説明

不具合未然防止システム

【課題】不具合情報と製品実現プロセスとをリンクさせ,プロセス起因の不具合の発生低減を抑える仕組みを実現することを目的とする。
【解決手段】標準製品実現プロセス・標準監査質問103と、当該組織プロセス情報記録部104に読み込まれた当該組織プロセスにおける留意事項とを関連付け、当該組織プロセスにおける予備監査質問を作成し、当該組織プロセス情報対応記録部105に記録する。当該組織プロセスにおける不具合情報106を、不具合情報同類語彙データベース107を用いて分類し、同類不具合情報を記録部108に記録する。計算部117において、同類不具合情報を予備監査質問に反映させて当該組織プロセスにおける監査質問を完成させる。製品開発のプロセス毎に監査質問を表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、製品の開発プロセスにおいて、不具合を未然に防止する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
これまで,製品・サービスの不具合が起こった際,次期製品・サービスに対して,不具合から得た知見を活用するためのシステムの支援が弱いという問題があった。
【0003】
このような問題に対して,過去の不具合情報を基にして,設計中の製品・サービスの設計不具合の発見を容易にする設計支援システム(例えば特許文献1参照)が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007−241871号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記先行技術で挙げた特許文献1に記載された発明は、部品や素材,製造工程中心の製品不具合要因分析支援のため,次期製品の仕様変更や製造工程設計に活用することができるものである。このように、次期製品の製品品質を向上させることが期待できる。
【0006】
しかし,不具合要因に対して,製品実現プロセス情報が関連付けされていないので,プロセス起因の不具合、例えば、DRの指摘事項のクローズ漏れによる設計不具合、等を未然防止することが難しい。
【0007】
本発明は、上記問題を解決するため,不具合情報(要因)とISO9001やCMMI(Capability Maturity Model Integrated)製品実現プロセスとをリンクさせ,プロセス起因の不具合の発生低減を抑える仕組みを実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明の不具合未然防止装置は、次のような構成をとる。すなわち、操作者が情報を入力する入力手段,計算装置から計算された出力をする出力手段,標準実現プロセス・標準監査質問と当該組織プロセスとを形態素解析とクラスタ分析により関連付けし,不具合情報を形態素解析とクラスタ分析により同類区分しユーザに同類不具合監査質問を入力させ,設計者に対して標準監査質問と同類不具合監査質問をプロジェクトの進捗により当該プロセスに掲示し,レビュー者に対して設計者の監査質問に対する確認情報を提供する計算手段と,実行結果を記憶し、一元管理するデータベースとで構成である。
【発明の効果】
【0009】
製品実現プロセスと不具合情報を関連付けすることができるので、過去に起きた不具合をプロセス上で未然に防ぐことができる。
また、予め標準製品実現プロセスと標準監査質問をシステム上に持っていて,監査対象の当該組織プロセス情報及び不具合情報を入力することにより,形態素分析・クラスタ分析で関連付けすることができ,監査対象組織に適合した監査質問ができるので,品質を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の一実施形態における不具合未然防止装置の実現のための情報処理システム構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態における不具合未然防止装置のフローチャートを示す図である。
【図3】標準製品実現プロセスと当該組織プロセスをマッチングさせる画面のイメージ図である。
【図4】当該組織プロセスのデータ構造を示す図である。
【図5】標準製品実現プロセスと当該組織プロセスをマッチングさせるフローチャートを示す図である。
【図6】当該組織プロセスと標準監査質問をマッチングさせる画面のイメージ図である。
【図7】不具合情報のデータ構造を示す図である。
【図8】不具合情報の同類語彙のデータ構造を示す図である。
【図9】同類不具合監査質問を設定させる画面のイメージ図である。
【図10】当該組織プロセスと標準監査質問,同類不具合監査質問をマッチングさせる画面のイメージ図である。
【図11】プロセス進捗に伴う設計者への標準/同類不具合監査質問を提示する画面のイメージ図である。
【図12】プロセス進捗に伴うレビュー者への設計者の標準/同類不具合監査質問の確認状況を提示する画面のイメージ図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の内容を、実施例を用いて詳細に説明する。
【実施例1】
【0012】
図1は,本発明の一実施形態における不具合未然防止装置の実現のための情報処理システム構成を示す図である。本実施形態の不具合未然防止装置100は,図1に示すように,プロセス・監査質問・不具合情報対応計算装置112と,監査質問掲示計算装置118と,データ記録装置102を備える。
【0013】
データ記録装置102は,予め標準的な業務プロセスとその監査質問を記録している標準製品実現プロセス・標準監査質問記録部103と,監査をする対象企業の業務プロセスを記録している当該組織プロセス情報記録部104と,プロセス・監査質問・不具合情報対応計算装置からの出力にユーザが入力した情報を記録している標準製品実現プロセス・監査質問,当該組織プロセス情報対応記録部105と,予め監査をする対象企業の不具合情報を記録している当該組織不具合情報記録部106と,不具合情報を同類と判断する同類語彙情報を記録する不具合情報同類語彙データベース記録部107と,ユーザが入力する同類不具合監査質問を記録する同類不具合監査質問記録部108と,当該組織の製品実現プロジェクトの進捗情報を記録するプロジェクト進捗情報記録部109と,設計者が標準及び同類不具合監査質問をチェックしたかどうかを記録する設計者監査質問確認情報記録部110と,レビュー者が設計者の標準及び同類不具合監査質問の確認状況を確認した結果を記録するレビュー者監査質問確認情報記録部111とを備える。
【0014】
プロセス・監査質問・不具合情報対応計算装置は,データ記録装置からの出力を用いて,標準製品実現プロセス・標準監査質問と当該組織プロセス情報の対応を計算する標準製品実現プロセス・標準監査質問,当該組織プロセス情報対応計算部113と,その計算結果を画面表示し入力できる,標準製品実現プロセス・標準監査質問,当該組織プロセス情報対応選択部114とを備える。
【0015】
監査質問掲示計算装置は,プロセス・監査質問・不具合情報対応装置での計算結果と,プロジェクト進捗情報を入力として,標準監査質問・同類不具合時間差質問監査情報掲示計算部119にて,対象プロジェクトの進捗にあわせて監査質問を掲示する。
【0016】
以下に図1の矢印に沿って本発明の不具合未然防止装置の動作を説明する。図1において、標準製品実現プロセス・標準監査質問記録部103には、予め、図3に示すような、標準製品実現プロセスと各プロセスに対する標準監査質問が記録されている。一方、操作者入力装置101から図4に示すように、当該組織プロセスと各プロセスに対応する、インプット、アウトプットの項に示す留意事項を読み込み、当該組織プロセス上方記録部104に記録する。
【0017】
標準製品実現プロセス・標準監査質問記録部103と当該組織プロセス情報記録部104のデータを用い、標準製品実現プロセス・標準監査質問、当該プロセス情報対応計算部113にて、図5に示す手法を用いて、図6に示すように、当該組織プロセスに対する標準監査質問を当てはめる。次に、標準製品実現プロセス・標準監査質問、当該プロセス情報対応選択部114において、図6に示す当該組織プロセスに当てはめた標準監査質問に追加、削除、修正等を行い、この結果を、標準製品実現プロセス・標準監査質問、当該プロセス情報対応記録部105に記録する。図6は当該組織プロセスにおけるいわば、予備監査質問である。次に示すステップを経て、当該組織プロセスにおける監査質問が完成する。
【0018】
一方、操作者入力装置から、図7に示すような当該組織プロセスにおける不具合事象と発生プロセス等を、当該組織不具合情報記録部106に読み込み記録する。コンピュータには予め、図8に示すような、不具合情報同類語彙が不具合情報同類語彙データベース記録部107に格納されている。当該組織不具合情報記録部106のデータと不具合情報同類語彙データベース記録部107を用いて、同類不具合情報計算部116にて、同類不具合監査質問情報を計算し、これを同類不具合監査質問情報記録部107に格納する。同類不具合監査質問情報記録部107に格納される情報は図9に示すような情報である。
【0019】
当該組織プロセス、標準監査質問、同類不具合監査質問情報対応計算部117において、標準製品実現プロセス・標準監査質問、当該プロセス情報対応記録部105に記録されたデータと、同類不具合監査質問情報記録部107に格納されたデータとを発生プロセスをキーにして合わせ、図10に示すような、当該組織プロセスにおける監査質問を完成させる。
【0020】
このようにして完成した当該組織プロセス−監査質問の情報を、例えば、プロジェクト管理部からプロジェクトの進行状況に応じて標準監査質問・同類不具合監査質問情報経時計算部119において、出力する。この出力は、設計者監査質問確認情報記録部110において、図11に示すような情報が表示される。プロセス毎に設計者は確認あるいはペンディングの確認ボタンを押すと、これが記録される。デザインレビューにおいて、レビュー者は、図12のような画面において、監査質問にたいする処置がどの程度であるかを知ることが出来る。
【0021】
図2は,本発明による不具合未然防止装置のフローチャートの一例を示す図である。図2に示されたフローチャートを参照しながら,本実施形態に係わる不具合未然防止装置を説明する。
【0022】
まず,図2のSTEP200においては、予め記録されている標準製品実現プロセスと標準監査質問が定義されている。図3に標準製品実現プロセス−当該組織プロセスマッチング画面300を示す。図3において、左の列は標準製品実現プロセスであり、中央の列は各プロセスに対応した標準監査質問であり、右側の列は、形態素解析によって作成した、関連するキーワードである。
【0023】
図3の情報は予め記録されており、図3において、当該プロセス受付301を押すことによって、図4に示す当該組織プロセス情報400を受け付ける。図4は例えば、ISO9001等で標準化されているフォーマットに則った当該組織プロセスにおける製品開発のフローである。図4において、左側の列には、当該組織プロセスにおける製品開発のフローが記載され、中央の列と右側の列には、各々インプット、アウトプットと称される、各フローにおける留意事項が記載されている。
【0024】
図2のSTEP201において,図3に取り込まれた図4の情報を用い、形態素解析とクラスタ分析によって,標準製品実現プロセス・標準監査質問と当該組織プロセスの関連付けを行う。
【0025】
関連付けを行う手順を図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。図5のSTEP500において,標準製品実現プロセスに付与してあるキーワードの文言と当該組織プロセスに付与してあるインプットとアウトプットの文言を,自然言語処理の一つである形態素解析によって単語,品詞といった語彙が意味を持つ最小の単位に分解する。記のキーワード,インプット,アウトプットには単語のみが登録されているため,一致させることは容易である。
【0026】
次に,図5のSTEP501において,STEP500にて分解した形態素のマッチングを実施する。マッチング方法は,形態素分析から得た標準製品実現プロセスと当該組織プロセスそれぞれのプロセスの品詞を,図5の下部分に例示しているようにカウントする。標準製品実現プロセスと当該組織プロセスそれぞれのプロセスの変量(例:図5の下部分の標準製品実現プロセスの製品設計企画書作成では,目標という品詞が3つある)をカウントし,カウントしたプロセスをクラスタとし,非類似度(距離)を計算する。
【0027】
距離計算式は,代表例であるユークリッド平方距離を数式(1)に,標準化ユークリッド平方距離を数式(2)示す。距離に対する計算方法は,ユーザが選択できることとする。それぞれのノーテーションは以下に示す。D:距離,l:変量数,x:変量,i,j:サンプル名,σk2:変量xの分散。
【0028】
【数1】

【0029】
【数2】

【0030】
図5のSTEP502において,STEP501の結果であるそれぞれのクラスタ距離の近さで類似を判断する。判断基準は,デンドログラムを作成し,ユーザが設定することができることとする。
【0031】
デンドログラムの作成におけるそれぞれのクラスタの距離は,代表計算例である最短距離法を数式(3)に示す。ノーテーションは以下に示す。D:距離,a,b,c,f:クラスター(ただし,aとbを統合したクラスタをcとし,任意のクラスタをfとする)。
【0032】
【数3】

【0033】
次に,図5のSTEP503において,STEP502の結果に基づき,自動的に標準監査質問に設定している監査質問を当該プロセスに割り当てる。この様子を図5の矢印で示す。以上の分析方法により,標準製品実現プロセス・標準監査質問と当該組織プロセスの関連付けを行う。
【0034】
続いて,図2のSTEP202において,上記の計算結果を基に,当該組織プロセス情報と標準監査質問との関連情報を図6の当該組織プロセス−標準監査質問マッチング画面600に表示する。ユーザが変更などする場合は,追加601や削除602の各ボタンを押し,選択を行う。また,該当する情報が無い場合は,該当なしと表示される。これによって当該組織プロセスでの製品開発における予備監査質問が作成される。続いて,図6における同類不具合情報からの監査質問作成603を押すことにより,図7に示すような当該組織不具合情報を装置に受け付ける。
【0035】
図2のSTEP203において,図7に示すような当該組織不具合情報を、コンピュタに予め記録されている図8に示すような不具合情報同類語彙を用いて図9に示すような同類不具合監査質問を設定する。図7は不具合情報700の例である。当該組織プロセスにおける不具合事象と、その不具合の発生したプロセスが時系列的に記録されている。図8は、コンピュータに記録されている不具合情報同類語彙データベース900の例である。上記の不具合情報と不具合情報同類語彙データベースを,図5と同様に形態素解析,クラスタ分析を行い,同類不具合情報を計算する。
【0036】
図2のSTEP204において,STEP203で計算した結果を,図9の同類不具合監査画面900に示す。この画面の初期画面では,不具合情報に関連した監査質問は設定されていないので,未設定と表示される。そこで,ユーザは追加901を押し,監査質問のテキストを図9に記入する。問題がある場合、すなわち、入力を失敗した場合等は,削除902を押す。作成終了後は,作成終了・反映903を押し,次のフローに進む。
【0037】
図2のSTEP205において,STEP204で作成した同類不具合情報監査質問をこれまでの計算結果に反映する。発生プロセスをキーにして、図6に図9で作成した質問を追加する。図10に,当該組織プロセスと標準監査質問・同類不具合監査質問マッチング画面1000を示す。STEP204で作成した監査質問1001は,図示されるように表現される。
【0038】
図2のSTEP206において,監査質問の修正を終了させる。図10の作成終了1002を押して終了する。以上で,監査質問を設定するフローが終了する。
【0039】
続いて,図2のSTEP207において,プロジェクトの進行に応じて,監査質問を計算する。プロセスの進捗状況は例えば管理部によって管理されており、プロセス毎に設計者に監査質問が転送される。図11は,設計者への標準/同類不具合監査質問画面1100であり,進捗に応じて表示される。設計者は画面の項目を確認する。
【0040】
最後に,図2のSTEP208において,レビュー者はデザインレビュー時にSTEP207の情報を確認する。図12は,レビュー者への標準/同類不具合監査質問画面1200であり,次期フェーズに移行許可の場合は,許可1201を押し,不許可の場合は,ペンディング1202を押す。
【0041】
以上のように本発明によれば、各プロセスにおける監査質問が標準製品実現プロセスと標準監査質問を利用して、当該組織プロセスにおける予備監査質問を作成し、当該組織プロセスにおける不具合情報を利用して最終的な監査質問を作成するので、製品開発における不具合を未然に防止することが出来る。
【符号の説明】
【0042】
100 不具合未然装置
101 操作者入出力装置
102 データ記録装置
103 標準製品実現プロセス・標準監査質問記録部
104 当該組織プロセス情報記録部
105 標準実現プロセス・標準監査質問
106 当該組織不具合情報記録部
107 不具合情報同類語彙データベース記録部
108 同類不具合監査質問情報記録部
109 プロジェクト進捗情報記録部
110 設計者監査質問確認情報記録部
111 レビュー者監査質問確認情報記録部
112 プロセス・監査質問・不具合情報対応計算装置
113 標準製品実現プロセス・標準監査質問,当該組織プロセス情報対応計算部
114 標準製品実現プロセス・標準監査質問,当該組織プロセス情報対応選択部
115 同類不具合情報計算部
116 同類事故情報選択部
117 当該組織製品実現プロセス,標準監査質問,同類不具合監査質問情報対応計算部
118 監査質問掲示計算装置
119 標準監査質問・同類不具合監査質問情報刑事計算部
300 標準製品実現プロセス−当該組織プロセスマッチング画面
400 当該組織プロセス情報
600 当該組織プロセス−標準監査質問マッチング画面
700 不具合情報700
800 不具合情報同類語彙データベース800
900 同類不具合監査画面900
1000 当該組織プロセスと標準監査質問・同類不具合監査質問マッチング画面
1100 設計者への標準/同類不具合監査質問画面
1200 レビュー者への標準/同類不具合監査質問画面。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
製品実現プロセスを監査質問で評価することによって,製品の不具合を未然に防止する、入力手段、出力手段、記録手段、計算手段を有する不具合未然防止システムであって、
前記記録手段は、標準製品実現プロセスおよび標準監査質問と、不具合同類語彙データベースを有し、前記入力手段から入力された当該組織プロセスにおける製品開発プロセスでの留意事項と、当該組織不具合情報を記録し、
前記計算手段は、前記記録手段から供給される、前記標準製品実現プロセスおよび前記標準監査質問と、前記当該組織プロセスにおける前記製品開発プロセスでの前記留意事項とを対比させることによって前記当該組織プロセスにおける前記製品開発プロセスでの予備監査質問を作成し、
前記当該組織不具合情報を、前記不具合同類語彙データベースを用いて分類して同類不具合情報を作成し、
前記予備監査質問に前記同類不具合情報を反映することによって前記当該組織プロセスにおける前記製品開発プロセスでの監査質問を作成し
前記当該組織プロセスにおける前記製品開発プロセスと前記監査質問を前記出力装置に表示することを特徴とする不具合未然防止システム。
【請求項2】
前記標準製品実現プロセスおよび前記標準監査質問と、前記当該組織プロセスにおける前記製品開発プロセスでの前記留意事項とを形態素解析およびクラスタ分析によって対比し、
かつ、前記当該組織不具合情報を、前記不具合同類語彙データベースを用い、形態素解析によって分類して同類不具合情報を作成することを特長とする請求項1に記載の不具合未然防止システム。
【請求項3】
製品実現プロセスを監査質問で評価することによって,製品の不具合を未然に防止する不具合未然防止システムであって、
標準製品実現プロセスおよび標準監査質問をあらかじめ記録しておくステップと、
当該組織プロセスにおける製品開発プロセスと留意事項を読み込むステップと、
前記標準監査質問のキーワードと前記当該組織プロセスにおける製品開発プロセスと留意事項のキーワードを関連させ、前記当該組織プロセスにおける前記製品開発プロセスでの予備監査質問を作成するステップと、
前記当該組織プロセスにおける不具合情報を読み込み、予め記録されている不具合同類語彙データベースを用いて同類不具合情報を作成するステップと、
前記同類不具合情報を前記予備監査質問に反映させて、前記当該組織プロセスにおける製品開発プロセスでの監査質問を完成させ、
前記当該組織プロセスにおける前記製品開発プロセスでの前記監査質問を各プロセス毎に表示することを特徴とする不具合未然防止システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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