説明

レール密着力測定装置

【課題】あらゆる箇所で基本レールと分岐レールとの密着力を精度よく測定することができるレール密着力測定装置を提供する。
【解決手段】基本レールの側面に当接可能で、かつ両端部が異なる向きに延出する本体部11と、本体部11に沿って形成され、本体部11と回動可動に連接され、先端15が分岐レールの側面に当接可能に構成された測定部13と、本体部11を固定したまま測定部13の先端位置を、基本レールと分岐レールとの間を離間する方向に移動させることが可能な操作部19と、基本レールと分岐レールとの間の密着力を測定する測定機器21と、を備えた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、レール密着力測定装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般的に、列車用の基本レールと分岐レールとは所定値以上の密着力で当接され、列車の進行方向に応じて分岐レールが可動して列車を所望の方向へと導いている。ところで、列車は一日のうちに何本(何台)もレール上を通過するため、列車が通過することによる振動などが原因で基本レールと分岐レールとの密着力が低減することがある。したがって、夜間(終電から始発までの間)のうちにメンテナンス作業員が分岐箇所の密着力を測定し、密着力が所定値未満になっている場合には、密着力が所定値以上になるように常にメンテナンスしている。
従来、メンテナンス時に使用するレール間の密着力測定装置としては、密着したとき基本レールとせん端レールの中間高さ位置に形成される空間に先端部を挿入可能な密着荷重検出部材を備え、密着荷重検出部材は先端部側面にせん端レールに当接して支点となる突部を、基端部側面に基本レールに先端が当接可能に螺合されたボルトをそれぞれ設け、また、突部より基端側の両側面にストレインゲージを設け、かつ密着荷重検出部材にかかる歪みによるストレインゲージの出力を指示する指示メータを設けたレール密着力測定装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】登録実用新案第3011202号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、上述した特許文献1のレール密着力測定装置は、装置本体が基本レールに沿って略直線状に形成された密着荷重検出部材を備えている。そして、ボルトを基本レールに対して螺合していくことで、てこの原理を用いて基本レールとせん端レールとを離間させて密着力を測定するため、ボルトの位置を突部からある程度長さを確保して配置する必要があった。したがって、せん端レール(分岐レール)の端面がわずかな間隔で連続的に設けられている箇所では、この直線状の密着荷重検出部材を適正な位置に配置することができず、密着力の測定ができないという問題があった。
【0004】
そこで、本発明は、上述の事情を鑑みてなされたものであり、あらゆる箇所で基本レールと分岐レールとの密着力を精度よく測定することができるレール密着力測定装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、基本レールの側面に当接可能で、かつ両端部が異なる向きに延出する本体部と、該本体部に沿って形成され、該本体部と回動可動に連接され、先端が分岐レールの側面に当接可能に構成された測定部と、前記本体部を固定したまま前記測定部の先端位置を、前記基本レールと前記分岐レールとの間を離間する方向に移動させることが可能な操作部と、前記基本レールと前記分岐レールとの間の密着力を測定する測定機器と、を備えたことを特徴としている。
このように構成することで、操作部を操作することで測定部が本体部に対して回動して基本レールと分岐レールとの密着力を測定することができる。
【0006】
請求項2に記載した発明は、前記測定機器が、前記測定部のひずみ量を測定するためのひずみゲージと、該ひずみゲージの結果から前記密着力を表示するデジタル表示計とを備えていることを特徴としている。
このように構成することで、密着力を確実に測定できると共に、デジタル表示計で明確に表示することができる。
【0007】
請求項3に記載した発明は、前記測定部の先端が、鋼球で構成されていることを特徴としている。
このように構成することで、密着力を測定する際に、分岐レールの側面と鋼球とが接触するようになる。
【0008】
請求項4に記載した発明は、前記操作部が、ラチェットハンドルで構成されていることを特徴としている。
このように構成することで、操作部の周囲に干渉物(他のレールなど)が配置されていても、操作部の上方の空間にラチェットハンドルを配置して操作することができる。
【0009】
請求項5に記載した発明は、前記操作部の回転軸が、前記基本レールが延設されている方向に対して略直交する方向に構成されていることを特徴としている。
このように構成することで、レールなどの干渉物が少ない位置に操作部が配置されることとなる。
【0010】
請求項6に記載した発明は、前記本体部と前記測定部との間に連結部が介装され、該連結部に前記操作部が取り付けられていることを特徴としている。
このように構成することで、測定部が所望の動きをするように案内させることができる。
【発明の効果】
【0011】
請求項1に記載した発明によれば、操作部を操作することで測定部が本体部に対して回動して基本レールと分岐レールとの密着力を測定することができるため、本体部のレールに沿う方向の長さを長くする必要がなく、あらゆる箇所で基本レールと分岐レールとの密着力を測定することができる効果がある。
【0012】
請求項2に記載した発明によれば、密着力を確実に測定できると共に、デジタル表示計で明確に表示することができるため、密着力を誤って読み取ることがなく、異なる作業者が実施しても精度よく測定することができる効果がある。
【0013】
請求項3に記載した発明によれば、密着力を測定する際に、分岐レールの側面と鋼球とが接触するようになるため、密着力を確実に測定部へと伝達することができる効果がある。
【0014】
請求項4に記載した発明によれば、操作部の周囲に干渉物(他のレールなど)が配置されていても、操作部の上方の空間にラチェットハンドルを配置して操作することができるため、あらゆる箇所で確実に密着力を測定することができる効果がある。
【0015】
請求項5に記載した発明によれば、レールなどの干渉物が少ない位置に操作部が配置されることとなるため、あらゆる箇所で確実に密着力を測定することができる効果がある。
【0016】
請求項6に記載した発明によれば、測定部が所望の動きをするように案内させることができるため、あらゆる箇所でより確実に密着力を測定することができる効果がある
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
次に、この発明の実施形態を図1〜図9に基づいて説明する。
図1、図2に示すように、レール密着力測定装置10は、正面視において両端が異なる向きに延出し、外形略L字状に形成された2枚の板状部材31,32がその頂部33において所定間隔を空けて連接された本体部11と、正面視において本体部11に沿って、本体部11より若干小さい外形略L字状に形成され、その先端部45に測定点15が設けられた測定部13と、本体部11と測定部13との間に介装され、本体部11および測定部13の上方に設けられた連結部17と、連結部17の頂部53に形成されたネジ孔61に螺合するネジ部63を備えた操作部19と、レール間の密着力を測定し、結果を表示する測定機器21と、を備えている。
【0018】
図3に示すように、本体部11は、例えばSS材(一般構造用圧延鋼)で形成され、検出側Kと操作側Sとで正面視において外形略L字状に形成されている。板状部材31,32の検出側Kは基本レールとの当接面35,36が平坦面を構成し、板状部材31,32の当接面35,36が形成された検出側Kの先端部37,38は、先細り形状で形成され、基本レールと分岐レールとの隙間d1(図9参照)に挿入できるように構成されている。板状部材31,32の屈曲部34の略中央部に、後述する支持ピン47を挿通するための貫通孔39,40が形成されている。さらに、板状部材31,32の操作側S(頂部33が形成された側)の端部近傍には、後述するガイドピン55およびセンサーピン49を挿通させ、測定部13を適正な方向に案内する略矩形状の開口部41,42が形成されている。
【0019】
図4に示すように、測定部13は、本体部11と同様に例えばSS材で形成され、検出側K´と操作側S´とで正面視において本体部11より若干小さい外形略L字状に形成されている。測定点15は鋼球で構成されており、検出側K´の先端部45に埋め込まれている。測定部13は略L字状の屈曲部44において貫通孔46が形成されている。本体部11の貫通孔39,40および貫通孔46に支持ピン47が挿通され、この支持ピン47は本体部11にナットで締結されている。この支持ピン47によって、本体部11と測定部13とが回動可能に構成されている。測定部13における操作側S´の端部近傍にはセンサーピン49を挿通させるための貫通孔50が形成されている。また、貫通孔46と貫通孔50との間には、後述する測定機器21の歪みゲージ67が取り付けられており、測定部13の歪みを測定できるようになっている。
【0020】
図5に示すように、連結部17は、例えばSS材で形成され、本体部11の頂部33上方から本体部11の頂部33および開口部41,42を囲繞するように形成されている。連結部17は、本体部11と同様に、2枚の板状部材51,52がその頂部53において、本体部11の幅よりも若干大きい間隔を空けて連接されている。板状部材51,52にはガイドピン55を螺合させるためのネジ孔57,58が形成されている。ネジ孔57,58は連結部17を本体部11に被せるように取り付けた際に、開口部41,42に対応した位置内に形成されている。
【0021】
また、板状部材51,52にはセンサーピン49を挿通可能な貫通孔59,60が形成されている。貫通孔59,60は、連結部17を本体部11に取り付けた際に、開口部41,42に対応した位置内に形成されている。また、貫通孔59,60は、操作部19を操作することで本体部11に対して回動する測定部13に対応し、連結部17が本体部11に対して移動する際に、センサーピン49が貫通孔59,60内を移動できるように、傾斜した略矩形形状に形成されている。センサーピン49は、測定部13の貫通孔50および貫通孔59,60に挿通されて、板状部材51,52の外側で支持されて取り付けられている。さらに、頂部53の略中央部には操作部19のネジ部63を螺合できるようにネジ孔61が形成されている。
【0022】
図1,2に戻り、操作部19は、連結部17のネジ孔61に螺合されるネジ部63と、ネジ部63に連接するように設けられたラチェットハンドル64とを備えている。ラチェットハンドル64のハンドル部65は取り外し可能に構成されている。ラチェットハンドル64を操作することでネジ部63がネジ孔61に螺合され、ネジ部63の先端が本体部11の頂部33に当接するようになっている。
【0023】
測定機器21は、測定部13の歪みを測定するために測定部13の操作側S´に取り付けられた歪みゲージ67と、歪みゲージ67から延設されたケーブル68と、ケーブル68の他端に設けられたデジタル表示計69と、を備えている。測定部13の歪みを測定することで、基本レール71と分岐レール72との密着力が測定され、その結果に基いてデジタル表示計69に密着力を表示できるように構成されている。
【0024】
(作用)
基本レール71と分岐レール72との密着力を測定する際には、まずレール密着力測定装置10を図6の状態に配置する。つまり、連結部17を本体部11に取り付け、連結部17の頂部53と本体部11の頂部33とが当接するような状態にする。このとき、センサーピン49は、連結部17の傾斜した貫通孔59,60の最上部に位置している。また、本体部11と測定部13とは支持ピン47を介して回動可能になっており、本体部11および測定部13の内面側の位置が略一致しており、本体部11の先端部37,38から測定部13の測定点15のみが突出するように構成されている。
【0025】
このような状態で、基本レール71と分岐レール72との隙間d1(図9参照)に、本体部11の当接面35,36が基本レール71の腹部73に当接するようにして、本体部11と測定部13の検出側K,K´先端を挿入する。すると、測定部13の測定点15が分岐レール72の腹部74に対向するように配される。なお、本体部11の先端部37,38および測定部13の先端部45は先細り形状に形成されているため、隙間d1にスムーズに挿入することができる。
【0026】
レール密着力測定装置10をレールにセットした状態で、操作部19のラチェットハンドル64を回転すると、ネジ部63が連結部17のネジ孔61に螺合され、ネジ部63が本体部11の頂部33に当接する。図7に示すように、さらに、ラチェットハンドル64を回転させると、本体部11の操作側Sに対して連結部17が離間する方向に移動する。同時に、連結部17の貫通孔59,60に挿通されているセンサーピン49が、貫通孔59,60内の下方へと移動する。すると、センサーピン49が挿通されている測定部13は、センサーピン49の動きに合わせて本体部11に対して回動する。つまり、測定部13は本体部11に対して支持ピン47を介して回動する。測定部13が回動することで、測定点15が本体部11から離間する方向に移動し、分岐レール72の腹部74に当接する。なお、ガイドピン55により、連結部17はスムーズに上方に移動する。
【0027】
図8に示すように、測定点15が分岐レール72の腹部74に当接した状態で、さらにラチェットハンドル64を回転させると、分岐レール72を基本レール71から離間させる方向に力がかかる。そして、基本レール71の頂部75と分岐レール72の頂部76との隙間d2が1mmになるまでラチェットハンドル64を回転する。
【0028】
基本レール71と分岐レール72との間には、お互いのレールを密着させる密着力が働いているため、レール密着力測定装置10で強制的に隙間d2を形成すると、レールからの反力が働き、測定部13に歪みが発生する。この歪み量を歪みゲージ67で計測し、ケーブル68を介してデジタル表示計69に密着力を表示する。このようにすることで、基本レール71と分岐レール72との密着力を測定することができる。
【0029】
本実施形態によれば、レール密着力測定装置10を、基本レール71の腹部73に当接可能な本体部11と、本体部11と回動可動に連接され、先端部45に設けられた測定点15が分岐レール72の腹部74に当接可能に構成された測定部13と、本体部11と測定部13との間に介装された連結部17と、連結部17に取り付けられ、本体部11を固定したまま測定部13の測定点15を、基本レール71と分岐レール72との間を離間する方向に移動させることが可能な操作部19と、基本レール71と分岐レール72との間の密着力を測定する測定機器21と、を備えて構成した。
したがって、操作部19を操作することで測定部13が本体部11に対して回動して基本レール71と分岐レール72との密着力を測定することができ、本体部11の検出側Kの長さを長くする必要がなく、あらゆる箇所(狭小な箇所)で基本レール71と分岐レール72との密着力を測定することができる。
【0030】
また、測定機器21が、測定部13のひずみ量を測定するためのひずみゲージ67と、ひずみゲージ67の結果から密着力を表示するデジタル表示計69とを備えるようにしたため、密着力を確実に測定できると共に、デジタル表示計69で明確に表示することができる。したがって、密着力を誤って読み取ることがなく、異なる作業者が実施しても精度よく測定することができる。
【0031】
また、測定部13の先端部45に取り付けた測定点15を鋼球で構成したため、密着力を測定する際に、分岐レール72の腹部74と鋼球とが点接触するようになり、密着力を確実に測定部13へと伝達することができる。
【0032】
さらに、操作部19が、取り外し可能なラチェットハンドル64で構成したため、操作部19の周囲に干渉物(他のレールなど)が配置されていても、操作部19の上方の空間にラチェットハンドル64を配置して(ラチェットハンドル64を操作できる空間のみを使用して)操作することができる。したがって、あらゆる箇所で確実に密着力を測定することができる。
【0033】
そして、操作部19の回転軸が、基本レール71が延設されている方向に対して略直交する方向に構成したため、他のレールなどの干渉物が少ない位置に操作部19が配置されることとなり、あらゆる箇所で確実に密着力を測定することができる。
【0034】
尚、本発明の技術範囲は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的な材料や構成等は一例にすぎず、適宜変更が可能である。
例えば、本実施形態では、本体部および測定部の先端部を先細り形状に形成した場合の説明をしたが、強度が確保できれば、先細り形状でなく、全体的に細い形状に形成してもよい。
また、本実施形態では、連結部を設けた場合の説明をしたが、図10に示すように、連結部を省略し、測定部13の上部に傾斜面101を設け、操作部19のネジ部63を螺入させることで、測定部13を回動させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明の実施形態におけるレール密着力測定装置の正面図である。
【図2】本発明の実施形態におけるレール密着力測定装置の側面図である。
【図3】本発明の実施形態における本体部の斜視図である。
【図4】本発明の実施形態における測定部の斜視図である。
【図5】本発明の実施形態における連結部の斜視図である。
【図6】本発明の実施形態における密着力測定方法の説明図である。
【図7】本発明の実施形態における密着力測定方法の説明図である。
【図8】本発明の実施形態における密着力測定方法の説明図である。
【図9】本発明の実施形態におけるレールの構成図である。
【図10】本発明の実施形態におけるレール密着力測定装置の別の態様の構成図である。
【符号の説明】
【0036】
10…レール密着力測定装置 11…本体部 13…測定部 15…測定点(測定部の先端) 17…連結部 19…操作部 21…測定機器 64…ラチェットハンドル 67…歪みゲージ 69…デジタル表示計 71…基本レール 72…分岐レール 73…腹面(側面) 74…腹面(側面)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
基本レールの側面に当接可能で、かつ両端部が異なる向きに延出する本体部と、
該本体部に沿って形成され、該本体部と回動可動に連接され、先端が分岐レールの側面に当接可能に構成された測定部と、
前記本体部を固定したまま前記測定部の先端位置を、前記基本レールと前記分岐レールとの間を離間する方向に移動させることが可能な操作部と、
前記基本レールと前記分岐レールとの間の密着力を測定する測定機器と、を備えたことを特徴とするレール密着力測定装置。
【請求項2】
前記測定機器が、前記測定部のひずみ量を測定するためのひずみゲージと、該ひずみゲージの結果から前記密着力を表示するデジタル表示計とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のレール密着力測定装置。
【請求項3】
前記測定部の先端が、鋼球で構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のレール密着力測定装置。
【請求項4】
前記操作部が、ラチェットハンドルで構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のレール密着力測定装置。
【請求項5】
前記操作部の回転軸が、前記基本レールが延設されている方向に対して略直交する方向に構成されていることを特徴とする請求項4に記載のレール密着力測定装置。
【請求項6】
前記本体部と前記測定部との間に連結部が介装され、
該連結部に前記操作部が取り付けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のレール密着力測定装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate


【公開番号】特開2009−145157(P2009−145157A)
【公開日】平成21年7月2日(2009.7.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−321808(P2007−321808)
【出願日】平成19年12月13日(2007.12.13)
【出願人】(399039719)東日本電気エンジニアリング株式会社 (30)
【出願人】(591083772)株式会社永木精機 (65)
【Fターム(参考)】