説明

不定光源の光伝導による相互反射作用を行う表示装置

【課題】不定光源の光伝導による相互反射作用を行う表示装置を提供する。
【解決手段】光集中装置100によって、不定光源の入射光を集中し、その入射光を集めて、より強い光束を生じさせ、光伝導装置101の一端に導入した後、光伝導装置101の別の一端に単一方向又は多方向の投射光束を生じさせ、又は、選定された文字又は図形に発光表示を生じさせることで、不定光源の来る方向に反応を設定して、発光でその相互反射作用を表示する。光集中装置100は、焦点合わせレンズ又はコンケーブ反射鏡で光を受ける。光伝導装置101は、反射鏡又は光伝導繊維などのパーツで構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は入射光の光エネルギー及び明るさを拡大することで、文字又は図形の発光表示を行う反射表示装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の反射表示装置、例えば光反射の信号機は、通常塗料又は反射幾何形状を呈する表面を使って、不定光源よりの入射光に反射表示を行うものである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、不定光源の光伝導による相互反射作用を行う表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、光集中装置によって、不定光源の入射光を集中し、その入射光を集めて、より強い光束を生じさせ、光伝導装置の一端に導入した後、光伝導装置の別の一端に単一方向又は多方向の投射光束を生じさせ、又は、選定された文字又は図形に発光表示を生じさせることで、不定光源の来る方向に反応を設定して、発光でその相互反射作用を表示する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0005】
図1は、この不定光源の光伝導による相互反射作用を行うディスプレー装置を示す方形図である。この不定光源の光伝導による相互反射作用を行う表示装置は、その装置にかける構造又は固定構造を持つほか、その主要な構成は下記の通りである。
(1)光集中装置100:1セット又は1セット以上の焦点合わせレンズ又はコンケーブ反射鏡で単一方向又は多方向より光を受けることで、選定される方向から不定光源の入射光を強く集中してから、光伝導装置101の一端に投射し、光伝導装置101の別の一端に単一方向又は多方向の投射光束を生じさせ、又は、選定された文字又は図形に発光表示を生じさせることで、不定光源の来る方向に発光して、投射光源の方向と相互反射作用を行う場合、発光でその相互反射作用を表示する。
【0006】
(2)光伝導装置101:反射鏡又は光伝導繊維などのパーツで構成され、光集中装置100が不定光源よりの光を受けてから、焦点合わせによって出力が強くなった光束を入力端に受けた後、光伝導装置101の出力端を通して、単一方向又は多方向の投射光束を生じさせ、又は、選定された文字又は図形に発光表示を生じさせることで、不定光源の来る方向に、入射光と設定反応を行うことができる発光表示の相互反射作用を提供するものである。
【0007】
前述の不定光源の光伝導による相互反射作用を行う表示装置は、不定光源を受けるため、必要によって、一つの方向又は一つ以上の方向に光集中装置100を設けることができ、その光伝導装置101より出力する発光表示の文字又は図形は同一でも異なっても良い。
この装置は、必要によって、移動中の不定光源の光入射面によって、相対的に移動する場合、光集中装置100に光線を投射する位置又は角度に対して、連続変化を行うことができる。又、相対的の光伝導装置101自体の設定によって、設定方向からの不定光源の相対的の光投射位置又は角度を使って、光伝導装置101の出力端より同一又は異なる文字或いは図形のプログラム化連続発光表示を対応的に表示することで、不定光源の来る方向に発光して、投射光源の来る方向に反応を設定し、発光でその相互反射作用を表示する。
【0008】
この装置の構造には混合応用の構造を使っても良い。図2はこの不定光源の光伝導による相互反射作用を行うディスプレー装置と電気エネルギーを光エネルギーに変換する表示装置を混合して応用する構造及び電気回路を示す方形図である。
その図面は、この装置と電気エネルギーを光エネルギーに変換する表示装置を混合して応用する構造及び電気回路の方形図である。即ち、同時に光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽エネルギー発電装置、又は風力発電装置又は市電電源を設けることで、又は、必要の時、蓄電装置と接続して補助電源装置104を構成することで、下記の部分又は全部の補助機能を生じることができる。
【0009】
(1)更に、この不定光源の光伝導による相互反射作用を行う表示装置を光制御機能がある電気回路装置102、補助電源装置104と接続することで、周囲環境の明るさが設定された明るさより低く、不定光源が特定方向から来る場合、電気パワーを供給することで、電気エネルギーを光エネルギーに変換する補助表示装置103を駆動して、発光表示を行う。又、周囲環境の明るさが設定された明るさより高い場合、光を受けても設定方向にある不定光源と相互反射作用をせず発光表示を行わない。又、周囲環境の明るさが設定された明るさより低く、その不定光源が設定方向に来る場合、電気エネルギーを光エネルギーに変換する補助表示装置103を制御して連続発光を表示させ、又は、入射光で電気エネルギーを光エネルギーに変換する補助表示装置103を駆動して文字又は図形の発光表示を行う;又は、
(2)必要によって、時間を遅延するための定時電気遮断制御機能を選んで設け、光集中装置100によって入射光の集中を強くさせてから、光伝導装置101を通して、発光する文字又は図形又はその他発光表示などの設定の相互作用情報を出力することで、入射光の光源方向と相互作用機能を行う;又は、
(3)入射光で光制御機能がある電気回路装置102を始動し、補助電源104の電気パワーを制御することで、電気エネルギーを光エネルギーに変換する文字又は図形又はその他発光表示装置を駆動して、光の光源方向と相互作用機能を行う;又は、
(4)光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽エネルギー発電装置を蓄電装置と接続することで構成された補助電源装置104を設けてあるので、光エネルギーを電気エネルギーに変換して蓄電装置に充電することで、電気エネルギーを光エネルギーに変換する装置を駆動して投射光束を生じさせ、又は光束を光伝導装置101に入力することで、単一方向又は多方向の投射光束を生じさせ、又は、選定された文字又は図形に発光表示を生じさせることで、不定光源の来る方向に、入射光と設定反応を行うことができる発光表示の相互反射作用を提供するものである。
【0010】
上述によって、この不定光源の光伝導による相互反射作用を行う表示装置は、光集中装置によって、その入射光を集めて強くした後、光伝導装置の出力端を通して、発光する文字及び図形を生じさせることで、入射光光源の方向に相互反射作用の表示機能を行うことができるので、道路標識に応用するか、運ぶ工具に設けるか、その他注意、警告するための用途、又はその他メディア広告、飾り用発光表示装置に応用することができる。それを使う場合、その反射効果は従来の直接反射の効果より良く、明るさも高め、新奇性を持つ設計であると思うので、申請を申し込む。法律によって、本件を審査して許可をいただけるようお願い申し上げる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の実施例による不定光源の光伝導による相互反射作用を行うディスプレー装置を示す方形図である。
【図2】本発明の実施例による不定光源の光伝導による相互反射作用を行うディスプレー装置と電気エネルギーを光エネルギーに変換する表示装置を混合して応用する構造及び電気回路を示す方形図である。
【符号の説明】
【0012】
100 光集中装置、101 光伝導装置、102 光制御機能がある電気回路装置、103 電気エネルギーを光エネルギーに変換する補助表示装置、104 補助電源装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
不定光源の光伝導による相互反射作用を行う表示装置であって、光集中装置によって、不定光源の入射光を集中し、その入射光を集めてより強い光束を生じさせ、光伝導装置の一端に導入した後、光伝導装置の別の一端に単一方向又は多方向の投射光束を生じさせ、又は、選定された文字又は図形に発光表示を生じさせることで、不定光源の来る方向に反応を設定して発光でその相互反射作用を表示し、
前記不定光源の光伝導による相互反射作用を行う表示装置は、その装置にかける構造又は固定構造を持つほか、その主要な構成は下記の通りであり、
(1)光集中装置100は、1セット又は1セット以上の焦点合わせレンズ又はコンケーブ反射鏡で単一方向又は多方向より光を受けることで、選定される方向から不定光源の入射光を強く集中してから、光伝導装置101の一端に投射し、光伝導装置101の別の一端に単一方向又は多方向の投射光束を生じさせ、又は、選定された文字又は図形に発光表示を生じさせることで、不定光源の来る方向に発光し、投射光源の方向と相互反射作用を行う場合、発光でその相互反射作用を表示し、
(2)光伝導装置101は、反射鏡又は光伝導繊維などのパーツで構成され、光集中装置100が不定光源よりの光を受けてから、焦点合わせによって出力が強くなった光束を入力端に受けた後、光伝導装置101の出力端を通して、単一方向又は多方向の投射光束を生じさせ、又は、選定された文字又は図形に発光表示を生じさせることで、不定光源の来る方向に、入射光と設定反応を行うことができる発光表示の相互反射作用を提供することを特徴とする不定光源の光伝導による相互反射作用を行う表示装置。
【請求項2】
不定光源を受けるため、必要によって、一つの方向又は一つ以上の方向に光集中装置100を設けることができ、前記光伝導装置101より出力する発光表示の文字又は図形は同一でも異なっても良いことを特徴とする請求項1に記載の不定光源の光伝導による相互反射作用を行う表示装置。
【請求項3】
必要によって、移動中の不定光源の光入射面によって、相対的に移動する場合、光集中装置100に光線を投射する位置又は角度に対して、連続変化を行うことができ、相対的の光伝導装置101自体の設定によって、設定方向からの不定光源の相対的の光投射位置又は角度を使って、光伝導装置101の出力端より同一又は異なる文字或いは図形のプログラム化連続発光表示を対応的に表示することで、不定光源の来る方向に発光し、投射光源の来る方向に反応を設定し、発光でその相互反射作用を表示することを特徴とする請求項1に記載の不定光源の光伝導による相互反射作用を行う表示装置。
【請求項4】
その構造には混合応用の構造を使っても良く、その図面はこの装置と電気エネルギーを光エネルギーに変換する表示装置を混合して応用する構造及び電気回路の方形図であり、同時に光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽エネルギー発電装置、又は風力発電装置又は市電電源を設けることで、又は、必要の時、蓄電装置と接続して補助電源装置104を構成することで、下記の部分又は全部の補助機能を生じることができ、
(1)この不定光源の光伝導による相互反射作用を行う表示装置を光制御機能がある電気回路装置102、補助電源装置104と接続することで、周囲環境の明るさが設定された明るさより低く不定光源が特定方向から来る場合、電気パワーを供給することで、電気エネルギーを光エネルギーに変換する補助表示装置103を駆動して発光表示を行い、周囲環境の明るさが設定された明るさより高い場合、光を受けても設定方向にある不定光源と相互反射作用をせずに発光表示を行わず、周囲環境の明るさが設定された明るさより低くその不定光源が設定方向に来る場合、補助表示装置103を制御して連続発光を表示させ、又は、入射光で補助表示装置103を駆動して文字又は図形の発光表示を行う;又は、
(2)必要によって、時間を遅延するための定時電気遮断制御機能を選んで設け、光集中装置100によって入射光の集中を強くさせてから、光伝導装置101を通して、発光する文字又は図形又はその他発光表示などの設定の相互作用情報を出力することで、入射光の光源方向と相互作用機能を行う;又は、
(3)入射光で光制御機能がある電気回路装置102を始動し、補助電源104の電気パワーを制御することで、電気エネルギーを光エネルギーに変換する文字又は図形又はその他発光表示装置を駆動して光の光源方向と相互作用機能を行う;又は、
(4)光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽エネルギー発電装置を蓄電装置と接続することで構成された補助電源装置104を設け、光エネルギーを電気エネルギーに変換して蓄電装置に充電することで、電気エネルギーを光エネルギーに変換する装置を駆動して投射光束を生じさせ、又は光束を光伝導装置101に入力することで、単一方向又は多方向の投射光束を生じさせ、又は、選定された文字又は図形に発光表示を生じさせることで、不定光源の来る方向に、入射光と設定反応を行うことができる発光表示の相互反射作用を提供することを特徴とする請求項1に記載の不定光源の光伝導による相互反射作用を行う表示装置。





【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2007−225895(P2007−225895A)
【公開日】平成19年9月6日(2007.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−46854(P2006−46854)
【出願日】平成18年2月23日(2006.2.23)
【出願人】(599075531)
【Fターム(参考)】