説明

一世帯内に複数のデバイスを備える双方向テレビ番組ガイドシステム

【課題】単一の世帯内の複数のユーザテレビ機器デバイスに基づいた双方向テレビ番組ガイドシステムを提供する。
【解決手段】システムは、双方向テレビ番組ガイドのうちの所与の1つを用いて番組ガイド設定を調節する機会をユーザに提供する。システムは、所与の双方向テレビ番組ガイドで調節された番組ガイド設定が、他の双方向テレビ番組ガイドによって用いられるように、双方向テレビ番組ガイドの操作を調整する。番組ガイド設定は、番組リマインダの設定に関連する機能、プロフィール、番組録画機能、メッセージング機能、お気に入り機能、並列制御機能、番組ガイドセットアップリスト機能(例えば、音声および映像ならびに言語設定)、その他を含む。ウェブブラウザアプリケーション、ホームショッピングアプリケーション、ホームバンキングアプリケーション、ゲームアプリケーション、その他のアプリケーションの操作もまた、調整され得る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(発明の背景)
本発明は、双方向テレビ番組ガイドに関し、より詳細には、世帯内のマルチプルデバイ
スに関する双方向テレビ番組機能を提供する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
ケーブル、衛星、および放送テレビシステムは、多数のテレビチャンネルを視聴者に提
供する。視聴者は、従来、印刷されたテレビ番組スケジュールを見て、特定の時間に放送
される番組を決定する。より最近では、双方向電子テレビ番組ガイドが開発され、これに
よってテレビ番組情報を視聴者のテレビに表示することが可能になった。
【0003】
双方向テレビ番組ガイドは、典型的にセットトップボックスで実現される。そのような
番組ガイドは、ユーザが異なる表示形式においてテレビ番組リスト項目を視聴することを
可能にする。例えばユーザは、チャンネル順または予約された時間順のリストに編成され
た番組リスト項目のグリッドを表示するように番組ガイドに指示する。ユーザはまた、テ
ーマ(例えば映画、スポーツ等)またはタイトル(アルファベット順で)によって番組リ
スト項目を検索または分類し得る。ユーザは、所望の番組リスト項目上に強調領域を配置
させ、「情報」ボタンを押すことによって番組についての追加情報を獲得し得る。
【0004】
子供がいる世帯では、現在利用可能な広範囲の番組に含まれる、潜在的に不快なアダル
ト内容から子供を保護することに懸命している。ある番組ガイドは、ユーザが親制御(p
arental control)機能を使用して、チャンネルまたは番組を遮断するこ
とを可能にする。例えばユーザは、アダルト番組を提供するチャンネルにアクセスするこ
とを遮断するように番組ガイドに指示し得る。ユーザは、そのようなアダルト番組へのア
クセスを回復するためにパスワードを入力しなければならない。
【0005】
ある番組ガイド上で利用可能な別の特性は、ユーザへの課金情報のようなメッセージを
送信するケーブルオペレータについての能力である。ユーザは、予め選択された番組が開
始する場合、ユーザに警告するか、またはその番組が開始する場合、予め選択された番組
のチャンネルにユーザのセットトップボックスを自動同調するようにリマインダを確定す
る能力を有し得る。ユーザは気に入ったチャンネルのリストを構築する能力を有する。こ
れらの番組ガイドの設定および特性の全てはユーザのセットトップボックスに特異的であ
る。
【0006】
家族は、しばしば世帯内に配置される複数のテレビおよびセットトップボックスを有す
る。ある家族の世帯では複数の家を有することさえある。ユーザは1つのセットトップボ
ックス上で番組ガイドに対して設定を調節する場合、世帯内の様々な各セットトップボッ
クス上で作動する番組ガイド間で協力関係がないため、これらの設定は、世帯内の他のい
かなるセットトップボックス上の番組ガイドと通信されない。親が世帯内で全テレビの所
定のチャンネルへのアクセスを制限することを望む場合、親は、個別に各セットトップボ
ックスの親制御設定を調節しなければならない。そのような設定を世帯内で効果的に行う
ことをユーザが望む場合、同様にリマインダおよびお気に入りのチャンネル設定は、別個
に各番組ガイドに対して設定されなければならない。ケーブルオペレータから送信された
メッセージは特定のセットトップボックスのみに送信され得る。あるケーブルシステム加
入者管理システムは、ケーブルオペレータが家の中で全ケーブルボックス管理する(すな
わち家の中での個々の位置のための請求書管理)ことを可能にする。しかしそのようなシ
ステムではケーブルオペレータと相互作用することは不可能である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従って、本発明の目的は、1つの位置から世帯内の異なる位置において、ユーザが複数
の番組ガイドのユーザ設定に調節することを可能にする番組ガイドシステムを提供するこ
とである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(発明の要旨)
本発明のこれらおよび他の目的は、世帯用の双方向番組ガイドシステムを提供すること
によって、本発明の原理に従って達成され、世帯内での複数の双方向テレビ番組ガイドが
調整される。典型的なシステムにおいて世帯内の様々なユーザは、ユーザテレビ機器(ユ
ーザテレビ機器デバイスとも呼ばれる)の様々な部分を使用する。双方向テレビ番組ガイ
ドは、各部分のユーザテレビ機器で実現される。典型的なユーザテレビ機器は、番組ガイ
ドアプリケーションおよび非番組ガイドアプリケーションが駆動するセットトップボック
スと、テレビ番組を録画するためにセットトップボックスに接続されたビデオカセットレ
コーダと、番組ガイドアプリケーションが様々な番組ガイド表示画面を表示し得、非番組
ガイドアプリケーションが様々な非番組ガイド表示画面を表示し得るテレビと、であり得
る。他の適切なタイプのユーザテレビ機器はパーソナルコンピュータテレビ(PC/TV
)または高精細度テレビ(HDTV)受信機のようなアドバンストテレビ受信機に基づき
得る。
【0009】
ユーザテレビ機器の各部分は、家の異なる位置に配置される。例えば一方の機器が親の
寝室に配置され得る。他方の機器は子供の部屋に配置され得る。別の機器はファミリール
ーム、台所、リビングルーム等に配置され得る。
【0010】
ユーザテレビ機器で実現される本発明の番組ガイドにより提供され得る典型的な番組ガ
イド機能は、番組リマインダ設定、プロフィール、番組録画機能、メッセージ機能、お気
に入り機能、親制御機能、番組ガイドセットアップ機能(映像表示設定、言語設定など)
、および他の適切な番組ガイド機能に関する機能を含む。そのシステムは、例えばユーザ
がリビングルームで番組ガイド操作によってお気に入りチャンネル設定を調節し得、その
設定は、マスター寝室で動作している番組ガイドについて効果的で有り得る。
【0011】
親は、親の部屋で番組ガイドを使用する親制御設定を調整し得、そのシステムは世帯内
で全番組ガイドにその設定を適用し得る。たとえ子供が複数のユーザテレビ機器装置を使
用してテレビを視聴したとしても、親は子供の視聴を制御する親制御機能を使用し得る。
例えば親は、親制御を確立し、マスター位置から様々な番組またはサービスをロックし、
システムは全世帯にわたってユーザテレビ機器の様々な要素にこの親制御を適用する。1
つの位置においてお気に入りチャンネルを確立する性能、リマインダを設定する性能、他
の番組ガイド設定を制御する性能、および全世帯にわたって複数の位置にそれらの設定を
適用させる性能は、親および子供両者に使用され得る。
【0012】
ユーザはファミリールームで番組ガイドについてのお気に入り設定を調整し得、ファミ
リールームおよびリビングルームで、番組ガイドにそれらの設定を適用するようにそのシ
ステムに指示し得る。子供は、ファミリールームで番組ガイドを使用して所定の番組につ
いてのリマインダを設定し得、これらの設定を子供の寝室で動作する番組ガイドのみに適
用するようにシステムに指示し得る。ユーザはリビングルームで番組ガイドを使用して、
録画するための番組を選択し、ファミリールーム内のビデオカセットレコーダが選択され
た番組を録画するために使用されることを要求する。ユーザは、ケーブルシステムオペレ
ータからメッセージを受信し得、子供の部屋を除いて全部屋に配置された番組ガイドに対
して、それらメッセージの所定のタイプを利用可能にするようにシステムに指示する。ユ
ーザは、1つの番組ガイドを使用して、言語または音声設定調整し、これら設定を全体的
に適用し得る。
【0013】
これらの例は、例示的に働き、いかなる適切な番組ガイド特性のための設定は、世帯内
の1つの位置において番組ガイドを使用して調整され得、世帯内の選択された他の番組ガ
イドにシステムによって適用され得る。
【0014】
番組ガイドは、任意の適切なトポロジーおよび通信プロトコルを使用してリンクされ得
る。例えば、ユーザテレビ機器の様々な要素は、ツリー、バス、またはリングトポロジー
を使用して相互接続され得る。ユーザテレビ機器の1つの要素は第1の装置として指定さ
れ、ユーザテレビ機器の他の要素は、第2の装置として指定され得る。第1および第2の
装置は、スター配置で接続される。リモートサーバは、所定の番組ガイド機能を実現させ
るように使用され得、家の中のユーザテレビ機器の要素は、クライアントのように動作し
得る。
【0015】
所望ならば、非番組ガイドアプリケーションは、ユーザテレビ機器で実現され得る。そ
のような非番組ガイドアプリケーションは、例えばウェブブラウザアプリケーション、ホ
ームショッピングアプリケーション、ゲームアプリケーション、e−メールアプリケーシ
ョン、チャットアプリケーション、銀行業務アプリケーション等を含み得る。これらのア
プリケーションは、ユーザテレビ機器内においてセットトップボックスで実現され得る。
ユーザは、1つのセットトップボックスにおいてそのような非番組ガイドアプリケーショ
ンの設定を調整し得る。そのシステムは、様々なセットトップボックスの動作を調整し、
それにより調整された設定は、世帯内の他のセットトップボックスで動作する同様のアプ
リケーションによって使用され得る。
例えば、本発明は以下の項目を提供する。
(項目1) 双方向テレビ番組ガイドシステムであって、
複数のユーザテレビ機器デバイスであって、通信経路によって相互接続され、世帯内に
配置され、双方向テレビ番組ガイドが、該複数のユーザテレビ機器デバイスのうちの少な
くとも2つで実現される、複数のユーザテレビ機器デバイスと、
該複数の双方向テレビ番組ガイドのうちの少なくとも1つに関連づけられた、双方向テ
レビ番組ガイド設定を調節する手段と、
該複数の双方向テレビ番組ガイドの該操作を調整する手段であって、該調整の結果、該
調節する手段を用いて調節された該番組ガイド設定が、該調節する手段が関連づけられて
いる該テレビ機器デバイスで実現されている双方向テレビ番組ガイド以外の複数の双方向
テレビ番組ガイドのうちの少なくとも1つで有効になるようにする手段と
を含む、双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目2) 前記調節された番組ガイド設定が有効である、前記双方向テレビ番組ガ
イドを選択する手段をさらに含む、項目1に記載の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目3) 前記選択する手段は、ユーザからの入力を用いる、項目2に記載の双方
向テレビ番組ガイドシステム。
(項目4) 前記選択する手段は、デフォルトの位置を用いる、項目2に記載の双方
向テレビ番組ガイドシステム。
(項目5) 前記設定する手段は、他の要因を用いて、前記位置を決定する、項目2
に記載の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目6) 前記ユーザテレビ機器デバイスのうちの少なくとも1つが、セットトッ
プボックスを含む、項目1に記載の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目7) 前記調節する手段が親制御設定を調節することを可能にする、項目1に
記載の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目8) 前記調節する手段がお気に入りを調節することを可能にする、項目1に
記載の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目9) 前記調節する手段がプロフィールを調節することを可能にする、項目1
に記載の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目10) 前記調節する手段が録画セット設定を調節することを可能にする、項
目1に記載の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目11) 前記調節する手段がペイパービュー設定を調節することを可能にする
、項目1に記載の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目12) 前記調節する手段がメッセージ設定を調節することを可能にする、項
目1に記載の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目13) 前記調節する手段がセットアップ設定を調節することを可能にする、
項目1に記載の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目14) 前記ユーザテレビ機器デバイスのうちの1つが一次ユーザテレビ機器
デバイスであり、その他のユーザテレビ機器デバイスが二次ユーザテレビ機器デバイスで
ある、項目1に記載の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目15) 前記通信経路が、二次ユーザテレビ機器デバイスのそれぞれ1つを、
一次ユーザテレビ機器デバイスと接続させるように構成される、項目14に記載の双方向
テレビ番組ガイドシステム。
(項目16) 前記通信経路が、前記ユーザテレビ機器デバイスをツリートポロジー
で接続するように構成される、項目1に記載の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目17) 前記通信経路が、前記ユーザテレビ機器デバイスをリングトポロジー
で接続するように構成される、項目1に記載の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目18) 前記通信経路が、前記ユーザテレビ機器デバイスをバストポロジーで
接続するように構成される、項目1に記載の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目19) 前記世帯が家を含み、前記システムが、前記ユーザテレビ機器デバイ
スのそれぞれがクライアント−サーバ双方向テレビ番組ガイド構成で接続される、該世帯
内にサーバをさらに含む、項目1に記載の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目20) 前記ユーザテレビ機器デバイスのうちの1つが、セットトップボック
スおよび少なくとも1台のテレビを含み、前記世帯内の他のユーザテレビ機器デバイスが
、テレビを含むが、セットトップボックスを含まず、該ユーザテレビ機器デバイスのそれ
ぞれが、該セットトップボックスと相互接続される、項目1に記載の双方向テレビ番組ガ
イドシステム。
(項目21) 前記世帯は、複数の家のうちの1つの家を含み、前記システムは、該
複数の家の外部に配置されるサーバをさらに含み、該サーバは、該家に双方向テレビ番組
機能を提供するように構成されている、項目1に記載の双方向テレビ番組ガイドシステム

(項目22) 前記世帯が第1および第2の家を含み、前記ユーザテレビ機器デバイ
スのうちの1つが該第1の家に位置し、前記ユーザテレビ機器デバイスのうちの他の1つ
が該第2の家に位置し、前記所与の双方向テレビ番組ガイドが、該第1の家に位置する該
ユーザテレビ機器デバイスで実現され、該双方向テレビ番組ガイドのうちの別の1つが、
該第2の家に位置する該ユーザテレビ機器のうちの他の1つで実現される、項目1に記載
の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目23) 前記ユーザに対する位置割当て画面を提供する手段さらに含む、項目
1に記載の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目24) 前記世帯が複数の部屋を備える家を含み、その少なくとも2つのそれ
ぞれが、前記双方向テレビ番組ガイドのうちの1つが実現される、前記ユーザテレビ機器
デバイスのうちの1つを含み、前記システムが、前記調節された番組ガイド設定が特定の
部屋を選択することによって有効となる、該双方向テレビ番組ガイドを選択する手段をさ
らに含む、項目1に記載の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目25) 前記調節する手段が関連づけられているユーザテレビ機器上の双方向
テレビ番組ガイド以外の双方向テレビ番組ガイドで、複数のユーザのテレビ視聴を、前記
ユーザが監視することを可能にする手段をさらに含む、項目1に記載の双方向テレビ番組
ガイドシステム。
(項目26) 前記調節する手段が最大限のレーティングが可能な設定を調節するこ
とを可能にする、項目1に記載の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目27) 前記調節する手段がペイパービュー設定を可能にし、
該調節する手段が関連づけられている前記ユーザテレビ機器デバイスで実現された前記
双方向テレビ番組ガイドで、ユーザに、該ユーザが購入したペイパービューテレビ番組を
視聴することを許可された、前記世帯内の各追加の番組ガイドの位置に関連づけられた費
用に関する情報を表示する手段をさらに含む、項目1に記載の双方向テレビ番組ガイドシ
ステム。
(項目28) 前記調節する手段が関連づけられている前記ユーザテレビ機器上の前
記双方向テレビ番組ガイド以外の双方向テレビ番組ガイドで、視聴者にメッセージを送信
する手段をさらに含む、項目1に記載の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目29) 前記調節する手段は、離れた位置におけるチャンネル設定を調節する
ことを可能にする、項目1に記載の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目30) 選択された位置の監視を禁じる手段をさらに含む、項目1に記載の双
方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目31) 双方向テレビ番組ガイドシステムであって、
複数のユーザテレビ機器デバイスであって、通信経路によって相互接続され、世帯内に
配置され、双方向テレビ番組ガイドが、該複数のユーザテレビ機器デバイスのうちの少な
くとも2つで実現される、複数のユーザテレビ機器デバイスと、
双方向テレビ番組ガイド設定を調節するように構成された該複数の双方向テレビ番組ガ
イドのうちの少なくとも1つと、
該複数の双方向テレビ番組ガイドの該操作を調整するように構成された該複数の双方向
テレビ番組ガイドのうちの少なくとも1つであって、番組設定を調節するように構成され
た該番組ガイドのうちの少なくとも1つによって調節された該番組ガイド設定が、該番組
ガイド設定を調節するように構成された該テレビ機器デバイス上に実現された双方向テレ
ビ番組ガイド以外の複数の双方向テレビ番組ガイドのうちの少なくとも1つの上で有効に
なるようにする、該複数の双方向テレビ番組ガイドのうちの少なくとも1つと
を含む、双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目32) 前記ガイドのうちの少なくとも1つは、前記調節された番組ガイド設
定が有効である、該双方向テレビ番組ガイドの選択を可能にするように構成されている、
項目31に記載の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目33) 前記設定は、ユーザによって選択された双方向テレビ番組ガイド上で
有効である、項目32に記載の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目34) 前記設定は、デフォルトによって選択された双方向テレビ番組ガイド
上で有効である、項目32に記載の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目35) 前記設定は、他の要因に基づいて選択された双方向テレビ番組ガイド
上で有効である、項目32に記載の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目36) 前記ユーザテレビ機器デバイスのうちの少なくとも1つが、セットト
ップボックスを含む、項目32に記載の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目37) 前記調節される設定は、親制御設定を含む、項目31に記載の双方向
テレビ番組ガイドシステム。
(項目38) 前記調節される設定は、お気に入りを含む、項目31に記載の双方向
テレビ番組ガイドシステム。
(項目39) 前記調節される設定は、録画セット設定を含む、項目31に記載の双
方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目40) 前記調節される設定は、ペイパービュー設定を含む、項目31に記載
の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目41) 前記調節される設定は、メッセージ設定を含む、項目31に記載の双
方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目42) 前記調節される設定は、セットアップ設定を含む、項目31に記載の
双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目43) 前記ユーザテレビ機器デバイスのうちの1つが一次ユーザテレビ機器
デバイスであり、その他のユーザテレビ機器デバイスが二次ユーザテレビ機器デバイスで
ある、項目31に記載の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目44) 前記通信経路が、二次ユーザテレビ機器デバイスのそれぞれ1つを、
一次ユーザテレビ機器デバイスと接続させるように構成される、項目31に記載の双方向
テレビ番組ガイドシステム。
(項目45) 前記通信経路が、前記ユーザテレビ機器デバイスをツリートポロジー
で接続するように構成される、項目31に記載の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目46) 前記通信経路が、前記ユーザテレビ機器デバイスをリングトポロジー
で接続するように構成される、項目31に記載の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目47) 前記通信経路が、前記ユーザテレビ機器デバイスをバストポロジーで
接続するように構成される、項目31に記載の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目48) 前記世帯が家を含み、前記システムが、前記ユーザテレビ機器デバイ
スのそれぞれがクライアント−サーバ双方向テレビ番組ガイド構成で接続される、該世帯
内にサーバをさらに含む、項目31に記載の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目49) 前記ユーザテレビ機器デバイスのうちの1つが、セットトップボック
スおよび少なくとも1台のテレビを含み、前記世帯内の他のユーザテレビ機器デバイスが
、テレビを含むが、セットトップボックスを含まず、該ユーザテレビ機器のそれぞれが、
該セットトップボックスと相互接続される、項目31に記載の双方向テレビ番組ガイドシ
ステム。
(項目50) 前記世帯は、複数の家のうちの1つの家を含み、前記システムは、該
複数の家の外部に配置されたサーバをさらに含み、該サーバは、該家に双方向テレビガイ
ド番組機能を提供するように構成されている、項目31に記載の双方向テレビ番組ガイド
システム。
(項目51) 前記世帯が第1および第2の家を含み、前記ユーザテレビ機器デバイ
スのうちの1つが該第1の家に位置し、前記ユーザテレビ機器デバイスのうちの他の1つ
が該第2の家に位置し、前記所与の双方向テレビ番組ガイドが、該第1の家に位置する該
ユーザテレビ機器デバイスで実現され、該双方向テレビ番組ガイドのうちの別の1つが、
該第2の家に位置する該ユーザテレビ機器のうちの他の1つで実現される、項目31に記
載の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目52) 位置割当て画面をさらに含む、項目31に記載の双方向テレビ番組ガ
イドシステム。
(項目53) 前記世帯が複数の部屋を備える家を含み、その少なくとも2つのそれ
ぞれが、前記双方向テレビ番組ガイドのうちの1つが実現される、前記ユーザテレビ機器
デバイスのうちの1つを含み、前記システムが、前記調節された番組ガイド設定が特定の
部屋を選択することによって有効となる、該双方向テレビ番組ガイドを選択するように構
成された双方向テレビ番組ガイドのうちの少なくとも1つをさらに含む、項目31に記載
の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目54) 前記複数のユーザのテレビ視聴を前記ユーザが監視することを可能に
するように構成された双方向テレビ番組ガイド以外の双方向テレビ番組ガイドで、複数の
ユーザのテレビ視聴を、前記ユーザが監視することを可能にするように構成された、複数
の双方向テレビ番組ガイドのうちの少なくとも1つをさらに含む、項目31に記載の双方
向テレビ番組ガイドシステム。
(項目55) 前記調節される設定は、最大限のレーティングが可能な設定を含む、
項目31に記載の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目56) 前記調節される設定がペイパービュー設定を含み、
前記設定を調節するように構成された双方向テレビ番組ガイドが実現されている前記ユ
ーザテレビ機器デバイス上で、ユーザに、該ユーザが購入したペイパービューテレビ番組
を視聴することを許可された、前記世帯内の各追加の番組ガイドの位置に関連づけられた
費用に関する情報を表示するように構成された、該双方向テレビ番組ガイドのうちの少な
くとも1つをさらに含む、項目31に記載の双方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目57) 前記設定を調節するように構成された双方向テレビ番組ガイド以外の
双方向テレビ番組ガイドで、視聴者にメッセージを送信するように構成された双方向テレ
ビ番組ガイドのうちの少なくとも1つが実現されている、項目31に記載の双方向テレビ
番組ガイドシステム。
(項目58) 前記調節される設定は、チャンネル設定を含む、項目31に記載の双
方向テレビ番組ガイドシステム。
(項目59) 前記複数のユーザのテレビ視聴を前記ユーザが監視することを可能に
するように構成された双方向テレビ番組ガイド以外の特定の双方向テレビ番組ガイドで、
該複数のユーザのテレビ視聴を監視する能力を禁じるように構成された、複数の双方向テ
レビ番組ガイドのうちの少なくとも1つをさらに含む、項目31に記載の双方向テレビ番
組ガイドシステム。
(項目60) 双方向テレビ番組ガイドシステムを用いるための方法であって、
該双方向テレビ番組システムにおいて、該複数のユーザテレビ機器デバイスは、通信経
路によって相互接続され、世帯内に配置され、双方向テレビ番組ガイドが、該複数のユー
ザテレビ機器デバイスのうちの少なくとも2つで実現され、
該方法は、
該複数の双方向テレビ番組ガイドのうちの少なくとも1つを用いて該双方向テレビ番組
設定を調節するステップと、
該複数の双方向テレビ番組ガイドの該操作を調整するステップであって、該調整の結果
、該双方向テレビ番組ガイドのうちの少なくとも1つによって調節された該番組ガイド設
定が、該番組ガイド設定を調節するために用いられる該テレビ機器デバイスで実現された
双方向テレビ番組ガイド以外の複数の双方向テレビ番組ガイドのうちの少なくとも1つで
有効になるようにするステップと
を含む、方法。
(項目61) 前記調節された番組ガイド設定が有効となる、前記双方向テレビ番組
ガイドを選択するステップをさらに含む、項目60に記載の方法。
(項目62) ユーザが、前記調節された番組ガイド設定が有効となる、前記双方向
テレビ番組ガイドを選択する、項目61に記載の方法。
(項目63) システムデフォルトが、前記調節された番組ガイド設定が有効となる
、前記双方向テレビ番組ガイドを選択する、項目61に記載の双方向テレビ番組ガイドシ
ステム。
(項目64) 他の要因が、前記調節された番組ガイド設定が有効となる、前記双方
向テレビ番組ガイドを選択するために用いられる、項目61に記載の双方向テレビ番組ガ
イドシステム。
(項目65) 前記ユーザテレビ機器デバイスのうちの少なくとも1つが、セットト
ップボックスを含む、項目60に記載の方法。
(項目66) 前記調節された設定が親制御設定を含む、項目60に記載の方法。
(項目67) 前記調節された設定がお気に入りを含む、項目60に記載の方法。
(項目68) 前記調節された設定が録画設定セットを含む、項目60に記載の方法

(項目69) 前記調節された設定がペイパービュー設定を含む、項目60に記載の
方法。
(項目70) 前記調節された設定がメッセージ設定を含む、項目60に記載の方法

(項目71) 前記調節された設定がセットアップ設定を含む、項目60に記載の方
法。
(項目72) 前記ユーザテレビ機器デバイスのうちの1つが一次ユーザテレビ機器
デバイスであり、その他のユーザテレビ機器デバイスが二次ユーザテレビ機器デバイスで
ある、項目60に記載の方法。
(項目73) 前記通信経路が、前記二次ユーザテレビ機器デバイスのうちのそれぞ
れ1つを、前記一次ユーザテレビ機器デバイスと接続するように構成される、項目60に
記載の方法。
(項目74) 前記通信経路が、前記ユーザテレビ機器デバイスをツリートポロジー
で接続するように構成される、項目60に記載の方法。
(項目75) 前記通信経路が、前記ユーザテレビ機器デバイスをリングトポロジー
で接続するように構成される、項目60に記載の方法。
(項目76) 前記通信経路が、前記ユーザテレビ機器デバイスをバストポロジーで
接続するように構成される、項目60に記載の方法。
(項目77) 前記世帯が家を含み、前記システムは、前記ユーザテレビ機器デバイ
スのそれぞれが、クライアント−サーバ双方向テレビ番組ガイド構成で接続される、該世
帯内にサーバをさらに含む、項目60に記載の方法。
(項目78) 前記ユーザテレビ機器デバイスのうちの1つがセットトップボックス
および少なくとも1台のテレビを含み、前記世帯内の他のユーザテレビ機器デバイスがテ
レビを含むが、セットトップボックスを含まず、該ユーザテレビ機器デバイスのそれぞれ
が、該セットトップボックスと相互接続される、項目60に記載の方法。
(項目79) 前記世帯が複数の家のうちの1つの家を含み、前記システムが、該複
数の家の外部に位置するサーバをさらに含み、該サーバが、双方向テレビ番組ガイド機能
を該家に提供するように構成される、項目60に記載の方法。
(項目80) 前記世帯が第1および第2の家を含み、前記ユーザテレビ機器デバイ
スのうちの1つが該第1の家に位置し、該ユーザテレビ機器デバイスのうちの他の1つが
該第2の家に位置し、前記所与の双方向テレビ番組ガイドが、該第1の家に位置する該ユ
ーザテレビ機器デバイスで実現され、前記双方向テレビ番組ガイドのうちの別の1つが、
該第2の家に位置する該ユーザテレビ機器デバイスのうちの他の1つで実現される、項目
60に記載の方法。
(項目81) 位置割当て画面を見るステップをさらに含む、項目49に記載の方法

(項目82) 前記世帯が複数の部屋を備える家を含み、その少なくとも2つのそれ
ぞれが、前記双方向テレビ番組ガイドのうちの1つが実現される、前記ユーザテレビ機器
デバイスのうちの1つを含み、前記方法が、前記調節された番組ガイド設定が、特定の部
屋を選択することによって有効となる、該双方向テレビ番組ガイドを選択するステップを
さらに含む、項目60に記載の方法。
(項目83) 設定を調節するために用いられる前記ユーザテレビ機器の前記双方向
テレビ番組ガイド以外の双方向テレビ番組ガイドで、ユーザのテレビ視聴を監視するステ
ップをさらに含む、項目60に記載の方法。
(項目84) 前記調節された設定が最大限のレーティングが可能な設定を含む、項
目60に記載の方法。
(項目85) 前記調節された設定がペイパービュー設定を含み、
設定を調節するために用いられる前記双方向テレビ番組ガイドが実現される、前記ユー
ザテレビ機器デバイス上で、前記ユーザに、該ユーザが購入したペイパービューテレビ番
組を視聴することを許可された、前記世帯内の各追加の番組ガイドの位置に関連づけられ
た費用に関する情報を表示するステップをさらに含む、項目60に記載の方法。
(項目86) 設定を調節するために用いられる、前記ユーザテレビ機器上の前記双
方向テレビ番組ガイド以外の双方向テレビ番組ガイドの視聴者に、メッセージを送信する
ステップをさらに含む、項目60に記載の方法。
(項目87) チャンネル設定を離れた位置で調節するステップをさらに含む、項目
60に記載の方法。
(項目88) 選択した位置の監視を禁じるステップをさらに含む、項目60に記載
の方法。
(項目89) システムであって、
複数のユーザテレビ機器デバイスであって、通信経路によって相互接続され、世帯内に
配置され、該ユーザテレビ機器デバイスは、セットトップボックスを含み、各セットトッ
プボックスでアプリケーションが実現される、複数のユーザテレビ機器デバイスと、
該セットトップボックスのうちの所与の1つで実現された該アプリケーションのうちの
所与の1つに関連づけられた設定を調節する機会をユーザに提供する手段と、
該アプリケーションの操作を調整する手段であって、該調整の結果、調節される該所与
のセットトップボックスで実現された所与のアプリケーションの設定が、該セットトップ
ボックスのうちの別の1つで実現された他のアプリケーションのうちの少なくとも1つに
よって用いられるようにする手段と
を含む、システム。
(項目90) システムであって、
複数のユーザテレビ機器デバイス
を含み、
該複数のユーザテレビ機器デバイスは、通信経路によって相互接続され、世帯内に配置
され、該ユーザテレビ機器デバイスは、セットトップボックスを含み、各セットトップボ
ックスでアプリケーションが実現され、該ユーザテレビ機器デバイスは、ユーザが該セッ
トトップボックスのうちの所与の1つで実現されたアプリケーションのうちの所与の1つ
に関連付けられた設定を調節することを可能にするように構成され、
該ユーザテレビ機器デバイスは、該アプリケーションの操作を調整し、該調整の結果、
調節された所与のセットトップボックスで実現された所与のアプリケーションの設定が、
該セットトップボックスのうちの別の1つで実現された他のアプリケーションのうちの少
なくとも1つによって用いられるようにする、システム。
(項目91) 世帯内に配置された通信経路によって複数のユーザテレビ機器デバイ
スが相互接続されるシステムを用いるための方法であって、
該ユーザ機器デバイスは、セットトップボックスを含み、各セットトップボックスでア
プリケーションが実現され、
該方法は、
該セットトップボックスのうちの所与の1つで実現されたアプリケーションのうちの所
与の1つに関連づけられた設定を調節する機会をユーザに提供するステップと、
該アプリケーションの操作を調整するステップであって、該調整の結果、該調節された
セットトップボックスのうちの所与の1つで実現された所与のアプリケーションの設定が
、該セットトップボックスのうちの別の1つの上の他のアプリケーションのうちの少なく
とも1つによって用いられるようにするステップと
を含む、方法。
(項目92) 単一の世帯内の複数のユーザテレビ機器デバイスに基づく双方向テレ
ビ番組ガイドシステムであって、
複数のユーザテレビ機器デバイスであって、該複数のユーザテレビ機器デバイスは、通
信経路によって相互接続され、単一の世帯内に配置され、複数の双方向テレビ番組ガイド
が実現される、複数のユーザテレビ機器デバイスと、
該複数の双方向テレビ番組ガイドのうちの1つで番組ガイド設定を調節する機会を、該
複数の双方向テレビ番組ガイドのうちの所与の1つで、ユーザに提供する手段と、
該複数の双方向テレビ番組ガイドの操作を調整する手段であって、該調整の結果、該複
数の双方向テレビ番組ガイドのうちの所与の1つで調節された番組ガイド設定が、該複数
の双方向番組ガイドの操作の間、該複数の双方向テレビ番組ガイドのうちの少なくとも別
の1つによって用いられるようにする手段と
を含む、システム。
(項目93) 単一の世帯内の複数のユーザテレビ機器デバイスに基づく双方向テレ
ビ番組ガイドシステムであって、
複数のユーザテレビ機器デバイスであって、該複数のユーザテレビ機器デバイスは、通
信経路によって接続され、単一の世帯内に配置され、複数の双方向テレビ番組ガイドが実
現される、複数のユーザテレビ機器デバイス
を含み、
該複数のユーザテレビ機器デバイスは、
該複数の双方向テレビ番組ガイドのうちの所与の1つで番組ガイド設定を調節する機会
をユーザに提供することと、
該複数の双方向テレビ番組ガイドの操作を調整することであって、該調整の結果、該複
数の双方向テレビ番組ガイドのうちの所与の1つで調節された番組ガイド設定が、該複数
の双方向番組ガイドの操作の間、該複数の双方向テレビ番組ガイドのうちの少なくとも別
の1つによって用いられるようにすることと
を行うように構成されている、システム。
(項目94) 単一の世帯内の複数のユーザテレビ機器デバイスに基づく双方向テレ
ビ番組ガイドシステムを用いるための方法であって、該システムは、双方向テレビ番組ガ
イドが実現された複数のユーザテレビ機器デバイスを有し、該ユーザテレビ機器デバイス
は、通信経路によって相互接続され、単一の世帯内に配置され、
該方法は、
該複数の双方向テレビ番組ガイドのうちの所与の1つで番組ガイド設定を調節する機会
を、該複数の双方向テレビ番組ガイドのうちの所与の1つで、ユーザに提供するステップ
と、
該複数の双方向テレビ番組ガイドの操作を調整する手段であって、該調整の結果、該複
数の双方向テレビ番組ガイドのうちの所与の1つで調節された番組ガイド設定が、該複数
の双方向番組ガイドの操作の間、該複数の双方向テレビ番組ガイドのうちの少なくとも別
の1つによって用いられるようにするステップと
を含む、方法。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】図1は、本発明による双方向テレビ番組ガイドシステムの図である。
【図2】図2は、本発明によるユーザ設定の調節およびそれらの調節を所望の位置に適用する工程に関するフローチャートである。
【図3】図3は、複数の双方向テレビ番組ガイドが、本発明によるスター構成において実現されるシステムの図である。
【図4a】図4aは、複数の双方向テレビ番組ガイドが、本発明によるツリー構成において実現されるシステムの図である。
【図4b】図4bは、複数の双方向テレビ番組ガイドが、本発明によるリング構成において実現されるシステムの図である。
【図4c】図4cは、複数の双方向テレビ番組ガイドが、本発明によるバス構成において実現されるシステムの図である。
【図5】図5は、複数の双方向テレビ番組ガイドが、本発明によるクライアントサーバ構成において実現される別のシステムの図である。
【図6】図6は、複数の双方向テレビ番組ガイドが、本発明によるクライアントサーバ構成において実現され、セットトップボックスがサーバとして動作するシステムの図である。
【図7a】図7aは、複数の双方向テレビ番組ガイドが、本発明による隣接するノード構成において実現される図1のシステムと同様のシステムの図である。
【図7b】図7bは、サーバが本発明によるネットワークノードにおいてどのように配置され得るかを示す図1のシステムと同様のシステムの図である。
【図7c】図7cは、世帯が本発明によるモデムリンクによってどのように接続され得るかを示す図1のシステムと同様のシステムの図である。
【図7d】図7dは、世帯が本発明によるモデムリンクによってどのように接続され得るかを示す図1のシステムと同様のシステムの図である。
【図8】図8は、本発明による、複数の双方向テレビ番組ガイドが実現され、そのような各ガイドは、インターネットに接続されたリアルタイム通信デバイスを使用するシステムの図である。
【図9】図9は、本発明による、複数の双方向テレビ番組ガイドが臨時通信リターンパス通信デバイスとともに実現されるシステムの図である。
【図10】図10は、本発明による、オプション的データ入力デバイスを有する例示的なユーザテレビ機器の図である。
【図11】図11は、本発明による、例示的な位置オプション画面の図である。
【図12】図12は、本発明による、例示的なメインメニュー画面の図である。
【図13】図13は、本発明による、別の例示的な位置オプション画面の図である。
【図14】図14は、本発明による、設定を調節するための位置をオプションする例示的アプローチに関する工程を示すフローチャートである。
【図15】図15は、本発明による、例示的親制御パスワード画面および例示的な対応する親制御拒絶画面の図である。
【図16】図16は、本発明による、例示的な親制御画面の図である。
【図17】図17は、本発明による、親制御を適用するための例示的アプローチに関する工程を示すフローチャートである。
【図18a】図18aは、本発明による、オプションされたチャンネルがブロックされる例示的親制御設定チャンネル画面を示す図である。
【図18b】図18bは、本発明による、オプションされたチャンネルが隠される例示的親制御設定チャンネル画面を示す図である。
【図19】図19は、本発明による、例示的なモニタ視聴画面の図である。
【図20】図20は、本発明による、例示的なブラウザ画面の図である。
【図21】図21は、本発明による、例示的な設定リマインダ画面の図である。
【図22】図22は、本発明による、例示的なオプションリマインダ画面の図である。
【図23】図23は、本発明による、リマインダを設定および選択する例示的なアプローチに関する工程を示すフローチャートである。
【図24】図24は、本発明による、例示的なお気に入りチャネル画面の図である。
【図25】図25は、本発明による、例示的な設定録画画面の図である。
【図26】図26は、本発明による、例示的なペイパービュー映像画面の図である。
【図27】図27は、本発明による、例示的なペイパービューオプション開始時間画面の図である。
【図28】図28は、本発明による、例示的なメッセージ受信画面の図である。
【図29】図29は、本発明による、例示的なメッセージ送信(ユーザにより入力された)画面の図である。
【図30】図30は、本発明による、例示的なメッセージ送信(予めセットされた)画面の図である。
【図31】図31は、本発明による、例示的なセットアップ画面の図である。
【図32】図32は、本発明による、例示的なセットアップ言語画面の図である。
【図33】図33は、本発明による、例示的なセットアップ音声画面の図である。
【図34】図34は、本発明による、例示的なインターネットブラウザ画面の図である。
【図35】図35は、本発明による、例示的なショッピングデータ入力画面の図である。
【図36】図36は、本発明による、例示的な株式ティッカデータ入力画面の図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
(好適な実施形態の詳細な説明)
本発明についての例示的番組ガイドシステム30は、図1に示される。メイン設備32
は、テレビ番組ガイド番組リスト項目データ、ペイパービュー注文情報、テレビ番組促進
情報等のような番組ガイド情報を格納する番組ガイドデータベース34を含む。データベ
ース34からの情報は、通信リンク40のような通信リンクを介してテレビ配信設備38
のような複数のテレビ配信設備に送信される。1つのそのようなテレビ配信設備38およ
び1つの通信リンク40のみを、図面の過度の複雑化を避けるため図1に示す。リンク4
0は、衛星リンク、電話ネットワークリンク、ケーブルすなわち光ファイバリンク、マイ
クロ波リンク、そのようなリンクの組み合わせ、または任意の他の適切な通信経路であり
得る。データ信号に加えて、リンク40を介して映像(例えば、広告および促進映像のた
めの)信号を送信することが所望される場合、概して衛星リンクのような比較的に高帯域
幅リンクが、電話回線等の比較的に低帯域幅リンクよりも好適である。
【0018】
テレビ配信設備38は、ケーブルシステムヘッドエンド、放送配信設備、または衛星テ
レビ配信設備等のユーザにテレビ信号を配信する機器である。
【0019】
テレビ配信設備38にメイン設備32によって送信される番組ガイド情報は、番組時間
、チャンネル、タイトル、説明等のテレビ番組リスト項目データを含む。送信プログラム
ガイド情報はまた、個別の番組および加入者チャンネルの価格情報、番組およびチャンネ
ルを注文する時間ウィンドウ、衝動的な注文ができないようにする電話注文のための電話
番号等のような支払い番組データを含み得る。所望するなら、所定の番組ガイドおよび広
告情報は、メイン設備32とは異なる設備における他のデータソースを使用して提供され
得る。例えば、支払い番組注文処理に関するデータ(課金データ等)は、注文処理課金シ
ステムによって生成され得、およびメイン設備32およびテレビ配信設備38から分離し
ている。同様に、広告情報は、メイン設備32およびテレビ配信設備38から分離する広
告設備によって生成され得る。
【0020】
サーバ42は、データ配信タスクを取り扱い、ローカル情報を格納するテレビ配信設備
38において設けられ得る。所望ならば、サーバ42は、クライアントサーバに基づく双
方向テレビ番組ガイドシステムを実現するため使用され得る。そのようなシステムにおい
て、クライアント機能は、ユーザテレビ機器44で実行され得る。サーバ42は、テキス
ト、グラフィック、およびビデオを取り扱うことが可能であり得る。
【0021】
テレビ配信設備38は、通信経路46を介して複数のユーザのユーザテレビ機器に番組
ガイドおよび広告情報を配信する。番組ガイドデータおよび他の情報は、経路46の帯域
外チャネルを介して、または任意の他の適切な配信技術を使用して配信され得る。
【0022】
各ユーザは、受信器を有し、その受信器は、典型的にセットトップボックス48のよう
なセットトップボックスであるが、セットトップボックス回路と同様の回路要素が集積さ
れた他の適切なテレビ装置であり得る。所望ならば、ユーザテレビ機器44は、アドバン
スト(advanced)テレビ受信器またはパーソナルコンピュータテレビ(PC/T
V)であり得る。例示の目的のために、本発明は概して、セットトップボックス配置に基
づくユーザテレビ機器に関連して説明される。番組ガイドデータは、定期的にセットトッ
プボックス48に配信および格納され得、あるいは連続的に配信および「オンザフライ(
on the fly)」または要求によって取り扱われる。テレビ配信設備38は、所
定の情報(例えば、局所的に生成された認可技術を使用して、支払い番組勘定情報または
購入および視聴された番組に関連する情報)についてセットトップボックス48にポーリ
ングし得る。メイン設備32は、好適には情報配信タスクを取り扱うプロセッサを備える
。各セットトップボックス48は、好適には、セットトップボックス48の番組ガイドア
ップリケーションを実現に関するタスクを取り扱うプロセッサを含む。テレビ配信設備3
8は、サーバ42を実現することに関連するタスクおよび番組ガイドおよび他の情報の配
信に関連するタスクを取り扱うためのプロセッサを備え得る。
【0023】
各セットトップボックス48は、オプションビデオカセットレコーダ50または他の適
切な録画装置(例えば、デジタル記憶媒体)に接続され、選択されたテレビ番組が録画され
得る。各ビデオカセットレコーダ50は、テレビ52に接続され得る。番組を録画するた
めに、セットトップボックス48は、特定のチャンネルに合わせ、制御信号をビデオカセ
ットレコーダ50(例えば、赤外線送信機を使用して)に送信し、その制御信号は、ビデ
オカッセットレコーダ50に適切な時間で録画を開始および停止するように指示する。
【0024】
セットップボックス48で実現される双方向テレビ番組ガイドの使用の間、テレビ番組
リスト項目は、テレビ52で表示され得る。各セットトップボックス48、ビデオカッセ
ットレコーダ50、テレビ52は、1つ以上のリモートコントロール54、またはワイヤ
レスレスキーボード、マウス、トラックボール、ボタンの専用セット等の任意の他の適切
なユーザ入力インターフェイスにより制御され得る。
【0025】
通信パス46は、好適には、テレビ配信設備38が非映像番組ガイドデータに加えて、
予定されたテレビ番組項目、支払い番組、広告および他の促進ビデオをセットトップボッ
クス44に配信することを可能にする十分な帯域を有する。複数のテレビおよび音声チャ
ネル(アナログ、デジタル、またはアナログおよびデジタル両方)は、通信経路46を介し
てセットトップボックス48に提供され得る。所望な場合、番組リスト項目および他の情
報は、1つ以上の配信設備によって配信され得、それら配信設備は、通信経路46とは分
けられる通信経路を使用するテレビ配信設備38と同様であるが、そのテレビ配信設備3
8と分けられる。
【0026】
支払い番組購入のような所定の機能は、セットトップボックス48に通信経路46を介
してテレビ配信設備38にデータを送信するように要求し得る。所望なら、そのようなデ
ータは、電話回線または他の異なる通信経路を介して送信され得る。これらなどの機能が
テレビ配信設備38とは異なる設備を用いて設けられる場合、セットトップボックス48
に関連するある通信は、その異なる設備と直接的に行われる。
【0027】
本発明は、世帯内の複数の番組ガイド位置へのユーザ番組ガイド設定の配信に関する。
そのような世帯は、ユーザテレビ機器の複数の要素を備え得る。番組ガイドは、ユーザテ
レビ装置の複数の要素を含む。番組ガイドは、ユーザテレビ装置の各要素に実施され得る
。そのような設定を配信する例示的プロセスは、図2に示される。工程500において、
第1の番組ガイドは、ユーザに番組ガイド設定(ユーザプロフィール、お気に入り、親制
御、リマインダ、記録オプション、ペイパービューオプション、メッセージオプション、
または他のセットアップ機能の番組ガイド設定)を調節する機会を提供する。工程510
において、システムは、複数の双方向テレビ番組ガイドの操作を調整し、そのため、第1
の双方向テレビ番組ガイドで調整された番組ガイド設定は、第2の双方向テレビ番組ガイ
ドで効果的であり、その第2の双方向テレビ番組ガイドによって使用され得る。
【0028】
図2の工程は、番組ガイドが好適には、図1のセットトップボックス48で実施される
番組ガイドのように番組ガイドを使用して実行される。所定の番組ガイド機能(特にグラ
ッフィックまたは映像の表示)は、メイン設備32、テレビ配信設備38、および他のそ
のような設備において配置されるリソースの使用を含み得る。所望ならば、図2の工程の
いくつかは、双方向番組ガイドよりも他のセットトップボックス48で動作するアップリ
ケーションを使用して実行され得る。明確さのために、本発明の原理は、構成の点から説
明される。図2の設定工程は、主に双方向テレビ番組ガイドを使用して実行される。
【0029】
図3、4a、4b、4c、5、および6は、世帯内の複数の番組ガイドを構成する様々
な例示的トポロジーを示す。
【0030】
図3は、本発明による様々なユーザテレビ機器装置を相互接続する例示的配置を示す。
第1のユーザテレビ機器60は、通信経路64を介して、第2のユーザテレビ機器61、
第2のユーザテレビ機器62、および第2のユーザテレビ機器63に接続する。通信経路
64は、撚り対線、イーサネット(登録商標)リンク、光ファイバ、電力線、無線周波数
(RF、リンク、赤外(IR)および他のワイヤレスレスリンク、ファイヤーライン(f
irewire)(IEEE 1394)経路、専用ケーブル等)家庭内ネットワークの
ための任意の適切な通信経路であり得る。図示のように、第2のユーザテレビ機器の1つ
以上の要素は、所望ならばスター構成において第1のユーザテレビ機器60に接続され得
る。ユーザテレビ機器デバイスは、典型的に家庭65内の異なる部屋に配置される。例え
ば、第1のユーザテレビ機器60は、親の寝室に配置され得、第2のユーザテレビ機器6
1は、子供の部屋に配置され得、第2のユーザテレビ機器62は、リビングルームに配置
され得、第2のユーザテレビ機器63は、客室に配置され得る。そのような配置で、親の
寝室は、子供の部屋およびその他の部屋におけるユーザテレビ機器での番組ガイドについ
てのユーザ設定を調節するようマスター位置として使用され得る。
【0031】
図4aは、単一経路を介して別の機器と相互接続するユーザテレビ機器の各要素である
ツリー構造を示す。図4のユーザテレビ機器66、67、68、および69は、通信経路
70を介して他の機器と接続される。通信経路70は、撚り対線、イーサネット(登録商
標)リンク、光ファイバ、電力線、無線周波数(RF)リンク、赤外(IR)リンクおよ
び他のワイヤレスリンク、ファイヤーライン(IEEE1394)経路、専用ケーブル等
家庭内ネットワークのための任意の適切な通信経路であり得る。ユーザテレビ機器の2つ
以上の要素は、この方法で接続され得る。上述の機器は、家庭65内で様々な部屋に配置
され得る。例えば、ユーザテレビ機器66は、親の寝室に配置され得、ユーザテレビ機器
67は、子供の部屋に配置され得、ユーザテレビ機器68は、リビングルームに配置され
得、ユーザテレビ機器69は、客間に配置され得る。図4aの配置では、家庭65でのユ
ーザテレビ機器の各要素は、通信経路70を介して家庭65におけるユーザテレビ機器の
それぞれ他の要素と通信し得る。図4aは、ツリートポロジーにおいて接続されたシステ
ムを示す。所望ならば、相互接続性のこのレベルは、リングコンフィギュレーション(図
4b)、バスコンフィギュレーション(図4c)、または他の適切なトポロジーにおいて構
成される通信経路を使用して達成され得る。いかなるこれらのトポロジーは、図4aの構
成とともに記載された通信経路のタイプを使用し得る。
【0032】
図5は、クライアントサーバアーキテクチャに基づく例示的構成を示す。サーバ80は
、通信経路85を介してユーザテレビ機器81、82、および83に接続され得る。機器
81、82、および83、ならびにサーバ80は、世帯65内の様々な部屋に配置され得
る。例えばサーバ80は、書斎に配置され得、ユーザテレビ機器81は、子供の部屋に配
置され得、ユーザテレビ機器は、リビングルームに配置され得、ユーザテレビ機器83は
、親の部屋に配置され得る。通信経路85は、映像、音声およびデータを送信するために
適する任意の家庭内ネットワーク(光ファイバ専用ケーブル、ファイヤラインリンク、R
Fリンク等)であり得る。図4a、4b、および4cの例のように、バス、リング等のよ
うな異なる通信経路構成を用いて、クライアントサーバアーキテクチャーに基づくユーザ
テレビ機器に相互接続し得る。
【0033】
図6は、単一セットトップボックスに基づく例示的構成を示す。セットトップボックス
90は、通信経路99を介してオプション的ビデオカセットレコーダ91、ならびにテレ
ビ94、96、および98に接続される。オプション的ビデオカセットレコーダ91は、
連続してテレビ92に接続される。所望ならば、ビデオカセットレコーダおよびテレビを
用いるかまたは用いないテレビの任意の組み合わせは、同様な方法で接続され得る。図6
のセットトップボックス、ビデオカセットレコーダおよびテレビは、家庭65内の部屋に
配置され得る。例えばセットトップボックス90、ビデオカセットレコーダ91、および
テレビ92は、親の寝室に配置され得、テレビ94は、子供の部屋に配置され得、テレビ
96は、リビングルームに配置され得、テレビ98は、客室に配置され得る。通信経路9
9は、映像、音声およびデータの送信に適する任意の家庭内ネットワーク(専用ケーブル
、光ファイバー、またはファイヤーラインリンクのような)経路であり得る。
【0034】
図7a、7b、7c、8、および9は、家とテレビ配信設備との間の接続についての例
示的構成を示す。ユーザテレビ機器装置の1つのみを、図面の複雑化を避けるために、図
7a、7b、7c、8、および9に世帯内において示す。しかし、図7a、7b、7c、
8、および9内の各家庭65、101、102、103、104、301、302は、図
3、4a、4b、4c、5、または6に示されるように構成されたユーザテレビ機器の複
数の要素を含み得る。
【0035】
図7aは、共通のサーバによって取り扱われる複数の世帯の例示的構成を示す。サーバ
105は、中央設備100に局所化され得る。中央設備100は、複数の世帯に接続され
得るプライベートホーム、広告塔、ネットワークノード、または他の適切な構造であり得
る。図7aの例では、サーバ105は、通信経路700を介して世帯101、102、1
03、および104内にそれぞれ配置されるユーザテレビ機器106、107、108、
および109に接続される。複数のユーザテレビ機器装置は、装置109aおよび109
bによって示されるように世帯内に存在し、各ユーザテレビ機器装置は、通信経路700
を介して独立的にサーバ105と通信し得、あるいは、唯一1つの装置が通信し、家庭ネ
ットワークを介して別のデバイスが通信し得る。言い換えれば、代替的構成において、1
)外部のサーバとの複数の接続であり、各ユーザテレビ機器装置は、家庭内ネットワーク
の必要性なしに、独立的にサーバと通信するか、または2)外部のサーバと1つのみの接
続であり、各ユーザテレビ機器装置は、家庭内ネットワークを介してそれぞれ他のデバイ
スと通信するか、のいずれかである。
【0036】
図7bに示すように、サーバ42(図1)の能力は、ネットワークノード58に配置さ
れたサーバ56を用いて提供され得る。サーバ56のようなサーバをサーバ42の代わり
に用いてもよいし、またはテレビ配信設備38に配置されるサーバ42と共に用いてもよ
い。
【0037】
メッセージについてのグラフィクス情報、広告等は、図1のセットトップボックス48
に定期的に(例えば1日1回)ダウンロードされ得、ローカルに格納され得る。グラフィ
ックス情報はまた、セットトップボックス48上で実現される番組ガイドが必要とする場
合に、ローカルにアクセスされ得る。グラフィックス情報はまた、パス46上の1つ以上
のデジタルチャンネルに連続繰返し構成(continuously−looped a
rrangement)として設けられてもよい。このような連続繰返し構成を用いて、
最新のグラフィックス情報の位置を示すマップが、セットトップボックス48に定期的に
(例えば1日1回)または連続的にダウンロードされ得る。これにより、デジタルチャン
ネル上の内容は、アップデートされ得る。セットトップボックス48上の番組ガイドは、
デジタルチャンネル上に所望のグラフィックス情報を配置するためにマップを使用し得る
。他のアプローチとしては、サーバ42またはサーバ56(図7b)のようなサーバを用
いるものが挙げられ、セットトップボックス48およびそのサーバがダウンロード動作を
セットアップするように取り決めた後、グラフィックス情報を提供する。次いでビットマ
ップまたは他の適切なグラフィックス情報のセットが、サーバからセットトップボックス
にダウンロードされ得る。所望であれば、サーバは、所望のグラフィックス情報が特定の
デジタルチャンネル上に配置され得る場合に、セットトップボックスに通知する命令をダ
ウンロードしてもよい。グラフィックス情報の位置をセットトップボックスに通知するた
めに、命令をダウンロードするサーバが、定期的にアップロードされる場合、グラフィッ
クス情報もまた、定期的にアップロードされ得る。
【0038】
メッセージについてのテキスト情報、広告等は、番組ガイドデータを配信するために使
用されるパスと同じパスを用いてセットトップボックス48に提供され得る。例えば、図
1のデータベース36から広告データが、リンク40、テレビ配信設備38、およびパス
46を用いてセットトップボックス48に提供され得る。テキスト情報は、セットトップ
ボックス48にローカルに格納され得、定期的に(例えば1日1回)アップデートされ得
る。
【0039】
メッセージについてのテキスト情報、グラフィックス情報、および映像、ならびに広告
等はまた、これらの技術または任意の他の適切な技術の組合せを用いて配信され得る。
【0040】
図7cに示すように、世帯が1より多いの家を有している場合、各家のユーザテレビ機
器は、家と家との間でデータを転送するためにモデムリンクまたは他の適切なリンクによ
って接続され得る。例えば、ユーザテレビ機器403は、リンク405を介してユーザテ
レビ機器404に接続され得る。リンク405は、内部モデムまたは外部モデム、ケーブ
ルモデムまたは音声、映像、およびテキストデータを送信するための適した他の通信デバ
イスであり得る。この様態で、家401および家402は、番組ガイド設定項目を共有し
得る。
【0041】
図7dに示すように、世帯が1より多いの家を有している場合、各家のユーザテレビ機
器は、屋外サーバを介して接続され得る。例えば、ユーザテレビ機器413は、サーバ4
10を介してユーザテレビ機器414に接続され得る。通信パス415は、内部モデムま
たは外部モデム、ケーブルモデムまたは音声、映像、およびテキストデータを送信するた
めの適した他の通信デバイスであり得る。この様態で、家411および家412は、番組
ガイド設定項目を共有し得る。
【0042】
図8は、インターネットを介してサーバが家に接続される例示的な構成を示す。セット
トップボックス122は、リアルタイム通信デバイス121を用いてリアルタイムでイン
ターネット110または他の適切なデータネットワークに接続される。ビデオカセットレ
コーダ123は、セットトップボックス122とテレビ124との間で接続され得る。リ
アルタイム通信デバイス121は、内部モデムまたは外部モデム、ケーブルモデム等のネ
ットワーク110を用いて常時接続(constant open connectio
n)を維持するために適切な任意のデバイスであり得る。家をテレビ配信設備38に接続
するための使用されるネットワークは、インターネットのような映像および音声データを
配信するために適切な任意のネットワークであり得る。ネットワーク110は、通信リン
ク115によってテレビ配信設備38に接続され、通信リンク120によってリアルタイ
ム通信デバイス121に接続される。
【0043】
図9は、特別リターンパスを介してユーザテレビ機器を家の外にあるサーバにリンクす
る例示的な構成を示す。セットトップボックス132は、特別リターンパス通信デバイス
130およびビデオカセットレコーダ134に接続される。ビデオカセットレコーダ13
4は、テレビ136に接続され得る。映像および音声データの転送のために、特別リター
ンパス通信デバイス130は、セットトップボックス132をサーバに接続するための内
部モデムまたは外部モデム、ケーブルモデム等の適切な任意のデバイスであり得る。特別
リターンパス通信デバイス130およびサーバ42は、通信パス131を用いてテレビ配
信設備38に接続されてもよいし、されなくてもよい。例えば、通信パス131は、電話
リンクまたはサーバ42から家65に特別リターンパスを提供するために適した他の非専
用通信パスであり得る。
【0044】
図10は、ユーザテレビ機器44(図1)についての例示的な構成要素を示す。図10
の構成において、セットトップボックス48はデータ入力装置140に接続される。デー
タ入力装置140は、キーボード、キーパッド、またはテキスト(有線または無線)、音
声または映像を入力するための適切な任意のデバイスであり得る。ビデオカセットレコー
ダ50は、セットトップボックス48およびテレビ52に接続される。リモコン54は、
セットトップボックス48、ビデオカセットレコーダ50、およびテレビ52の動作を制
御するために使用される。
【0045】
本発明のさらなる局面は、以下に詳細に記す。明確にするために、以下に記す本発明の
原理は、特に明記しない限り、図3に示すデバイス構成および図2に例示される工程のコ
ンテキスト内で記される。しかし、本発明の原理はまた、図4〜9に示すような構成に適
用される。また、上述の説明は、本発明の原理の単なる例示であって、種々の改変が本発
明の範囲および意図を逸脱することなく当業者によってなされ得る。
【0046】
上述の構成のいずれにおいても、各ユーザテレビ機器デバイス上の双方向テレビ番組ガ
イドが、ユーザのためのテレビ番組リスト項目情報を表示し、親制御、お気に入り、ペイ
パービュー購入等の種々の番組ガイド機能を提供する種々の機能を提供し得る。例えば、
ユーザがリモコン54上の適切なボタンを押すと、ユーザにテレビ番組リスト項目の時間
順またはチャンネル順のグリッドまたはテーブル、あるいは他のこのような番組項目情報
が提供され得る。
【0047】
1つの適切なアプローチを用いて、ユーザは、マスタまたは一次デバイスであるユーザ
テレビ機器デバイスのうち1つを選択し得る。マスタデバイスの番組ガイド設定項目を調
整することにより、世帯における他の全てのデバイスについてこれらの設定項目を制御す
る。例えば、図3の構成の場合、ユーザは一次ユーザテレビ機器60を設定して、マスタ
デバイスとしてもよい。一次ユーザテレビ機器60は、親の寝室に配置され得る。これに
より、世帯主が、1つの位置から世帯内の番組ガイドすべての番組ガイド設定項目を制御
することが可能になる。
【0048】
そのシステムは、ユーザにユーザテレビ機器60のようなマスタデバイスを割り当てる
機会を提供し得る。マスタデバイスは、第2のユーザテレビ機器61、62、および63
のような他のデバイスを用いて番組ガイド設定項目を調整する。
【0049】
そのシステムによりユーザが第1(マスタ)および第2としてデバイスを割り当てるこ
とを可能にする1つの適切な方法は、番組ガイドのうち少なくとも1つについて(例えば
、セットトップボックス60上で実行している番組ガイド)、図11の割り当て位置画面
160のような割り当て位置画面を提供することである。画面160は、例えば、まず図
12のメイン画面170にアクセスすることによってアクセスされ得る(例えばリモコン
54上の適切なキーを押すことによって)。画面170にアクセスした後、ユーザはリモ
コン54を用いて、強調表示領域177をセットアップオプション179に移動し、選択
キー、入力キー、「OK」キーまたはリモコン54上の他のこのようなキー(本明細書中
で単に入力キーを指す場合もある)を押すことによってセットアップオプション179を
選択し得る。
【0050】
セットアップオプション179を選択することにより、番組ガイドに図31のセットア
ップ画面310のようなセットアップ画面を表示するように指示する。ユーザは、強調表
示領域312を移動し、入力キーを押すことによってセットアップ画面310で割り当て
位置オプション316を選択し得る。割り当て位置オプション316を選択することによ
って、番組ガイドに図11の割り当て位置画面160を表示するように指示する。次いで
ユーザは、強調表示領域162を設定Bオプション165に移動し得る。オプション16
5を選択することによって、番組ガイドに設定Bに割り当てる名前を入力する機会をユー
ザに提供するように指示する。例えば、ユーザは、データ入力装置140またはリモコン
54を用いて、選択された名前に関連付けられた文字を入力し得る。デバイス間の関係が
セットアップされると、番組ガイドは、このようなユーザ定義のデバイス名を使用し得る
。例えば、ユーザは、マスタ位置として「親の部屋」位置を割り当て得、スレーブ位置と
して「子供の部屋」位置を割り当て得る。位置の名前は、サービスプロバイダによって予
め設定されていてもよいし、単にユーザによって割り当てられてもよい。あるいは、ユー
ザ(またはインストール技術者)は、家から位置を割り当てる能力を有し得る。位置名は
、上記のリストから選択されてもよいし、またはユーザ(またはインストール技術者)が
タイプしてもよい。
【0051】
図4に示す別の構成において、ユーザテレビ機器66、67、68および69の各々は
、同等である。ユーザは、図3の構成の二次デバイスに名前を指定するのと全く同じ方法
で、このような各ユーザテレビ機器デバイスに名前を指定し得る。
【0052】
図14に示すように、工程1000において、番組ガイドは、ユーザが設定項目を調整
することを所望するデバイスまたは位置を選択する機会をユーザに提供し得る。工程10
00は、例えば、図13の選択位置画面400のような画面を提供することに関する。図
14の工程1001において、ユーザが強調表示領域155(図14)を所望のデバイス
(例えば親の部屋オプション154)に移動することによって選択し、入力キーを押した
後、番組ガイドは選択された位置を設定する。ガイドはまた、変更される設定項目のタイ
プに基づく特定の位置にデフォルトされ得る(例えば、番組の録画に設定項目が変更され
ると、ガイドはビデオカセットレコーダに関する位置にデフォルトされ得る)。ガイドは
、変更される設定項目のタイプに基づく位置の任意の組合せにデフォルトされ得る。設定
項目がどの位置で効果的であるかを判定するためにガイドが使用し得る「他のファクタ」
もまた存在する。これらには、ユーザが調節している現在の位置、調節されるべき位置が
現在使用されているかどうか、他の設定項目状態などが挙げられる。
【0053】
番組ガイドにより固有の番号をユーザに割り当てることを可能にし、これによりユーザ
が家の外の位置においてユーザの番組ガイド設定項目にアクセスすることを可能にする。
例えば、近所の人が市外にいる間、留守番をするために近所の家を訪ね得る場合である。
ユーザは、近所の家にいて番組ガイドにログオンし、ユーザの個人番組ガイド設定項目に
アクセスする能力を有する。
【0054】
番組ガイドによりユーザは、子供が不適切な内容を視聴する可能性を防ぐために親制御
をセットすることができる。図17の工程1010において、例えば、番組ガイドは、ユ
ーザに図12のメイン画面170にアクセスする機会を提供し得る。メイン画面170上
で、ユーザは、リモコン54を用いて強調表示領域177を親制御オプション176に移
動し、入力キーを押すことによってそのオプションを選択し得る。
【0055】
図17の工程1011において、ユーザが、図15の入力パスワード画面210上に予
め選択したパスワード211(図15)を入力した後、番組ガイドはパスワードをチェッ
クする。誤ったパスワードが提供されると、図17の工程1014において、ユーザに図
15の無効なパスワード画面212が示され、そして図12のメインメニュー画面170
に戻り得る。ユーザが有効なパスワードを提供すると、番組ガイドは工程1015におい
て種々のオプションを提供する。工程1015において、ユーザは、図16の親制御画面
190にアクセスし得、リモコン54を使用してチャンネルオプションの設定191、最
大格付けオプションの設定193、および視聴オプションのモニタ195等のオプション
間でナビゲートし得る。ユーザは、図17の工程1016においてチャンネルオプション
の設定191を選択し、強調表示領域192を移動し、選択を押すことによって図18a
のチャンネル設定画面200でナビゲートし得る。
【0056】
ユーザが工程1016においてチャンネルオプションの設定191を選択する場合、工
程1020において番組ガイドは、ユーザにどのチャンネルがブロックされるべきかを設
定する機会を提供する。ユーザは、図18aのチャンネルオプション201、202、2
03、および204をスクロールし、選択するためにリモコン54を用いて特定のチャン
ネルをブロックし得る。例えば、ユーザは、強調表示領域207をチャンネルオプション
201(アダルトチャンネルであり得る)に移動し得る。次いでユーザはリモコン54上
の入力キーを押すことによってチャンネルのブロックと非ブロックとの間をトグルし得る

【0057】
図18aの画面200において、ブロックされたチャンネルは、Xで表される。ユーザ
は、全てのオプションに適用205を選択することによって、図18aの画面200で選
択された親制御をすべての位置に適用することを選択できる。現在の位置オプション20
9を選択することによって、現在の位置に適用するために選択できる。または図17の工
程1024において、番組ガイドが提供するオプションから位置オプションの選択206
を選択することによって特定の位置(単数または複数)に親制御を適用することを選択で
きる。ガイドは、設定項目をデフォルト位置または上述の他のファクタによって決定され
る位置に適用してもよい。
【0058】
図18bは、単なる親制御されたチャンネルをブロックするよりも、視聴制御されたチ
ャンネルを隠すことが望ましい場合に使用され得る例示的な親制御チャンネル画面設定2
08を示す。ユーザがチャンネルを隠すことを選択する場合、ブロックされたチャンネル
は、番組ガイドが提供する番組リスト項目表示画面のいずれにおいても現れることはない

【0059】
ユーザはまた、図17の工程1017において、図16の最大格付けオプションの設定
193を選択し、強調表示領域を移動し、そして選択を押すことによって、最大格付け画
面の設定にナビゲートし得る。次いでユーザは、チャンネルオプションの設定と同様の様
式で視聴することを可能にする最大格付けを設定し得る。例えば、ユーザは、強調表示領
域を(TV−MAであり得る)最大格付けオプションに移動し得、次いでユーザがリモコ
ン54を用いてユーザが選択した最大格付けを入力し得る。次に図17の工程1024に
おいて、ユーザは、すべてのオプションに適用を選択することによって、調整をすべての
位置に適用することを選択し得、または番組ガイドが提供するオプションから位置オプシ
ョンの選択を選択することによって特定の位置(単数または複数)に調整を適用するよう
に選択し得る。ガイドは、設定項目をデフォルト位置または上述の他のファクタによって
決定される位置に適用し得る。
【0060】
ユーザは、図16の視聴オプションのモニタ195を選択し(図17の工程1019)
、強調表示領域192を視聴オプションのモニタ195に移動して、入力を押すことによ
って、図19の視聴画面のモニタ230にナビゲートし得る。
【0061】
次いで別の場合には、ユーザの位置での番組ガイドは、ユーザに視聴画面のモニタ23
0を提供する。視聴画面のモニタ230は、各位置が現在視聴しているチャンネル、また
は他の位置が視聴しているチャンネルを示すバナーまたは情報スモールボックスのような
オーバーレイを示すが、ユーザにユーザの位置で番組項目を見続けることを可能にする。
ユーザの位置での番組ガイドは、世帯内の他の位置において番組ガイドをポーリングし、
誰が現在テレビを視聴しているか、およびユーザがどのチャンネルに合わせているかを判
定し得る。視聴画面のモニタはまた、映像、音声、さらには他の位置で視聴されているチ
ャンネルに関連付けられたイメージの視聴を可能にする。例えば、現在のチャンネルの映
像を背景にして、遠隔位置の映像を画面上のスモールボックス内に示し得る。
【0062】
ガイドによりユーザは、遠隔位置のチャンネルの変更を可能にし得る。例えば、親の部
屋にいるユーザが子供の部屋のテレビが子供が見るべきでない番組に合わせられていると
いうことを知り得る。ユーザは、物理的に子供の部屋に行くことなくチャンネルを変更し
得る。
【0063】
ガイドはまた、位置がモニタされ得ないようにプライバシーのレベルを位置について設
定し得る。例えば、客が世帯を訪問している場合、モニタ機能は親の部屋で使用できない
ようにされ得る。
【0064】
世帯内の遠隔位置に配信され得る他の親制御機能には、以下が挙げられる:タイトル別
チャンネルブロック、時間別チャンネルブロック、内容(言葉、ヌード等)別チャンネル
ブロック、機能を使用する能力のブロック(例えばリマインダ)、暗証番号を設定および
クリアにする能力のブロック、親制御を一時的に使用禁止にする能力のブロック(例えば
子供が学校にいる間親制御を使用禁止にする)、および個人の位置または世帯全体につい
ての暗証番号を設定する能力のブロック。さらに、ガイドは親制御設定のプロフィールの
複数のセットを使用する能力を有し得る。例えば、ユーザは親制御の深夜のプロフィール
、親制御の昼間のプロフィールを生成し得る。次いでガイドによりユーザは、どの親制御
プロフィールを使用し、そしていつそれを使用するかを指定し得る。
【0065】
番組ガイドが提供し得る他の機能は、リマインダ機能である。リマインダ機能によりユ
ーザは、ユーザが後で見たいテレビ番組についてリマインダを設定し得る。リマインダが
設定されたテレビ番組が放送される直前に、リマインダメッセージがユーザのテレビ画面
上に表示される。番組ガイドがリマインダに指定された番組にユーザのセットトップボッ
クスを自動的に合わせるように指示するリマインダもまた提供され得る。選択された番組
が開始する場合に、リマインダはまた、ユーザにオンスクリーンリマインダを提供し得、
ユーザが手動で選択されたチャンネルに合わせることを可能にし得る。
【0066】
上述のリマインダ機能と同様に動作する家族用リマインダオプションが提供され得、こ
れによりリマインダが家族用に設定され得る。例えば、図7aにおいて中央設備100の
サーバ105は、各家の多くの家族用リマインダ設定項目(または他の設定項目)を格納
し得る。特定の家または世帯において番組ガイドはまた、お気に入り設定項目、親制御設
定項目、リマインダ設定項目等を調節する能力を提供し得る。これらの設定項目は、名前
が付けられ、視聴位置、家全体、または家の群に関連付けられる。
【0067】
ユーザが連続番組についてリマインダを設定することを可能にする連続リマインダオプ
ションが提供され得る。連続リマインダは、1999年6月11日に出願されたKnud
sonらの米国特許出願第09/330、792号(代理人事件番号第UV−56号)に
記載されており、この出願全体を本明細書において参考として援用する。
【0068】
以下にリマインダ機能の使用を例示する。ユーザが、一世帯内の番組ガイドがある位置
のうちの1ヵ所で、図20に示す「Holiday Entertaining」につい
ての番組リスト項目へとナビゲートするブラウズ機能(すなわち、ポップアップ番組リス
ト項目表示)を用いた後に、適切なボタン(例えば、入力ボタン)を押した場合には、そ
の位置の番組ガイドは、図21のリマインダ画面設定350をユーザに示し得る。リマイ
ンダ画面設定350は、図23のステップ1030に示すように、強調領域356で「は
い」オプション354を選択することにより、ユーザが、選択した番組352(Holi
day Entertaining)についてのリマインダの設定を選択することを可能
にする。ユーザが「いいえ」オプション358を選択した場合には、リマインダ画面設定
350はキャンセルされる。リマインダ画面設定350がキャンセルされない場合には、
「全てに適用」オプション205、「現在の位置」オプション209、または「選択位置
」オプション206を選択すること(図23、ステップ1031)、および選択可能な位
置を各種のサブメニューリスト項目と相互作用して、そのいずれかから選択することによ
り調節が適用される、番組ガイドの位置(すなわち、一世帯内の各種のユーザテレビ機器
デバイスの位置)をユーザが選択する。リマインダ画面設定350、および番組ガイド内
の他のそのような画面は、全画面または一部画面表示形式のいずれかを用い得る。リマイ
ンダが適用されるべき番組ガイドの位置をユーザが選択した後に、ユーザがいる位置の番
組ガイドが、ユーザが選択した位置の番組ガイドと通信を行う。この通信プロセスの間、
ユーザがいる位置の番組ガイドは、番組の予定された放送時間の直前に、その他の番組ガ
イドに、それぞれの位置での表示のためのリマインダのセットを指示する。所望であれば
、ユーザがいる位置の番組ガイドは、他の適切な技術を用いて、選択した位置の番組ガイ
ドと通信を行い得る。例えば、ユーザがいる位置の番組ガイドは、リマインダがセットさ
れた番組の予定された放送時間の直前に、選択した位置の番組ガイドに命令を出し、それ
らの番組ガイドがリマインダメッセージをその時に表示させ得る。これらのアプローチは
単なる例示である。ユーザがいる位置の番組ガイドから他の番組ガイドへと、リマインダ
設定または任意の他の番組ガイド設定を伝達するため任意の他の適切なアプローチが、所
望であれば、用いられ得る。
【0069】
リマインダがセットされた番組の予定された放送時間の少し前に、図22に示すように
、選択されたそれぞれの位置の番組ガイドが、その位置のテレビ画面360にリマインダ
表示領域361を表示し得る(図23、ステップ1032)。リマインダ表示領域361
は、現在表示されているテレビチャンネル(例えば、9チャンネル)上に一部画面オーバ
ーレイとして表示され得る。図22の例では、午前10時の時間枠に対して、2つのリマ
インダがセットされている。結果として、リマインダ表示領域361は、選択した番組の
両方に対する番組リスト項目を備える。リマインダが表示される番組ガイドの位置のうち
いずれの位置のユーザも、「リマインダを隠す」オプション363から番組リスト項目3
64または番組リスト項目365へと、強調領域362を移動することにより、選択した
番組のうちの1つに自動的に同調し得る。そのような位置のユーザが選択ボタンを押すと
、その位置のセットトップボックス48が、選択した番組のチャンネルに同調する(図2
3、ステップ1033)。ユーザが「リマインダを隠す」オプション363を選択した場
合には、リマインダ表示領域361が、視界から隠される。また、リマインダは、リマイ
ンダ表示領域にアクセスすることなく、特定のチャンネルに自動的に同調するようにセッ
トされ得る。例えば、その番組についてのリマインダを設定することにより、親は子供の
テレビが自動的に教育番組に同調することを確実にする能力を有する。
【0070】
リマインダを設定する機会に加えて、ユーザは、視聴経験をカスタム化するように、プ
ロフィールを作成する機会を提供され得る。例えば、所望される場合、番組ガイドは、各
ユーザが設定のプロフィール、ならびにEllisらの米国特許出願第09/034、9
34号に記載されたような他の基準を確立することを可能にする。この出願は、本願と同
一譲受人に譲渡され、1998年3月4日に出願され、その全文を通じて本明細書中で参
考として援用される。このようなアプローチで、ユーザは、お気に入りのチャンネル、好
みの番組ジャンル(スポーツ、コメディー等)、お気に入りの俳優、所望のまたは必要な
格付け等の選好のプロフィールを確立し得る。本発明によると、番組ガイドのうちの1つ
は、このプロフィールを全ての位置に適用するか、またはこのような設定を1つまたは複
数の特定の番組ガイド位置に適用する機会をユーザに提供し得る。ガイドは、プロフィー
ルを、デフォルトの位置、または上記の他の要因によって決定された位置に適用し得る。
【0071】
ユーザは、また、お気に入りのチャンネルを設定する機会を提供され得る。ユーザの位
置での番組ガイドは、図12のメイン画面170のメニューのようなメニューを表示し得
る。その後、ユーザは、リモコン54を用いて、入力ボタンを押すことによって、お気に
入りのオプション175へとナビゲートするようにリモコン54を使用し得る。
【0072】
ユーザがお気に入りのオプション175を選択した後、ユーザの位置での番組ガイドは
、図24のお気に入りのチャンネル画面250のような、お気に入りのチャンネル画面を
ユーザに提示し得る。ユーザは、強調表示領域207を、画面250のチャンネルオプシ
ョン251(例えば、ローカルニュースチャンネル)のようなチャンネルに移動し得、そ
の後、リモコン54のエンターキーを押すことによって、そのチャンネルを選択すること
と選択しないこととの間でトグルし得る。図24の例において、お気に入りのチャンネル
は、Xによって表されている。次に、ユーザは、全てに適用オプション205、選択した
位置に適用オプション206、または現在の位置に適用オプション209を選択すること
によって、選択したお気に入りの設定を、様々な他の番組ガイド位置に適用することを選
択し得る。ユーザが、位置に選択位置オプション206を適用することを選択する場合、
ユーザの位置での番組ガイドは、お気に入りの設定を適用する所望の位置を選択するメニ
ュー画面を、ユーザに提供する。所望の位置は、デフォルト、または上記の他の要因によ
って、設定され得る。親が、子供が好ましくない番組のタイトルを見ることさえも望まな
いことがあり得る。
【0073】
ユーザは、後で録画する番組を選択する機会を提供され得る。例えば、ユーザが、図2
0に示すように、ブラウザ機能を用いて、「Holiday Entertaining
」の番組リストへとナビゲートした後、適切なボタン(例えば、「録画」ボタン)を押す
場合、ユーザの位置での番組ガイドは、図25の録画設定画面270のような録画設定画
面を、ユーザに提示し得る。録画設定画面270は、ユーザが、強調表示領域271で「
はい」オプション271を選択することによって、選択した番組274(Holiday
Entertaining)を番組ガイドによって録画するように設定することを可能
にする。ユーザが、「いいえ」オプション273を選択する場合、録画設定画面270は
、キャンセルされる。
【0074】
世帯にビデオカセットレコーダ50が1つしかない場合、全ての録画は、録画がどの位
置から設定されたかに関わらず、1つの位置のみで行われる。複数のビデオカセットレコ
ーダがある場合、ユーザは、「はい」オプション272を選択した後、録画を行う位置を
選択する機会をユーザに提供する、図13の位置選択画面400を提示され得る。複数の
所望の位置が選択される場合、ガイドは、どのVCRが使用中であるかに基づいて、また
は他の要因に基づいて、どのVCRが用いられるかを選択し得る。
【0075】
録画予定番組の予定放送時刻になると、各選択位置にある番組ガイドは、ビデオカセッ
トレコーダ50に録画を開始させる。その録画番組の放送時間の予定終了時刻に、各番組
ガイドは、ビデオカセットレコーダ50に録画を中止させる。番組ガイドは、IR信号を
ビデオカセットレコーダのIR入力部に送信するか、またはビデオカセットレコーダへの
他のあらゆる適切な信号送信方法を行うことにより、ビデオカセットレコーダ50に録画
中止および録画開始を行わせ得る。
【0076】
ユーザが連続番組を録画することを可能にする連続番組録画オプションも提供される。
連続番組録画については、前述した1999年6月11日に出願されたKnudsonら
による米国特許出願第09/330、792号(代理人事件番号第UV−56号)に記載
がある。
【0077】
家庭内にある複数の番組ガイドデバイス間を調整することから有用性を得る番組ガイド
機能の別の例として、ペイパービュー番組の注文がある。
【0078】
ユーザは、図12のメイン画面17Cのような番組ガイド表示画面を用いてペイパービ
ュー番組を注文する機会を与えられ得る。ユーザは、リモコン54を用いて時間別オプシ
ョン181のペイパービューを選択し得る。
【0079】
ユーザは、リモコン54を用いて番組オプションをナビゲートすることにより、図26
のペイパービュー画面290のような画面から注文する番組を選択し得る。例えば、ユー
ザは、強調表示領域291を番組リスト項目292(この場合、10:00PMに放送さ
れる予定の映画「Volcano」の番組リスト項目)に移動させ得る。次いで、ユーザ
は、リモコン54上の入力ボタンを押すことにより番組を選択し得る。図27のペイパー
ビュー注文画面370のようなペイパービュー注文画面は、ユーザが、放送予定番組のチ
ャンネル371、格付け377、価格378(家庭内の別の位置での視聴に対する追加料
金と共に例示的に示されている)、ならびに様々な視聴可能な放送時間373、374、
および376についての情報を見ることを可能にするために用いられ得る。キャンセルオ
プション372は、ユーザがペイパービュー注文をキャンセルすることを可能にする。ユ
ーザは、強調表示領域375を所望のオプションの最上部に配置して入力を押すことによ
り、キャンセルオプション372または所与の放送時間373、374もしくは376を
選択し得る。ユーザは、位置選択オプション206を選択することにより、選択した番組
を世帯内の様々な位置で視聴可能とするように選択し得る。あるいは、番組ガイドは、番
組を、デフォルト位置または上述したような他の要素により決定された位置でも視聴可能
とし得る。
【0080】
番組ガイドシステムは、メッセージオプションをサポートし得る。メッセージは、テレ
ビ配信設備39(図1)にあるサービスプロバイダから送信され得、例えば、課金情報、
一般的事項、サービス提供などと関連付けられ得る。メッセージは、インターネットもし
くは電子メッセージまたは他の適切な手段により、メイン設備または他の位置に送信され
得る。メッセージは、受信されると、テレビ52のテレビ画面上に表示され得る。メッセ
ージの表示は、例えば、画面下部のテキストボックスに表示され得る。ユーザは、閲覧可
能なメッセージのリストを提供し、閲覧するメッセージを選択し得る。未読メッセージが
あることを示すインジケータも表示され得る。図28のメッセージ受信画面300のよう
なメッセージ受信画面が提供され、ユーザが様々な種類のメッセージングを用いて様々な
位置を関連付ける表にナビゲートすることを可能にし得る。例えば、ユーザは、強調表示
領域301を、子供の部屋の位置に関する課金種類についてのメッセージオプションに移
動させ得る。入力キーをヒットすることにより、ユーザはメッセージのオン/オフを切り
替え得る。この実施例において、メッセージがオンに切り替えられると、子供の部屋が課
金メッセージを受信することとなる。メッセージがオフに切り替えられると、子供の部屋
は課金メッセージを受信しないこととなる。
【0081】
ユーザは、テキストメッセージ、音声メッセージ、グラフィックメッセージ、または映
像メッセージを位置間で送信する能力を有し得る。図29のメッセージ送信画面340上
で、ユーザは、データ入力デバイス140(図10)を用いて、テキストメッセージをメ
ッセージ入力セクション343内にタイプする。あるいは、ユーザは、例えばマイクロホ
ンをデータ入力デバイスとして用いて音声メッセージを入力するか、またはカメラデバイ
スを用いて映像を入力し得る。ユーザは、強調表示領域341を位置オプション342(
この場合、子供の部屋)に移動させることにより、メッセージの送信先位置を選択し得る
。例えば、階下のマスターベッドルームにいる親は、階上のベッドルームにいる子供に夕
食に下りてくるかまたは宿題をするよう伝えるメッセージを送信し得る。所望ならば、図
29のメッセージ送信画面340は、先在するテキストメッセージを選択する機会をユー
ザに与え得る。これらの先在テキストメッセージは、ユーザにより事前に格納されるか、
または製造業者により事前設定され得る。メッセージは、任意の適切な通信技術(例えば
、Eメールプロトコルまたは上記の議論にて様々なトポロジーと関連付けて説明したあら
ゆる方法)を用いて、家庭内の異なる位置にある番組ガイド間で送信され得る。
【0082】
番組ガイドシステムは、デバイス制御オプションを設定する機会もユーザに与え得る。
例えば、ユーザは、図12のメイン画面170にアクセスして、リモコン54を用いて設
定オプション179までスクロールして入力ボタンを押すことにより、設定オプション1
79を選択し得る。次いで、ユーザは、強調表示領域313を移動させて入力ボタンを押
すことにより、図31の設定画面310上の音声オプション312を選択し得る。次いで
、図33の音声設定画面330上において、ユーザは、強調表示領域332を移動させて
音量オプション332を設定し得る。ユーザは、リモコン54を用いて、音量を上方また
は下方に調整し得る。例えば、親は、子供の部屋のテレビの音量を下げたいと考え得る。
ユーザは、全てに適用オプション205を選択することにより、画面330上で行われる
調整を全ての位置に適用するか、現在位置適用オプション209を選択することにより現
在の位置に適用するか、または、位置選択オプション206を選択することにより特定の
位置(単数または複数)に調整を適用し得る。あるいは、番組ガイドは、この設定をデフ
ォルト位置または前述したような他の要素により決定された位置にも適用することを選択
し得る。
【0083】
家庭内で調整され得る別の番組ガイドオプションとして、言語選択オプションがある。
図31の設定画面310から、ユーザは、強調表示領域313を移動させて入力ボタンを
押すことにより、言語オプション311も選択し得る。図32の言語設定画面320上ま
たは他のこのような画面上で、ユーザは、強調表示領域321を移動させて言語オプショ
ン322(この場合ドイツ語)を設定し得る。ユーザは、リモコン54を用いて選択言語
を選択し得る。ユーザは、全てに適用オプション205を選択することによりこの調整を
全位置に適用するよう選択するか、位置選択オプション206を選択することにより調整
を特定の位置(単数または複数)に適用するか、または、現在位置オプション209を選
択することにより現在の位置への適用を選択し得る。あるいは、番組ガイドは、この設定
をデフォルト位置または前述したような他の要素により決定された位置にも適用し得る。
選択された言語は、同時出願されたEllisらによる米国特許出願第
号(代理人事件番号第UV−115号)に記載のように、テキストまたは音声を含む番
組ガイド画面を表示する際に番組ガイドにより用いられ得る。本明細書中、同出願を参考
のため援用する。
【0084】
プログラムガイド設定を送信するためにデータファイルを用い得る。特定のプログラム
ガイドがユーザ用のプログラムガイド設定調整を検索するとき、このデータは、双方向ケ
ーブルリンクのうちの戻りパスを介してか、モデムリンクを介してか、または任意の他の
適切な通信パスを介して、中央設備または別のプログラムガイドに送信され得る。設定は
サーバまたは、世帯内のプログラムガイドのうち任意の1つ上で格納され得る。例えば、
図3の構成においては、2次的ユーザテレビ機器61において集められたプログラムガイ
ド設定調整は、1次的ユーザテレビ機器60において格納され得る。同様に、図6のセッ
トトップボックス90が、テレビ92、94、96および98のためのプログラムガイド
設定事項を格納し得る。図4a、4bおよび4cの構成において、ユーザテレビ機器66
で集められたプログラムガイド設定調整は、ユーザテレビ機器装置66、67、68およ
び69のうち任意の1つに格納され得る。図7aおよび7bの構成において、家族のリマ
インダなどの共有されるプログラムガイド設定は、サーバ56、サーバ105またはサー
バ42のうち任意の1つ上に格納され得る。プログラムガイド設定は定期的に送信される
か、あるいは特定の1つのユーザテレビ設備または中央設備によってデータ転送が要求さ
れたときに送信され得る。ユーザテレビ設備装置の特定のトポロジーに対しては、特定の
通信プロトコルが特に適切であり得る。例えば、ユーザテレビ設備装置がリングトポロジ
ー状に構成されている場合、ユーザテレビ設備装置の特定のトポロジーについて、トーク
ンリング通信プロトコルが特に適切であり得る。例えば、ユーザテレビ設備装置がリング
トポロジー状に構成されている場合、プログラムガイドを相互接続するために、トークン
リング通信プロトコルを用い得る。バストポロジー等についてはバスプロトコルを用い得
る、といった具合である。家庭ネットワークを用いることの1つの利点は、家庭内の装置
間においてデータを共有することである。例えば、1つの装置上だけにリストを格納して
おき、他の設定は他の装置上に格納するためのスペースを空けておくことができる。
【0085】
メッセージ情報は、双方向ケーブルリンクのうちの戻りパスを介してか、モデムリンク
を介してか、または任意の他の適切な通信パスを介して、中央設備へあるいは中央設備か
ら送信され得る。メッセージのタイプが、メッセージがどこに格納されるかを決定し得る
。中央設備によって生成されるメッセージは一般に、中央設備に格納され得る。ユーザに
よって生成されたメッセージは、ユーザの他のプログラムガイド設定を格納しているユー
ザテレビ機器において、格納され得る。
【0086】
前記説明は、インタラクティブテレビプログラムガイドにおける本発明の実施を中心と
してきた。本発明は、プログラムガイド以外のアプリケーションにも適用し得る。そのよ
うなプログラムガイド以外のアプリケーションは、セットトップボックスなどのユーザテ
レビ機器上で稼働する。例えば、インターネットブラウザは、テレビに接続されたセット
トップボックス上で稼働し得る。プログラムガイド設定が家庭内のプログラムガイド間で
調整されるのと同じように、インターネットアプリケーション設定は、世帯内のテレビ間
および/またはセットトップボックス間で調整されることができる。
【0087】
本発明に従って実施され得る他のプログラムガイド以外のアプリケーションは、インタ
ーネットブラウザである。インターネットブラウザは、ブックマーク、親制御設定、およ
び一般的選好などの、ブラウザがどのように機能するかを制御する設定を有し得る。図3
4に示すように、ブラウザアプリケーションの画面700は、ブックマークオプション7
05を有し得る。ブックマークを追加した後、システムは、世帯内の他の位置においても
ブックマークおよびその他の設定を有効にする。例えば、ユーザはブックマークオプショ
ン705を選択し、ブックマーク(すなわちサイトにアクセスするために用いられ得る、
現在のウェブサイトのアドレスの記録)を追加し得る。ネットワークを介し、本発明に従
ってアプリケーションは、ブックマークを世帯内の他の位置においても有効にし得る。従
ってユーザは、プログラムガイドにより提供されたオプションから、全適用オプションを
選択することにより設定調整を全ての位置に適用することを選ぶことができ、あるいは、
位置選択オプションを選択することにより調整を特定の単数または複数の位置に適用する
ことを選択し得る。ガイドは、設定をデフォルトの位置に適用してもよく、あるいは前述
したその他のファクタによって決定される位置に適用してもよい。
【0088】
本発明によって実現され得る別のアプリケーションは、ショッピングアプリケーション
である。ショピングアプリケーションは、デフォルトの送付アドレスおよびクレジットカ
ード番号などの設定を有し得る。図35に示すように、ショピングアプリケーションスク
リーン730は、送付アドレス720およびクレジットカード番号725などの設定を有
する。システムは、送付およびクレジットカード情報が追加された後、送付アドレス、ク
レジットカード番号、および他の設定が、世帯内の他の位置で有効となることを可能にす
る。例えば、ユーザは、送付アドレスを追加し得る。本発明によると、アプリケーション
は、ネットワークを介して、送付アドレスを世帯内の他の位置で有効にし得る。従って、
ユーザは、すべてのオプションに対して「適用」を選択することにより、設定調整をすべ
ての位置に適用することを選択し得るし、あるいは、プログラムガイドによって提供され
るオプションから「位置オプションを選択」を選択することにより、調整を特定の位置に
提供することを選択し得る。ガイドは、設定を、デフォルトの位置、または上述したよう
に他の要因によって決定される位置に適用し得る。
【0089】
ユーザのテレビ装置上で実現され得、かつ、本発明による他のこのようなアプリケーシ
ョンと調整され得る、別の非プログラムガイドアプリケーションは、株式チッカーである
。株式チッカーは、ユーザが興味を示すトップ10株を示す設定などの設定を有し得る。
図36に示すように、株式チッカー設定スクリーン710は、チッカーシンボル712と
、トップ10株オプション715とを有する。例えば、ユーザはトップ株を追加し得る。
本発明によると、アプリケーションはその後ネットワークを介して、トップ10株設定を
、世帯内の他の位置で有効にし得る。従って、ユーザは、すべてのオプションに対して「
適用」を選択することにより、調整をすべての位置に適用することを選択し得るし、ある
いは、プログラムガイドによって提供されたオプションから「位置オプションを選択」を
選択することにより、調整を特定の位置に適用することを選択し得る。ガイドは、設定を
、デフォルトの位置、または上述したように他の要因によって決定される位置に適用し得
る。
【0090】
セットトップボックスなどのユーザテレビ装置上で、チャットアプリケーションが実現
され得る。チャットアプリケーションは、ユーザが他のユーザとリアルタイムでチャット
メッセージを交換することを可能にするサービスである。チャットアプリケーションは、
スタンドアローン型チャットアプリケーションとして、またはプログラムガイドアプリケ
ーションなどの別のアプリケーションの一部として実現され得る。ユーザは、チャットウ
ィンドウのサイズ、または相手を攻撃する可能性のあるメッセージにフィルタをかけるべ
きか否かなどの、チャットアプリケーションに関連する設定を調整し得る。ユーザテレビ
装置上で実現され得るチャットアプリケーションは、本出願と同時に出願された、McK
issickらの米国特許出願第_号、代理人事件番号第UV−101)に記載されてお
り、上記出願全体をここに参考のため援用する。ユーザがチャット設定を調整した後、ユ
ーザは、すべてのオプションに「適用」を選択することにより、すべての位置にチャット
設定調整を適用することを選択し得るし、あるいは、「位置オプション選択」を選択する
ことにより、特定の位置に調整を適用することを選択し得る。設定は、チャットアプリケ
ーションによって提供されるオプションを用いて、チャットアプリケーション間で調整さ
れ得る。チャットアプリケーションは、設定を、デフォルト位置、または上述したように
他の要因によって決定される位置に適用し得る。
【0091】
所望であれば、上記設定、または、世帯内の異なるユーザテレビ装置デバイス上で実行
されている電子メールアプリケーションが調整され得る。ユーザが、1つのユーザテレビ
装置デバイスに関連する電子メール設定を調整すると、システムは、調整された電子メー
ル設定が他の電子メールアプリケーションによって用いられ得るように、他の電子メール
アプリケーションの動作を調整する。
【0092】
上記は、本発明の原理を例示したにすぎず、当業者によって、本発明の範囲および精神
から逸脱することなく、様々な改変がなされ得る。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
番組を注文する方法であって、前記方法は、
注文のために利用可能な番組のユーザ選択を第1のユーザ機器デバイスから受信することと、
ユーザ識別を第2のユーザ機器デバイスから受信することと
を含み、
前記第1のユーザ機器デバイスは、前記第2のユーザ機器デバイスに結合されており、前記選択された番組は、前記ユーザによって消費されるために前記第2のユーザ機器デバイスに送信される、方法。
【請求項2】
前記番組は、ペイ・パー・ビュー番組である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記番組は、購入のために利用可能である、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記番組のコストは、前記第2のユーザ機器デバイスに関連している、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記ユーザ選択を受信することは、
前記番組のユーザ選択を受信することと、
前記番組を注文することを許容する認証情報を受信することと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記選択された番組を前記第1のユーザ機器デバイスから前記第2のユーザ機器デバイスに提供することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
配信設備が、前記選択された番組を前記第2のユーザ機器デバイスに直接的に提供する、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記受信することは、
前記注文された番組を受信するように動作可能な複数のユーザ機器デバイスの項目を表示することであって、前記複数のユーザ機器デバイスは、前記第2のユーザ機器デバイスを含む、ことと、
前記第2のユーザ機器デバイスに関連付けられた項目のユーザ選択を受信することと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
複数のユーザ機器デバイスの識別を受信することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記第1のユーザ機器デバイスおよび前記第2のユーザ機器デバイスは、家庭内ネットワークにおいて結合されている、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
注文するために利用可能な番組を選択されたデバイスに提供する方法であって、前記方法は、
注文のために利用可能な番組のユーザ選択を示すものを第1のユーザ機器デバイスから受信することと、
第2のユーザ機器デバイスの選択を前記第1のユーザ機器デバイスから受信することであって、前記第1のユーザ機器デバイスは、前記第2のユーザ機器デバイスに結合されている、ことと、
前記選択された番組を前記第2のユーザ機器デバイスに提供することと
を含む、方法。
【請求項12】
前記示すものを受信することは、
前記番組のユーザ選択を示すものを受信することと、
前記番組を注文することを許容する認証情報を受信することと
をさらに含む、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記番組は、ペイ・パー・ビュー番組である、請求項11に記載の方法。
【請求項14】
前記第1のユーザ機器デバイスに結合されているデフォルトのユーザ機器デバイスを定義することと、
前記第2のユーザ機器デバイスの選択が受信されなかったことを決定することと、
当該決定に応答して、前記選択された番組を前記定義されたデフォルトのユーザ機器デバイスに提供することと
をさらに含む、請求項11に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4a】
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【図4b】
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【図4c】
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【図5】
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【図6】
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【図7a】
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【図7b】
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【図7c】
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【図7d】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18a】
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【図18b】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【公開番号】特開2012−50129(P2012−50129A)
【公開日】平成24年3月8日(2012.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−235490(P2011−235490)
【出願日】平成23年10月26日(2011.10.26)
【分割の表示】特願2011−50687(P2011−50687)の分割
【原出願日】平成11年7月16日(1999.7.16)
【出願人】(500050376)ユナイテッド ビデオ プロパティーズ インク (206)
【Fターム(参考)】