説明

三角形状及び多角形状のモザイク画像の生成装置及びその方法

【目的】 格子状の画素配列で規定されたコンピュータ画像において、三角形、正三角形、菱形及び六角形状等のモザイク単位を有するモザイク画像の生成装置及びその方法を提案する。
【構成】 正方格子状の画素配列で規定された画面31において、真の正三角形との誤差ができるだけ小さくなるような底辺と高さの整数の画素数を記憶しておき、その値に基づいた正三角形状モザイク単位21を画面31上で設定し、その正三角形状モザイク単位21内の各々の画素20の濃度を正三角形状モザイク単位21内の平均濃度値で置き換える。また、その正三角形状を有するモザイク単位を2個組み合わせて菱形状モザイク単位を形成したり、また、6個組み合わせて正六角形状モザイク単位として、モザイク画像を生成してもよい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンピュータ画像生成や画像処理において、原画像をモザイク画像に変換して画像情報量の低減化を行わせる技術分野に関する。
【背景技術】
【0002】
格子状(特に正方格子状)の画素配列で規定されたコンピュータ画像において、正方形や長方形状を構成の基本単位とするモザイク画像を生成することは従来技術としてよく知られており、例えば図10に示すように、そのモザイク単位である正方形や長方形を形成することは容易である。すなわち、コンピュータ画面11において複数の画素10が正方格子状の配列で配置されている。正方形状モザイク単位1や長方形状モザイク単位2は、底辺及び高さを規定する画素数をそれぞれ設定することで、簡単にそのモザイク単位内の画素を特定することができる(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開2002−150264号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、モザイク単位が三角形状となるモザイク画像の生成方法は現在のところ実施されてはおらず、インターネット上の画像等として、従来の正方形や長方形状だけではなく、その他のより斬新なモザイク画像を提供するモザイク画像の生成装置及びその方法が望まれている。
【0004】
また、正三角形の形状をその構成単位とする、日本の伝統的家具である「組子衝立」の組子配置を決定するためのモザイク作成の工程には、従来型の正方形や長方形状のモザイク方式は使用できないという問題がある。すなわち、「組子衝立」は、その構成の基本となる桟の組み合わせが正三角形状であるため、従来の正方形や長方形状のモザイク画像の生成方法を用いたのでは適切な組子部品配置を決定するためのモザイク画像が得られず、現在においては職人的直感によって組み立てられている状況であり、今後の高精細な「組子衝立」の制作にとって正三角形状モザイク画像の生成装置及びその方法の実現が必須となっている。
【0005】
そこで本発明は、精密な正三角形状や多角形状のモザイク画像を生成するための装置およびその方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するため、本発明に係るモザイク画像の生成装置は、格子状の画素配列で規定されたコンピュータ画像において、三角形状をなすモザイク単位となる底辺及び高さの所定の画素数をそれぞれ記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている前記所定の画素数を読み出し、モザイク単位として設定する設定手段とを備えることを特徴とする。
【0007】
さらに、前記格子は正方格子であって、前記底辺の画素数は22+30n(但し、nは0又は自然数。)であり、前記高さの画素数は19+26nであることを特徴とする。また、前記格子は正方格子であって、前記底辺の画素数は30m(但し、mは自然数。)であり、前記高さの画素数は26mであることを特徴とする。
【0008】
さらに、前記記憶手段に、前記三角形状をなすモザイク単位を複数個組み合わせた多角形状をなすモザイク単位の構成情報を記憶し、前記設定手段は、前記構成情報を読み出し、多角形状をなすモザイク単位として設定することを特徴とする。
【0009】
前記多角形状は、前記三角形状をなすモザイク単位2個で構成された菱形であることを特徴とする。また、前記多角形状は、前記三角形状をなすモザイク単位6個で構成された六角形であることを特徴とする。
【0010】
また、本発明に係るモザイク画像の生成方法は、格子状の画素配列で規定されたコンピュータ画像において、三角形状をなすモザイク単位となる底辺及び高さの所定の画素数をそれぞれ設定するステップを含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係るモザイク画像の生成装置及びその方法によれば、従来技術では得られない精密な正三角形、菱形及び正六角形などのモザイク単位形状を有する斬新なモザイク画像を提供できる。
【0012】
また、日本の伝統的家具である「組子衝立」の制作において、その桟の基本形状である正三角形に最適なモザイク画像が得られ、現在において職人的直感によって組み立てられている組子部品配置の決定にコンピュータ支援ができることとなり、高精細の「組子衝立」の制作過程において多大な効果が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下に、図面を参照しながら本発明に係るモザイク画像の生成装置及びその方法について説明を行う。
【0014】
図1は、正三角形状モザイク画像を生成するための一例を示す図である。コンピュータ画面31においては、複数の画素20が正方格子状に規則的に配列されている。正三角形状モザイク単位21は、その底辺が画面31の垂直方向を向いており、残りの二辺が斜線となっている。ここで、正三角形状モザイク単位21の構成においては、底辺が22個で高さが19個となっている。この理由を以下に説明する。
【0015】
できる限り精密な正三角領域のモザイク画像(正三角形状モザイク画像)を生成するためには、正三角形領域を指定するに当たり、底辺の画素数に対し精密には(√3)/2倍(約0.866倍)の高さに当たる画素数が必要である。この数値と一番近い値となる整数の画素数を正三角形領域の高さとした場合、真の高さとの間に誤差が生じる。正三角形領域の底辺に当たる画素数をL個(正整数)とすれば、真の高さhはL×(√3)/2となる。この高さを四捨五入して整数化すると整数高さHは[0.5+L×(√3)/2]となる。ここで、[*]はガウス記号で実数*の小数部を切り捨てた整数部を示す。この整数化によって生じる誤差εは、
ε=H−h
=[0.5+L×(√3)/2]−L×(√3)/2 ・(1)
となる。εは四捨五入した時の誤差であるから、
−0.5<ε≦0.5 ・・・・・・・・・・・・(2)
である。
【0016】
誤差の絶対値:|ε|を近似度の尺度として、底辺の画素数L個に対する|ε|の値を計算しグラフ化したのが図2である。また誤差の絶対値を底辺で割った相対誤差:|ε|/Lをグラフ化(縦軸は常用対数尺:log10(|ε|/L)である)したのが図3であり、真の正三角形との近似度の良さを示す。これらのグラフから底辺の画素数として22個や30個(対応する高さの画素数はそれぞれ19個、26個)の場合が正三角形領域として近似度が良いことがわかる。さらに、30周期で近似度のよい値をとっていることがわかる。従って、底辺の画素数を22+30n(但し、nは0又は自然数。)とし、高さの画素数を19+26nとする、または、底辺の画素数を30m(但し、mは自然数。)で、高さの画素数を26mとすれば、非常に正三角形状に近い形状を有するモザイク単位が形成できることになる。
【0017】
モザイク化するためのモザイク単位である正三角形状を規定する底辺及び高さの画素数が決まれば、次は、正方格子状の画素配列画像全体を各正三角形領域に分割し、それぞれの領域でその代表濃度値(例えば領域内のRBGそれぞれの平均値)を算出し、次に、各々の画素値をその領域での代表濃度値で置き換えると、最終的に正三角形状モザイク画像が生成できる。なお、斜線近傍の画素がどちらのモザイク単位に所属するかの判定は、画素の中心点がどのモザイク単位内に所属するかによって行う。
【0018】
図4は、本発明に係る正三角形状及び多角形状モザイク画像生成装置のブロック図である。モザイク画像生成装置50は、ディジタルカメラ、スキャナ、携帯電話、CD、DVD、インターネットからのダウンロード等から原画像を入力する画像入力部52、入力画像を処理してモザイク画像を生成する画像処理部51、キーボード等の操作を受け付ける操作部54、液晶モニター等の画像表示部53、プリンタ等の画像出力部56、生成された画像を記録するためのMO、CD、DVD等の画像記録部57等を備えている。画像処理部51は、演算部61、記憶部62及び設定部63を備えている。記憶部62には、モザイク単位となる正三角形状、及び後述する菱形や正六角形等の構成情報(底辺及び高さの画素数、隣接するブロック情報)が記憶されている。設定部63は、記憶部62に記憶されている構成情報を読み出し、演算部61に送る。演算部61は、設定部63から構成情報を受け取り、計算プログラムに従ってモザイク画像の生成のための各種演算を行う。
【0019】
図5は、演算部61における正三角形状のモザイク単位を用いたモザイク画像生成のためのコンピュータ計算フローチャートを示している。まず、最初に、正三角形領域の縦ブロック番号及び横ブロック番号の初期化を行う(S1)。次に、指定正三角形領域内の画素を指定する行番号及び列番号を領域の境界値に設定し、また、画素の加算値を0に初期化する(S2)。次に、正三角形領域内の画素の濃度値を加算する(S3)。指定正三角形領域内がすべて終了したかどうかを判断し(S4)、終了していなければ(S4でNo)、行番号及び列番号を次へ進めて(S5)、再び正三角形領域内の画素の濃度値を加算する(S3)。終了していれば(S4でYes )、正三角形領域内の加算濃度値を画素数で除算し平均濃度値を算出する(S6)。次に、指定正三角形領域内の画素を指定する行番号及び列番号を、領域の境界値に設定する(S7)。次に、正三角形領域内の各画素に平均濃度値を書き込む(S8)。指定正三角形領域内が終了したかどうかを判断し(S9)、終了していなければ(S9でNo)、行番号及び列番号を次へ進めて(S10)、再び正三角形領域内の各画素に平均濃度値を書き込む(S8)。終了していれば(S9でYes )、全ブロックの計算処理が終了したかどうかを判断し(S11)、終了していなければ(S11でNo)、縦ブロック番号及び横ブロック番号を次へ進めて(S12)、指定正三角形領域内の画素を指定する行番号及び列番号を領域の境界値に設定し、また、画素の加算値を0に初期化して(S2)、上記と同様の処理を行う。終了していれば全ての処理を終了する(S11でYes )。
【0020】
すなわち、図1における正三角形状モザイク単位21において、正方格子状の画素配列画像全体31からモザイク単位となる各正三角形領域を把握し、領域内配列の各画素における濃度値を、例えば図1に示したように横方向の矢印方向に加算した後、次の行の加算を繰り返すことで正三角形状モザイク単位21の領域内の全画素の濃度値の合計値を求め、領域内の全画素数(底辺が22個で高さが19個の場合では210個)でその合計値を除算すればその領域の平均濃度値が得られる。次に、モザイク単位である正三角形領域内の各画素値を、計算で得られた平均濃度値に書き換える操作を全領域に対して繰り返せば、最終的に正三角形状モザイク画像全体が得られる。
【0021】
以上の説明では、代表濃度値が平均値の場合の平均値算出手順の一例を示したが、もちろん代表濃度値は平均値以外であってもよい。また、加算する方向はどのような方向であってもよい。
【0022】
なお、原画像の外周付近は正三角形領域が取れないため、例えば図1の左上部に示すように正三角形の半分である直角三角形領域について同等な計算をして正三角形状の半分に相当するモザイク単位についての画像を求める。
【0023】
図6は、本発明に係る多角形状モザイク単位を示す図である。図6(a)は、正三角形状のモザイク単位を2つ合成させて菱形の形状を有するモザイク単位71を形成する場合を示しており、ブロック番号(i,j)の正三角形状モザイク単位と、その底辺を共通にする隣接するブロック番号(i,j+1)の正三角形状モザイク単位を合成させている。すなわち、菱形の形状を有するモザイク単位71を形成する場合は、正三角形状のモザイク単位のブロック番号と、そのブロックの横方向に辺で隣接するブロックのブロック番号を構成情報として記憶部に保持しておく。
【0024】
また、図6(b)は、正三角形状のモザイク単位を6つ合成させて正六角形の形状を有するモザイク単位72を形成する場合を示しており、ブロック番号(i,j)の正三角形状モザイク単位と、その1つの頂点を共通にする隣接するブロック番号(i,j+1)、(i+1,j)、(i+1,j+1)、(i+2,j)及び(i+2,j+1)の合計6つの正三角形状モザイク単位を合成させている。すなわち、正六角形の形状を有するモザイク単位72を形成する場合は、正三角形状のモザイク単位のブロック番号と、そのブロックの1つの頂点で隣接する5つのブロックのブロック番号を構成情報として記憶部に保持しておく。構成情報のデータ構成の方法は、ここに記載した方法に限られることはなく、他の方法で構成してももちろん良い。
【0025】
このようにして構成された菱形や正六角形のモザイク単位によって、画面全体が隙間なく分割できることは明らかである。また、画面全体のうちの一部を正三角形状のモザイク単位を用いてモザイク画像を生成し、他の部分を菱形状のモザイク単位を用いてモザイク画像を生成するなどいくつかの組み合わせによりモザイク画像を生成することもできる。さらに、以上に述べた形状以外の多角形の形状(例えば、台形)を有するモザイク単位を構成することももちろん可能である。さらに、コンピュータ画像の画素配列が正方格子状でなくとも、例えば長方形状の格子状であれば、同様の方法により正三角形や多角形のモザイク単位を形成することはもちろん可能である。
【0026】
このようにして生成された正三角形状モザイク画像は、例えばモニター画面に表示したり、プリンタに印刷したり、通常のコンピュータ画像として適切な形式の画像ファイルに保存することができる。
【実施例1】
【0027】
図7は、本発明に係る正三角形状モザイク画像生成の一例を示す図である。図7(a)に示す原画像に対し、本発明に係る正三角形状モザイク画像生成方法を適用した結果、図7(b)に示す斬新な正三角形状モザイク画像が得られた。なお、底辺の画素数は22個で、高さの画素数は19個である(以下の実施例も同様。)。
【実施例2】
【0028】
図8は、本発明に係るその他のモザイク画像の一例を示す図であり、本発明に係るモザイク画像生成方法を適用した結果、図8(a)は正六角形状モザイク画像、図8(b)は菱形の斬新なモザイク画像が得られた。
【実施例3】
【0029】
図9は、「組子衝立」用下絵を本発明に係る正三角形状モザイク画像に変換した一例を示している。図9(a)に示す原画像に対し、本発明に係る正三角形状モザイク画像の生成方法を適用した結果、図9(b)に示す正三角形状モザイク画像が得られた。この画像を基に、「組子衝立」を制作することができるので、従来は直接下絵を基に手作業により行っていた組子部品配置の決定作業が大幅に効率化できる。
【0030】
以上説明を行ったように、本発明に係る三角形状及び多角形状モザイク画像の生成装置及びその方法によれば、正三角形、菱形及び正六角形などのモザイク単位形状を有する斬新なモザイク画像を提供できる。また伝統的家具である「組子衝立」の制作において、その桟の形状である正三角形に最適なモザイク画像が得られ、組子部品配置の決定に多大な効果が得られる。
【産業上の利用可能性】
【0031】
本発明は、コンピュータ画像生成や画像処理装置に適用できる。また、日本の伝統的家具である「組子衝立」の制作における組子部品配置のための装置及びその方法に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】正三角形状のモザイク単位の説明図
【図2】真の高さと整数高さとの誤差の絶対値のグラフ
【図3】誤差の絶対値を底辺長で割った場合の相対誤差のグラフ
【図4】本発明に係るモザイク画像生成装置のブロック図
【図5】本発明に係る正三角形状モザイク画像生成のためのフローチャートを示す図
【図6】本発明に係る多角形状モザイク単位を示す図
【図7】正三角形状モザイク画像の一例を示す図
【図8】正六角形状のモザイク画像及び菱形状モザイク画像の一例を示す図
【図9】「組子衝立」用下絵とその正三角形状モザイク画像の一例を示す図
【図10】従来技術に係る正方形及び長方形状のモザイク単位を説明するための図
【符号の説明】
【0033】
1 正方形状モザイク単位
2 長方形状モザイク単位
10、20 画素
11、31 コンピュータ画面
21 正三角形状モザイク単位
50 正三角形状モザイク画像生成装置
51 画像処理部
52 画像入力部
53 画像表示部
54、55 操作部
56 画像出力部
57 画像記録部
61 演算部
62 記憶部
63 設定部
71 菱形状モザイク単位
72 正六角形状モザイク単位

【特許請求の範囲】
【請求項1】
格子状の画素配列で規定されたコンピュータ画像において、三角形状をなすモザイク単位となる底辺及び高さの所定の画素数をそれぞれ記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている前記所定の画素数を読み出し、モザイク単位として設定する設定手段と
を備えることを特徴とするモザイク画像の生成装置。
【請求項2】
前記格子は正方格子であって、前記底辺の画素数は22+30n(但し、nは0又は自然数。)であり、前記高さの画素数は19+26nである
ことを特徴とする請求項1記載のモザイク画像の生成装置。
【請求項3】
前記格子は正方格子であって、前記底辺の画素数は30m(但し、mは自然数。)であり、前記高さの画素数は26mである
ことを特徴とする請求項1記載のモザイク画像の生成装置。
【請求項4】
さらに、前記記憶手段に、前記三角形状をなすモザイク単位を複数個組み合わせた多角形状をなすモザイク単位の構成情報を記憶し、
前記設定手段は、前記構成情報を読み出し、多角形状をなすモザイク単位として設定する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のモザイク画像の生成装置。
【請求項5】
前記多角形状は、前記三角形状をなすモザイク単位2個で構成された菱形である
ことを特徴とする請求項4記載のモザイク画像の生成装置。
【請求項6】
前記多角形状は、前記三角形状をなすモザイク単位6個で構成された六角形である
ことを特徴とする請求項4記載のモザイク画像の生成装置。
【請求項7】
格子状の画素配列で規定されたコンピュータ画像において、三角形状をなすモザイク単位となる底辺及び高さの所定の画素数をそれぞれ設定するステップを含む
ことを特徴とするモザイク画像の生成方法。
【請求項8】
前記格子は正方格子であって、前記底辺の画素数は22+30n(但し、nは0又は自然数。)であり、前記高さの画素数は19+26nである
ことを特徴とする請求項7記載のモザイク画像の生成方法。
【請求項9】
前記格子は正方格子であって、前記底辺の画素数は30m(但し、mは自然数。)であり、前記高さの画素数は26mである
ことを特徴とする請求項7記載のモザイク画像の生成方法。
【請求項10】
さらに、前記三角形状をなすモザイク単位を複数個組み合わせた多角形状をなすモザイク単位を設定するステップを含む
ことを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載のモザイク画像の生成方法。
【請求項11】
前記多角形状は、前記三角形状をなすモザイク単位2個で構成された菱形である
ことを特徴とする請求項10記載のモザイク画像の生成方法。
【請求項12】
前記多角形状は、前記三角形状をなすモザイク単位6個で構成された六角形である
ことを特徴とする請求項10記載のモザイク画像の生成方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図10】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2006−217246(P2006−217246A)
【公開日】平成18年8月17日(2006.8.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−27781(P2005−27781)
【出願日】平成17年2月3日(2005.2.3)
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第1項適用申請有り 2004年8月5日 社団法人精密工学会発行の「第9回 知能メカトロニクスワークショップ講演論文集」に発表
【出願人】(591023594)和歌山県 (62)
【Fターム(参考)】