説明

リラックス装置

【課題】使用者が身体支持手段に乗ったり或いは身体支持手段から降りたりする際の乗り降りのし易さを向上させることができるリラックス装置を提供する。
【解決手段】制御部により、揺動動作終了時に、身体支持部材13の座部30の停止位置が揺動動作中における最下点となるように揺動駆動装置12が制御される。また、身体支持部材13と揺動駆動装置12を覆うケース部材14との間で、揺動駆動装置12に対する身体支持部材13の揺動動作に追従するとともに、両者に跨って取着され、両者の隙間を閉塞する閉塞部材31が設けられている。そして、その閉塞部材31が停止位置において均等に張設される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、使用者にリラックス効果を付与するリラックス装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1に示すように、使用者の身体を支持する身体支持手段を前後方向に揺動させる揺動駆動手段と、身体支持手段の揺動動作の振幅を変更するように揺動駆動手段を制御する制御手段とを備え、揺動動作の振幅を適宜変化させることで使用者にリラックス効果を付与するリラックス装置がある。
【特許文献1】特開2000−300374号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、上記のようなリラックス装置では、揺動動作終了時において身体支持手段が途中の位置で止まってしまう事が考えられ、その場合身体支持手段が使用者の乗り降りし難い位置となってしまい使用者の乗り降りが容易にできないという問題があった。
【0004】
また、リラックス装置の揺動駆動手段を覆うケース部材と身体支持手段との間では、身体支持手段の揺動動作に追従するとともに、両者に跨って取着され、両者の隙間を閉塞する例えば布地等で構成される閉塞部材が設けられている。そして、揺動動作終了時において、揺動動作の途中位置で止まってしまうと、無用な皺が発生し、リラックス装置としての外観を損ねることとなっていた。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、第1の目的は、使用者が身体支持手段に乗ったり或いは身体支持手段から降りたりする際の乗り降りのし易さを向上させることができるリラックス装置を提供することにある。
【0006】
また、第2の目的は、揺動動作停止時における無用な皺の発生を抑えることができるリラックス装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、使用者の身体を支持する座部を有する身体支持手段と、該身体支持手段を一方向に揺動動作させる揺動駆動手段と、該揺動駆動手段を制御してリラックス揺動を行う制御手段とを備えたリラックス装置であって、前記制御手段は、前記揺動動作終了時に、前記身体支持手段の座部の停止位置が前記揺動動作中における最下位置となるように前記揺動駆動手段を制御することをその要旨とする。
【0008】
この発明では、制御手段により、揺動動作終了時に、身体支持手段の座部の停止位置が揺動動作中における最下点となるように揺動駆動手段が制御される。つまり、揺動動作終了後において、座部を揺動動作中における最下点となる位置で停止させておくことで、リラックス装置を配置する床面と座部(身体支持手段)との距離が近くなるため、使用者は座部に対して容易に乗り降りすることが可能となる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、前記揺動駆動手段を覆うケース部材と前記身体支持手段との間で、前記揺動駆動手段に対する前記身体支持手段の揺動動作に追従するとともに、両者に跨って取着され、両者の隙間を閉塞する閉塞部材が設けられており、前記閉塞部材は、前記停止位置において均等に張設したことをその要旨とする。
【0010】
この発明では、揺動駆動手段を覆うケース部材と身体支持手段との間で、揺動駆動手段に対する身体支持手段の揺動動作に追従するとともに、両者に跨って取着され、両者の隙間を閉塞する閉塞部材が設けられている。そして、その閉塞部材が停止位置において均等に張設される。そのため、本発明の第2の目的である停止位置における、無用な皺の発生が抑えられ、リラックス装置としての外観を向上させることが可能となる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のリラックス装置において、前記閉塞部材は、前記揺動動作に合わせて伸縮可能に構成されたことをその要旨とする。
この発明では、閉塞部材は、揺動動作に合わせて伸縮可能に構成される。そのため、身体支持手段が揺動動作した場合でも、揺動動作に合わせて閉塞部材が伸縮されることで、揺動動作の妨げとなることを好適に抑制しつつ隙間を閉塞することができる。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のリラックス装置において、前記閉塞部材は、伸縮性を有する布地によって構成されたことをその要旨とする。
この発明では、閉塞部材は、伸縮性を有する布地によって構成される。つまり、閉塞部材が伸縮性を有する布地によって構成されることで、身体支持手段が揺動動作した場合でも、閉塞部材が揺動動作に合わせて伸縮するため、揺動動作の妨げとなることをより好適に抑制しつつ隙間をより見栄えよく閉塞することができる。
【発明の効果】
【0013】
上記請求項1〜4に記載の発明によれば、使用者が身体支持手段に乗ったり或いは身体支持手段から降りたりする際の乗り降りのし易さを向上させることができるリラックス装置を提供することができる。
【0014】
また、上記請求項2に記載の発明によれば、揺動動作停止時における無用な皺の発生を抑えることができるリラックス装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態のリラックス装置の概略構成図を示す。図1に示すように、リラックス装置10は、その基台11の底部11aが図示しない床面に載置されるとともに、基台11に設けられた揺動駆動手段としての揺動駆動装置12と、この揺動駆動装置12により揺動される身体支持手段としての身体支持部材13とを備えている。
【0016】
揺動駆動装置12は、その外周の大半がケース部材14によって覆われており、モータ20と、減速機21と、クランク機構22と、リンク部材23とから構成されている。
モータ20は、基台11の底部11a上面に設けられるとともに、前記底部11a上面に設けられる制御手段としての制御部24によりその駆動が制御されている。減速機21は、基台11の底部11a上面に設けられるとともに、前記モータ20と駆動連結され、モータ20の駆動力を減速出力するものである。また、モータ20には、エンコーダ等の位置センサ(図示略)が設けられており、その位置センサはその回転数及び回転位置を検出するようになっている。
【0017】
クランク機構22は、クランク部材22aとロッド部材22bとから構成されるとともに、減速機21の回転駆動を半径の極めて大きな円弧運動に変換するものである。クランク部材22aは、その基端が減速機21の出力軸と一体回転可能に接続されるとともに、その先端がロッド部材22bの基端と回転可能に接続されている。ロッド部材22bの先端は、身体支持部材13が固定される四角枠状のベース部25の下部と接続されている。
【0018】
前記基台11には、その底部11aから上方向に突設される支持枠11bが備えられており、2つのリンク部材23はそれらの基端が各支持枠11b上部に所定間隔を有して回転可能に連結されるとともに、各先端がベース部25の下部と回転可能に連結されている。つまり、この2本のリンク部材23は、基端を中心として回動するようになっており、クランク機構22からの駆動力を基に、ベース部25に固定される身体支持部材13をロッキングチェア等のように前後方向に揺動させている。
【0019】
ベース部25の上部には、身体支持部材13を構成する座部30がベース部25と一体移動可能に固定されている。また、身体支持部材13の座部30とケース部材14との間において、揺動動作時における互いの干渉を防ぐべく所定の隙間が設けられておりその隙間から揺動駆動装置12の各部材20〜23を直接露出させないように、前記ケース部材14の上端から身体支持部材13までストレッチ素材の生地からなる閉塞部材31が設けられている。そして、この閉塞部材31は、図5(a)に示すように、身体支持部材13の座部30の揺動動作停止時において皺の無いように張設している。
【0020】
この身体支持部材13を構成する座部30の後側には背もたれ部32が、座部30の前側にオットマン33が設けられており、身体支持部材13はそれぞれが一体形成された構成をなしている。また、身体支持部材13は、平面視において背もたれ部32の後部側(図5(a)(b)に示す使用者Mの頭部側)で使用者Mの頭部を支持する頭部支持部32aから使用者Mの腕を含む腰部側を支持する腰部支持部32bにかけて次第に幅広、つまり、腰部支持部32bの幅Xは頭部支持部32aの幅Yよりも広くなるように形成されている。そして、身体支持部材13は、腰部支持部32bの側の前部側及び座部30の後部側からオットマン33の先端側にかけて次第に幅狭となって、全体的に曲線状に形成されている。
【0021】
また、図1、図2に示すように、身体支持部材13(背もたれ部32)の側面には操作部ホルダ40により着脱可能に支持される操作部41が設けられており、座部30の側面30aには、電源供給路をオンオフ切替可能な主電源スイッチ42が設けられている。
【0022】
操作部41には、図3に示すように、コース選択スイッチ43、スイング調整スイッチ44、リクライニング角度調整スイッチ45、音量調整スイッチ46、振動調整スイッチ47、エアバッグ調整スイッチ48及び始動スイッチ49等、静電センサからなるセンサ部50(図4参照)を備えて構成される各種スイッチ43〜49と、各種スイッチ43〜49を点灯表示及び非点灯可能な表示部51とを備えている。
【0023】
コース選択スイッチ43は、複数のコース(本実施形態では、コースA、コースB、コースC及びコースDの計4コース)から選択できるように複数のスイッチ43a,43b,43c,43dで構成されており、各スイッチ43a〜43dの選択によって、図4に示すように複数の揺動パターンが設定されたコース選択部41aから所定の制御信号が制御部24に出力されるようになっている。
【0024】
スイング調整スイッチ44は、図4に示すように身体支持部材13の揺動動作の速度を調整する速度調整部41bと、揺動動作の振幅を調整する振幅調整部41cと電気的に接続されており、スイング調整スイッチ44が使用者Mにより操作されることで身体支持部材13の揺動動作の速度及び振幅が3段階で変化されるようになっている。
【0025】
リクライニング角度調整スイッチ45は、使用者Mにより操作されることで、図4に示すようにリクライニング調整の制御信号がリクライニング調整部41dを介して制御部24に出力されるようになっており、その信号を受けた制御部24はリクライニング駆動部13aを適宜制御して、身体支持部材13のリクライニング角度を調整するようになっている。
【0026】
音量調整スイッチ46は、図示しないスピーカの音量を調整するためのものであり、本実施形態では5段階の音量調整が可能となっている。また、振動調整スイッチ47は、図示しない振動部材の振動度を調整するためのものであり、本実施形態では5段階の振動調整が可能となっている。また、エアバッグ調整スイッチ48は、図示しないエアバッグの膨張量などを変更させるためのものであり、本実施形態では、5段階の膨張量の調整が可能となっている。また、始動スイッチ49は、リラックス装置10を始動可能状態と始動不能状態とに切り替えるためのものであり、始動スイッチ49が操作されて始動可能状態とすることで、制御部24による各部の制御が可能な状態となる。
【0027】
表示部51は、操作部41のケースの透過室内にLED素子が内蔵されて構成されており、各スイッチ43〜49の内部と、各スイッチ44,46,47,48によって現時点での動作状態を示すべく設けられたレベル報知部44a,46a,47a,48aとに設けられている。
【0028】
上記の様に構成されたリラックス装置10では、制御部24により、揺動駆動装置12のモータ20が制御されて、図5(a)(b)に示す揺動範囲内で身体支持部材13を前後方向に緩やかに揺動動作させるリラックス揺動を行うようになっている。尚、図5(a)は、揺動動作の開始位置、停止位置及び揺動動作の動作方向が反転される後側反転位置を示し、図5(b)は、揺動動作の動作方向が反転される前側反転位置を示している。
【0029】
また、制御部24は、揺動動作終了時において、身体支持部材13の座部30の位置を図5(a)に示すように揺動動作中における最下位置となるように揺動駆動装置12のモータ20を制御する。このため、本装置10を使用する際や揺動動作停止後において、使用者Mが本装置10の座部30に着座する場合や座部30から降りる場合に、その乗り降りがし易くなっており、本装置10を快適に使用することが可能となる。また、前述したように、身体支持部材13の座部30の停止位置、つまり最下位置においてストレッチ素材の生地からなる閉塞部材31が皺の無いように張設されているため、停止位置において皺の発生を防ぎ、本装置10の外観を向上させることが可能となる。更に閉塞部材31がストレッチ素材で構成されているため、身体支持部材13が揺動動作されてもその動作に合わせて伸縮して追従されるため、揺動動作の妨げとなることが抑制されている。
【0030】
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)制御部24により、揺動動作終了時に、身体支持部材13の座部30の停止位置が揺動動作中における最下点となるように揺動駆動装置12が制御される。つまり、揺動動作終了後において、座部30を揺動動作中における最下点となる位置で停止させておくことで、リラックス装置10を配置する床面と座部30(身体支持手段13)との距離が近くなるため、使用者Mは座部30に対して容易に乗り降りすることが可能となる。
【0031】
(2)身体支持部材13と揺動駆動装置12を覆うケース部材14との間で、揺動駆動装置12に対する身体支持部材13の揺動動作に追従するとともに、両者に跨って取着され、両者の隙間を閉塞する閉塞部材31が設けられている。そして、その閉塞部材31が停止位置において均等に張設される。そのため、停止位置における、無用な皺の発生が抑えられ、リラックス装置10としての外観を向上させることが可能となる。
【0032】
(3)閉塞部材31は、揺動動作に合わせて伸縮可能に構成すべく伸縮性の高い布地(ストレッチ素材)で構成される。つまり、閉塞部材31が伸縮性の高い布地によって構成されることで、身体支持部材13が揺動動作した場合でも、閉塞部材31が揺動動作に合わせて伸縮するため、揺動動作の妨げとなることをより好適に抑制しつつ身体支持部材13とケース部材14との隙間をより見栄えよく閉塞することができる。
【0033】
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、閉塞部材31をストレッチ素材の布地にて構成したが、これに限らず、ストレッチ素材以外の布地にて閉塞部材31を構成してもよい。また、閉塞部材31を構成する材質自体に伸縮性がなくてもよい。但し、この場合、予め揺動動作に揺動方向合わせて伸縮変形可能なプリーツ状とすることが望ましく、プリーツ状とした場合であっても、停止位置(最下位置)において張設することで、停止位置における無用な皺の発生を抑えることが可能となる。
【0034】
・上記実施形態では、最下位置において閉塞部材31を皺の無い緊張状態としたが、最下位置において皺を有した構成であってもよい。要は、停止位置(最下位置)において、閉塞部材31に無用な皺の発生を抑える構成であればよい。
【0035】
・上記実施形態では、特に言及していないが、身体支持部材13を構成する座部30の最下位置において、座部30の上面と水平面とがなす座部角度を揺動動作中の中で最も小さくなるように構成してもよい。このような構成とすることで、座部30の上面が水平面、つまり床面と平行に近づくため、より乗り降りし易いリラックス装置を提供することができる。
【0036】
・上記実施形態では、身体支持部材13を前後方向に揺動させる構成としたが、これに限らず、例えば身体支持部材13を左右方向に揺動させる構成としてもよい。
・上記実施形態では、特に言及していないが、身体支持部材13の各部にエアバッグを設けて適宜膨縮動作を行ってマッサージ等のリラックス効果を付与する構成を採用してもよい。
【0037】
・上記実施形態では、特に言及していないが、制御部24にてモータ20制御を行って、リラックス揺動後にリラックス揺動時よりも例えば揺動動作の振幅を大きくしたり揺動動作の周波数を高くしたりし、リラックス(睡眠)状態となった使用者Mを覚醒させるリフレッシュ揺動を行うように構成してもよい。
【0038】
・上記実施形態では、特に言及していないが、リラックス揺動やリフレッシュ揺動に対応した音楽や振動を付与する構成を追加してもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
【0039】
(イ) 請求項3に記載のリラックス装置において、前記閉塞部材は、前記揺動動作の揺動方向に変形可能なプリーツ状の生地によって構成されたことを特徴とするリラックス装置。
【0040】
これにより、揺動動作に合わせて変形可能な閉塞部材を構成でき、閉塞部材による揺動動作の妨げの発生を抑えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本実施形態におけるリラックス装置の概略構成図。
【図2】同上におけるリラックス装置の斜視図。
【図3】同上におけるリモコンについて説明するための説明図。
【図4】同上におけるリラックス装置のシステム構成を説明するためのブロック図。
【図5】(a)は揺動動作の開始位置、停止位置及び後側反転位置を説明するための説明図、(b)は揺動動作の前側反転位置を説明するための説明図。
【符号の説明】
【0042】
10…リラックス装置、12…揺動駆動手段としての揺動駆動装置、13…身体支持手段としての身体支持部材、14…ケース部材、24…制御手段としての制御部、30…身体支持手段を構成する座部、31…閉塞部材、M…使用者。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
使用者の身体を支持する座部を有する身体支持手段と、該身体支持手段を一方向に揺動動作させる揺動駆動手段と、該揺動駆動手段を制御してリラックス揺動を行う制御手段とを備えたリラックス装置であって、
前記制御手段は、前記揺動動作終了時に、前記身体支持手段の座部の停止位置が前記揺動動作中における最下位置となるように前記揺動駆動手段を制御することを特徴とするリラックス装置。
【請求項2】
請求項1に記載のリラックス装置において、
前記揺動駆動手段を覆うケース部材と前記身体支持手段との間で、前記揺動駆動手段に対する前記身体支持手段の揺動動作に追従するとともに、両者に跨って取着され、両者の隙間を閉塞する閉塞部材が設けられており、
前記閉塞部材は、前記停止位置において均等に張設したことを特徴とするリラックス装置。
【請求項3】
請求項2に記載のリラックス装置において、
前記閉塞部材は、前記揺動動作に合わせて伸縮可能に構成されたことを特徴とするリラックス装置。
【請求項4】
請求項3に記載のリラックス装置において、
前記閉塞部材は、伸縮性を有する布地によって構成されたことを特徴とするリラックス装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−142495(P2010−142495A)
【公開日】平成22年7月1日(2010.7.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−324598(P2008−324598)
【出願日】平成20年12月19日(2008.12.19)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】