。
【0030】
本発明において窒化リチウム原料としては、LiNを用いることができる。また、窒化鉄原料としては、FeN、FeN、あるいはFeN(3<x<4)等であり、より好ましくはFeNである。
【0031】
窒化リチウムと窒化鉄との混合割合は、LiとFeとのモル比(Li/Fe)で5以上であることが好ましい。さらに好ましくは、混合割合の比は6.5以上である。
【0032】
窒化リチウムと窒化鉄との混合は、常法に従って行えばよい。好ましくは遊星型ボールミル等での均一混合である。
【0033】
加熱焼成における昇温時の雰囲気は、窒素雰囲気又はAr雰囲気である。好ましくは窒素雰囲気での昇温である。
【0034】
加熱焼成における昇温時の昇温速度は、10℃/分以上が好ましい。さらに好ましくは20℃/分以上である。さらに好ましくは30℃/分以上である。
【0035】
加熱焼成の雰囲気は、Ar雰囲気である。
【0036】
加熱焼成の温度は400〜700℃である。加熱焼成温度が400℃未満では、反応しない。加熱焼成温度が700℃を超える場合には、溶解が起こる。
【0037】
本発明の製造方法によって得られる層状のリチウム鉄窒化物は、組成式がLi3−xFeN(0<x<0.4)である。xの範囲は好ましくは0<x≦0.32である。より好ましくは0.1≦x≦0.32である。さらに好ましくは0.16≦x≦0.32である。
【0038】
本発明の製造方法によって得られる層状のリチウム鉄窒化物のc軸の格子定数は、3.79〜3.87Åが好ましい。
【0039】
本発明の製造方法によって得られる層状のリチウム鉄窒化物は、層状のリチウム鉄窒化物のX線回折におけるメインピーク(100面)と金属Feのメインピーク(110面)との回折最高カウント数比が1.8以上であることが好ましい。好ましくは強度比が9以上である。さらに好ましくは30以上になることである。より好ましくは金属Feのメインピークが観測されないことである。
【0040】
次に、本発明に係る層状のリチウム鉄窒化物からなる負極活物質を用いた負極について述べる。
【0041】
本発明における負極活物質を用いて負極を製造する場合には、常法に従って、導電剤と結着剤とを添加混合する。導電剤としてはケッチェンブラック(Ketjenblack International Corporation製)、アセチレンブラック、カーボンブラック、黒鉛等が好ましく、結着剤としてはポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン等が好ましい。
【0042】
本発明における負極活物質を用いて製造される二次電池は、前記負極、正極及び電解質から構成される。
【0043】
正極活物質としては、コバルト酸リチウム、ニッケル酸リチウム、マンガン酸リチウム、オリビン化合物及びそれらに異種元素が置換したものなど従来公知の正極活物質を用いることができる。
【0044】
また、電解液の溶媒としては、炭酸エチレンと炭酸ジエチルの組み合わせ以外に、炭酸プロピレン、炭酸ジメチル等のカーボネート類や、ジメトキシエタン等のエーテル類の少なくとも1種類を含む有機溶媒を用いることができる。
【0045】
さらに、電解質としては、六フッ化リン酸リチウム以外に、過塩素酸リチウム、四フッ化ホウ酸リチウム等のリチウム塩の少なくとも1種類を上記溶媒に溶解して用いることができる。
【0046】
<作用>
本発明に係る層状のリチウム鉄窒化物の製造方法が簡便で低温で実施可能な理由については、本発明者は次のように考えている。
【0047】
ArとNの還元性の違いを利用して、焼成時の還元性雰囲気を制御した。昇温時には原料の分解を抑制するために還元性の弱いNを、反応温度に達した後はLi3−xFeNを安定化させるために還元性の強いArをそれぞれ用いて焼成を行った。また、反応温度よりも原料の分解温度の方が低いことを考慮し、昇温を10〜35℃/分という速い速度で行い、できるだけ原料の分解による鉄の析出を防いだ。原理上、昇温速度に上限を考える必要はないが、実験的には50℃/分まで確認している。
【0048】
従来、Li3−xFeNは850℃以上の焼成条件でないと合成できなかったが、焼成時に還元性の強いAr雰囲気を用いることで600℃での合成が可能となった。また、本発明では複雑な手順を用いず固相法合成を用いることで手順を簡便化した。
【0049】
昇温速度を上げる、または昇温時にN雰囲気を用いることで原料由来の金属鉄の生成を抑制し、最適条件下ではほぼ単相のLi3−xFeNを得ることに成功した。
【実施例】
【0050】
本発明の代表的な実施の形態は次の通りである。
【0051】
生成物の結晶構造は、CoKαを線源に用いた粉末X線回折測定によって同定し、c軸の格子定数を求めた。また、層状のリチウム鉄窒化物Li3−xFeNのX線回折におけるメインピーク(100面)と金属Fe(α−Fe)のメインピーク(110面)とのX線回折最高カウント数比を求めた。X線回折最高カウント数はベースラインのカウント数を引いた値を使う。
【0052】
生成物のFeの固溶量xは次のようにして求めた。原子吸光分析によってLiとFeの組成比を求め、その値によって固溶量xを決定した。
【0053】
本発明の代表的な実施の形態は次の通りである。
【0054】
実施例1 <層状のリチウム鉄窒化物の調製>
原料の混合、焼成はすべて不活性雰囲気下(露点<−65℃)で行った。出発原料をLiN((株)高純度化学研究所,99%up)とFeN((株)高純度化学研究所,99.9%)とした。出発原料をそれぞれ1.8303gと1.1697gを遊星型ボールミル((株)伊藤製作所;LP.4)に入れて、60rpmで30分、120rpmで30分、240rpmで5時間粉砕混合した。その後ペレット状にしてN雰囲気下、35℃/分で600℃まで昇温し、焼成温度到達後にAr雰囲気に切り替え12時間保持した後、室温まで放冷した。
【0055】
<層状のリチウム鉄窒化物を用いた電池セルの作成と充放電試験>
得られた層状のリチウム鉄窒化物とアセチレンブラックとポリテトラフルオロエチレンを9:1:1の組成で混合したものを作用極とし、対極には金属リチウム箔、電解液には1M−LiPF/炭酸エチレン‐炭酸ジエチル(3:7)を用いて電池セルを作成した。
【0056】
充放電試験は、0.05−1.3V(vs. Li/Li+)の電位範囲で、低電流(C/20)−低電圧(<C/200)モード(1C=550mAh/gと仮定)で行った。
【0057】
実施例2〜12、比較例1〜6
表1に記載した条件以外は、実施例1と同様な方法で試料を作成した。得られた試料の特性および試験結果は実施例1の結果と一緒に表2にまとめた。
【0058】
比較例1及び2で得られたリチウム鉄窒化物は逆ホタル石構造であった。比較例3では、反応が進行せず微量の逆ホタル石構造のリチウム鉄窒化物しか得られなかった。比較例4はFe固溶量x=0の例である。比較例4のc軸の格子定数は層状のリチウム鉄窒化物と同じ結晶構造を有するLiNの格子定数である。
【0059】
本発明に係る製造方法によって得られた層状のリチウム鉄窒化物は、不純物として生成する金属Feの存在量が少ないので、充放電試験の高い初期酸化容量・還元容量を有することが期待できる。

【0060】
【表1】

【0061】
【表2】

【産業上の利用可能性】
【0062】
本発明の層状のリチウム鉄窒化物の製造方法によって得られる層状のリチウム鉄窒化物はリチウムイオン二次電池用負極活物質として好適である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
組成式がLi3−xFeN(0<x<0.4)で表される層状のリチウム鉄窒化物の製造方法であって、窒化リチウムと窒化鉄を混合し、窒素雰囲気下400〜700℃まで昇温後、Ar雰囲気に切り替えて加熱焼成することを特徴とする層状のリチウム鉄窒化物の製造方法。
【請求項2】
組成式がLi3−xFeN(0<x<0.4)で表される層状のリチウム鉄窒化物の製造方法であって、窒化リチウムと窒化鉄を混合し、窒素又はAr雰囲気下10℃/分以上の昇温速度で400〜700℃まで昇温後、Ar雰囲気に切り替えて加熱焼成することを特徴とする層状のリチウム鉄窒化物の製造方法。
【請求項3】
窒化リチウムと窒化鉄との混合比がLi/Feのモル比として5以上であることを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載の層状のリチウム鉄窒化物の製造方法。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれかに記載の製造方法で製造された層状リチウム鉄窒化物からなるリチウム二次電池用負極活物質。
【請求項5】
請求項4に記載のリチウム二次電池用負極活物質を用いたリチウムイオン二次電池。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−257736(P2010−257736A)
【公開日】平成22年11月11日(2010.11.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−106094(P2009−106094)
【出願日】平成21年4月24日(2009.4.24)
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第1項適用申請有り 〔研究集会名〕 第49回電池討論会 〔主催者名〕 社団法人電気化学会 〔開催日〕 平成20年11月5日〜7日
【出願人】(000166443)戸田工業株式会社 (406)
【出願人】(304021417)国立大学法人東京工業大学 (1,821)
【Fターム(参考)】