説明

リライト媒体繰込み装置

【課題】積層セットされるリライト媒体にカールがある場合でも洗浄機への繰込みを円滑にして洗浄効率の低下を抑制する。
【解決手段】表示情報を書き換え可能なリライト媒体3を洗浄機のリライト媒体受入れ口22に向け一枚ずつ繰り込む装置において、積層されたリライト媒体の中央部を載置台6上に載置し最下部のリライト媒体を無端ベルトで送り出す。よって左右両側端を収納部内底面に当接させないため積載量による送り出し不良を発生させない。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、洗浄機へのリライト媒体繰込み装置に係り、特に、環境温度変化によって発生するリライト媒体周縁部のカール状態に対応するための載置台を備えたリライト媒体繰込み装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、自動車の生産ライン等の工場において、組付けられる部品の種類や番号等の情報を示す表示媒体として、表示情報を繰り返し書き換え可能なシート状の記録媒体(以下「リライト媒体」という)が使用されている。
リライト媒体への表示情報の書き込み方式には、感熱式、磁気式、電気式等の各種方式がある。このうち、例えば感熱式のリライト媒体は、感熱ヘッドを有する印字装置を用いて加熱温度や加熱後の冷却速度の違いによって相対的に発色した状態と消色した状態とを作り出すことで、所望の表示情報の書き込みや消去を行うことができる。
このような感熱式のリライト媒体には、工場内で使用されるうちに油汚れが付着したり、組付け作業を行う作業者が特殊なペンで書き込みを行うことがある。上記のような油汚れや上記ペンのインキによる書き込みがあるリライト媒体をそのまま上記印字装置で印字すると、感熱ヘッドに上記油汚れやインキが付着することで印字不良や感熱ヘッドの短寿命化という問題を引き起こすことになるため、専用の洗浄機でリライト媒体の洗浄を行う必要がある。
例えば特許文献1には、上記感熱式リライト媒体の機能を損なうことなく、付着した油汚れを除去できる洗浄液を用いた洗浄方法が開示されている。前記洗浄機でリライト媒体を洗浄する場合、この洗浄機に隣接して設置されるリライト媒体繰込み装置内にリライト媒体を積層状態でセットし、この繰込み装置から洗浄機にリライト媒体を1枚ずつ連続的に繰込んで、洗浄機による自動洗浄および乾燥を行うことにより、多数枚のリライト媒体を効率よく洗浄することができる。
また、特許文献2には、洗浄機にリライト媒体を1枚ずつ連続的に繰込む方法として、ゲート板間の間隙をリライト媒体の厚みより僅かに広く設定することが記載されている。
【特許文献1】特開2007−261121号公報
【特許文献2】特公昭52−37261号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記のようなシート状のリライト媒体には、環境温度の変化によってカールが生じるという特性がある。
ここで、カールが生じたリライト媒体の左右両側端を床に接触させた状態で積層していくと、最下層は自重で潰れフラットに近づき(図3a)、逆に積層量を減少させると徐々に初期のカール状態に戻る(図3b)。
よって、リライト媒体の左右両側端がリライト媒体収納部内底面に当接している場合は、リライト媒体中央部におけるリライト媒体収納部内底面からの高さが変動することになる。そのため、リライト媒体が多数積み重なった状態で前記ゲートの幅を設定すると、リライト媒体は積層量が減少するにつれ徐々に初期のカール状態に戻り(収納部内底面からの高さが高くなり)、リライト媒体がゲートの上部に接触してゲートへの導入不良が生じ、リライト媒体の連続的な自動洗浄に支障を来たすことになる。
本発明の目的は、繰込み装置内に積層状態でセットされるリライト媒体にカールが生じている場合にも、洗浄機への繰込みを円滑にして洗浄効率の低下を抑制することができる、洗浄機へのリライト媒体繰込み装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を解決するために完成された第1の発明のリライト媒体繰込み装置は、
表示情報を書き換え可能なリライト媒体を洗浄液で洗浄する洗浄機のリライト媒体受入れ口に向けてリライト媒体を一枚ずつ繰り込むリライト媒体繰込み装置であって、
積み重ねられたリライト媒体が収納されるリライト媒体収納部と、
前記リライト媒体収納部に収納されるリライト媒体が前記リライト媒体収納部の外部に向かって通過可能なゲートと、
前記積層されたリライト媒体のうち最下層のリライト媒体の前方中央部が載置するように前記リライト媒体収納部の内底面前方中央部分にリライト媒体送り出し方向に対して平行に突設される載置台と、
前記載置台より後方に位置し、積層されたリライト媒体のうち最下層のリライト媒体の後方中央部に当接しつつ回転駆動されることにより前記最下層のリライト媒体を送り出して前記ゲートへ繰込む繰込みベルトと、
を備えたことを特徴とする。
また、第2の発明は、前記ゲートが前記載置台の上面と、前記載置台の上面と対向する位置に装着した上板の下面との間隙で形成され、前記載置台上面の前方方向横幅と前記上板下面の前方方向横幅とが同一寸法であることを特徴とする第1の発明のリライト媒体繰込み装置である。
また、第3の発明は、前記載置台および前記上板が昇降可能であることを特徴とする第1の発明または第2の発明のリライト媒体繰込み装置である。
【発明の効果】
【0005】
本発明に係るリライト媒体繰込み装置は、リライト媒体の中央部が載置する載置台を備えているため、リライト媒体の左右両側端はリライト媒体収納部内底面に当接しない。そのため、リライト媒体中央部におけるリライト媒体収納部内底面からの高さ変動を抑制することができる。
これにより、リライト媒体が多数積み重なった状態で前記ゲートの幅を設定しても、ゲート通過位置の高さはリライト媒体の積層量によって変動しないため、ゲートへの導入は良好で、リライト媒体の連続的な自動洗浄に支障を来たすことはない。
また、前記ゲートが前記載置台と上板との間隙で形成され、前記載置台の前方方向横幅が前記上板の前方方向横幅と同じであるので、リライト媒体収納部に対して上向きにカールしたリライト媒体が収納されていても、ゲートへの導入不良が生じることはない。
さらに、前記載置台および前記上板が昇降可能であるので、リライト媒体の種類や大きさ、または、カールした度合いに応じて載置台の高さを調節し、リライト媒体の左右両側端がリライト媒体収納部内底面に当接しないようにすることで、ゲートへの導入不良を防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
次に、本発明の好ましい実施の形態を図に基づいて詳細に説明する。尚、本発明で「前」はリライト媒体送り出し方向を指し、「左右」とは、リライト媒体送り出し方向に向かって「左」「右」を指す。
【0007】
まず、本発明第1の実施形態を説明する。
図1は、矩形シート状の感熱式リライト媒体3を洗浄する洗浄機2および、これに隣接して設置されるリライト媒体繰込み装置(以下、「繰込み装置」とだけいう)1の概略構成図である。洗浄機2は、感熱式のリライト媒体3から油汚れやマーキングインキを除去すべく洗浄する機能を有し、繰込み装置1は洗浄機2に対して、洗浄されることとなるリライト媒体3を1枚ずつ連続的に繰込む機能を有する。
【0008】
洗浄機2は、矩形筐体からなる本体部21を有する。本体部21の対向する両側壁部には、リライト媒体3を受け洗浄機2内に受け入れるための受入れ口22と、洗浄後にリライト媒体3を排出するための排出口23とが同じ高さ位置に開口形成されている。前記受入れ口22には、上下で対をなし且つ繰込み装置1側にラッパ状に拡がった受入れガイド(図示せず)を配置してもよい。また、排出口23が形成される洗浄機2の本体部21の側壁には、排出口23を挟んで上下方向に対向する乾燥ファン24が設けられている。
洗浄機2の本体部21内には、受入れ口22から排出口23にかけて略平行に形成されるリライト媒体搬送経路に沿って、それぞれローラ対で構成される搬入ローラ25、洗浄ブラシ26、吸水ローラ27、および排出ローラ28が配置されている。受入れ口22を介して洗浄機2内に繰込まれたリライト媒体3は、それぞれ矢印方向に回転駆動される各ローラ25〜28のニップ部を通って排出口23まで搬送される。
洗浄機2内にリライト媒体3が搬送される過程で、適宜に供給される洗浄液を含んだ洗浄ブラシ26によって摺擦されることにより、リライト媒体3表面に付着した油汚れやマーキングインキが除去される。その後、リライト媒体3は、流下する水によって洗浄液が洗い流されるすすぎ工程(図示せず)を経てから、少なくとも外周部が吸水性材料(例えばスポンジ等)で形成される吸水ローラ27によってリライト媒体3上にある水が吸い取られる。そして、排出ローラ28によって排出口23から機外に出たリライト媒体3は、乾燥ファン24からの適温に加熱された送風を受けて乾燥された後、図示しない排出トレイ上に排出される。
尚、本発明に係るリライト媒体繰込み装置と共に使用可能な洗浄機は、前記構成のものに限定されず、リライト媒体3の連続自動洗浄が可能であれば、公知の如何なる構成の洗浄機であってもよい。
【0009】
続いて、リライト媒体繰込み装置1について図1および図2を参照して説明する。図2は、図1中の矢印A方向から見たリライト媒体繰込み装置1の内部側面図である。
繰込み装置1は、矩形筐体からなる装置本体4を備える。前記装置本体4内の底部には、洗浄されることとなる多数(例えば500枚)のリライト媒体3を積層して収納するリライト媒体収納部41を設ける。
【0010】
前記リライト媒体収納部41の内底面に載置台6を設ける。前記載置台6は、前記内底面の前方中央部分に、リライト媒体送り出し方向に対して平行に突設される。ここで、突設とは、突き出して設けることをいう。前記前方中央部分とは、前記内底面前方部分のうち、左右横幅の中心線近傍を指し、左右両端は含まない。よって、載置台6の左右は、前記内底面表面まで一段下がった構成となる。
載置台6の形状は、直方体、若しくは立方体で形成され、前記リライト媒体収納部41の内底面と一体でも別体でもよく、別体の場合は、ネジ止めや接着等で装着されればよい。また、リライト媒体3に傷が付かないように頂面の縁を面取りしてもよい。
このような構成のため、前記載置台6の上面には、前記積層されたリライト媒体のうち最下層のリライト媒体31の前方中央部が載置することになり、上面前方は後述するゲート5の下側を形成することになる。
また、載置台6の左右横幅cと、リライト媒体3の左右横幅dとの関係は、dが80mmのとき、cが8mm〜10mmで良好な結果を得られたため、c=d/10程度が望ましい。
【0011】
装置本体4において洗浄機2に対向する側壁には、ゲート5が洗浄機2の受入れ口22に臨んで形成されている。ゲート5は、前記載置台6の上面と、前記載置台6の上面と対向する位置に装着した上板8の下面との間隙で形成される。前記上板8は、装置本体4の側壁に上下動自在に装着される。この間隙は、リライト媒体3の厚みにほぼ等しく規定されるため、後述する繰込みベルト7の駆動により、リライト媒体3を1枚ずつ通過させることができる。
【0012】
前記載置台6の後方であって、前記リライト媒体収納部41の内底面に繰込みベルト7を設ける。繰込みベルト7は、図示しないモータ等の駆動手段を連結した駆動ローラ71、72に掛け渡されており、駆動ローラ71、72が回転すると、繰込みベルト7は駆動ローラ71、72間を行き来する。本形態では、駆動ローラ71、72は反時計方向に回転するため、繰込みベルト7は駆動ローラ71から駆動ローラ72に向かって移動する。繰込みベルト7の左右横幅は、前記載置台6の左右横幅と略同一が好ましく、その材質は、ゴム、樹脂材の薄板等を使用可能である。
このような構成のため、前記繰込みベルト7の上面には、前記積層されたリライト媒体3のうち最下層のリライト媒体31の後方中央部が載置することになる。
このように、繰込みベルト7が最下層のリライト媒体31と当接した状態で、駆動ローラ71、72が図示しないモータによって回転駆動されることによって、リライト媒体3が最下層のものから1枚ずつ受入れ口22を介して洗浄機12へと繰込まれるように構成されている。
【0013】
次に、以上のように構成された本発明第1の実施形態による繰込み装置1の動作について説明する。
まず、上記矩形シート状のリライト媒体3には、環境温度の変化によって、カールが生じるという特性がある。そのため図3に示すように、載置台6が設けられていない繰込み装置1においては、カールが生じたリライト媒体の左右両側端を床に接触させた状態で積層していくことになり、最下層は自重で潰れフラットに近づき(図3a)、逆に洗浄機12へと繰込まれることで積層量が減少していくと徐々に初期のカール状態に戻る(図3b)ことになる。
よって、リライト媒体3の左右両側端がリライト媒体収納部内底面に当接している場合は、リライト媒体中央部におけるリライト媒体収納部内底面からの高さが変動することになるため、リライト媒体3が多数積み重なった状態で前記ゲートの幅を設定すると、リライト媒体は積層量が減少するにつれ徐々に初期のカール状態に戻り(収納部内底面からの高さが高くなり)、リライト媒体3がゲート5の上部に接触してゲート5への導入不良が生じ、リライト媒体3の連続的な自動洗浄に支障を来たすことになる。つまり、リライト媒体中央部におけるリライト媒体収納部内底面からの高さにおいて、リライト媒体3が多数積み重なった状態の高さをX1、初期のカール状態の高さをX2とすると、従来はX1<X2となる。
【0014】
これに対し、本実施形態の繰込み装置1では、図2に示すように、リライト媒体3にカールが生じていても、最下層のリライト媒体3が載置台6と繰込みベルト7の上面に当接した状態でセットされ、リライト媒体の左右両側端はリライト媒体収納部内底面に当接することはない。そのため、リライト媒体3は、最下層であっても自重で潰れることがなく、初期のカール状態を維持しており、リライト媒体中央部におけるリライト媒体収納部内底面からの高さに変動が生じない。つまり、リライト媒体中央部におけるリライト媒体収納部内底面からの高さにおいて、リライト媒体3が多数積み重なった状態の高さをY1、初期のカール状態の高さをY2とすると、Y1=Y2となり、この高さは、載置台の高さと同一となる。
また、前述の通り、載置台6の左右横幅cと、リライト媒体3の左右横幅dとの関係は、c=d/10程度が望ましい。載置台6の左右横幅cが相対的に大きくなれば、Y2が大きくなって従来の課題に近づくことになり、また、載置台6の左右横幅cが相対的に小さくなれば、安定感がなくなり、載置台としての機能を果たさなくなる。
そして、載置台6と繰込みベルト7の上面に当接した状態でセットされた最下層のリライト媒体31は、駆動ローラ71、72が図示しないモータによって回転駆動されることによって、繰込みベルト7との摩擦力で前方へ繰出され、載置台6の上面を摺動しながらゲート5を通過し、受入れ口22から搬入ローラ25に搬送される。ゲート5の間隙は、リライト媒体3が多数積み重なった状態で設定したとしても、前記の通りY1=Y2となるため、最後の一枚まで、ゲート5の間隙を変更することなく使用することができる。
また、載置台6の上面より繰込みベルト7の上面を高く設定すると(図示せず)、載置台6上面とリライト媒体3との摩擦が軽減されるため、より円滑にリライト媒体3を繰出すことができる。
【0015】
次に、本発明第2の実施形態を説明する。尚、ここでは、前記した第1の実施形態と異なる点のみを説明する。
前記上板8下面の前方方向横幅eを、前記載置台6上面の前方方向横幅cと同一寸法にする。
こうすることで、誤ってリライト媒体収納部に対して上向きにカールしたリライト媒体を収納していたとしても、上板8下面にリライト媒体3先端が接触することがないため、ゲート5への導入不良が生じることはない。
【0016】
次に、本発明第3の実施形態を説明する。尚、ここでは、前記した第1の実施形態、第2の実施形態と異なる点のみを説明する。
前記ゲート5の間隙を、前記上板8または、前記載置台6を昇降可能とすることで調節できるようにする。図4に示すように、間隙調整用のネジ9を設けて、前記載置台6を上下動させたり、図示しないが、磁石やネジを利用して前記上板8を手動により上下動可能とすることで、前記ゲート5の間隙を調節する。
このように、載置台6が昇降可能であるので、リライト媒体の種類や大きさ、または、カールした度合いに応じて載置台の高さを調節することで、リライト媒体3の左右両側端がリライト媒体収納部内底面に当接しないようにすることができる。そして、載置台6の上下動により生じる間隙の増減分を、上板8の上下動で補完することができるため、ゲート5へのリライト媒体3の導入不良を防止することができる。
【0017】
以上、本発明を前記実施例により説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】洗浄機および繰込み装置の概略構成を示す図
【図2】図1における繰込み装置を矢印A方向から見た内部側面図
【図3】載置台が設けられていない繰込み装置を示す図
【図4】載置台の昇降状態を示す図
【符号の説明】
【0019】
1 リライト媒体繰込み装置
2 洗浄機
21 本体部
22 受入れ口
23 排出口
24 乾燥ファン
25 搬入ローラ
26 洗浄ブラシ
27 吸水ローラ
28 排出ローラ
3 リライト媒体
31 最下層のリライト媒体
4 装置本体
41 リライト媒体収納部
5 ゲート
6 載置台
7 繰込みベルト
71、72 駆動ローラ
8 上板
9 ネジ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示情報を書き換え可能なリライト媒体を洗浄液で洗浄する洗浄機のリライト媒体受入れ口に向けてリライト媒体を一枚ずつ繰り込むリライト媒体繰込み装置であって、
積み重ねられたリライト媒体が収納されるリライト媒体収納部と、
前記リライト媒体収納部に収納されるリライト媒体が前記リライト媒体収納部の外部に向かって通過可能なゲートと、
前記積層されたリライト媒体のうち最下層のリライト媒体の前方中央部が載置するように前記リライト媒体収納部の内底面前方中央部分にリライト媒体送り出し方向に対して平行に突設される載置台と、
前記載置台より後方に位置し、積層されたリライト媒体のうち最下層のリライト媒体の後方中央部に当接しつつ回転駆動されることにより前記最下層のリライト媒体を送り出して前記ゲートへ繰込む繰込みベルトと、
を備えたことを特徴とするリライト媒体繰込み装置。
【請求項2】
前記ゲートが前記載置台の上面と、前記載置台の上面と対向する位置に装着した上板の下面との間隙で形成され、前記載置台上面の前方方向横幅と前記上板下面の前方方向横幅とが同一寸法であることを特徴とする請求項1に記載のリライト媒体繰込み装置。
【請求項3】
前記載置台および前記上板が昇降可能であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のリライト媒体繰込み装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2010−159129(P2010−159129A)
【公開日】平成22年7月22日(2010.7.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−2581(P2009−2581)
【出願日】平成21年1月8日(2009.1.8)
【出願人】(390017891)シヤチハタ株式会社 (162)
【Fターム(参考)】