説明

一次電池の電圧回復方法

【課題】電池内部の化学物質を安定させる一次電池の電圧回復の方法とその装置を提供する。
【解決手段】電池を判読して、電圧を回復する電池の始動電圧や容量及び数量を取得し、電池の正極に、1〜3秒/一回の正弦波パルスを印加して、電池内部の化学物質を喚起し、電池の電圧が、百分の70以上に回復した時、該正弦波パルスの周波数を、5〜7秒/一回に変換し、そして、電池の電圧百分の90以上に回復した時、該正弦波パルス周波数を、10〜12秒/一回に変換し、また、電池の電圧が百分の99以上に回復した時、正弦波パルスをトリクルパルスに変換する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一次電池の電圧回復技術に関し、特に、容量が残されている一次電池に対して、その電圧を回復し、一次電池が、内部の電解物質が完全に反応するまで繰り返して使用できるものに関する。
【背景技術】
【0002】
情報や通信産業が、素早く発展するとともに、各々の携帯式の電子製品と電気設備も、普及しつつ、また、重要の家電や生活用品になる。しかしながら、これらの電子製品は、主なエネルギーとして、電池を利用するため、電池の使用量も、それとともに、増加する。
【0003】
電池は、電池自身の充放電特性や仕事関数によって、大雑把に次のように分類される。
【0004】
1、一次電池(primary cell)とは、一回だけ使用できる電池で、充電により、転化された化学エネルギーを再補充できないため、一次電池と称される。このような電池は、例えば、乾電池や水銀電池及びアルカリ電池等がある。一次電池は、昔から、広く応用され、市販の充電不可の電池は、殆ど、この種類に属し、例えば、ボタン式水銀電池や1号、2号及び3号電池等がある。
【0005】
2、二次電池(secondary battery)とは、繰り返し使用できる電池である。充電により、電池内の活性物質が、再び、元の状態に回復できるため、電力を再提供できる。このような電池は、例えば、鉛蓄電池(lead acid battery)やニカド電池(nicke1 cadmium battery)、ニッケル水素電池(nicke1 hydrogen battery)、リチウム二次電池(secondary lithium battery)、リチウムイオン電池(1ithium ion battery)及びリチウムポリマー電池(po1ymer lithium battery)等がある。
【0006】
3、燃料電池(fue1 cell)は、前記の両者と、大きく違って、連続電池とも称される。その特徴は、陰陽両極に、活性物質が存在しなくて、外部のシステムにより提供され、そのため、持続的に活性物質を提供すると、電池が、持続的に放電できる。陽極部分において、空気と酸素とが酸化反応を行い、陰極部分において、水素や石炭ガス等を主として反応する。
【0007】
このような電池は、例えば、酸素水素燃料電池(hydrogen oxygen fue1 cell)等である。このような電池は、また、発展中で、また、そのやや大きい体積のため、主として、発電機セットに利用されるか非常用電源として利用される。近來、技術の高度化とともに、小型化になり、また、電気自動車等領域に利用される。
【0008】
また、ごく普通の一次電池は、亜鉛マンガン乾電池で、即ち、乾電池や炭素亜鉛蓄電池であり、亜鉛を陽極として、陰極として、炭素棒と活性物質である二酸化マンガンからなり、電解質は、塩化アンモニウムと塩化亜鉛及び澱粉等からなる。25℃である時、1.5V程度の電圧値を提供する。このような電池は、昔から発展してきて、約1862年に、フランス人であるG.Lechanceにより発明され、発展が早いが、値段が安く、製造が容易で、自己放電率が低く、高い重量エネルギー比(50〜80Wh/Kg)と携帯便利である利点があるため、一次電池において、産量が最も多くて、用途が最も広い一種である。
【0009】
技術が発展してきたが、パワーが小さい欠点があるため、このような電池は、大電流の放電に適合しなく、また、放電過程において、電圧が安定ではない問題がある。亜鉛マンガン乾電池の開路電圧は、貯蔵時間の長さや陰極である二酸化マンガンの性質の差異(例えば、電解二酸化マンガン、天然二酸化マンガン等)により変化し、その範囲が、1.50〜1.80Vの間にある。電解二酸化マンガンを使用する場合、純度と活性が、高いため、電池の電圧と容量が向上される。
【0010】
亜鉛マンガン乾電池の保存は、非常に重要であり、高温湿気の環境に保管されると、陽極の亜鉛が、腐食して、厳重的に自己放電になる。また、亜鉛マンガン乾電池のシール状態も非常に重要であり、シール状態が良くない場合、電解液中の水分が、揮発して、電池が、放電できなくなり、一方、酸素が、電池に入るため、自己放電率が高くなる。
【0011】
また、もう一つの普通の一次電池は、水銀電池であり、電解液が、アルカリであるため、アルカリ電池に属し、一般として、形状が、ボタン形や円筒形である。
【0012】
負極は、90%の亜鉛粉と10%の汞からなり、正極は、80〜95%の酸化第二水銀と5〜15%の石墨からなり、電解液は、35〜40%の水酸化カリウム溶液である。このような電池は、放電が安定で、開路電圧も安定であるため、保管が簡単で、高い体積エネルギー比を有し、25℃の時、1.34Vの放電電圧があり、そのため、水銀電池が、補聴器やカメラに適用される。
【0013】
従来の観念や技術は、一次電池が、充電不可と認め、そのため、工業協会の規定に従って生産した一次電池は、反応物材質や電学原理によって制限され、充電不可の電池になる。また、電池は、安全規定下で製造され、また、製造した電池は、安全規定検査に満たしなければならなく、一次電池に対する検査は、標準時間に、電池内部の化学物質により、釈放された内容量が、所定の量になることであるため、この時、化学物質が完全に反応して燃焼するから、再び、エネルギーを生成するための化学物質がない。
【0014】
既存の電気用品は、実質の始動電圧は、ほぼ1.0乃至1.2Vでないと、電気用品を始動できなく、例えば、MP3プレーヤー(MP3 P1ayer)を始動するため、単一電池の平均値が1.15Vであることが必要とし、電池が、1.5Vから1.15Vまで、下げると、MP3プレーヤーを始動できなくなり、この時、ユーザーが、電池の電力が切れていると認め、電池を交換することになる。しかしながら、事実上、この時、電池が、電子製品を始動できないだけであり、また、1.15V程度の電圧を有し、また、内部にある化学物質は、完全に反応されていないため、電池は、完全に電力量がないことではない。
【0015】
そう言う状況は、学者や専門家によって認識した電力量切れ(電圧がゼロになる)とが、異なり、それは、1.15Vが、0Vではない。一般の技術者は、パワーメータで、電池を0Vまで放電してから、電池が充電できるかを研究し、原理としては、不可能である。しかし、一般のユーザーは、パワーメータで、使用した電池の容量を測定することはしなく、ただ、電子製品が始動されない状況下、該電池に、電力がないと認める。また、電圧が、電子製品を始動できない電池は、ユーザーにとって、無用である。
【0016】
学理上、一次電池は、充電不可であるが、電子製品に使用された電池の内部にある化学物質が、完全に反応していなく、電エネルギーがあることも、事実である。しかしながら、現状として、残されている電エネルギーを利用できる製品がないため、ユーザーにとって、電池やお金の無駄になり、また、廃棄電池の量が増加する。
【0017】
そのため、使用されたが、内部にある化学物質が、完全に反応していない電池に対して、その電圧を回復して、繰り返して該電池を、内部の化学物質が完全に反応するまで、使用できる電圧回復製品は、一次電池にとって、至急に解決しなければならない課題である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0018】
本発明の主な目的は、使用されたが、内部にある化学物質が、完全に反応していない一次電池に対して、その電圧を回復して、繰り返して該電池を、内部の化学物質が完全に反応するまで、使用できる一次電池の電圧の回復方法と装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0019】
本発明は、(a)ステップ:電池を判読して、電圧を回復する電池の始動電圧や容量及び数量を所得する、(b)ステップ:電池を判読した後、直ちに電池の正極に、1〜3秒/一回の正弦波パルスを印加して、電池内部の化学物質を喚起する、(c)ステップ:電池に対する判読電圧は、始動電圧と標準電圧の差が、百分の70以上に回復した時、該正弦波パルスの周波数を、5〜7秒/一回に変換する、(d)ステップ:電池に対する判読電圧は、始動電圧と標準電圧の差が、百分の90以上に回復した時、該正弦波パルスの周波数を、10〜12秒/一回に変換する、(e)ステップ:電池に対する判読電圧は、始動電圧と標準電圧の差が、百分の99以上に回復した時、正弦波パルスをトリクルパルスに変換して、電池内部の化学物質を安定させる、を備える一次電池の電圧回復方法である。また、該正弦波パルスのレベルが、電池の標準電圧より0.5V乃至1.5V高く、該検知や判読は、非正弦波パルスの期間に行う。
【0020】
本発明に係わる装置は、電池の両極に接続され、電圧を回復する電池の始動電圧や容量及び数量を所得する判読回路と、判読回路からのメッセージを受信する制御回路と、該制御回路からの信号を受信し、電池の正極に正弦波パルスを印加して、電池内部の化学物質を喚起し、電池の電圧が、標準電圧まで回復される喚起回路と、該制御回路からの信号を受信し、該喚起回路に入力された電圧レベルを調整する変圧整流回路と、を備える。
【0021】
該判読回路は、電池の両極に接続される温度制御回路が並列され、電池喚起過程の温度を測定する。
【0022】
また、該変圧整流回路の電源は、交流電源を交直変換器により電圧が変換されて整流されるものを利用する。
【0023】
また、該変圧整流回路の電源は、直流電源を直直変換器により電圧が変換されて整流されるものを利用しても良い。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
以下、図面を参照しながら、本発明の詳細内容や技術を詳しく説明する。
【0025】
世界共通の一次電池のフォームファクター(formfactor)の規格標準は、次のようである。
【0026】
AA(炭素性)(3号電池)は、直径が14.2mm、長さが50mm、電圧が1.5V、電量が2100mAHであり、AAA(炭素性)(4号電池)は、直径が10.5mm、長さが44.5mm、電圧が1.5V、電量がl000mAHであり、C(炭素性)(2号電池)は、直径が26mm、長さが46mm、電圧が1.5V、電量が7000mAHであり、D(炭素性)(l号電池)は、直径が33mm、長さが58mm、電圧が1.5V、電量が14000mAHであり、9V(炭素性)は、48.5x26.2x17mm、電圧が9V、電量が550mAHである。
【0027】
一般、電池を使用する電子製品は、始動する時、始動電圧に到達し、また、十分の電流を有することにより、始動され、1、2、3、4号電池は、全てが、1.5Vを標準電圧とし、容量や大きさが異なるだけで、異なる電子製品に対して、異なる電流や給電時間を提供する。
【0028】
図1は、電池の内容量と電圧の概念図である。ユーザーは、電子製品が駆動されないと、一次電池が電力切れであることを認め、電池を更新し、実には、電池自身に、反応物がまた残っている。例えば、新しい電池の標準電圧が1.5Vで、電池内の化学物質が、150ccで、使用された電池の電圧が、1.2Vになり、電池内の反応可能の化学物質が、120cc残される場合、本発明は、電池内の反応可能の化学物質を変化できなく、電池内の反応可能の化学物質が、同じように、120ccであるが、本発明によれば、電圧が回復された電池の電圧が、1.5Vになる。
【0029】
図2は、本発明の装置のブロック概念図である。本発明に係わる一次電池の電圧回復装置は、電池20の両極に接続され、電圧を回復する電池20の始動電圧や容量及び数量を所得する判読回路l5と、判読回路15からのメッセージを受信して、そのメッセージを制御メッセージに変換して、制御される回路に供給する制御回路14と、該制御回路14からの信号を受信し、電池20の正極に正弦波パルスを印加して、電池内部の化学物質を喚起し、電池の電圧が、標準電圧まで回復される喚起回路13と、該制御回路14からの信号を受信し、該喚起回路13に入力された電圧レベルを調整する変圧整流回路12と、が備えられる。
【0030】
また、該正弦波パルスのレベルが、電池の標準電圧より0.5V至1.5V高くなる。また、該判読回路15は、更に、電池20の両極に接続された温度制御回路16が並列され、電池20の喚起過程においての温度を測定し、一般として、電池の設定は、例えば、電池20がパルスにより喚起される過程において、温度制御回路16が、該判読回路15に送る温度が摂氏50℃である時、該判読回路15は、そのメッセージを制御回路14へ送り、制御回路14で、該喚起回路13を停止させ、また、パルスを送って電池20を喚起し、これにより、電圧を回復する過程において、電池20の安全が確保される。
【0031】
また、該変圧整流回路12は、電源が、交流電源で、例えば、一般の100V〜120Vの商用電力であり、交直変換器11により、電圧が変換されて整流されるものであり、電圧回復装置全体に、必要とする電力量を供給し、また、喚起回路13に必要とするパルス電圧源を供給する。また、該変圧整流回路12の電源は、直流電源であってもよく、例えば、自動車の12V直流供電装置であり、直直変換器17により、電圧が変換されて整流されるもの(図3を参照しながら)でもよく、これにより、本発明に係わる電圧回復装置が、一般の直流発電装置に応用でき、外出する時、便利的である。
【0032】
本発明に係わる前記の装置によれば、その電圧回復方法は、次のステップが備えられる。
【0033】
(a)ステップ:判読回路15で、電池20を判読して、電圧を回復する電池の始動電圧や容量及び数量を取得する。
【0034】
(b)ステップ:電池20を判読した後、制御回路14により、該メッセージを、制御メッセージに変換し、喚起回路13や変圧整流回路12に供給し、該喚起回路13により、電池20の正極に、1〜3秒/一回の正弦波パルスを印加して、電池20内部の化学物質を喚起し、これにより、電池20内部の化学物質が活化される。また、該正弦波パルスのレベルが、電池の標準電圧より5V乃至1.5V高くなる。
【0035】
(c)ステップ:電池20に対する判読電圧は、始動電圧と標準電圧の差が、百分の70以上に回復した時、該正弦波パルス周波数を、5〜7秒/一回に変換する。
【0036】
(d)ステップ:電池20に対する判読電圧は、始動電圧と標準電圧の差が、百分の90以上に回復した時、該正弦波パルスの周波数を、10〜12秒/一回に変換。
【0037】
(e)ステップ:電池20に対する判読電圧は、始動電圧と標準電圧の差が、百分の99以上に回復した時、正弦波パルスをトリクルパルスに変換して、電池内部の化学物質を安定させる。
【0038】
また、前記の各ステップの検知及判読は、判読回路15により、非正弦波パルスの期間に行われる。
【0039】
本発明に係わる一次電池の電圧回復方法と装置によれば、使用されたが、内部にある化学物質が、完全に反応していない一次電池に対して、その電圧を回復でき、繰り返して、該電池の内部にある化学物質が完全に反応するまで使用できる。
【0040】
廃棄電池が氾濫するため、備えられた亜鉛や汞、マンガン等の化学物質により、土質や水源が汚染され、至急に解決しなければならない環境保護問題である。全世界の各国ともに、廃棄電池を回収することに力を入れて、環境保護の問題緩和を企むが、電池の使用便利性と分解し難い処理性により、科技によるより良い電池があっても、例えば、ニッケル水素/リチウム/ポリマー電池等の二次電池であり、それらの充電可能の二次電池の値段が高いか、それらの二次電池の電圧が、低すぎるか高すぎるかにより、所定の電子製品のみにしか使用できず、そのため、一般の一次電池、例えば、マンガン電池や炭素亜鉛蓄電池或いはアルカリ電池の使用割合が、高くなりつづである。
【0041】
回収は、良い対策の一つであるが、残されたエネルギーの再利用も良い対策の一つであり、本発明によれば、残されたエネルギーを再利用する方式を提案し、本発明は、電池内の電力量を、完全に使用でき、ユーザーは、一次だけ使用して電池を廃棄することがなく、繰り返して、電池内の電力量を完全に使用するまで使用でき、これにより、ユーザーにとって、電池のコストを節約でき、同時に、大幅に、廃棄電池の数量を低減でき、環境保護に有利的である。
【0042】
以上は、ただ、本発明のより良い実施例であり、本発明は、それによって制限されることが無く、本発明に係わる特許請求の範囲や明細書の内容に基づいて行った等価の変更や修正は、全てが、本発明の特許請求の範囲内に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】電池の内容量と電圧の概念図
【図2】本発明に係わる装置のブロック概念図
【図3】本発明に係わる他の装置のブロック概念図
【符号の説明】
【0044】
11 交直変換器
12 変圧整流回路
13 喚起回路
14 制御回路
15 判読回路
16 温度制御回路
17 直直変換器
20 電池

【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)ステップ:電池を判読して、電圧を回復する電池の始動電圧や容量及び数量を取得する、
(b)ステップ:電池を判読した後、直ちに電池の正極に、1〜3秒/一回の正弦波パルスを印加して、電池内部の化学物質を喚起する、
(c)ステップ:電池に対する判読電圧は、始動電圧と標準電圧の差が、百分の70以上に回復した時、該正弦波パルスの周波数を、5〜7秒/一回に変換する、
(d)ステップ:電池に対する判読電圧は、始動電圧と標準電圧の差が、百分の90以上に回復した時、該正弦波パルスの周波数を、10〜12秒/一回に変換する、
(e)ステップ:電池に対する判読電圧は、始動電圧と標準電圧の差が、百分の99以上に回復した時、正弦波パルスをトリクルパルスに変換して、電池内部の化学物質を安定させる、
が含有される、
ことを特徴とする一次電池の電圧回復方法。
【請求項2】
該正弦波パルスのレベルが、電池の標準電圧より、0.5V乃至1.5V高くなることを特徴とする請求項1に記載の一次電池の電圧回復方法。
【請求項3】
該検知や判読は、非正弦波パルスの期間に行うことを特徴とする請求項1に記載の一次電池の電圧回復方法。
【請求項4】
電池の両極に接続され、電圧を回復する電池の始動電圧や容量及び数量を取得する判読回路と、
判読回路からのメッセージを受信する制御回路と、
該制御回路からの信号を受信し、電池の正極に正弦波パルスを印加して、電池内部の化学物質を喚起し、電池の電圧が、標準電圧まで回復される喚起回路と、
該制御回路からの信号を受信し、該喚起回路に入力された電圧レベルを調整する変圧整流回路と、
が含有される、
ことを特徴とする一次電池の電圧回復装置。
【請求項5】
該正弦波パルスのレベルが、電池の標準電圧より0.5V乃至1.5V高くなることを特徴とする請求項4に記載の一次電池の電圧回復装置。
【請求項6】
該喚起回路は、電池の正極に、1〜3秒/一回の正弦波パルスを印加して、電池内部の化学物質を喚起し、
電池に対する判読電圧は、始動電圧と標準電圧の差が、百分の70以上に回復した時、該正弦波パルスの周波数を、5〜7秒/一回に変換し、
電池に対する判読電圧は、始動電圧と標準電圧の差が、百分の90以上に回復した時、該正弦波パルスの周波数を、10〜12秒/一回に変換し、
また、
電池に対する判読電圧は、已始動電圧と標準電圧の差が、百分の99以上に回復した時、正弦波パルスをトリクルパルスに変換して、電池内部の化学物質を安定させることを特徴とする請求項4に記載の一次電池の電圧回復装置。
【請求項7】
該判読回路は、更に、電池の両極に接続された温度制御回路が並列され、電池の喚起過程においての温度を測定することを特徴とする請求項4に記載の一次電池の電圧回復装置。
【請求項8】
該変圧整流回路の電源は、交流電源を交直変換器により電圧が変換されて整流されるものを利用することを特徴とする請求項4に記載の一次電池の電圧回復装置。
【請求項9】
該変圧整流回路の電源は、直流電源を直直変換器により電圧が変換されて整流されるものを利用することを特徴とする請求項4に記載の一次電池の電圧回復装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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